JP3138983U - 冷蔵容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】
容器自体を短時間で冷やすことができる構造の冷蔵容器を提供する。
【解決手段】
本発明は、上記目的を達成するために容器の形状を二重壁構造で形成し、該二重壁間にできた中空部を開閉する蓋を設けるとともに、その中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことで冷蔵容器を構成しているので冷やす製造上の制約を受けることなく密度を狭めれば速く凍らせる事ができる。図でははめ込み式になっているが、ねじ込み式であっても良い。
【選択図】 図1
容器自体を短時間で冷やすことができる構造の冷蔵容器を提供する。
【解決手段】
本発明は、上記目的を達成するために容器の形状を二重壁構造で形成し、該二重壁間にできた中空部を開閉する蓋を設けるとともに、その中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことで冷蔵容器を構成しているので冷やす製造上の制約を受けることなく密度を狭めれば速く凍らせる事ができる。図でははめ込み式になっているが、ねじ込み式であっても良い。
【選択図】 図1
Description
本考案は、例えばビールジョッキや氷入れや皿等が温まりにくくするための冷蔵容器に関するものである。
従来の冷蔵容器は容器本来の形状を二重壁構造で形成して、該二重壁間に
中空部を形成すると共に該中空部に、冷凍媒体を充填して密封一体としている
ものがある(例えば特許文献1参照)。
中空部を形成すると共に該中空部に、冷凍媒体を充填して密封一体としている
ものがある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、製造上の制約からこの中空部の幅を狭くすることができないのが現状である。したがって、冷凍媒体の量が必要以上に多い為このものにおいては冷やし時間が長いという欠点があった。またサワーやジュース類なども氷が早く溶けすぎて薄くなりすぎるという問題点があった。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、容器自体を短時間で冷やすことができる構造の冷蔵容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために容器の形状を二重壁構造で形成し、該二重壁間にできた中空部を開閉する蓋を設けるとともに、その中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことで冷蔵容器を構成しているので冷やす製造上の制約を受けることなく密度を狭めれば速く凍らせる事ができる。図でははめ込み式になっているが、ねじ込み式であっても良い。
また第二の考案は、二重側壁間に端開放の中空部を形成した本体とこの中空部を覆う蓋体と、この中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置した構成にしたものである。
また第三の考案は、冷却部材は棒状又はらせん状のもので、前記中空部に配置した構成としたものである。
また第四の考案は底部に嵌入させてこの容器の底部との間に中空部を形成する蓋体と、この中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置した構造としたものである
また第五の考案は、冷却具は平行して配列された複数の区画室を有するプラスチックフィルム制外袋体の保冷剤が夫々個別に封入されるものを前記中空部に配置した構成としたものである。
また、冷却部材の形状は円形状以外に四角形、八角形、半円等も、用いる
ことも考えられる。また容器の材質としては、ガラス、アルミニウム、樹脂素材等も考えられる。蓋は熱伝導の良くない樹脂が良い。
ことも考えられる。また容器の材質としては、ガラス、アルミニウム、樹脂素材等も考えられる。蓋は熱伝導の良くない樹脂が良い。
以上の説明から明らかになるように、本考案にあたっては、次の列挙する効果が得られる。従来の冷蔵容器に比べ保冷剤の量が少なくても良いので5倍は速く固まり冷却することができる。実験では従来の2層冷蔵容器では4時間かかる所を本考案では、約50分で凍らせることができた。本考案で本体と冷却部材を別々冷やすことができるので、ジョッキ本体を5分程冷やしストックを少なめに、棒状保冷部材及び、らせん状冷却部材、うず巻き状冷却部材を本体の数本より多くの本数を単独で冷やしておき、挿入する事によって、数分間で繰り返し使うことができるので、お店で使う冷蔵容器の回転率が良くなり業務用として提供出来る。
以下、図に示す本考案を実施するための最良の形態により、本考案を詳細に
説明する。
説明する。
図1ないし図3に示す本考案を実施する第1の実施形態において、この冷蔵容器1は、容器となる本体2と底蓋3と、複数の棒状冷却部材4とうず巻き状冷却部材5とからなるものである。本体2は、内壁21と外壁22と底壁24からなり、内壁21と外壁23との間に側壁空間23が形成されているもので全周二重壁構造になっている。この側壁空間23には棒状の冷却部材4が縦に入り全周に渡って入れられるところである。冷却部材4は保冷剤42を樹脂等でできている保冷剤容器41の中に封入したストロー状の物である。底蓋3は樹脂製のもので本体2の下端に取り付けられるもので、本体底壁24との間に底部空間31ができる構造にしてあり、この空間にはうず巻き状冷却部材5が入れられる。また(ジョッキ)底蓋3にリブ7が形成してあるのでテーブルからの温度が底壁の保冷剤に伝わりにくくまた露垂を防止することもできる構造にしてある。
