JP3102880U - 足拭きマット - Google Patents

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Abstract

【課題】
床面から取り上げる作業や干したりする作業が、容易に行えるようにすること。
【解決手段】
表面に足拭き面13を有する足拭きマット11であって、足拭きマット11の少なくとも一部に、当該足拭きマット11の厚み方向に貫通する貫通穴14を形成し、該貫通穴14の縁部に、糸又は紐でかがってなるほつれ防止部15を形成した足拭きマット11。
【選択図】 図1

Description

この考案は、例えば浴室や洗面所、台所などで用いられる足拭きマットに関する。
足拭きマットは、床面に敷いて使用されるものであるが、水等でよく濡れる。このため、こまめに洗濯し、また乾かすことが必要である。
しかし、足拭きマットは、長方形等の所定の形に形成されたものであって、例えば滑り止めのための加工を裏面に施すなど、主として敷いた時の状態が良くなるように考慮して構成されており、床面から取り上げることや、吊り下げることを考慮した足拭きマットはない。
このため、足拭きマットは一度敷かれるとそのままに放置されやすく、不衛生になりやすい問題点があった。
そこでこの考案は、足拭きマットを剥がしたり干したりする、使用において大事な作業が容易に行えるようにすることを主たる課題とする。
そのための手段は、表面に足拭き面を有する足拭きマットであって、足拭きマットの少なくとも一部に、当該足拭きマットの厚み方向に貫通する貫通穴を形成し、該貫通穴の縁部に、糸又は紐でかがってなるほつれ防止部を形成した足拭きマットであることを特徴とする。
すなわち、敷設された足拭きマットを剥がす場合には、足拭きマットの端をめくり上げて剥がすほかに、貫通穴に指を差し込み、指先でめくり上げて剥がすこともできる。また、洗濯した後や使用しない時には、貫通穴を利用してフックに引っ掛ける。
また、ほつれ防止部は、糸又は紐でかがって形成しているので、床面や足への当たりが柔らかである。
上記貫通穴は、足拭きマットの短辺側に設けるとよい。短辺とは、平面視の概観がたてよこで長さが違う時の短い辺のことであり、長方形の場合に短いほうの辺であるのはもちろんのこと、例えば楕円形や長円形の場合には、長手方向の両端部において弧を描いている辺のことを指す。貫通穴を短辺側に形成すると、吊り下げた時に足拭きマットが捩じれたりしにくく、きれいに吊り下げられる。
好ましくは上記貫通穴を、足拭き面における一辺の中間部に設けるとよい。
また上記貫通穴を、一辺から延設された耳片に設けるもよい。
さらに、上記貫通穴を複数設けるとともに、これら貫通穴のうちの少なくとも2つの貫通穴を、当該足拭きマットの両側部位に均等に配設するもよい。
上記貫通穴の形状は、円形、楕円形、長円形、又は三角形であって、該貫通穴の向きは、貫通穴が引っ掛けられて吊り下げられた時に貫通穴の最も幅狭部分が上に位置するように設定したものであるとよい。
以上のようにこの考案によれば、少なくとも一部に、厚み方向に貫通する貫通穴を形成したので、敷設された状態の足拭きマットを床面から取り上げる場合には、貫通穴に指を差し込み、指先でめくり上げて剥がすことができる。
つまり、貫通穴が形成されていない場合には、足拭きマットの外周縁から指先を入れてめくり上げる必要があるが、このときには同じ手の他の部分や他の手で足拭きマットを抑え、なおかつ手で足拭きマットを挟まなければならなかった。しかし、この考案の足拭きマットによれば、足拭きマットを抑える必要も掴む必要もなく、指一本でさっと引っ掛けて取り上げることができる。
このため、例えば足拭きマットが凹みに敷設されており、足拭きマットの外周から指先を入れてはがす作業が困難な場合であっても、指一本で簡単に取り上げることができる。また指一本でも簡単に取り上げることができる構成であるので、腰が痛くてかがむのが困難な場合や、例えばトイレなど空間的にかがむのが困難な場合であっても、引っ掛かりを有した適宜の道具を用いて引っ掛けて取り上げることもできるので便利である。
また、洗濯した後や使用しない時には、貫通穴を利用して適宜のフックに引っ掛けることができる。このため、干すのに洗濯バサミなどの道具が不要になるとともに、フック状の部分さえあれば何処でも引っ掛けることができるので、足拭きマットを使用しない時にこまめに上げて、床面と足拭きマットの乾燥に資する事ができる。この結果、容易に、床面や足拭きマットの衛生状態を保つことが可能になる。
さらに、足拭きマットの購入者が足拭きマットを乾燥するときに吊り下げるだけではなく、販売者がわにおいても、販売時に貫通穴を利用して足拭きマットを吊り下げれば、吊り下げのための引っ掛け用の別部材を必要とすることもなく、包装を簡素にすることができるという利点も有する。
また貫通穴の縁部には、糸又は紐でかがってなるほつれ防止部を形成したので、ハトメを用いた場合に比して床面や足への当たりが柔らかである。このため、床を傷つけることがなく、また素足で踏んでも足をケガしたりする恐れがない。
請求項2に係る考案によれば、貫通穴を、足拭きマットの短辺側に設けているので、吊り下げた時に足拭きマットが捩じれたりしにくく、きれいに吊り下げられる利点がある。また足拭きマットが捩じれて部分的に相互に重なり合ったりしないので、乾燥も速い。
請求項3に係る考案によれば、貫通穴を、足拭き面における一辺の中間部に設けたので、いわば足拭きマットの本体に貫通穴を設けたことになり、吊り下げた時の捩じれをより一そう抑制できる。
請求項4に係る考案によれば、貫通穴を、一辺から延設された耳片に設けたので、貫通穴が不要な時には折り込んで隠蔽しておくことができる。
請求項5に係る考案によれば、複数設けた貫通穴のうちの少なくとも2つの貫通穴を、足拭きマットの両側部位に均等に配設したので、吊り下げた時には足拭きマットの両側部位を積極的に伸ばすことができる。
