JP3102656B2 - スペクトラム・アナライザ - Google Patents
スペクトラム・アナライザInfo
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- JP3102656B2 JP3102656B2 JP04023636A JP2363692A JP3102656B2 JP 3102656 B2 JP3102656 B2 JP 3102656B2 JP 04023636 A JP04023636 A JP 04023636A JP 2363692 A JP2363692 A JP 2363692A JP 3102656 B2 JP3102656 B2 JP 3102656B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はスペクトラム・アナラ
イザに関し、特に入力信号の平均値を測定できるように
したものである。
イザに関し、特に入力信号の平均値を測定できるように
したものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスペクトラム・アナライザを図３
を参照して説明する。入力端子１に入力されたＲＦ信号
は可変減衰器２で適当なレベルに調整されてミキサ３に
入力され、掃引発振器４の出力と周波数混合される。ミ
キサ３の出力はＢＰＦ（帯域通過ろ波器）６に入力さ
れ、両入力のビート周波数信号（中間周波数信号）が選
択されて、ステップアンプ７に入力され、適当なレベル
に増幅されて検波器８に入力され、エンベロープ検波さ
れる。検波器８の出力はＡ／Ｄ変換器１０に入力され、
Ａ／Ｄ変換される。Ａ／Ｄ変換器の出力は画像メモリ１
１に入力され、一画面分の表示データが書き込まれる。
画像メモリ１１より読み出された表示データは表示器制
御回路１３を通じて表示器１４に表示される。ランプ信
号発生器５よりのこぎり歯状のランプ電圧が掃引発振器
４に供給されると共に表示器制御回路１３を通じて表示
器１４に供給される。また制御回路１２により各部が制
御される。測定に必要な設定データは例えばフロントパ
ネルに設けられたキーボード１５より制御回路１２に入
力される。なお制御回路１２にはＣＰＵ（中央演算処理
装置）が導入されている。
を参照して説明する。入力端子１に入力されたＲＦ信号
は可変減衰器２で適当なレベルに調整されてミキサ３に
入力され、掃引発振器４の出力と周波数混合される。ミ
キサ３の出力はＢＰＦ（帯域通過ろ波器）６に入力さ
れ、両入力のビート周波数信号（中間周波数信号）が選
択されて、ステップアンプ７に入力され、適当なレベル
に増幅されて検波器８に入力され、エンベロープ検波さ
れる。検波器８の出力はＡ／Ｄ変換器１０に入力され、
Ａ／Ｄ変換される。Ａ／Ｄ変換器の出力は画像メモリ１
１に入力され、一画面分の表示データが書き込まれる。
画像メモリ１１より読み出された表示データは表示器制
御回路１３を通じて表示器１４に表示される。ランプ信
号発生器５よりのこぎり歯状のランプ電圧が掃引発振器
４に供給されると共に表示器制御回路１３を通じて表示
器１４に供給される。また制御回路１２により各部が制
御される。測定に必要な設定データは例えばフロントパ
ネルに設けられたキーボード１５より制御回路１２に入
力される。なお制御回路１２にはＣＰＵ（中央演算処理
装置）が導入されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のスペクトラム・
アナライザには、入力信号の平均値を測定する機能は無
かった。そこでこの発明では、スペクトラム・アナライ
ザに平均値測定機能を付加して、そのコスト・パーフォ
ーマンスを向上させようとするものである。
アナライザには、入力信号の平均値を測定する機能は無
かった。そこでこの発明では、スペクトラム・アナライ
ザに平均値測定機能を付加して、そのコスト・パーフォ
ーマンスを向上させようとするものである。
【０００４】
（１）入力信号をミキサに入力し、掃引発振器の出力と
混合し、そのミキサ出力の中間周波数信号を検波器で検
波し、その検波出力をＡ／Ｄ変換器に入力し、そのＡ／
Ｄ変換器の出力を画像メモリに書き込み、その画像メモ
リのデータを読み出して表示器に表示させることができ
ると共に制御回路により各部が制御されるスペクトラム
・アナライザにおいて、請求項１の発明では、平均値測
定モードのとき、前記検波器とＡＤ変換器との間に低域
ろ波器を挿入し、前記掃引発振器の周波数を所定の値に
固定させる。そして前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝
１〜ｎ）画面の表示データをそれぞれ第ｉ（ｉ＝１〜
ｎ）メモリに順次書き込む。
混合し、そのミキサ出力の中間周波数信号を検波器で検
波し、その検波出力をＡ／Ｄ変換器に入力し、そのＡ／
Ｄ変換器の出力を画像メモリに書き込み、その画像メモ
