JP2000082937A - 時分割アナログフィルタ制御方法および磁気ディスクシステム - Google Patents

時分割アナログフィルタ制御方法および磁気ディスクシステム

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JP2000082937A JP10252187A JP25218798A JP2000082937A JP 2000082937 A JP2000082937 A JP 2000082937A JP 10252187 A JP10252187 A JP 10252187A JP 25218798 A JP25218798 A JP 25218798A JP 2000082937 A JP2000082937 A JP 2000082937A
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filter
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Hiroshi Kimura
博 木村
Takuji Nishitani
卓史 西谷
Takatoshi Kato
崇利 加藤
Takashi Nara
孝 奈良
Seiichi Mita
誠一 三田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/0422Frequency selective two-port networks using transconductance amplifiers, e.g. gmC filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、トランスコンダクタンスアンプをCMOSで
構成した場合、制御電流とトランスコンダクタンスの関
係は非線型となる。そのためトランスコンダクタンスの
比精度がとれず、フィルタ特性が劣化してしまうという
問題点がある。 【解決手段】トランスコンダクタンス制御回路19はア
ナログフィルタ10を構成するトランスコンダクタンス
アンプと同じ特性を持つレプリカトランスコンダクタン
スアンプ21、抵抗22、基準電圧源20、25〜2
8、セレクタ44、差動アンプ24、電圧電流変換回路
29から構成する。セレクタ44のスイッチ42は、基
準電圧源25〜28に接続可能で、クロック41を用い
て一定周期ごとに基準電圧源25〜28に接続させる。
セレクタ40のスイッチ43は、容量35〜38に接続
可能で、クロック41を用いて一定周期ごとに容量35
〜38に接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログフィルタ
の制御方法に関し、特にアナログフィルタのフィルタ特
性の制御方法、および磁気デイスクシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図2を用いて説明
する。図2はアナログフィルタブロックを示したもの
で、アナログフィルタ10、トランスコンダクタンス制
御回路19、ディジタルアナログ変換器205〜20
8、レジスタ12から構成される。
【0003】また、アナログフィルタ10はトランスコ
ンダクタンスアンプ50〜53、容量54、56からな
る。
【0004】トランスコンダクタンスアンプ19はレプ
リカトランスコンダクタンスアンプ21、抵抗22、基
準電圧源20、23、差動アンプ24、電圧電流変換回
路29から構成される。
【0005】従来のフィルタ制御方式では、トランスコ
ンダクタンス制御回路19で生成した基準電圧を電圧電
流変換回路30〜33で電流に変換し、この電流に対し
てレジスタ12で設定された値に応じてディジタルアナ
ログ変換回路205〜208を用いて、アナログフィル
タ10を構成するトランスコンダクタンスアンプ50〜
53のトランスコンダクタンスを制御してきた。
【0006】このようアナログフィルタ制御方法は、米
国特許第5,572,163で述べられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、アナログフィルタ10を構成するトランスコンダク
タンスアンプはBiCMOSプロセスで作られていた。図3に
トランスコンダクタンスと制御電流の関係のグラフを示
