JP3098138U - 飲料・食品の保冷用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンベア等に載置した飲料・食品を比較的長時間保冷することができる飲料・食品の保冷用容器を提供する。
【解決手段】ビール瓶a等飲料を収容する容器本体2と、容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具3を容器本体2に取り付ける。容器本体2は、ビール瓶a等飲料を挿入可能な環状の開口部6を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、保冷具3はリング形状に形成されて前記開口部6に沿って設けられる。ビール瓶a等飲料を保冷具3によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具3を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】ビール瓶a等飲料を収容する容器本体2と、容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具3を容器本体2に取り付ける。容器本体2は、ビール瓶a等飲料を挿入可能な環状の開口部6を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、保冷具3はリング形状に形成されて前記開口部6に沿って設けられる。ビール瓶a等飲料を保冷具3によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具3を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、寿司店などに設置される飲料・食品搬送用コンベア等に用いる飲料・食品の保冷用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の飲料・食品搬送用コンベアは平板状のスラットを複数チェーンを介して環状に接続し、そして皿に載せた寿司等の食品やビールなど飲料の瓶等をスラット上に載せて循環搬送してお客に提供できるようになっている。
【0003】
前記寿司等の食品は鮮度保持により所定時間コンベアに置かれたものは廃棄されるが、前記瓶入りのビールなどの飲料は、そのような鮮度保持の問題はないが、当初冷たかったものが循環搬送中にぬるくなってしまうという問題がある。さらに、アイスクリームなどの冷菓を循環搬送するような場合には、途中で冷菓が溶けてしまうという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する手段として、例えば断熱処理した保冷カバーが公知である。このカバーは、発泡材にアルミニウムフィルムを蒸着して瓶形状に形成したものであって、瓶に被せることにより保冷を行うというものである(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−289940号公報
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術のような断熱作用のみにより保冷を行うような保冷カバーにおいては、保冷性能に限界があり、コンベアに載置した飲料・食品を比較的長時間保冷することができなかった。
【0007】
そこで、本考案は、コンベア等に載置した飲料・食品を比較的長時間保冷することができる飲料・食品の保冷用容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、飲料または食品を収容する容器本体と、前記容器本体と別体で該容器本体に着脱自在に設けれられる保冷具とを備えたことを特徴とする飲料・食品の保冷用容器である。
【0009】
この請求項1の構成によれば、冷蔵庫等で冷却した保冷具を容器本体に取り付けると共に、容器本体に飲料または食品を収容することにより、保冷具の冷却作用により飲料または食品を保冷することができる。
【0010】
請求項2の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具はリング形状に形成されて前記開口部に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0011】
この請求項2の構成によれば、開口部に沿って保冷具を設けて断熱された容器本体の開口部より挿入した飲料または食品を冷却する。
【0012】
請求項3の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項2記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0013】
この請求項3の構成によれば、蓄冷剤は複数の区画室に設けられるので、保冷用ケース内で移動が抑止された状態で蓄冷剤は設けられる。
【0014】
請求項4の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した有底な筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具は前記底に着脱自在に嵌合することを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0015】
この請求項4の構成によれば、前記底に保冷具を嵌合し、そして飲料・食品を容器本体に挿入する。
【0016】
