JP3104085B2 - 記録再生装置用送出システム - Google Patents

記録再生装置用送出システム

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JP3104085B2
JP3104085B2 JP03297633A JP29763391A JP3104085B2 JP 3104085 B2 JP3104085 B2 JP 3104085B2 JP 03297633 A JP03297633 A JP 03297633A JP 29763391 A JP29763391 A JP 29763391A JP 3104085 B2 JP3104085 B2 JP 3104085B2
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規郎 海老原
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  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビットレートの異なる
複数の記録再生装置を相互間において使用可能とするよ
うな記録再生用送出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、映像信号をデジタル化して記録す
るようなシステムとして、例えばいわゆるD1フォーマ
ットのデジタルビデオテープレコーダ(D1VTR)及
びD2フォーマットのデジタルビデオテープレコーダ
(D2VTR)が知られている。
【0003】上記D1VTRは、例えば輝度信号Yを1
3.5MHzのサンプリング周波数でサンプリングした
10ビット/サンプルの輝度データYと、色差信号R−
Y(第1のクロマ信号C1 )及び色差信号B−Y(第2
のクロマ信号)をそれぞれ6.75MHzのサンプリン
グ周波数でサンプリングした各10ビット/サンプルの
第1のクロマデータC1 及び第2のクロマデータC2
を映像データとして記録再生を行う。
【0004】このようなD1VTRでは、上記13.5
MHz/10ビットの輝度データY及び6.75MHz
/10ビットの各クロマデータC1 ,C2 、すなわちコ
ンポーネントデータを270(MB/sec)のシリア
ルデータとしてシリアルインターフェイスを介して伝送
する。
【0005】上記D2VTRは、複合映像信号であるコ
ンポジット信号を14.3MHzのサンプリング周波数
でサンプリングした10ビット/サンプルのコンポジッ
トデータとして映像データの記録再生を行う。このD2
VTRでは、上記14.3MHz/10ビットのコンポ
ジットデータを143(MB/sec)のシリアルデー
タとしてシリアルインターフェイスを介して伝送する。
【0006】このようなD1VTR及びD2VTRは、
高品質の画質を提供することができることから主に放送
局を中心に普及している。
【0007】ここで、近年におけるユーザのAV指向の
高まりから、例えばEDTV2(高品位テレビジョン
2)のような、現在の日本国における標準方式であるN
TSC方式のアスペクト比だけを、4:3から16:9
にして記録再生を行うワイドスクリーンビデオテープレ
コーダ(ワイドスクリーンVTR)の開発が行われてい
る。
【0008】このワイドスクリーンVTRは、例えば輝
度信号Yを18MHzのサンプリング周波数でサンプリ
ングした10ビット/サンプルの輝度データと、色差信
号R−Y(第1のクロマ信号C1 )及び色差信号B−Y
(第2のクロマ信号C2 )をそれぞれ9MHzのサンプ
リング周波数でサンプリングした各10ビット/サンプ
ルの第1のクロマデータC1 及び第2のクロマデータC
2 とを映像データとして記録再生を行う。
【0009】このワイドスクリーンVTRでは、上記1
8MHz/10ビットの輝度データ及び上記9MHz/
10ビットの各クロマデータC1 ,C2 、すなわち、コ
ンポーネントデータを360(MB/sec)のシリア
ルデータとしてシリアルインターフェイスを介して伝送
する。
【0010】このように、現在における記録再生装置に
は、様々なビットレートを有する記録再生装置が普及し
ているのが現状であり、将来的においても上述の記録再
生装置とは異なるビットレートを有する記録再生装置が
開発されることが予想される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
様々なビットレートを有する記録再生装置が普及する
と、例えば上記D1VTRで再生された映像データを上
記D2VTRで記録したい等のように、ビットレートの
異なる記録再生装置間で映像データの受け渡しをしたい
場合が生ずる。このような場合に、例えば270(MB
/sec)の映像データを143(MB/sec)の映
像データに変換するレートコンバータや360(MB/
sec)の映像データを143(MB/sec)の映像
データに変換するマスキング回路等を用いて該レート変
換することができるが、このようなレート変換手段を複
合的に用いて、上記ビットレートの異なる記録再生装置
間における映像データの受け渡しができるようなシステ
ムの開発が望まれている。
【0012】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、ビットレートの異なる記録再生装置間における
映像データの受け渡しを可能とすることができるような
記録再生装置用送出システムの提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置用送出システムは、取り扱う信号のビットレートが異
なる複数の記録再生装置と、上記複数の記録再生装置が
取り扱う信号の各ビットレートを相互間においてビット
レート変換する複数のビットレート変換手段と、上記複
数の記録再生装置のうち、信号を出力する記録再生装置
と該信号が入力される記録再生装置を選択するととも
に、その入出力に対応するビットレート変換手段を上記
複数のビットレート変換手段から選択してそれらを接続
する入出力切り換え手段とを有し、上記複数のビットレ
ート変換手段は、コンポジットデータをコンポーネント
データに変換するデコーダと、コンポーネントデータを
コンポジットデータに変換するエンコーダと、映像デー
タのビット数を低減するビットリダクション回路と、画
面上の映像データの不足分を補うアダー回路と、映像デ
ータのビットレートを変換するレートコンバータと、映
像データのビット数を増加させるビットエキスパンダ
と、画面上の余分な映像データをマスク処理するマスキ
ング回路の組み合わせにより、上記複数の記録再生装置
が取り扱う信号の各ビットレートを相互間においてビッ
トレート変換することを特徴とする
【0014】
【作用】本発明に係る記録再生装置用送出システムで
は、入出力切り換え手段により、取り扱う信号のビット
レートが異なる複数の記録再生装置のうち、信号を出力
する記録再生装置と該信号が入力される記録再生装置を
選択するとともに、その入出力に対応するビットレート
変換手段を上記複数のビットレート変換手段から選択し
てそれらを接続するので、ビットレートの異なる記録再
生装置間における映像データの受け渡しを可能とするこ
とができる。しかも、上記複数のビットレート変換手段
は、コンポジットデータをコンポーネントデータに変換
するデコーダと、コンポーネントデータをコンポジット
データに変換するエンコーダと、映像データのビット数
を低減するビットリダクション回路と、画面上の映像デ
ータの不足分を補うアダー回路と、映像データのビット
レートを変換するレートコンバータと、映像データのビ
ット数を増加させるビットエキスパンダと、画面上の余
分な映像データをマスク処理するマスキング回路の組み
合わせにより、上記複数の記録再生装置が取り扱う信号
の各ビットレートを相互間においてビットレート変換す
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る記録再生装置用送出シス
テムの好ましい実施例について図面を参照しながら説明
する。本実施例に係る記録再生装置用送出システムは、
例えば図1に示すような構成を有している。
【0016】この図1において記録再生装置用送出シス
テムは、取り扱う映像データのビットレートが異なる複
数の記録再生装置として、270(MB/sec)のビ
ットレートの映像データを取り扱う複数の記録再生装置
(VTR)からなる第1の記録再生装置部1と、143
(MB/sec)の映像データを取り扱う複数のVTR
からなる第2の記録再生装置部2と、360(MB/s
ec)の映像データを取り扱うVTRからなる第3の記
録再生装置部3とを有している。
【0017】上記第1〜第3の記録再生装置部1〜3
は、入出力切り換え手段である、いわゆるマトリクスス
イッチで構成されるルーティングスイッチ4を介して相
互に接続されている。また、このルーティングスイッチ
4には、複数のビットレート変換手段からなるビットレ
ート変換部5が接続されている。
【0018】上記ビットレート変換部5は上記複数のビ
ットレート変換手段として、例えば図2に示すように1
43(MB/sec)のビットレートの映像データを2
70(MB/sec)のビットレートの映像データに変
換し、また、270(MB/sec)のビットレートの
映像データを143(MB/sec)のビットレートの
映像データに変換する第1のビットレート変換回路10
と、143(MB/sec)のビットレートの映像デー
タを360(MB/sec)のビットレートの映像デー
タに変換し、また、360(MB/sec)のビットレ
ートの映像データを143(MB/sec)のビットレ
ートの映像データに変換する第2のビットレート変換回
路11と、270(MB/sec)のビットレートの映
像データを360(MB/sec)のビットレートの映
像データに変換し、また、360(MB/sec)のビ
ットレートの映像データを270(MB/sec)のビ
ットレートの映像データに変換する第3のビットレート
変換回路12とを有している。
【0019】上記ビットレート変換部5は、具体的には
後に説明するが、コンポジットデータをコンポーネント
データに変換するデコーダ(DEC)と、コンポーネン
トデータをコンポジットデータに変換するエンデコーダ
(ENC)と、映像データのビット数を低減するビット
リダクション回路(BRD)と、画面上の映像データの
不足分を補う(例えば、黒画面により補う)アダー回路
(ADD)と、映像データのビットレートを変換するレ
ートコンバータ(RC)と、映像データのビット数を増
加するビットエキスパンダ(BEP)と、画面上の余分
な映像データをマスク処理するマスキング回路(MS
K)との中から最適な回路を用いて、上述のようなビッ
トレート変換を行う。
【0020】上記270(MB/sec)のビットレー
トの映像データを取り扱う第1の記録再生装置部1に
は、映像信号をコンポーネントデータとして記録再生す
るD1ビデオテープレコーダ(D1VTR)や、アスペ
クト比を16:9としたワイドスクリーン用の映像信号
をコンポーネントデータで記録再生するVTRが設けら
れている。
【0021】上記143(MB/sec)の映像データ
を取り扱う第2の記録再生装置部2には、映像信号をコ
ンポジットデータで記録再生するD2ビデオテープレコ
ーダ(D2VTR)や、映像信号をコンポーネントデー
タで記録再生するVTR及び上記ワイドスクリーン用の
映像信号をコンポーネントデータで記録再生するVTR
が設けられている。
【0022】上記360(MB/sec)の映像データ
を取り扱う第3の記録再生装置部3には、上記ワイドス
クリーン用の映像信号をコンポーネントデータで記録再
生するワイドスクリーンVTRが設けられている。
【0023】次に、このような構成を有する本実施例の
記録再生装置用送出システムの動作を、ビットレート変
換を行う際に上記ビットレート変換部5の中から用いら
れる回路を一覧的に示した図3を用いて説明する。
【0024】まず、上記第2の記録再生装置部2に設け
られているD2VTRからの再生データを上記第1の記
録再生装置部1に設けられているD1VTRに供給する
場合を説明する。上述のように、上記D2VTRは14
3(MB/sec)のコンポジットデータを取り扱い、
上記D1VTRは270(MB/sec)のコンポーネ
ントデータを取り扱う。このため、上記D2VTRから
シリアルインターフェイスを介して出力される143
(MB/sec)のコンポジットデータは、上記ルーテ
ィングスイッチ4に供給される。
【0025】上記ルーティングスイッチ4は、上記D2
VTRからの143(MB/sec)のコンポジットデ
ータを図2に示す上記ビットレート変換部5内の第1の
ビットレート変換回路10に供給する。上記第1のビッ
トレート変換回路10は、図3中(a)に示すようにD
EC及びRCを用いて、上記143(MB/sec)の
コンポジットデータを270(MB/sec)のコンポ
ーネントデータに変換する。
【0026】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10は、上記143(MB/sec)のコンポジット
データを、図4に示す入力端子20を介してS(シリア
ル)/P(パラレル)変換回路21に供給する。上記S
/P変換回路21は、シリアルデータとして供給される
上記143(MB/sec)のコンポジットデータを1
4.3MHz/10ビットのパラレルデータに変換し、
これをY(輝度データ)/C(クロマデータ)分離回路
22に供給する。
【0027】上記Y/C分離回路22は、上記S/P変
換された14.3MHz/10ビットのコンポジットデ