リのデータを読み出して表示器に表示させることができ
ると共に制御回路により各部が制御されるスペクトラム
・アナライザにおいて、請求項１の発明では、平均値測
定モードのとき、前記検波器とＡＤ変換器との間に低域
ろ波器を挿入し、前記掃引発振器の周波数を所定の値に
固定させる。そして前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝
１〜ｎ）画面の表示データをそれぞれ第ｉ（ｉ＝１〜
ｎ）メモリに順次書き込む。
【０００５】その第１メモリの第１画面のデータを読み
出して前記表示器に表示させると共にその第１画面のデ
ータの平均値ＡＶ1 を前記制御回路に内蔵されたＣＰＵ
（中央演算処理装置）で演算して、その演算値をメモリ
手段に記憶させ、また前記表示器に表示させる。次に前
記第２メモリの第２画面のデータを読み出して、前記表
示器に表示させると共にその第２画面のデータの平均値
ＡＶ2 を演算し、その演算値と前回前記メモリ手段に記
憶された前記平均値ＡＶ1 とより、第１、第２画面全体
の平均値ＡＶ(2) ＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ）／２を演算し、
その演算値で前記メモリ手段のデータを更新させ、また
前記表示器に表示させる。
出して前記表示器に表示させると共にその第１画面のデ
ータの平均値ＡＶ1 を前記制御回路に内蔵されたＣＰＵ
（中央演算処理装置）で演算して、その演算値をメモリ
手段に記憶させ、また前記表示器に表示させる。次に前
記第２メモリの第２画面のデータを読み出して、前記表
示器に表示させると共にその第２画面のデータの平均値
ＡＶ2 を演算し、その演算値と前回前記メモリ手段に記
憶された前記平均値ＡＶ1 とより、第１、第２画面全体
の平均値ＡＶ(2) ＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ）／２を演算し、
その演算値で前記メモリ手段のデータを更新させ、また
前記表示器に表示させる。
【０００６】以下同様に、前記第ｉ（ｉ＝３〜ｎ）メモ
リの第ｉ画面のデータを順次読み出して、前記表示器に
表示させると共にその第ｉ画面のデータの平均値ＡＶi
を演算し、その演算値と前回前記メモリ手段を書き換え
た平均値 ＡＶ（ｉ−１）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi-1 ）／（ｉ−１） とから第１画面〜第ｉ画面全体の平均値 ＡＶ（ｉ）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi ）／ｉ を演算し、その演算値で前記メモリ手段のデータを更新
させ、また前記表示器に表示させる。
リの第ｉ画面のデータを順次読み出して、前記表示器に
表示させると共にその第ｉ画面のデータの平均値ＡＶi
を演算し、その演算値と前回前記メモリ手段を書き換え
た平均値 ＡＶ（ｉ−１）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi-1 ）／（ｉ−１） とから第１画面〜第ｉ画面全体の平均値 ＡＶ（ｉ）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi ）／ｉ を演算し、その演算値で前記メモリ手段のデータを更新
させ、また前記表示器に表示させる。
【０００７】（２）請求項２の発明では、前記第１画面
の平均値ＡＶ1 、第１、第２画面全体の平均値ＡＶ(2)
、前記第１〜第３画面全体の平均値ＡＶ(3) 、……、
前記第１〜第（ｎ−１）画面全体の平均値ＡＶ（ｎ−
１）の表示は行わないで、最終の第１〜第ｎ画面全体の
平均値ＡＶ（ｎ）のみを表示する。 （３）請求項３の発明では、前記と同様に平均値測定モ
ードのとき、前記検波器とＡ／Ｄ変換器との間に低域ろ
波器を挿入し、前記掃引発振器の周波数を所定の値に固
定させる。そして前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝１
〜ｎ）画面の時間軸（横軸）のｔ0 〜ｔm ポイントの表
示データを第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）メモリにそれぞれ順次書
き込み、それら第１〜第ｎメモリの第１〜第ｎ画面のデ
ータより前記ｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイント毎のｎ個の表
示データの平均値ＡＶ(tj ) （ｊ＝０〜ｍ）を順次演算
して、メモリ手段に記憶させると共に前記表示器に表示
させる。
の平均値ＡＶ1 、第１、第２画面全体の平均値ＡＶ(2)
、前記第１〜第３画面全体の平均値ＡＶ(3) 、……、
前記第１〜第（ｎ−１）画面全体の平均値ＡＶ（ｎ−
１）の表示は行わないで、最終の第１〜第ｎ画面全体の
