JP3103355U - 靴用中敷 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた通気性およびクッション性を有するようにされ、顕著な足ムレ防止効果およびマッサージ効果を発揮するようにされ、且つ履き易さ及び耐用性に富むようにされた新規の靴用中敷を提供する。
【解決手段】多数個のハニカム形状等環状編成部2を連続させることにより構成された上側編目層3と、多数個のハニカム形状等環状編成部を連続させることにより構成された下側編目層5と、上端が前記上側編目層の環状編成部における下面の点在配置個所に対して連結されまた下端が前記下側編目層の環状編成部における上面の点在配置個所に対して連結された立て向き連結糸群6により構成された中間層7とからなる扁平立体状の編み物8を足の裏の形に裁断することによって得られ、前記下側編目層における環状編成部の下面には当該下面に沿う環状にされた発泡合成樹脂製滑り止め層9が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、靴用中敷に関する。詳しくは、優れた通気性およびクッション性を有するようにされ、顕著な足ムレ防止効果およびマッサージ効果を発揮するようにされ、且つ履き易さ及び耐用性に富むようにされた靴用中敷に関する。
靴用中敷の在来品は、その大半が換気を良くして足ムレを解消する工夫およびクッション性を良くする工夫が施されている。そして、これら工夫が施された発明、考案が多くみられる(特許文献1参照)。しかしながら、これらの靴用中敷は、足ムレ解消機能およびクッション性作用が経時的に短期間のうちに失ってしまい、あまり長持ちしないのが現状である。特に靴用中敷は、履用者の体重圧により圧縮変形されたままになってしまい易く、前記クッション性と通気性の効果をなくしてしまい易いのみならず、一旦このような状態になってしまうと、かえってムレなど不快感を生じ易くなり、歩行時負担を感じ疲れ易くなるという問題があった。
そこで、合成樹脂、ゴムなどを使用した靴用中敷や、載足面に凹凸を設けた靴用中敷が提供され使用されている。しかしながら、これら靴用中敷は、足に対する自然性が損なわれて刺激が強すぎたり、重厚で歩行を妨げる等の異物感を与えるという問題が生じている。
特開平9−322808号公報
本考案は、前記諸問題を解決できる新規の靴用中敷を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る靴用中敷にあっては、多数個のハニカム形状等環状編成部を連続させることで構成された上側編目層と、多数個のハニカム形状等環状編成部を連続させることで構成された下側編目層と、上端が前記上側編目層の環状編成部における下面の点在配置個所に連結され、また下端が前記下側編目層の環状編成部における上面の点在配置個所に連結された立て向き連結糸群により構成された中間層とからなる扁平立体の編み物を足の裏の形に裁断することによって得られたことを特徴とする。
したがって、前記請求項1係るに靴用中敷は、靴内の底面に敷いた状態にして使用されているとき、すなわち足を入れて靴を履いているときには、上・下両側の網目層間の連結糸群が直立した状態で全体重圧を受けとめて当該全体重圧を分散させる。
その結果、前記分散によって前記靴用中敷そのものは、体重圧により押しつぶされにくくなる。
また、前記靴用中敷にあっては、上・下側編目層の環状編成部及び連結糸群が上下・左右・前後方向の通気を許容して通気性を非常に良くする機能及び空間を形成して全体を軽くする機能並にクッション性を良い状態にする機能等を充分に果す。
その結果、良い衛生状態を充分に確保でき、全体を充分に軽くでき、良いクッション性を充分に確保でき、歩き易さが達成される。
さらに、履用中には、前記上・下側編目層の環状編成部及び直立連結糸群がある個所と同上・下側編目層の環状編成部及び連結糸群により囲まれた空間個所とは、体重圧を受けたときに段差を形成して細かい凹凸を出現させる。
その結果、前記凹凸によって、歩行中の足に適度な刺激を賦与することなり、疲れにくくできる。
また、請求項2係る靴用中敷にあっては、前記下側編目層における環状編成部の下面に当該下面に沿う環状にされた滑り止め層が設けられたことを特徴とする。
したがって、前記請求項2係る靴用中敷は、前記滑り止め層によって履用中には位置ズレを惹起しなくなり、位置ズレによって歩きにくくなるような事態を完全若しくは充分に回避できる。
以上詳述したように、本考案に係る靴用中敷は、これを靴内に装着して履用している場合には、靴内の通気性、クッション性を顕著に良好にし、べとつき、むれをよく防止できる。さらに本考案に係る靴用中敷は、強度のある扁平立体の編み物製であって軽く、衝撃をよく吸収緩和してへたりにくく耐久性にすぐれている。しかも体重圧をよく分散し、局部的な落ち込みや圧力を感じることがなく、非常に快適に長時間履用できる。