ータを、輝度データYと第1のクロマデータCI 及び第
2のクロマデータCQ に分離し、これらを上記DEC2
3に供給する。上記DEC23は、上記コンポジットデ
ータから分離された上記輝度データY、第1のクロマデ
ータCI 及び第2のクロマデータCQ を、コンポーネン
トデータである輝度データY、第1のクロマデータC1
及び第2のクロマデータC2 に変換し、該輝度データY
を上記RC24内のY用RC回路24aに、上記第1の
クロマデータC1 をC1 用RC回路24bに、上記第2
のクロマデータC2 をC2 用RC回路24cにそれぞれ
供給する。
【0028】上記Y用RC24aは、上記14.3MH
z/10ビットの輝度データにサンプリングレート変換
処理を施して、13.5MHz/10ビットの輝度デー
タYを形成する。また、上記C1 用RC24b及びC2
用RC24cは、上記14.3MHz/10ビットの第
1及び第2のクロマデータC1 ,C2 にサンプリングレ
ート変換処理を施し、それぞれ6.75MHz/10ビ
ットの第1及び第2のクロマデータC1 ,C2 を形成す
る。
【0029】上記13.5MHz/10ビットの輝度デ
ータY及び6.75MHz/10ビットの第1及び第2
のクロマデータC1 ,C2 は、ENC25に供給され
る。
【0030】上記ENC25は、上記輝度データYと各
クロマデータC1 ,C2 を時系列のパラレルデータに並
べ換えて27MHz/10ビットのコンポーネントデー
タを形成する。このパラレルデータはP(パラレル)/
S(シリアル)変換回路26に供給される。
【0031】上記P/S変換回路26は、上記コンポー
ネントデータ、すなわち27MHz/10ビットのパラ
レルデータを270(MB/sec)のシリアルデータ
に変換し、これを出力端子27を介して出力する。上記
第1のビットレート変換回路10は、このようにして1
43(MB/sec)のコンポジットデータを270
(MB/sec)のコンポーネントデータに変換する。
【0032】上記270(MB/sec)のシリアルデ
ータは、上記ルーティングスイッチ4に供給される。
【0033】上記ルーティングスイッチ4は、上記第1
のビットレート変換回路10から供給されるビットレー
トが270(MB/sec)のコンポジットデータを上
記D1VTRに供給する。これにより、上記D2VTR
からの143(MB/sec)のコンポジットデータ
を、270(MB/sec)のコンポーネントデータを
取り扱う上記D1VTRに供給し記録再生することがで
きる。
【0034】次に、上記第2の記録再生部2に設けられ
ているD2VTRからの再生データを、上記第1の記録
再生装置部1に設けられている270(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱
うVTRに供給する場合を説明する。上記D2VTRか
らの再生データ(コンポジットデータ)は、シリアルイ
ンターフェイスを介して143(MB/sec)のシリ
アルデータとして出力される。このシリアルデータは、
上記ルーティングスイッチ4に供給される。上記ルーテ
ィングスイッチ4は、上記D2VTRからの143(M
B/sec)のシリアルデータを図2に示す上記ビット
レート変換部5内の第1のビットレート変換回路10に
供給する。
【0035】上記第1のビットレート変換回路10は、
図3中(b)に示すようにDEC,RC及びADDを用
いて、上記143(MB/sec)のコンポジットデー
タを270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータに変換する。
【0036】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10は、図4で説明したDEC23及びRC24等を
用いて上記143(MB/sec)のコンポジットデー
タを270(MB/sec)のコンポーネントデータに
変換する。次に、上記第1のビットレート変換回路10
は、上記270(MB/sec)のコンポーネントデー
タをADDに供給する。
【0037】上記ADDは、図5に示すように、アスペ
クト比が16:9のワイドスクリーン用のデータ書き込
み領域を有するラインメモリ42と、このラインメモリ
42に供給されるデータの書き込み位置又は読み出し位
置を決定する位置決め回路46及びカウンタ45等とか
らなっている。上記270(MB/sec)のコンポー
ネントデータは、まず、入力端子40を介してS/P変
換回路41に供給される。上記S/P変換回路41は、
上記270(MB/sec)のコンポーネントデータを
27MHz/10ビットのパラレルデータに変換し、こ
れを上記ラインメモリ42及びカウンタ45に供給す
る。
【0038】ここで、上記27MHz/10ビットのコ
ンポーネントデータは、現在の日本国における標準方式
であるNTSC方式の4:3(横:縦)のアスペクト比
に応じたデータである。このアスペクト比が4:3のデ
ータを、アスペクト比が16:9の表示画面であるワイ
ドスクリーンに表示する場合、該ワイドスクリーンの方
が横い長い分、上記アスペクト比が4:3のデータが不
足する。そこで、上記アスペクト比が4:3のデータに
応じた画像を上記ワイドスクリーンの略々中間の領域に
表示し、この表示画像の両端に例えば上記不足分の黒画
面を付加することにより、上記アスペクト比が4:3の
データをワイドスクリーンに表示した場合のデータの不
足分を補う。
【0039】すなわち、上記位置決め回路46は、上記
27MHz/10ビットのコンポーネントデータが、上
記ラインメモリ42の略々中間の領域に書き込まれるよ
うな書き込み位置決めデータをカウンタ42に供給す
る。上記カウンタ42は、上記S/P変換回路41から
供給される27MHz/10ビットのコンポーネントデ
ータ及び上記書き込み位置決めデータに応じて、上記ラ
インメモリ42に供給される上記27MHz/10ビッ
トのコンポーネントデータの書き込み位置を制御する。
【0040】これにより、上記ラインメモリ42の略々
中間の領域に、上記アスペクト比が4:3の27MHz
/10ビットのコンポーネントデータが書き込まれるこ
ととなる。
【0041】次に、上記位置決め回路46は、上記ライ
ンメモリ42の端からデータを読み出すような読み出し
位置決めデータをカウンタ42に供給する。上記カウン
タ42は、上記S/P変換回路41から供給される27
MHz/10ビットのコンポーネントデータ及び上記読
み出し位置決めデータに応じて上記ラインメモリ42の
読み出し位置を制御する。
【0042】上述のように、アスペクト比が16:9の
ワイドスクリーン用のデータを書き込むことができる記
憶領域を有する上記ラインメモリ42の略々中間の領域
には、上記アスペクト比が4:3の27MHz/10ビ
ットのコンポーネントデータが書き込まれている。この
ため、上記ラインメモリ42の端からデータを読み出す
ように制御することにより、アスペクト比が4:3の画
像の両端に上記不足分の黒画面が付加されたワイドスク
リーン用の27MHz/10ビットのコンポーネントデ
ータを読み出すことができる。
【0043】上記ラインメモリ42から読み出されたワ
イドスクリーン用の27MHz/10ビットのコンポー
ネントデータは、P/S変換回路43に供給される。
【0044】上記P/S変換回路43は、パラレルデー
タである上記ワイドスクリーン用の27MHz/10ビ
ットのコンポーネントデータを、270(MB/se
c)のシリアルデータに変換し、これを出力端子44を
介して出力する。上記出力端子44を介して出力された
シリアルデータである上記270(MB/sec)のワ
イドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記ルー
ティングスイッチ4に供給される。
【0045】上記ルーティングスイッチ4は、上記シリ
アルデータである上記270(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータを、上記ワイドス
クリーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRに
供給する。これにより、上記D2VTRからの143
(MB/sec)のコンポジットデータを、ビットレー
トが270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRで記録再生するこ
とができる。
【0046】次に、上記第2の記録再生装置部2に設け
られている、ビットレートが143(MB/sec)の
コンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デー
タを、上記D1VTRに供給する場合を説明する。上記
ビットレートが143(MB/sec)のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRからシリアルインターフェイ
スを介して出力される143(MB/sec)のコンポ
ーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給
される。
【0047】上記ルーティングスイッチ4は、上記14
3(MB/sec)のコンポーネントデータを、図2に
示す上記ビットレート変換部5内の第1のビットレート
変換回路10に供給する。上記第1のビットレート変換
回路10は、図3中(c)に示すようにBEPを用い
て、上記ビットレートが143(MB/sec)のコン
ポーネントデータを、ビットレートが270(MB/s
ec)のコンポーネントデータに変換する。
【0048】このBEPは、例えば図6に示すようにS
/P変換回路51,BEP52及びP/S変換回路53
からなっている。上記ビットレートが143(MB/s
ec)のコンポーネントデータは、まず、入力端子50
を介して上記S/P変換回路51に供給される。上記S
/P変換回路51は、上記シリアルデータとして供給さ
れる上記143(MB/sec)のコンポーネントデー
タを14.3MHz/10ビットのパラレルデータに変
換し、これを上記BEP52に供給する。
【0049】上記BEP52は、上記パラレルデータに
変換された14.3MHz/10ビットのコンポーネン
トデータを、27MHz/10ビットのコンポーネント
データとなるようにビット増加処理を施し、これを上記
P/S変換回路53に供給する。上記P/S変換回路5
3は、上記27MHz/10ビットのコンポーネントデ
ータを270(MB/sec)のシリアルデータに変換
し、これを出力端子54を介して出力する。この出力端
子54を介して出力された270(MB/sec)のコ
ンポーネントデータは、上記上記ルーティングスイッチ
4に供給される。
【0050】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを上記D1
VTRに供給する。これにより、ビットレートが143
(MB/sec)のコンポーネントデータを取り扱うV
TRからの再生データを、上記D1VTRで記録再生す
ることができる。
【0051】次に、上記第2の記録再生装置部2に設け
られている、ビットレートが143(MB/sec)の
コンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デー
タを、上記第1の記録再生部1に設けられている、ビッ
トレートが270(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給する
場合を説明する。
【0052】上記ビットレートが143(MB/se
c)のコンポーネントデータを取り扱うVTRからシリ
アルインターフェイスを介して出力される143(MB
/sec)のコンポーネントデータは、上記ルーティン
グスイッチ4に供給される。上記ルーティングスイッチ
4は、上記143(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを、図2に示す上記ビットレート変換部5内の第1
のビットレート変換回路10に供給する。
【0053】上記第1のビットレート変換回路10は、
図3中(d)に示すようにBEP及びADDを用いて、
上記ビットレートが143(MB/sec)のコンポー
ネントデータを、ビットレートが270(MB/se
c)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータに変
換する。
【0054】上記ADD及びBEPは上記図5及び図6
に示すものと同様の構成を有しており、上記第1のビッ
トレート変換回路10に供給された143(MB/se
c)のコンポーネントデータは、まず、上記図6に示し
たBEPにより上述のビット増加処理が施され、270
(MB/sec)のコンポーネントデータに変換され
る。この270(MB/sec)のコンポーネントデー
タは、上記ADDに供給される。
【0055】上記ADDは、上記270(MB/se
c)のコンポーネントデータを上記ラインメモリ42の
略々中間の領域に書き込み、端から読み出すことによ
り、該270(MB/sec)のコンポーネントデータ
を、270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータに変換し出力する。
【0056】上記第1のビットレート変換回路10は、
このようにして上記143(MB/sec)のコンポー
ネントデータを270(MB/sec)のワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータに変換する。この270
