JP3192150U - 置物 - Google Patents

置物 Download PDF

Info

Publication number
JP3192150U
JP3192150U JP2014002576U JP2014002576U JP3192150U JP 3192150 U JP3192150 U JP 3192150U JP 2014002576 U JP2014002576 U JP 2014002576U JP 2014002576 U JP2014002576 U JP 2014002576U JP 3192150 U JP3192150 U JP 3192150U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
animal doll
animal
figurine
doll
limb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014002576U
Other languages
English (en)
Inventor
孝二 藤井
孝二 藤井
慧利加 湯田
慧利加 湯田
Original Assignee
株式会社リュウコドウ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リュウコドウ filed Critical 株式会社リュウコドウ
Priority to JP2014002576U priority Critical patent/JP3192150U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3192150U publication Critical patent/JP3192150U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】動物人形だけでなる置物、又は動物人形と遮蔽用物品との組み合わせた置物の観賞用としての機能を拡張することにより、静的な置物でありながら、一定の特殊な動きを感じさせることが可能で、見る者に意外性や趣味感、癒し感などを与えられる置物を提供する。【解決手段】動物人形10を備える。動物人形10は、肢体が前足を上げた立上り姿勢で自立し、その立上り姿勢において肢体の胴体部12を左右いずれかの側に傾けている。胴体部12の頂部に前向きの顔頭部13を備える。動物人形10に加えて、動物人形10の前側に置かれてその肢体の一部を前方から覆い隠す遮蔽用物品20を有していてもよい。動物人形10は、たとえば猫に似せて形作られた肢体を有する。【選択図】図3

