JP3104728U - 排泄物処理用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビニール袋だけによる排泄物の処理に伴う飼い主の不快感を解消しながら、従来の排泄物処理用具のように携帯が困難でなく愛玩動物にストレスを与えない簡便な排泄物処理用具を提供する。
【解決手段】本考案の排泄物処理用具10は、二つの先端部を有する把持部材1と、把持部材1に結合した袋体2とを備えており、把持部材1の前記二つの先端部を互いに接触させることが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】本考案の排泄物処理用具10は、二つの先端部を有する把持部材1と、把持部材1に結合した袋体2とを備えており、把持部材1の前記二つの先端部を互いに接触させることが可能である。
【選択図】図1
Description
本考案は、排泄物処理用具に関し、特に、愛玩動物用の排泄物処理用具に関する。
犬、猫などの愛玩動物は、その健康保持のために戸外で散歩や運動をさせることが不可欠であるが、その際に道路上や公園内で排泄をしてしまうことが多い。このような公共の場所に排泄物が放置されると、美観や衛生の面で一般の人々の迷惑となり得る。
そこで、愛玩動物の飼い主は散歩の際に糞を入れるためのビニール袋等を携帯していることが一般的であるが、糞を掴むための器具を携帯していない場合には、飼い主は糞をビニール袋に入れる際にビニール袋越しに糞を掴む必要がある。そのため、飼い主は糞を掴む際に不快感を覚えることがあり、また糞を入れたビニール袋をポケットに入れる場合などにも糞の感触による不快感を覚えることがある。
上記問題を解決するために、ビニール袋に代わる排泄物処理用具が種々考案されているが、飼い主が散歩の際に携帯するには大きくて重いものであったり、愛玩動物にストレスを与えるものであったりして、十分な実用性を有するといえるものは未だ公表されていない。
実開平4−48959号公報
実開平5−31561号公報
本考案が解決しようとする課題は、ビニール袋だけによる排泄物の処理に伴う飼い主の不快感を解消しながら、従来の排泄物処理用具のように携帯が困難でなく愛玩動物にストレスを与えない簡便な排泄物処理用具を提供することである。
本考案による排泄物処理用具は、二つの先端部を有する把持部材と、前記把持部材に結合した袋体とを備えた排泄物処理用具であって、前記把持部材の前記二つの先端部を互いに接触させることが可能であることにより、上記課題を解決する。
前記二つの先端部が互いに接触した時に、前記二つの先端部が同一平面上に存在してもよい。
前記把持部材は一以上の切り込みを有してもよい。
前記把持部材は少なくとも二対の切り込みを有してもよい。
本考案の排泄物処理用具によれば、使用者は排泄物の触感による不快感を感じることなく排泄物を処理することができる。また、本考案の排泄物処理用具はかさばらないため保管及び携帯が容易であり、複雑な装置を使った場合に必要な後始末は不要である上に、愛玩動物にストレスを与えずに排泄物を処理することができる。
さらに、本考案の排泄物処理用具によれば、排泄物の処理に多くの費用が掛からず、簡単かつ衛生的な処理が可能となる。そのため、使用者が子供であっても排泄物の処理を容易にすることができる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案による排泄物処理用具10の外観図である。排泄物処理用具10は、把持部材1と、結合点9において把持部材1と結合した袋体2を備えている。
把持部材1は、未使用時には箱の蓋状の外観を有しており、好適には厚紙により構成される。把持部材1は、各種の紙、金属又は合成樹脂等の折り曲げ可能な材料により構成されていてもよい。
袋体2は、好適にはポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の袋である。また、袋体2は、紙、布又は皮革等の柔軟性を有する材料により構成された袋であってもよい。
図2は、排泄物処理用具10の把持部材1の平面図である。把持部材1は、山折り線3a〜3dにおいてそれぞれ下方に折り曲げられており、下方に折り曲げられた側面部1a,1c及び先端部1b,1dは、爪4a〜4dを先端部1b,1dに接着することにより固定されている。
具体的には、側面部1aの爪4a,4bの裏面がそれぞれ先端部1b,1dの左端の表面に接着されており、側面部1cの爪4c,4dの裏面がそれぞれ先端部1b,1dの右端の表面に接着されている。ここで、爪4a〜4dの裏側における接着には、澱粉製の糊又は合成樹脂製の接着剤等が使用される。なお、山折り線3a〜3dにおける折り曲げ角度は任意であるが、好適には三十〜九十度程度である。
