JP3100482B2 - 連続時間フィルタのための同調回路および方法 - Google Patents

連続時間フィルタのための同調回路および方法

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J2200/00Indexing scheme relating to tuning resonant circuits and selecting resonant circuits
    • H03J2200/10Tuning of a resonator by means of digitally controlled capacitor bank

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般にはアナログフィ
ルタに関し、そしてより詳細には、連続時間(cont
inuous−time)アナログフィルタのための同
調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信のような、アナログ信号処理利
用例にとっての共通要件は、フィルタリングである。フ
ィルタは信号の周波数成分を変える。例えば、アナログ
信号は所望の信号成分と不要な信号成分の両者を含むこ
とができる。代表的には、この所望の成分と不要な成分
は、周波数スペクトルの別々の部分を占めている。フィ
ルタは、所望の周波数帯の外側の信号成分を除くことに
よって、この不要成分を取り除く。不要信号の周波数帯
が所望成分のそれより高い、あるいは低い場合には、そ
れぞれ低域フィルタあるいは高域フィルタを利用して、
不要成分を除去することができる。所望の成分が周波数
の特定範囲内にのみ発生する場合には、帯域フィルタが
その周波数の範囲の上方および下方の周波数を有する不
要成分を除去する。
【0003】ほぼ理想的特性を有する集積回路に形成さ
れた演算増幅器を利用できるようになったのでフィルタ
の設計は簡素化された。それぞれが自体の利点および欠
点のある、演算増幅器に基づいた種々のタイプのフィル
タを利用することができる。例えば、簡単な、連続時間
フィルタは、演算増幅器に抵抗器とコンデンサを付加し
て構成することができる。抵抗器とコンデンサの値は、
フィルタが所望の周波数応答を持つように選択される。
このフィルタタイプは、連続出力信号を発生するという
利点を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、集積回路上に
形成された抵抗器およびコンデンサは、非常に許容範囲
が広い。その上、集積回路の外部で正確な、個別的な抵
抗器およびコンデンサを使用することによって、回路板
設計のために余分の費用を必要とする。従って、多くの
利用例では、演算増幅器と、抵抗器およびコンデンサを
使用する個別部品フィルタは望ましくないとされてい
る。
【0005】その他のフィルタ設計も利用できるが、特
に、連続時間フィルタリングが必要とされる場合、それ
ぞれがそれ自体の問題を提起する。スイッチドキャパシ
タフィルタはデジタルスイッチングとクロッキング技術
を利用しており、そしてコンデンサの絶対値ではなく、
比率に基づいた周波数応答を発生する。従って、スイッ
チドキャパシタフィルタは、集積回路の構成要素の広い
許容範囲に対して感応しない。しかし、スイッチドキャ
パシタフィルタはそれ自体の問題を抱えている。連続時
間フィルタを与えるために、スイッチドキャパシタフィ
ルタの出力に平滑フィルタを追加する必要がある。スイ
ッチドキャパシタフィルタはまた、高クロック周波数に
対して、性能劣化が避けられない。
【0006】別のタイプのフィルタは演算相互コンダク
タンス増幅器コンデンサ(OTA−C)フィルタと称さ
れる。しかし、OTA−Cフィルタは、その伝達特性が
代表的に、指数(バイポーラトランジスタ)あるいは2
乗検波(MOSFET)増幅器に基づいているので、本
来的に非線形である。OTA−Cフィルタは同調可能で
あるが、そのダイナミックレンジは小さい。従って、構
成要素の許容誤差範囲が広くても、正確さを保つような
連続時間、線形フィルタが必要とされている。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】従って、演算
増幅器と、比較器と、逐次近似レジスタと、抵抗手段お
よび容量手段とを備えた連続時間フィルタのための同調
回路の1つの形式が提供されている。この演算増幅器
は、第1基準電圧を受信する正入力端子と、負入力端
子、および出力端子とを有している。比較器は、演算増
幅器の出力端子に結合した正入力端子と、第2の基準電
圧を受信する負入力端子と、出力電圧を与える出力端子
