JP3104753U - クリーニングの受付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体を簡単な構造として、製造コストを低減する。店頭に大きなスペースを必要とせず、すっきりとした外観とする。
【解決手段】クリーニングの受付装置は、洗濯物が投入される投入部1と、この投入部1に投入された洗濯物を収納部8に移送する移送部2とを備える。投入部1は、施錠できる開閉扉3を備え、この開閉扉3を開けて洗濯物を投入できるようにしている。移送部2は、投入部側から収納部側に向かって下り勾配に傾斜して配設された移送ダクト4を備える。この移送ダクト4は、投入された洗濯物が通過するときに開かれるシャッター5で閉塞されている。この受付装置は、投入部1の開閉扉3の施錠が解除されて、投入部1に洗濯物が投入されると共に、投入された洗濯物が移送部2で移送されて収納部8に収納される。
【選択図】図2

Description

本考案は、クリーニング物である洗濯物を、店頭において、無人で受け付けできるクリーニングの受付装置に関する。
クリーニング業において、多くの顧客を確保して、多量の注文を受け付けることは極めて大切である。それは、近年、同業者による低料金化の競争が激しく、薄利経営を余儀なくされているからである。このため、クリーニング店の経営者は、広範囲において顧客を確保するために、多くのチェーン店を展開している。ただ、多くの店舗を開店することは、必ずしも経営向上につながるとは限らない。それは、クリーニングを注文する顧客が来店する時間が特定できず、このため、店舗の営業時間を長くする必要があるからである。営業時間を長くすると、人件費やその他の諸経費が多額になり、経常利益の向上にはつながりにくい。
このような問題点を解決するために、時間を問わず、無人で受け付けできるクリーニング物の無人預け入れ装置が開発されている(特許文献1参照)。この公報に記載される装置は、クリーニング物を預け入れできるランドリーボックス装置を店頭に設置するようにしており、持ち込まれたクリーニング物をこの装置内に挿入して、内部に収納するようにしている。さらに、この装置は、利用者の識別情報を読みとる読取装置を備えており、この読取装置によって、識別情報が記録されたデータキャリアを読み取って、正規の顧客かどうかを判定してクリーニング物を受け付けするようにしている。この装置は、読取装置が正規の顧客と判定すると、投入扉を開いてクリーニング物を預け入れ部に挿入できるようにし、利用者がクリーニング物を挿入後、投入扉を閉じると、自動的に施錠して受け付けたクリーニング物を内部に落下させて収納部に収納するようにしている。
この構造の無人預け入れ装置は、店頭等に設置することによって、店舗を閉店した後、たとえば深夜であってもクリーニング物を受け付けできる。したがって、店舗の営業時間を短くしながら、理想的に顧客からクリーニング物の注文を受け付けできる。また、読取装置でデータキャリアを読みとって、正規の顧客の場合にのみ投入扉を開いてクリーニング物の注文を受け付けするので、いたずら等を確実に防止できる特長もある。
特開2000−99823号公報
しかしながら、この構造の無人預け入れ装置は、データキャリアを読み取るための読取装置を必要とするばかりでなく、読取装置からの信号で投入扉の開閉や挿入されたクリーニング物を収納部に落下させる機構を制御するので、マイコン等の制御装置が必要となる。このため、構造が複雑になり、安価に製造できない欠点がある。さらに、使用時においては、電源をオン状態に保持するので維持費がかかると共に、読取装置やマイコン等の電子機器を装備するので、そのメンテナンスにも費用がかかる欠点もある。前述のように、クリーニング業においては、薄利経営であるため、たとえ便利な装置であっても高価になると採算が合わなくなり、到底採用できない。