請求項6に係る考案によれば、貫通穴の形状は、円形、楕円形、長円形、又は三角形であるので、吊り下げるのに便利な形状である。また、吊り下げた時に上になる部分が貫通穴の部分でも最も幅狭の部分になるように貫通穴の向きを設定しているので、吊り下げた時のフックの位置が安定し、安定感ある吊り下げ状態が得られる。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、足拭きマット11の斜視図であり、この足拭きマット11は、略長方形の基布12と、該基布12の表面にパイルが植設されて形成された起毛状の足拭き面13とを有する。
そして、長方形の長手方向の一端側、すなわち短辺側の中間部には、足拭きマット11の厚み方向に貫通する貫通穴14が形成されている。
貫通穴14は、足拭きマット11の上記形成部位を打ち抜いて形成され、貫通穴14の縁部には、糸でかがってなるほつれ防止部15が形成されている。ほつれ防止部15の形成は、既存の刺繍装置でできる。図2(a)は貫通穴14の平面図、図2(b)はその断面図である。
貫通穴14は、図1、図2に示したように円形に形成するほか、図3(イ)〜(ロ)に示したように、縦なが長方形又は円形、三角形又はおにぎり型、横なが長円形の中間部を上へ切り込んだ凸形、星形等に形成することもできる。いずれの場合も、その貫通穴14形状のうちの最も幅狭部分が足拭きマット11の端部側に向くようにする。このように貫通穴14の向きを設定すると、貫通穴14を利用して足拭きマット11を吊り下げた時に(図5参照)、最も幅狭の部分が上に位置することになり、安定した吊り下げ状態が得られる。上記例の形状以外にも、他の適宜の形状に形成するもよい。また貫通穴14を一つではなく複数形成するもよい。
このように構成された足拭きマット11は、敷設状態から取り上げる作業が容易であるとともに、吊り下げておくことが容易に行えるので、足拭きマット11自体や床面の衛生状態を保つのに大いに貢献する。
すなわち、敷設された状態の足拭きマット11を床面16から取り上げる場合には、図4に示したように、上から貫通穴に指を差し込み、指先でめくり上げて剥がすことができる。つまり、貫通穴14が形成されていない場合には、足拭きマット11の外周縁から指先を入れてめくり上げる必要があるが、このときには同じ手の他の部分や他の手で足拭きマット11を抑え、なおかつ手で足拭きマットを挟まなければならなかった。しかし、上記足拭きマット11によれば、足拭きマット11を抑える必要も掴む必要もなく、指一本でさっと引っ掛けて取り上げることができる。
このため、例えば足拭きマット11が凹みに敷設されており、足拭きマット4の外周から指先を入れてはがす作業が困難な場合であっても、指一本で簡単に取り上げることができる。
また、洗濯した後や使用しない時には、図5に示したように、貫通穴14を利用して適宜のフック17に引っ掛けることができる。このため、干すのに洗濯バサミなどの道具が不要になるとともに、フック17状の部分さえあれば何処でも引っ掛けることができる。つまり、足拭きマット11を使用しない時こまめに上げて、床面16と足拭きマット11の乾燥に資する事ができる。この結果、床面16や足拭きマット11の衛生状態を保つことが、面倒なことなく容易にできるようになる。
しかも、貫通穴14を足拭きマット11の短辺側の中間部に設けているので、吊り下げた時には足拭きマット11が捩じれたりしにくく、きれいに吊り下げられる。また足拭きマット11が捩じれて部分的に相互に重なり合ったりしないので、乾燥も速い。
吊り下げた状態がきれいであるので、販売時においても貫通穴14を利用して吊り下げて陳列することが可能である。すなわち、図6に示したように、陳列装置の係止フック18に対して、足拭きマット11を直接吊り下げて販売することができる。
このため、吊り下げのための引っ掛け用の別部材を足拭きマット11に取付ける必要はなく、単に広告宣伝用の紙を貼り付けるなどするだけでよいので、包装を簡素にすることができるという利点を有する。
また貫通穴14の縁部には、金属製のハトメではなく、糸でかがってなるほつれ防止部15を形成しているので、床面16や足への当たりが柔らかである。このため、床を傷つけることがなく、また素足で踏んでも足をケガしたりする恐れがない。
以上は、この考案を実施するための一形態であって、この発明は、上記構成のみに限定されるものではない。
例えば、足拭き面13は、パイルで構成するほかに、織物地や編物地等で構成するもよい。
また、貫通穴14を足拭きマット11の足拭き面13に形成せずに、図7に示したように、足拭きマット19の一片に耳片19を延設し、該耳片19に貫通穴14を形成するもよい。図中、上記構成と同一又は同様の部位については、同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
このように構成すると、例えば床面16からの取り上げに貫通穴14が不要な時には、耳片19を床面16との間に折り込んで貫通穴14を隠蔽しておくことができる。
さらに、足拭きマット11は、上述例のような長方形状のもののみに限定されることはなく、正方形、長円形、楕円形、トイレ用の凹字形のものなど、どのような形状のものでもよい。
また貫通穴14を複数設けることもできる。
図8に示した足拭きマット11は、正方形状に形成され、その足拭き面13の一辺に、貫通穴14,14を2つ設けたものである。これら貫通穴14は、足拭き面13の両側部位に均等に配設される。
このような構成の足拭きマット11によれば、両側部位の2つの貫通穴14,14を利用して吊り下げた時には、一つの貫通穴14を利用して吊り下げた場合に比して、両側部位を積極的に伸ばすことができる。このため、両側部位が捩じれたり、重合したりすることなく、きれいに吊り下げることができる利点を有する。
足拭きマットの斜視図。 要部の構造説明図。 貫通穴の他の例を示す説明図。 床面から取り上げる時の作用状態の説明図。 吊り下げた状態の斜視図。 陳列状態の斜視図。 他の例に係る足拭きマットの斜視図。 他の例に係る足拭きマットの吊り下げ状態の斜視図。
符号の説明
11…足拭きマット
13…足拭き面
14…貫通穴
15…ほつれ防止部
19…耳片

