JP3103219U - オイルタンク - Google Patents

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正志 平泉
勝美 窪田
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株式会社共成レンテム
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Abstract

【課題】漏液の防止の確実性を確保した上で、容易な構造によって漏液防止を行う。
【解決手段】カバー部1は、漏れたオイルを受容するとともに、タンク本体2を保持する保持具Bが着脱可能に設置される槽体状の受容部3と、受容部3の開放部3Aに被せて当該受容部3とで閉鎖された空間Sを形成する閉鎖部4とから構成されている。タンク本体2は、周知のホームタンクと呼ばれるものであるので詳細な説明は省略するが、上面に給油口21およびオーバーフロー22さらに通気管23を、下面に取出し口24をそれぞれ備えているものである。受容部3は、金属材または硬質の合成樹脂材等の硬質の不透明材を用いて槽状体形成されたものであり、側壁には、受容部3に溜まったオイル量を表示するゲージ31と、溜まったオイルを抜き取るためのドレン32が備えられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、灯油、ガソリン、各種オイル類等を貯蔵するのに用いられるオイルタンクに関する。
漏液防止構造を備えたオイルタンクとして、本願出願人が実用新案登録出願したものが有る。
このオイルタンクは、オイルタンクの給油口に取り付けられる給油口用受け皿と、当該受け皿と外部を連通するパイプとからなる油受けと、オイルタンクの取出し口に取り付けられる取出し口用受け皿と、当該受け皿と外部を連通するパイプとからなる油受けとを備えてなるものであり、当該油受けが給油口および取出し口から漏れる油を受けることによって漏液を防止するようにしたものである。
(特許文献1参照)
実用新案登録第3098946号(〔0012〕、〔0017〕、図1)
本願出願人は、漏液の防止の確実性を確保した上で、容易な構造によって漏液防止を行うために、鋭意研究の結果本願考案に至った。
そこで本考案は、漏液の防止の確実性を確保した上で、容易な構造によって漏液防止を行うことを課題とし、この課題を解決するオイルタンクの提供を目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために下記の技術的手段を採用した。
その技術的手段は、すくなくとも、オイルが外部に漏れ出さないように閉鎖された空間内にタンク本体を内蔵するものである。(請求項1)
前記空間を構成する具体的な手段として、前記空間をタンク本体からのオイルを受容するとともに、タンク本体が載置される受容部と、当該受容部を閉鎖する閉鎖部からなるカバー部により構成することが例示できる。(請求項2)
タンク本体および受容部の清掃やメンテナンス、さらには給油等の作業上、前記受容部と閉鎖部とは、分離可能とすることが好ましい。(請求項3)
また、前記閉鎖部には、タンク本体における給油口および取出し口に対応する部位に、開閉可能な作業窓を設けることが好ましい。(請求項4)
また、前記カバー部におけるすくなくとも閉鎖部または/および閉鎖部における作業窓を透明とすることが好ましい。(請求項5)
オイルタンクの運搬や設置の関係から、前記タンク本体を、前記受容部に着脱可能に設置される保持具によって保持することが好ましい。(請求項6)
また、前記カバー部に、吊り下げ用のフック部を備ることが好ましい。(請求項7)
請求項1の考案によれば、閉鎖された空間内にタンク本体が内蔵されているので、仮に、給油口や取出し口からオイルが漏れ出しても、そのオイルは閉鎖された空間内に受容されるので、オイルの外部への流出を防止することができるとともに、周辺へのオイル臭防止にも大きな効果を有する。
そして、雨水や雪解け水等の水分、あるいは、チリや埃等の細かいゴミの浸入が抑制されることによって、空間内部を汚れ難くすることでできるとともに、タンク本体の錆や腐食を発生し難くすることができる。
さらに、清掃時において、タンク本体内に残留しているオイルを抜き取ったり、タンク本体内に噴出した洗浄液を抜き取ったりする際には、そのまま、空間内に流し出せばよいので、清掃時においてオイルや洗浄液を受容する容器を用意する必要がない。
また、請求項2の考案によれば、前記空間を具体的に構成することができる。
また、請求項3の考案によれば、前記閉鎖部を受容部から分離することによって、受容部およびタンク本体が露出するので、タンク本体および受容部の確認や清掃およびメンテナンス、または給油等の作業を容易に行うことができる。
また、請求項4の考案によれば、作業窓を開けることによって、前記閉鎖部に設けられた作業窓からオイル給油作業やオイル取出し作業、あるいは、空間内部の汚れの確認、タンク本体における給油口および取出し口からのオイル漏れの確認や清掃およびメンテナンス等の様々な作業を行うことができ、しかも作業窓を閉めることによって、閉鎖された空間を保持することができる。
また、請求項5の考案によれば、タンク本体および受容部の確認を、閉鎖部を分離したり作業窓を開けたりすること無く行うことができる。
さらに、請求項6の考案によれば、前記タンク本体が、前記受容部に着脱可能に設置される保持具によって保持されるので、オイルタンクを分解すること無く運搬や設置をすることができる。
