JP3103722U - エアゾール容器 - Google Patents

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英昭 釣井
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Abstract

【課題】 延長ノズルを備えたエアゾール容器において、延長ノズルを操作部の噴射口から取り外すことなく容器本体に沿う姿勢に格納することを可能にする。
【解決手段】 延長ノズル4を備えたエアゾール容器において、延長ノズル4に蛇腹状の屈伸部5を設ける。屈伸部5は、延長ノズルを任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を発揮する。屈伸部5を下向きに折り曲げると、延長ノズル4が容器本体1に沿う姿勢に格納される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、内容物を噴出口から噴射して用いるようになっているエアゾール容器に関する。
エアゾール容器は、自動車用塗料や液体油脂、洗浄剤などの容器として多用されていて、一般的には、噴射口を備えた押ボタン式の操作部を押込み操作することによって容器本体の内容物が操作部の噴射口から噴出し、操作部の押込み操作を止めると操作部が初期位置に復帰して内容物の噴出が止まるようになっている。
従来、この種のエアゾール容器において、操作部の噴出口に細筒状の延長ノズルを着脱するものが知られていた。このエアゾール容器は、腰の強いプラスチック製の細いチューブの基端部に操作部の噴射口に嵌脱可能な取付部を備えていて、その取付部を操作部の噴射口に嵌合状に装着すると延長ノズルが前方へ長く突き出す。そのため、延長ノズルを介して狭い隙間などに内容物を吹きつけることができる。また、エアゾール容器を使用しないときには、その延長ノズルを操作部の噴射口から取り外して保管しておくことにより次回の使用に備えるようになっている。
しかしながら、従来のエアゾール容器において、使用しないときに延長ノズルを操作部の噴射口に装着したままにしておくと、延長ノズルが前方へ長く突き出してじゃまになったり、延長ノズルが何かに当たって折れ曲がったり折損したりすることがあった。そのため、エアゾール容器の使用後に、その都度、延長ノズルを取り外していたけれども、延長ノズルを取り外してしまうと、その延長ノズルが紛失してしまって次回に使用することができなくなるという不都合を経験することが多かった。
本考案は以上の状況の下でなされたものであり、操作部の噴射口に取り付けられた延長ノズルを、使用時には前方やその他の任意の方向に向けることが可能であり、使用しないときには、延長ノズルを操作部の噴射口から取り外すことなく容器本体に沿う姿勢に格納しておくことのできるエアゾール容器を安価に提供することを目的とする。
また、本考案は、延長ノズルを必要に応じて操作部の噴射口に嵌脱することができるようにして、内容物を操作部の噴射口から直接噴出させたり、内容物を延長ノズルを介して噴出させたりすることが可能になるエアゾール容器を提供することを目的とする。
本考案に係るエアゾール容器は、噴射口を備えた操作部を操作することによってその操作部が取り付けられている容器本体の内容物が上記噴射口から噴出するようになっている。そして、先端部に噴射口を有して基端部に具備された取付部が上記噴射口に取り付けられた細筒形のプラスチック製延長ノズルを備え、その延長ノズルの上記取付部の隣接箇所に、その延長ノズルを任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を備えた蛇腹状の屈伸部が一体成形されている。
この構成を備えたエアゾール容器では、操作部を操作してその操作部の噴射口から容器本体の内容物を噴出させると、噴射口から噴出した内容物が、延長ノズルを介してその先端部の噴射口から噴出する。そして、延長ノズルの噴射口からの内容物の噴出方向は、延長ノズルの屈伸部を所望の角度及び方向に折り曲げてその折曲げ姿勢を変えることによって任意の方向に定めることが可能である。また、屈伸部を折り曲げて延長ノズルを容器本体に沿う折曲げ姿勢に保形させておくことが可能であるので、使用後にはそのようにして延長ノズルを容器本体に沿う姿勢で格納しておくことが可能である。さらに、延長ノズルは、取付部の隣接箇所に蛇腹状の屈伸部を一体成形して具備させただけの構成によって、その延長ノズルを任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を発揮するようになっているので、延長ノズル自体が安価になり、ひいてはエアゾール容器を安価に提供することが可能になる。