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給され
る。
【0057】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを上記270(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供
給する。これにより、上記第2の記録再生装置部2に設
けられている143(MB/sec)のコンポーネント
データを取り扱うVTRからの再生データを、上記第1
の記録再生部1に設けられているビットレートが270
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRで記録再生することができ
る。
【0058】次に上記第2の記録再生装置部2に設けら
れている143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デ
ータを、上記第1の記録再生装置部1に設けられている
D1VTRに供給する場合を説明する。上記ビットレー
トが143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRからシリアルイン
ターフェイスを介して出力される143(MB/se
c)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、
上記ルーティングスイッチ4に供給される。
【0059】上記ルーティングスイッチ4は、上記ビッ
トレートが143(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを、図2に示す上記ビットレ
ート変換部5内の第1のビットレート変換回路10に供
給する。上記第1のビットレート変換回路10は、図3
中(e)に示すようにBEP及びMSKを用いて、上記
ビットレートが143(MB/sec)のワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータを、ビットレートが27
0(MB/sec)のコンポーネントデータに変換す
る。
【0060】上記BEPは上記図6に示すものと同様の
回路構成を有しており、上記MSKは上記図5でADD
として説明したものと同様の回路構成を有している。
【0061】ここで、上記図5に示す回路をADDとし
て用いた場合は、上記ラインメモリ42の略々中間の領
域に上記27MHz/10ビットのコンポーネントデー
タを書き込み、読み出し時に該ラインメモリ42の端か
ら読み出すことにより、270(MB/sec)のコン
ポーネントデータを、270(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータに変換したが、該
図5に示す回路をMSKとして用いる場合は、上記27
MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを上記ラインメモリ42に一杯に書き込み、
読み出し時に上記略々中間の領域であるアスペクト比が
4:3のデータ領域のデータを読み出す。
【0062】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された143(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータは、まず、上記図6
に示したBEPにより上述のビット増加処理が施され、
270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータに変換される。この270(MB/se
c)のワイドスクリーンのコンポーネントデータは、上
記図5に示すMSKに供給される。
【0063】上記MSKに供給された上記270(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タは、上記S/P変換回路41により27MHz/10
ビットのパラレルデータに変換され、上記ラインメモリ
42及びカウンタ45に供給される。上記位置決め回路
46は、上記ラインメモリ42に供給された27MHz
/10ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデ
ータが、該ラインメモリ42に一杯に書き込まれるよう
な書き込み位置決めデータを上記カウンタ45に供給す
る。
【0064】上記カウンタ45は、上記S/P変換回路
41から供給される27MHz/10ビットのワイドス
クリーン用のコンポーネントデータ及び上記書き込み位
置決めデータに応じて、上記ラインメモリ42に供給さ
れる27MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータの書き込み位置を制御する。これに
より、上記ラインメモリ42に、上記27MHz/10
ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデータが
一杯に書き込まれる。
【0065】次に、上記位置決め回路46は、上記ライ
ンメモリ42に一杯に書き込まれた上記27MHz/1
0ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
を、上記アスペクト比が4:3用のデータである27M
Hz/10ビットのコンポーネントデータが書き込まれ
る領域である、該ラインメモリ42の略々中間の領域か
らデータが読み出されるような読み出し位置決めデータ
を上記カウンタ45に供給する。
【0066】上記カウンタ45は、上記上記S/P変換
回路41から供給される27MHz/10ビットのワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータ及び上記読み出
し位置決めデータに応じて、上記ラインメモリ42に書
き込まれたデータのうち、上記略々中間の領域のデータ
のみを読み出すように読み出し位置を制御する。これに
より、上記ラインメモリ42から上記アスペクト比が
4:3用のデータである27MHz/10ビットのコン
ポーネントデータが読み出される。
【0067】この27MHz/10ビットのコンポーネ
ントデータは、上記P/S変換回路43により270
(MB/sec)のコンポーネントデータに変換され出
力される。
【0068】上記第1のビットレート変換回路10は、
このようにして上記143(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータを、上記アスペクト
比が4:3用のデータである270(MB/sec)の
コンポーネントデータに変換する。この270(MB/
sec)のコンポーネントデータは、上記ルーティング
スイッチ4に供給される。
【0069】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを上記第1
の記録再生装置部1に設けられている上記D1VTRに
供給する。これにより、上記第2の記録再生装置部2に
設けられている143(MB/sec)のワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの
再生データを、上記第1の記録再生装置部1に設けられ
ているD1VTRで記録再生することができる。
【0070】次に、上記第2の記録再生装置部2に設け
られている143(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生
データを、上記第1の記録再生装置部1に設けられてい
る270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータを取り扱うVTRに供給する場合を説
明する。
【0071】上記ビットレートが143(MB/se
c)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取
り扱うVTRからシリアルインターフェイスを介して出
力される143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータは、上記ルーティングスイッチ
4に供給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを、図2に示す上記ビットレート変換部
5内の第1のビットレート変換回路10に供給する。
【0072】上記第1のビットレート変換回路10は、
図3中(f)に示すようにBEPを用いて、上記143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを、270(MB/sec)のワイドスクリー
ン用のコンポーネントデータに変換する。
【0073】上記BEPは上記図6に示すものと同様の
回路構成を有しており、上記ビットレート変換回路10
は、上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを、まず、上記入力端子50を
介してS/P変換回路51に供給する。上記S/P変換
回路51は、上記シリアルデータとして供給される上記
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを14.3MHz/10ビットのパラレ
ルデータに変換し、これを上記BEP52に供給する。
【0074】上記BEP52は、上述のように上記1
4.3MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータにビット増加処理を施すことにより、
27.MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータを形成し、これを上記P/S変換回路
53に供給する。上記P/S変換回路53は、上記パラ
レルデータである27MHz/10ビットのワイドスク
リーン用のコンポーネントデータを、270(MB/s
ec)のシリアルデータに変換し、これを出力端子54
を介して出力する。
【0075】上記第1のビット変換回路10は、このよ
うにして、上記143(MB/sec)のワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータを、270(MB/se
c)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータに変
換する。
【0076】上記シリアルデータに変換された上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給され
る。上記ルーティングスイッチ4は、上記270(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを、上記第1の記録再生装置部1に設けられている2
70(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを取り扱うVTRに供給する。
【0077】これにより、上記第2の記録再生装置部2
に設けられている143(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRから
の再生データを、上記第1の記録再生装置部1に設けら
れている270(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRで記録再生す
ることができる。
【0078】次に、上記第2の記録再生装置部2に設け
られている上記D2VTRからの再生データを、上記第
3の記録再生装置部3に設けられているワイドスクリー
ンVTRに供給する場合を説明する。この場合、上記D
2VTRからシリアルインターフェイスを介して出力さ
れる143(MB/sec)のコンポジットデータは、
上記ルーティングスイッチ4に供給される。
【0079】上記ルーティングスイッチ4は、上記14
3(MB/sec)のコンポジットデータを、図2に示
す上記ビットレート変換部5内の第2のビットレート変
換回路11に供給する。上述のように上記D2VTR
は、ビットレートが143(MB/sec)のコンポジ
ットデータを取り扱い、上記ワイドスクリーンVTR
は、ビットレートが360(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータを取り扱う。
【0080】このため、上記第2のビットレート変換回
路11は、図3中(g)に示すようにDEC,RC及び
ADDを用いて、上記ビットレートが143(MB/s
ec)のコンポジットデータを、ビットレートが360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータに変換する。
【0081】上記DEC及びRCは図4に示したDEC
23及びRC24と同様の構成を有しており、上記AD
Dは上記図5に示したものと同様の構成を有している。
上記ルーティングスイッチ4から上記第2のビットレー
ト変換回路11に供給された上記143(MB/se
c)のコンポジットデータは、まず、上記入力端子20
を介してS/P変換回路21に供給される。
【0082】上記S/P変換回路21は、シリアルデー
タとして供給される上記143(MB/sec)のコン
ポジットデータを14.3MHz/10ビットのパラレ
ルデータに変換し、これを上記Y/C分離回路22に供
給する。上記Y/C分離回路22は、上記パラレルデー
タに変換された14.3MHz/10ビットのコンポジ
ットデータを、輝度データYと第1のクロマデータCI
及び第2のクロマデータCQ に分離し、これらを上記D
EC23に供給する。