さらに、以上の構造の無人預け入れ装置は、全体の大きさに制限を受ける欠点もある。それは、この種の装置が、ほとんど例外なく、店頭に設置されるからである。たとえば、店頭に設置される装置は、全体を大きくすると、広い設置スペースが必要になり、また、外観も悪くなってしまう。このため、全体を小型化してコンパクトにすると、内部の容積が小さくなって、受け付けできる洗濯物の量に制限を受けてしまう。受け付けできる量に上限があると、所定量以上の洗濯物については、預け入れようとしても受け付けできなくなってしまう。
本考案は、以上のような問題点を解決することを目的に開発されたものである。本考案の重要な目的は、装置全体を簡単な構造として、製造コストを低減できると共に、いたずら等を有効に防止しながら洗濯物を無人で受け付けできるクリーニングの受付装置を提供することにある。
また、本考案の他の重要な目的は、店頭に大きなスペースを必要とせず、すっきりとした外観で設置できるにもかかわらず、多量の洗濯物を受け付けできるクリーニングの受付装置を提供することにある。
本考案のクリーニングの受付装置は、洗濯物が投入される投入部1と、この投入部1に投入された洗濯物を収納部8に移送する移送部2とを備える。投入部1は、施錠できる開閉扉3を備え、この開閉扉3を開けて洗濯物を投入できるようにしている。移送部2は、投入部側から収納部側に向かって下り勾配に傾斜して配設された移送ダクト4を備える。この移送ダクト4は、投入された洗濯物が通過するときに開かれるシャッター5で閉塞されている。この受付装置は、投入部1の開閉扉3の施錠が解除されて、投入部1に洗濯物が投入されると共に、投入された洗濯物が移送部2で移送されて、収納部8に収納される。
本考案の請求項2のクリーニングの受付装置は、移送部2のシャッター5が、移送ダクト4の供給口4Aを閉塞する第1シャッター5Aと、移送ダクト4の排出口4Bを閉塞する第2シャッター5Bとを備える。この受付装置は、第1シャッター5Aが投入部1から投入される洗濯物で開かれると共に、第2シャッター5Bが移送ダクト4を移送された洗濯物で開かれる。
本考案の請求項3のクリーニングの受付装置は、移送部2が、移送ダクト4の底面に沿って、略水平方向に配設された複数本の回転ローラー6を備えており、投入された洗濯物を回転ローラー6で移送する。
本考案のクリーニングの受付装置は、装置全体を簡単な構造として、製造コストを低減しながら、洗濯物を無人で受け付けできる特長がある。それは、本考案のクリーニングの受付装置が、開閉扉の開閉が操作できる投入部と、この投入部に投入された洗濯物を収納部に移送する移送部とを備えており、投入部の開閉扉の施錠を鍵で解除して、洗濯物を投入するようにしているからである。この受付装置は、従来の装置のように、複雑な構造で高価な構造とすることなく、無人で洗濯物を受け付けできる装置を安価にできる。このため、薄利経営のクリーニング業においても、採算のとれる装置としてその実用性は高い。
さらに、本考案のクリーニングの受付装置は、投入部に、施錠できる開閉扉を設けているので、いたずら等を有効に防止しながら、正規の顧客の注文を確実に受け付けできる特長もある。
さらにまた、本考案の受付装置は、店頭に大きなスペースを必要とせず、すっきりとした外観で設置できるにもかかわらず、多量の洗濯物を受け付けできる特長もある。
さらに、本考案のクリーニングの受付装置は、投入部から投入された洗濯物を、移送部で移送して収納部に収納するので、預け入れされた洗濯物をより安全に保管できる特長がある。それは、投入部の真下に収納部を設けるのではなく、投入部から離れた位置に収納部を配置して、この離れた位置まで洗濯物を移送して収納するからである。とくに、本考案の受付装置の移送部は、投入部側から収納部側に向かって下り勾配に傾斜する移送ダクトで洗濯物を移送するので、投入された洗濯物を真下に落下させることなく、斜めに落下させながら移送できる。このため、洗濯物に与える衝撃を少なくして洗濯物が傷ついたり、収納袋が破損するのを有効に防止し、また、他の利用者からの想定しうる種々のいたずらを防止して、問題が起きたり苦情が出るのを有効に防止できる。