す。BiCMOSプロセスでトランスコンダクタンスアンプを
構成した場合のグラフを60、CMOSプロセスで構成した
場合を61に示す。BiCMOSでトランスコンダクタンスア
ンプを構成した場合、制御電流とトランスコンダクタン
スの関係は線形であった。
【0008】トランスコンダクタンスアンプをCMOSで構
成した場合、図3のグラフ61のように制御電流とトラ
ンスコンダクタンスの関係は非線型となる。そのため図
2のディジタルアナログ変換回路205〜208でフィ
ルタ特性が一定になるようにトランスコンダクタンスの
比を合わせ込む必要があり、各トランスコンダクタンス
の比精度がとるのが難しく、フィルタ特性が劣化してし
まうという問題点がある。
【0009】また、図2の構成の場合、アナログフィル
タ10を構成するトランスコンダクタンスアンプのトラ
ンスコンダクタンス値の種類に応じてディジタルアナロ
グ変換回路を用意する必要があり、回路規模、消費電流
が大きくなるという問題点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明によるアナログフィルタ制御方法
を図1に示す。
【0011】図1に示す本発明に示すアナログフィルタ
制御方法は、アナログフィルタ10、トランスコンダク
タンス制御回路19、セレクタ40、容量35〜38、
電圧電流変換回路30〜33、クロック41から構成す
る。
【0012】アナログフィルタ10はトランスコンダク
タンスアンプ50〜53、容量54、56から構成す
る。
【0013】トランスコンダクタンス制御回路19は、
アナログフィルタ10を構成するトランスコンダクタン
スアンプと同じ特性を持つレプリカトランスコンダクタ
ンスアンプ21、抵抗22、基準電圧源20、25〜2
8、セレクタ44、差動アンプ24、電圧電流変換回路
29から構成する。
【0014】セレクタ44のスイッチ42は、基準電圧
源25〜28に接続可能で、クロック41を用いて一定
周期ごとに基準電圧源25〜28に接続させる。
【0015】セレクタ40のスイッチ43は、容量35
〜38に接続可能で、クロック41を用いて一定周期ご
とに容量35〜38に接続させる。
【0016】このような構成にすることで、トランスコ
ンダクタンス制御回路は一定周期ごとに基準電圧25〜
28に応じてトランスコンダクタンス制御信号を出力で
き、また、これらのトランスコンダクタンス制御信号は
それぞれ容量35〜38に保持することができる。
【0017】これにより各トランスコンダクタンスアン
プのトランスコンダクタンスを高精度に制御することが
出来る。
【0018】また、本発明の構成をとることでディジタ
ルアナログ変換回路を削減することができ、回路規模、
消費電力を削減することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明のアナログフィ
ルタ制御方法は、アナログフィルタ10、トランスコン
ダクタンス制御回路19、セレクタ40、容量35〜3
8、電圧電流変換回路30〜33、クロック41から構
成する。
【0020】トランスコンダクタンス制御回路19はア
ナログフィルタ10を構成するトランスコンダクタンス
アンプと同じ特性を持つレプリカトランスコンダクタン
スアンプ21、抵抗22、基準電圧源20、25〜2
8、セレクタ44、差動アンプ24、電圧電流変換回路
29から構成する。
【0021】セレクタ44のスイッチ42は、基準電圧
源25〜28に接続可能で、クロック41を用いて一定
周期ごとに基準電圧源25〜28に接続させる。
【0022】セレクタ40のスイッチ43は、容量35
〜38に接続可能で、クロック41を用いて一定周期ご
とに容量35〜38に接続させる。
【0023】基準電圧源20、25〜28はバンドギャ
ップ電圧回路で実現することができる。レプリカトラン
スコンダクタンスアンプ21はアナログフィルタ10を
構成するトランスコンダクタンスアンプと同一チップ上
に同じ回路構成、レイアウトで実現することで、温度、
電源電圧、回路ばらつき等に対して同じ特性を持たせる
ことができる。抵抗22は外付け抵抗で、温度変動に影
響しない抵抗である。
【0024】基準電圧源20の電圧値をVref、レプリカ
トランスコンダクタンスアンプのトランスコンダクタン
スをgm、外部抵抗22の抵抗値をRrefとする。この場
合、抵抗22にかかる電圧値VR1は以下の式のようにな