本考案では、上記延長ノズルの取付部が、上記操作部の噴射口に対して嵌脱可能であり、その延長ノズルは、上記容器本体に沿う下向き姿勢に折り曲げられて保形されているときにその先端部が上記容器本体の下端よりも上位に位置する長さを有している、という構成を採用することが可能である。この構成であると、延長ノズルを操作部の噴射口に取り付けてその延長ノズルの噴射口から内容物を噴出させるという使用状態と、延長ノズルを取り外して操作部の噴射口から直接に内容物を噴出させるという使用状態と、を必要に応じて使い分けることが可能である。また、延長ノズルを操作部の噴射口に取り付けた場合、使用後にその延長ノズルをいちいち取り外さなくても、延長ノズルの屈伸部を折り曲げてその延長ノズルを容器本体に沿う姿勢で格納しておくことも可能である。
以上のように、本考案によれば、延長ノズルを前方やその他の任意の方向に向けた状態で内容物を噴出させることが可能であるだけでなく、延長ノズルを操作部の噴射口から取り外すことなく容器本体に沿う姿勢に格納しておくことも可能であるので、使用しないときに延長ノズルが前方へ長く突き出してじゃまになったり延長ノズルが何かに当たって折れ曲がったり折損したりするということを未然に防止することができるようになる。また、延長ノズルが紛失してしまって次回に使用することができなくなるということもなくなる。さらに、延長ノズルは、取付部の隣接箇所に蛇腹状の屈伸部を一体成形で具備させただけの構成によって、その延長ノズルを任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を発揮するようになっているので、延長ノズル自体が安価であり、ひいてはエアゾール容器を安価に提供することが可能になる。
図1(A)は本考案の実施形態に係るエアゾール容器において延長ノズル4を格納してキャップ2を装着した状態の斜視図、(B)は同エアゾール容器においてキャップ2を取り外した状態の斜視図、図2は同エアゾール容器において延長ノズル4を前方に突き出した状態の斜視図、図3は本考案の他の実施形態に係るエアゾール容器において延長ノズル4を格納した状態の斜視図、図4は同エアゾール容器において延長ノズル4を前方に突き出した状態の斜視図、図5は延長ノズル4の屈伸部5の概略部分断面図、図6は延長ノズル取付箇所の部分断面図である。
図1又は図2において、1は有底円筒状の容器本体、2は保護キャップ、3は容器本体1に上蓋部12を介して装備された操作部であり、操作部3はその前面で開口する噴射口(図1及び図2には現れていない)を備えていて、その噴射口に延長ノズル4の基端部に具備された取付部41が取り付けられている。そして、操作部3を手の指で押込み操作すると、容器本体1の中の内容物が操作部3の噴射口からその前方に向けて噴出し、さらに延長ノズル4の内部通路を通ってその先端部の噴射口42から噴出する。これに対し、操作部3から指を離して押込み力を解除すると、操作部3が、内蔵ばね部材などによる弾性によって初期位置に復帰する。
延長ノズル4はポリプロピレンなどで成形されたプラスチック製の細筒の基端部を上記取付部41とし、その先端部を上記噴射口42として形成することに加えて、取付部41の隣接箇所に屈伸部5を一体成形してなる。そして、図6のように、取付部41を操作部3の噴射口31に抜き差しすることによってその噴射口31に対して嵌脱することができるようになっている。このような延長ノズル4は安価であるので、延長ノズル4を追加することでエアゾール容器の価格が極端に高くなるということにはならない。
図5に示したように、図例の屈伸部5は、傾斜角度と長さとが異なる2つの片部52,53を備える環状山形部51を軸線方向に所要数だけ連続させて蛇腹状に成形してなり、任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を備えている。この屈伸部5の構成は、嗜好品であるジュースなどを飲むときに用いる所謂ストローと呼ばれるプラスチック製の細筒体に折曲り機能を付与するときにその細筒体の一部に形成される蛇腹部分に見られる構成と同様である。