請求項5の考案においては、前記保冷具は、上面を平面に形成すると共に前記底に着脱自在に嵌合する保冷用ケースに蓄冷剤を内蔵したことを特徴とする請求項4記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0017】
請求項5の構成によれば、保冷具の平らな上面上に飲料・食品を設けて保冷する。
【0018】
請求項6の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項5記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0019】
この請求項6の構成によれば、蓄冷剤は複数の区画室に設けられるので、保冷用ケース内で移動が抑止された状態で蓄冷剤は設けられる。
【0020】
請求項7の考案においては、前記容器本体は、コンベアの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0021】
この請求項7の構成によれば、保冷された状態で飲料・食品はコンベアによって循環搬送される。
【0022】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図を参照して説明する。図1〜図4を参照して説明する。保冷用容器1は、ビール瓶a等飲料または食品を収容する透明な容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備えている。前記容器本体2は円形な底4とこの底4の縁より立ちあがる円筒5とからなり、上部には環状の開口部6が形成されている。そして、前記底4及び円筒5は内壁7とその外側に断熱層7aを介して外壁8を設けて容器本体2は二重壁構造の断熱容器に形成されている。保冷具3は、前記開口部6に沿って設けられるようにリング状に形成されている。そして、保冷具3は、保冷用ケース9内に蓄冷剤10を設けたものであって、例えば蓄冷剤10は少なくとも常温時には液状のものである。前記保冷用ケース9は、一対の区画室11,12をリングを半割りするようにして形成したものであって、一端13を回転中心として他端をそれぞれに形成した凹部14及び凸部15により凹凸嵌合により接続したものである。蓄冷剤10はそれぞれの区画室11,12の入口(図示せず)より注入されてその蓋17により閉じられている。さらに、図示はしないが保冷用ケース9の下面に開口部6に嵌合するように嵌合受け部を溝状に設けてもよい。尚、図中cは上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアを示している。
【0023】
次に前記構成についてその作用を説明する。予め保冷具3は冷蔵庫(図示せず)に収容されて蓄冷剤10は冷却されている。この冷却によって蓄冷剤10は固体化している。次にビール瓶a等飲料をコンベアcに載置して循環搬送するときには、店員がビール瓶aを容器本体1に挿入すると共に、保冷具3を開口部6に取り付けて、コンベアcに載置する。このように保冷具3を容器本体2に取り付けることにより、容器本体2に挿入されているビール瓶a等飲料を冷却して保冷するものである。そして、コンベアcにより循環搬送されている際、保冷具3の蓄冷剤10が溶けて液状となっても、液状の蓄冷剤10は一対の区画室11,12にそれぞれ収容されているので、液状の蓄冷剤10が保冷用ケース9の内部の全体を移動するようなことはなく、液状の蓄冷剤10であっても保冷用ケース9の内部に安定的に収容される。
【0024】
そして、お客がコンベアcより容器本体2を保冷具3と共に取り出し、そして容器本体2より保冷されていたビール瓶a等飲料を取出すものである。尚、回収された保冷具3は再び冷蔵庫に収容されて冷却されて、再び別の容器本体2に取り付けられるものである。
【0025】
以上のように、前記実施形態では請求項1に対応して、ビール瓶a等飲料を収容する容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具3を容器本体2に取り付けることにより、ビール瓶a等飲料を保冷具3によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具3を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【0026】
また、前記実施形態では請求項2に対応して、前記容器本体2は、ビール瓶a等飲料を挿入可能な環状の開口部6を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具3はリング形状に形成されて前記開口部6に沿って設けられることにより、保冷具3から冷気が下降してビール瓶a等飲料を保冷できる。
【0027】
さらに、前記実施形態では請求項3に対応して、前記保冷具3は、保冷用ケース9内に一対の区画室11,12を形成すると共に、これら区画室11,12に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤10を設けたことにより、蓄冷剤9が液状となってもその移動が抑止されているので、保冷具3の安定性を向上することができる。
【0028】
しかも、前記実施形態では請求項7に対応して、容器本体3を、コンベアcの上面にビール瓶a等飲料を載置して循環搬送するコンベアに用いても、確実に飲料を保冷してお客に提供することができる。
【0029】
