JP3102485U - 眼鏡レンズの装飾構造 - Google Patents

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充久 植梶
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【課題】眼鏡レンズに所望する装飾体を簡単に付与することができ、しかも、眼鏡レンズを取り替えることなく、適宜、装飾体のデザイン変更が可能となる、眼鏡レンズの装飾構造を提供する。
【解決手段】眼鏡レンズの装飾構造が適用された眼鏡10は、レンズ12と、レンズ12の表面に配置され、レンズ12を智16およびブリッジ18に止めるためのレンズ止め部材24とを含む。レンズ12の表面とレンズ止め部材24との間には、レンズ12の表面で眼鏡使用者の視界の邪魔にならない場所に装飾体32が配置される。装飾体32は、ねじ部材20およびねじ螺合部材22によって、レンズ12およびレンズ止め部材24間に取付けられる。ねじ部材20とねじ螺合部材22との螺合を解除することで、装飾体32は取り外し可能となる。
【選択図】図1

Description

本願考案は、眼鏡レンズの装飾構造に関する。
本願考案の背景となる従来技術には、レンズ面の一部領域に粗面加工を行い、粗面加工が行われた粗面加工領域の上に塗料による塗装、マスキングによる模様塗装、染色液による染色、金属膜の蒸着等を行うことにより、眼鏡用レンズに装飾を施したり、あるいは、レンズの端部にカット面を形成してそのカット面に直接塗料を塗布したり、染色を行うことで、眼鏡用レンズに装飾を施す装飾方法があった(例えば、特許文献1参照。)。
この眼鏡用レンズの装飾方法では、眼鏡用レンズに安定した品質の装飾を施すことができ、デザイン性や装飾性を向上させることができた。
特開平10−307281号公報(第3頁−第4頁、図1−図5)
しかしながら、上述した眼鏡用レンズの装飾方法では、レンズ面の一部領域に粗面加工を行ったり、あるいは、レンズの端部にカット面を形成した後で、粗面加工領域あるいはカット面形成領域に、塗料による塗装、マスキングによる模様塗装、染色液による染色、金属膜の蒸着等を施すことによって、レンズ面それ自体に装飾加工が施されるため、一旦、レンズ面に装飾加工が施された後では、装飾デザインの変更が困難であった。すなわち、一旦、レンズ面に装飾加工が施された後で、レンズ面に形成された装飾模様等のデザインを変更したい場合には、その都度、別の眼鏡レンズに取り替えて、再度、装飾加工を施す必要があり、非常に手間のかかるものであった。
したがって、この眼鏡用レンズの装飾方法では、単一の眼鏡用レンズで眼鏡使用者の多種多様なデザイン変更の要望に十分に対応することができなかった。
また、上述した従来の眼鏡用レンズの装飾方法では、レンズ面の一部領域に粗面加工を行うために、予め研磨塗料が塗布された弾性パッドを取付けた超音波振動子を有する粗面加工機、超音波振動子の振動幅や振動時間を制御するための電流制御手段やタイマー等が必要となる。
すなわち、この眼鏡用レンズの装飾方法では、高価で特殊な機器や設備が必要となり、それを使いこなす特殊技術を有する作業者も必要となるため、製造に手間がかかる上、製造コストも高くつくものであった。
それゆえに、本願考案の主たる目的は、眼鏡レンズに所望する装飾体を簡単に付与することができ、しかも、眼鏡レンズを取り替えることなく、適宜、装飾体のデザイン変更が可能となる、眼鏡レンズの装飾構造を提供することである。
請求項1にかかる本願考案は、レンズと、レンズの表面で視界の邪魔にならない部位に配置される装飾体と、装飾体を取り替え可能にレンズに取付ける取付手段とを含むことを特徴とする、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項2にかかる本願考案は、請求項1にかかる考案に従属される考案であって、取付手段は、ねじ結合により、装飾体をレンズに取り替え可能に接続することを含む、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項3にかかる本願考案は、請求項1にかかる考案に従属される考案であって、取付手段は、凹凸による嵌め合い結合により、装飾体をレンズに取り替え可能に接続することを含む、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項4にかかる本願考案は、レンズと、レンズの一方主面に配置され、レンズを智および/またはブリッジに止めるためのレンズ止め部材と、レンズの一方主面とレンズ止め部材との間に配置され、且つ、レンズの一方主面の視界の邪魔にならない部位に配置される