JP3102305U - 釣り用グリップ - Google Patents

Abstract

【課題】わずらわしい操作無しにリールを脱着する事が出来るグリップを提供する。
【解決手段】ハウジング部（２）に組み込まれた固定爪部（３）をスプリング（４）により回転移動の動作をさせ、リールシート部（１）に差し込まれるリールを上部から押すだけで固定し、リールを後方に引くだけで取りはずす事が出来る事を特徴とする。
【選択図】図２

Description

本考案はリールをワンタッチで脱着するための釣具に関する。

従来、リールシート部に取り付けられた、（図４）くの字状の固定爪（１）をネジ部（２）により手で締め上下方向に固定したり、（図５）グリップ本体と固定用筒体（１）のネジ部（２）による移動により固定用フード（３、４）でリールを挟み込む用な感じで前後方向に固定していた。

これには次のような欠点があった。
（イ） いちいちネジ部（２）を回してリールを脱着する必要が有った。（図４、図５）
（ロ） 使用しているうちにネジがゆるみガタが出る事があった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。

考案が解決するための手段

ハウジング部（２）固定爪部（３）スプリング（４）連結シャフト部（５）で構成され、リールを上部から押さえ込む事により固定爪部（３）をハウジング部（２）内部で回転移動の動作をさせ、ワンタッチで固定する。またリールを後方に押し下げる事により、固定爪部（３）を押し下げ、リールシート前部よりリールをワンタッチで取り外す。
本発明は、以上のような構成からなる釣り用グリップである。

考案の効果

従来のようなわずらわしい操作無しに、かつ迅速にリールの脱着を行う事が出来る。

以下、本考案の実施の形態について説明する。
ハウジング部（２）に組み込まれた固定爪部（３）をスプリング（４）の圧力を受けつつリールにより押さえつけられることにより回転移動の動作をさせ、リールシート部に差し込まれるリールを上部から押すだけで固定する。

リールを後部に引く事によりリールシート前部からそれをはずすことが出来る。

本考案は以上のような構造で、従来のようなわずらわしい操作無しに、リールの脱着を行う。

本図面では、全てが一体型となっているが、この機構を残し材質を変える事も可能である。

ワンタッチでリールを脱着する事が出来る釣り用グリップ。

本考案の斜視図である。 本考案の図１においてＡ−Ａ’で切断した断面図である。 本考案の使用状態を示す説明図である。 従来の釣り用グリップの例の斜視図である。 従来の釣り用グリップの例の側面図である。

符号の説明

（図１、図２、図３）
１リールシート部
２ハウジング部
３固定爪部
４スプリング
５連結シャフト部
（図４）
１固定爪部
２ネジ部
３リールシート部
（図５）
１固定用筒体
２ネジ部
３前リール固定用フード
４後リール固定用フード
５フロントグリップ
６リールシート部
７グリップ体

Claims (1)

1. リールシート部（１）とハウジング部（２）に組み込まれた固定爪部（３）スプリング（４）連結シャフト部（５）で構成されたユニットで固定爪部（３）の回転移動の動作によりワンタッチでリールを脱着出来るようにした釣り用グリップ。

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