JP3101237B2 - セグメント供給装置 - Google Patents

セグメント供給装置

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JP3101237B2 JP09243696A JP24369697A JP3101237B2 JP 3101237 B2 JP3101237 B2 JP 3101237B2 JP 09243696 A JP09243696 A JP 09243696A JP 24369697 A JP24369697 A JP 24369697A JP 3101237 B2 JP3101237 B2 JP 3101237B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機の
後部(進行方向における後部)においてエレクター(セ
グメント組立装置)にセグメントを一個ずつ供給するセ
グメント供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機によってトンネルを掘削
するとき、掘削ずみの部分には、支保としてセグメント
の壁を構築するのが一般的である。その場合、セグメン
トは、コンベヤ等を用いて後方(立坑部分など)から掘
進機の後部にまで搬送し、エレクター(すなわちセグメ
ント組立装置)で一個ずつ把持してトンネル内の各施工
箇所にまで運び、各箇所でボルト・ナット等により他の
セグメントと締結することにより円筒状の壁に組み立て
る。
【0003】トンネル径の大型化にともなって各セグメ
ントの重量が増し作業場所も高くなったことなどから、
近年、能率的かつ安全に工事を進める目的で、セグメン
トの組み立てをできるだけ自動化しようとする傾向があ
る。すなわち、エレクターの動きを自動化する手段や、
セグメントの締結を機械的に行う装置などが種々開発さ
れている。後方から搬送されたセグメントを一個ずつ自
動的にエレクターに差し渡すセグメント供給装置に関し
ても、すでに幾つかの提案がなされ、一部が実用化され
ている。エレクターがセグメントを自動的に把持するた
めには、セグメント供給装置からエレクターへ向けてセ
グメントを常に精度よく同じ位置に供給することが重要
なのである。
【0004】図6および図7に示す装置は、そのような
従来のセグメント供給装置を例示したものである。図6
の装置では、コンベヤ7によって最前部まで搬出された
セグメントAを、供給手段30が受渡しフレーム31の
先端に載せて位置ぎめし、そのフレーム31とともにセ
グメントAを昇降手段32により引き上げ、かつ水平移
動手段33にて前方へ進めることによりエレクター5の
真下へ差し出す。差し出されたセグメントAをエレクタ
ー5が把持し、シールド掘進機の外筒2の内側(シール
ドジャッキ3の後方)において上記のように円筒状の壁
Bに組み立てるのである。また、図7の装置では、後方
からエレクター5のすぐ後ろにまでホイスト39によっ
て一個ずつセグメントAを運び、それを伸縮式の受け架
台41が受け取ってエレクター5の真下へ移動する。受
け架台41は、旋回等をなすエレクター5の動作を妨げ
ない前方の位置に通常は配置されているが、そのエレク
ター5よりも後方にまで伸びてセグメントAを受け取
り、そののち少し縮んでそのセグメントAをエレクター
5の真下へ運ぶのである。図6・図7のいずれの場合に
も供給装置にエレクター5の真下にまでセグメントAを
運ばせているのは、それ以外の位置にセグメントAを置
きエレクター5をトンネルの長手方向に動かしてそれを
取りに行かせることは、エレクター5の構造上容易でな
いうえ、エレクター5がその位置変更に時間を要するこ
とが作業の迅速性を損なうからである。なお、図示の装
置は、特開平5−179898号公報および特開平6−
108799号公報等にそれぞれ記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6や図7に示した従
来のセグメント供給装置には、つぎのような点で改善の
余地がある。
【0006】イ) セグメントの位置ぎめ精度が、原理的
に確保され難い。エレクター5に供給する際のセグメン
トの位置は、トンネル内での(またはエレクター5に対
する)受渡しフレーム31(図6)もしくは受け架台4
1(図7)の位置を一定に定めたうえ、それら受渡しフ
レーム31や受け架台41上でのセグメントAの位置を
定めるという、二段階の位置ぎめによってその精度を出
しているからである。つまり、いわば全体座標系での移
動体の位置ぎめと、その移動体がもつ部分座標系でのセ
グメントAの位置ぎめとを、ともに精度よく行わない
と、必要な精度が保たれないのである。
