JP3102200U - 急須 - Google Patents

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株式会社福寿園
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Abstract

【課題】粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる茶葉であっても、一つの急須で茶を入れることができる急須を提供することにある。
【解決手段】開口部15を有する縁部の一箇所に搾り出し口18を有する急須本体11と、急須本体11の開口部15に着脱自在に設けられる蓋体12とからなり、蓋体12の外周縁部19に開口溝のサイズが大小異なる複数の注ぎ口21,22,23を有し、急須本体11に収容する茶葉粒度によって蓋体12の注ぎ口21,22,23を選択して急須本体11の搾り出し口18に位置決めできるようにしたことを特徴とする急須にある。
【選択図】 図1

Description

この考案は、深蒸し茶、煎茶・玉露、番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる茶葉でも一つの急須で茶が入れられる急須に関する。
茶を入れるための急須は、容器からなる急須本体に、注ぎ口及びこの注ぎ口に連通する茶漉し部を有し、急須本体の開口部には着脱自在な蓋体が設けられている。そして、急須本体に適量の茶葉を収容した後、熱湯を注ぎで煎じ、煎じた茶を注ぎ口から茶碗に注いで飲用している。
ところで、茶葉には、粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる複数種類の茶葉があり、従って、粉状の深蒸し茶や粒状の煎茶・玉露のように茶葉粒度が細かいにも拘わらず、網目が大きい茶漉し部を有する急須を使用した場合、茶葉が茶漉し部を通過して湯と一緒に茶碗に注がれてしまう。また、逆に、番茶のように茶葉粒度が大きいにも拘わらず、網目が小さい茶漉し部を有する急須を使用した場合、茶葉によって茶漉し部が目詰まりしてしまう。
そこで、前述のような問題を解消するために、粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる茶葉用に、網目サイズが異なる専用の急須を用意すればよいが、複数個の急須を用意することは不経済であり、また煩雑で急須を間違えて使用してしまうことがある。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる茶葉であっても、一つの急須で茶を入れることができ、経済的であるとともに、煩雑性を解消できる急須を提供することにある。
この考案は、前記目的を解決するために、請求項1は、開口部を有する縁部の一箇所に搾り出し口を有する急須本体と、前記急須本体の開口部に着脱自在に設けられる蓋体とからなり、前記蓋体の外周縁部に開口溝のサイズが大小異なる複数の注ぎ口を有し、前記急須本体に収容する茶葉粒度によって前記蓋体の注ぎ口を選択して前記急須本体の搾り出し口に位置決めできるようにしたことを特徴とする急須にある。
請求項2は、開口部を有する縁部の一箇所に搾り出し口を有する急須本体と、前記急須本体の開口部に着脱自在に設けられる蓋体とからなり、前記蓋体の外周縁部に開口溝のサイズが大小異なる2〜3種類の注ぎ口を有し、前記急須本体に収容する茶葉が、粉状、粒状及び葉状の形態によって前記蓋体の2〜3種類の注ぎ口の一つを選択して前記急須本体の搾り出し口に位置決めできるようにしたことを特徴とする急須にある。
請求項3は、請求項1または2の前記注ぎ口は、蓋体の外周縁部に形成した切欠溝で、1個もしくは複数個によって一つの注ぎ口を形成していることを特徴とする。
請求項4は、請求項1または2の前記急須本体の内周壁面の傾斜角は、その底面に対してほぼ45°であることを特徴とする。
この考案によれば、粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)が大小異なる茶葉であっても、一つの急須で茶を入れることができるという効果がある。
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は第1の実施形態を示し、図1は急須の平面図、図2は急須の縦断側面図である。急須は、陶器などの急須本体11と蓋体12とから構成されている。急須本体11は、底面13に対して傾斜角がほぼ45°の内周壁面14を有する平型椀状容器で、上部に大きく開口する開口部15が設けられている。急須本体11の開口縁部16には蓋体12を支持する蓋受け部17が設けられているとともに、開口縁部16の一箇所には開口部15と連続して搾り出し口18が設けられている。
また、蓋体12は、その外周縁部19が急須本体11の蓋受け部17に支持されて開口部15を閉塞するように円盤状に形成されている。蓋体12の上面中央部には摘み部20が設けられている。さらに、蓋体12の外周縁部19には120°間隔に第1の注ぎ口21、第2の注ぎ口22及び第3の注ぎ口23が設けられている。
第1の注ぎ口21は、例えば粉状の深蒸し茶用として狭幅の切欠溝21aが等間隔に複数個設けられている。第2の注ぎ口22は、例えば粒状の煎茶・玉露用として中幅の切欠溝22aが等間隔に複数個設けられている。さらに、第3の注ぎ口23は、葉状の番茶用として広幅の切欠溝23aが等間隔に複数個設けられている。
このように一つの蓋体12には茶葉粒度(サイズ)の大小によって注ぎ口が選択できるように第1の注ぎ口21、第2の注ぎ口22及び第3の注ぎ口23が設けられている。そして、深蒸し茶を急須本体11に収容した場合には、図1に示すように、第1の注ぎ口21を搾り出し口18に位置決めする。煎茶・玉露を急須本体11に収容した場合には、第2の注ぎ口22を搾り出し口18に位置決めし、番茶を急須本体11に収容した場合には、第3の注ぎ口23を搾り出し口18に位置決めすることにより、一つの急須で三種類あるいは四種類の茶を入れることができる。
すなわち、第1の注ぎ口21、第2の注ぎ口22及び第3の注ぎ口23は、粉状の深蒸し茶、粒状の煎茶・玉露及び葉状の番茶等の茶葉粒度(サイズ)に見合った切欠溝21a,22a,23aの幅(開口幅)に形成されている。従って、茶葉が注ぎ口21,22,23を通過して湯と一緒に茶碗に注がれてしまったり、逆に、茶葉によって注ぎ口21,22,23が目詰まりしてしまうことはない。また、注ぎ口21,22,23は蓋体12の外周縁部19に下向きに開口する切欠溝によって形成されているため、茶葉が目詰まりしたとしても、急須本体11の内部に落下しやすく、目詰まりが簡単に取り除かれる。
図3及び図4は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、蓋体12の外周縁部19に対称的に第1の注ぎ口21と第2の注ぎ口22とを設けたものである。第1の注ぎ口21は、例えば粉状の深蒸し茶用として狭幅の切欠溝21aが等間隔に複数個設けられている。第2の注ぎ口22は、例えば粒状の煎茶・玉露用として中幅の切欠溝22aが等間隔に複数個設けられている。
従って、深蒸し茶を急須本体11に収容した場合には、図3に示すように、第1の注ぎ口21を搾り出し口18に位置決めし、煎茶・玉露を急須本体11に収容した場合には、第2の注ぎ口22を搾り出し口18に位置決めすることにより、一つの急須で二種類の茶を入れることができる。
また、第1及び第2の実施形態で共通することは、急須本体11は、底面13に対して傾斜角がほぼ45°の内周壁面14を有する平型椀状に形成されている。従って、急須を45°傾けるだけで茶碗に茶を容易に注ぐことができる。
なお、急須を陶器によって形成した場合について説明したが、急須の材質及び急須本体の形状については限定されるものではない。
なお、この考案は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の考案を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この考案の第1の実施形態を示し、急須の平面図。 同実施形態の急須の縦断側面図。 この考案の第2の実施形態を示し、急須の平面図。 同実施形態の急須の縦断側面図。
符号の説明
11…急須本体、12…蓋体、15…開口部、18…搾り出し口、19…外周縁部、21,22,23…注ぎ口