図5〜図6は第2実施形態を示しており、前記第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。容器21は、容器本体2と、容器本体の上方に着脱自在に設けられる蓋体22と、保冷具23からなる。蓋体22は、円形な天部23とこの天部23の縁より下がる円筒24とからなり、下部には環状の開口部25が形成されており、この開口部25は容器本体2の開口部6に着脱自在に嵌合するようになっている。そして、前記天部23及び円筒24は内壁26とその外側に断熱層26aを介して外壁27を設けて二重壁構造の断熱容器に形成されている。
【0030】
容器本体2の底5に嵌合する保冷具23は、円盤状であって、その上面28及び下面29はそれぞれ平面に形成されると共に、円筒状側面30は容器本体2の内壁7に着脱可能に嵌合している。保冷具23に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤34を設けている。
【0031】
次に前記構成についてその作用を説明する。予め保冷具23は冷蔵庫(図示せず)に収容されて蓄冷剤34は冷却されている。この冷却によって蓄冷剤34は固体化している。次にアイスクリーム等を収容したデザートグラスbをコンベアcに載置して循環搬送するときには、店員が予め底5に保冷具23を嵌合した容器本体2にデザートグラスbを挿入した後、蓋体22を被せて、コンベアcに載置する。このように保冷具23を容器本体2に取り付けることにより、容器本体2に挿入されているデザートグラスbのアイスクリームを保冷するものである。
【0032】
そして、お客がコンベアcより容器を取り出し、そして容器本体2よりデザートグラスbを取出すものである。尚、回収された保冷具23は再び冷蔵庫に収容されて冷却されて、再び別の容器に取り付けられるものである。
【0033】
以上のように、前記実施形態では請求項1に対応して、アイスクリームなどのデザートグラスbを収容する容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具23とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具23を容器本体2に取り付けることにより、アイスクリームを保冷具23によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具23を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【0034】
また、請求項5に対応して、前記容器本体2は、有底な筒形状の断熱容器2により形成され、前記保冷具23は前記底5に着脱自在に嵌合し、そしてアイスクリームのデザートグラスbを容器本体2に挿入することにより、底5に設けた保冷具23により冷気が底にたまりアイスクリームを保冷できる。
【0035】
さらに、請求項6に対応して、前記保冷具23は、上面28を平面に形成すると共に前記底5に着脱自在に嵌合する保冷用ケース31に蓄冷剤34を内蔵したことにより、アイスクリームのデザートグラスbを安定した状態で載置して保冷することができる。
【0036】
しかも請求項7に対応して、前記容器本体2は、コンベアcの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であるので、コンベアcの上面にアイスクリームのデザートグラスbを載置して循環搬送するコンベアに用いても、確実にアイスクリームを保冷してお客に提供することができる。
【0037】
図7は第3実施形態を示しており、前記第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。容器本体2の底5に嵌合する保冷具23は、円盤状であって、保冷用ケース31内に仕切り部32を介して一対の区画室33を形成すると共に、これら区画室33に少なくとも常温時には液状の図示しない蓄冷剤をそれぞれ設けている。
【0038】
そして、コンベアcにより循環搬送されている際、保冷具23の蓄冷剤が溶けて液状となっても、液状の蓄冷剤は区画室33にそれぞれ収容されているので、液状の蓄冷剤が保冷用ケース31の内部の全体を移動するようなことはなく、液状の蓄冷剤34であっても保冷用ケース31の内部に安定的に収容されている。
【0039】
したがって、請求項7に対応して、前記保冷具23は、保冷用ケース31内に複数の区画室33を形成すると共に、これら区画室33に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤を設けたことにより、保冷用ケース31内で蓄冷剤の移動が抑止されているので、保冷具の安定性を向上することができる。
【0040】
尚、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、区画室は2箇所でなく3個所以上であればよい。
【0041】
【考案の効果】
請求項1の考案は、飲料または食品を収容する容器本体と、前記容器本体と別体で該容器本体に着脱自在に設けれられる保冷具とを備えたことを特徴とする飲料・食品の保冷用容器であり、飲料または食品を保冷具によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体に着脱自在に設けられる保冷具を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく、冷蔵庫等において保冷具を多量に収容することができる。
【0042】
請求項2の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具はリング形状に形成されて前記開口部に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具は容器本体の上部に位置して冷気が下降することになるので、飲料または食品を効率よく冷却することができる。
