JP3100582U - 地下階用支持構造 - Google Patents

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尹 衍▲梁▼
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Abstract

【課題】鋼柱及び鋼梁を永久的に支持すると共に、鋼柱の間に発生する誤差を吸収する地下階用支持構造を提供する。
【解決手段】所定の間隔で垂直に複数の鋼柱10が設置され、それら各鋼柱10の底部がそれぞれ地下の地盤12或いは基礎杭上に固設される地下階用支持構造であって、前記各鋼柱10は地下階を永久的に支持するものであり、鋼柱10間の対向する位置に中空の鋼梁20がそれぞれ設置され、一方の鋼梁20の内部に形成される中空部22に接合部材30の一端が挿入されると共に、接合部材30の他端は他方の鋼梁20の中空部22に挿入され、接合部材30の外側と各鋼梁20との間を溶接により固定する。
【選択図】図2

Description

本考案は、特に逆打工法に適用され、垂直の鋼柱を地盤或いは基礎杭上に設けて支持柱とし、地下階を設けた後、二つの鋼柱間に調整可能な鋼梁を設置することにより、鋼柱及び鋼梁を永久的に支持すると共に、調節式の鋼梁を鋼柱の間に設置することにより、鋼柱の間に発生する誤差を吸収する地下階用支持構造に関するものである。
  建物の安定性を高めるためには、一般に先ず地面を掘削し、建物を基礎上に安定させると共に、掘り出した土の重量と建物の重量とを等しくすることにより、周囲土壌の圧力による建物への影響を低減する。
 また、地下工事である地盤の掘削には、通常順打工法或いは逆打工法が用いられ、その内、順打工法は工期が長く、工事においては先ず地盤に建物を直立状に支持するための複数の中間柱を打ち込み、掘削を行った後、仮設支持体を固定する。そして、所定の深度まで掘削したら、先ず基礎を完成させ、下から順に躯体を構築した後、中間柱及び仮設支持体を取り除く。しかし、この工法では、中間柱及び仮設支持体の設置が大掛かりとなるため、コストの増加や工期が長いなどの問題があった。
 一方、逆打工法は工期が前記順打工法より短く、工事においては地下躯体と地上躯体とを同時に建ち上げ、通常は先ず地下に建物を直立状に支持するための複数の鋼柱を打ち込み、掘削を行った後、従来の鉄筋を結束すると共に、コンクリートを打設する工程により、各鋼柱上及び鋼柱間に水平に支持するようにRC梁及び床版を設置する。
しかし、前記施工方式は、実際に行う時、次のような欠点を有する。
従来の鉄筋を結束すると共に、コンクリートを打設する工程は、必ず現場で行う必要があるため、地下における掘削工事が完了していない場合、工事が行いにくく、施工の品質に悪影響を与えてしまう恐れがある。更に、この施工方式では、地下を構築する際、コンクリートを打設し、その強度が所定の範囲に達した後、更に下の階を掘り進めるが、工程数が多く、作業のコントロールが難しいため、工期が遅れるなどの問題を有する。
また、前記の問題に鑑み、前記従来の鉄筋コンクリートを使用する逆打工法の代わりに、鉄骨構造を用いる逆打工法を採用する場合は、鋼柱を地面から直接に地下へ打ち込む方式であるが、この工法は、鋼柱の間隔を正確にとることが難しく、従来の鉄筋コンクリートのように現場の状況によって作業を変更することができないことから、掘削した後、一々計測を行ってから所定の長さの各鋼梁を設置する必要があるので、工期短縮やコストダウンを図ることは非常に難しい。
 本考案は、所定の間隔で垂直に複数の鋼柱(10)が設置され、それら各鋼柱(10)の底部がそれぞれ地下の地盤(12)或いは基礎杭上に固設される地下階用支持構造であって、
 前記各鋼柱(10)は地下階を永久的に支持するものであり、鋼柱(10)間の対向する位置に中空の鋼梁(20)がそれぞれ設置され、一方の鋼梁(20)の内部に形成される中空部(22)に接合部材(30)の一端が挿入されると共に、接合部材(30)の他端は他方の鋼梁(20)の中空部(22)に挿入され、接合部材(30)の外側と各鋼梁(20)との間を溶接により固定することを特徴とする地下階用支持構造、を提供する。
 本考案は、主に鉄骨構造を用いた逆打工法が採用され、所定の間隔で垂直に複数の鋼柱が設置され、それら各鋼柱の底部はそれぞれ地下の地盤或いは基礎杭上に固設される地下階用支持構造であり、地下を掘削した後、鋼柱間の対向する位置に中空の鋼梁がそれぞれ設置され、それらは接合部材と組み合わされ、更に鋼梁の一端は鋼柱の対応する位置に溶接により固定される構成を有する。故に、地下階を永久的に支持できると共に、鋼柱間の誤差を吸収することができるので、工期短縮やコストダウンを図ることができる。
 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。   
 図1は本考案に係る地下階用支持構造の斜視図であり、図2は本考案に係る地下階用支持構造の分解斜視図であり、図3は本考案に係る地下階用支持構造の側面断面図であり、図4は本考案に係る地下階用支持構造の施工中の状態を示した側面断面図であり、図5は図4の次の施工状態を示した側面断面図である。
 図1乃至図4に示すように、本考案の地下階用支持構造は逆打工法或いは順打工法による永久的構造体を仮設支持体の代わりに用いるものであり、所定の間隔で垂直に複数の鋼柱(10)が設置され、それら各鋼柱(10)の底部がそれぞれ地下の地盤(12)或いは基礎杭上に固設されることにより、地下階が永久的に支持される。
更に、前記鋼柱(10)間の対向する位置に調整可能な中空の鋼梁(20)がそれぞれ設置され、それらが接合部材(30)と組み合わされると共に、各鋼梁(20)の内部にそれぞれ方形の貫通孔(22)が形成され、各鋼梁(20)における、各鋼柱(10)の端部と対応する位置にそれぞれ複数の貫通孔(26)を有する凸耳片(24)が設けられ、そして、その貫通孔(26)からねじ(28)が挿入され、鋼柱(10)の内側に固定されることにより、鋼梁(20)が鋼柱(10)に固設される。
 また、前記鋼梁(20)の内部における貫通孔(22)に、その一部が鋼梁(20)の端から露出するように中空状の接合部材(30)の両端が挿入され、その露出部分である接合部材(30)の外側と各鋼梁(20)との間に溶接により鋼板(40)が固定される。
    上述したように、本考案の構成は図4及び図5に示すように、先ず鋼柱(10)をそれぞれ地盤(12)或いは基礎杭上に固設し、地下を掘削した後、鋼柱(10)間の対向する位置にそれぞれ調整可能な中空の鋼梁(20)を横方向支持として設置し、更に、調節式の鋼梁(20)の接合箇所の外側に鋼板(40)を溶接することから、地下階を永久的に支持できると共に、鋼柱(10)間に生ずる誤差を吸収できるので、工期短縮やコストダウンを図ることができる。
この考案は、地下階を永久的に支持できると共に、鋼柱間の誤差を吸収することができ、工期短縮やコストダウンを図ることができる地下階用支持構造に適している。
本考案に係る地下階用支持構造の斜視図である。 本考案に係る地下階用支持構造の分解斜視図である。 本考案に係る地下階用支持構造の側面断面図である。 本考案に係る地下階用支持構造の施工中の状態を示した側面断面図である。 図4の次の施工状態を示した側面断面図である。
符号の説明
10    鋼柱
12    地盤
20    鋼梁
22    中空部
24    凸耳片
26    貫通孔
28    ねじ
30    接合部材
40    鋼板

