JP3103851U - 室内インテリア用品 - Google Patents

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修 樋口
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株式会社日紋
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Abstract

【課題】癒し系和風感を強調することができ、室内に見事に調和するインテリア用品を得る。
【解決手段】複数個の格子部Mをもつ複数個の格子枠体1を相互に折り畳み自在に連結し、格子枠体に障子紙3を貼設してなり、格子枠体を和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成してなる。
【選択図】図1

Description

本考案は例えば床間、サイドボード等に配置して用いられる室内インテリア用品に関するものである。
従来、この種室内インテリア用品としては、花瓶や人形、記念カップや盾等のものが知られている。
実用新案登録第3048966号公報
しかしながら上記従来の室内インテリア用品の殆どの場合、その形態が一般にありふれていて、商品販売の際の顧客吸引力が薄く、又、家庭の応接間やサイドボードの上、玄関等に飾り付けても、それほど看者に視覚に訴ったえることが少なく、更なる斬新性をもつ装飾品の出現が望まれている。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、複数個の格子部をもつ複数個の格子枠体を相互に折り畳み自在に連結し、該格子枠体に障子紙を貼設してなり、上記格子枠体を和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成してなることを特徴とする室内インテリア用品にある。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記格子枠体の複数個の格子部に着物生地を配置してなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案は、上記着物生地は、思い出のある着物、古着等の着物生地であることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の考案は、上記複数個の格子部のうちの選択した任意の格子部に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地を配置してなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の考案は、上記格子枠体は黒色系統に形成され、上記障子紙は白色系統に形成されていることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、格子枠体は複数個の格子部をもつ和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成されているから、恰も、ミニチュア化された屏風や衝立のような和風の室内装飾品とすることができ、格子枠体の形態は日本の伝統美を誇る斬新性に富むものとなり、それだけ視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、和風のインテリア用品として用いることができ、花瓶や他の装飾品と組み合わせて使用することもでき、又、市場においては強い顧客吸引力を発揮し、需要拡大を望むことができ、かつ、複数個の格子枠体を相互に折り畳み自在に連結してなるから、折り畳んで収納保管することができ、使用の利便性を高めることができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記格子枠体の複数個の格子部に着物生地を配置してなるから、着物生地の存在により一層和風感を惹起することができ、一層日本の伝統美を誇る斬新性に富むものとなり、それだけ一層視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、又、請求項3記載の考案にあっては、祖母のぬくもりが感じられる着物、母から買ってもらった大切な着物、お宮参り着、七五三に着た祝着などの思い出のある着物の着物生地を用いることにより、思い出のこもったインテリア商品、贈答品とすることができ、例えば、箪笥の中に入っている着物で汚れやかび、色焼けなどで痛んでいる古着等のきれいな部分の着物生地を用いることによりインテリア用品としてリフォームすることができ、又、請求項4記載の考案にあっては、上記複数個の格子部のうちの選択した任意の格子部に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地を配置してなるから、複数個のの格子部に着物生地の存在しない部分及び存在する部分との調和の取れたデザイン感を得ることができ、それだけ一層視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、又、請求項5記載の考案にあっては、上記格子枠体は黒色系統に形成され、上記障子紙は白色系統に形成されているから、白と黒とのコントラストにより癒し系和風感を強調することができ、室内に見事に調和するインテリア用品を得ることができる。
図1乃至図8は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至4は第一形態例、図5は第二形態例、図6は第三形態例、図7は第四形態例、図8は第五形態例である。
図1乃至図4の第一形態例において、1・1は格子枠体であって、この場合、和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成され、縦約70cm×横約46cmの四角枠状の外枠体1aに複数個の横桟杆1b及び縦桟杆1cを格子状に配設し、この横桟杆1b及び縦桟杆1cにより12個の格子部M・M・・・を形成してなり、この二個の格子枠体1・1を蝶番機構2により相互に折り畳み自在に連結し、この格子枠体1・1の裏面略全面に障子紙3を貼設して構成している。
