JP3100257B2 - 造粒装置及びこれを配設した造粒システム - Google Patents

造粒装置及びこれを配設した造粒システム

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JP3100257B2
JP3100257B2 JP05049340A JP4934093A JP3100257B2 JP 3100257 B2 JP3100257 B2 JP 3100257B2 JP 05049340 A JP05049340 A JP 05049340A JP 4934093 A JP4934093 A JP 4934093A JP 3100257 B2 JP3100257 B2 JP 3100257B2
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正和 堀川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濃縮乳のような懸濁液
あるいはその他噴霧可能な液体を、微細で均一な液滴に
微粒化しながら、異種あるいは同種の微粉末粉体と会合
させて造粒するための造粒装置及びこれを配設した造粒
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉乳類は、乳を濃縮機で濃縮した後、乾
燥機の熱風中にノズルで濃縮乳を噴霧して乾燥し、粉末
状にするのが一般的である。このようにして製造された
粉乳類の粒子径は、種類あるいは使用するノズルによっ
て異なるが、大体50〜150μm程度であり、従来よ
り、この粉乳類の溶解性を向上させる目的で造粒をし、
個々の粉乳粒子の表面積を大きくしたり、ポーラスにす
ることが行われている。その方法は、例えば流動層造粒
機に粉乳を入れ、流動させながらバインダーを噴霧して
粉乳同士を会合させる方法、あるいは乾燥機内の熱風中
に濃縮乳を噴霧して乾燥させる際、濃縮乳の液滴に粉乳
粒子を吹き付けて会合させ、粒子を大きくする造粒方法
等が知られている。流動層造粒機に使用されているノズ
ルは、バインダーの粘度が比較的低いため、低圧でも霧
状に噴出させることが容易で、構造も比較的簡単であ
り、これらのノズルは各種市販されている。一方、濃縮
乳を噴霧するノズルは、濃縮乳の粘度が高いことや、乾
燥機の大型化に伴って単位時間当たりの生産量が増大し
てきているため、形状や構造が複雑になっており、この
形状や構造についてはいろいろと研究され、例えば特公
昭55ー51629号公報や実公昭57ー20271号
公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いる濃縮乳を噴霧するノズルは、通常1個のボディーに
対して1個の噴出孔を有し、この噴出孔にコアとオリフ
ィスを設けて、加圧された液状の濃縮乳を霧状に噴出す
るものである。これらのノズルを用いて濃縮乳を噴霧し
ながら、外周から微粉末の粉乳を吹き付けて造粒しよう
とすると、噴霧されている濃縮乳の表面液膜に遮られ
て、噴霧中心部まで粉乳が到達せず、外周部のみが会合
するため、粒子の大きさにムラができ、均一な粒子にな
らず、微粉末の粉乳が増大するという問題がある。した
がって、本発明は均一な粒子が得られる効率的な造粒装
置とこの装置を配設した造粒システムを得ることを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため、次のような造粒装置を提供するものであ
る。すなわち、ノズルボディー中心に液体供給源に接続
する中空口を設け、その中空口からノズルボディー表面
に連通する斜めの液体噴出孔を複数個設けるとともに、
その液体噴出孔にコア及びオリフィスを設けたシングル
ヘッドマルチノズルを、微粉供給管の出口に設けたこと
を特徴とする造粒装置であって、ノズルボディー中心に
対する液体噴出孔の傾斜角度を30°〜60°としたも
のである。そして、更に、次のような造粒システムを提
供するものである。すなわち、底部に流動層を内蔵した
圧力噴霧乾燥塔の頂部と、圧力噴霧乾燥塔の底部に連設
した排風ダクトが連通するサイクロンと、外置型流動層
の入口及び出口とを切替バルブを介して微粉戻しライン
で連結するとともに、前記乾燥塔頂部の微粉戻しライン
に、前記造粒装置の微粉供給管を連通させてなる造粒シ
ステムである。
【0005】
【作用】乾燥機内部に設置され、液体供給パイプに接続
されたノズル圧力ポンプから供給された濃縮乳は、ノズ
ルボディー中心の中空口と斜めの複数の液体噴出孔を通
って、その液体噴出孔の先端に設けられたコアで旋回流
が与えられた後、各オリフィスから霧状の液滴として噴
出される。その際、ノズル周辺部では、各オリフィスか
らの濃縮乳噴霧ゾーンの間で空隙を生じる。一方、流動
層、サイクロン等で分離された微粉末粉乳は、ブロアで
空気輸送され、シングルヘッドマルチノズルが設けられ
た微粉供給管の出口から噴出し、ノズルから噴出する濃