【0007】ロ) セグメントの位置ぎめ精度が、受渡し
フレーム31や受け架台41にたわみが生じやすいため
に確保され難い。すなわち、まず図6の装置では、セグ
メントAの位置を正確に定めようとすれば受渡しフレー
ム31上にセンサーや移動のための手段を配置せねばな
らないため、いわゆる片持ち構造のフレーム31の先端
部付近にセグメントAとともにそのセグメントAの位置
ぎめのための機器等の重量が加わる結果、フレーム31
がたわんでセグメントAの位置精度が低下しやすくな
る。また図7の装置では、ホイスト39がセグメントA
を位置ぎめした状態で受け架台41に差し出すか、また
は受け架台41がその先端部にセグメントAを載せたう
えで位置ぎめをする必要があるが、ホイスト39による
位置ぎめは明らかに容易でなく、また受け架台41上で
位置ぎめを行うとしたら、セグメントAのほかその位置
ぎめ用機器等の重量までその先端部付近に加わる結果、
受け架台41がたわんで図6の装置と同様に位置精度が
低下するのである。
【0008】ハ) 上記ロ)を考慮してセグメントの位置ぎ
め精度を確保しようとすれば、構造的に装置が大型にな
ってしまう。つまり、図6の装置の場合には、後方から
エレクター5の真下にまで(エレクター5に接触しない
ように)セグメントAを差し出すべく受渡しフレーム3
1の先端が長くなっており、いわゆる腕の長い片持ち状
態にセグメントAなどを支えるが、そのセグメントAや
位置ぎめ用機器・移動手段等の重量でフレーム31がた
わまないようにするには、相当の剛性をもたせる必要が
あってフレーム31が大型化する。フレーム31が大型
になると、それらを支えて移動する固定フレーム34等
にも高い剛性が必要になり、供給手段30の全体が大型
化してしまう。そのように全体が大型化すると、コスト
が高くなるほか小口径のシールド掘進機に装置を組み込
むことが当然ながら難しくなる。図7の装置において
も、セグメントAの受け架台41はエレクター5の前方
からエレクター5の後部にまで及ぶ長い片持ち状の腕に
よりセグメントAを支えるため、たわみを少なくして位
置ぎめ精度を高めるためには相当の剛性を必要とし、上
下方向の寸法などが大きくなってしまう。なお、図7の
装置の場合、伸縮距離を大きくとる目的から受け架台4
1に二段階式の伸縮構造をとっているため、装置の構造
は一層複雑になっている。
【0009】従来のセグメント供給装置としては、前掲
の公報のほか、特開平8−42297号や実公平7−4
8800号の公報に記載のものがある。しかし、前者
は、図6の装置と同様の受渡しフレームを有していてセ
グメントの位置ぎめ方法もそれと共通であるため、上記
イ)〜ハ)と同様の課題を有する。後者の装置は、セグメン
トの受渡しをホイストから直接エレクターへ向けて行う
ものだが、受渡しの際にホイストがセグメントの位置ぎ
めを行わねばならないため、作業員の補助なしには、や
はりその位置の精度が確保され難い。
【0010】本発明の目的は、エレクターに供給する際
のセグメントの位置ぎめ精度を確保することが容易であ
るとともに、装置をコンパクトにすることができて小口
径の掘進機にも容易に組み込める等の利点を有するセグ
メント供給装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したセグ
メント供給装置は、シールド掘進機の後部に配置された
エレクターにセグメントを一個ずつ供給する装置であっ
て、 a) 後方より搬送されるセグメントをエレクターに差し
出すべく、セグメントを載せてエレクター(のうちセグ
メントを把持する手段)の下にまで運ぶセグメント供給
手段と、 b) シールド掘進機内に取り付けられていてエレクター
の下方の定位置(シールド掘進機における一定の位置)
へ移動することにより、上記供給手段に載っておりエレ
クターの下にあるセグメントの位置および回転変位を正
す(つまり、シールド掘進機内の定位置へと位置ぎめを
する)位置調整手段とを含め、 c) 上記b)の位置調整手段のうちに、セグメントの左右
方向位置(上記のようにトンネルの周方向に沿う方向
で、トンネルの長手方向の軸を中心とするローリング変
位ともいえる)を正すべく、シールド掘進機内から後ろ
向きに伸びて先端の傾斜面によりセグメントを左右方向
の定位置にまで押し動かすジャッキを、一台以上設けた
もの である。セグメント供給手段は、上記a)にい
う、後方よりセグメントを搬送する手段と別のものでも
よいが、その搬送を兼ねるものであってもよい。なお、
「後部」「後方」「前方」などという場合の「前」
「後」は、シールド掘進機の進行方向における前・後を
いう(以下同様)。
【0012】請求項1のこのセグメント供給装置では、