4・4・・・は着物生地であって、予め着物生地4を上記格子枠体1・1の複数個の格子部M・M・・・の内のりの大きさに切断し、この切断した着物生地4を格子部M内において障子紙3の表面に重ねて糊材により貼付配置するようにしている。
この着物生地4としては、例えば、祖母のぬくもりが感じられる着物、母から買ってもらった大切な着物、お宮参り着、七五三に着た祝着などの思い出のある着物、箪笥の中に入っている着物で汚れやかび、色焼けなどで痛んでいる古着等のきれいな部分の着物生地4を用いることができる。
又、この場合、上記12個の格子部M・M・・・のうちの選択した4個の格子部M・M・・・に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地4を所定の配列パターンで配置している。
又、この場合、上記格子枠体1・1は黒色系統に塗装形成され、上記障子紙3は白色系統のものによりに形成されている。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、例えば、図4の如く、上記格子枠体1・1を床の間Fやサイドボードなどの上に配置することになり、この格子枠体1・1は複数個の格子部M・M・・・をもつ和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成されているから、恰も、ミニチュア化された屏風や衝立のような和風の室内装飾品とすることができ、格子枠体1・1の形態は日本の伝統美を誇る斬新性に富むものとなり、それだけ視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、和風のインテリア用品として用いることができ、花瓶や他の装飾品と組み合わせて使用することもでき、又、市場においては強い顧客吸引力を発揮し、需要拡大を望むことができ、かつ、二個の格子枠体1・1を相互に折り畳み自在に連結してなるから、折り畳んで収納保管することができ、使用の利便性を高めることができる。
又、この場合、上記格子枠体1・1の複数個の格子部M・M・・・に着物生地4を配置してなるから、着物生地4の存在により一層和風感を惹起することができ、一層日本の伝統美を誇る斬新性に富むものとなり、それだけ一層視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、又、この場合、祖母のぬくもりが感じられる着物、母から買ってもらった大切な着物、お宮参り着、七五三に着た祝着などの思い出のある着物の着物生地4を用いることにより、思い出のこもったインテリア商品、贈答品とすることができ、例えば、箪笥の中に入っている着物で汚れやかび、色焼けなどで痛んでいる古着等のきれいな部分の着物生地4を用いることによりインテリア用品としてリフォームすることができ、又、この場合、上記複数個の格子部M・M・・・のうちの選択した任意の格子部M・M・・・に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地4を配置してなるから、複数個のの格子部M・M・・・に着物生地4の存在しない部分及び存在する部分との調和の取れたデザイン感を得ることができ、それだけ一層視覚に訴えるものとなって装飾効果を高めることができ、又、この場合、上記格子枠体1・1は黒色系統に形成され、上記障子紙3は白色系統に形成されているから、白と黒とのコントラストにより癒し系和風感を強調することができ、室内に見事に調和するインテリア用品を得ることができる。
図5の第二形態例、図6の第三形態例、図7の第四形態例、図8の第五形態例は別例構造を示し、これら各形態例は、それぞれ複数個の格子部M・M・・・のうちの選択した任意の格子部M・M・・・に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地4を所定の配列パターンで配置した形態例である。
これら各形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、例えば、格子枠体1の連結個数、大きさや格子部Mの数、材質、着物生地4の種類や柄等、配列パターン等は用途に応じて適宜設計して変更される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本考案の実施の第一形態例の全体表側斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の全体裏側斜視図である。 本考案の実施の第一形態例の全体正面図である。 本考案の実施の第一形態例の使用状態図である。 本考案の実施の第二形態例の全体正面図である。 本考案の実施の第三形態例の全体正面図である。 本考案の実施の第四形態例の全体正面図である。 本考案の実施の第五形態例の全体正面図である。
符号の説明
M 格子部
1 格子枠体
3 障子紙
4 着物生地

Claims (5)

  1. 複数個の格子部をもつ複数個の格子枠体を相互に折り畳み自在に連結し、該格子枠体に障子紙を貼設してなり、上記格子枠体を和室や応接間等の室内のインテリア用品として使用可能な縮小化形態に形成してなることを特徴とする室内インテリア用品。
  2. 上記格子枠体の複数個の格子部に着物生地を配置してなることを特徴とする請求項1記載の室内インテリア用品。
  3. 上記着物生地は、思い出のある着物、古着等の着物生地であることを特徴とする請求項1又は2記載の室内インテリア用品。
  4. 上記複数個の格子部のうちの選択した任意の格子部に各種の色、柄、織物の任意種類の着物生地を配置してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の室内インテリア用品。
  5. 上記格子枠体は黒色系統に形成され、上記障子紙は白色系統に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の室内インテリア用品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018116369A1 (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 有限会社富士産業 建具

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