平均値ＡＶ（ｎ）のみを表示する。 （３）請求項３の発明では、前記と同様に平均値測定モ
ードのとき、前記検波器とＡ／Ｄ変換器との間に低域ろ
波器を挿入し、前記掃引発振器の周波数を所定の値に固
定させる。そして前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝１
〜ｎ）画面の時間軸（横軸）のｔ0 〜ｔm ポイントの表
示データを第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）メモリにそれぞれ順次書
き込み、それら第１〜第ｎメモリの第１〜第ｎ画面のデ
ータより前記ｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイント毎のｎ個の表
示データの平均値ＡＶ(tj ) （ｊ＝０〜ｍ）を順次演算
して、メモリ手段に記憶させると共に前記表示器に表示
させる。
【０００８】（４）請求項４の発明では、前記（３）に
おいて、第１〜第ｎ画面全体のｔj（ｊ＝０〜ｍ）ポイ
ント毎の平均値ＡＶ(t0), ＡＶ(t1), ………, ＡＶ
(tm ) の更に全体の平均値を演算して前記表示器に表示
させる。
おいて、第１〜第ｎ画面全体のｔj（ｊ＝０〜ｍ）ポイ
ント毎の平均値ＡＶ(t0), ＡＶ(t1), ………, ＡＶ
(tm ) の更に全体の平均値を演算して前記表示器に表示
させる。
【０００９】
【実施例】この発明の実施例を図１に、図３と対応する
部分に同じ符号を付し、重複説明を省略する。この発明
では従来の装置にスイッチ２１、低域ろ波器２２、第１
メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n 及びメモリ手段２４が
追加され、平均値測定を可能にしている。平均値測定モ
ード情報が例えばキーボード１５より制御回路１２に入
力されると、スイッチ２１が切換えられて低域ろ波器
（積分器）２２が検波器８とＡ／Ｄ変換器１０との間に
挿入され、検波波形が平滑される。これにより次のＡ／
Ｄ変換器１０におけるサンプリング誤差が軽減される。
また掃引発振器の周波数が所定の値に固定されてスペク
トラム・アナライザはラジオ受信機と同様な同調受信機
として動作するように設定される（ゼロスパンモードと
言う）。
部分に同じ符号を付し、重複説明を省略する。この発明
では従来の装置にスイッチ２１、低域ろ波器２２、第１
メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n 及びメモリ手段２４が
追加され、平均値測定を可能にしている。平均値測定モ
ード情報が例えばキーボード１５より制御回路１２に入
力されると、スイッチ２１が切換えられて低域ろ波器
（積分器）２２が検波器８とＡ／Ｄ変換器１０との間に
挿入され、検波波形が平滑される。これにより次のＡ／
Ｄ変換器１０におけるサンプリング誤差が軽減される。
また掃引発振器の周波数が所定の値に固定されてスペク
トラム・アナライザはラジオ受信機と同様な同調受信機
として動作するように設定される（ゼロスパンモードと
言う）。
【００１０】そのとき、Ａ／Ｄ変換器１０より出力され
る第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面の表示データがそれぞれ第ｉ
（ｉ＝１〜ｎ）メモリ２３i に順次書き込まれる。その
第１メモリの第１画面のデータが読み出されて、表示器
１４に表示されると共にその第１画面データの平均値Ａ
Ｖ1 が制御回路１２に内蔵されたＣＰＵにより演算され
て、その演算値がメモリ手段２４に記憶され、また表示
器１４に表示される。
る第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面の表示データがそれぞれ第ｉ
（ｉ＝１〜ｎ）メモリ２３i に順次書き込まれる。その
第１メモリの第１画面のデータが読み出されて、表示器
１４に表示されると共にその第１画面データの平均値Ａ
Ｖ1 が制御回路１２に内蔵されたＣＰＵにより演算され
て、その演算値がメモリ手段２４に記憶され、また表示
器１４に表示される。
【００１１】次に第２メモリ２３2 の第２画面のデータ
が読み出されて、表示器１４に表示されると共にその第
２画面データの平均値ＡＶ2 が同様に演算されて、その
演算値と前回メモリ手段２４に記憶された平均値ＡＶ1
とより第１、第２画面全体の平均値ＡＶ（２）＝（ＡＶ
1 ＋ＡＶ2 ）／２が演算され、その演算値でメモリ手段
２４のデータが更新され、またその平均値ＡＶ（２）が
表示器１４に表示される。
が読み出されて、表示器１４に表示されると共にその第
２画面データの平均値ＡＶ2 が同様に演算されて、その
演算値と前回メモリ手段２４に記憶された平均値ＡＶ1
とより第１、第２画面全体の平均値ＡＶ（２）＝（ＡＶ
1 ＋ＡＶ2 ）／２が演算され、その演算値でメモリ手段
２４のデータが更新され、またその平均値ＡＶ（２）が
