JP3102197U - ポリ袋用パッケージ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリエチレンシートからなる略ボックス状の包装体2内に多数のポリ袋3が一枚ずつ複数折りされた状態で重ねて詰め込まれているので、耐候性、耐水性に優れる上、薄肉軽量であるため保管、搬送時に嵩張ることがなく、使用後の廃棄処理も容易である。ポリ袋3を一枚ずつ取り出すための開口部4と持ち運び用の手提げ部6が兼用されるので、極めて安価に製造可能である。
【選択図】 図1
Description
しかし、このような段ボール容器製のポリ袋用パッケージは、段ボール容器が高価なこと、ポリ袋を詰める前の段ボール容器を保管する際や、使用後の段ボール容器を廃棄する際等に、その段ボール容器が嵩張り邪魔になり易いこと、雨水等に濡れることで該パッケージの品質を低下させてしまう場合があること等の問題を有していた。
このポリエチレン製パッケージは、段ボールと異なり可撓性を有するポリエチレン製の包装袋内に上記ポリ袋を多数詰め込み、上記段ボール容器と同様に安定性よく縦置きすることができ、且つコンパクトで保管、廃棄なども容易であるという極めて利便性の高いものである。
よって、所定の幅をもって延設部を形成したうえで、その延設部に手提げ用切込部を開設すると共に、それとは別にミシン目取出部を形成する必要があるので製造に手間がかかり、結果としてパッケージコストが高くなるという問題があった。
しかし、このような平袋タイプのパッケージは、収納するポリ袋の数に限りがあると共に、一般家庭の調理台等の上に置いて使用するのに適したデザインを持っているとは言い難く、また、平袋の外縁部に開口部が形成されるので、調理台や食器棚等に入れたままでその開口部からポリ袋を一枚ずつ取り出すのは困難であった。
且つ該包装体の上面部における前記帯状封着部の左右両側に破線で囲まれた取出部を設け、これら取出部を前記破線に沿って切り取ることで、前記包装体に前記ポリ袋を一枚ずつ取り出すための開口部が形成されるよう構成したことを特徴とする。
軟質合成樹脂シートからなる略ボックス状の包装体内に多数のポリ袋が一枚ずつ複数折りされた状態で重ねて詰め込まれているので、段ボール容器製パッケージに比べ、雨水等に強く耐候性、耐水性に優れている上、段ボールと比較し非常に薄肉軽量であるため、保管、搬送時に嵩張ることがなく、使用後の廃棄処理も容易である。また、上面側に開口部を備えた略ボックス状のパッケージとなるので、調理台等の上に置いて使用するのに適したデザインを持ち、且つ調理台や食器棚の引き出し等に入れたままで上面の開口部からポリ袋を一枚ずつ取り出すことができ、一般家庭での使用に適した新規なポリ袋用パッケージを提供することができた。
さらに、ポリ袋を一枚ずつ取り出すための左右の開口部で挟まれた帯状部を、持ち運び用の手提げ部として使うこともでき、延設部を形成した上でさらに切込部を形成すると共にミシン目取出部を別途形成するという本出願人による先提案のパッケージの問題点を解消し、極めて安価に製造可能であるなど、多くの効果を奏する。
内部のポリ袋の量が減って上面部の開口部から取り出しにくくなった場合、側面部の第二開口部によって包装体内下方のポリ袋を容易に取り出すことができ、便利である。
請求項1による前述の効果に加え、角筒状のポリエチレンシートを用いて、その上下の開口の溶着閉鎖による略ボックス状の包装体の製造工程と、多数のポリ袋の詰め込み工程とを一連の工程中で行うことができる。また、上端側の開口の溶着閉鎖時に形成される帯状封着部を利用して、持ち運び用の手提げ部とすることもでき、より安価での提供が可能になる等、多くの効果を奏する。
略ボックス状の包装体内に、一枚づつ複数折りされた多数のポリ袋が略水平状に重ねて詰め込まれ、且つ包装体の内部を真空又はそれに近い状態として縦置き可能に構成したので、収容された多数のポリ袋がずれるようなことなく、コンパクトな形態で保管、搬送、使用に供することができる。よって、多数個を積み上げて保管、搬送する際等の省スペース化や省労力化が図れると共に、一般家庭の調理台等の上に置いて使用する場合などの型崩れを可及的に防止し得る等、多くの効果を奏する。
本例のポリ袋用パッケージAは、角筒状のポリエチレンシート1の上端側の開口1aと下端側の開口1bを溶着閉鎖してなる略ボックス状の包装体2と、該包装体2内に多数詰め込まれたポリ袋3からなり、包装体2の上面部21に形成される左右の開口部4,4からポリ袋3を一枚づつ取り出せると共に、包装体2の任意の側面部22に形成される第二開口部5からもポリ袋3を一枚づつ取り出せるようになっており、且つ、前記左右の開口部4,4で挟まれる帯状封着部6を手提げ部として持ち運びができるよう構成されている。
また、包装体2は、前記上端側の開口1aを熱溶着した際に形成される帯状封着部6を上面部21の幅方向略中央に、前記下端側の開口1bを熱溶着した際に形成される帯状封着部7を下面部23の幅方向略中央に夫々備えている。
尚、ポリ袋3は前記した以外に、内容積が70リットルや90リットルのもの、厚さが0.015mmや0.035mm、0.05mmのもの、収容枚数が30〜100枚である場合、ポリエチレンに炭酸カルシウムを混入したもの、或いはそれ以外のもの等、いずれを用いても構わないが、一般家庭用とする場合はポリ袋3の収容枚数を50枚程度とすることが好ましい。
また、ポリ袋3はごみ収集用袋に限定されず、例えば、蒲団収納用やその他の物を収納する、或いは他の用途に用いる袋であっても構わない。
尚、前記ポリ袋3を包装体2内に詰め込む手順は、例えば、ポリ袋3を複数枚まとめて複数折りにした後、その複数枚のポリ袋3を包装体2内に積み重ねるようにすることも可能であるが、前記した開口部4、5からのポリ袋3の取出し性を良好にする観点や、包装体2を略直方体形状に維持する観点等から、上記したように一枚づつ折られたポリ袋3を包装体2内に積み重ねるようにすることが好ましい。
また、略ボックス状のパッケージであるため、一般家庭の調理台等の上に置いて使用するのに適したデザインを持ち、且つ調理台や食器棚の引き出し等に入れたままで上面の開口部4からポリ袋3を一枚ずつ取り出すことができる(図2参照)。