とを有している。逐次近似レジスタは、比較器の出力端
子に結合した入力端子を有し、そして出力信号の連続サ
ンプル値に対応する複数の選択信号を発生する。抵抗手
段は、基準電圧端子と演算増幅器の負入力端子との間に
結合されている。容量手段は、演算増幅器の出力端子と
演算増幅器の負入力端子との間に結合されている。抵抗
手段と容量手段のうちの1つは複数の選択信号に対応
し、かつそれらによって付勢される複数の構成要素を含
んでいる。
【0008】別の形では、少なくとも1つの抵抗器と、
その周波数応答特性を定める少なくとも1つのコンデン
サを有する連続時間フィルタを同調する方法が与えられ
ている。この方法は、対応する複数の2進重み付け信号
によって選択的に付勢(enable)される複数の重
み付け容量(コンデンサ)を与える段階と、2進重み付
けコンデンサの1つを付勢する段階であって、この付勢
コンデンサは以前に付勢されていない2進重み付けコン
デンサのうちの最大のものである段階と、所定の時間期
間、付勢2進重み付けコンデンサを通る基準電流を積分
して第1出力信号を発生する段階であってこの基準電流
は所定の抵抗値によって分割された第1基準電圧によっ
て決定されるものと、第2基準電圧を超える第1出力信
号に応答して第2出力信号を発生する段階と、第2出力
信号に応答して付勢2進重み付けコンデンサに対応する
2進重み付け信号をセットする段階と、前記複数の2進
重み付け信号の残りのものそれぞれに対して連続的に、
前記付勢し、積分し、第2出力信号を発生し、そしてセ
ットする段階を繰返す段階と、および2進重み付け信号
を連続時間フィルタにおける対応する複数のコンデンサ
に印加する段階、とを具備する。
【0009】これらのおよび他の特徴ならびに利点は、
添付の図面に関連する以下の詳細な説明から一層はっき
り理解されるであろう。
【0010】
【実施例】図1は、従来技術において、既知の通常の2
極(two−pole)フィルタ20を部分回路図で示
す。フィルタ20は抵抗器21と22、コンデンサ(容
量:capacitor)23と24、および演算増幅
器25を含む。抵抗器21には“VIN”と称する入力
信号を受信する第1端子と、第2端子がある。抵抗器2
2には抵抗器21の第2の端子に接続した第1端子と、
第2端子がある。コンデンサ23には抵抗器22の第2
端子に接続した第1端子と、“VAG”と称する電源電
圧端子に接続した第2端子がある。VAGは、より正
(more−positive)とより負(more−
negative)の電源電圧の間のほぼ中間である電
圧を有するアナログ接地電源電圧端子である。コンデン
サ24には抵抗器21の第2の端子に接続した第1端子
と、第2端子がある。演算増幅器25には抵抗器22の
第2端子に接続した正入力端子と、負入力端子と、演算
増幅器25の負入力端子およびコンデンサ24の第2端
子に接続し、かつそこで“VOUT”と称する信号を発
生する出力端子がある。
【0011】フィルタ20は、サレン・キー(Sall
en and Key)フィルタとして周知の通常の2
極フィルタである。フィルタ20の極周波数は抵抗器2
1と22およびコンデンサ23と24の値によって設定
される。DC信号成分(ゼロHzの周波数を持つ)に対
して、コンデンサ23と24はオープン回路と考えら
れ、そして演算増幅器25は単一利得増幅器として働
く。信号成分の周波数が増加する際に、コンデンサ23
と24は電流を分路(shunt)し始め、そして最終
的には非常に高い周波数成分が大きく減衰される。この
ように、フィルタ20は2極低域通過(lowpas
s)特性を持っている。
【0012】図2は、本発明による同調回路30を部回
路図で示す。同調回路には一般に、抵抗器31と、演算
増幅器32と、比較器33と、逐次近似レジスタ34
と、同調部分40とがある。同調部分40にはスイッチ
41〜45およびコンデンサ46〜49が含まれる。抵
抗器31には“VSS”と称する電源電圧端子に接続し
た第1端子、および第2端子がある。VSSは、ほぼ0
ボルトの値を持つ、より負の電源電圧端子である。演算
増幅器32は、“VREF”と称する基準電圧を受信
する正入力端子と、抵抗器31の第2の端子に接続した
負入力端子と、出力端子とを有する通常の演算増幅器で
ある。VREFはVSSより大きい基準電圧である。
比較器33は、演算増幅器32の出力端子に接続した正
入力端子と、“VREF”と称する基準電圧を受信す
る負入力端子と、“CMP”と称する信号を発生する出
力端子とを有する通常の比較器である。VREFはV
SSおよびVREFの両者より大きい基準電圧であ
る。逐次近似レジスタ34は、比較器33の出力端子に
結合してそこで信号CMPを受信するデータ入力端子
