JPH0643659Y2 - 冷蔵食器 - Google Patents
冷蔵食器Info
- Publication number
- JPH0643659Y2 JPH0643659Y2 JP1987125214U JP12521487U JPH0643659Y2 JP H0643659 Y2 JPH0643659 Y2 JP H0643659Y2 JP 1987125214 U JP1987125214 U JP 1987125214U JP 12521487 U JP12521487 U JP 12521487U JP H0643659 Y2 JPH0643659 Y2 JP H0643659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tableware
- refrigerated
- buckwheat
- cooling medium
- cooled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は冷蔵食器に係り、特に二重壁を以て中空部を
形成し、該中空部に冷却媒体を詰装一体とした冷蔵食器
に関する。
形成し、該中空部に冷却媒体を詰装一体とした冷蔵食器
に関する。
[従来の技術] 従来、ソバ、ウドン等を冷やす場合、料理の中に氷を入
れたり、氷で冷やした汁を使用している。
れたり、氷で冷やした汁を使用している。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来のように料理の中に氷を入れたものでは、食べ
るうちに氷が溶けて味が落ちるし、盛そばのようなもの
においては、氷が溶けた水でソバがふやけるという問題
があった。この考案は前記課題を解決し、ソバ、ウドン
そのものを直接冷却することの出来る冷蔵食器を提供す
る事を目的として開発したものである。
るうちに氷が溶けて味が落ちるし、盛そばのようなもの
においては、氷が溶けた水でソバがふやけるという問題
があった。この考案は前記課題を解決し、ソバ、ウドン
そのものを直接冷却することの出来る冷蔵食器を提供す
る事を目的として開発したものである。
[課題を解決するための手段] この考案は前記課題を解決し、目的を達成するために、
複数の貫通孔を有するザル状孔空き皿を中空状二重壁構
造に形成し、下底部に中空部へ連通する開口を形成する
と共に、該中空部へ零度以下でも凍結しない冷却媒体を
詰装し、前記開口に栓体を嵌合、密封した冷蔵食器、と
いう技術的な手段を講じた。
複数の貫通孔を有するザル状孔空き皿を中空状二重壁構
造に形成し、下底部に中空部へ連通する開口を形成する
と共に、該中空部へ零度以下でも凍結しない冷却媒体を
詰装し、前記開口に栓体を嵌合、密封した冷蔵食器、と
いう技術的な手段を講じた。
[作用] 上記のように構成されたこの考案に於ては、冷蔵食器を
冷蔵庫で冷却させると内部の冷却媒体が例えばマイナス
20度に冷却される。これを取り出して上にソバ等を盛り
付けると、ソバが熱を奪われて冷却される。従って冷た
いソバを食べることができるが、食べる間は冷蔵食器が
ソバを保冷している。
冷蔵庫で冷却させると内部の冷却媒体が例えばマイナス
20度に冷却される。これを取り出して上にソバ等を盛り
付けると、ソバが熱を奪われて冷却される。従って冷た
いソバを食べることができるが、食べる間は冷蔵食器が
ソバを保冷している。
[実施例] この考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図は
冷蔵食器の平面図、第2図は第1図におけるA-A断面図
である。
冷蔵食器の平面図、第2図は第1図におけるA-A断面図
である。
冷蔵食器1は、ザル状に複数の貫通孔1A、1A…を形成し
たザル状孔空き皿型で、その内壁体2と外壁体3とで中
空状二重壁構造に形成し、内部に中空部4が形成されて
いる。前記外壁体3には、開口3Aが形成され、栓体5が
密封可能に装着されている。該栓体5を外して中空部4
には、零度以下でも凍結しない冷却媒体6が詰装され、
栓体5で密封されている。
たザル状孔空き皿型で、その内壁体2と外壁体3とで中
空状二重壁構造に形成し、内部に中空部4が形成されて
いる。前記外壁体3には、開口3Aが形成され、栓体5が
密封可能に装着されている。該栓体5を外して中空部4
には、零度以下でも凍結しない冷却媒体6が詰装され、
栓体5で密封されている。
前記冷却媒体6は単純なものとしては、水に塩類を含有
させた不凍液、メタノール、エチルアルコール、グリセ
リン等が混合された不凍液、パラフイン系油脂ゾル剤な
ど任意に選択される。
させた不凍液、メタノール、エチルアルコール、グリセ
リン等が混合された不凍液、パラフイン系油脂ゾル剤な
ど任意に選択される。
上記構成のこの冷蔵食器1を家庭用冷蔵庫で冷却させる
と、例えばパラフイン系油脂ゾル剤の冷却媒体が充鎮さ
れているときには、マイナス10〜20度に冷却させること
ができる。それを取り出して、その上に蕎麦を盛り付け
ると、冷蔵食器1が蕎麦の熱を奪うことから、蕎麦が冷
却される。この冷蔵食器1が室温になるまでには30〜40
分を要して、すなわち、蕎麦を食べ終るまでは十分に蕎
麦を冷却させておくことができる。冷蔵食器1が室温で
加熱されて室温になっても、氷のように溶けた水が出な
いので、蕎麦が水っぽくなることがなく、また冷蔵食器
1は何度でも繰り返して使用することができる。なお前
記内壁体2と外壁体3の材質はプラスチックでも金属で
も構わない。
と、例えばパラフイン系油脂ゾル剤の冷却媒体が充鎮さ
れているときには、マイナス10〜20度に冷却させること
ができる。それを取り出して、その上に蕎麦を盛り付け
ると、冷蔵食器1が蕎麦の熱を奪うことから、蕎麦が冷
却される。この冷蔵食器1が室温になるまでには30〜40
分を要して、すなわち、蕎麦を食べ終るまでは十分に蕎
麦を冷却させておくことができる。冷蔵食器1が室温で
加熱されて室温になっても、氷のように溶けた水が出な
いので、蕎麦が水っぽくなることがなく、また冷蔵食器
1は何度でも繰り返して使用することができる。なお前
記内壁体2と外壁体3の材質はプラスチックでも金属で
も構わない。