上記a)のセグメント供給手段がエレクターの下の概ね正
しい位置にまでセグメントを運んだのち、b)の位置調整
手段が当該供給手段上にあるセグメントの位置ぎめを行
うことによって、エレクターに差し出す際のセグメント
の位置を正確に定める。この際、従来の技術において必
要であった二段階の位置ぎめ(前記イ))は不要であり、
一回の簡単な位置ぎめによってセグメントの位置の精度
が確保される。その理由は下記1)〜3)のとおりである。
【0013】1) 上記b)の位置調整手段は、上記のとお
りシールド掘進機における定位置(エレクターの下方)
にまで移動するが、そのときの位置は、セグメントを把
持するときのエレクターの位置に対して正確に一定の関
係をもつ位置とすることができる。位置調整手段はエレ
クターと同じくシールド掘進機内に取り付けられたもの
であるため、その移動量・移動方向が一定でありさえす
れば、移動した先の定位置はエレクターの基準位置(セ
グメントの把持位置など。通常、エレクターの基準位置
はシールド掘進機における所定箇所を原点にして定めら
れる)に対し一定の関係をもつからである。したがっ
て、セグメントを把持するときエレクターが常に一定の
位置にくるようにしておけば、位置調整手段は、とくに
位置ぎめを行わなくても(つまり上記のような定位置へ
毎回移動する限りは)エレクターに対して適正な位置を
確保することができる。
【0014】2) 上記のように定位置へ移動した位置調
整手段が上記a)の供給手段上にあるセグメントを位置ぎ
めすれば、それのみによってエレクターに対するそのセ
グメントの位置ぎめを完了することができる。定位置へ
移動することによって上記1)のとおりエレクターに対す
る適正な一定位置にきた位置調整手段は、自身の位置が
乱されなければ、自身に対する一定の位置および姿勢に
までセグメントの位置および回転変位を移すだけで、エ
レクターによって把持されるためのセグメントの位置を
精度よく定めることができるからである。
【0015】3) したがってこの供給装置では、エレク
ターを含むいわば全体座標系における位置調整手段の位
置ぎめをとくに行わなくとも(上記1))、また上記a)の
供給手段についての同様の位置ぎめをも行うことなく、
上記2)のように位置調整手段が自身の座標系において供
給手段上のセグメントの位置ぎめを行うだけで、エレク
ターに差し出す際のセグメントの位置ぎめを正確に行え
ることになる。なお、そうして位置ぎめされたセグメン
トを受け取るためのエレクターの位置は、上記1)のよう
にシールド掘進機における所定箇所を基準にして位置ぎ
めされれば、位置調整手段ならびにそれにて位置ぎめさ
れたセグメントに対する位置も一定になる。つまり、エ
レクターについてもその位置ぎめは容易であり、通常の
位置ぎめ手段と異なる特別なセンサーや移動手段等は不
要である。
【0016】また、請求項1のセグメント供給装置で
は、上記a)の供給手段はエレクターに差し出すセグメン
トの重量のみを支え、セグメントの位置ぎめを行うため
の機器を具備しないため、供給手段に生じるたわみが少
ない。つまりこの装置では、供給手段のたわみによるセ
グメントの変位が少ないという理由によっても、セグメ
ントの位置ぎめ精度が高い。上記b)の位置調整手段に
は、セグメントの位置を変えたり回転させたりする移動
手段や必要に応じて位置センサー等の機器を配置する
が、それらをa)の供給手段に配置することはないため、
それら機器の分だけ供給手段に作用する重量が少ないの
である。作用する重量が少なければ、a)の供給手段をコ
ンパクトに構成することも可能で、小口径のシールド掘
進機に組み込むことも容易になる。
【0017】また上記c)のジャッキは、シールド掘進機
内に装備されたもので、傾斜面を有する先端部を後ろ向
きに伸ばすことによって当該セグメントの左右方向の位
置を正すことができる。先端部の傾斜面をセグメントに
接触させ、その状態で先端部を後ろ向きに伸ばせば、セ
グメントは、傾斜面の傾斜角度や摩擦係数等に応じた大
きさをもつ左右方向の力をも先端部から受け、その方向
に移動するからである。傾斜面の長さかまたは当該ジャ
ッキの伸長量に限度を設け、その限度に基づいて決定さ
れるセグメントの移動後の位置を適切に設定しておけ
ば、エレクターが把持するに適した定位置にまでセグメ
ントを移動できることになる。なお、以上のような機能
は、伸長状態における傾斜面の位置を適切に定め得るよ
うに当該ジャッキを後ろ向きに配置すれば足りるので、
この請求項1の装置は低コストで簡単に構成されるとい
う利点を有する。
【0018】請求項2に記載のセグメント供給装置は、
やはりシールド掘進機の後部に配置されたエレクターに