【0083】上記DEC23は、上記コンポジットデー
タである上記輝度データY、第1のクロマデータCI
び第2のクロマデータCQ を、コンポーネントデータで
ある輝度データY、第1のクロマデータC1 及び第2の
クロマデータC2 に変換し、該輝度データYを上記RC
24内のY用RC回路24aに、上記第1のクロマデー
タC1 及び第2のクロマデータC2 をC1 用RC回路2
4b及びC2 用RC回路24cにそれぞれ供給する。
【0084】上記Y用RC回路24aは、上記14.3
MHz/10ビットの輝度データYにサンプリングレー
ト変換処理を施して、18MHz/10ビットの輝度デ
ータYを形成する。また、上記C1 用RC24b及びC
2用RC24cは、上記14.3MHz/10ビットの
第1,第2のクロマデータC1 ,C2 にサンプリングレ
ート変換処理を施して、それぞれ9MHz/10ビット
の第1,第2のクロマデータC1 ,C2 を形成する。
【0085】上記Y用RC回路24aにより形成された
18MHz/10ビットの輝度データYと、上記C1
RC24b及びC2 用RC24cにより形成された9M
Hz/10ビットの第1,第2のクロマデータC1 ,C
2 とは、ENC25に供給きされる。
【0086】上記ENC25は、上記輝度データYと、
各クロマデータC1,C2 とを時系列のパラレルデータ
に並べ換えて、36MHz/10ビットのコンポーネン
トデータを形成し、これをP(パラレル)/S(シリア
ル)変換回路26に供給する。
【0087】上記P/S変換回路26は、パラレルデー
タである上記36MHz/10ビットのコンポーネント
データを360(MB/sec)のシリアルデータに変
換し、これを出力端子27を介して出力する。
【0088】上記360(MB/sec)のコンポーネ
ントデータは、次に、上記図5に示すADDに供給され
る。すなわち、上記ADDに供給された上記360(M
B/sec)のコンポーネントデータは、まず、入力端
子41を介してS/P変換回路41に供給される。上記
S/P変換回路41は、上記360(MB/sec)の
コンポーネントデータを36MHz/10ビットのパラ
レルデータに変換し、これを上記ラインメモリ42及び
上記カウンタ45に供給する。
【0089】ここで、上記36MHz/10ビットのコ
ンポーネントデータは、アスペクト比が4:3用のデー
タであるため、16:9のアスペクト比を有するワイド
スクリーン用のデータに変換しなければならない。この
ため、上記位置決め回路46は、上記36MHz/10
ビットのコンポーネントデータを上記ラインメモリ42
の略々中間の領域に書き込まれるように制御するととも
に、読み出し時には、上記ラインメモリ42の端からデ
ータが読み出されるような書き込み位置決めデータ及び
読み出し位置決めデータを上記カウンタ45に供給す
る。
【0090】上記カウンタ45は、上記S/P変換回路
41から供給される上記36MHz/10ビットのコン
ポーネントデータ及び上記書き込み位置決めデータ又は
読み出し位置決めデータに応じて、上記ラインメモリ4
2へのデータの書き込み及び読み出しを制御する。
【0091】これにより、上記アスペクト比が4:3の
36MHz/10ビットのコンポーネントデータを、ア
スペクト比が16:9の36MHz/10ビットのワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータに変換すること
ができる。この36MHz/10ビットのワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータは、P/S変換回路43
に供給される。
【0092】上記P/S変換回路43は、パラレルデー
タである上記36MHz/10ビットのワイドスクリー
ン用のコンポーネントデータをシリアル化し、360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポジット
データを形成し、これを上記ルーティングスイッチ4に
供給する。上記ルーティングスイッチ4は、上記360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを上記第3の記録再生装置部3に設けられてい
るワイドスクリーンVTRに供給する。
【0093】これにより、上記第2の記録再生装置部2
に設けられているD2VTRからの143(MB/se
c)のコンポジットデータを、上記第3の記録再生装置
部3に設けられている、360(MB/sec)のコン
ポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTRで
記録再生することができる。
【0094】次に、上記第2の記録再生装置部2に設け
られているビットレートが143(MB/sec)のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRからシリアルイン
ターフェイスを介して出力される143(MB/se
c)のコンポーネントデータを、上記第3の記録再生装
置部3に設けられている、ビットレートが360(MB
/sec)のコンポーネントデータを取り扱うワイドス
クリーンVTRに供給する場合を説明する。
【0095】この場合、上記143(MB/sec)の
コンポーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4
に供給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記1
43(MB/sec)のコンポーネントデータを、図2
に示す上記ビットレート変換部5内の第2のビットレー
ト変換回路11に供給する。
【0096】上記第2のビットレート変換回路11は、
図3中(h)に示すようにBEP,RC及びADDを用
いて上記143(MB/sec)のコンポーネントデー
タを、上記360(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータに変換する。
【0097】すなわち、上記第2のビットレート変換回
路11に供給された上記143(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、まず、上記図6に示す入力端子5
0を介してS/P変換回路51に供給される。上記S/
P変換回路51は、シリアルデータとして供給される上
記143(MB/sec)のコンポーネントデータを1
4.3MHz/10ビットのパラレルデータに変換し、
これをBEP52に供給する。
【0098】ここで、上記14.3(MB/sec)の
コンポーネントデータは、アスペクト比が4:3用のデ
ータであるため、後に上記ADDでアスペクト比が1
6:9のデータに変換すると、ビット数が低減してしま
う。このため、上記BEP52は、上記アスペクト比が
16:9のデータに変換してもビット数が低減しないよ
うに、上記14.3MHz/10ビットのコンポーネン
トデータにビット増加処理を施し、これをP/S変換回
路53に供給する。
【0099】上記P/S変換回路53は、パラレルデー
タである上記ビット増加処理の施された14.3(MB
/sec)のコンポーネントデータを143(MB/s
ec)のシリアルデータに変換し、これを出力端子54
を介して出力する。
【0100】上記P/S変換回路53から出力端子54
を介して出力された上記143(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、次に図4のRC24で説明したよ
うなRCに供給され、ビットレートが143(MB/s
ec)から360(MB/sec)にレート変換され
る。このレート変換された360(MB/sec)のコ
ンポーネントデータは、上記図5に示したADDに供給
される。
【0101】上記360(MB/sec)のコンポーネ
ントデータはアスペクト比が4:3用のデータのため、
上記ADDは、この360(MB/sec)のコンポー
ネントデータに上述のような不足分のデータを付加する
ような処理を施すことにより、ビットレートが360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを形成し、これを出力する。
【0102】この360(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータは、上記ルーティング
スイッチ4を介して上記第3の記録再生装置部3に設け
られているワイドスクリーンVTRに供給される。これ
により、上記第2の記録再生装置部2に設けられている
ビットレートが143(MB/sec)のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRからの再生データを、上記第
3の記録再生装置部3に設けられている、ビットレート
が360(MB/sec)のコンポーネントデータを取
り扱うワイドスクリーンVTRで記録再生することがで
きる。
【0103】次に、上記第2の記録再生部2に設けられ
ているビットレートが143(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTR
からの再生データを、上記第3の記録再生部3に設けら
れているワイドスクリーンVTRに供給する場合を説明
する。この場合、上記ビットレートが143(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを
取り扱うVTRからシリアルインターフェイスを介して
出力される143(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータは、上記ルーティングスイッ
チ4に供給される。
【0104】上記ルーティングスイッチ4は、上記14
3(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記ビットレート変換部5内の第2のビ
ットレート変換回路11に供給する。上記第2のビット
レート変換回路11は、図3中(i)に示すようにBE
Pを用いて、上記143(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータを、360(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータに
変換する。
【0105】すなわち、上記第2のビットレート変換回
路11に供給された上記143(MB/sec)のワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記図6で
説明したBEP52と同様な構成のBEPにより、ビッ
トレートが360(MB/sec)となるようにビット
増加処理され、上記ルーティングスイッチ4に供給され
る。
【0106】上記ルーティングスイッチ4は、上記ビッ
ト増加処理が施された上記360(MB/sec)のワ
イドスクリーン用のコンポーネントデータを上記第3の
記録再生部3に設けられているワイドスクリーンVTR
に供給する。これにより、上記第2の記録再生部2に設
けられているビットレートが143(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱う
VTRからの再生データを、上記第3の記録再生部3に
設けられているワイドスクリーンVTRで記録再生する
ことができる。
【0107】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ているD1VTRからの再生データを、上記第2の記録
再生部2に設けられているD2VTRに供給する場合を
説明する。この場合、上記D1VTRからシリアルイン
ターフェイスを介して出力される270(MB/se
c)のコンポーネントデータは、上記ルーティングスイ
ッチ4に供給される。
【0108】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを上記ビッ
トレート変換部5内の第1のビットレート変換回路10
に供給する。上記第1のビットレート変換回路10は、
上記270(MB/sec)のコンポーネントデータを
図3中(j)に示すようにENC及びRCを用いて14
3(MB/sec)のコンポジットデータに変換する。
【0109】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された上記270(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、図7に示す入力端子30を介して
S/P変換回路31に供給される。上記S/P変換回路
31は、シリアルデータとして供給される上記270
(MB/sec)のコンポーネントデータを、27MH
z/10ビットのパラレルデータに変換し、これをDE
C32に供給する。
【0110】上記DEC32は、上記27MHz/10
ビットのコンポーネントデータを輝度データY,第1の
クロマデータC1 及び第2のクロマデータC2 に分離
し、これらをそれぞれRC33内のY用RC33a,C
1 用RC33b及びC2 用RC33cに供給する。
【0111】上記Y用RC33a,C1 用RC33b及
びC2 用RC33cは、それぞれビットレートが27M
Hz/10ビットのコンポーネントデータである上記輝
度データY,第1のクロマデータC1 及び第2のクロマ
データC2 を、ビットレートが14.3MHz/10ビ
ットのコンポーネントデータの輝度データY,第1のク
ロマデータC1 及び第2のクロマデータC2 に変換し、
これらをENC34に供給する。
【0112】上記ENC34は、上記14.3MHz/
