JP3216734U - 位置標示器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が雑踏叉は登山道或は公道を自転車で走行する時、即座に使用者の衣服、携行品、或は自転車に取付けて、周囲の野生動物或は他の歩行者や車輌等に自分の存在、位置、走行速度等を多種類の信号を標示して自他の安全を図り、効果が高く安全かつ簡易に製造できる電源不要の位置標示具を安価に提供する。【解決手段】風鈴部4、打撃片部5、風受板部6を各々揺動自在に連結した構造体を末端に係止部を有する略三角形の金属製線体である垂架線部2を介して使用者の衣服や携行品或は自転車ハンドル把持部8端に係止し、該構造体を対象外部に垂直架設することにより本具の取付けは完了し取外しや別部位への取付けも容易である。使用者の歩行や自転車の走行に連動して起こる本具の揺動と風受板の動きにつれて風鈴は発音し、風受板が高輝度反射素材であるので自然光叉は対向あるいは並走する自転車や車輌からの照明光を反射し、音と光によって使用者の存在、位置、進行速度等を周囲に標示するように構成する。【選択図】図1
Description
本考案は使用者の身体、衣服、携帯品、装備品、または使用者が駆動する自転車用のハンドル把持部末端等に風鈴部および高輝度反射シート材で成形された風受け部で構成された器具を垂架して、使用者本人の存在、本具取付の自転車本体の近接や現在位置を周囲の人、自転車、自動車等近傍通行者あるいは野生動物に対して本具使用者の存在および位置を標示する機能を有する、位置標示器具に関するものである。
従来、高輝度反射シートを使用者本人の衣服や携行品に付加してあるいは自転車のハンドルグリップ把持部末端部に直接取付けて、使用者本人の存在位置や自転車の位置を表示する器具は周知である。(例えば[特許文献1]参照)。また自転車のハンドルグリップ部近傍部に高輝度反射材シートを併置して自己の自転車の位置を標示する等の事例(例えば[特許文献2])、は広く知られている。しかしながら[特許文献1]の事例では該把持部と概略同径の反射材取付きの回転体をハンドルグリップ把持部端面中心部に回動自在に取付けたものであり当該品の取付け構造上つねに該把持部から手指がはみださないように注意深く使用せざるを得ない。すなわちハンドルグリップ把持部から少しでも手指がはみだすと反射効果や回転運動が妨げられる恐れがあり又当該器具はハンドルグリップの最外端に取付いているために自転車の転倒や障害物への衝撃を受けやすく壊れやすいという問題点を有する。また[特許文献2]の事例ではハンドルグリップ把持部を覆う保温被覆カバー上に高輝度反射シートを貼付するものであり、冬季以外には使用頻度が激減するものであり通常の通年使用が疑問視されるものである。更には[特許文献1]および[特許文献2]の位置標示方法は共に対向する自転車や自動車からの光源に対して反射するものであり、例えば自ら発光したり、発声したりする積極的な方式では無く反射光のみに依存する単純かつ消極的な方法であると言える。またこれら参考事例は自転車取付き構造に特化したものであり、他に流用が難しく用途が限られるという問題点を有する。
本考案の目的はこのような難点を解消するものであり、すなわち本具は使用者の衣服叉は携行品或は自転車ハンドルグリップ把持部中心孔から垂架線体によって独立的に垂直架設されているので、自転車使用の場合に把持部を握る手指に邪魔されることはなく、且つ自転車の走行による振動よりに付随的に自己揺動が始まる上に走行によって自然に受ける風を受けて高輝度反射シートからなる風受部が揺動し複雑な反射光が生じると共に、風受部に連結した打撃片部が金属製の風鈴部と衝突して特有の音を発生するものである。本体はベルト状あるいはチェーン状の、つまり紐状の取付部によって自由垂架されているので例えば自転車が転倒或は障害物に衝突した場合でも衝撃から自由であるので壊れ難く傷害等から保護されるものである。また本体はハンドルグリップ把持部中央孔に垂架線体を差込む事により取付けられるので別途工具等は不要であり幼児から老齢者に至る広範囲の使用者が必要に応じて即座に本体を取付ける事ができるものである。さらに本具の前記垂架線部は後部に係止部を有する金属線であり、上記自転車ハンドル把持部のみならず使用者の衣服や携行品のファスナーレバー孔やベルト等にも対象を選ばず広く容易に取付き可能であり且つ外力に抗して外れたり紛失する事が無く安定的に使用を継続できるものであるので例えば夜間の外出や野生動物に遭遇する危険のある登山等野外スポーツにも最適である。上記のように安全かつ簡易であり安価でありながら位置標示効果の確実な風鈴部及び反射光部を共有する位置標示器具を提供することにある。