装飾体と、レンズとレンズ止め部材とを固定するためのねじ部材と、ねじ部材に螺合されるねじ螺合部材とを含み、装飾体は、ねじ部材およびねじ螺合部材によって、レンズ止め部材と共にレンズに取付けられることを特徴とする、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項5にかかる本願考案は、請求項3にかかる考案に従属される考案であって、装飾体は、弾性を備えると共にレンズ表面の曲率よりも大きい曲率を有するプレート片からなる装飾体本体と、装飾体本体の一方主面に配設される凸部とを含み、レンズは、凸部と嵌め合わされる凹部を含むことを特徴とする、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項6にかかる本願考案は、請求項1にかかる考案に従属される考案であって、取付手段は、タック性を有する接着剤層により、装飾体をレンズに着脱自在に接続することを含む、眼鏡レンズの装飾構造である。
請求項1にかかる本願考案の眼鏡レンズの装飾構造では、特に、装飾体がレンズの表面で視界の妨げにならない場所に設けられる。しかも、装飾体は、取付手段によって取り替え可能にレンズ表面に取付けられているため、従来技術(例えば、特許文献1参照。)に比べて、レンズはそのままで取り替えることなく、適宜、装飾体だけを使用者の好みに応じたデザイン形状、色、大きさ等を有する別の装飾体に取り替えることができる。
請求項2にかかる本願考案の眼鏡レンズの装飾構造では、特に、取付手段がねじ結合による方式のため、比較的簡単に、レンズから装飾体を取外して、別の装飾体に取り替えることが可能となる。
請求項3にかかる本願考案では、特に、取付手段が凹凸の嵌め合い結合による方式のため、より一層簡単に、レンズから装飾体を取外して、別の装飾体に取り替えることが可能となる。
請求項4かかる本願考案の眼鏡レンズの装飾構造では、レンズ止め部材により、レンズが智および/またはブリッジに固定される。レンズの一方主面とレンズ止め部材との間に配置された装飾体は、ねじ部材およびねじ螺合部材により、レンズ表面の視界の邪魔にならない部位に取付けられる。この場合、装飾体は、ねじ部材とねじ螺合部材との螺合結合によって、レンズ表面とレンズ止め部材との間に挟持された状態で締結される。したがって、ねじ部材とねじ螺合部材との螺合結合を解除することによって、装飾体をレンズ表面から容易に取外して、たとえば使用者の好みに応じたデザイン形状、色、大きさ等を有する別の装飾体と適宜取り替えることが可能となる。
請求項5にかかる本願考案の眼鏡レンズの装飾構造では、装飾体本体が、弾性を有し、且つ、レンズ表面の曲率よりも大きい曲率を有するプレート片で形成されているので、装飾体をレンズ表面に取付けたとき、装飾体本体はその屈曲する方向に付勢される。この場合、装飾体本体はレンズ表面に押付けられると共に、装飾体の凸部は、装飾体本体の付勢力により、レンズの凹部の内面を付勢方向に向いて押圧する。そのため、装飾体は、レンズ面の曲面に沿って、レンズから不用意に離間しないように、レンズ面に固定される。
請求項6にかかる本願考案の眼鏡レンズの装飾構造では、特に、取付手段がタック性を有する接着剤層で装飾体を着脱自在にレンズ表面に接続する構成を有するため、さらに一層、簡単に、レンズから装飾体を取外して、別の装飾体に取り替えることが可能となる。
本願考案によれば、眼鏡レンズに所望する装飾体を簡単に付与することができ、しかも、眼鏡レンズを取り替えることなく、適宜、装飾体のデザイン変更が可能となる、眼鏡レンズの装飾構造が得られる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の考案を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1は、本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造が適用された眼鏡の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示す眼鏡レンズの装飾構造の要部を示す断面図であり、図3は、図2の分解図である。図1,図2および図3では、眼鏡の一例としてのたとえば縁無し眼鏡に、本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造が適用されている。
眼鏡10は、所望の玉形形状のレンズ12を含む。レンズ12は、プラスチック材料ないしガラス材料等で形成される。レンズ12は、該レンズ12の端縁近傍に、たとえば正面視円形のレンズ孔14を有する。レンズ孔14は、レンズ12の一方主面から他方主面にかけて貫通するものである。レンズ孔14は、レンズ12の端縁からレンズ12の中央側へたとえば3mm程度寄った位置に配設される。レンズ孔14の孔径φは、たとえば2.0mm〜2.2mm程度に形成される。