Claims (3)

  1. 所定の間隔で垂直に複数の鋼柱(10)が設置され、それら各鋼柱(10)の底部がそれぞれ地下の地盤(12)或いは基礎杭上に固設される地下階用支持構造であって、
      前記各鋼柱(10)は地下階を永久的に支持するものであり、鋼柱(10)間の対向する位置に中空の鋼梁(20)がそれぞれ設置され、一方の鋼梁(20)の内部に形成される中空部(22)に接合部材(30)の一端が挿入されると共に、接合部材(30)の他端は他方の鋼梁(20)の中空部(22)に挿入され、接合部材(30)の外側と各鋼梁(20)との間を溶接により固定することを特徴とする地下階用支持構造。
     
  2. 前記各鋼梁(20)における、各鋼柱(10)の端部と対応する位置にそれぞれ複数の貫通孔(26)を有する凸耳片(24)が設けられ、その貫通孔(26)からねじ(28)を挿入し、鋼柱(10)の内側に固定することにより、鋼梁(20)を鋼柱(10)に固設することを特徴とする請求項1に記載の地下階用支持構造。
  3. 前記各鋼梁(20)の内部における中空部(22)は方形であり、前記接合部材(30)は中空状であり、前記鋼梁(20)と接合部材(30)との接合箇所の外側に鋼板(40)が溶接されることにより固設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の地下階用支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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