請求項1に記載の考案によれば、風鈴部及び風受板部に連結されて連動し風鈴部に衝突する打撃片部からなる発音構造体と、前記風受板部が高輝度反射材を原材料として風に対して自由運動するべく垂架されてなる反射標示体部が、風鈴部、打撃片部、風受反射板の順に連結成形されている標示器具において、該標示器具は吊下取付部を介して金属製の垂架線部を自転車用ハンドルパイプ末端部の被覆する把持部終端中央孔に挿入することにより垂架されている。前記吊下取付部は樹脂製ベルト、金属輪、金属製チェーン等であり、風鈴部以下の構造物の自由な揺動運動を妨げるものではない。さらに前記垂架線は末端部に係止部が形成された弾性を有する金属線体であり、前記自転車ハンドルパイプ端末把持部終端中央孔には該線体を先端の狭窄部分から内挿し拡大末端部の内壁衝突により係止されるのみならず、使用者の衣服或は携行品のベルト、紐、孔、ファスナーレバー等を利用して工具等を要せず極めて簡易に垂架でき且ついずれの場合も垂架線の係止部により不慮の脱落を防止することにより課題を解決している。
請求項2に記載の考案によれば、前記風鈴部の金属製発音鈴の形状にはカウベル状、円錐ベル状あるいは球形鈴状と様々であるが、いずれも風鈴部内側に打撃片部を有してなり、風の力を受けて揺動する風受板の運動を打撃片部のあるいは風鈴部自体の揺動に連動させて風鈴部の発音機構とし、音及び光の共用により本具の位置情報を発していることにより課題を解決している。
すなわち、本考案によれば本具は使用者の衣服或は携行品のベルト、紐、孔、ファスナーレバー等のみならず、自転車用ハンドルパイプ把持部の外側に垂架されているので自転車運転者は該ハンドル把持部を把持する際に本具に手を触れたり、風鈴部等の揺動に支障を来す可能性は極めて低く、安易且つ安全に自転車を操縦できるものである。本具に必要な構成部品は各々が揺動運動が容易なように自由懸垂されているので例えば自転車本体が倒れてハンドル端末部が地面、壁面や障害物に衝突した場合でも、ハンドル端末部から別途自由運動することにより破壊や障害から自由である。更に本具は末端部に係止部が形成された垂架線で任意の場所に吊下げてあるので必要に応じて取付け取外しは自由であり、また複数の構成部品は各々が揺動自在に吊り下げられているので、部品交換は容易であり故障が起こり難い構成となっている。
上述のように本考案の標示具は工具も不要で手軽に取付けられ、且つ歩行や自転車の運転に支障を来さずに安心安全に使用できしかも電池等特別な駆動電源が不要であり、使用者の歩行運動あるいは自然風に応じて揺動或は音や反射光を発生し、叉は本具取付きの自転車の走行に連れて自然発生する風力で自ら音を発しまた対向車の照明を利用しての反射光の揺らめき等、複数の標示信号により自己および自車の位置と走行状態を標示する事ができる。また本品は安価かつ小型軽量なので幼児から高齢者まで年齢層や性別に関係なく広範囲の使用者の使用条件を考慮した安全かつ簡易であり効果の確実な聴覚および視認効果をもたらす位置標示具として簡便かつ極めて効果的である。
また例えば幼児の交通ルール教育の場合には風鈴に加色したり風受板の形状や色を幼児の好むものに差し換えるのも容易なので事故を防ぎ交通教育効果を高めるためにも極めて有効である。同様に老人の交通事故防止補助具としてまた自己自転車の識別確認としての使用にも有効である。更に比較的安価に製造できるので企業等の記銘宣伝具としても使用する事ができる等、日常生活においても簡便かつ極めて効果的に使用できるものである。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。[第1図]によって説明すると本図は、自転車のハンドル把握部末端から挿入した垂架線部から取付部を介して垂架された金属製カウベル状風鈴に揺動自在に内設された金属製輪状打撃片部が前記打撃片部に高輝度反射材製の星形状風受板部が揺動自在に取付いた構造である状態を示す全体構造図である。本図において前記ハンドル把握部及び風鈴部は断面図で示されている。