さらに、本考案の請求項2のクリーニングの受付装置は、移送ダクトの供給口と排出口とにシャッターを備えているので、投入された洗濯物を投入部から見えなくでき、他人に洗濯物を見られることなく、安心して使用できる特長がある。
本考案の請求項3のクリーニングの受付装置は、投入された洗濯物を回転ローラーで移送するので、投入された洗濯物が、移送部の中間で停止して移送ダクトが詰まるのを有効に防止しながら、速やかに収納部に移送できる特長がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本考案の技術思考を具体化するためのクリーニングの受付装置を例示するものであって、本考案はクリーニングの受付装置を下記のものに特定しない。
さらに、この明細書は、実用新案登録請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「実用新案登録請求の範囲」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図2に示すクリーニングの受付装置は、洗濯物が投入される投入部1と、この投入部1に投入された洗濯物を収納部8に移送する移送部2とを備える。
投入部1は、開閉できる開閉扉3を備える。この開閉扉3は、施錠できる構造としており、利用者が施錠を解除する状態で開閉される。利用者は、この開閉扉3を開けて、洗濯物を投入部1に投入して預け入れする。図に示す投入部1は、水平に配設された投入ダクト9を備えており、この投入ダクト9の開口部に開閉扉3を連結している。投入部1は、利用者が操作しやすいように、すなわち、開閉扉3の開閉や、洗濯物の投入をしやすいように、たとえば、80〜140cm、好ましくは100〜130cm、さらに好ましくは、110〜120cmの高さとなるように配置される。ここでいう投入部1の高さとは、投入ダクト9の底面の高さのことである。投入部1は、高すぎても低すぎても使用し難くなる。したがって、受付装置は、より多くの利用者が不自由なく操作して利用できるように前述の範囲とする。
本考案のクリーニングの受付装置は、装置全体を店外に設置するものではない。本考案の受付装置は、洗濯物を投入する投入部を店外から操作できるように配置し、投入部1から投入された洗濯物を、店内に設置された収納部8に移送して収納する構造としている。この構造の受付装置は、たとえば、屋外から操作できるように、投入部の開閉扉を屋外に表出して設置し、移送部を屋内に設置する。この受付装置は、時間を問わず、屋外から投入部の開閉扉が操作されて洗濯物が投入され、投入された洗濯物は、屋外ではなく、屋内に設置される収納部8に収納される。ただ、本考案の受付装置は、必ずしも投入部を屋外から操作できるように配置するとは限らない。たとえば、雑居ビルやショッピングセンター、スーパーマーケット等の内部に開設された店舗では、店頭が屋外ではなく屋内に位置することがある。このような店舗では、店頭から操作できるように、投入部の開閉扉を店外に表出して設置し、移送部を店内に設置する。この受付装置は、ビルやショッピングセンター、スーパーマーケット等の出入口が閉鎖されない時間帯において、店外から投入部の開閉扉が操作されて洗濯物が投入され、投入された洗濯物は店内に設置される収納部に収納される。
図2に示す受付装置は、建物の壁10を貫通して開口された開口窓11に投入部1の投入ダクト9を挿通して、開閉扉3を建物の壁10よりも屋外側に配置している。この投入部1は、開閉扉3の周縁部を枠材12を介して壁10に密着する状態で固定している。この構造で配置される投入部1は、建物の壁10の表面に開閉扉3のみが表出する状態で配設できるので、すっきりとした外観にできる特長がある。ただ、投入部は、図示しないが、建物の壁から屋外側に突出して配設することも、図3に示すように、建物の壁10から屋内側に後退して配設することもできる。図3に示す投入部1は、建物の壁10を貫通して開口された開口窓11に沿って案内筒13を固定すると共に、この案内筒13に投入部1を連結して、開閉扉3を壁10よりも屋内側に配置している。この投入部1も、建物の屋外側から操作して開閉扉3を開閉できる。すなわち、本考案において、投入部の設置位置は、建物の内外を問わず、開閉扉3を屋外から開閉でき、この投入部1に屋外から洗濯物を投入できる全ての位置とすることができる。