る。
【0025】VR1=Vref×gm×Rref …(1) また、スイッチ42により選択された電圧源の電圧値を
VR2とすると、差動アンプ24は入力差電圧(VR2-VR1)を
ゲイン倍した電圧を出力する。電圧電流変換回路29は
差動アンプ24の出力電圧を電流に変換し、レプリカト
ランスコンダクタンスアンプ21のトランスコンダクタ
ンスgmを制御する。
【0026】このようなフィードバックループを構成す
ることで、差動アンプ24の入力電圧(VR2-VR1)が0にな
るように制御がかかる。そこで、以下の関係が成り立
つ。
【0027】Vref×gm×Rref=VR2 …(2) gm=VR2/(Vref×Rref) …(3) そこでレプリカトランスコンダクタンスアンプ21のト
ランスコンダクタンスgmはセレクタ44のスイッチ42
で選択された電圧値VR2を用いて制御することが可能と
なる。
【0028】また、セレクタ40のスイッチ43を用い
て、図1のように差動アンプ24の出力信号を容量35
〜38に接続可能とし、差動アンプ24の出力電圧を電
圧電流変換回路30〜33で電流に変換してアナログフ
ィルタ10を構成するトランスコンダクタンスアンプ5
0〜53のトランスコンダクタンスを制御する。これに
より、レプリカトランスコンダクタンスアンプ21を制
御する制御電圧と同じ制御電圧から、アナログフィルタ
10を構成するトランスコンダクタンスアンプ50〜5
3のトランスコンダクタンスを制御することが出来る。
このトランスコンダクタンスアンプ50〜53とレプリ
カトランスコンダクタンスアンプ21を同じ特性にする
ことで、トランスコンダクタンスアンプ50〜53のト
ランスコンダクタンスも式(3)と同様に制御すること
ができる。
【0029】このような構成にすることで、アナログフ
ィルタを構成するトランスコンダクタンスアンプはプロ
セスに依存せず、式(3)のように高精度に制御するこ
とができる。
【0030】また、基準電圧源20と基準電圧源25〜
28の特性を同じにし、抵抗22を温度変動に依存しな
い外付け抵抗とすることで、式(3)により温度依存の
ないトランスコンダクタンスgmを実現することが可能と
なる。
【0031】以上の構成により、アナログフィルタ10
のフィルタ特性を高精度に制御することが可能となる。
【0032】図4は図1に示したセレクタ40のスイッ
チ43、セレクタ44のスイッチ42及びクロック41
のタイミングを示したものである。スイッチ42はクロ
ック41に同期して、電圧源25〜28に周期的に接続
する。また、スイッチ43は図のようにクロック41に
同期して容量35〜38へ周期的に接続するようにす
る。このようなタイミングでセレクタ40を制御するこ
とで、期間Ti(i=1〜4)のとき、VR2=Vi(i=1〜4)とな
り、式(3)よりレプリカトランスコンダクタンス21
のトランスコンダクタンスは次式のようになる。
【0033】 gm=Vi/(Vref×Rref) (i=1〜4) …(4) 各期間Ti(i=1〜4)の差動アンプの出力電圧はセレクタ4
0により、容量Ci(i=1〜4)35〜38に保持される。こ
の容量35〜38に保持された電圧を電圧電流変換回路
30〜33を通してフィルタ10を構成するトランスコ
ンダクタンスアンプ50〜53を制御する。これによ
り、それぞれのトランスコンダクタンスgmi(i=1〜4)は
(4)式同様に以下のように表わせる。
【0034】 gmi=Vi/(Vref×Rref) (i=1〜4) …(5) 図5は図1の電圧源25〜28、セレクタ44の回路構
成例を示す。電圧源25〜28に対応する電圧値はレジ
スタ45にディジタルデータとして記録しておき、セレ
クタ44内のスイッチ42を用いてレジスタ45のディ
ジタルデータをディジタルアナログ変換器の入力に接続
する。ディジタルアナログ変換器46はスイッチ42で
選ばれた電圧値に応じた電圧を出力する。セレクタ44
のスイッチはクロック41に同期して、周期的にレジス
タ45の電圧値V1〜V4に接続する。
【0035】図6は図5のディジタルアナログ変換器4
6の回路構成を示したものである。ディジタルアナログ
変換器46はPMOSトランジスタ300〜305、電流源
47、スイッチ311〜315及び抵抗48で構成す
る。PMOSトランジスタ300〜305は電流折り返し回
路を構成しており、PMOSトランジスタ301〜305の
