JPH0661677U - 自転車走行音発生装置 - Google Patents

自転車走行音発生装置

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JPH0661677U
JPH0661677U JP1361393U JP1361393U JPH0661677U JP H0661677 U JPH0661677 U JP H0661677U JP 1361393 U JP1361393 U JP 1361393U JP 1361393 U JP1361393 U JP 1361393U JP H0661677 U JPH0661677 U JP H0661677U
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bicycle
sound
bell
tire
generator
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JP1361393U
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英喜 服部
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英喜 服部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は自転車の接近を、歩行者が早目に
気付くために考えられたものである。現在自転車が急増
する中で、歩行者はその走行に危機感を感じることが多
くなった。背後から突然走り寄る自転車に驚いたり、ぶ
つかりそうになったりすることも多い。これは自転車が
スムーズで静かすぎるからである。よって、自転車がバ
イクのように絶えず音を発生していれば、歩行者はその
接近を早目に感じて対処できるわけである。 【構成】 タイヤの回転を利用する電流発生機(1)と
その電流によって電子音を発生する電子音発生機(2)
で構成された自転車走行音発生装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自転車が走行中、常時又は定期的に音を発生させる装置に関する ものである
【0002】
【従来の技術】
従来は、クラクションともいうべきベルがあり、それを鳴らすことによって自 転車の存在を知らせ、注意警告を歩行者に促した。しかし、走行中に絶えず注意 警告の音を発生させる装置は存在しなかった。それはうるさいだけで、何の意味 もなかったからである。 しかし現在、自転車は老若男女、大人子供を問わず利用者が激増し、商店街や あらゆる歩道で行き来のない場合がないと言ってもいい位である。そして人通り が多い道にもかかわらず、スピードを出したり交通法規を無視して走るなど、自 転車は歩行者にとって危険を感じさせることが多くなった。さらにクラクション がわりのベルをやたらに鳴らし、歩行者のひんしゅくをかったり、又反対に全く ベルを鳴らさない場合もあり、その使い方は上手でない。またそうであるから、 背後より走り寄る自転車に気がつかず、ぶつかりそうになってヒヤッとした経験 は数多くの人があると思う。それは自転車の走行が滑らかで静かゆえにでもある 。しかし現在のように自転車通行の激しい歩道において、静かすぎるのは困りも のなのである。静かすぎるので存在感を感じにくいのであり、歩行者は危機感を 感じるのである。盲人の方にとって静かである自転車は、エンジン音の聞こえる 自動車よりも危険な存在なのかも知れない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
よって、歩行者が自転車から受ける危機感をなくし、身の安全の為にどう対処 するかを考える為には、早目に自転車の接近に気付きたいわけであり、その為に は自転車がその走行中において、バイクや自動車のエンジン音のように、独特の 又は自然な響きや音を常時あるいは定期的に発生していることが必要なのである
【0004】
【課題を解決するための手段】
よってその為には、自転車が動いている最中は、つまりタイヤが回っているの であるから、そのタイヤの回転を利用することによって、自転車の走行音を発生 させる装置を思いついた。 請求項1においては、図1のタイヤの回転を利用する電流発生機(1)とその 電流によって電子音を発生する電子音発生機(2)で構成された自転車走行音発 生装置である。なお、電流を調節する部分、例えば直流、交流、抵抗とかを調節 する部分は、電流発生機(1)か電子音発生機(2)に含まれていても良い。 請求項2においては、図2のタイヤゴム部に接触して回転する鈴打部(3)に おいて、鈴部(6)の縁を擦り続ける鈴打棒(4)と、鈴打棒(4)を鈴部(6 )の縁に押し付けておく為のバネ(5)と、鈴部(6)を支持する鈴部支持台( 7)とで構成された自転車走行音発生装置である。なお、図2では、鈴打部(3 )を回転させているが、図10では鈴部支持台(7)を回転させている。つまり 、図2や図10のように鈴打部(3)か、鈴部支持台(7)のどちらを回転させ ても良い。重要なのは鈴打棒(4)が鈴部(6)の縁を擦り続けるということが 出来れば良いのであり、そうすることによって不思議な音を発生し続ける。 請求項3においては、図3のタイヤ軸(21)に接合する支持接合部(8)と その回転によって動く打撃部(9)と打撃部(9)が叩いて音を出す音発生部( 10)とによって構成された自転車走行音発生装置である。 請求項4においては、タイヤゴム部に接触して回転する図4の多角形回転体( 11)とそれを自転車本体に固定するための支持部(12)とで構成された自転 車走行音発生装置である。 請求項5においては、タイヤゴム部に接触して回転する図5の回転体(13) の軸(14)に板(15)を設け、それが内面が凸凹状の筒(16)の内面を擦 るように構成された自転車走行音発生装置である。