投入部1の投入ダクト9は、金属板を長方形の筒状に折曲加工した筒体で、屋外側に開閉扉3を、屋内側には、後述する移送部2の移送ダクト4を連結している。投入ダクト9は、ここから洗濯物を投入できるように、その断面の大きさを、少なくとも1辺を20cm以上、好ましくは30cm以上の方形状とする。
投入部1は、その内部の空間に、預け入れる洗濯物の収納袋や受付伝票を設置することができる。収納袋と受付伝票は、たとえば、開閉扉3の裏側に設置することができる。本考案の受付装置では、洗濯物を預けるときに、必要事項を記入した受付伝票と洗濯物とを一緒に収納袋に収納して投入部1に投入する。受付伝票には、たとえば、洗濯物の種類と枚数、利用者の氏名と電話番号等が記入される。収納袋は、持ち込まれた洗濯物を収納するための袋で、たとえば、ビニール袋や紙袋、布製の袋等が使用できる。ビニール袋は、省ペースに配置できるので、開閉扉3の内側や投入部1の内部に配置するのに最適である。必要事項が記入された受付伝票と洗濯物とが収納された収納袋が投入部1から投入される。
さらに、投入部1は、内側の空間を、受付伝票に必要事項を記入するための筆記スペースとして、また洗濯物を収納袋に収納する作業スペースとして利用することができる。図2に示す投入部1は、投入ダクト9の奥行きを長くして内側にできる空間を広くしている。この構造の投入部1は、広い空間を、受付伝票の筆記スペースや洗濯物を袋詰めする作業スペースに活用できる。ただ、投入部1は、図3に示すように、投入ダクト9の奥行きを短くすることもできる。この受付装置は、建物の壁10の開口窓11に固定された案内筒13の内側の空間を、受付伝票の筆記スペースや洗濯物の袋詰めする作業スペースに利用できる。
投入部1の開閉扉3は、専用の鍵で施錠され、また、施錠が解除される。開閉扉3の鍵は、特定の顧客、たとえば、信頼できる顧客に配布される。鍵が配布された顧客は、店舗の営業時間外であっても、屋外から洗濯物を預け入れできる。この鍵は、最も汎用されている金属製の鍵とすることができる。金属製の鍵は、錠孔に挿入した状態で操作されて施錠され、また施錠が解除される。ただ、鍵は、電子キーとすることもできる。電子キーは、たとえば、ICチップを内蔵してIDコードを読みとることで利用者を識別できる。さらに、鍵には、磁気カードを使用することもできる。
移送部2は、投入部側から収納部側に向かって下り勾配に傾斜して配設された移送ダクト4と、この移送ダクト4を所定の姿勢に支持する基台7とを備える。移送ダクト4は、金属板を長方形の筒状に折曲加工したダクトである。この移送ダクト4は、上端開口を供給口4Aとして投入部1に連結すると共に、下端開口を排出口4Bとして収納部8に向かって開口している。筒状の移送ダクト4は、内部を移送路として、投入部1から投入された洗濯物を傾斜面に沿って落下させながら移送する。
このように、投入部1から投入された洗濯物を、移送部2で移送して収納部8に収納する構造は、預け入れされた洗濯物をより安全に保管できる特長がある。それは、投入部1の真下に収納部を設けるのではなく、投入部1から離れた位置に収納部8を配置して、この離れた位置まで洗濯物を移送して収納するからである。クリーニングの受付装置は、投入部の高さを高くして、洗濯物を真下に落下させると、洗濯物に与える衝撃が大きくなり、洗濯物が傷ついたり、収納袋が破損する弊害が発生する恐れがある。収納袋が破損して、内部の洗濯物や受付伝票が袋から外に出てしまうと、客と洗濯物の確認ができなくなることがある。この弊害を防止するために、投入部の高さを低くし、あるいは投入部の真下の高い位置に収納部を配置すると、多量の洗濯物が投入された状態では、投入部から手を延ばすと、洗濯物を掴めるようになる。したがって、盗難防止やプライバシーの保護の面からも好ましくない。