この実施例では冷却に就いて述べているが、冷却媒体そ
のものは加熱することができるものがあるため、冷蔵食
器1を食品の加熱保温のために利用することができる。
のものは加熱することができるものがあるため、冷蔵食
器1を食品の加熱保温のために利用することができる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案は複数の貫通孔を形成し
た食器を中空二重構造として中に冷却媒体を詰装してあ
るため、これを冷却しておいて上に蕎麦等食品を盛り付
けることにより、氷を使用しないで食品を冷却させるこ
とができる効果がある。また、複数の貫通孔が形成され
ているために、冷蔵庫内で冷却させるための時間を短く
することができ、短時間での使用が可能である効果があ
る。更に複数の貫通孔が形成されているために、上下に
空気の流通が生じ、雰囲気を早く冷却することができる
ことから、盛り付けた食品を短時間で効率よく冷却させ
ることができる効果がある。冷却媒体は零度以下でも凍
結しないから、凍結による体積膨張によつて食器が破損
するなどが生じない効果がある。
た食器を中空二重構造として中に冷却媒体を詰装してあ
るため、これを冷却しておいて上に蕎麦等食品を盛り付
けることにより、氷を使用しないで食品を冷却させるこ
とができる効果がある。また、複数の貫通孔が形成され
ているために、冷蔵庫内で冷却させるための時間を短く
することができ、短時間での使用が可能である効果があ
る。更に複数の貫通孔が形成されているために、上下に
空気の流通が生じ、雰囲気を早く冷却することができる
ことから、盛り付けた食品を短時間で効率よく冷却させ
ることができる効果がある。冷却媒体は零度以下でも凍
結しないから、凍結による体積膨張によつて食器が破損
するなどが生じない効果がある。
図面はこの考案の実施例に係り、第1図は冷蔵食器の平
面図、第2図は第1図におけるA-A断面図である。 1……冷蔵食器 2……内壁体 3……外壁体 3A……開口 4……中空部 5……栓体 6……冷却媒体
面図、第2図は第1図におけるA-A断面図である。 1……冷蔵食器 2……内壁体 3……外壁体 3A……開口 4……中空部 5……栓体 6……冷却媒体
Claims (1)
- 【請求項1】複数の貫通孔を有するザル状孔空き皿を中
空状二重壁構造に形成し、下底部に中空部へ連通する開
口を形成すると共に、該中空部へ零度以下でも凍結しな
い冷却媒体を詰装し、前記開口に栓体を嵌合、密封した
ことを特徴とする冷蔵食器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987125214U JPH0643659Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 冷蔵食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987125214U JPH0643659Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 冷蔵食器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431961U JPS6431961U (ja) | 1989-02-28 |
JPH0643659Y2 true JPH0643659Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31375622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987125214U Expired - Lifetime JPH0643659Y2 (ja) | 1987-08-19 | 1987-08-19 | 冷蔵食器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643659Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5320318B2 (ja) * | 2009-01-27 | 2013-10-23 | 恵庸 豊村 | 保冷容器 |
CN102188141A (zh) * | 2011-05-25 | 2011-09-21 | 扬州康龙玻璃工艺制品有限公司 | 双层饮用杯 |
KR20140091625A (ko) * | 2012-02-22 | 2014-07-22 | 뷰케리 알피오 | 개선된 음료 제빙장치의 작동방법 및 컵 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134081B2 (ja) * | 1977-03-07 | 1986-08-06 | Texaco Development Corp |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4856658U (ja) * | 1971-10-28 | 1973-07-19 | ||
JPS49145576U (ja) * | 1973-04-12 | 1974-12-16 | ||
JPS51161390U (ja) * | 1975-06-14 | 1976-12-22 | ||
JPS6134081U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-01 | 恵庸 豊村 | 冷却容器 |
-
1987
- 1987-08-19 JP JP1987125214U patent/JPH0643659Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134081B2 (ja) * | 1977-03-07 | 1986-08-06 | Texaco Development Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431961U (ja) | 1989-02-28 |
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