レンズ12には、特に、たとえば図1に示すように、テンプルTにつながるフロント両側の智16およびフロント中央のブリッジ18が取付けられて固定される。レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)には、レンズ12に智16およびブリッジ18を締め付けて固定するためのねじ部材20が配置される。また、レンズ12の他方主面側(レンズ12の背面側)には、レンズ12の他方主面側に突出したねじ部材20に螺合されるねじ螺合部材22が配置される。
この場合、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)からは、レンズ12を智16およびブリッジ18に接続するためのレンズ止め部材24が配置される。レンズ止め部材24は、ベース貫通孔26aを有する正面視円盤状のベース26を含む。ベース26は、断面略J字形の支持片28により、ベース貫通孔26aとレンズ孔14とが対応する位置に支持される。すなわち、支持片28の長さ方向の一端部には、ベース26が形成され、支持片28の長さ方向の他端部には、レンズ12の側端縁面に当接され、レンズ12を側端から支持する当接片30が形成される。ベース26、支持片28、当接片30および智16は、たとえばプラスチック材料および/または金属材料で一体的に形成される。
レンズ12とレンズ止め部材24とは、ねじ部材20およびねじ螺合部材22により止められる。
次に、図1,図2および図3に示す眼鏡10に適用される眼鏡レンズの装飾構造について説明する。この眼鏡10では、特に、図1に示すように、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)に、装飾部として、たとえば円弧状のプレート片からなる装飾体32が配設される。装飾体32は、たとえばプラスチック材料で形成され、適宜、着色されている。
装飾体32は、特に、図3に示すように、レンズ止め部材24のベース貫通孔26aと対応し連通する取付孔34を有する。装飾体32は、レンズ12の表面の曲面形状にフィットして沿うよう、弾性を備えたプラスチック材料でたとえば厚さ1mm程度に形成される。装飾体32は、たとえばアセテートおよびポリカーボネイトで形成される。
装飾体32は、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)で、眼鏡10の使用者の視界の邪魔にならない位置に配置される。この場合、レンズ12の大きさにもよるが、大凡、レンズ12の周縁端からレンズ12の内側に5mm程度の範囲内に配置されることが好ましい。図1に示す眼鏡10では、レンズ12の正面右端側に装飾体32が配置される。装飾体32は、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)と、それと対向するレンズ止め部材24の内側面との間に配置される。装飾体32は、眼鏡10の使用者の視界の邪魔にならない位置であればレンズ12の任意の部位に配置することが可能である。
装飾体32は、ねじ部材20およびねじ螺合部材22を利用して、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)に取付けられる。すなわち、装飾体32は、特に、図3に示すように、レンズ12とレンズ止め部材24との間に配置され、ねじ部材20およびねじ螺合部材22により、レンズ止め部材24と共にレンズ12に締結されることによって、レンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)に固定されるものとなる。
なお、上述した眼鏡10では、図1に示すように、装飾体32がレンズ12の正面右端側に配置されたが、装飾体32は、使用者の視界の妨げにならない場所であれば、たとえば図4に示すように、主として、レンズ12の正面右上隅側の円弧状のラインに沿って配置されてもよく、また、たとえば図5に示すように、主として、レンズ12の正面右上隅側の円弧状のラインから正面右下隅側の円弧状のラインに沿って配置されてもよい。
また、図1〜図3で示した眼鏡10では、レンズ止め部材24がレンズ12の一方主面側(正面側)に配置されて表止めされるものとなっていたが、レンズ止め部材24は、たとえばレンズ12の他方主面側(背面側)に配置されて裏止めされるものであってもよい。