セグメントを一個ずつ供給する装置であって、上記a)の
セグメント供給手段と、上記b)の位置調整手段とを含
め、 d) 上記a)のセグメント供給手段のうちに、セグメント
を固定的に載せる支持具とセグメントを移動容易に載せ
る球体つきの支持具とを、互いの上下関係を交替させ得
るように配置した ことを特徴とする。
【0019】このようなセグメント供給手段を有する請
求項2の装置では、セグメントの位置および回転変位を
とくにスムーズに正すことができる。位置調整手段がセ
グメントを動かすときには、上記の球体つきの支持具を
上にしてそれにセグメントを載せるようにすれば、位置
調整手段は小さな力で容易にそのセグメントを移動する
ことができるからである。そして、位置調整手段がセグ
メントの位置等を正したのちは、上記した球体つきの支
持具と他方の支持具(セグメントを固定的に載せるも
の)との上下関係を交替させて後者を上にすれば、セグ
メントを固定してその位置を安定させることができる。
なお、トンネルの長手方向が水平でない場合や、エレク
ターによるセグメントの把持位置がシールド掘進機内の
最低部でない場合などに、位置調整手段が機能するとき
(つまり球体つきの支持具がセグメントを支えている
間)にもセグメントの位置が不意にずれることのないよ
うにするためには、当該支持具における球体に多少の回
転抵抗(セグメントが不意には動かないが、位置調整手
段にて押されると円滑に移動する程度の回転抵抗)をも
たせておくのも好ましい。
【0020】請求項3に記載のセグメント供給装置は、
請求項1に記載の装置において、 d) 上記a)のセグメント供給手段のうちに、セグメント
を固定的に載せる支持具とセグメントを移動容易に載せ
る球体つきの支持具とを、互いの上下関係を交替させ得
るように配置した ものである。
【0021】また、請求項4に記載のセグメント供給装
置は、請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント供給
装置において、上記b)の位置調整手段のうちに、セグメ
ントの前後方向位置とヨーイング変位(つまり、トンネ
ルの半径方向に延びた軸を中心とする回転変位)とを正
すべく、シールド掘進機内から後ろ向きに伸びて前後方
向の定位置にまでセグメントを押し動かす第一ジャッキ
を、左右(つまり、トンネルの下部においてトンネルの
周方向に沿う方向)に間隔をおいて複数配置したことを
特徴とする。
【0022】この供給装置における上記のジャッキは、
その先端部(伸縮端部)によって前後方向の定位置にま
でセグメントを押し動かすと、上記2)・3)にて説明した
ようにセグメントの位置ぎめを完了させることができ
る。シールド掘進機内に装備されているそのジャッキが
先端部を一定長さだけ伸ばすと、その伸びた先の位置
(つまりセグメントを押し動かした先)はシールド掘進
機内において前後方向には一定の位置であるため、その
位置を、ジャッキの伸長量を定めることにより適切に設
定しておけば、エレクターが定位置において把持するに
適した位置(前後方向位置)にまでセグメントを移動で
きることになる。しかも、請求項4のこの供給装置で
は、左右に間隔をおいた複数の位置に当該ジャッキを配
置していて、それらによりセグメント内の複数の点につ
いて同様に位置を正すため、セグメント上の一点のみで
はなくすべての点について前後方向の位置ぎめを行い、
結果としてセグメントのヨーイング変位を正すことがで
きる。以上のような機能は、上記a)の供給手段が正規の
位置よりも必ずやや前方にセグメントを差し出すように
したうえ、そのセグメントを押して伸長状態になったと
きの先端部の位置を適切に定め得るように各ジャッキを
配置すれば実現されるため、この供給装置には、低コス
トで簡単に構成されるという利点もあるといえる。ジャ
ッキの伸長量をセンサー類を用いることなくストローク
エンド(伸び切ったときのジャッキの長さ)によって定
めれば、構成はさらに簡単になる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜図3に、発明の実施につい
て一形態を示す。図1(a)は、シールド掘進機1の後部
とともにセグメントAの供給装置8の全体を示す側面
図、同(b)は、同(a)におけるb−b矢視によって供給
装置8の機能を表す平面図である。図2(a)は、図1
(a)におけるII−II矢視図であってエレクター5や供給
装置8の全体的な後方視図、同(b)は同(a)におけるb
部詳細図である。また図3は、図1におけるIII部の詳
細図である。
【0024】図1(a)に示すとおり、シールド掘進機1
は円筒形の外筒2によって周囲を覆われている。その内