側面部1aは山折り線5a〜5dにおいて山折りに折り曲げられており、同様に、側面部1cは山折り線6a〜6dにおいて山折りに折り曲げられている。山折り線5a〜5d,6a〜6dにおける折り曲げ角度は任意であるが、好適には三十〜六十度程度である。
把持部材1は、排泄物を把持する際に指を入れるための切り込み7a〜7dと、排泄物を把持する際に山折りにされる中央の仮山折り線8をも有する。切り込み7a〜7dは、排泄物処理用具10を使用する際に使用者の指を入れるために設けられている。図2において、切り込み7a〜7dの周囲の実線は切断された線を表し、点線は切り込み7a〜7dに指が入れられた際に山折りにされる線を表す。
切り込み7aと切り込み7dは同時に指を入れて使用されるために対をなしており、好適には仮山折り線8から同一の距離に設けられている。同様に、切り込み7bと切り込み7cも対をなしている。図2においては、二対(四つ)の切り込み7a〜7dが設けられているが、切り込みの数はこれに限定されない。すなわち、切り込みは一つ又は一対だけであってもよく、使用者の手の大きさの違いに細かく対応するために三対以上の切り込みがあってもよい。
排泄物処理用具10が未使用の状態においては、切り込み7a〜7dの周囲の点線及び仮山折り線8における折り曲げはなされていない。把持部材1の中心には結合点9があり、結合点9において袋体2の底と結合している。結合点9における袋体2の把持部材1への結合は、通常、合成樹脂製の接着剤又はテープ等を使用した接着によりなされる。しかし、これに限らず、例えば把持部材1が合成樹脂である場合には、結合点9において袋体2と連続するように一体に成形されていてもよい。
なお、切り込み7a〜7dの周囲の点線は切断されていてもよい。この場合、切り込み7a〜7dは把持部材1の材料が存在しない切り抜き部分となる。
図3は、排泄物処理用具10の把持部材1の底面図である。図3に示す把持部材1の各部分は、図2に示したものにそれぞれ対応している。
図4は、排泄物処理用具10の使用時を示す説明図である。使用者は把持部材1の切り込み7a,7dにそれぞれ指を入れ、仮山折り線8にて山折りにされるように把持部材1に力を加える。ここで、使用者の手が小さい場合には、切り込み7a,7dではなく切り込み7b,7cに指を入れて把持部材1に力を加える。
使用者が把持部材1に力を加えることにより仮山折り線8における山折りがなされると、把持部材1の折り曲げ可能な性質により、山折り線3a,3cにおける山折りが解消される。山折り線3a,3cにおける山折りが解消されると、山折り線5b,5c,6b,6cにおける折り曲げ角度が増大し、山折り線5a,5d,6a,6dにおける折り曲げ角度が減少する。これにより、山折り線3b,3dにおける折り曲げ角度が増大する。
使用者は、切り込み7a,7d又は切り込み7b,7cに入れた指により把持部材1を保持及び操作し、地面に排泄されてしまった愛玩動物の糞などの排泄物20の下に把持部材1の先端部1b,1dを滑り込ませる。
把持部材1は、好適には仮山折り線8における折り曲げ角度を増大させて先端部1bと先端部1dを接触させたときに、先端部1b,1dが同一平面上に存在するように調整されている。これにより、排泄物20の下に先端部1b,1dをスムーズに滑り込ませることが可能となる。
使用者は、先端部1bと先端部1dが接触するまで仮山折り線8における折り曲げ角度を増大させ、排泄物20を先端部1b,1dの上に載せた状態にする。前記状態のまま把持部材1を上方に持ち上げることにより、排泄物20を地面から離れさせることができる。
なお、使用者が切り込み7a,7d又は切り込み7b,7cに指を入れる前に袋体2に手を入れれば、より衛生的に排泄物20を処理することができる。この場合、使用者は袋体2を指に被せた状態で切り込み7a,7d又は切り込み7b,7cに指を入れることになるため、指が排泄物20に誤って接触するおそれがなくなる。
図5は、排泄物20を最終的に廃棄する際の排泄物処理用具10の外観図である。使用者は、把持部材1を操作して排泄物20を先端部1b,1dのいずれかの上に載せた状態で、最終的に結合点9が底になるように袋体2を徐々に裏返しにする。使用者が袋体2を完全に裏返した際には、排泄物20と把持部材1は袋体2の中に取り込まれている。その後、使用者が袋体2の上部の口を縛れば、排泄物処理用具10は図5に示す廃棄可能な状態になる。
以上に説明した一連の使用方法において、使用者は排泄物20に直接触れることなく、排泄物20を廃棄することが可能である。また、使用者は常に把持部材1を介して排泄物20を取り扱うため、使用者が袋体2のみを介した排泄物20の触感を感じることはない。図5に示すような袋体2の口を縛った状態であれば、排泄物20の臭いが外部に漏れることがないため、生ゴミとしてゴミ箱に投入することが可能である。