また、環状編成部及び直立連結糸群が連続する扁平立体の編み物構造から生じる多くの空気層は、通気性をよくしたり、保温性を発揮したりできる。すなわち夏季には薄手の靴下によって前記空気層の通気性が損なわれることが少なく、軽くてさわやかな履きごこちを確保でき、冬には厚手の靴下等によって前記空気層の通気性を適度に抑えて保温効果を発揮させるため、軽くて暖かい履きごこちを確保できる。
以下、本考案の実施の形態に係る靴用中敷を図面に基づいて説明する。先ず図1は全体を示す斜視図である。図2は環状編成部及び直立連結糸群を示す拡大斜視図である。図3は上・下側編目層の環状編成部における一辺の軸線を通る個所の断面を概念化して示す拡大断面略図である。図4は同じく分解した状態で示す拡大断面略図である。図5は扁平立体状の編み物を示す斜視図である。
前記本考案の実施の形態に係る靴用中敷1は、ハニカム形状に編成された多数個の環状編成部2を連続させることで構成された上側編目層3と、ハニカム形状に編成された多数個の環状編成部4を連続させることで構成された下側編目層5と、上端が前記上側編目層3の環状編成部2における下面の点在配置個所に対して連結されまた下端が前記下側編目層5の環状編成部4における上面の点在配置個所に対して連結された立て向き連結糸6群により構成された中間層7とからなる扁平立体状の編み物本体8を構成すると共に、前記扁平立体の編み物本体8の下側編目層5における環状編成部4の下面に当該下面に沿う環状にされた合成樹脂製の滑り止め層9を設けることによって扁平立体状の編み物10を構成し、しかる後、このように構成された扁平立体状の編み物10に足の裏の形に裁断する工程を施すことによって完成されているものである(図5参照)。
なお、網目の1辺の長さは、2.0mm〜7.0mmの範囲にすることが望ましい。網目1つの形状は、円形、四角形等多角形等環形状であってもよい。
また、本考案に係る靴用中敷は、上面と下面の網目層の構成繊維及び上面と下面の間の直立連結糸6群の構成繊維は、ともにナイロン、ポリエステル等の合成繊維で構成されることが望ましい。このようにナイロン、ポリエステル等の合成繊維で構成された場合には、強度があって圧しつぶされにくくなり、充分な通気性が確保され、抜群のムレ防止効果が発揮されるように構成できる。
さらに、前記上側の網目と下側の網目の大きさは、同じか、それぞれ異なるようにしてもよい。また、上側の網目と下側の網目の網目繊維は、上側、下側ともにナイロンにしたり、一方をポリエステルとし他方をナイロンとする組み合わせにしたりすることで実施することができる。直立連結糸群は、充分な通気性及び潰れ難さを確保するためには、比較的太いモノフィラメント繊維が最良であるが、充分な通気性及び潰れ難さを確保できるものであればその他の繊維でも実施できる。
また、前記滑り止め層は、滑りにくくする素材であればよく、ゴム、合成ゴム、その他を利用して実施することができる。
また、前記合成繊維には、遠赤外線放出粉末剤や抗菌剤、消臭剤などを混入したポリエステル樹脂やメラミン樹脂などで樹脂コーティングすることができる。水虫防止のために銅イオンを発生する銅線等を編成繊維とすることができる。
本考案は、前記実施の形態の靴用中敷のみに限定されるものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲に記載されている考案の精神を逸脱しない範囲であれば、種々の変更が任意にできる。
本考案の実施の形態を示す全体斜視図である。 環状編成部及び直立連結糸群を示す拡大斜視図である。 上・下側編目層の環状編成部における一辺の軸線を通る個所を概念化して示す拡大断面略図である。 同じく分解した状態で示す拡大断面略図である。 扁平立体状の編み物を示す斜視図である。
符号の説明
1 本考案の実施の形態に係る靴用中敷
2 環状編成部
3 上側編目層
4 環状編成部
5 下側編目層
6 立て向き連結糸
7 中間層
8 編み物本体
9 滑り止め層
10 編み物

Claims (2)

  1. 多数個の環状編成部を連続させることにより構成された上側編目層と、多数個の環状編成部を連続させることにより構成された下側編目層と、上端が前記上側編目層の環状編成部における下面の点在配置個所に連結されまた下端が前記下側編目層の環状編成部における上面の点在配置個所に連結された立て向き連結糸群により構成された中間層とからなる扁平立体の編み物を足の裏の形に裁断することによって得られたことを特徴とする靴用中敷。
  2. 前記下側編目層における環状編成部の下面に当該下面に沿う環状にされた滑り止め層が設けられたことを特徴とする請求項1記載の靴用中敷。
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