さらに、上述した眼鏡10では、ねじ部材20として、金属材料からなる十字穴付き小ねじ等が用いられている。ねじ部材20には、十字穴以外のすりわり形状を有するすりわり付き小ねじや止めねじ、あるいは、六角ボルト,四角ボルトを用いてもよく、材質も金属製以外に、樹脂製のものも用いることができる。
また、上述した眼鏡10では、ねじ螺合部材22として、金属材料からなる六角ナットが用いられている。ねじ螺合部材22には、四角ナット、その他の多角形状のナットを用いてもよく、材質も金属製以外に、樹脂製のものも用いることができる。
図1〜図3、図4および図5に示した眼鏡10に適用される眼鏡レンズの装飾構造では、それぞれ、装飾体32がねじ部材20およびねじ螺合部材22によりレンズ12の一方主面側(レンズ12の正面側)に固定されているので、ねじ部材20およびねじ螺合部材22とレンズ12との締結を解除することによって、装飾体32を眼鏡10から簡単に取外すことができる。
そのため、図1〜図3、図4および図5に示した眼鏡10では、それぞれ、使用者の要望に応じて、レンズ12に付与される装飾体32だけを別のデザイン形状、大きさ、色等を有する別の装飾体32に適宜取り替えることができる。
図6は、本願考案にかかる他の眼鏡レンズの装飾構造が適用された眼鏡の一例を示す要部斜視図である。図6に示す眼鏡10では、本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造がたとえば縁有り眼鏡に適用されている。
図6に示す眼鏡10における眼鏡レンズの装飾構造は、図1〜図3、図4および図5に示した眼鏡10の眼鏡レンズの装飾構造と比べて、特に、装飾体とレンズとの接続構造が相違している。図1〜図3、図4および図5に示した眼鏡10では、ねじ部材20およびねじ螺合部材22によるねじ結合により、装飾体32とレンズ12とが取外し可能に接続されたが、図6に示す眼鏡10では、凸部と凹部との嵌め合い結合によって、装飾体36とレンズ12とが着脱自在に接続されている。
すなわち、図6に示す眼鏡10では、装飾体36がレンズ12の正面側に配置される。装飾体36は、所望するデザイン形状、大きさ、色を有するプレート片からなる装飾体本体38を含む。装飾体本体38は、たとえば図7の上側に示すように、所定の曲率を有する曲面に形成される。この場合、装飾体本体38の曲面の曲率は、レンズ12の表面の曲率よりも大きく形成されている。また、該装飾体本体38には、その長手方向に所定の間隔を隔てて、たとえば円柱状の2つの凸部40が配設される。装飾体本体38と2つの凸部40とは、弾性を備えたプラスチック材料で一体的に形成されている。
一方、レンズ12の正面側には、図7の下側に示すように、レンズ12と装飾体36とを嵌め合い結合させるための2つの凹部42が配設される。2つの凹部42は、上記2つの凸部40と略対応する位置に配設され、たとえば有底円筒状の穴で構成される。
装飾体36に配設された2つの凸部40をレンズ12に配設された2つの凹部42に挿入して嵌め込むことによって、装飾体36がレンズ12に取付けられる。この場合、装飾体本体38が弾性を有し、且つ、装飾体本体38の曲面の曲率がレンズ12の曲率よりも大きく形成されているので、装飾体36をレンズ12に取付けたとき、装飾体本体38は、屈曲する方向に付勢されるものとなる。そのため、装飾体36はレンズ12面に押付けられ、且つ、該装飾体36の2つの凸部40は、装飾体本体38の付勢力により、レンズ12の2つの凹部42の内周面を該付勢方向に向けて押圧する。したがって、装飾体36は、不用意にレンズ12の表面から外れることがないように、レンズ12面の曲面に沿って、レンズ12に取付けられることになる。
すなわち、図6に示す眼鏡10では、凸部40と凹部42との嵌め合い結合によって、装飾体36とレンズ12とが着脱自在に接続されているため、図1〜図5に示した各眼鏡10よりも容易に、使用者の要望に応じて、レンズ12に付与される装飾体36だけを別のデザイン形状、大きさ、色等を有する別の装飾体36に適宜取り替えることができる。
図9は、本願考案にかかるさらに他の眼鏡レンズの装飾構造の一例を示す要部断面図である。図9に示す装飾構造では、図1〜図5に示した眼鏡10および図6〜図8に示した眼鏡10と比べて、装飾体36が接着剤層によってレンズ12面に着脱自在に取付けられている。すなわち、装飾体36は、所望のデザイン形状を有するシート基材からなる装飾体本体38を含み、装飾体本体38の一方主面(裏面)には、タック性、つまり、再剥離・再貼付性を有する再接着性接着剤層等の接着剤層44が形成されている。
なお、図9で示した装飾体36の構造、レンズ12と装飾体36との接続構造は、たとえば図6〜図8に示した装飾体36の構造、レンズ12と装飾体36との接続構造に代えて、適宜、用いられてもよく、また、図1〜図5に示した装飾体32の構造、レンズ12と装飾体32との接続構造に代えて、適宜、用いられてもよい。