また、図5に示すように、排泄物20が把持部材1の内側にある状態であれば、使用者が排泄物処理用具10を横方向に圧縮したとしても、排泄物20は袋体2の内部で把持部材1に挟まれることになる。そのため、使用者が排泄物処理用具10を廃棄前にポケットなどに入れたとしても、袋体2のみを介した排泄物20の触感が感じられることはない。
以上の説明において、把持部材1は同一の材料からなる連続した一つの部材であったが、仮山折り線8において二つの部分に切断されている場合であっても、上記と同様の効果を奏する。この場合、セロハンテープやビニールテープ等により仮山折り線8において把持部材1の前記二つの部分を接着するか、結合点9において把持部材1の前記二つの部分が個々に袋体2に接着されることになる。
また、把持部材1の切り込み、山折り線等の形状及び配置は一例であり、これらの形状及び配置が図示したものと異なっていても、把持部材1に対する使用者の操作により先端部1bと先端部1dが接触する限り、上記と同様の効果を奏する。なお、上記の説明では把持部材1は折り曲げ及び接着により形成されているが、一体成形により形成されていてもよい。
本考案による排泄物処理用具は、主として愛玩動物の排泄物の処理に使用されるものであるが、家畜など愛玩動物以外の動物の排泄物の処理にも使用することができる。また、病院や介護施設等における人間の排泄物の処理にも、本考案による排泄物処理用具を使用することは可能である。
愛玩動物及びその他の動物の排泄物の処理に適用できる。
1 把持部材
1a,1c 側面部
1b,1d 先端部
2 袋体
3a,3b,3c,3d,5a,5b,5c,5d,6a,6b,6c,6d 山折り線
4a,4b,4c,4d 爪
7a,7b,7c,7d 切り込み
8 仮山折り線
9 結合点
10 排泄物処理用具
20 排泄物
1a,1c 側面部
1b,1d 先端部
2 袋体
3a,3b,3c,3d,5a,5b,5c,5d,6a,6b,6c,6d 山折り線
4a,4b,4c,4d 爪
7a,7b,7c,7d 切り込み
8 仮山折り線
9 結合点
10 排泄物処理用具
20 排泄物
Claims (4)
- 二つの先端部を有する把持部材と、前記把持部材に結合した袋体とを備えた排泄物処理用具であって、前記把持部材の前記二つの先端部を互いに接触させることが可能である、排泄物処理用具。
- 前記二つの先端部が互いに接触した時に、前記二つの先端部が同一平面上に存在する、請求項1に記載の排泄物処理用具。
- 前記把持部材が一以上の切り込みを有する、請求項1又は2に記載の排泄物処理用具。
- 前記把持部材が少なくとも二対の切り込みを有する、請求項1又は2に記載の排泄物処理用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002193U JP3104728U (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 排泄物処理用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002193U JP3104728U (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 排泄物処理用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104728U true JP3104728U (ja) | 2004-10-07 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002193U Expired - Fee Related JP3104728U (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 排泄物処理用具 |
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Country | Link |
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2004
- 2004-04-20 JP JP2004002193U patent/JP3104728U/ja not_active Expired - Fee Related
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