JP3102570U - 簡易冷却冷凍器 - Google Patents

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勇 小澤
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株式会社フレックス
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Abstract

【課題】 手に持って振るだけの簡単な操作で手軽に冷却できる。しかも極めて短時間で所期の温度まで冷やすことができる。また電気エネルギーを使わず廉価に製作できる。
【解決手段】 蓋2を有する容器本体1の開口部に内蓋8を取り付ける。この内蓋8の中央部に、熱伝導性の良好な部材によってカップ状の被冷却物収容部9を形成し、このカップ状の被冷却物収容部9に蓋10を取り付ける。そして、容器本体1内に、被冷却物収容部9に接するように所要の濃度の塩水6と所要量の氷7とからなる冷却材5を収納する。
【選択図】図2

Description

本考案は簡易冷却冷凍器に関し、更に詳細にはジュース類を冷却したり、あるいはミルク等を冷凍してアイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベット等を作るために用いる簡易冷却冷凍器に関するものである。
従来、ジュース類を冷したり、アイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベット等を作るための道具としては、冷蔵庫や冷凍庫のような電気エネルギーを利用した大型の器具しかなかった。また、この場合には電気代もかかるため経済的にも手軽に使用できるものではなかった。
さらに、これらの冷蔵庫や冷凍庫を用いた場合でも、1〜3分といった極めて短時間のうちに所期の温度まで冷やすことはできなかった。
上記のような大型の器具類以外で、家庭で手軽に使用されていた保冷容器としては、容器の外周に冷媒を収容した冷媒層を形成した保冷容器があった。この保冷容器を使用するときは、あらかじめ冷凍庫などで冷媒層を凍結したのち、内部にジュースなどの被冷却物を入れて冷やすのである。
この保冷容器では、あらかじめ冷媒層を冷凍しなくてはならず手間がかかる上に、内部に収容したジュースなどを効率よく冷やすことはできなかった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みなされたものであって、電気エネルギーを使わず、また低廉な費用でアイスクリーム等を製作することができ、しかも極めて短時間で被冷却物を所期の温度まで冷やすことができる簡易冷却冷凍器を提供することを目的とする。
本考案の要旨とするところは、蓋を有する容器本体の内部に、熱伝導性の良好な部材によって被冷却物収容部を形成し、この被冷却物収容部に接するように、所要濃度の塩水と所要量の氷とからなる冷却材を収納してなる簡易冷却冷凍器にある。
また、本考案の要旨とするところは、上記構成において、容器本体の開口部に、所要の部材からなる内蓋を取り付けると共に、この内蓋の適宜箇所に、熱伝導性の良好な部材からなるカップ状の被冷却物収容部を形成し、このカップ状の被冷却物収容部に蓋を取り付けることにある。
また、本考案の要旨とするところは、上記構成において、容器本体の開口部に熱伝導性の良好な部材からなる被冷却物収容部を取り付けると共に、この被冷却物収容部を容器本体の内側に彎曲してなることにある。
本考案は上記の如き構成であるから、人が手に持って振るだけの簡単な操作で手軽に被冷却物を冷却または冷凍して、ジュース類を冷やしたりアイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベット等を作ることができる。そして、電気エネルギーを使わず、極めて短時間のうちに廉価で製作することができるのである。
本考案を実施するための最良の形態は、蓋を有する容器本体の内部に金属等の熱伝導性の良好な部材によって被冷却物収容部を形成し、この被冷却物収容部に接するように、所要の温度の塩水と所要量の氷とからなる冷却部材を収納するものである。
次に、図1ないし図3に示した本考案の実施例1について説明する。
図1は実施例1の一部切欠正面図、図2は実施例1の内蓋の平面図及び図3は実施例1の他例の内蓋の平面図である。
本実施例は、容器本体1の開口部に、プラスチックからなる内蓋8を着脱自在に取り付けると共に、この内蓋8の中央部に、熱伝導性の良好な部材、例えば、アルミニウム、銅等によってカップ状の被冷却物収容部9を形成し、この被冷却物収容部9を上記内蓋8に溶着あるいは嵌合して固定したものである。そして、内蓋8にはゴムのパッキン12を周囲に形成した蓋10を取り付けている。符号13は蓋10を貫通している柄である。