また、請求項7の考案によれば、吊り下げ用のフック部を備えているので、クレーンやホイスト等の吊り下げ装置を用いることによって、運搬作業や設置作業を迅速に行うことができるとともに、高所への設置も迅速に行うことができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案のオイルタンクAを示し、図中、符号1はカバー部、符号2はタンク本体である。
カバー部1は、漏れたオイルを受容するとともに、タンク本体2を保持する保持具Bが着脱可能に設置される槽体状の受容部3と、受容部3の開放部3Aに被せて当該受容部3とで閉鎖された空間Sを形成する閉鎖部4とから構成されている。
タンク本体2は、周知のホームタンクと呼ばれるものであるので詳細な説明は省略するが、上面に給油口21およびオーバーフロー22さらに通気管23を、下面に取出し口24をそれぞれ備えているものである。
受容部3は、金属材または硬質の合成樹脂材等の硬質の不透明材を用いて槽状体形成されたものであり、側壁には、受容部3に溜まったオイル量を表示するゲージ31と、溜まったオイルを抜き取るためのドレン32が備えられている。
また、受容部3の体積は、タンク本体2の体積よりも大きいものであり、これによって、タンク本体2がオイル満タン状態においてオイル漏れを起こした場合でも、すべてのオイルをオーバーフローさせること無く受容することができる。
また、符号33は、前記保持具Bの設置用の設置面部であり、受容部3の上端縁34の内周全域に亘ってアングルをボルト・ナットB1で固定して構成されている。
符号35は、オイルタンクAの設置用支持脚である。
閉鎖部4は、不透明材からなる箱体状のものであり、前記受容部3に被せることによって、閉鎖された空間Sを形成するようにされている。
具体的には、分割された前半部4Aと後半部4Bとからなり、前半部4Aにはフランジ41Aが、後半部4Bにはフランジ41Bが形成され、両フランジ部41A,41Bを重合し、ボルト・ナットB1で固定することにより、箱状体の閉鎖部4を構成している。
また、閉鎖部4の正面の側壁41には、タンク本体2の給油口21用の作業窓42および取出し口24用の作業窓43が開閉可能に備えられている。
作業窓42は、給油口21およびオーバーフロー22さらに通気管23に対応する部位に上開き可能に支持され(図3参照)、作業窓43は、取出し口24に対応する部位に横開き可能に支持されている(図1参照)。
作業窓42は、前記側壁41に開口された作業口42Aと、当該作業口42Aの上縁に軸支された蓋部42Bとで構成されている。
作業口42Aは、給油口21およびオーバーフロー22さらに通気管23が露出し、かつ各種作業が行える程度の大きさに開口されている。
蓋部42Bは、前記作業口42Aを全閉可能な硬質の不透明材からなり、オーバーフロー22に対応する部位に設けられた覗き窓42Cと、開閉用把手42Dと、通気孔42Eと、全開時において蓋部42Bを支持する支持杆42Fを備えている。
前記構成によって、覗き窓42Cから空間S内を確認し、状況によって蓋部42Bを開いて作業口42Aから各種作業を行える。
作業窓43は、前記側壁41に開口された作業口43Aと、当該作業口43Aの左側縁に軸支された蓋部43Bとで構成されている。
作業口43Aは、取出し口24が露出し、かつ各種作業が行える程度の大きさに開口されている。
蓋部43Bは、前記作業口43Aを全閉可能な硬質の透明材からなり、開閉用把手43Cを備えている。
前記構成によって、蓋部43Bから空間S内を確認し、状況によって蓋部43Bを開いて作業口43Aから各種作業を行える。
このようにした閉鎖部4は、当該閉鎖部4を後述する嵌合部面B22に固定しているボルト・ナットB1を外すことによって、受容部3から取り外すことができる。(図4参照)
保持具Bは、前記設置面部33に載置されるとともに、ボルト・ナットB1で固定される接地部B2と、タンク本体2を保持する保持杆B3とからなる。
接地部B2は、アングルを前記設置面部33に正対して載置可能な形状に組立ててなり、設置面部33側の面を固定面B21とし、立ち上がり側の面を前記閉鎖部4が嵌合する嵌合面B22としている。
前記固定面B21は、設置面部33に対して前記ボルト・ナットB1で固定し、嵌合面B22には、当該嵌合面B22に嵌合される閉鎖部4がボルト・ナットB1で固定される。
保持杆B3は、図面上左右の固定面B21上に固着して立設されており、保持杆B3の一方面をタンク本体2の保持面B31とし、当該保持面B31が前記タンク本体2におけるフランジ面25に重合してボルト・ナットB1で連結することによって、タンク本体2を保持している。
前記構成によって、閉鎖された空間Sを有するとともに、タンク本体2を着脱可能に内蔵したオイルタンクAが構成される。
符号5は、オイルタンクAを吊り下げるためのフック部であり、フック部5は、閉鎖部4の上面左右両端に設けられている。
フック部5は、先端側に引っ掛け孔51を有する板状のものであり、前記保持杆B3の先端を延長して形成され、前記前半部41Aと後半部41Bとの間に設けられた隙間S1から閉鎖部4の外側に突出させてある。
前記構成によって、クレーン等のワイヤーをフック部5引っ掛けて運搬作業や設置作業を行うことができる。
なお、フック部の位置は、例示した部位に限定するものではなく、クレーン等のワイヤーを引っ掛けて運搬作業や設置作業を行える部位であればよい。
なお、本考案は例示した実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲された内容から逸脱しない範囲で他の構成による実施が可能である。
本考案にかかるオイルタンクを示す。 図1の側面図。 図1の平面図。 オイルタンクの分解図。
符号の説明
A:オイルタンク
B:保持具
S:空間
1:カバー部
2:タンク本体
3:受容部3
3A:開放部
4:閉鎖部
42:作業窓
43:作業窓
5:フック部