と、“CLOCK”と称するクロック信号を受信するク
ロック入力端子と、“*RESET”と称する信号を受
信するリセット入力端子と、“PWD”と称する信号を
受信するパワーダウン表示入力端子と、そして“B
3”、“B2”、“B1”、“B0”と称する2進重み
付け信号を発生する4つの出力端子とを持っている。こ
こで、“*”は信号の反転を示し、いわゆるオーババー
に対応するものとする。また、演算増幅器32と比較器
33に同じ回路記号が使用されていることに注目された
い。それは、比較器33は開ループ構成に接続された演
算増幅器に類似しており、その正入力端子と負入力端子
間の正の差が正の電源電圧にクランプされた出力電圧を
与え、そして正入力電圧と負入力電圧間の負の差が負の
電源にクランプされるからである。演算増幅器32と比
較器33の間には、ミラー補償のような実際上の差があ
ることは、当業者には明らかであろう。
【0013】同調部分40は演算増幅器32の出力端子
と負入力端子間に接続されている。スイッチ41には第
1端子と、演算増幅器32の出力端子に接続した第2端
子があり、そしてスイッチ41は“*CLOCK”と称
する信号に応答して作動し、あるいは閉じる。スイッチ
42には第1端子と、演算増幅器32の出力端子に接続
した第2端子があり、そしてそれは“B3”と称する信
号に応答して作動し、あるいは閉じる。スイッチ43に
は第1端子と、演算増幅器32の出力端子に接続した第
2端子があり、そしてそれは“B2”と称する信号に応
答して作動し、あるいは閉じる。スイッチ44には第1
端子と、演算増幅器32の出力端子に接続した第2端子
があり、かつ“B1”と称する信号に応じて作動し、あ
るいは閉じる。スイッチ45には第1端子と、演算増幅
器32の出力端子に接続した第2端子があり、そしてそ
れは“B0”と称する信号に応答して作動し、あるいは
閉じる。コンデンサ46は抵抗器31の負入力端子に接
続した第1端子と、スイッチ42の第1端子に接続した
第2端子を持つ。コンデンサ47は抵抗器31の負入力
端子に接続した第1端子と、スイッチ43の第1端子に
接続した第2端子を持つ。コンデンサ48は抵抗器31
の負入力端子に接続した第1端子と、スイッチ44の第
1端子に接続した第2端子を持つ。コンデンサ49は抵
抗器31の負入力端子に接続した第1端子と、スイッチ
45の第1端子に接続した第2端子を持つ。
【0014】信号*RESETは先ず論理低でアクティ
ベイトされている。信号*RESETがインアクティベ
イトされると、同調サイクルが開始する。信号B3は最
初は論理高にセットされて信号B2、B1およびB0は
それぞれ論理低にセットされる。従ってスイッチ42は
閉じ、そしてスイッチ43〜45は開く。同調サイクル
は“N”クロックサイクルの間続き、この場合Nはコン
デンサ素子の数および対応する2進重み付け信号に関連
する。例示された実施態様では、N=4である。信号C
LOCKが論理低(*CLOCKは論理高)にある場
合、スイッチ41は閉じ、演算増幅器32の出力端子を
その負入力端子へとショートさせる。負入力端子の電圧
VREFになるようにセットされる。比較器33の正
入力端子は、信号VREFより小さいVREFにあ
るので、比較器34は論理低である信号CMPを発生す
る。
【0015】信号CLOCKが論理高に切替わると、ス
イッチ41は開き、そしてスイッチ42のみが閉じる。
従って、信号CLOCKが論理高である期間中、積分が
行なわれる。コンデンサ46の第1端子から流れる、I
と称する電流は、(VREF/R31)であり、この
場合R31は抵抗器31の抵抗を示す。CLOCKが論
理高である半サイクルの間、演算増幅器32の出力端子
における電圧はVREFを超過し、次いで比較器33
の出力、信号CMPは能動化する(アクティブにな
る)。これは次のように表わされる。 Δt=CΔV/I =C(VREF−VREF)/(VREF/R31) =R31C(VREF−VREF)/VREF 但し、Δtは比較器33を切換えるのに要する時間であ
り、そしてCは演算増幅器32の出力端子とその入力端
子間の容量の値である。従って、Δtが信号CLOCK
の半サイクルより小さい場合には、信号CMPが能動化
する。
【0016】信号*RESETが不動作になった後の信
号CLOCKの第1の周期の間、信号CMPが能動化さ
れない場合には、コンデンサ46の値が大きすぎて、逐
次近似レジスタ34は信号B3を不動作に保つ。一方、
CLOCKの半サイクルの間、演算増幅器32の出力に
おける電圧がVREFを超過する場合には、CMPが
能動化し、逐次近似レジスタ34は信号B3を能動化し
たままであり、コンデンサ46は充分大きくないことを
