JP3102562U - 交通安全兼防犯ブザー - Google Patents
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Abstract
【課題】 暗い夜道での歩行者や自転車などでの走行者の交通安全にも寄与し得る交通安全兼防犯ブザーを提供すること。
【解決手段】 ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けて構成した。また、ブザー本体1を、その表面から反射光を放射可能に形成するとともに、前記ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けた構成としている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けて構成した。また、ブザー本体1を、その表面から反射光を放射可能に形成するとともに、前記ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けた構成としている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、交通安全兼防犯ブザーに係り、さらに詳しくは防犯ブザー吊り下げ用の紐状体に反射発光機能を持たせ、暗い夜道で反射光を放射するようにした交通安全兼防犯ブザーに関する。
従来から児童,生徒,婦女子や集金員などに、防犯ブザーの携行が奨励されている。また、従来の防犯ブザーには、防犯上簡便に機能させるための色々な工夫が施されている。
しかしながら、従来の防犯ブザーは身の危険を感じた時にスイッチをONすることにより、強力なアラーム音を発するので、防犯上は相応の効果を発揮するものの、暗い夜道での歩行者や自転車などでの走行者の交通安全については配慮されていない。
本考案において解決しようとする課題は、暗い夜道での歩行や自転車などでの走行時の交通安全にも寄与し得る交通安全機能をも兼ね備えた防犯ブザーを提供しようとするものである。
本考案は、前記課題を解決するため、ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けている。
また、本考案は前記課題を解決するため、ブザー本体1を、その表面から反射光を放射可能に形成するとともに、前記ブザー本体1に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体3を取り付けている。
本考案では、ブザー本体1に取り付けられた紐状体3に反射発光機能を付与している。この紐状体3を首や肩に掛けてブザー本体1を吊り下げて携行し、または紐状体3を握ってブザー本体1をぶら下げて携行した使用状態において、自動車等のライトが当たると、紐状体3から反射光が発せられる。したがって、ブザー本体1を携行すると、暗い夜道であっても、自動車のドライバー等が歩行者や自転車などでの走行者を比較的遠方からでも視認できるので、自動車のドライバー等に注意を喚起することができる。これにより、防犯ブザーを本来の防犯上の利用のほかに、交通安全にも活用できる効果がある。
また、本考案ではブザー本体1と紐状体3とに反射発光機能を付与している。したがって、紐状体3を介してブザー本体1を首や肩から吊り下げて携行し、または紐状体3を握ってぶら下げて携行すると、暗い夜道で自動車等のライトが当たるとブザー本体1および紐状体3から反射光が発せられるので、夜間での交通安全上、より一層大きな効果を発揮する。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本考案交通安全兼防犯ブザーの実施例1を示す平面図、図2は吊り下げ用の紐状体の一部分の拡大図、図3は使用状態の一例を示す説明図である。
この実施例1の交通安全兼防犯ブザーは、ブザー本体1の一端部に、通電用のスイッチ2が設けられている。このスイッチ2は、本実施例ではブザー本体1から引く抜くとON作動するようになっている。なお、このブザー本体1内には周知のように電源用の電池、警報音発生手段(いずれも図示せず)等が内蔵されるなどして構成されている。
前記ブザー本体1の一端側には、リング状のスナップ5を介して吊り下げ用の紐状体3の一端部が結合されている。
前記紐状体3は、この実施例では編紐,組紐,その他の製造方法で作製された紐の表面に、適宜の間隔をおいて例えば縞状に、反射材,発光材または蓄光材により反射発光層4が施されている。これにより、紐状体3に反射発光機能が付与されている。
なお、紐状体3を編みまたは組んで作製する際に、反射発光性を持った紐を一緒に編みまたは組んで、紐状体3に反射機能を付与してもよい。また、表面全体が発光するように構成しても良い。この紐状体3は伸縮しない材質にて構成されるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
前記紐状体3の他端部には、ホルダ6が取り付けられている。このホルダ6は、前記リング状のスナップ5に掛け止め得るようになっている。しかして、前記スナップ5にホルダ6を掛け止めることによって、紐状体3をループ状に形成し得るようになっている。
また、ブザー本体1の他端側にはチェーン7が取り付けられている。このチェーン7の端部には、フック8が設けられている。そして、このフック8を例えばベルトもしくはベルト通し、またはショルダーバッグのベルトなどに掛け止め、チェーン7を介してブザー本体1を携行者側等に結合し得るようになっている。