【0005】
【作用】
自転車が動けば、すなわち自転車のタイヤが回転すれば、その回転によるタイ ヤゴム部の動きやタイヤ軸(21)の回転を利用して本考案が活躍し、独自の又 は創造力にとんだ音を発生して、自転車そのものの存在を周囲に知らせることが 出来る。よって歩行者は、聴覚により早目に自転車の接近を感じとり、驚く事も なく無意識的に自分を対処できるようになる。つまり、 請求項1において、タイヤゴム部の動きを利用して、電流発生機(1)が電流 をおこしその電流によって電子音発生機(2)が電子音を発生させることにより 、周囲に自転車の存在を主張する。なお、図23のように取り付ける。 請求項2については、タイヤゴム部の動きを利用して鈴打部(3)が回転し、 それに設けられた鈴打棒が(4)バネ(5)よって、鈴部支持台(7)に設けら れた鈴部(6)の縁を押しつけながら移動する。そのことによって鈴部(6)は 不思議な音を発生し続ける。そして、図7の様にして取り付ける。 請求項3については、図6のようにタイヤ軸(21)にはめこみ、止めネジ( 22)によって支持結合部どうしを締め付ける。タイヤ軸(21)が回転すると 、支持接合部(8)で取り付けられた本考案が始動するが、打撃部(9)はその 回転とある関係を保つ。それは、本考案が図8の様な位置にあるとき、打撃部( 9)の先の重い部分は、タイヤの回転より素早く落下し、音発生部(10)を叩 くということである。よって回転が繰り返されれば音は連続発生し、自転車のス ピードにより、その叩く速さは変わる。 請求項4については、自転車本体にボルト等などで支持部(12)が固定され た場合、図9のようにタイヤゴム部に接した多角形回転体(11)は、多角形で あるがゆえに回転するとその角がタイヤゴム部を連続して叩く。それでタイヤゴ ム部が響いて音が発生するのであり、自転車のスピードによりその叩く速さは変 わる。又、響かせる場所を変えたり、材質を変えたりして音を変えられる。 請求項5に関しては、図5のようにタイヤゴム部に接触して回転する回転体( 13)の軸(14)に設けられた板(15)がその軸(14)の回転により内面 が凸凹状の筒(16)の凸凹面を擦り続けて音を発生する。なお、図21のよう に取り付ける。
【0006】
【実施例】 (イ)図11のように、切り替えスイッチによって昼間は走行音発生装置、夜 間は従来のようなライト発生機として利用できる。 (ロ)請求項1による電子音によって、あらゆる創造的な音が期待できる。例 えば、エンジン音、虫の音、小鳥の声、時計の音、電車の音、自転車のチエーン の音などである。又同一の電子音発生機(2)でいくつかの音も出せる訳である 。又電流発生機(1)の代わりに、電池を使いタイヤが回転するとスイッチが入 るという組み合わせも考えられる。 (ハ)図10は請求項2による鈴部支持台(7)を回転させる場合の実施例で あるである。 (ニ)請求項3に関して、タイヤ軸に取り付ける数を1個以上取り付けられる が、図6、図8、図12、図13は止めネジ周辺部分の形状を工夫し、1個から 4個までの取り付け方を示している。 (ホ)図14はスポークを使用しないタイプ用で、図15のように取り付ける (ヘ)請求項3に関して、図16は、きつつきが木を突くことをイメージして 考えられたものであるが、その他の実施例としては、うさぎが月で餅つきをした り、ラッコが胸で貝を割っていたり、ラケットにボールが当たるというイメージ で作り上げることもできる。 (ト)請求項3に関して、音発生部(10)はいろいろな材質にできるし、形 としてはパイプ状や、木琴の板の様にしたり音程をいくつか変えたものを使用出 来る。又打撃部(9)の先は重いほうが良い。なお、場合によっては図22のよ うにバネ(5)を付けてやれば、打撃部(9)が落下時に、音発生部(10)を 素早く叩くことが出来る。だが、バネ(5)の強さは先端の重さとのバランスが 大切で、強すぎても作用しなくなる。 (チ)請求項4に関して、図17のようにすれば支持部(12)の振動を利用 して鈴(29)を鳴らすこともできる。 (リ)多角形回転体(11)は、五角形から八角形、中でも六角形がよく振動 音を発生するようである。 (ヌ)請求項4に関して、支持部(12)に、しきり(33)を設け容器(3 1)状にして図8のようにすれば、振動によって動いた玉(19)がアミ(32 )により出ることを阻まれ、容器(31)内で跳びはねて音を発生するが、さら に拡声器(20)によって音は拡大される。 (ル)請求項5に関して、図19のように回転体(13)の軸(14)にいく つかの突起物(17)を設け、それが鍵盤状の板(18)を弾くように構成する とオルゴールのように曲を奏でることが出来る。又回転体(13)を電流発生機 (1)の回転部分と合体させることもできる。 (ヲ)請求項5に関して、図20のように回転体(13)の軸(14)に板( 15)を設け、それが内面が凸凹状の筒(16)の内部に入れられた玉(19) を弾くようにすることもできる。更に、内面が凸凹状の筒(16)に小さめの穴 や、縦や横、格子の隙間を作ると音は響きやすくなる。