ドレイン電流はレジスタ45の値に応じてスイッチ31
1〜315により制御される。スイッチ311〜315
で選択されたドレイン電流の和は抵抗48により、出力
電圧に変換される。
【0036】図7はアナログフィルタ10の構成例を示
す。アナログフィルタ10はトランスコンダクタンスア
ンプ50、51、52、53、容量54、55、56、
57から成り、2次のローパスフィルタを構成する。ト
ランスコンダクタンスアンプ50、51、52、53の
それぞれのトランスコンダクタンスをgm1、gm2、gm3、g
m4、容量54、55、56、57の容量値をCとする。
このフィルタの伝達関数は式(6)のように表わされ
る。
【0037】 H(s)=A×w0^2/(s^2+w0/Q0s+w0^2) …(6) w0=sqrt(gm2×gm3)/C Q0=sqrt(gm2×gm3)/gm4 A=gm1/gm2 ここで、w0は2次ローパスフィルタのカットオフ周波
数、Q0はフィルタのQ値、Aはゲインを示している。
【0038】式(6)より、2次ローパスフィルタのカ
ットオフ周波数w0はトランスコンダクタンスgm1、gm2、
gm3、gm4を同じ比で制御することで、フィルタのQ値、
ゲインAを一定にしたまま制御することができる。
【0039】また、フィルタのQ値は式(6)よりgm4を
制御することでカットオフ周波数w0、ゲインAを一定に
したまま制御することができる。
【0040】図8はCMOSトランスコンダクタンスアンプ
の回路構成例を示したものである。このトランスコンダ
クタンスアンプはNMOSトランジスタ110、111、1
12、電流源114、115、116、117及び電流
電圧変換として機能する抵抗119から構成されてい
る。このトランスコンダクタンスアンプの入力信号11
8はNMOSトランジスタ110、111のゲートに与えら
れ、出力電流IOUTがNMOSトランジスタ110、111の
ドレインから出力される。NMOSトランジスタ110、1
11による抵抗成分rsは電流源114、115の電流値
I1によって決まる。また、NMOSトランジスタ112のオ
ン抵抗ronはNMOSトランジスタ112のゲートにかかる
電圧Vgで決まる。電圧Vgは制御電流120の電流値Igm
と抵抗119の抵抗値Rgmより以下の式により決まる。
【0041】Vg=Igm×Rgm …(7) この回路の差動入力信号118に対するトランスコンダ
クタンスをgmとすると、gmは式(8)で表わされる。
【0042】gm=1/(ron+rs) …(8) ここで制御電流120でronを制御することでトランス
コンダクタンスgmを制御することが可能となる。CMOSト
ランジスタにおいてrsを小さくするには電流源114、
115の電流値I1を大きくすることで可能であるが、消
費電力を考えた場合現実的ではない。そのため、制御電
流120とトランスコンダクタンスgmとの関係は図3の
グラフ61のように非線型の関係になる。
【0043】図9は磁気ディスクのシステム構成図を示
す。磁気ディスク円盤650に書かれたデータは磁気ヘ
ッド651で読み出され、リードライトアンプ652で
増幅される。リードライトアンプ652の出力信号は信
号処理回路70で処理され、データ再生され、ハードデ
ィスクコントローラ657に送られる。そして、インタ
ーフェイス656を通してホスト80に送られる。ま
た、ボイスコイルモータ653はボイスコイルモータ制
御回路654、マイコン658により制御される。
【0044】信号処理回路70はハードディスクコント
ローラ657からの読み出し命令であるリードゲート6
70により、読み出し信号処理を行う。リードライトア
ンプ652の出力信号をAGCアンプ71で一定振幅にな
るように増幅し、アナログフィルタ10でノイズ除去、
波形等化を行い、サンプルホールド回路82でサンプル
する。サンプルされた信号はデータ検出器81でデータ
検出され、エンコーダ/デコーダ74で復号し、スクラ
ンブラ/デスクランブラ回路75、入出力回路73を通
してハードディスクコントローラ657に送られる。サ
ンプルホールド回路82はPLL76で生成されたタイミ
ングクロックでサンプルが行われる。
【0045】本発明のアナログフィルタ制御方式に関し
て、トランスコンダクタンス制御回路19はアナログフ
ィルタ10に接続し、アナログフィルタ10のフィルタ