Description

本考案は、4足歩行動物に似せて形作られた肢体を有する動物人形の動きのある表情を観賞して楽しむことのできる工夫がなされた置物に関する。
猫や犬、熊といった種々の4足歩行動物に似せて形作られた肢体を有する動物人形は広く知られている。また、上記の動物人形は、床の間や飾り棚などを装飾する観賞用としての特性を持つ置物としても提供されていて、旅館やホテル、その他の人の集まる場所や一般家庭においても広く使用されている。
他方、上記の置物に、観賞用としての特性のほかに、何らかの特別な機能を付与することも行われている。たとえば、先行例では、中空に形作った4足歩行動物としての猫の肢体の頭部を胴体部に対して左右自在に動かすことができるようにすると共に、胴体部に対して種類形状の異なる頭部を付け替え可能とし、さらに、胴体部に花挿し穴を具備させている。このものでは、頭部を胴体部に装着しておくことによって観賞用としての機能が発揮される一方で、胴体部の花挿し穴に花を生けることによって花瓶としての機能を発揮させることもできるようになっている(たとえば特許文献1参照)。
特開2000−190698号公報
しかしながら、肢体を4足歩行動物に似せて形作られた従来の置物は、4足歩行動物の静的でありふれた姿態を表現していたに過ぎず、動きを感じさせるような動的で突飛な姿態を表現させて見る者に意外性を与える効果を発揮させにくかった。また、動物人形の肢体が静的に表現されていた従来の置物では、動物人形の「可愛さ」や「茶目っ気」などの表情を見る者に感じさせて、見る者の趣味感に訴えたり、見る者に癒し感を感じさせたりするのに十分ではなかった。このことは、上掲の特許文献1によって提供されている置物についても同様に云えることである。
本考案は、上記したような状況に鑑みてなされたものであり、観賞用としての置物が本来的に具備している床の間や飾り棚などを装飾するという特性をさらに拡張させ、静的な置物であるにもかかわらず一定の特殊な動的な動きを表現させ得るような対策を講じた置物を提供することを目的とする。また、本考案は、1物品としての置物を2つの要素の組み合わせによって構成することによって、その置物の一方の要素の動的な動きの表現力を他方の要素によって顕著に助長させ、その置物を見る者に意外性や癒し感を感じさせることができ、見る者の趣味感に訴えやすくなる対策を講じた置物を提供することを目的とする。
本考案に係る置物は、4足歩行動物に似せて形作られた肢体を有する動物人形を備えている。そして、上記動物人形は、肢体が前足を上げた立上り姿勢で自立し、その立上り姿勢において肢体の胴体部を左右いずれかの側に傾けていると共に、その胴体部の頂部に前向きの顔頭部を備えている。
この置物によると、動物人形自体が静止して動かないにもかかわらず、動物人形が、その肢体の前足を上げた立上り姿勢で自立しているという構成や、動物人形が、立上り姿勢において肢体の胴体部を左右いずれかの側に傾けているという構成により、見る者に動物人形の動的な動きを感じさせることができるようになり、そのことが、動物人形を見る者に意外性や癒し感を感じさせたり、見る者の趣味感に訴えたりすることに役立つ。
本考案では、上記動物人形に加えて、その動物人形の前側に置かれてその肢体の一部を前方から覆い隠す遮蔽用物品を有していると共に、上記動物人形が、その肢体の胴体部を当該動物人形の前側に置かれた上記遮蔽用物品の側方へ迫り出す形状に傾けている、という構成を採用することが可能である。
この構成を備えた置物は、上記した形状の肢体を有する動物人形と遮蔽用物品との組み合わせによって構成されていて、遮蔽用物品が、動物人形の肢体の胴体部の一部を覆い隠すようになっている。そのため、動物人形の前方からは、遮蔽用物品の後側の動物人形が、その胴体部や顔頭部を遮蔽用物品の側方へ迫り出して、遮蔽用物品の後から覗いているように見えることになる。その結果、この置物によると、動物人形自体が静的で動かないにもかかわらず、見る者にとっては、動物人形に、覗き見をしているような一定の特殊な動的な動きを感じることができるようになり、意外性や趣味感、癒し感を期待することができるようになる。
本考案では、上記動物人形が猫に似せて形作られた肢体を有し、その肢体の前足が胴体部の前側に位置している、という構成を採用することが可能である。この構成であると、猫の肢体に似せて形作られた動物人形によって、上記したような覗き見をしている猫を表現させることができる。
以上のように、本考案に係る置物は、床の間や飾り棚などを装飾する観賞用としての特性をさらに拡張させたことにより、静的な置物であるにもかかわらず、その置物に一定の特殊な動的な動きを表現させることが可能になる。そのため、見る者に意外性や趣味感、癒し感などを与えることを期待することのできる置物を提供することが可能になる。
本考案の実施形態に係る置物の正面図である。 図1のII矢視図である。 他の実施形態による置物の使用状態説明図である。 さらに他の実施形態に係る置物の使用状態説明図である。 さらに他の実施形態に係る置物の使用状態説明図である。
図1は本考案の実施形態に係る置物の正面図、図2は図1のII矢視図である。図1及び図2に示した置物は動物人形10でなる。この動物人形10は、猫又は子猫である4足歩行動物に似せて形作られた肢体を有している。肢体を形作る材料には、陶器、石膏、紙、木、布、粘土といった様々な材料を使用することが可能である。図例の猫としての動物人形10の肢体は、左右の前足11を上げた立ち上がり姿勢で自立していて、しかも、左右の前足11を、胴体部12の前側で動物人形10から見て左方に伸ばした形態になっている。さらに、肢体の胴体部12は、図示のように動物人形10から見て右側に傾いている。さらに、顔頭部13は、起立姿勢の肢体の胴体部12の頂部で、あたかも首を少し伸ばしたような表情を保って正面を向く状態(前向き)になっている。
この実施形態の置物によると、動物人形10はそれ自体が静止して動かないにもかかわらず、動物人形10が、図1のように肢体の胴体部12を、動物人形から見て右側に傾けているために、見る者に動物人形が意思をもって身体を傾けているかのような動的な動きを感じさせることができるようになる。この効果は、動物人形10の肢体を立上り姿勢で自立させておくことによってさらに助長させることができる。これらの作用により、動物人形10を見る者に意外性や癒し感を感じさせたり、見る者の趣味感に訴えさせやすくなる。なお、図例では、肢体の胴体部12が、動物人形10から見て右側に傾いているけれども、この点は、肢体の胴体部12が、動物人形10から見て左側に傾いていてもよい。
図3は他の実施形態による置物の使用状態説明図である。この実施形態では、図1及び図2に示した動物人形10が遮蔽用物品20と組み合わされて、床の間や飾り棚、その他の置き場所に置いた状態で観賞される。この状態での使用時には、図3のように動物人形10と遮蔽用物品20とを、たとえば赤毛氈のような敷物30の上に置いておくことが装飾性を高める上で好ましい。
図3の使用状態では、遮蔽用物品20の例として飾り鏡餅が用いられている。そして、この遮蔽用物品20が、動物人形10の前側に置かれていて、その動物人形の10の肢体の一部、具体的には、後足と胴体部12の下半部を覆い隠している。
動物人形10と遮蔽用物品20とを上記のような位置関係で前後に隔てて置いておくと、動物人形10の前方からは、遮蔽用物品20の後側の動物人形10がその顔頭部13を遮蔽用物品20の側方へ迫り出して、動物人形10が遮蔽用物品20の後から前方を覗いているように見える。そのため、この置物によると、動物人形10自体が静止して動かないにもかかわらず、見る者にとっては、動物人形10に、覗き見をしているような一定の特殊な動的な動きが感じられるようになり、動物人形10を見る者が意外性や癒し感を感じたり、動物人形10の「可愛さ」や「茶目っ気」を感じたり、動物人形10の姿態が見る者の趣味感に訴えることが可能になる。その上、動物人形10が、その肢体の前足11を胴体部12の前側で上げた突飛な立上り姿勢で自立していることに加えて、動物人形10の肢体の胴体部12が遮蔽用物品20の側方に迫り出す形に傾いていることにより、動物人形10に、覗き見をしているような一定の特殊な動きが顕著に感じられるようになる。
図4はさらに他の実施形態による置物の使用状態説明図である。この実施形態では、遮蔽用物品20として、動物人形10の前左方に置いている飾り鈴23に繋がれた房付き紐22が用いられている。そして、その紐22を、図1〜図3に示したものと同様の動物人形10の肢体の胴体部12の前側に引き出してその前足11に絡ませている。この置物によると、動物人形10の肢体の胴体部12が顔頭部13と共に、動物人形10から見て右側方に傾いていることにより、動物人形10があたかも紐22で飾り鈴23を引張って運んでいるような動きのある表情が表現される。
図5はさらに他の実施形態による置物の使用状態説明図である。この実施形態では、前後に隔てて子猫と子犬の2体の動物人形10,10を置き、その前に箱形の遮蔽用物品20を置いている。そして、遮蔽用物品20が動物人形10の肢体の一部である後足と胴体部12の下半部を覆い隠している。また、2体の動物人形10,10にあっては、後側の動物人形10の肢体の一部が前側の動物人形10によって覆い隠されている。この実施形態によっても、2体の動物人形10,10自体が静止して動かないにもかかわらず、見る者にとっては、動物人形10,10に、覗き見をしているような一定の特殊な動きが感じられるようになり、動物人形10が意外性や趣味感、癒し感を発揮することが期待される。また、動物人形10,10が、その肢体の前足11を胴体部12の前側で上に上げた突飛な立上り姿勢で自立していることに加えて、動物人形10の肢体の胴体部12が遮蔽用物品20の側方に迫り出す形に曲がっていることにより、動物人形10に、覗き見をしているような一定の特殊な動きが顕著に感じられるようになる。
本考案において、動物人形10としては、図示したような猫や犬の肢体を形作ったものに限らず、他の動物の肢体を形作ったもの、たとえば、兎、小熊、蛙といった他の種類の動物の肢体を形作ったものを用いることが可能である。同様に、遮蔽用物品20にも、図3〜図5に示したもの以外の物品を用い得る。
なお、図1〜図4において、同一又は相応する要素には同一の符号を付してある。
10 動物人形
20 遮蔽用置物
13 顔頭部
11 前足
12 胴体部