示す。引続くサイクルにおいて、同様に、他の2進重み
付け信号B2〜B0の値が決定される。
【0017】コンデンサ46〜49は2進重み付けコン
デンサである。コンデンサ49の容量が“C49”と称
される場合、コンデンサ48の容量は(2)(C49
であり、コンデンサ47の容量は(4)(C49)であ
り、そして、コンデンサ46の容量は(8)(C49
である。(8)(C49)の初期容量値は積分器で利用
される。この値が大きすぎる場合には、逐次近似レジス
タ34からの対応する2進重み付け信号、信号B3、が
不動作になり、そしてスイッチ46が開く。次いで第2
の、引続く積分サイクルは、(4)(C49)の値を持
っているコンデンサ47が含まれるべきかどうか決定す
る。コンデンサ47は、コンデンサ46がすでに能動化
されていればそれと共に、積分に含まれる。この積分の
結果によって信号B2がセットされるかどうかを決定す
る。4つのCLOCKサイクルの終わりに、信号B3〜
B0のコードが展開され、それが電流(I=VREF
/R31)を最も近接して積分するコンデンサ組合せに
対応し、従って演算増幅器32の出力が半CLOCKサ
イクルの終わりにVREFに最も近接するまで、積分
プロセスが繰返される。他の実施態様では、対数あるい
は線形重み付けのような他のタイプの構成要素重み付け
を利用することもできる。
【0018】フィルタの極周波数の位置は、RC積とし
て周知の、抵抗および容量の積に依存する。極周波数を
特定値にセットするためには、RC積に対する所定値を
保持することが必要である。しかし、集積回路処理にお
いて、抵抗器とコンデンサの値は広い範囲内で変わる可
能性がある。同調回路30は演算増幅器32の出力端子
と負入力端子間の容量を調節し、これは実際の容量(対
応する2進重み付け信号B3〜B0によって能動化され
たコンデンサ46〜49の組合せによって表わされる)
×実際の抵抗(R31)が、同調部分40における最小
値のコンデンサの分解能まで、所望のRC積に等しくな
るまで行なわれる。次いで、同調部分40に加えられる
2進重みは、フィルタ回路のコンデンサアレイに与えら
れて、所望の極周波数を位置ぎめできる。Δtは同調す
ることによって調整されるので、R31Cに対する所望
の値が得られる。基準電圧VREFとVREFは高
精度帯域ギャップ電圧基準回路によって与えられた所定
の基準電圧である。従って、部品の値に広い変動があっ
ても、RC積の所望の値が得られる。この良好な実施例
においては、抵抗器とコンデンサの値は、コンデンサ4
7と抵抗器31の積の公称値、(4)(C49)(R
31)がRC積の所望値に等しくなるように、設定され
る。従って、同調回路30は、RC積を、(1)(C
49)(R31)と(8+4+2+1)(C49)(R
31)の間に、(1)(C49)(R31)の分解能で
調整することができる。
【0019】所望のRC積を与えるように選択的に付勢
された、コンデンサではなく、抵抗器の並列組合わせも
また利用できることに注目すべきである。例示された実
施態様においては、同調部分40におけるコンデンサ
は、対応する抵抗器より小さい集積回路面積を必要とす
るのみであるので、容量性同調部分40の方が好まし
い。また、スイッチ41〜45は、周知のスイッチング
素子を利用して、種々に実現することができる。例え
ば、それらのゲートで2進重み付け係数の1つまたは信
号*CLOCKを受信するMOSトランジスタをスイッ
チ41〜45として使用できる。
【0020】図3は図2の逐次近似レジスタ34を部分
回路図で示す。逐次近似レジスタ34は一般に、ビット
部分50a,50b,50c,50dおよび論理部分6
0を含んでいる。ビット部分50a,50b,50c,
50dは、以下で示されるような1つの例外の他は同一
の回路である。従って、参照番号は総称的に割当てら
れ、そして各々の回路機構および動作は、ビット部分5
0aに関して述べることにする。ビッ部分50aはNO
Rゲート51aと、NANDゲート52aと、インバー
タ53aと、D−フリップフロップ54aと、NORゲ
ート55aおよびインバータ56aとを含んでいる。論
理部分60はNANDゲート61と、インバータ62,
63と、2ビットカウンタ64と、NANDゲート6
5、およびインバータ66,67とを含んでいる。
【0021】ビット部分50aにおいて、NORゲート
51aは信号NXを受信する第1入力端子と、信号NY
を受信する第2の入力端子と、出力端子を持っている。
NANDゲート52aは、NORゲート51aの出力端
子に接続した第1入力端子と、信号*CLOCKを受信
する第2入力端子と、出力端子を持つ。インバータ53
aは、NANDゲート52aの出力端子に接続した入力