【0007】
【考案の効果】
電子音は、虫の音とか小鳥のさえずりなどを作ることができ、そのようなのん びりした音が運転する者の気持ちを和らげて、ゆったりとした運転へと導いてく れる。 走るスピードが変わると、音の響きやそれから受ける印象の変わる考案もあり 歩行者はその危険度の大小を感じることが出来る。 今までは、歩行者は無謀な運転の自転車の接近で驚かされたり、また自転車に 乗る者は通行の妨げになる一列横隊などの歩行者にベルを多くならして、反対に ひんしゅくを買われていたが、この考案によって自転車が動けばいつも音を発生 するのであるから、ベルをやたら鳴らさなくともよく、よって以前ような気まず さやベルを鳴らす億劫さを感じることないわけである。 そして、この発生音によって、自転車に乗るものはその接近を歩行者が気付い てくれるものと思い、歩行者はその音に早目に気付き危険から身を避けようと思 う。つまり自然にお互いが感じあい理解しあえて、安全かつスムーズな往来が出 来るようになるわけである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案請求項1の斜視図
【図2】 本考案請求項2の斜視図
【図3】 本考案請求項3の斜視図
【図4】 本考案請求項4の斜視図
【図5】 本考案請求項5の斜視図
【図6】 請求項3で図3を2個、タイヤ軸(21)に
取り付ける斜視図
【図7】 請求項2の図2をタイヤに取り付けた斜視図
【図8】 請求項3を、1個取り付けた場合の斜視図
【図9】 請求項4をタイヤに取り付ける斜視図
【図10】 請求項2で鈴部支持台(7)を回転させる
実施例で部分断面を施した図である
【図11】 請求項1にライト(25)と切りかえスイ
ッチ(24)を加えた斜視図
【図12】 請求項3をタイヤ軸(21)に3個取り付
けた斜視図
【図13】 請求項3をタイヤ軸(21)に4個取り付
けた斜視図
【図14】 請求項3の支持接合部(8)の形状を変え
た斜視図
【図15】 図14をスポークを使わないタイヤ(2
7)に取り付けた場合の実施例の図
【図16】 請求項3で、キツツキが木を突くイメージ
を表わした図である。
【図17】 請求項4で支持部(12)にスズ(29)
をつけた斜視図
【図18】 請求項4で支持部(12)を容器(31)
にし、中に玉(19)を入れて拡声器(20)を付けた
斜視図
【図19】 請求項5でオルゴールのようなシステムを
示す実施例の斜視図
【図20】 請求項5で図5に玉(19)をいくつか入
れた実施例の斜視図
【図21】 請求項5をタイヤに取り付けた斜視図
【図22】 請求項3でバネ(5)を付けた実施例の斜
視図
【図23】 請求項1の取り付け例の図
【符号の説明】
1、電流発生機 2、電子音発生機 3、鈴打部 4、鈴打棒 5、バネ 6、鈴部 7、鈴部支持台 8、支持接合部 9、打撃部 10、音発生部 11、多角形回転体 12、支持部 13、回転体 14、軸 15、板 16、内面が凸凹状の筒 17、突起物
18、鍵盤状の板 19、玉 20、拡声器
21、タイヤ軸 22、止めネジ 23、図2の考案 24、切り
かえスイッチ 25、ライト 26、小突起 27、スポ
ークを使わないタイヤ 28、図14の考案 29、スズ 30、請求
項5による考案 31、容器 32、アミ 33、しき

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流発生機(1)と電子音発生機
    (2)で構成された自転車走行音発生装置。
  2. 【請求項2】 鈴打部(3)と、それに設けられた鈴
    打棒(4)とバネ(5)、かつ鈴部支持台(7)に設け
    られた鈴部(6)とで構成された自転車走行音発生装
    置。
  3. 【請求項3】 支持接合部(8)と、打撃部(9)
    と、音発生部(10)とによって構成された自転車走行
    音発生装置。
  4. 【請求項4】 多角形回転体(11)と、支持部(1
    2)とで構成された自転車走行音発生装置。
  5. 【請求項5】 回転体(13)の軸(14)に板(1
    5)を設け、内面が凸凹状の筒(16)とで構成された
    自転車走行音発生装置。
JP1361393U 1993-02-12 1993-02-12 自転車走行音発生装置 Pending JPH0661677U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013227000A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Hiroyuki Okuda 乗り物用音響器
CN114802556A (zh) * 2022-04-07 2022-07-29 重庆铭凯科技发展有限公司 电动车用随速声音模拟发声方法

Cited By (3)

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