これに対して、本考案の受付装置のように、投入された洗濯物を真下に落下させるのではなく、移送ダクトで斜めに落下させて、投入部から離れた位置に収納する構造は、投入部を理想的な高さに配置しながら、これらの弊害を確実に防止できる。すなわち、傾斜する移送ダクトを介して、洗濯物を離れた位置に落下させることにより、洗濯物に与える衝撃を少なくして、洗濯物が傷ついたり、収納袋が破損するのを有効に防止でき、また、他の利用者からの想定しうる様々ないたずら、たとえば、後の利用者に洗濯物を取り出されたりする等のいたずらを確実に防止して、種々の問題が起きたり苦情が出るのを有効に防止できる。
さらに、図2の移送ダクト4は、内側の底面に沿って、略水平方向に配設された複数本の回転ローラー6を備えている。回転ローラー6は、図4に示すように、回転軸の両端を、回転できるように2枚の側壁14に連結している。この回転ローラー6は、投入された洗濯物を通過させるときに回転して、摩擦抵抗を少なくしながらスムーズに移送する。ただ、移送部は、必ずしも移送ダクトに回転ローラーを設ける必要はなく、移送ダクト4の内面に沿って摺動させながら落下させることもできる。
さらに、移送部2は、投入された洗濯物を通過させるときに、通過する洗濯物で押し開かれるシャッター5を備える。このシャッター5は、移送ダクト4を閉塞できる形状と大きさを有し、投入部1から内部が見えないようにしている。図に示すシャッター5は金属プレートまたはプラスチックプレートで、上端縁を軸として回動して、移送ダクト4を開閉する構造としている。このシャッター5は、たとえば、蝶番15を介して移送ダクト4または投入ダクト9に連結される。ただ、シャッターは、図示しないが、回転軸とこの回転軸を支持する軸受けとを介して回動できるように、移送ダクトまたは投入ダクトに連結することもできる。
図に示す移送部2は、移送ダクト4の上端部と下端部に連結された第1シャッター5Aと第2シャッター5Bとを備える。第1シャッター5Aは、移送ダクト4の上端部であって、移送ダクト4の供給口4Aを閉塞する位置に連結している。この第1シャッター5Aは、図2の鎖線Aで示すように、投入部1から投入される洗濯物Sで押し開かれて、投入される洗濯物Sを移送ダクト4に通過させる。第2シャッター5Bは、移送ダクト4の下端部であって、移送ダクト4の排出口4Bを閉塞する位置に連結している。この第2シャッター5Bは、図2の鎖線Bで示すように、移送ダクト4を移送された洗濯物Sで押し開かれて、移送された洗濯物Sを排出口4Bの外側に通過させる。このように、移送ダクト4の供給側と排出側の2箇所にシャッター5を備える構造は、投入部1から洗濯物を投入するときに内部を見えなくできる特長がある。それは、2つのシャッター5が同時に開かれることがないからである。ただ、図示しないが、シャッターは、1箇所にのみ設けることもできる。このシャッターは、たとえば移送ダクトの中間に設けて内部を見え難くすることができる。さらに、シャッターは、移送ダクトの供給口側にのみ設けることも、排出口側にのみ設けることもできる。
基台7は、四隅に設けた垂直ロッド16を備え、移送ダクト4を所定の高さに配置している。4本の垂直ロッド16の下端は、水平ロッド17で互いに連結している。さらに、4本の垂直ロッド16の上端を、連結ロッド18で連結すると共に、この連結ロッド18の上面に移送ダクト4を固定している。連結ロッド18は、移送ダクト4を所定の下り勾配で傾斜させるように連結されている。
さらに、図に示す基台7は、下端の高さを調節する調節部19を4隅に設けている。図の調節部19は、基台7の垂直ロッド16の下端面にねじ込まれる調節ネジ19Bの下端に支持プレート19Aを連結している。この調節部19は、調節ネジ19Bのねじ込み量を調整して、基台7の下端の高さを調整する。このように、基台7の4隅に調節部19を備える受付装置は、装置全体をぐらつかせることなく安定して設置できる特長がある。