端子と、出力端子を持つ。フリップフロップ54aは、
“CLK”と“*CLK”と称し、かつそれぞれインバ
ータ53aとNANDゲート52aの出力端子に接続し
た真および補のクロック入力端子と、信号CMPを受信
するD入力と、信号*RESETを受信する*CLEA
R入力と、“Q”と称する出力端子とを持つ。NORゲ
ート55aはNORケート51aの出力端子に接続した
第1入力端子と、フリップフロップ54aのQ出力に接
続した第2入力端子と、出力端子とを持つ。インバータ
56aは、NORゲート55aの出力端子に接続した入
力端子と、信号B3を発生する出力端子を持っている。
【0022】ビット部分50bはビット部分50aと同
じである。しかしNORゲート51bは信号*NXとN
Yを受信し、そしてNORゲート55bは信号B2を発
生する。ビット部分50cはビット部分50aと同じで
ある。しかしNORゲート51cは信号NXと*NYを
受信し、そしてNORゲート55cは信号B1を発生す
る。ビット部分50dは1つの例外はあるがビット部分
50aと同じである。すなわち、NANDゲート51d
は、信号*NX,*NYおよびPWDを含む3つの入力
を持っている。NORゲート55cは信号B0を発生す
る。
【0023】論理部分60において、NANDゲート6
1は第1入力端子と、信号CLOCKを受信する第2入
力端子と、出力端子を持つ。インバータ62は、信号C
LOCKを受信する入力端子と、*CLOCKと称する
信号を発生する出力端子とを持つ。インバータ63は、
NANDゲート61の出力端子に接続した入力端子と、
出力端子を持つ。カウンタ64は、“CLK”および
“*CLK”と称する真および補のクロック入力端子
と、“*CLEAR”と称するクリア入力端子と、それ
ぞれ“NX”および“NY”と称する信号をそこに発生
する“Q1”および“Q2”と称する2つの出力端子を
持つ。NANDゲート65は、信号NXを受信する第1
入力端子と、信号NYを受信する第2入力端子と、NA
NDゲート61の第1入力端子に接続した出力端子を持
つ。インバータ66は、信号NXを受信する入力端子
と、“*NX”と称する信号を発生する出力端子を持
つ。インバータ67は、信号NYを受信する入力端子
と、“*NY”と称する信号を発生する出力端子を持
つ。
【0024】信号*RESETが能動化する場合、カウ
ンタ64およびフリップフロップ54a,54b,54
c,54dはクリアされ、そしてそれぞれのQ出力を論
理低にセットする。信号NXおよびNYはゼロにセット
される。NORゲート51b,51cおよび51dので
はなくて、NORゲート51aの出力は論理高にセット
される。NORゲート55aの入力における論理高のた
めにその出力は論理低にされて、信号B3を論理高にセ
ットする。しかし、信号B2,B1およびB0は論理低
のままである。リセットに続く第1CLOCK期間中、
B3の出力は信号CMPの論理状態によってセットされ
る。CMPが論理高にあって、信号B3に対応するコン
デンサの値が低すぎることを表す場合には、フリップフ
ロップ54aの出力Qは論理高にセットされて、NOR
ゲート55aの出力を論理低に保持し、そしてB3を論
理高で能動のままにさせて置く。B3は次のリセットま
で論理高のままである。
【0025】第2のCLOCK期間中、信号*NXおよ
びNYは論理低であって、NORゲート51bの出力を
論理高で能動化し、そして信号B2を論理高で能動化さ
せる。第2のCLOCK期間中、CMPの値はフリップ
フロップ54bにラッチされる。同様に、CMPの値
は、引続くCLOCK期間または周期において、フリッ
プフロップ54cおよび54dにラッチされ、そして4
つのCLOCK期間の終わりには、同調サイクルが完了
する。
【0026】例示された実施態様において、4つの2進
重み付け信号および対応する2進重み付け値を持つコン
デンサを利用して容量値を同調し、所望のRC積を与え
ている。当業者には代わりの2つの実施態様が明らかで
あろう。第1は、より多くの信号および対応するコンデ
ンサを利用すれば、より広い範囲の部品の値の変動をカ
バーする、あるいはより高い精度を提供できるというこ
とである。第2は、前述のように、対数あるいは線形の
ような、2進数列以外のパターンの容量重みを利用でき
ることである。
【0027】図4は、本発明による図2の同調回路30
と共に利用される連続時間フィルタ70を部分回路図で
示す。フィルタ70は一般に、抵抗器71,72と、演
算増幅器73と、第1同調コンデンサ部分80と、第2
同調コンデンサ部分90を含んでいる。同調コンデンサ
部分80はコンデンサ81〜84、およびスイッチ85
〜88を含む。同調コンデンサ部分90はコンデンサ9