10ビットのコンポーネントデータである輝度データ
Y,第1のクロマデータC1 及び第2のクロマデータC
2 をコンポジットデータに変換し、これをP/S変換回
路35に供給する。上記P/S変換回路35は、上記パ
ラレルデータである上記14.3MHz/10ビットの
コンポジットデータを143(MB/sec)のシリア
ルデータに変換し出力する。
【0113】上記シリアルデータに変換された143
(MB/sec)のコンポジットデータは、上記ルーテ
ィングスイッチ4に供給される。上記ルーティングスイ
ッチ4は、上記143(MB/sec)のコンポジット
データを上記第2の記録再生部2に設けられているD2
VTRに供給する。これにより、上記第1の記録再生部
1に設けられているD1VTRからの再生データを、上
記第2の記録再生部2に設けられているD2VTRで記
録再生することができる。
【0114】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ているD1VTRからの再生データを、上記第2の記録
再生部2に設けられているビットレートが143(MB
/sec)のコンポーネントデータを取り扱うVTRに
供給する場合を説明する。この場合、上記D1VTRか
らのシリアルインターフェイスを介して出力される27
0(MB/sec)のコンポーネントデータは、ルーテ
ィングスイッチ4に供給される。
【0115】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを、上記ビ
ットレート変換部5内の第1のビットレート変換回路1
0に供給する。上記第1のビットレート変換回路10
は、図3中(k)に示すように、BRDを用いて、上記
270(MB/sec)のコンポーネントデータを、1
43(MB/sec)のコンポーネントデータに変換す
る。
【0116】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された上記270(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、図8に示す入力端子60を介して
S/P変換回路61に供給される。上記S/P変換回路
61は、シリアルデータとして供給される上記270
(MB/sec)のコンポーネントデータを、27MH
z/10ビットのパラレルデータに変換し、これをBR
D62に供給する。
【0117】上記BRD62は、上記27MHz/10
ビットのコンポーネントデータにビット低減処理を施す
ことにより、14.3MHz/10ビットのコンポーネ
ントデータを形成し、これをP/S変換回路63に供給
する。上記P/S変換回路63は、パラレルデータとし
て供給される上記14.3MHz/10ビットのコンポ
ーネントデータを、143(MB/sec)のシリアル
データに変換し、これを出力端子64を介して出力す
る。
【0118】この143(MB/sec)のコンポーネ
ントデータは、上記ルーティングスイッチ4により上記
第2の記録再生装置部2に設けられている143(MB
/sec)のコンポーネントデータを取り扱うVTRに
供給される。これにより、上記第1の記録再生部1に設
けられているD1VTRからシリアルインターフェイス
を介して出力される270(MB/sec)のコンポー
ネントデータを、上記第2の記録再生装置部2に設けら
れている143(MB/sec)のコンポーネントデー
タを取り扱うVTRで記録再生することができる。
【0119】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ているD1VTRからの再生データを、上記第2の記録
再生部2に設けられているビットレートが143(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。この場
合、上記D1VTRからシリアルインターフェイスを介
して出力される270(MB/sec)のコンポーネン
トデータは、ルーティングスイッチ4に供給される。
【0120】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを、上記ビ
ットレート変換部5内の第1のビットレート変換回路1
0に供給する。上記第1のビットレート変換回路10
は、図3中(l)に示すように、BRD及びADDを用
いて、上記270(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを、143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータに変換する。
【0121】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された上記270(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、まず、上記図8に示す入力端子6
0を介してS/P変換回路61に供給される。上記S/
P変換回路61は、シリアルデータで供給される上記2
70(MB/sec)のコンポーネントデータを、27
MHz/10ビットのパラレルデータに変換し、これを
BRD62に供給する。
【0122】上記BRD62は、上記27MHz/10
ビットのコンポーネントデータを14.3MHz/10
ビットのコンポーネントデータにするようなビットリダ
クション処理を施し、これをP/S変換回路63に供給
する。上記P/S変換回路63は、パラレルデータであ
る上記14.3MHz/10ビットのコンポーネントデ
ータを、143(MB/sec)のシリアルデータに変
換し、これを出力端子64を介して出力する。
【0123】上記出力端子64を介して出力された上記
143(MB/sec)のコンポーネントデータは、次
に図5に示す入力端子60を介してS/P変換回路61
に供給される。上記S/P変換回路61は、上記シリア
ルデータとして供給される上記143(MB/sec)
のコンポーネントデータを、14.3MHz/10ビッ
トのパラレルデータに変換し、これをラインメモリ42
及びカウンタ45にそれぞれ供給する。
【0124】ここで、上記14.3MHz/10ビット
のコンポーネントデータは、アスペクト比が4:3用の
データである。このため、位置決め回路46は、上述の
ように、該14.3MHz/10ビットのコンポーネン
トデータを上記ラインメモリ42の略々中間の位置に書
き込むような書き込み位置決めデータ、及び、このライ
ンメモリ42の端からデータを読み出すような読み出し
位置決めデータを上記カウンタ45に供給する。
【0125】上記カウンタ45は、上記S/P変換回路
41からの14.3MHz/10ビットのコンポーネン
トデータ、及び、上記位置決め回路46からの書き込み
位置決めデータ,読み出し位置決めデータに応じて、上
記ラインメモリ42へのデータの書き込み,読み出しを
制御する。これにより、上記14.3MHz/10ビッ
トのコンポーネントデータは、14.3MHz/10ビ
ットのワイドスクリーンのコンポーネントデータに変換
され出力される。
【0126】上記ラインメモリ42から読み出されるパ
ラレルデータである、上記14.3MHz/10ビット
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、P/
S変換回路43に供給される。上記P/S変換回路43
は、上記パラレルデータである上記14.3MHz/1
0ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
を、143(MB/sec)のシリアルデータに変換
し、これを出力端子44を介して出力する。
【0127】この出力端子44を介して出力される上記
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4を介し
て上記第2の記録再生部2に設けられているビットレー
トが143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRに供給される。こ
れにより、上記第1の記録再生部1に設けられているD
1VTRからの270(MB/sec)のコンポーネン
トデータを、上記第2の記録再生部2に設けられている
ビットレートが143(MB/sec)のワイドスクリ
ーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRで記録
再生することができる。
【0128】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ているビットレートが270(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTR
からの再生データを、上記第2の記録再生部2に設けら
れているD2VTRに供給する場合を説明する。この場
合、上記270(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからシリアル
インターフェイスを介して出力される270(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
は、ルーティングスイッチ4に供給される。
【0129】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記ビットレート変換部5内の第1のビ
ットレート変換回路10に供給する。上記第1のビット
レート変換回路10は、図3中(m)に示すように、R
C,ENC及びMSKを用いて、上記270(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
を、143(MB/sec)のコンポジットデータに変
換する。
【0130】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された上記270(MB/sec)のワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータは、まず、上記
図7に示す入力端子30を介してS/P変換回路31に
供給される。上記S/P変換回路31は、シリアルデー
タで供給される上記270(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータを、27MHz/1
0ビットのパラレルデータに変換し、これをDEC32
に供給する。
【0131】上記DEC32は、上記27MHz/10
ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデータを
輝度データY,第1のクロマデータC1 及び第2のクロ
マデータC2 に分離し、これらをそれぞれRC33内の
Y用RC33a,C1 用RC33b及びC2 用RC33
cに供給する。
【0132】上記Y用RC33a,C1 用RC33b及
びC2 用RC33cは、それぞれビットレートが27M
Hz/10ビットのワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータである上記輝度データY,第1のクロマデータ
1 及び第2のクロマデータC2 を、ビットレートが1
4.3MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータである輝度データY,第1のクロマデ
ータC1 及び第2のクロマデータC2 に変換し、これら
をENC34に供給する。
【0133】上記ENC34は、上記14.3MHz/
10ビットのワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タである輝度データY,第1のクロマデータC1 及び第
2のクロマデータC2 をコンポジットデータに変換し、
これをP/S変換回路35に供給する。上記P/S変換
回路35は、上記パラレルデータである上記14.3M
Hz/10ビットのワイドスクリーン用のコンポジット
データを、143(MB/sec)のシリアルデータに
変換し、これを出力端子36を介して出力する。
【0134】この出力端子36を介して出力される上記
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ジットデータは、上記図5に示すMSKの入力端子40
を介してS/P変換回路41に供給される。上記S/P
変換回路41は、上記シリアルデータとして供給される
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ジットデータを、14.3MHz/10ビットのパラレ
ルデータに変換し、これをラインメモリ42及びカウン
タ45に供給する。
【0135】ここで、上記14.3MHz/10ビット
のワイドスクリーン用のコンポジットデータは、アスペ
クト比が16:9のデータである。このため、位置決め
回路46は、上述のように、該14.3MHz/10ビ
ットのワイドスクリーン用のコンポジットデータを上記
ラインメモリ42に一杯に書き込むような書き込み位置
決めデータ、及び、このラインメモリ42の略々中間の
領域で4:3のアスペクト比に対応する領域からデータ
を読み出すような読み出し位置決めデータを上記カウン
タ45に供給する。
【0136】上記カウンタ45は、上記S/P変換回路
41からの14.3MHz/10ビットのワイドスクリ
ーン用のコンポジットデータ、及び、上記位置決め回路
46からの書き込み位置決めデータ,読み出し位置決め
データに応じて、上記ラインメモリ42へのデータの書
き込み,読み出しを制御する。これにより、上記14.