Claims (4)

  1. 開口部を有する縁部の一箇所に搾り出し口を有する急須本体と、
    前記急須本体の開口部に着脱自在に設けられる蓋体とからなり、
    前記蓋体の外周縁部に開口溝のサイズが大小異なる複数の注ぎ口を有し、前記急須本体に収容する茶葉粒度によって前記蓋体の注ぎ口を選択して前記急須本体の搾り出し口に位置決めできるようにしたことを特徴とする急須。
  2. 開口部を有する縁部の一箇所に搾り出し口を有する急須本体と、
    前記急須本体の開口部に着脱自在に設けられる蓋体とからなり、
    前記蓋体の外周縁部に開口溝のサイズが大小異なる2〜3種類の注ぎ口を有し、前記急須本体に収容する茶葉が、粉状、粒状及び葉状の形態によって前記蓋体の2〜3種類の注ぎ口の一つを選択して前記急須本体の搾り出し口に位置決めできるようにしたことを特徴とする急須。
  3. 前記注ぎ口は、蓋体の外周縁部に形成した切欠溝で、1個もしくは複数個によって一つの注ぎ口を形成していることを特徴とする請求項1または2記載の急須。
  4. 前記急須本体の内周壁面の傾斜角は、その底面に対してほぼ45°であることを特徴とする請求項1または2記載の急須。
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