Claims (7)

  1. すくなくとも、オイルが外部に漏れ出さないように閉鎖された空間内にタンク本体が内蔵されていることを特徴とするオイルタンク。
  2. 前記空間は、タンク本体からのオイルを受容するとともに、タンク本体が載置される受容部と、当該受容部を閉鎖する閉鎖部からなるカバー部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のオイルタンク。
  3. 受容部と閉鎖部が分離可能であることを特徴とする請求項2に記載のオイルタンク。
  4. 前記閉鎖部には、タンク本体における給油口および取出し口に対応する部位に、開閉可能な作業窓が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のオイルタンク。
  5. 前記カバー部におけるすくなくとも閉鎖部または/および閉鎖部における作業窓が透明であることを特徴とする請求項2ないし請求項4に記載のオイルタンク。
  6. 前記タンク本体は、前記受容部に着脱可能に設置される保持具によって保持されていることを特徴とする請求項2ないし請求項5いずれか1項に記載のオイルタンク。
  7. 前記カバー部に、吊り下げ用のフック部を備えていることを特徴とする請求項2ないし請求項6いずれか1項に記載のオイルタンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020026308A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 株式会社塚本 燃料備蓄タンク
JP2020026312A (ja) * 2019-06-19 2020-02-20 株式会社塚本 燃料備蓄タンク

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JP2020026308A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 株式会社塚本 燃料備蓄タンク
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