1〜94、およびスイッチ95〜98を含む。
【0028】抵抗器71はVINを受信する第1端子
と、第2端子を持つ。抵抗器72は抵抗器71の第2端
子に接続した第1端子と、第2端子を持つ。演算増幅器
73は、抵抗器72の第2端子に接続した正入力端子
と、負入力端子と、信号VOUTを発生し、かつ演算増
幅器73の負入力端子に接続した出力端子を持つ。同調
コンデンサ部分80は、演算増幅器73の出力端子と抵
抗器71の第2端子の間に接続される。同調コンデンサ
部分80において、コンデンサ81〜84の各々は抵抗
器71の第2端子に接続した第1端子と、第2端子を持
つ。スイッチ85は、コンデンサ81の第2端子に接続
した第1端子と、演算増幅器73の出力端子に接続した
第2端子を持ち、そして信号B3によって作動され、あ
るいは閉じられる。スイッチ86は、コンデンサ82の
第2端子に接続した第1端子と、演算増幅器73の出力
端子に接続した第2端子を持ち、そして信号B2によっ
て作動され、あるいは閉じられる。スイッチ87は、コ
ンデンサ83の第2端子に接続した第1端子と、演算増
幅器73の出力端子に接続した第2端子を持ち、そして
信号B1によって作動され、あるいは閉じられる。スイ
ッチ88はコンデンサ84の第2端子に接続した第1端
子と、演算増幅器73の出力端子に接続した第2端子を
持ち、そして信号B0によって作動され、あるいは閉じ
られる。
【0029】同調コンデンサ部分90は演算増幅器73
の正入力端子とVAGの間に接続されている。同調コン
デンサ部分90において、コンデンサ91〜94の各々
は、演算増幅器73の正入力に接続した第1端子と、第
2端子を持つ。スイッチ95は、コンデンサ91の第2
端子に接続した第1端子と、VAGに接続した第2端子
を持ち、そして信号B0に応答して作動され、あるいは
閉じられる。スイッチ96は、コンデンサ92の第2端
子に接続した第1端子と、VAGに接続した第2端子を
持ち、そして信号B1に応答して作動され、あるいは閉
じられる。スイッチ97は、コンデンサ93の第2端子
に接続した第1端子と、VAGに接続した第2端子を持
ち、そして信号B2に応答して作動され、あるいは閉じ
られる。スイッチ98は、コンデンサ94の第2端子に
接続した第1端子と、VAGに接続した第2端子を持
ち、そして信号B3に応答して作動され、あるいは閉じ
られる。
【0030】フィルタ70が図1のフィルタ20に順に
類似していることは容易に分かるはずである。唯一の相
違はコンデンサ部分80が図1のコンデンサ24に代わ
っており、そしてコンデンサ部分90が図1のコンデン
サ23に代わっていることである。部分80と90にお
けるコンデンサのサイズは、図2の同調回路30におけ
るコンデンサのサイズに対応する。従って、信号B3に
よってスイッチされたコンデンサ81と94の値は、そ
れぞれ、図2におけるコンデンサ46の値に等しく、信
号B2によってスイッチされたコンデンサ82と93の
値はそれぞれ、図2のコンデンサ47の値に等しく、そ
して他も同様である。さらに、抵抗器71の値は図2の
抵抗器31の値に等しい。図2の回路30によって同調
された2進重み付け係数は、図4の対応するスイッチに
与えられて、その極周波数が精密に制御される能動2極
フィルタを提供する。フィルタ70と関連して利用され
る同調回路30は、集積回路において同じタイプ、方向
および近接度のものであれば、集積回路抵抗器とコンデ
ンサの値は、許容誤差範囲は広いながらも、非常に正確
に整合する、という特性を利用している。集積回路構成
要素の変動という固有の問題は効果的に克服されて、改
良された連続時間フィルタを提供している。
【0031】本発明の1局面または態様は、同調回路が
なお、クロック信号に応答して、演算増幅器(32)の
出力端子を演算増幅器(32)の負入力端子に結合する
手段(41)を備えていることである。
【0032】本発明の別の局面は、複数の構成要素の各
々が対応する2進重みを持っていることである。
【0033】本発明のまた別の局面は、複数の構成要素
が複数のコンデンサ(46,47,48,49)を備え
ていることである。
【0034】本発明のなお別の局面は、第2基準電圧が
第1基準電圧を超えていることである。
【0035】本発明のなお別の局面は、基準電圧端子が
アナロググランド電源電圧端子から成ることである。
【0036】本発明のさらに別の局面は、出力端子を結
合する手段(41)が、演算増幅器(32)の出力に結
合した第1端子と、演算増幅器(32)の負入力端子に
結合した第2端子を持つスイッチ(41)から成り、第
2スイッチはクロック信号によって作動されることであ
る。
【0037】本発明のさらに別の局面は、複数のコンデ