上記構成の組み立てられた冷蔵容器1は、そのまま冷やして使うことも出来る。その場合には約50分かかる。また分解して別々に冷やす時は容器は5分ぐらいで冷えるが、冷却部材は約45分ぐらいかかるのでお店などで使う時は限られた冷蔵容器1を効率良く使うために分解して別々に、冷蔵庫で冷やすとよく棒状冷却部材4と図3のうず巻き状冷却材7の数を多めにしておく事により、ジョッキ本体2とジョッキ底蓋3を外し図2の棒状冷却部材4を側壁空間23に周りを囲むように取り入れ、底部空間31に図3のうず巻き状冷却材7を入れ密封する事で、ジョッキ本体2を冷やし続ける事が出来る。このようにすれば冷蔵容器を数分で提供する事が出来る。
お客様から帰ってきた冷蔵容器1を上記のように繰り返し使えば、お店の回転率が良くなり業務用として使える。
お客様から帰ってきた冷蔵容器1を上記のように繰り返し使えば、お店の回転率が良くなり業務用として使える。
次に図4は、本考案を実施するための第2の実施の形態として考えたもので第1の実施形態における棒状の冷却部材4をらせん状にしたものである。
ジョッキ本体2の側壁空間23に、このらせん状冷却部材6を入れて使用するものである。図2の棒状冷却部材より場所はとるが、簡単に入れることが出来る。
ジョッキ本体2の側壁空間23に、このらせん状冷却部材6を入れて使用するものである。図2の棒状冷却部材より場所はとるが、簡単に入れることが出来る。
尚、冷却部材の断面形状は円形に限らず、多角形、半円形、台形等の変形が可能である。
冷蔵容器1の本体2はガラス又はアルミニウム又は樹脂などいずれの素材を用いても良い。
また、保冷剤容器41の材質は樹脂等の弾性素材で良い。
この冷凍された冷蔵容器を冷蔵庫から取り出してビールを注入すれば、ビールを
を冷やし、しかも長い時間冷やし続けるのでおいしく飲みつづけることが可能
となる。
また、保冷剤容器41の材質は樹脂等の弾性素材で良い。
この冷凍された冷蔵容器を冷蔵庫から取り出してビールを注入すれば、ビールを
を冷やし、しかも長い時間冷やし続けるのでおいしく飲みつづけることが可能
となる。
次に図5は第3の実施形態である。なお、これらの本考案を実施するための
異なる形態の説明に当たって前記本考案を実施するための最良の第1形態と
同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
異なる形態の説明に当たって前記本考案を実施するための最良の第1形態と
同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図5に示す本考案を実施するための第3の形態において、前記本考案を実施するた
めの最良の第1の実施形態と主に異なる点は口座9が取り外しできる構造とし、ここから冷却部材4、6の出し入れができるようにしたところが違う点でこのように形成した氷入れにしても、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
まず、第1に氷が溶けづらいのは基より、数時間毎に保冷容器を交換することによってクラブ等では高額な氷を使うため、経済的に負担が少なくて済む。
めの最良の第1の実施形態と主に異なる点は口座9が取り外しできる構造とし、ここから冷却部材4、6の出し入れができるようにしたところが違う点でこのように形成した氷入れにしても、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
まず、第1に氷が溶けづらいのは基より、数時間毎に保冷容器を交換することによってクラブ等では高額な氷を使うため、経済的に負担が少なくて済む。
実験では従来の2層冷蔵容器では冷却に4〜5時間かかる所を本考案では、約50分で凍らせることができた。
従来の2層保冷容器では家庭用という、向きがあったが、本考案ではお店に
出す時にストックが少なくてすむというメリットから業務用に使うことができる。
すなわちジョッキ本体を5分程冷やしストックを少なめにし、冷蔵庫で冷やし
棒状保冷部材及び、らせん状冷却部材、うず巻き状冷却部材をジョッキの数分より多く単独で冷やしておき、挿入する事によって、数分間で繰り返し使えば、お店の回転率が良くなり業務用として提供出来る。
従来の2層保冷容器では家庭用という、向きがあったが、本考案ではお店に
出す時にストックが少なくてすむというメリットから業務用に使うことができる。
すなわちジョッキ本体を5分程冷やしストックを少なめにし、冷蔵庫で冷やし
棒状保冷部材及び、らせん状冷却部材、うず巻き状冷却部材をジョッキの数分より多く単独で冷やしておき、挿入する事によって、数分間で繰り返し使えば、お店の回転率が良くなり業務用として提供出来る。
図7、図8は本考案の第5の実施形態として考えたもので、第2の実施形態におけるプラスチックフィルム側面冷却剤容器にしたものである。このらせん状保冷剤容器61の変形例であり冷却具は平行して配列された複数の区画室を有するプラスチックフィルム制外袋体の各区画室内に、保冷剤を夫々個別に封入されたものでプラスチックフィルム側面冷却剤容器15はジョッキ本体2の側壁空間23に入れて使用するものである。図7、図8のプラスチックフィルム側面冷却剤容器は場所をとらず簡単に入れることができる。
図9はプラスチックフィルム底面冷却剤容器である。柔軟で曲面への装着性に
優れているので、クーラーボックスなどにも入れやすく、アウトドアにも向いている。