【0043】
請求項3の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項2記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷用ケース内で蓄冷剤の移動が抑止されているので、保冷具の安定性を向上することができる。
【0044】
請求項4の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した有底な筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具は前記底に着脱自在に嵌合することを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具は開口部に一体的となって容器本体に取り付けることができる。
【0045】
請求項5の考案においては、前記保冷具は、上面を平面に形成すると共に前記底に着脱自在に嵌合する保冷用ケースに蓄冷剤を内蔵したことを特徴とする請求項4記載の飲料・食品の保冷用容器であり、前記底に設けた保冷具により容器本体に挿入した飲料・食品は冷却されて保冷することができる。
【0046】
請求項6の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項5記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具の平らな上面上に飲料・食品を設けることにより、飲料・食品を安定した状態で保冷することができる。
【0047】
請求項7の考案においては、前記容器本体は、コンベアの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料・食品の保冷用容器であり、コンベアによって循環搬送される飲料は冷たい状態でお客に提供でき、また食品は鮮度が保たれたままお客に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態を示す一部切り欠き正面図である。
【図2】本考案の第1実施形態を示す保冷具の平面図である。
【図3】本考案の第1実施形態を示す保冷具の展開した状態の平面図である。
【図4】本考案の第1実施形態を示す保冷具の展開した状態の側面図である。
【図5】本考案の第2実施形態を示す分解状態の一部切り欠き正面図である。
【図6】本考案の第2実施形態を示す保冷具の平面図である。
【図7】本考案の第3実施形態を示す保冷具の平面図である。
【符号の説明】
2 容器本体
3 23 保冷具
5 底
6 開口部
9 31 保冷用ケース
10 34 蓄冷剤
11 12 32 33区画室
a ビール瓶
b デザートグラス
c コンベア
【考案の属する技術分野】
本考案は、寿司店などに設置される飲料・食品搬送用コンベア等に用いる飲料・食品の保冷用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の飲料・食品搬送用コンベアは平板状のスラットを複数チェーンを介して環状に接続し、そして皿に載せた寿司等の食品やビールなど飲料の瓶等をスラット上に載せて循環搬送してお客に提供できるようになっている。
【0003】
前記寿司等の食品は鮮度保持により所定時間コンベアに置かれたものは廃棄されるが、前記瓶入りのビールなどの飲料は、そのような鮮度保持の問題はないが、当初冷たかったものが循環搬送中にぬるくなってしまうという問題がある。さらに、アイスクリームなどの冷菓を循環搬送するような場合には、途中で冷菓が溶けてしまうという問題がある。
【0004】
このような問題を解決する手段として、例えば断熱処理した保冷カバーが公知である。このカバーは、発泡材にアルミニウムフィルムを蒸着して瓶形状に形成したものであって、瓶に被せることにより保冷を行うというものである(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−289940号公報
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術のような断熱作用のみにより保冷を行うような保冷カバーにおいては、保冷性能に限界があり、コンベアに載置した飲料・食品を比較的長時間保冷することができなかった。
【0007】
そこで、本考案は、コンベア等に載置した飲料・食品を比較的長時間保冷することができる飲料・食品の保冷用容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、飲料または食品を収容する容器本体と、前記容器本体と別体で該容器本体に着脱自在に設けれられる保冷具とを備えたことを特徴とする飲料・食品の保冷用容器である。
【0009】
この請求項1の構成によれば、冷蔵庫等で冷却した保冷具を容器本体に取り付けると共に、容器本体に飲料または食品を収容することにより、保冷具の冷却作用により飲料または食品を保冷することができる。
【0010】
請求項2の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具はリング形状に形成されて前記開口部に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0011】
この請求項2の構成によれば、開口部に沿って保冷具を設けて断熱された容器本体の開口部より挿入した飲料または食品を冷却する。
【0012】