特性をレジスタ12で制御する。また、レジスタ12の
データはシリアルインターフェイス72を通してハード
ディスクコントローラから読み書きすることができる。
トランスコンダクタンス制御回路で用いるクロック41
は、PLL76で生成されたタイミングクロックを分周期
85で低い周波数にしたクロックを用いる。
【0046】データの記録時において、書き込みデータ
はハードディスクコントローラ657から送られ入出力
回路73を通しスクランブラ/デスクランブラ回路75
を通して書き込みデータを擬似ランダムデータにし、エ
ンコーダ/デコーダ74でエンコードして、リードライ
トアンプ652を通して書き込む。
【0047】図10は本発明のアナログフィルタ制御方
式を用いた磁気ディスク装置を示す。磁気ディスク装置
内部680はデータが書き込まれている磁気ディスク円
盤650、ディスク円盤650を回転させるスピンドル
モータ682、ディスク円盤650からデータの読み出
しを行うヘッド651、ヘッド651を支えるアーム6
83、ヘッド651を移動させるためのボイスコイルモ
ータ653、ヘッド651からの信号を増幅するリード
ライトアンプ652からなる。また、磁気ディスク装置
電子回路部681は、ホスト等の情報処理装置に接続す
るためのインターフェイス684、インターフェイス6
84の入出力を制御するインターフェイス制御回路65
6、データの受け渡し及びフォーマット等の制御をする
ハードディスクコントローラ657、マイコン658、
本発明のアナログフィルタ制御方式を内蔵し、リードラ
イトアンプ652からの信号を処理する信号処理回路7
0、スピンドルモータ682を制御するためのスピンド
ル制御回路685、ボイスコイルモータ653を制御す
るボイスコイルモータ制御回路654からなる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、アナログフィルタを構
成する各トランスコンダクタンスアンプのトランスコン
ダクタンスを高精度に制御することが出来る。これによ
り、フィルタ特性も高精度に制御することが可能とな
る。
【0049】また、本発明の構成をとることでディジタ
ルアナログ変換回路を削減することができ、回路規模、
消費電力を削減することが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時分割アナログフィルタ制御部の構成
図。
【図2】従来のアナログフィルタ制御部のブロック構成
図。
【図3】制御電流とトランスコンダクタンスの関係を示
すグラフ。
【図4】制御クロックのタイミングを示す図。
【図5】電圧源、セレクタの回路構成を示す図。
【図6】ディジタルアナログ変換回路の構成図。
【図7】アナログフィルタの構成図。
【図8】CMOSトランスコンダクタンスアンプ回路図。
【図9】本発明のアナログフィルタ制御方法を用いた磁
気ディスクシステムブロック構成図。
【図10】本発明を用いた磁気ディスク装置。
【符号の説明】
10…アナログフィルタ、19…トランスコンダクタン
ス制御回路、20…基準電圧源、 21…レプリカ
トランスコンダクタンスアンプ22…抵抗、
24…差動アンプ、25〜28…電圧源29〜33…
電圧電流変換回路、 35〜38…容量44
…セレクタ、 41…クロック、 43…スイッ
チ、50〜53…トランスコンダクタンスアンプ、5
4、56…容量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 崇利 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 奈良 孝 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 三田 誠一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5D031 AA04 DD04 HH11 5J098 AA11 AA14 AB03 AB08 AB11 AC02 AC10 AC13 AC27 AD24 AD25 CA02 CB01 CB09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログフィルタのフィルタ特性制御方法
    において、前記アナログフィルタは複数の可変トランス