側には、前方への推進力をもたらすシールドジャッキ3
や、掘削土砂を排出するための送泥管・排泥管(図示せ
ず)などが配置され、最前部には、切羽を掘削する回転
式のカッター(図示せず)が設けられている。また、掘
進機1の後部にはエレクター5が装備されており、組み
立て前の各単体のセグメントAをこのエレクター5で把
持し周方向・半径方向に移動すること等によって、支保
となる円筒状の壁Bを組み立てていく。上記のシールド
ジャッキ3は、こうして組み立てられた壁Bの端面を後
ろ向きに押すことにより、前方への推進力を掘進機1に
もたらす。なお、図1(a)内の符号5aは、外筒2に結
合されていてトンネル内においてエレクター5をシール
ド掘進機1のうちに支えるための支柱であって、この支
柱5aの後部には図のように作業デッキ6も取り付けら
れている。
【0025】このシールド掘進機1では、エレクター5
に供給するまでのセグメントAの取り扱いを自動化すべ
く、図1(a)に示すようにコンベヤ7とセグメント供給
装置8とをシールド掘進機1の後部に配置している。後
方の立坑部分(図示せず)からシールド掘進機1の後部
(供給装置8ある位置)にまで、搬送台車(図示ぜず)
やホイスト(同)を経由し、さらにコンベヤ7を用いて
セグメントAを搬送するとともに、搬送されてきたセグ
メントAを供給装置8によって一個ずつ自動的に、エレ
クター5の真下の正規の把持位置(つまりエレクター5
が本来の把持位置において把持するときのセグメントA
の位置)へ供給するのである。コンベヤ7は、セグメン
トAの載置面を上下させる機能をもった移動架台7a
を、トンネルの長手方向に配置された固定架台に沿って
複数配置しておき、その移動架台7aを、載置面を固定
架台上に上下させながら前後へ往復動作させるものであ
る。各載置面を上げてその上にセグメントAを載せた状
態ですべての移動架台7aを前進させ、そののち各載置
面を下げてセグメントAを固定架台上に残した状態で後
退させる、といった手順を繰り返すことにより、前後方
向に多数のセグメントA(たとえばトンネル内の360
°を覆う1リング分のセット)を前後に並べた状態でそ
れらを1ストロークづつ前方へ搬送することができる。
【0026】セグメントAをエレクター5に差し出す供
給装置8は、図1のようにセグメントAの供給手段10
と位置調整手段20とによって構成している。供給手段
10が、コンベヤ7上の先頭にあるセグメントAをエレ
クター5のほぼ真下の位置にまで運び、位置調整手段2
0が、供給手段10の上にあるそのセグメントAの位置
と姿勢(回転変位)を正すのである。それぞれの構成は
つぎのとおりである。
【0027】まず、供給手段10は、コンベヤ7の最前
部にある移動架台7aを、図1(a)のようにエレクター
5の下方へ移動し得るように配置するとともに、その内
部に図3のとおりセグメントA用の支持具13・14を
設けたものである。後述する位置調整手段20のジャッ
キ21・23がセグメントAを後方へ押し動かすことが
できるように、この供給手段10の架台7a上に載って
エレクター5の下へ移動したときのセグメントAの位置
は、正規の把持位置よりも必ずやや前方となるようにす
る。なお、エレクター5の下へ移動するときの架台7a
の案内手段として、図1(a)のように作業デッキ6の下
にガイド部材12を取り付け、これにより架台7aの位
置(したがってその上のセグメントAの位置)が概ね正
規の把持位置となるように案内している。
【0028】供給手段10においては、図3のように支
持具13が固定型のものであるのに対し、支持具14
は、その支持具13に対して上下関係を交替させること
のできる昇降式のものである。すなわち支持具14は、
回転自在な球体つきの支持体16を複数(四つ以上)傾
斜台15の上に載せており、支持体16の二つずつを、
図のようにブラケット17における上下に長い穴の内側
にピンを挿入して配置した油圧シリンダ18にて連結す
ることにより構成している。油圧を供給してシリンダ1
8を伸ばせば、傾斜台15の斜面に沿って二つの支持体
16がシリンダ18とともに上昇し、その球体が固定型
の支持具13より高い位置にくる。そうすると、セグメ
ントAは支持具14の上に載るため、球体の回転によっ
て小さな力で前後左右に移動し得る状態になる。逆にシ
リンダ18を縮めて支持具14の位置を下げれば、セグ
メントAは固定型の支持具13の上に載ってその位置が
安定する。
【0029】図1(a)のように位置調整手段20は、シ
ールド掘進機1の一部であるフレーム(リングフレー
ム)4と一体に、油圧ジャッキ21・23を後ろ向き
(つまり先端部が後方のエレクター5の方を向くよう)