Claims (3)

  1. 4足歩行動物に似せて形作られた肢体を有する動物人形を備える置物であって、
    上記動物人形は、肢体が前足を上げた立上り姿勢で自立し、その立上り姿勢において肢体の胴体部を左右いずれかの側に傾けていると共に、その胴体部の頂部に前向きの顔頭部を備えていることを特徴とする置物。
  2. 上記動物人形に加えて、その動物人形の前側に置かれてその肢体の一部を前方から覆い隠す遮蔽用物品を有していると共に、上記動物人形が、その肢体の胴体部を当該動物人形の前側に置かれた上記遮蔽用物品の側方へ迫り出す形状に傾けている請求項1に記載した置物。
  3. 上記動物人形が猫に似せて形作られた肢体を有し、その肢体の前足が胴体部の前側に位置している請求項1または請求項2に記載した置物。
JP2014002576U 2014-05-19 2014-05-19 置物 Expired - Lifetime JP3192150U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002576U JP3192150U (ja) 2014-05-19 2014-05-19 置物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002576U JP3192150U (ja) 2014-05-19 2014-05-19 置物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3192150U true JP3192150U (ja) 2014-07-31

Family

ID=78224788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014002576U Expired - Lifetime JP3192150U (ja) 2014-05-19 2014-05-19 置物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3192150U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11331808B2 (en) 2016-04-28 2022-05-17 Fujitsu Limited Robot

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11331808B2 (en) 2016-04-28 2022-05-17 Fujitsu Limited Robot

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3942283A (en) Hand puppet
JP3192150U (ja) 置物
TWD193933S (zh) Decoration
JP3222701U (ja) 写真立て
Richardson et al. Ways of seeing early modern decorative textiles
JP3132203U (ja) ぬいぐるみ眼鏡ケース
Hasan Happy Vintage
USD855123S1 (en) Plush toy
Romero The Dollmaker of Krakow
Deka Sculptures of Kamakhya temple: an aesthetic view
Cox Two senses of'installation'-what does it mean to place a work of art?
Meltzer et al. The story of child development: a psychoanalytic account
Song The Strategy Research of IP Image Design Based on Visual Context—Take “POP MART” as an Example
KR200308036Y1 (ko) 봉제인형
JPH04133899U (ja) 指輪玩具
Louboutin et al. Christian Louboutin
KR20160150298A (ko) 완성을 하면 발광과 함께 소리가 나는 슬라이딩퍼즐
Emamdjomeh Toward a Visual History of Smell in Eighteenth-Century France
Spuybroek Figurate and Spectral Architecture: Of the Lithic, Ferric, and Plastic
Coolik Vulnus
TWD203083S (zh) 人偶
CN203971383U (zh) 鱼缸玩偶
Hodgson Reckless Empathies
TWD182277S (zh) 貔貅(天祿)飾品
Ogata Designing childhood

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3192150

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250