ンサ(46,47,48,49)の選択されたものを結
合する手段(42,43,44,45)は、各々が演算
増幅器(32)の出力端子に結合した第1端子と、第2
端子を持ち、そして2進重み付け出力信号の対応する1
つによって作動される第1の複数のスイッチを備えるこ
とである。複数のコンデンサ(46,47,48,4
9)はそれぞれ、第1の複数のスイッチの内の対応する
スイッチの第2端子に結合した第1端子と、演算増幅器
(32)の負入力端子に結合した第2端子を持ってい
る。
【0038】本発明の別の局面は、出力端子を結合する
手段(41)が、演算増幅器(32)の出力端子に結合
した第1端子と、前記演算増幅器の負入力端子に結合し
た第2端子を持つ第2スイッチ(41)を備え、第2ス
イッチはクロック信号によって作動されることである。
【0039】本発明のなお別の局面は、連続時間フィル
タ(70)がなお、入力信号を受信する第1端子と、入
力ノードに結合した第2端子を持つ第3抵抗器(71)
を備えていることである。
【0040】良好な実施態様に関係して本発明を説明し
てきたが、当業者には、本発明が種々の方法で変更され
得ること、そして上で特に例示し、説明した以外の多く
の実施態様をとり得ることは明らかであろう。例えば、
同調回路30は種々のフィルタタイプおよび異なる次数
のフィルタと共に利用することができて、RC時定数に
基づいた受動フィルタおよび能動フィルタと共に動作す
ることができる。各種の逐次近似レジスタ34を利用す
ることもできる。さらに、異なるタイプのスイッチを利
用することもできる。従って、添付のクレームによっ
て、発明の真の精神と範囲内にある発明のすべての変更
例をカバーしようとするものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、構成要
素の許容誤差範囲が広くても、高精度を有する連続時
間、線形フィルタが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術において既知の通常の2極フィルタを
示す部分的回路図である。
【図2】本発明による同調回路を示す部分的回路図であ
る。
【図3】図1の回路に使用されている逐次近似レジスタ
を示す部分的回路図である。
【図4】本発明による図1の同調回路と共に利用される
連続時間フィルタを示す部分的回路図である。
【符号の説明】
30 同調回路 31 抵抗 32 演算増幅器 33 比較器 34 逐次近似レジスタ 40 同調部 41,…,45 スイッチ 46,…,49 容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 11/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続時間フィルタ(70)のための同調
    回路(30)であって、 第1基準電圧を受信する正入力端子と、負入力端子と、
    出力端子を持つ演算増幅器(32)と、 前記演算増幅器(32)の前記出力端子に結合した正入
    力端子と、第2基準電圧を受信する負入力端子と、出力
    電圧を発生する出力端子を持つ比較器(33)と、 前記比較器(33)の前記出力端子に結合した入力端子
    を持ち、前記出力信号の引続くサンプル値に対応する複
    数の選択信号を発生する逐次近似レジスタ(34)と、 基準電圧端子と前記演算増幅器(32)の前記負入力端
    子の間に結合された抵抗手段(31)と、 前記演算増幅器(32)の前記出力端子と前記演算増幅
    器(32)の前記負入力端子の間に結合された容量手段
    (40)と、 前記複数の選択信号に対応し、かつそれらによって付勢
    される複数の構成要素を含む、前記抵抗手段(31)と
    前記容量手段(40)の1つ、 を備えていることを特徴とする連続時間フィルタのため
    の同調回路。
  2. 【請求項2】 連続時間フィルタ(70)のための同調
    回路(30)であって、 第1基準電圧を受信する正入力端子と、抵抗器(31)
    を通して電源電圧端子に結合した負入力端子と、出力端
    子を持つ演算増幅器(32)と、 前記演算増幅器(32)の前記出力端子に結合した正入
    力端子と、第2基準電圧を受信する負入力端子と、出力
    電圧を発生する出力端子とを持った比較器(33)と、 前記比較器(33)の前記出力端子に結合した入力端子
    を持ち、前記出力信号の引続くサンプル値に応答して複
    数の2進重み付け出力信号を発生する逐次近似レジスタ
    (34)と、 前記2進重み付け出力信号のアクティベイトされたもの