3MHz/10ビットのワイドスクリーン用のコンポジ
ットデータは、14.3MHz/10ビットのコンポジ
ットデータに変換され出力される。
【0137】上記ラインメモリ42から読み出されるパ
ラレルデータである、上記14.3MHz/10ビット
のコンポジットデータは、P/S変換回路43に供給さ
れる。上記P/S変換回路43は、上記パラレルデータ
である上記14.3MHz/10ビットのコンポジット
データを、143(MB/sec)のシリアルデータに
変換し、これを出力端子44を介して出力する。
【0138】この出力端子44を介して出力される上記
143(MB/sec)のコンポジットデータは、上記
ルーティングスイッチ4を介して上記第2の記録再生部
2に設けられているD2VTRに供給される。これによ
り、上記第1の記録再生部1に設けられている270
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRからの再生データを、上記第
2の記録再生部2に設けられているD2VTRで記録再
生することができる。
【0139】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ている270(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デー
タを、上記第2の記録再生部2に設けられている143
(MB/sec)のコンポーネントデータを取り扱うV
TRに供給する場合を説明する。この場合、上記270
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRからシリアルインターフェイ
スを介して出力される270(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータは、上記ルーティ
ングスイッチ4に供給される。
【0140】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを上記ビットレート変換VTR5内の第1の
ビットレート変換回路10に供給する。上記第1のビッ
トレート変換回路10は、図3中(n)に示すようにB
RD及びMSKを用いて上記270(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータを143
(MB/sec)のコンポーネントデータに変換する。
【0141】すなわち、上記第1のビットレート変換回
路10に供給された270(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータは、アスペクト比が
16:9用のデータであるため、後に上記MSKで、ア
スペクト比が4:3の143(MB/sec)のコンポ
ーネントデータに変換すると、ビット数が増加してしま
い143(MB/sec)のビットレートに合わなくな
る。このため、上記270(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータは、上記BRDによ
り、上述のように後にビット数が増加しないようにビッ
ト低減処理が施され、上記図5に示したMSKに供給さ
れる。
【0142】上記MSKは、上記ラインメモリ42に書
き込まれた上記ビット低減処理の施された270(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タかさ、4:3のアスペクト比に対応する領域のデータ
を読み出すことにより、上記270(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータを、143
(MB/sec)のコンポーネントデータに変換し、こ
れを上記ルーティングスイッチ4に供給する。
【0143】上記ルーティングスイッチ4は、上記14
3(MB/sec)のコンポーネントデータを、上記第
2の記録再生部2に設けられている143(MB/se
c)のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給す
る。これにより、上記第1の記録再生部1に設けられて
いる270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生データ
を、上記第2の記録再生部2に設けられている143
(MB/sec)のコンポーネントデータを取り扱うV
TRで記録再生することができる。
【0144】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ている270(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デー
タを、上記第2の記録再生部2に設けられている143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。
【0145】この場合、上記270(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱う
VTRからシリアルインターフェイスを介して出力され
る270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に供
給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記270
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを上記ビットレート変換回路5内の第1のビッ
トレート変換回路10に供給する。
【0146】上記第1のビットレート変換回路10は、
上記図3中(o)に示すようにBRDを用いて上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記143(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポーネントデータに変換する。
【0147】すなわち、上記270(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記図
8に示したBRD62によりビット低減処理が施され、
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータに変換され上記ルーティングスイッチ4
に供給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記1
43(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを、上記第2の記録再生部2に設けられて
いる143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うVTRに供給する。
【0148】これにより、上記第2の記録再生部2に設
けられている270(MB/sec)のワイドスクリー
ン用きコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再
生データを、上記第1の記録再生部1に設けられている
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを取り扱うVTRで記録再生することが
できる。
【0149】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ている270(MB/sec)のコンポーネントデータ
を取り扱うD1VTRからの再生データを、上記第3の
記録再生部3に設けられている360(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱
うワイドスクリーンVTRに供給する場合を説明する。
【0150】この場合も、上記D1VTRからシリアル
インターフェイスを介して出力される270(MB/s
ec)のコンポーネントデータは、上記ルーティングス
イッチ4に供給される。上記ルーティングスイッチ4
は、上記270(MB/sec)のコンポーネントデー
タを、上記ビットレート変換部5内の第3のビットレー
ト変換回路12に供給する。
【0151】上記第3のビットレート変換回路12は、
上記図3中(p)に示すようにADDを用いて、上記2
70(MB/sec)のコンポーネントデータを、上記
360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータに変換する。すなわち、上記アスペクト
比が4:3のデータである上記270(MB/sec)
のコンポーネントデータは、上記図5に示すADDによ
り、アスペクト比が16:9のデータであるビットレー
トが360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータに変換され、上記ルーティングスイ
ッチ4に供給される。
【0152】上記ルーティングスイッチ4は、上記36
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記第3の記録再生部3に設けられてい
る360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTRに
供給する。これにより、上記第1の記録再生部1に設け
られている270(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを取り扱うD1VTRからの再生データを、上記第
3の記録再生部3に設けられている360(MB/se
c)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取
り扱うワイドスクリーンVTRで記録再生することがで
きる。
【0153】次に、上記第1の記録再生部1に設けられ
ている上記270(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生
データを、上記第3の記録再生部3に設けられている上
記360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTRに
供給する場合を説明する。
【0154】この場合も、上記270(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱
うVTRからシリアルインターフェイスを介して出力さ
れる270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に
供給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを上記ビットレート変換部5内の第3のビッ
トレート変換回路12に供給する。
【0155】上記第3のビットレート変換回路12は、
上記図3中(q)に示すようにBEPにより上述のよう
なビット増加処理を施すことにより、上記270(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータに変換する。この360(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
は、上記ルーティングスイッチ4を介して上記第3の記
録再生部3に設けられているワイドスクリーンVTRに
供給される。
【0156】これにより、上記第1の記録再生部に設け
られている270(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生
データを、上記第3の記録再生部3に設けられている3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTRで記録
再生することができる。
【0157】次に、上記第3の記録再生部3に設けられ
ているワイドスクリーンVTRからのビットレートが3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを、上記第2の記録再生部2に設けられて
いる143(MB/sec)のコンポジットデータ記録
再生を行うD2VTRに供給する場合を説明する。この
場合、上記ワイドスクリーンVTRからシリアルインタ
ーフェイスを介して出力される360(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記
ルーティングスイッチ4に供給される。
【0158】上記ルーティングスイッチ4は、上記36
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記ビットレート変換部5内の第2のビ
ットレート変換回路11に供給する。上記第2のビット
レート変換回路11は、上記図3中(r)に示すように
RC,ENC及びMSKを用いて、上記360(MB/
sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
を143(MB/sec)のコンポジットデータに変換
する。
【0159】すなわち、上記360(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、まず、
上記図7に示したように、RC33及びENC34によ
り、ビットレートが143(MB/sec)のワイドス
クリーン用のコンポジットデータに変換される。次に、
アスペクト比が16:9のデータである上記143(M
B/sec)のワイドスクリーン用のコンポジットデー
タは、上記図5に示すMSKにより、アスペクト比が
4:3のデータである143(MB/sec)のコンポ
ジットデータに変換され上記ルーティングスイッチ4に
供給される。
【0160】上記ルーティングスイッチ4は、上記14
3(MB/sec)のコンポジットデータを上記第2の
記録再生部2に設けられているD2VTRに供給する。
これにより、上記第3の記録再生部3に設けられている
360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTRから
の再生データを、上記第2の記録再生部2に設けられて
いる143(MB/sec)のコンポジットデータを取
り扱うD2VTRで記録再生することができる。
【0161】次に、上記第3の記録再生部3に設けられ
ている360(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVT
Rからの再生データを、上記第2の記録再生部2に設け
られている143(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。この
場合、上記ワイドスクリーンVTRからシリアルインタ
ーフェイスを介して出力される360(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記
ルーティングスイッチ4に供給される。
【0162】上記ルーティングスイッチ4は、上記36
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記ビットレート変換部5内の第2のビ
ットレート変換回路11に供給する。上記第2のビット
レート変換回路11は、上記図3中(s)に示すよう
に、BRD,RC及びMSKを用いて上記360(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを、上記143(MB/sec)のコンポーネントデ
ータに変換する。
【0163】すなわち、上記360(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上述の
ようにアスペクト比が16:9のデータであるため、後
に上記MSKによりアスペクト比が4:3の143(M
B/sec)のコンポーネントデータに変換されると、
ビット数が増加してしまう。このため、上記360(M
B/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデ
ータは、まず、図8に示したようなBRDでビット低減
処理が施され、上記RCに供給される。
【0164】上記RCは、上記ビット低減処理が施され
た360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータのビットレートを、360(MB/s