にして取り付けたものである。各ジャッキ21・23の
高さは、上記のように球体つきの支持具14(図3)を
上昇させたときの供給手段10上に載っているセグメン
トAの高さに合わせて図2(a)のように定め、その状態
のセグメントAを押せるようにしている。
【0030】図1(b)に示すように、位置調整手段20
としては合計三本の油圧ジャッキ21・23を配置して
いる。それらのうち、間隔をおいて両側に配置した二本
のジャッキ(第一ジャッキ)21は、供給手段10上に
あるセグメントAについて前後方向(図1(b)中では左
右)の位置とヨーイング変位(同(b)中に傾きとして表
れる変位)とを適正化するためのものである。前記のと
おり供給手段10にて正規の位置よりもやや前方(同
(b)中の実線の位置)にセグメントAが供給されたと
き、図のように両ジャッキ21を伸ばすと各先端部22
がセグメントAの前端面Aaを押し、両ジャッキ21が
伸び切ったときそれら先端部22がセグメントAの正規
の把持位置(同(b)中の仮想線の位置)の前面に達して
停止するようにすれば、当該セグメントAの前後方向位
置を正規の位置に合わせるとともに、そのヨーイング変
位をなくすことができる。
【0031】二本のジャッキ21の間に配置した一本の
ジャッキ23は、供給手段10上のセグメントAについ
て左右方向(トンネルの周方向。図1(b)中では上下)
の位置を適正化するためのものである。セグメントAの
中央部上面(トンネルの内側の面)に突起Abを一体化
するとともに、ジャッキ23には、左右両側に傾斜面2
4aを有していてテーパ状に先が開いた先端部24を取
り付けている。供給手段10によって運ばれた時点での
セグメントA(同(b)中の実線)の位置が正規の把持位
置から左右方向に多少ずれている場合、ジャッキ23を
伸ばしたときその先端部24の傾斜面24aに突起Ab
が当たるので、ジャッキ23が伸びるにつれて突起Ab
が先端部24の中央に接近し、それとともにセグメント
Aが中央へ移動することになる。ジャッキ23を設けた
位置はシールド掘進機1においてエレクター5がセグメ
ントAを把持する基準位置の真下にあたるため、上記の
ように中央へ移動するセグメントAの左右方向位置は最
終的には、エレクター5による正規の把持位置(同(b)
中の仮想線)に至ることになる。なお、ジャッキ23の
先端部24における傾斜面24aの最奥部には、突起A
bが入り得る幅をもつ深めの溝24bを形成することに
より、ジャッキ23が伸び切ったときにも先端部24が
前後方向位置にはセグメントAを動かさないようにして
いる。
【0032】正規の把持位置からのセグメントAの位置
と姿勢のずれとしては、上記した前後方向・左右方向の
各位置およびヨーイング変位のほか、上下方向位置(つ
まりトンネルの半径方向に沿った位置)およびピッチン
グ変位(つまり、図1(a)上で傾きとして表れる変位)
があるが、上下方向位置およびピッチング変位について
は、一般的に特別な位置ぎめ操作を行う必要はない。こ
のような高さ的な変動に対しては、エレクター5の上下
方向への移動ストロークに余裕をもたせておけば、その
余裕しろの範囲内での変動が許容されるからである。ま
た、そのため、高さ的な変動を押さえるための剛性も特
別には必要とされない。
【0033】なお、供給手段10上のセグメントAを把
持するためには、図2(b)のようにエレクター5内に把
持手段5uを装備している。把持手段5uは、油圧シリ
ンダー5vの下方の伸縮端に、回転手段5wによる回転
を可能にして把持金具5xを取り付け、その金具5xを
セグメントAの穴Axに係合させることとしている。金
具5xは偏平な円形平板であって、図のような向きにあ
る場合には穴Axに入るが、シリンダー5vの軸心まわ
りに90°回転した状態ではその穴Axに出入りするこ
とは不可能になる。そのため、図の状態からシリンダー
5vを伸ばして金具5xを穴Ax内に差し込んだのち、
回転手段5wにてその金具5xを90°回転させれば、
エレクター5がセグメントAを把持した状態になる。図
示のようにエレクター5の把持手段5uをセグメントA
の穴Axの真上に位置させることは、掘進機1のフレー
ム類にリミットスイッチ等の位置センサー(図示せず)
を設けておき、掘進機1に対するエレクター5の停止位
置を常に一定にすること等によって容易に実現できる。
そのようなセンサー等にて定められる位置はシールド掘
進機1における一定位置であるため、位置調整手段20
によって定められるセグメントAの位置(同手段20が
掘進機1に取り付けられていることから、セグメントA
のその位置も掘進機1における一定位置である)との関
係がつねに一定に保たれるからである。
【0034】以上に説明した供給装置8がエレクター5