表示器１４に表示される。
【００１２】以下同様に、第ｉメモリ２３i （ｉ＝３〜
ｎ）のデータが順次読み出されて、表示器１４に表示さ
れると共にその第ｉ画面のデータの平均値ＡＶi が演算
され、その演算値と前回メモリ手段２４を書き換えた平
均値 ＡＶ（ｉ−１）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋……＋ＡＶi-1 ）／(i−1) … (1) とから第１〜第ｉ画面全体の平均値 ＡＶ（ｉ）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋……＋ＡＶi ) ／ｉ … (2) が演算され、その演算値でメモリ手段２４のデータが更
新され、またその演算値が表示器１４に表示される。
ｎ）のデータが順次読み出されて、表示器１４に表示さ
れると共にその第ｉ画面のデータの平均値ＡＶi が演算
され、その演算値と前回メモリ手段２４を書き換えた平
均値 ＡＶ（ｉ−１）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋……＋ＡＶi-1 ）／(i−1) … (1) とから第１〜第ｉ画面全体の平均値 ＡＶ（ｉ）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋……＋ＡＶi ) ／ｉ … (2) が演算され、その演算値でメモリ手段２４のデータが更
新され、またその演算値が表示器１４に表示される。
【００１３】このようにｎ画面の表示データより全体の
平均値ＡＶ（ｎ）を求める理由は、波形の位置と掃引の
タイミングとにより、図２に示すように、１画面分の時
間幅内に取り込まれる波形の個数が各画面によって異な
り、各画面の平均値が変化するのでｎを比較的大きくと
って、誤差を許容できる程度に小さくするためである。
なおｎの値は例えばキーボード１５より設定される。
平均値ＡＶ（ｎ）を求める理由は、波形の位置と掃引の
タイミングとにより、図２に示すように、１画面分の時
間幅内に取り込まれる波形の個数が各画面によって異な
り、各画面の平均値が変化するのでｎを比較的大きくと
って、誤差を許容できる程度に小さくするためである。
なおｎの値は例えばキーボード１５より設定される。
【００１４】画像メモリ１１を第１メモリ２３1 〜第ｎ
メモリ２３n の一部として利用してもよい。またメモリ
手段２４として制御回路１２に内蔵のメモリを用いるこ
ともできる。メモリ手段２４のデータは逐次更新され、
常に１つの平均値のみが格納されるだけであるので、レ
ジスタであってもよい。また最終の全体の平均値ＡＶ
（ｎ）のみを表示させ、途中の平均値の表示を省略する
こともできる。
メモリ２３n の一部として利用してもよい。またメモリ
手段２４として制御回路１２に内蔵のメモリを用いるこ
ともできる。メモリ手段２４のデータは逐次更新され、
常に１つの平均値のみが格納されるだけであるので、レ
ジスタであってもよい。また最終の全体の平均値ＡＶ
（ｎ）のみを表示させ、途中の平均値の表示を省略する
こともできる。
【００１５】
【変形実施例】第１メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n に
書き込まれた第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面のデータが、それ
ぞれ横軸（時間軸）上のｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイントの
ｍ＋１（例えばｍ＝６００）個のデータＤi (t0), Ｄi
(t1), ……，Ｄi (tm ) より成るものとすれば、請求項
３の発明では、第１メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n の
各ｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイントのデータが順次読み出さ
れて、ｔj ポイントの平均値 ＡＶ(tj ) ＝｛Ｄ1 (tj ) ＋Ｄ2 (tj ) ＋……＋Ｄn (tj ) ｝／ｎ ｊ＝０，１，２，……，ｍ …… (3) が制御回路１２のＣＰＵにより演算され、それらの演算
値がメモリ手段２４に記憶されると共に表示器１４に表
示される。またこれらｍ＋１ポイントの平均値ＡＶ(t0)
〜ＡＶ(tm ) の更に全体の平均値 ＡＶ(t0 〜 tm ) ＝｛ＡＶ(t0)＋ＡＶ(t1)＋……＋ＡＶ(tm ) ｝／(m+1) …… (4) が必要に応じ演算され、メモリ手段２４に記憶されると
共に表示器１４に表示される。
書き込まれた第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面のデータが、それ
ぞれ横軸（時間軸）上のｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイントの
ｍ＋１（例えばｍ＝６００）個のデータＤi (t0), Ｄi
(t1), ……，Ｄi (tm ) より成るものとすれば、請求項
３の発明では、第１メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n の
各ｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイントのデータが順次読み出さ
れて、ｔj ポイントの平均値 ＡＶ(tj ) ＝｛Ｄ1 (tj ) ＋Ｄ2 (tj ) ＋……＋Ｄn (tj ) ｝／ｎ ｊ＝０，１，２，……，ｍ …… (3) が制御回路１２のＣＰＵにより演算され、それらの演算
値がメモリ手段２４に記憶されると共に表示器１４に表
示される。またこれらｍ＋１ポイントの平均値ＡＶ(t0)
〜ＡＶ(tm ) の更に全体の平均値 ＡＶ(t0 〜 tm ) ＝｛ＡＶ(t0)＋ＡＶ(t1)＋……＋ＡＶ(tm ) ｝／(m+1) …… (4) が必要に応じ演算され、メモリ手段２４に記憶されると
共に表示器１４に表示される。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、従来
のスペクトラム・アナライザに簡単な低域ろ波器２２、
第１メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n 、メモリ手段２４
を追加することによって平均値測定機能を付加すること
ができる。従って、そのコスト・パーフォーマンスを大
幅に向上できると共にその使い勝手がきわめて良くな
る。
のスペクトラム・アナライザに簡単な低域ろ波器２２、
第１メモリ２３1 〜第ｎメモリ２３n 、メモリ手段２４
を追加することによって平均値測定機能を付加すること
ができる。従って、そのコスト・パーフォーマンスを大
幅に向上できると共にその使い勝手がきわめて良くな
る。
【図１】この発明の実施例を示すブロック図。
【図２】図１の実施例を同調受信機として（ゼロスパン
モードで）動作させたときの種々の表示画面の例を示す
図。
モードで）動作させたときの種々の表示画面の例を示す
図。
【図３】従来のスペクトラム・アナライザのブロック
図。
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01R 23/173 G01R 13/20
Claims (4)
- 【請求項１】 入力信号をミキサに入力し、掃引発振器
の出力と混合し、そのミキサ出力の中間周波数信号を検
波器で検波し、その検波出力をＡ／Ｄ変換器に入力し、
そのＡ／Ｄ変換器の出力を画像メモリに書き込み、その
画像メモリのデータを読み出して表示器に表示させるこ
とができると共に各部が制御回路で制御されるスペクト
ラム・アナライザにおいて、 平均値測定モードのとき、前記検波器とＡＤ変換器との
間に低域ろ波器を挿入し、 前記掃引発振器の周波数を所定の値に固定させ、 前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面の表示
データをそれぞれ第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）メモリに順次書き
込み、 その第１メモリの第１画面のデータを読み出して前記表
示器に表示させると共にその第１画面のデータの平均値
ＡＶ1 を前記制御回路に内蔵されたＣＰＵ（中央演算処
理装置）で演算して、その演算値をメモリ手段に記憶さ
せ、また前記表示器に表示させ、 次に前記第２メモリの第２画面のデータを読み出して、
前記表示器に表示させると共にその第２画面のデータの
平均値ＡＶ2 を演算し、その演算値と前回前記メモリ手
段に記憶された前記平均値ＡＶ1 とより、第１、第２画
面全体の平均値ＡＶ(2) ＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ）／２を演
算し、その演算値で前記メモリ手段のデータを更新さ
せ、また前記表示器に表示させ、 以下同様に、前記第ｉ（ｉ＝３〜ｎ）メモリの第ｉ画面
のデータを順次読み出して、前記表示器に表示させると
共にその第ｉ画面のデータの平均値ＡＶi を演算し、そ
の演算値と前回前記メモリ手段を書き換えた平均値 ＡＶ（ｉ−１）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi-1 ）／（ｉ−１） とから第１画面〜第ｉ画面全体の平均値 ＡＶ（ｉ）＝（ＡＶ1 ＋ＡＶ2 ＋………＋ＡＶi ）／ｉ を演算し、その演算値で前記メモリ手段のデータを更新
させ、また前記表示器に表示させることを特徴とする、 スペクトラム・アナライザ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記第１画面の平均
値ＡＶ1 、第１、第２画面全体の平均値ＡＶ(2) 、前記