また、ポリ袋を一枚ずつ取り出すための開口部4,4の間の帯状封着部6を持ち運び用の手提げ部として用いることもできる(図3参照)。
また、内部のポリ袋3の量が減って上面部21の開口部4から取り出しにくくなった場合、側面部22の第二開口部5によって包装体2内下方のポリ袋3を容易に取り出すことができ、便利である(図4参照)。
また、角筒状のポリエチレンシート1を用いて、その上下の開口1a,1bの溶着閉鎖による略ボックス状の包装体2の製造工程と、多数のポリ袋3の詰め込み工程とを一連の工程中で行うことができる。また、上端側の開口1aの溶着閉鎖時に形成される帯状封着部6を利用して持ち運び用の手提げ部とすることができ、より安価での提供が可能になる。
さらに、略ボックス状の包装体2内に、一枚づつ複数折りされた多数のポリ袋3が略水平状に重ねて詰め込まれ、且つ包装体2の内部を真空又はそれに近い状態として縦置き可能に構成したので、収容されたポリ袋3がずれて型崩れするような虞れが少なく、コンパクトな形態で保管、搬送、使用に供することができる。よって、多数個を積み上げて保管、搬送する際等の省スペース化や省労力化が図れると共に、一般家庭でテーブルの上に置いて使用するのに違和感のない、新規なゴミ袋用パッケージとして提供し得る。
1:ポリエチレンシート(軟質合成樹脂シート)
2:包装体
3:ポリ袋
4:開口部
5:第二開口部
6:帯状封着部(帯状部)
8:取出部
9:第二取出部
10,11:破線
Claims (4)
- 軟質合成樹脂シートからなる略ボックス状の包装体内に、一枚ずつ矩形状に複数折りされた多数のポリ袋が略水平に重ねて詰め込まれると共に、前記包装体に破線で囲まれた取出部を形成し、該取出部を前記破線に沿って切り取ることで前記包装体に前記ポリ袋を一枚ずつ取り出すための開口部が形成されるポリ袋用パッケージであって、前記取出部を、前記包装体の上面部の幅方向略中央に帯状部が残るよう該帯状部の左右両側に設け、前記各取出部を前記破線に沿って切り取った際、前記帯状部の左右両側に前記開口部が形成されるよう構成したことを特徴とするポリ袋用パッケージ。
- 前記包装体の任意の側面部に破線で囲まれた第二取出部を設け、該第二取出部は、前記破線に沿って切り取ることで、前記包装体の内部下方にある前記ポリ袋を一枚ずつ取り出すことができる第二開口部となるよう形成したことを特徴とする請求項1記載のポリ袋用パッケージ。
- 角筒状のポリエチレンシートにおける上端側の開口を溶着閉鎖して、上面部の幅方向略中央に帯状封着部を備えた包装袋を形成し、該包装袋の下端側の開口から、一枚ずつ矩形状に複数折りされた多数のポリ袋を略水平に重ねて詰め込んだ後、前記下端側の開口を溶着閉鎖して略ボックス状の包装体を形成し、
且つ該包装体の上面部における前記帯状封着部の左右両側に破線で囲まれた取出部を設け、これら取出部を前記破線に沿って切り取ることで、前記包装体に前記ポリ袋を一枚ずつ取り出すための開口部が形成されるよう構成したことを特徴とするポリ袋用パッケージ。 - 前記ポリ袋は、その長手方向に折り重ねるようにして連続して2回折られ、更に前記長手方向と直交する方向に折り重ねるようにして連続して3回折られており、これら複数折りされた多数のポリ袋が略水平に重ねて詰め込まれた前記略ボックス状の包装体の内部を真空又はそれに近い状態として縦置き可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリ袋用パッケージ。
Priority Applications (1)
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JP2003273026U JP3102197U (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | ポリ袋用パッケージ |
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JP3102197U true JP3102197U (ja) | 2004-07-02 |
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JP2003273026U Expired - Lifetime JP3102197U (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | ポリ袋用パッケージ |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011057383A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Aprica Children's Products Kk | 汚物処理装置用詰替フィルム、詰替フィルム収納用カセット、および携帯用汚物処理袋 |
JP2017200842A (ja) * | 2014-08-18 | 2017-11-09 | 匠子 石原 | ティッシュボックスホルダー及びホルダー付ティッシュボックス |
USD965460S1 (en) | 2019-05-20 | 2022-10-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Sensor cover package |
-
2003
- 2003-12-10 JP JP2003273026U patent/JP3102197U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
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JP2020169059A (ja) * | 2014-08-18 | 2020-10-15 | 匠子 石原 | ティッシュボックスホルダー付ティッシュボックス |
USD965460S1 (en) | 2019-05-20 | 2022-10-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Sensor cover package |
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