図9はプラスチックフィルム底面冷却剤容器である。柔軟で曲面への装着性に
優れているので、クーラーボックスなどにも入れやすく、アウトドアにも向いている。
次に図6は本考案を実施するための第4の実施形態として考えたもので、第1の。
実施形態の本体2の側壁空間23と保冷剤42を外し、皿の形に変形させたものである。底部空間にうずまき状冷却部材5を入れ使用する。この(皿)本体10は冷やしソーメンやアイスクリームなど、時間が経過すると食感を損なうといった問題点を解決することができる。
実施形態の本体2の側壁空間23と保冷剤42を外し、皿の形に変形させたものである。底部空間にうずまき状冷却部材5を入れ使用する。この(皿)本体10は冷やしソーメンやアイスクリームなど、時間が経過すると食感を損なうといった問題点を解決することができる。
本考案は冷蔵容器を製造する産業で利用される。
1 冷蔵容器 2(ジョッキ)本体 3(ジョッキ)底蓋
21 内壁 22 外壁 23側壁空間
24 底壁 31 底部空間 4 (棒状)冷却部材
41 棒状保冷剤容器 42 保冷剤 5 うず巻き状冷却部材
6 らせん状冷却部材 7 リブ 9 口座
51 うず巻き状保冷剤容器 61 らせん状保冷剤容器
10(皿)本体 11(皿)底蓋
12 プラスチックフィルム側面冷却具 13 プラスチックフィルム底部冷却具
14 プラスチックフィルム側面冷却具斜視図
15 プラスチックフィルム側面冷却剤容器
16 プラスチックフィルム底部冷却剤容器
21 内壁 22 外壁 23側壁空間
24 底壁 31 底部空間 4 (棒状)冷却部材
41 棒状保冷剤容器 42 保冷剤 5 うず巻き状冷却部材
6 らせん状冷却部材 7 リブ 9 口座
51 うず巻き状保冷剤容器 61 らせん状保冷剤容器
10(皿)本体 11(皿)底蓋
12 プラスチックフィルム側面冷却具 13 プラスチックフィルム底部冷却具
14 プラスチックフィルム側面冷却具斜視図
15 プラスチックフィルム側面冷却剤容器
16 プラスチックフィルム底部冷却剤容器
Claims (5)
- 容器の形状を二重壁構造で形成し、該二重壁間にできた中空部を開閉する蓋を設けるとともに、その中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことを特徴とする冷蔵容器。
- 二重側壁間に端開放の中空部を形成した容器とこの中空部を覆う蓋体と、この中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことを特徴とする冷蔵容器。
- 前記、冷却部材は棒状又はらせん状のもので、あることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の冷蔵容器。
- 容器と、この容器の底部に嵌入させてこの容器の底部との間に中空部を形成する蓋体と、この中空部に保冷剤を保冷容器に入れた冷却部材を配置したことを特徴とする冷蔵容器。
- 前記、冷却具は平行して配列された複数の区画室を有するプラスチックフィルム制外袋体の各区画室内に、保冷剤を夫々個別に封入されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007502U JP3138983U (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 冷蔵容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007502U JP3138983U (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 冷蔵容器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007037607 Continuation | 2007-02-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138983U true JP3138983U (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=43289238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3138983U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017178449A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 千秋 八田 | 飲料の卓上保冷器 |
WO2019039236A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 新富士バーナー株式会社 | 断熱容器 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007007502U patent/JP3138983U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017178449A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 千秋 八田 | 飲料の卓上保冷器 |
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