請求項3の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項2記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0013】
この請求項3の構成によれば、蓄冷剤は複数の区画室に設けられるので、保冷用ケース内で移動が抑止された状態で蓄冷剤は設けられる。
【0014】
請求項4の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した有底な筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具は前記底に着脱自在に嵌合することを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0015】
この請求項4の構成によれば、前記底に保冷具を嵌合し、そして飲料・食品を容器本体に挿入する。
【0016】
請求項5の考案においては、前記保冷具は、上面を平面に形成すると共に前記底に着脱自在に嵌合する保冷用ケースに蓄冷剤を内蔵したことを特徴とする請求項4記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0017】
請求項5の構成によれば、保冷具の平らな上面上に飲料・食品を設けて保冷する。
【0018】
請求項6の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項5記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0019】
この請求項6の構成によれば、蓄冷剤は複数の区画室に設けられるので、保冷用ケース内で移動が抑止された状態で蓄冷剤は設けられる。
【0020】
請求項7の考案においては、前記容器本体は、コンベアの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料・食品の保冷用容器である。
【0021】
この請求項7の構成によれば、保冷された状態で飲料・食品はコンベアによって循環搬送される。
【0022】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図を参照して説明する。図1〜図4を参照して説明する。保冷用容器1は、ビール瓶a等飲料または食品を収容する透明な容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備えている。前記容器本体2は円形な底4とこの底4の縁より立ちあがる円筒5とからなり、上部には環状の開口部6が形成されている。そして、前記底4及び円筒5は内壁7とその外側に断熱層7aを介して外壁8を設けて容器本体2は二重壁構造の断熱容器に形成されている。保冷具3は、前記開口部6に沿って設けられるようにリング状に形成されている。そして、保冷具3は、保冷用ケース9内に蓄冷剤10を設けたものであって、例えば蓄冷剤10は少なくとも常温時には液状のものである。前記保冷用ケース9は、一対の区画室11,12をリングを半割りするようにして形成したものであって、一端13を回転中心として他端をそれぞれに形成した凹部14及び凸部15により凹凸嵌合により接続したものである。蓄冷剤10はそれぞれの区画室11,12の入口(図示せず)より注入されてその蓋17により閉じられている。さらに、図示はしないが保冷用ケース9の下面に開口部6に嵌合するように嵌合受け部を溝状に設けてもよい。尚、図中cは上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアを示している。
【0023】
次に前記構成についてその作用を説明する。予め保冷具3は冷蔵庫(図示せず)に収容されて蓄冷剤10は冷却されている。この冷却によって蓄冷剤10は固体化している。次にビール瓶a等飲料をコンベアcに載置して循環搬送するときには、店員がビール瓶aを容器本体1に挿入すると共に、保冷具3を開口部6に取り付けて、コンベアcに載置する。このように保冷具3を容器本体2に取り付けることにより、容器本体2に挿入されているビール瓶a等飲料を冷却して保冷するものである。そして、コンベアcにより循環搬送されている際、保冷具3の蓄冷剤10が溶けて液状となっても、液状の蓄冷剤10は一対の区画室11,12にそれぞれ収容されているので、液状の蓄冷剤10が保冷用ケース9の内部の全体を移動するようなことはなく、液状の蓄冷剤10であっても保冷用ケース9の内部に安定的に収容される。
【0024】
そして、お客がコンベアcより容器本体2を保冷具3と共に取り出し、そして容器本体2より保冷されていたビール瓶a等飲料を取出すものである。尚、回収された保冷具3は再び冷蔵庫に収容されて冷却されて、再び別の容器本体2に取り付けられるものである。
【0025】
以上のように、前記実施形態では請求項1に対応して、ビール瓶a等飲料を収容する容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具3とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具3を容器本体2に取り付けることにより、ビール瓶a等飲料を保冷具3によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具3を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【0026】