にセグメントAを供給するまでの手順は、以下のとおり
である。すなわち、 図1(a)のコンベヤ7が後方から搬送したセグメン
トAの一個を、供給手段10が載置してエレクター5の
下方へ運ぶ。このときのセグメントAの位置はエレクタ
ー5による正規の把持位置よりもやや前方であって、位
置や姿勢の精度は高くない。
【0035】 図3の供給手段10において球体つき
の支持具14が上昇してセグメントAを載置すると、そ
の状態で位置調整手段20がセグメントAを正規の把持
位置へ移動する。このとき位置調整手段20は、シール
ド掘進機1内からエレクター5の下方にまで図1(b)に
示す三本のジャッキ21・23を伸ばすことにより、供
給手段10上に載っているセグメントAを押しやってそ
の前後方向位置と左右方向位置およびヨーイング変位を
正す。
【0036】 上記によってセグメントAの位置ぎ
めが終わると、図3の供給手段10が上記の支持具14
から固定型の支持具13上にセグメントAを移し、エレ
クター5によって把持されるのを待つ。位置調整手段2
0のジャッキ21・23はその後、旋回等をなすエレク
ター5の動作を妨げないよう前方へ縮めておく。
【0037】 エレクター5は、セグメントAを把持
するための基準位置まで旋回したうえ、図2(b)に示す
把持手段5uを下降させてセグメントAを把持し、それ
をトンネル内の所定の施工位置にまで移動する。
【0038】以上、発明の実施について一形態を紹介し
たが、これ以外の形態によっても発明を実施できること
は言うまでもない。たとえば位置調整手段20として
は、シールド掘進機1内に装備されていてエレクター5
の下方の定位置まで移動することにより、自身に対する
一定の位置および姿勢にまでセグメントを移すことので
きるものが配置されればよい。その一例として、セグメ
ントAの左右方向位置を正すためには、セグメントAの
左右の端部のうち一方のみに接触する傾斜面を一つ備え
る先端部を各一個有するジャッキを二台、セグメントA
の左右幅に相当する間隔をおいて配置することが可能で
ある。また、図1(b)に示した前後方向位置を正すジャ
ッキ21の先端部に、セグメントAの一部に力を加えて
その左右方向位置を調整し得るアクチュエータ(駆動手
段)を取り付ける、といった例も考えられる。図4のよ
うに、前述したジャッキ23とほぼ同じ構成を有するジ
ャッキ23’を二本平行に配置するのもよい(この場
合、先端部24’は前後方向にもセグメントAを動かす
よう構成する)。図5のように、クサビ状の先端部26
を有するジャッキ25を二本平行に設けてセグメントA
のテーパ状のクサビ面Acを押すようにしたり(図5
(a))、前述(図1(a))の二本の平行なジャッキ21
の間に図5(a)と同じジャッキ25を配置したり(図5
(b))することも可能である。さらには、位置調整手段
20もしくはその一部をエレクター5のうちに配置する
のもよい(前述のようにエレクター5はシールド掘進機
1内に取り付けられたものであるため、そのような実施
も本発明のうちに含まれ、好ましい効果を発揮する)。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載したセグメント供給装置
には、つぎのような効果がある。すなわち、 a) エレクターに供給するためのセグメントの位置ぎ
め、およびそのセグメントを把持するためのエレクター
の位置ぎめを、簡単に、しかも高い精度で行うことがで
きる。位置調整手段とエレクターとがともにシールド掘
進機内に装備されているために、いわば全体座標系にお
ける両者の相互間の位置ぎめが自ずとなされるからであ
る。したがって、位置ぎめ等に必要なセンサー類の数が
大幅に減少するほか、位置ぎめなどに要する時間が短縮
される、故障が少なく信頼性が高まる、といった効果も
付随する。
【0040】b) 重量による供給手段のたわみが少ない
という理由によっても、セグメントの位置ぎめ精度が向
上する。セグメントを載せる供給手段が、セグメントの
位置ぎめのための機器を具備しないため、それら機器の
分だけ軽量だからである。このため、供給手段をコンパ
クトに構成することが可能になり、小口径のシールド掘
進機に組み込むことも容易になる。
【0041】c) スペース上、位置調整手段の配置が容
易である。従来の装置(図6・図7を参照)とは違っ
て、かなり広いスペースを有する掘進機の内部に位置調
整手段を設けるからである。d) 先端部の傾斜面をセグメントに接触させるとともに
その先端部を後ろ向きに伸ばすという、極めて簡単な動
作によってセグメントの左右方向の位置ぎめを行うこと
ができる。また、装置が低コストで簡単に構成されると
いう利点も有している。