さらに、本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造に適用される装飾体としては、たとえば図1〜図9で示した装飾体32ないし装飾体36に代えて、たとえば図10に示すように、シート状の装飾体本体48の表面に所望する動物、植物、人物、模様、文字、記号等を模った表示部50を印刷および写真等により形成した装飾体46であってもよく、また、図11に示すように、装飾体52自体を所望するデザイン形状に模ったもので形成するようにしてもよい。
本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造は、縁無し眼鏡、縁有り眼鏡、鼻眼鏡、読書用眼鏡、サングラス、オペラグラス、ローネット、モノクル等、種々の眼鏡レンズに用いて好適なものである。
本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造が適用された眼鏡の一例を示す斜視図である。 図1に示す眼鏡レンズの装飾構造の要部を示す断面図である。 図2の分解図である。 図1,図2,図3に示す眼鏡レンズの装飾構造の変形例を示す要部斜視図である。 図1,図2,図3に示す眼鏡レンズの装飾構造の他の変形例を示す要部斜視図である。 本願考案にかかる他の眼鏡レンズの装飾構造が適用された眼鏡の一例を示す要部斜視図である。 図6に示す眼鏡レンズの装飾構造の要部を示す分解断面図である。 図6,図7の眼鏡における眼鏡レンズと装飾体との取付状態を示す要部断面図である。 本願考案にかかるさらに他の眼鏡レンズの装飾構造の一例を示す要部断面図である。 本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造が適用された他の眼鏡の一例を示す要部斜視図である。 本願考案にかかる眼鏡レンズの装飾構造が適用されたさらに他の眼鏡の一例を示す要部斜視図である。
符号の説明
10 眼鏡
12 レンズ
14 レンズ孔
16 智
18 ブリッジ
20 ねじ部材
22 ねじ螺合部材
24 レンズ止め部材
26 ベース
26a ベース貫通孔
28 支持片
30 当接片
32,36,46,52 装飾体
34 取付孔
38,48 装飾体本体
40 凸部
42 凹部
44 接着剤層
50 表示部
T テンプル

Claims (6)

  1. レンズ、
    前記レンズの表面で視界の邪魔にならない部位に配置される装飾体、および
    前記装飾体を取り替え可能に前記レンズに取付ける取付手段を含むことを特徴とする、眼鏡レンズの装飾構造。
  2. 前記取付手段は、ねじ結合により、前記装飾体を前記レンズに取り替え可能に接続することを含む、請求項1に記載の眼鏡レンズの装飾構造。
  3. 前記取付手段は、凹凸による嵌め合い結合により、前記装飾体を前記レンズに取り替え可能に接続することを含む、請求項1に記載の眼鏡レンズの装飾構造。
  4. レンズ、
    前記レンズの一方主面に配置され、前記レンズを智および/またはブリッジに止めるためのレンズ止め部材、
    前記レンズの一方主面と前記レンズ止め部材との間に配置され、且つ、前記レンズの一方主面の視界の邪魔にならない部位に配置される装飾体、
    前記レンズと前記レンズ止め部材とを固定するためのねじ部材、および
    前記ねじ部材に螺合されるねじ螺合部材を含み、
    前記装飾体は、前記ねじ部材および前記ねじ螺合部材によって、前記レンズ止め部材と共に前記レンズに取付けられることを特徴とする、眼鏡レンズの装飾構造。
  5. 前記装飾体は、
    弾性を備えると共に前記レンズ表面の曲率よりも大きい曲率を有するプレート片からなる装飾体本体、および
    前記装飾体本体の一方主面に配設される凸部を含み、
    前記レンズは、前記凸部と嵌め合わされる凹部を含むことを特徴とする、請求項3に記載の眼鏡レンズの装飾構造。
  6. 前記取付手段は、タック性を有する接着剤層により、前記装飾体を前記レンズに着脱自在に接続することを含む、請求項1に記載の眼鏡レンズの装飾構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073485A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Mitsutake Kumagai 姿勢矯正メガネ

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