また、前記実施形態では請求項2に対応して、前記容器本体2は、ビール瓶a等飲料を挿入可能な環状の開口部6を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具3はリング形状に形成されて前記開口部6に沿って設けられることにより、保冷具3から冷気が下降してビール瓶a等飲料を保冷できる。
【0027】
さらに、前記実施形態では請求項3に対応して、前記保冷具3は、保冷用ケース9内に一対の区画室11,12を形成すると共に、これら区画室11,12に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤10を設けたことにより、蓄冷剤9が液状となってもその移動が抑止されているので、保冷具3の安定性を向上することができる。
【0028】
しかも、前記実施形態では請求項7に対応して、容器本体3を、コンベアcの上面にビール瓶a等飲料を載置して循環搬送するコンベアに用いても、確実に飲料を保冷してお客に提供することができる。
【0029】
図5〜図6は第2実施形態を示しており、前記第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。容器21は、容器本体2と、容器本体の上方に着脱自在に設けられる蓋体22と、保冷具23からなる。蓋体22は、円形な天部23とこの天部23の縁より下がる円筒24とからなり、下部には環状の開口部25が形成されており、この開口部25は容器本体2の開口部6に着脱自在に嵌合するようになっている。そして、前記天部23及び円筒24は内壁26とその外側に断熱層26aを介して外壁27を設けて二重壁構造の断熱容器に形成されている。
【0030】
容器本体2の底5に嵌合する保冷具23は、円盤状であって、その上面28及び下面29はそれぞれ平面に形成されると共に、円筒状側面30は容器本体2の内壁7に着脱可能に嵌合している。保冷具23に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤34を設けている。
【0031】
次に前記構成についてその作用を説明する。予め保冷具23は冷蔵庫(図示せず)に収容されて蓄冷剤34は冷却されている。この冷却によって蓄冷剤34は固体化している。次にアイスクリーム等を収容したデザートグラスbをコンベアcに載置して循環搬送するときには、店員が予め底5に保冷具23を嵌合した容器本体2にデザートグラスbを挿入した後、蓋体22を被せて、コンベアcに載置する。このように保冷具23を容器本体2に取り付けることにより、容器本体2に挿入されているデザートグラスbのアイスクリームを保冷するものである。
【0032】
そして、お客がコンベアcより容器を取り出し、そして容器本体2よりデザートグラスbを取出すものである。尚、回収された保冷具23は再び冷蔵庫に収容されて冷却されて、再び別の容器に取り付けられるものである。
【0033】
以上のように、前記実施形態では請求項1に対応して、アイスクリームなどのデザートグラスbを収容する容器本体2と、前記容器本体2と別体で該容器本体2に着脱自在に設けれられる保冷具23とを備え、冷蔵庫等で冷却した保冷具23を容器本体2に取り付けることにより、アイスクリームを保冷具23によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体2に着脱自在に設けられる保冷具23を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器本体2全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく保冷することができる。
【0034】
また、請求項5に対応して、前記容器本体2は、有底な筒形状の断熱容器2により形成され、前記保冷具23は前記底5に着脱自在に嵌合し、そしてアイスクリームのデザートグラスbを容器本体2に挿入することにより、底5に設けた保冷具23により冷気が底にたまりアイスクリームを保冷できる。
【0035】
さらに、請求項6に対応して、前記保冷具23は、上面28を平面に形成すると共に前記底5に着脱自在に嵌合する保冷用ケース31に蓄冷剤34を内蔵したことにより、アイスクリームのデザートグラスbを安定した状態で載置して保冷することができる。
【0036】
しかも請求項7に対応して、前記容器本体2は、コンベアcの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であるので、コンベアcの上面にアイスクリームのデザートグラスbを載置して循環搬送するコンベアに用いても、確実にアイスクリームを保冷してお客に提供することができる。
【0037】
図7は第3実施形態を示しており、前記第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。容器本体2の底5に嵌合する保冷具23は、円盤状であって、保冷用ケース31内に仕切り部32を介して一対の区画室33を形成すると共に、これら区画室33に少なくとも常温時には液状の図示しない蓄冷剤をそれぞれ設けている。
【0038】
そして、コンベアcにより循環搬送されている際、保冷具23の蓄冷剤が溶けて液状となっても、液状の蓄冷剤は区画室33にそれぞれ収容されているので、液状の蓄冷剤が保冷用ケース31の内部の全体を移動するようなことはなく、液状の蓄冷剤34であっても保冷用ケース31の内部に安定的に収容されている。
【0039】
したがって、請求項7に対応して、前記保冷具23は、保冷用ケース31内に複数の区画室33を形成すると共に、これら区画室33に少なくとも常温時には液状の蓄冷剤を設けたことにより、保冷用ケース31内で蓄冷剤の移動が抑止されているので、保冷具の安定性を向上することができる。