    コンダクタンスアンプ及び容量から構成し、 前記アナログフィルタのフィルタ特性制御部として、前
    記アナログフィルタの前記トランスコンダクタンスアン
    プを制御するトランスコンダクタンス制御回路、前記ト
    ランスコンダクタンス制御回路の出力信号を保持する複
    数の容量、前記容量に保持された電圧を電流に変換する
    電圧電流変換回路を具備し、 前記トランスコンダクタンス制御回路は前記アナログフ
    ィルタを構成する、複数のトランスコンダクタンスを制
    御する制御信号を一定周期毎に出力し、 前記複数の容量に前記複数のトランスコンダクタンス制
    御信号を保持するスイッチ機能を有し、 前記複数の容量に保持されたトランスコンダクタンス制
    御信号を前記電圧電流変換回路で電流に変換し、 前記電圧電流変換回路の出力電流で前記アナログフィル
    タを構成する、前記トランスコンダクタンスアンプを制
    御することで、 前記アナログフィルタのフィルタ特性を制御することを
    特徴とする時分割アナログフィルタ制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の時分割アナログフィルタ制
    御方法おいて、 前記トランスコンダクタンス制御回路はレプリカトラン
    スコンダクタンスアンプ、参照電圧源、可変参照電圧
    源、抵抗、アンプを具備し、前記レプリカトランスコン
    ダクタンスアンプは前記アナログフィルタを構成する前
    記トランスコンダクタンスアンプと同じLSI上に同じ回
    路、同じレイアウトで構成し、 前記参照電圧源を前記レプリカトランスコンダクタンス
    アンプの入力とし、前記抵抗を前記レプリカトランスコ
    ンダクタンスアンプの出力に接続し、前記アンプの入力
    に前記抵抗端の電圧と前記可変参照電圧源を接続し、 前記アンプの出力で前記レプリカトランスコンダクタン
    スアンプのトランスコンダクタンスを制御する構成と
    し、 前記可変電圧源の電圧を一定周期で可変とすることを特
    徴とする請求項1記載の時分割アナログフィルタ制御方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の時分割アナログフィルタ制
    御方法において、 前記可変電圧源をディジタルアナログ変換器及び複数の
    レジスタ及びスイッチで構成し、前記ディジタルアナロ
    グ変換器の入力に前記複数のレジスタを接続可能とし、
    前記スイッチで、前記ディジタルアナログ変換器の入力
    を一定周期で複数のレジスタに接続する構成とすること
    を特徴とする時分割アナログフィルタ制御方法。
  4. 【請求項4】磁気ディスクシステムの信号処理部におい
    て、前記信号処理部はアナログフィルタを具備し、前記
    信号処理部の前記アナログフィルタのフィルタ特性制御
    において、請求項1記載の時分割アナログフィルタ制御
    方式を用いることで、前記信号処理部の前記アナログフ
    ィルタのフィルタ特性精度を向上させ、前記磁気ディス
    ク用信号処理部の波形等化精度、信号処理性能を向上さ
    せることを特徴とする磁気ディスクシステム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の磁気ディスクシステムにお
    いて、 前記アナログフィルタのフィルタ特性制御において、 磁気ディスクシステムの信号処理部内のクロック生成回
    路のクロックを用いることで、一定周期ごとに、前記ア
    ナログフィルタの前記トランスコンダクタンス制御信号
    を生成することを特徴とする磁気ディスクシステム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の本発明のアナログフィルタ
    制御方法を用いた請求項4記載の磁気ディスクの前記信
    号処理部において、 前記信号処理部は前記アナログフィルタ及び前記アナロ
    グフィルタの前記フィルタ特性制御回路を具備し、前記
    信号処理部を1チップLSIで構成することを特徴とす
    る磁気ディスク用信号処理1チップLSI。
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