[第2図]によって説明すると、本図は自転車のハンドル把握部末端から挿入した垂架線部から取付部を介して垂架された金属製円錐ベル状風鈴に揺動自在に内設された金属製舌状打撃片部が前記打撃片部に高輝度反射材製の星形状風受板部が揺動自在に取付いた構造である状態を示す全体構造図である。本図において前記ハンドル把握部及び風鈴部は断面図で示されている。
[第3図]によって説明すると、本図は自転車のハンドル把握部末端から挿入した垂架線部からボールチェーン状取付部を介して垂架された高輝度反射材製の星形状風受板部にリング状取付部を介して揺動自在に取付いた金属製球形鈴状風鈴に打撃片部が内蔵された構造である状態を示す全体構造図である。本図において前記ハンドル把握部は断面図で示されている。
[第4図]によって説明すると、本図は使用者の衣服或は携行品のファスナーレバー部孔に垂架線部から取付部を介して垂架された金属製円錐ベル状風鈴に揺動自在に内設された金属製舌状打撃片部が前記打撃片部に高輝度反射材製の星形状風受板部が揺動自在に取付いた構造である状態を示す全体構造図である。本図において前記風鈴部は外形図で示されている。
[第5図]によって説明すると、本図は使用者の衣服或は携行品の紐やベルト等に垂架線部から取付部を介して垂架された金属製円錐ベル状風鈴に揺動自在に内設された金属製舌状打撃片部が前記打撃片部に高輝度反射材製の星形状風受板部が揺動自在に取付いた構造である状態を示す全体構造図である。本図において前記風鈴部は外形図で示されている。
1 位置標示器具本体
2 垂架線部
3 取付部
4 風鈴部
5 打撃片部
6 風受板部
7 ハンドルパイプ
8 把握部
9 ファスナーレバー孔
10 ベルト等
2 垂架線部
3 取付部
4 風鈴部
5 打撃片部
6 風受板部
7 ハンドルパイプ
8 把握部
9 ファスナーレバー孔
10 ベルト等
Claims (2)
- 末端に係止部を有する金属製の垂架線部によって対象物に付加される取付器具であって、風鈴部及び高輝度反射シートで形成された風受板部とから構成されてなり、本具自体の揺動あるいは風の力を受けて自鳴する風鈴の音および風受板部の高輝度反射光により、本具使用者の存在位置や本具取付きの自転車の近接および現在位置を周囲の歩行者および併走あるいは後続走行する自転車や自動車や野生動物等に音や光で標示する事を特徴とする位置標示器具。
- 前記風鈴部はカウベル状、円錐ベル状あるいは球形鈴状の金属製であり、本具自体の揺動あるいは風の力により揺動する風受板部に連動する打撃片部が風鈴部本体に衝突するまたは前記風受板部に連結する風鈴部本体が内蔵する打撃球体と衝突することにより打撃音を発する事を特徴とする請求項1記載の位置標示器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001273U JP3216734U (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 位置標示器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001273U JP3216734U (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 位置標示器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3216734U true JP3216734U (ja) | 2018-06-21 |
Family
ID=62623068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018001273U Expired - Fee Related JP3216734U (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 位置標示器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3216734U (ja) |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018001273U patent/JP3216734U/ja not_active Expired - Fee Related
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