収納部8は、移送ダクト4の排出口4Bに位置して配設された収納箱20である。収納箱20は、上方を開口してなる箱形で、移送ダクト4の排出口4Bから排出される収納袋Sを収納する。収納箱20は、好ましくは、一晩に受け付けされる収納袋を全て収納できる十分な容積とする。ただ、収納部は、必ずしも収納箱とする必要はなく、移送された収納袋を一時的に保持する全ての構造、たとえば、袋やトレイ等とすることもできる。
以上のクリーニングの受付装置は、以下のようにして使用する。
1.固定客に受付装置の開閉扉3の鍵を渡す。この鍵は、たとえば有料とし、解約時には、鍵と交換で返金することができる。
2.洗濯物を持ってきた客は、屋外から鍵で開閉扉3を開ける。投入部1の内部には、収納袋と受付伝票が設置してあり、客は、受付伝票に必要事項を記入した後、この伝票と洗濯物とを収納袋に一緒に入れる。
3.洗濯物を入れた収納部8を投入部1から投入する。移送ダクト4の供給口4Aには、第1シャッター5Aを設けており、この第1シャッター5Aを押し開きながら洗濯物を投入する。洗濯物は、開かれた第1シャッター5Aを通過して、移送ダクト4に投入される。
4.移送ダクト4に投入された収納袋は、移送ダクト4の傾斜に沿って移送される。図に示すように、複数本の回転ローラー6を配設している移送ダクト4は、速やかに洗濯物を移送する。
5.移送ダクト4を滑り降りる洗濯物は、第2シャッター5Bを押し開けて排出口4Bを通過し、収納部8に収納される。
6.翌日、店舗の店員が洗濯物と受付伝票をチェックし、正式に伝票を起こす。内容が違う場合には、すぐに客に連絡する。
7.客は、店の営業時間内に、店にできあがった洗濯物を受け取りに来る。そこで、クリーニングされた洗濯物を引き渡す。
本考案の一実施例にかかるクリーニングの受付装置の斜視図である。 図1に示すクリーニングの受付装置の設置状態の一例を示す垂直断面図である。 本考案の他の実施例にかかるクリーニングの受付装置の設置状態を示す垂直断面図である。 図2に示すクリーニングの受付装置のA−A線断面図である。
符号の説明
1…投入部
2…移送部
3…開閉扉
4…移送ダクト 4A…供給口 4B…排出口
5…シャッター 5A…第1シャッター 5B…第2シャッター
6…回転ローラー
7…基台
8…収納部
9…投入ダクト
10…壁
11…開口窓
12…枠材
13…案内筒
14…側壁
15…蝶番
16…垂直ロッド
17…水平ロッド
18…連結ロッド
19…調節部 19A…支持プレート 19B…調節ネジ
20…収納箱
S…洗濯物

Claims (3)

  1. 洗濯物が投入される投入部(1)と、この投入部(1)に投入された洗濯物を収納部(8)に移送する移送部(2)とを備え、
    投入部(1)は、施錠できる開閉扉(3)を備え、この開閉扉(3)を開けて洗濯物を投入できるようにしており、移送部(2)は、投入部(1)側から収納部(8)側に向かって下り勾配に傾斜して配設された移送ダクト(4)を備えると共に、この移送ダクト(4)は、投入された洗濯物が通過するときに開かれるシャッター(5)で閉塞されており、
    投入部(1)の開閉扉(3)の施錠が解除されて、投入部(1)に洗濯物が投入されると共に、投入された洗濯物が移送部(2)で移送されて、収納部(8)に収納されるようにしてなるクリーニングの受付装置。
  2. 移送部(2)のシャッター(5)が、移送ダクト(4)の供給口(4A)を閉塞する第1シャッター(5A)と、移送ダクト(4)の排出口(4B)を閉塞する第2シャッター(5B)とを備えており、第1シャッター(5A)が、投入部(1)から投入される洗濯物で開かれると共に、第2シャッター(5B)が、移送ダクト(4)を移送された洗濯物で開かれるようにしてなる請求項1に記載されるクリーニングの受付装置。
  3. 移送部(2)が、移送ダクト(4)の底面に沿って、略水平方向に配設された複数本の回転ローラー(6)を備えており、投入された洗濯物を回転ローラー(6)で移送するようにしてなる請求項1に記載されるクリーニングの受付装置。
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