ec)から143(MB/sec)に変換し、これを上
記図5に示すMSKに供給する。上記MSKは、上述の
ように、ラインメモリ42に書き込まれた143(MB
/sec)のワイドスクリーン用のデータから、4:3
のアスペクト比に対応する領域のデータを読み出すこと
により、143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータから143(MB/sec)の
コンポーネントデータに変換し、これを上記ルーティン
グスイッチ4に供給する。
【0165】上記ルーティングスイッチ4は、この14
3(MB/sec)のコンポーネントデータを上記第2
の記録再生部2に設けられている143(MB/se
c)のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給す
る。
【0166】これにより、上記第3の記録再生部3に設
けられている360(MB/sec)のワイドスクリー
ン用のコンポーネントデータを取り扱うワイドスクリー
ンVTRからの再生データを、上記第2の記録再生部2
に設けられている143(MB/sec)のコンポーネ
ントデータを取り扱うVTRで記録再生することができ
る。
【0167】次に、上記第3の記録再生部3に設けられ
ている360(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVT
Rからの再生データを、上記第2の記録再生部2に設け
られている143(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給する
場合を説明する。
【0168】この場合、上記ワイドスクリーンVTRか
らシリアルインターフェイスを介して出力される360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給され
る。上記ルーティングスイッチ4は、上記360(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを、上記ビットレート変換部5内に設けられている上
記第2のビットレート変換回路11に供給する。
【0169】上記第2のビットレート変換回路11は、
上記図3中(t)に示すようにBRDを用いて、上記3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを、143(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータに変換する。
【0170】すなわち、上記360(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記図
8に示すBRDによりビット低減処理が施され、143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータに変換され、上記ルーティングスイッチ4に供
給される。上記ルーティングスイッチ4は、上記143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを、上記第2の記録再生部2に設けられている
143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを取り扱うVTRに供給する。
【0171】これにより、上記第3の記録再生部3に設
けられているワイドスクリーンVTRからの再生データ
を、上記第2の記録再生部2に設けられている143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRで記録再生することができ
る。
【0172】次に、上記第3の記録再生部3に設けられ
ている360(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVT
Rからの再生データを、上記第1の記録再生部1に設け
られている270(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを取り扱うD1VTRに供給する場合を説明する。
【0173】この場合、上記ワイドスクリーンVTRか
らシリアルインターフェイスを介して出力される上記3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給さ
れる。上記ルーティングスイッチ4は、上記360(M
B/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデ
ータを上記ビットレート変換部5内の上記第3のビット
レート変換回路12に供給する。
【0174】上記第3のビットレート変換回路12は、
上記360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを、上記図3中(u)に示すように
MSKを用いて、270(MB/sec)のコンポーネ
ントデータに変換する。
【0175】すなわち、上記360(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記図
5に示すMSKにより上述のようにマスク処理が施さ
れ、アスペクト比が16:9のデータからアスペクト比
が4:3のデータに変換され270(MB/sec)の
コンポーネントデータとして出力される。この270
(MB/sec)のコンポーネントデータは、上記ルー
ティングスイッチ4に供給される。
【0176】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のコンポーネントデータを、上記第
1の記録再生部1に設けられているD1VTRに供給す
る。これにより、上記第3の記録再生部3に設けられて
いる360(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVTR
からの再生データを、上記第1の記録再生部1に設けら
れている270(MB/sec)のコンポーネントデー
タを取り扱うD1VTRで記録再生することができる。
【0177】次に、上記第3の記録再生部3に設けられ
ている360(MB/sec)のワイドスクリーン用の
コンポーネントデータを取り扱うワイドスクリーンVT
Rからの再生データを、上記第1の記録再生部1に設け
られている270(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給する
場合を説明する。
【0178】この場合、上記ワイドスクリーンVTRか
らシリアルインターフェイスを介して出力される上記3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に供給さ
れる。上記ルーティングスイッチ4は、上記360(M
B/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデ
ータを、上記ビットレート変換部5内の第3のビットレ
ート変換回路12に供給する。
【0179】上記第3のビットレート変換回路12は、
上記図3中(v)に示すようにBRDを用いて、上記3
60(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを、270(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータに変換する。
【0180】すなわち、上記360(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上記図
8に示したBRD62により、上述のビット低減処理が
施され、ビットレートが270(MB/sec)のワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータに変換される。
上記270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータは、上記ルーティングスイッチ4に
供給される。
【0181】上記ルーティングスイッチ4は、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、上記第1の記録再生部1に設けられてい
る270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコン
ポーネントデータを取り扱うVTRに供給する。これに
より、上記第3の記録再生部3に設けられている360
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うワイドスクリーンVTRからの再生
データを、上記第1の記録再生部1に設けられている2
70(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータを取り扱うVTRで記録再生することがで
きる。
【0182】なお,上記第1の記録再生部1及び第2の
記録再生部2は、同じビットレート間におけるデータ方
式を変換する手段をそれぞれ有している。
【0183】具体的には、上記第2の記録再生部2内に
おいて、上記143(MB/sec)のコンポジットデ
ータを取り扱うD2VTRからの再生データを、上記1
43(MB/sec)のコンポーネントデータを取り扱
うVTRに供給する場合、該第2の記録再生部2は、上
記図3中(91)に示すようにDEC及びBRDを用い
て、上記143(MB/sec)のコンポジットデータ
を143(MB/sec)のコンポーネントデータに変
換する。
【0184】すなわち、上記143(MB/sec)の
コンポジットデータは、まず、上記DECに供給され
る。上記DECは、図4のDEC23で説明したよう
に、上記143(MB/sec)のコンポジットデータ
(輝度データY,第1のクロマデータCI ,第2のクロ
マデータCQ )を、コンポーネントデータである輝度デ
ータY,第1のクロマデータC1 及び第2のクロマデー
タC2 に変換する。
【0185】上記コンポジットデータは、上記輝度デー
タY,第1のクロマデータCI 及び第2のクロマデータ
Q がひとまとめで10ビットとなっているため、該コ
ンポジットデータをコンポーネントデータに変換する
と、上記輝度データY,第1のクロマデータC1 及び第
2のクロマデータC2 がそれぞれ10ビットとなってし
まい、ビット数が3倍に増えることとなる。このままで
は、上記143(MB/sec)の伝送レートを保持す
ることができなくなるため、上記輝度データY,第1の
クロマデータC1 及び第2のクロマデータC2 は、それ
ぞれBRDに供給される。
【0186】上記BRDは、143(MB/sec)の
伝送レートに合うように、それぞれ10ビットを有する
上記輝度データY,第1のクロマデータC1及び第2の
クロマデータC2 に、ビット低減処理を施し、これを上
記143(MB/sec)のコンポーネントデータを取
り扱うVTRに供給する。これにより、上記第2の記録
再生部2内において、上記143(MB/sec)のコ
ンポジットデータを取り扱うD2VTRからの再生デー
タを、上記143(MB/sec)のコンポーネントデ
ータを取り扱うVTRで記録再生することができる。
【0187】次に、上記第2の記録再生部2内におい
て、上記143(MB/sec)のコンポジットデータ
を取り扱うD2VTRからの再生データを、上記143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。
この場合、上記第2の記録再生部2は、上記図3中(9
2)に示すようにDEC,BRD及びADDを用いて、
上記143(MB/sec)のコンポジットデータを1
43(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータに変換する。
【0188】すなわち、上記143(MB/sec)の
コンポジットデータは、まず、上記DEC及びBRDで
上述のように、143(MB/sec)のコンポーネン
トデータに変換される。この143(MB/sec)の
コンポーネントデータは、上述のようにアスペクト比が
4:3のデータである。このため、上記143(MB/
sec)のコンポーネントデータは、上記ADDに供給
され、アスペクト比が16:9のワイドスクリーン用の
データに変換され、上記143(MB/sec)のワイ
ドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱うVT
Rに供給される。
【0189】これにより、143(MB/sec)のコ
ンポジットデータを取り扱うD2VTRからの再生デー
タを、上記143(MB/sec)のワイドスクリーン
用のコンポーネントデータを取り扱うVTRで記録再生
することができる。
【0190】次に、上記第2の記録再生部2内におい
て、上記143(MB/sec)のコンポーネントデー
タを取り扱うVTRからの再生データを、上記143
(MB/sec)のコンポジットデータを取り扱うD2
VTRに供給する場合を説明する。この場合、上記第2
の記録再生部2は、上記図3中(93)に示すようにE
NC及びBEPを用いて、上記143(MB/sec)
のコンポーネントデータを143(MB/sec)のコ
ンポジットデータに変換する。
【0191】まず、上記143(MB/sec)のコン
ポーネントデータは、上記ENCに供給され、上述のよ
うにコンポジットデータに変換される。上記143(M
B/sec)のコンポーネントデータは、輝度データ
Y,第1のクロマデータC1 及び第2のクロマデータC
2 が、該143(MB/sec)の伝送レートに合うよ
うにそれぞれビット低減処理されているデータであり、
上記ENCにより143(MB/sec)のコンポーネ
ントデータを上記コンポジットデータに変換すると、該
143(MB/sec)のビットレートに合わなくな
る。
【0192】このため、上記ENCから出力されるコン
ポジットデータは、上記BEPに供給される。上記BE
Pは、上記ENCからのコンポジットデータにビット増
加処理を施し、ビットレートが143(MB/sec)
のコンポジットデータに変換し、これを上記D2VTR
に供給する。
【0193】これにより、上記143(MB/sec)
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デ
ータを、上記143(MB/sec)のコンポジットデ
ータを取り扱うD2VTRで記録再生することができ
る。
【0194】次に、上記第2の記録再生部2内におい
て、上記143(MB/sec)のコンポーネントデー
タを取り扱うVTRからの再生データを、上記143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。
この場合、上記第2の記録再生部2は、上記図3中(9
4)に示すようにBRD及びADDを用いて、上記14
3(MB/sec)のコンポーネントデータを143
(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネン
トデータに変換する。
【0195】すなわち、上記143(MB/sec)の
コンポーネントデータは、上述のように4:3のアスペ
クト比のデータであり、後に上記ADDによりアスペク
ト比が16:9のワイドスクリーン用のデータに変換さ
れ、ビットレートが増加してしまう。このため、上記増
加するビットレートを低減してビットレートを143
(MB/sec)とするために、上記143(MB/s
ec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
は、まず、上記BRDによりビット低減処理が施され、
上記ADDに供給される。
【0196】上記ADDは、上記ビット低減処理が施さ
れたコンポーネントデータをアスペクト比が16:9の
ワイドスクリーン用のデータに変換し、これを上記14
3(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを取り扱うVTRに供給する。これにより、
上記143(MB/sec)のコンポーネントデータを
取り扱うVTRからの再生データを、上記143(MB