延長ノズル4がこのように構成されていると、延長ノズル4を用いる必要がないときには、その取付部41を操作部3の噴射口31から引き抜いて延長ノズル4を取り外し、その状態で、操作部3を手の指で押込み操作して容器本体1の中の内容物を操作部3の噴射口31からその前方に向けて噴出させればよい。これに対し、狭い隙間などの中に内容物を噴出させたいときは延長ノズル4を用いると便利である。その場合には、延長ノズル4の取付部41を操作部3の噴射口31に差し込んで延長ノズル4を取り付け、屈伸部5を伸縮させたり所望の角度及び方向に曲げたりして延長ノズル4の向きを定めた後、操作部3を手の指で押込み操作して容器本体1の中の内容物を、操作部3の噴射口31と延長ノズル4を経てその噴射口42から噴出させればよい。
延長ノズル4を取り付けたエアゾール容器の使用後に、延長ノズル4の屈伸部5を下向きに略直角に折り曲げると、図1(A)(B)のように延長ノズル4が容器本体1に沿う折曲げ姿勢に保形され、その姿勢で容器本体1の側部に格納される。このように使用後の延長ノズル4を容器本体1に沿う姿勢で格納しておくと、延長ノズル4が前方へ長く突き出してじゃまになったり延長ノズル4が何かに当たって折れ曲がったり折損したりするということが防止され、併せて、延長ノズルが紛失してしまって次回に使用することができなくなるということもなくなる。
この実施形態では、図1で判るように、延長ノズル4の長さが、延長ノズル4を容器本体1に沿う下向き姿勢に折り曲げて格納したときにその先端部の噴射口42が容器本体1の下端よりも上位に位置するように定められている。このため、延長ノズル4を格納して容器本体1を図示のように立て置きした場合に、その延長ノズル4の先端部が載置箇所に突き当たってじゃまになるというような事態が起こらない。
この実施形態では、延長ノズル4の取付部41を操作部3の噴射口31に嵌脱可能にしたものを説明したけれども、この点は、延長ノズル4の取付部41を操作部3の噴射口31に取り外しできないように取り付けておいてよい。
図1に示したエアゾール容器において、保護キャップ2を容器本体1の上蓋部12に装着して操作部3を覆わせておくと、操作部3を誤って押込み操作してしまうという事態が防止される。
図3及び図4に示したエアゾール容器は、容器本体1の上部に円筒状のカバー体6を取り付けてあり、そのカバー体6を取り付けたまま操作部3を押込み操作することができるようになっている。カバー体6には窓61が備わっていて、操作部3の噴射口に取り付けた延長ノズル4をその窓61を利用して外側へ引き出している。その他の事項は、図1及び図2を参照して説明した実施形態と同様であるので、同一又は相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(A)は本考案の実施形態に係るエアゾール容器において延長ノズルを格納してキャップを装着した状態の斜視図、(B)は同エアゾール容器においてキャップを取り外した状態の斜視図である。 同エアゾール容器において延長ノズルを前方に突き出した状態の斜視図である。 本考案の他の実施形態に係るエアゾール容器において延長ノズルを格納した状態の斜視図である。 同エアゾール容器において延長ノズルを前方に突き出した状態の斜視図である。 延長ノズルの屈伸部の概略部分断面図である。 延長ノズル取付箇所の部分断面図である。
符号の説明
1 容器本体
3 操作部
4 延長ノズル
5 屈伸部
31 噴射口
41 取付部
42 噴射口

Claims (2)

  1. 噴射口を備えた操作部を操作することによってその操作部が取り付けられている容器本体の内容物が上記噴射口から噴出するようになっているエアゾール容器において、
    先端部に噴射口を有して基端部に具備された取付部が上記噴射口に取り付けられた細筒形のプラスチック製延長ノズルを備え、その延長ノズルの上記取付部の隣接箇所に、その延長ノズルを任意の角度及び方向に折曲げ可能でかつその折曲げ姿勢を保形する機能を備えた蛇腹状の屈伸部が一体成形されていることを特徴とするエアゾール容器。
  2. 上記延長ノズルの取付部が、上記操作部の噴射口に対して嵌脱可能であり、その延長ノズルは、上記容器本体に沿う下向き姿勢に折り曲げられて保形されているときにその先端部が上記容器本体の下端よりも上位に位置する長さを有している請求項1又は請求項2に記載したエアゾール容器。
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