本実施例は、カップ状の被冷却物収容部9の内部で被冷却物4のミルク等を冷凍してアイスクリームやアイスキャンディーあるいはシャーベット等を作ることを主な目的としているが、ミルク等を冷却するためにも使用できる。
符号11は容器本体1の側面に設けたハンドルである。また、容器本体1は高さ約15cm、上端の直径を約8cmとし、被冷却物収容部9は、高さ約5cm、直径約2cmとしている。更に、このカップ状の被冷却物収容部9は、本実施例では内蓋8の中央部に一箇所設けた場合を示したが、図3に示すように複数箇所設けても良い。
符号5は前記容器本体1内に収納した所要濃度の塩水6と所要量の氷7とからなる冷却材である。また、この冷却材5は前記被冷却物収容部9に接するように収納されているのである。
なお、本明細書中、被冷却物収容部は、被冷却物のみならず被冷凍物も収容するものであり、また冷却部材は冷却のみならず冷凍も行えるものである。
本実施例により冷凍を行う場合には、まず、容器本体1の蓋2を開いた後に被冷却物収容部9の蓋10を開く。そして被冷却物収容部9にミルク等の被冷却物4を収容し、その後再び蓋10、蓋2を閉じる。
そしてこの状態でハンドル11を把持し、容器本体1を振るのである。なお、容器本体1を振ることにより被冷却物収容部9の内部温度は急速に低下し、摂氏マイナス20度になることもある。
このように容器本体1を振ることにより冷却材5の作用によって被冷却物収容部4は急速に冷却される。そして、振る時間によって冷却温度が変化し、長時間振れば冷却温度が下がる。したがって、処理すべき被冷却物の種類によって振る時間を適宜決定することができる。
被冷却物収容部9内部の被冷却物が冷凍後、この冷凍した被冷却物4を蓋10と柄13と共に被冷却物収容部9より取り外すのである。
なお、ジュース類であれば1〜2分で十分冷却される。それ以上の時間を振ると凍りつくおそれがある。また、ミルク等を冷凍してアイスクリームやアイスキャンディー、シャーベット等を作る場合には、3分程度振る必要がある。このように本実施例によれば1〜3分といった極めて短時間のうちに被冷却物を冷却あるいは冷凍することができる。
次に、本考案の実施例2について説明する。本実施例では前記実施例1と同一の部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4は本考案の実施例2の中央縦断正面図である。
図中、符号1は蓋2を有する容器本体である。本実施例では、この容器本体1と蓋2はプラスチックによって製作した通常のコップ程度の大きさである。
本実施例の蓋部2は下面2aが下方に湾曲していて、下面2aと内蓋3との間には一定の間隔を有している。
符号3は前記容器本体1の開口部に着脱自在に取り付ける内蓋であり、実施例1と同様な熱伝導性の良好な部材によって製作している。そして、この内蓋3は、容器本体1の下方に向けて彎曲させて皿状としてあるため、図4に示すように蓋部2を閉めた状態では、上記蓋部2の湾曲した下面2aとの間に間隙が形成される。この間隙に被冷却物4を入れて被冷却物収容部19を形成しているのである。
また、この冷却材5は前記被冷却物収容部19に接するように収納されているのである。
本実施例により冷却あるいは冷凍作業を行う場合には、蓋2を開いて被冷却物、例えばジュースの被冷却物4を被冷却物収容部19に収容し、再び蓋2を閉じてから容器本体1を手に持って振ればよい。本実施例の作用効果は実施例1と同様である。
被冷却物4を冷却した場合には、蓋部2を外してから、他の容器に移せばよい。また被冷却物4を冷凍した場合には、内蓋3に凍結した被冷却物4をへら等で掻きだしながら食べることができる。
本考案の実施例1の一部切欠正面図 本考案の実施例1の内蓋の平面図 本考案の実施例1の他例の内蓋の平面図 本考案の実施例2の中央縦断正面図
符号の説明
1 容器本体
2 蓋
3 内蓋
4 被冷却物
5 冷却材
6 塩水
7 氷
8 内蓋
9 被冷却物収容部
10 蓋
11 ハンドル
12 パッキン
13 柄
19 被冷却物収容部

Claims (3)

  1. 蓋を有する容器本体の内部に、熱伝導性の良好な部材によって被冷却物収容部を形成し、この被冷却物収容部に接するように、所要濃度の塩水と所要量の氷とからなる冷却材を収納してなる簡易冷却冷凍器。
  2. 容器本体の開口部に、所要の部材からなる内蓋を取り付けると共に、この内蓋の適宜箇所に、熱伝導性の良好な部材からなるカップ状の被冷却物収容部を形成し、このカップ状の被冷却物収容部に蓋を取り付けてなる請求項1記載の簡易冷却冷凍器。
  3. 容器本体の開口部に、熱伝導性の良好な部材からなる被冷却物収容部を取り付けると共に、この被冷却物収容部を容器本体の内側に彎曲してなる請求項1記載の簡易冷却冷凍器。
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