/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデー
タを取り扱うVTRで記録再生することができる。
【0197】次に、上記第2の記録再生部2内におい
て、上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デ
ータを、上記143(MB/sec)のコンポジットデ
ータを取り扱うD2VTRに供給する場合を説明する。
この場合、上記第2の記録再生部2は、上記図3中(9
5)に示すようにENC,BEP及びMSKを用いて、
上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータを、143(MB/sec)のコン
ポジットデータに変換する。
【0198】すなわち、上記143(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上述の
ように16:9のアスペクト比のデータであり、後に上
記MSKによりアスペクト比が4:3のデータに変換さ
れるため、ビットレートが低減してしまう。このため、
上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータは、まず、上記BEPによりビット
増加処理が施され、上記ENCに供給される。
【0199】上記ENCは、上記コンポーネントデータ
である上記ビット増加処理が施されたデータを、上述の
ようにコンポジットデータに変換し、これを上記MSK
に供給する。上記MSKは、上記コンポジットデータを
アスペクト比が4:3用のデータに変換し、これを上記
D2VTRに供給する。
【0200】これにより、上記143(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱
うVTRからの再生データを、上記143(MB/se
c)のコンポジットデータを取り扱うD2VTRで記録
再生することができる。
【0201】次に、上記第2の記録再生部2内におい
て、上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デ
ータを、上記143(MB/sec)のコンポーネント
データを取り扱うVTRに供給する場合を説明する。こ
の場合、上記第2の記録再生部2は、上記図3中(9
6)に示すようにBEP及びMSKを用いて、上記14
3(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを、143(MB/sec)のコンポーネン
トデータに変換する。
【0202】すなわち、上記143(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上述の
ように16:9のアスペクト比のデータであり、後に上
記MSKによりアスペクト比が4:3のデータに変換さ
れるため、ビットレートが低減してしまう。このため、
上記143(MB/sec)のワイドスクリーン用のコ
ンポーネントデータは、まず、上記BEPによりビット
増加処理が施され、上記MSKに供給される。
【0203】上記MSKは、上記ビット増加処理の施さ
れたコンポーネントデータを、アスペクト比が4:3用
のデータに変換し、これを上記143(MB/sec)
のコンポーネントデータを取り扱うVTRに供給する。
これにより、上記143(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTRから
の再生データを、上記143(MB/sec)のコンポ
ーネントデータを取り扱うVTRで記録再生することが
できる。
【0204】次に、上記第1の記録再生部1内におい
て、上記270(MB/sec)のコンポーネントデー
タを取り扱うD1VTRからの再生データを、上記27
0(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポーネ
ントデータを取り扱うVTRに供給する場合を説明す
る。この場合、上記第1の記録再生部1は、上記図3中
(97)に示すようにBRD及びADDを用いて、上記
270(MB/sec)のコンポーネントデータを、2
70(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポー
ネントデータに変換する。
【0205】すなわち、上記270(MB/sec)の
コンポーネントデータは、上述のように4:3のアスペ
クト比のデータであり、後に上記ADDによりアスペク
ト比が16:9のデータに変換されるためビットレート
が増加してしまう。このため、上記増加するビットレー
トを低減してビットレートを270(MB/sec)と
するために、上記270(MB/sec)のワイドスク
リーン用のコンポーネントデータは、まず、上記BRD
によりビット低減処理が施され、上記ADDに供給され
る。
【0206】上記ADDは、上記ビット低減処理の施さ
れたコンポーネントデータを、アスペクト比が16:9
のデータに変換し、これを上記270(MB/sec)
のワイドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱
うVTRに供給する。これにより、上記270(MB/
sec)のコンポーネントデータを取り扱うD1VTR
からの再生データを、上記270(MB/sec)のワ
イドスクリーン用のコンポーネントデータを取り扱うV
TRで記録再生することができる。
【0207】次に、上記第1の記録再生部1内におい
て、上記270(MB/sec)のワイドスクリーン用
のコンポーネントデータを取り扱うVTRからの再生デ
ータを、上記270(MB/sec)のコンポーネント
データを取り扱うD1VTRに供給する場合を説明す
る。この場合、上記第1の記録再生部1は、上記図3中
(98)に示すようにBEP及びMSKを用いて、上記
270(MB/sec)のワイドスクリーン用のコンポ
ーネントデータを、上記270(MB/sec)のコン
ポーネントデータに変換する。
【0208】すなわち、上記270(MB/sec)の
ワイドスクリーン用のコンポーネントデータは、上述の
ようにアスペクト比が16:9のデータであり、後に上
記MSKによりアスペクト比が4:3のデータに変換さ
れるためビットレートが低減してしまう。このため、上
記低減するビットレートを増加してビットレートを27
0(MB/sec)とするために、上記270(MB/
sec)のワイドスクリーン用のコンポーネントデータ
は、まず、上記BEPによりビット増加処理が施され、
上記MSKに供給される。
【0209】上記MSKは、上記ビット増加処理の施さ
れたコンポーネントデータを、アスペクト比が4:3の
データに変換し、これを上記270(MB/sec)の
コンポーネントデータを取り扱うD1VTRに供給す
る。これにより、上記270(MB/sec)のワイド
スクリーン用のコンポーネントデータを取り扱うVTR
からの再生データを、上記270(MB/sec)のコ
ンポーネントデータを取り扱うD1VTRで記録再生す
ることができる。
【0210】なお、本実施例では、上記第3の記録再生
部3には、ワイドスクリーンVTRしか設けなかったた
め、上述のような記録再生部内におけるデータ方式の変
換は行われない。しかし、例えば上記第3の記録再生部
3内に、上記ワイドスクリーンVTRの他に、ビットレ
ートが360(MB/sec)のコンポーネントデータ
を取り扱うVTRや、360(MB/sec)のコンポ
ジットデータを取り扱うVTRを設けた場合には、上述
のようにBEPやADD等のデータ方式の変換に必要な
回路を設ければ、上記第1,第2の記録再生ブロック
1,2と同様に、該第3の記録再生ブロック3内におい
て同じビットレートで方式が異なるデータの送受が可能
となることは勿論である。
【0211】以上の説明から明らかなように、本実施例
に係る記録再生装置用送出システムは、複数のVTRが
設けられた第1の記録再生部1,第2の記録再生部2及
び第3の記録再生部3を、ルーティングスイッチ4を介
して相互に接続するとともに、該ルーティングスイッチ
4に上記各記録再生部1,2,3のデータの送受を相互
に可能とするような第1〜第3のビットレート変換回路
10〜12を有するビットレート変換部5を接続する。
そして、上記ルーティングスイッチ4が、送信側のVT
Rと、受信側のVTRが決まったときに、該送信側のV
TRからのデータを上記ビットレート変換部5に供給
し、上記受信側のVTRが取り扱うデータのビットレー
トに変換し、この変換されたデータを上記受信側に供給
することにより、データのビットレートが異なるVTR
間において相互にデータの送受を可能とすることができ
る。
【0212】なお、本実施の場合、図1に示したよう
に、ビットレートが270(MB/sec)の映像データを取り
扱う複数の記録再生装置(D1VTR1等)が設けられ
た記録再生部1,ビットレートが143(MB/se
c)の映像データを取り扱う複数の記録再生装置(D2
VTR等)が設けられた記録再生装置部2、及び、ビッ
トレートが360(MB/sec)の映像データを取り
扱うワイドスクリーンVTRが設けられた記録再生装置
部3とが相互にデータの送受を可能とすることができる
ように、上記ビットレート変換部5に、143(MB/
sec)のビットレートを270(MB/sec)のビ
ットレートに変換し、270(MB/sec)のビット
レートを143(MB/sec)のビットレートに変換
する第1のビットレート変換回路10と、143(MB
/sec)のビットレートを360(MB/sec)の
ビットレートに変換し、360(MB/sec)のビッ
トレートを143(MB/sec)のビットレートに変
換する第2のビットレート変換回路11と、270(M
B/sec)のビットレートを360(MB/sec)
のビットレートに変換し、360(MB/sec)のビ
ットレートを270(MB/sec)のビットレートに
変換する第3のビットレート変換回路11とを設けるこ
ととしたが、例えば記録再生装置として高品位テレビジ
ョン信号の記録再生を行ういわゆるHDVTRを設けた
場合は、上記ビットレート変換部5の中に、該HDVT
R用のビットレート変換回路を設けることにより、全体
の記録再生装置間における相互の信号の送受を可能とす
ることができる。
【0213】また、この他、設けた記録再生装置に応じ
たビットレート変換回路を付加することにより、全体の
記録再生装置間におけるデータの送受を可能することが
できる。このため、将来的に新たなビットレートを有す
る記録再生装置が普及した場合、該新たなビットレート
を有する記録再生装置用のビットレート変換回路を、上
記複数のビットレート変換手段の一つとして加えればよ
く、該新たなビットレートを有する記録再生装置との均
衡を図るために現在所有している記録再生装置をすべて
買い換える等の無駄な出費を防止することができる。
【0214】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置用送出システ
ムでは、入出力切り換え手段により、取り扱う信号のビ
ットレートが異なる複数の記録再生装置のうち、信号を
出力する記録再生装置と該信号が入力される記録再生装
置を選択するとともに、その入出力に対応するビットレ
ート変換手段を上記複数のビットレート変換手段から選
択してそれらを接続するので、ビットレートの異なる記
録再生装置間における映像データの受け渡しを可能とす
ることができる。しかも、上記複数のビットレート変換
手段は、コンポジットデータをコンポーネントデータに
変換するデコーダと、コンポーネントデータをコンポジ
ットデータに変換するエンコーダと、映像データのビッ
ト数を低減するビットリダクション回路と、画面上の映
像データの不足分を補うアダー回路と、映像データのビ
ットレートを変換するレートコンバータと、映像データ
のビット数を増加させるビットエキスパンダと、画面上
の余分な映像データをマスク処理するマスキング回路の
組み合わせにより、上記複数の記録再生装置が取り扱う
信号の各ビットレートを相互間においてビットレート変
換するので、上記複数の記録再生装置の相互間において
方式が異なるデータを送受することができる。
【0215】また、将来的に新たなビットレートを有す
る記録再生装置が普及した場合、該新たなビットレート
を有する記録再生装置用のビットレート変換手段を、上
記複数のビットレート変換手段の一つとして加えればよ
いため、該新たなビットレートを有する記録再生装置と
の均衡を図るために現在所有している記録再生装置をす
べて買い換える等の無駄な出費を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る記録再生装置用送出システムの
実施例の構成を示すブロック図である。
【図 2】上記記録再生装置用送出システムに設けられ
ているビットレート変換部の構成を示すブロック図であ
る。
【図 3】上記実施例の記録再生装置用送出システムに
おいて、ビットレート変換を行う際に、上記ビットレー
ト変換部の中から用いられる回路を一覧的に示した図で
ある。
【図 4】上記ビットレート変換部に設けられているD
EC及びRC等のブロック図である。
【図 5】上記ビットレート変換部に設けられているM
SK又はADDを示すブロック図である。
【図 6】上記ビットレート変換部に設けられているB
EPのブロック図である。
【図 7】上記ビットレート変換部に設けられているR
C及びENC等のブロック図である。
【図 8】上記ビットレート変換部に設けられているB
RDのブロック図である。
【符号の説明】 1・・・・・・・・・・第1の記録再生部 2・・・・・・・・・・第2の記録再生部 3・・・・・・・・・・第3の記録再生部 4・・・・・・・・・・ルーティングスイッチ 5・・・・・・・・・・ビットレート変換部 10〜12・・・・・・第1〜第3のビットレート変換
回路 22・・・・・・・・・Y/C分離回路 23,32・・・・・・デコーダ(DEC) 24,33・・・・・・レートコンバータ(RC) 24a,33a・・・・Y用RC 24b,33b・・・・C1 用RC 24c,33c・・・・C2 用RC 25・・・・・・・・・時間軸圧縮回路 34・・・・・・・・・エンコーダ(ENC) 42・・・・・・・・・ラインメモリ 45・・・・・・・・・カウンタ 46・・・・・・・・・位置決め回路 52・・・・・・・・・ビットエキスパンダ(BEP) 62・・・・・・・・・ビットリダクション回路(BR
D)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/00 - 7/015 H04N 9/79 - 9/898 H04N 7/24 - 7/68 H04N 11/00 - 11/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り扱う信号のビットレートが異なる複
    数の記録再生装置と、 上記複数の記録再生装置が取り扱う信号の各ビットレー
    トを相互間においてビットレート変換する複数のビット
    レート変換手段と、 上記複数の記録再生装置のうち、信号を出力する記録再
    生装置と該信号が入力される記録再生装置を選択すると
    ともに、その入出力に対応するビットレート変換手段を
    上記複数のビットレート変換手段から選択してそれらを
    接続する入出力切り換え手段とを有し、 上記複数のビットレート変換手段は、コンポジットデー
    タをコンポーネントデータに変換するデコーダと、コン
    ポーネントデータをコンポジットデータに変換するエン
    コーダと、映像データのビット数を低減するビットリダ
    クション回路と、画面上の映像データの不足分を補うア
    ダー回路と、映像データのビットレートを変換するレー
    トコンバータと、映像データのビット数を増加させるビ
    ットエキスパンダと、画面上の余分な映像データをマス
    ク処理するマスキング回路の組み合わせにより、上記複
    数の記録再生装置が取り扱う信号の各ビットレートを相
    互間においてビットレート変換することを特徴とする記
    録再生装置用送出システム。
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