【0042】請求項2および請求項3に記載のセグメン
ト供給装置の場合は、 e) 固定的な支持具と球体つきの支持具とを備えている
ため、セグメントの位置および回転変位をとくにスムー
ズに正すことができ、かつ、セグメントの位置を安定さ
せることもできる。
【0043】請求項4に記載のセグメント供給装置の場
合は、さらに、 d) 複数のジャッキが先端部を一定長さだけ伸ばすとい
う極めて簡単な動作によって、前後方向位置とヨーイン
グ変位とについてセグメントの位置ぎめを完了させるこ
とができる。低コストで簡単に構成されるという利点も
ある。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施について一形態を示す図で、図1
(a)は、シールド掘進機1の後部とともにセグメントA
の供給装置8の全体を示す側面図、同(b)は、同(a)に
おけるb−b矢視によって供給装置8の機能を表す平面
図である。
【図2】図2(a)は、図1(a)におけるII−II矢視図で
あってエレクター5や供給装置8を示す全体的な後方視
図、また同(b)は、同(a)におけるb部詳細図である。
【図3】図3は、図1におけるIII部の詳細図であり、
供給手段10を示す。
【図4】図4は、図1(b)に代わって供給装置8の一部
を示す平面図である。
【図5】図5(a)・(b)のそれぞれは、図1(b)および
図4に代わって供給装置8の一部を示す平面図である。
【図6】従来のセグメント供給装置を示す側面図であ
る。
【図7】図6とは別の従来のセグメント供給装置を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 5 エレクター 5u 把持手段 8 セグメント供給装置 10 供給手段 13・14 支持具 20 位置調整手段 21・23 ジャッキ A セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−179898(JP,A) 実開 平6−34098(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機の後部に配置されたエレ
    クターにセグメントを一個ずつ供給する装置であって、 後方より搬送されるセグメントをエレクターに差し出す
    べくセグメントを載せてエレクターの下にまで運ぶセグ
    メント供給手段と、シールド掘進機内に取り付けられて
    いてエレクターの下方の定位置へ移動することにより、
    上記供給手段に載っておりエレクターの下にあるセグメ
    ントの位置と回転変位を正す位置調整手段とを含み、 位置調整手段が、セグメントの左右方向位置を正すべ
    く、シールド掘進機内から後ろ向きに伸びて先端の傾斜
    面によりセグメントを左右方向の定位置にまで押し動か
    すジャッキを、一台以上有している ことを特徴とするセ
    グメント供給装置。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機の後部に配置されたエレ
    クターにセグメントを一個ずつ供給する装置であって、 後方より搬送されるセグメントをエレクターに差し出す
    べくセグメントを載せてエレクターの下にまで運ぶセグ
    メント供給手段と、シールド掘進機内に取り付けられて
    いてエレクターの下方の定位置へ移動することにより、
    上記供給手段に載っておりエレクターの下にあるセグメ
    ントの位置と回転変位を正す位置調整手段とを含み、 セグメント供給手段が、セグメントを固定的に載せる支
    持具とセグメントを移動容易に載せる球体つきの支持具
    とを、互いの上下関係を交替させ得るように有している
    ことを特徴とする セグメント供給装置。
  3. 【請求項3】 セグメント供給手段が、セグメントを固
    定的に載せる支持具とセグメントを移動容易に載せる球
    体つきの支持具とを、互いの上下関係を交替させ得るよ
    うに有していることを特徴とする請求項1に記載のセグ
    メント供給装置。
  4. 【請求項4】 位置調整手段が、セグメントの前後方向
    位置とヨーイング変位とを正すべく、シールド掘進機内
    から後ろ向きに伸びて前後方向の定位置にま でセグメン
    トを押し動かす第一ジャッキを、左右に間隔をおいて複
    数有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のセグメント供給装置。
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