    に応答して前記2進重み付け出力信号に対応する2進重
    みを持つ複数のコンデンサ(46,47,48,49)
    のうちの選択されたものを結合する手段(42,43,
    44,45)であって、これらのコンデンサ(46,4
    7,48,49)は前記演算増幅器(32)の前記出力
    端子と前記演算増幅器(32)の前記負入力端子の間に
    結合されているものと、そしてクロック信号に応答し
    て、前記演算増幅器(32)の前記出力端子を前記演算
    増幅器(32)の前記負入力端子に結合する手段(4
    1)と、 を備えていることを特徴とする連続時間フィルタのため
    の同調回路。
  3. 【請求項3】 連続時間フィルタ(70)であって、 正と負の入力端子と、第1演算増幅器の前記負入力端子
    に結合されかつそこでろ波した出力信号を発生する出力
    端子とを持つ第1演算増幅器(73)と、 入力ノードに結合した第1端子と、前記第1演算増幅器
    (73)の前記正入力端子に結合した第2端子を持つ抵
    抗器(72)と、 複数の2進重み付け出力信号に応答して、前記入力ノー
    ドと前記第1演算増幅器(73)の前記出力端子の間に
    第1の複数の2進重み付けコンデンサを選択的に結合す
    る第1フィードバック手段(80)と、 前記複数の2進重み付け信号に応答して、前記第1演算
    増幅器(73)の前記正入力端子と電源電圧端子の間に
    第2の複数の2進重み付けコンデンサを選択的に結合す
    る第2フィードバック手段(90)と、そして前記2進
    重みを与えるための同調手段(20)であって、 前記電源電圧端子に結合した第1端子と、第2端子を持
    つ第2抵抗器(31)、 第1基準電圧を受信する正入力端子と、前記第2抵抗器
    (31)の前記第2端子に結合した負入力端子と、出力
    端子を持つ第2演算増幅器(32)、 前記第2演算増幅器(32)の前記出力端子に結合した
    正入力端子と、第2基準電圧を受信する負入力端子と、
    出力端子とを持つ比較器(33)、 前記比較器の前記出力端子に結合した入力端子を持ち、
    前記出力信号の引続くサンプル値に応答して前記複数の
    2進重み付け出力信号を発生する逐次近似レジスタ(3
    4)、 前記第2演算増幅器(32)の前記出力端子と前記第2
    演算増幅器(32)の前記負入力端子の間で、前記2進
    重み付け出力信号のアクティベイトされたものに応答し
    て、前記2進重み付け出力信号に対応する2進重みを持
    つ複数のコンデンサ(46,47,48,49)の内の
    選択されたものを結合する手段(42,43,44,4
    5)、およびクロック信号に応答して、前記第2演算増
    幅器(32)の前記出力端子を前記第2演算増幅器(3
    2)の前記負入力端子に結合する手段(41)、 を備えた同調手段(20)と、 を備えていることを特徴とする前記連続時間フィルタ
    (70)。
  4. 【請求項4】 その周波数応答特性を定める少なくとも
    1つの抵抗器(72)と少なくとも1つのコンデンサ
    (80)とを持つ連続時間フィルタ(70)を同調する
    方法であって、 対応する複数の2進重み付け信号によって選択的に付勢
    される複数の2進重み付けコンデンサ(46,47,4
    8,49)を提供する段階と、 以前に付勢されていない前記2進重み付けコンデンサの
    うちの最大のものである、前記2進重み付けコンデンサ
    (46,47,48,49)の1つを付勢する段階と、 所定時間期間の間、前記付勢された2進重み付けコンデ
    ンサを通る基準電流を積分して、第1出力信号を発生す
    る段階であって、前記基準電流は所定抵抗値によって分
    割された第1基準電圧によって決定されるものと、 第2基準電圧を超え前記第1出力信号に応答して、第2
    出力信号を発生する段階と、 前記第2出力信号に応答して、前記付勢された2進重み
    付けコンデンサに対応する2進重み付け信号をセットす
    る段階と、 前記の付勢し、積分し、第2出力信号を発生し、そして
    セットする段階を、前記複数の2進重み付け信号の各残
    りのものに対して引続き繰返す段階と、そして前記2進
    重み付け信号を連続時間フィルタ(70)における対応
    する複数のコンデンサ(81,82,83,84)に印
    加する段階と、 を具備することを特徴とする連続時間フィルタを同調す
    る方法。
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