Claims (6)

  1. 表面に足拭き面を有する足拭きマットであって、
    足拭きマットの少なくとも一部に、当該足拭きマットの厚み方向に貫通する貫通穴を形成し、
    該貫通穴の縁部に、糸又は紐でかがってなるほつれ防止部を形成した
    足拭きマット。
  2. 前記貫通穴が、当該足拭きマットの短辺側に設けられた
    請求項1に記載の足拭きマット。
  3. 前記貫通穴が、足拭き面における一辺の中間部に設けられた
    請求項1又は2に記載の足拭きマット。
  4. 前記貫通穴が、一辺から延設された耳片に設けられた
    請求項1又は2に記載の足拭きマット。
  5. 前記貫通穴を複数設けるとともに、
    これら貫通穴のうちの少なくとも2つの貫通穴を、当該足拭きマットの両側部位に均等に配設した
    請求項1、2又は4に記載の足拭きマット。
  6. 前記貫通穴の形状が、円形、楕円形、長円形、又は三角形であって、
    該貫通穴の向きが、貫通穴が引っ掛けられて吊り下げられた時に貫通穴の最も幅狭部分が上に位置するように設定された
    請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の足拭きマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010172648A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 M & F:Kk マットおよびその製造方法、視覚障害者誘導用ブロック並びにマット構造体

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