第１〜第３画面全体の平均値ＡＶ(3) 、……、前記第１
〜第（ｎ−１）画面全体の平均値ＡＶ（ｎ−１）の表示
は行わないで、最終の第１〜第ｎ画面全体の平均値ＡＶ
（ｎ）のみを表示するようにしたことを特徴とするスペ
クトラム・アナライザ。 - 【請求項３】 入力信号をミキサに入力し、掃引発振器
の出力と混合し、そのミキサ出力の中間周波数信号を検
波器で検波し、その検波出力をＡ／Ｄ変換器に入力し、
そのＡ／Ｄ変換器の出力を画像メモリに書き込み、その
画像メモリのデータを読み出して表示器に表示させるこ
とができると共に各部が制御回路で制御されるスペクト
ラム・アナライザにおいて、 平均値測定モードのとき、前記検波器とＡ／Ｄ変換器と
の間に低域ろ波器を挿入し、 前記掃引発振器の周波数を所定の値に固定させ、 前記Ａ／Ｄ変換器出力の第ｉ（ｉ＝１〜ｎ）画面の時間
軸（横軸）のｔ0 〜ｔ m ポイントの表示データを第ｉ
（ｉ＝１〜ｎ）メモリにそれぞれ順次書き込み、 それら第１〜第ｎメモリの第１〜第ｎ画面のデータより
前記ｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイント毎のｎ個の表示データ
の平均値ＡＶ(tj ) （ｊ＝０〜ｍ）を順次演算して、メ
モリ手段に記憶させると共に前記表示器に表示させるこ
とを特徴とする、 スペクトラム・アナライザ。 - 【請求項４】 請求項３において、第１〜第ｎ画面全体
のｔj （ｊ＝０〜ｍ）ポイント毎の平均値ＡＶ(t0), Ａ
Ｖ(t1), ………, ＡＶ(tm ) の更に全体の平均値を演算
して前記表示器に表示させることを特徴とするスペクト
ラム・アナライザ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04023636A JP3102656B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | スペクトラム・アナライザ |
| EP92910579A EP0547228B1 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-26 | Apparatus for measuring the average value of pulse signals |
| US07/965,272 US5416798A (en) | 1991-05-27 | 1992-05-26 | Device for measuring the average value of pulse signals |
| PCT/JP1992/000677 WO1992021984A1 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-26 | Apparatus for measuring average value of impulsive signal |
| DE69228232T DE69228232T2 (de) | 1991-05-27 | 1992-05-26 | Verfahren zur messung des mittelwerts eines pulsförmigen signals |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04023636A JP3102656B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | スペクトラム・アナライザ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223862A JPH05223862A (ja) | 1993-09-03 |
| JP3102656B2 true JP3102656B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=12116065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04023636A Expired - Fee Related JP3102656B2 (ja) | 1991-05-27 | 1992-02-10 | スペクトラム・アナライザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102656B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP04023636A patent/JP3102656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05223862A (ja) | 1993-09-03 |
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