前述のごとく構成した交通安全兼防犯ブザーを使用する場合は、図3に示す例では紐状体3を首に掛け回し、スナップ5にホルダ6を掛け止め、ループ状の紐状体3を介してブザー本体1を首に吊り下げて携行する。
または、肩に吊り下げて携行してもよい。また、ループ状に形成した紐状体3を握って携行し、ホルダ8をベルトやベルト通し、またはショルダーバッグのベルトなどに掛け止め、チェーン7を介してブザー本体1を携行者側に結合して使用してもよい。また、自転車のハンドルにループ部分を掛け回し、ホルダ8側をバッグに取り付けたり、ホルダ8を例えば自分のベルトに取り付け、ブザー本体1側をバッグ内にしのばせ、バッグがひったくられるとチェーン7が外れ、バッグ内のブザー本体1がけたたましく警報音を発するようにしても良い。
前述の使用状態において、暗い夜道での歩行または自転車などによる走行時に、自動車等のライトが当たると、紐状体3から反射光が発せられる。したがって、自動車のドライバなどが比較的遠方から歩行者または自転車などによる走行者を視認することができる。これにより、自動車のドライバなどに注意を喚起することができるので、防犯ブザーを本来の防犯上に利用することのほかに、暗い夜道において歩行者や自転車などでの走行者の交通安全にも活用することができる。
図4は本考案交通安全兼防犯ブザーの実施例2を示す平面図である。
この図4に示す実施例2では、ブザー本体1の表面に、反射発光層10が施されていて、ブザー本体1にも反射発光機能が付与されている。
前記反射発光層10は、ブザー本体1の表面に、例えば反射発光性を持った塗料を塗布して形成してもよく、反射発光性を持ったシールを貼り付けて形成してもよい。さらには、ブザー本体1の成形時に、反射発光性を持った材料を混入して形成してもよい。
前記ブザー本体1には、スイッチ2を介して、やや幅の広い帯状の紐状体3が取り付けられている。この帯状の紐状体3にも、反射発光層4が施されている。
前述のごとく構成した実施例2の交通安全兼防犯ブザーでは、紐状体3を例えばループ状にして首や肩に掛けて携行し、または紐状体3を握って携行した使用状態において、暗い夜道で自動車等のライトが当たると、ブザー本体1および紐状体3から反射光が発せられる。
前述のごとく、この実施例2ではブザー本体1および紐状体3から反射光が発せられるので、暗い夜道での歩行者や自転車等での走行者を、比較的遠方からより一層明確に視認でき、したがって交通安全上、より一層大きな効果を発揮する。
なお、この実施例2の他の構成,作用については、前記実施例1と同様である。
1 ブザー本体
2 スイッチ
3 吊り下げ用の紐状体
4 紐状体に施された反射発光層
5 紐状体用のスナップ
6 紐状体用のホルダ
10 ブザー本体に施された反射発光層
2 スイッチ
3 吊り下げ用の紐状体
4 紐状体に施された反射発光層
5 紐状体用のスナップ
6 紐状体用のホルダ
10 ブザー本体に施された反射発光層
Claims (2)
- ブザー本体(1)に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体(3)を取り付けたことを特徴とする交通安全兼防犯ブザー。
- ブザー本体(1)を、その表面から反射光を放射可能に形成するとともに、前記ブザー本体(1)に、反射発光機能を付与した吊り下げ用の紐状体(3)を取り付けたことを特徴とする交通安全兼防犯ブザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273457U JP3102562U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 交通安全兼防犯ブザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273457U JP3102562U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 交通安全兼防犯ブザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102562U true JP3102562U (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=43256093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273457U Expired - Fee Related JP3102562U (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 交通安全兼防犯ブザー |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3102562U (ja) |
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2003
- 2003-12-26 JP JP2003273457U patent/JP3102562U/ja not_active Expired - Fee Related
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