【0040】
尚、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、区画室は2箇所でなく3個所以上であればよい。
【0041】
【考案の効果】
請求項1の考案は、飲料または食品を収容する容器本体と、前記容器本体と別体で該容器本体に着脱自在に設けれられる保冷具とを備えたことを特徴とする飲料・食品の保冷用容器であり、飲料または食品を保冷具によって比較的長期間保冷することができ、さらに容器本体に着脱自在に設けられる保冷具を単独で冷蔵庫等で冷却することにより、容器全体を冷蔵庫等で冷却する必要はなく、冷蔵庫等において保冷具を多量に収容することができる。
【0042】
請求項2の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具はリング形状に形成されて前記開口部に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具は容器本体の上部に位置して冷気が下降することになるので、飲料または食品を効率よく冷却することができる。
【0043】
請求項3の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項2記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷用ケース内で蓄冷剤の移動が抑止されているので、保冷具の安定性を向上することができる。
【0044】
請求項4の考案においては、前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した有底な筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具は前記底に着脱自在に嵌合することを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具は開口部に一体的となって容器本体に取り付けることができる。
【0045】
請求項5の考案においては、前記保冷具は、上面を平面に形成すると共に前記底に着脱自在に嵌合する保冷用ケースに蓄冷剤を内蔵したことを特徴とする請求項4記載の飲料・食品の保冷用容器であり、前記底に設けた保冷具により容器本体に挿入した飲料・食品は冷却されて保冷することができる。
【0046】
請求項6の考案においては、前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項5記載の飲料・食品の保冷用容器であり、保冷具の平らな上面上に飲料・食品を設けることにより、飲料・食品を安定した状態で保冷することができる。
【0047】
請求項7の考案においては、前記容器本体は、コンベアの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料・食品の保冷用容器であり、コンベアによって循環搬送される飲料は冷たい状態でお客に提供でき、また食品は鮮度が保たれたままお客に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態を示す一部切り欠き正面図である。
【図2】本考案の第1実施形態を示す保冷具の平面図である。
【図3】本考案の第1実施形態を示す保冷具の展開した状態の平面図である。
【図4】本考案の第1実施形態を示す保冷具の展開した状態の側面図である。
【図5】本考案の第2実施形態を示す分解状態の一部切り欠き正面図である。
【図6】本考案の第2実施形態を示す保冷具の平面図である。
【図7】本考案の第3実施形態を示す保冷具の平面図である。
【符号の説明】
2 容器本体
3 23 保冷具
5 底
6 開口部
9 31 保冷用ケース
10 34 蓄冷剤
11 12 32 33区画室
a ビール瓶
b デザートグラス
c コンベア
Claims (7)
- 飲料または食品を収容する容器本体と、前記容器本体と別体で該容器本体に着脱自在に設けれられる保冷具とを備えたことを特徴とする飲料・食品の保冷用容器。
- 前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具はリング形状に形成されて前記開口部に沿って設けられることを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器。
- 前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項2記載の飲料・食品の保冷用容器。
- 前記容器本体は、飲料または食品を挿入可能な環状の開口部を上部に形成した有底な筒形状の断熱容器により形成され、前記保冷具は前記底に着脱自在に嵌合することを特徴とする請求項1記載の飲料・食品の保冷用容器。
- 前記保冷具は、上面を平面に形成すると共に前記底に着脱自在に嵌合する保冷用ケースに蓄冷剤を内蔵したことを特徴とする請求項4記載の飲料・食品の保冷用容器。
- 前記保冷具は、保冷用ケース内に複数の区画室を形成すると共に、これら区画室に蓄冷剤を設けたことを特徴とする請求項5記載の飲料・食品の保冷用容器。
- 前記容器本体は、コンベアの上面に飲料又は食品を載置して循環搬送するコンベアに用いる飲料または食品の保冷容器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料・食品の保冷用容器。
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