縮乳の上部から吹き付ける。その際、微粉末粉乳は上記
濃縮乳噴霧ゾーン間の空隙を通って噴霧ゾーン下部に達
する。この噴霧ゾーン下部の空間は噴霧乾燥において、
水分蒸発に伴う温度低下により空気の収縮が激しく起こ
り、外周よりも低圧となる箇所である。乾燥途上にある
濃縮乳液滴のほとんどは、この収縮に伴って中心部に集
まる。その際、上部から落下してきた微粉末粉乳と会合
し、造粒物を形成する。そして、この造粒物は更に落下
し、気流中または流動層で乾燥され、造粒粉乳となる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例について説明する。
図7は流動層を内蔵した噴霧乾燥機の一例を示すもの
で、1は圧力噴霧乾燥機の乾燥塔で、頂部に噴霧ノズル
2があり、ブロア48からヒーター49を介して加熱さ
れた乾燥用一次熱風と共に濃縮乳が乾燥塔内に噴霧され
る。乾燥塔1の底部には二重円筒形からなる流動層3が
内蔵されている。4は内蔵型流動層3に連通する排風ダ
クトで、サイクロン5、5a、5b、5cにつながって
おり、その排風は排風ブロア6によってサイクロン5、
5a、5b、5cからパイプ7を通じて排出される。サ
イクロン5、5a、5b、5cで回収された微粉は、ブ
ロア8、9でパイプ10、11を通じて切替バルブ1
2、13に導かれ、切替バルブ12、13から乾燥塔1
の頂部に向かってパイプ14を通じて送られるようにな
っている。また、その微粉は、切替バルブ12、13か
らパイプ15、16を通じて外置型流動層17の出口1
8に導かれ、パイプ15、16の途中から切替バルブ1
9、20を介してパイプ21、22を通じて外置型流動
層17の入口に導かれている。
【0007】内蔵型流動層3には、ブロア23からヒー
ター24を介してパイプ25で粉体流動化用熱風が送ら
れている。内蔵型流動層3は二重円筒形をなしており、
その内円筒が排風ダクト4につながっており、ブロア2
3からの熱風が外円筒に導かれるようになっている。内
蔵型流動層3に溜まった粉体は溢れ出て、外置型流動層
17の入口から外置型流動層17に流入する。そして、
ブロア26、27からの冷却器28、29を通じた冷風
が、パイプ30、31で外置型流動層17を冷却してい
るので、その粉体は冷却される。また、ブロア32から
ヒーター33を介してパイプ34から環体35に温風が
送られ、乾燥塔1の中間部に設けられた粉体付着防止用
ノズルからその温風が乾燥塔1内に吹き出される。更に
切替バルブ39、36からパイプ37、38を介して戻
り粉体が内蔵型流動層3内に送られるようになってい
る。
【0008】さて、乾燥塔1頂部の噴霧ノズル2で噴霧
された濃縮乳は、ブロア48からヒーター49を介して
加熱された乾燥用一次熱風と共に噴霧乾燥機内に導入さ
れて一次乾燥される。そして、噴霧乾燥機の環体35か
ら接線方向に温風が吹き込まれているので、噴霧乾燥機
内部に旋回流が発生し、二重円筒状の内蔵型流動層3部
分に噴霧ノズル2から噴霧乾燥された粒子の大部分が移
行する。内蔵型流動層3から飛び出した微粉は排風と共
にサイクロン5、5a、5b、5cで捕集され、ブロア
8、9で搬送されて所定の微粉戻し口に導かれ、高圧空
気と共に噴霧乾燥機内部に戻される。
【0009】微粉戻し口は外置型流動層17の入口、内
蔵型流動層3、噴霧ノズル2の3箇所である。すなわ
ち、戻り粉体は、切替バルブ12、13からパイプ1
5、16を介して、更に切替バルブ19、20からパイ
プ21、22を介して外置型流動層17の入口に導か
れ、切替バルブ39、36からパイプ37、38を介し
て内蔵型流動層3内に送られ、更に切替バルブ12、1
3から乾燥塔1頂部に向かってパイプ14を通じて送ら
れるようになっている。以上の例は、流動層を内蔵した
圧力噴霧乾燥塔底部に連設する排風ダクトをサイクロン
に連通させ、サイクロンと乾燥塔頂部、外置型流動層入
口及び外置型流動層出口とを切替バルブを介して微粉戻
しラインで連結したもので、微粉戻しラインを内蔵型流
動層にも連結したものである。
【0010】本発明は、以上のような流動層を内蔵した
噴霧乾燥機における噴霧ノズル2の改良に関するもので
ある。図5は通常のシングルノズルを微粉供給管41、
42の出口に備えたものの例を示すもので、1個の噴出
孔を有し、この噴出孔にコアとオリフィスを設けて、加
圧された液状の濃縮乳をパイプ40を通じて噴出する。
このシングルノズルを用いて濃縮乳を噴霧しながら、外
周から微粉供給管41を介して微粉末の粉乳を吹き付け
て造粒しようとすると、噴霧されている濃縮乳の表面液
膜に遮られて、噴霧中心まで粉乳が到達せず、外周部の
みが会合するため、粒子の大きさにムラができ、均一な
粒子にならず、リサイクルする微粉末の粉乳の割合が時
間とともに増大するという問題がある。
【0011】そこで、本発明では、シングルノズルの代
わりにシングルヘッドマルチノズルを使用するものであ
る。図1〜図4はその具体的構造を示すもので、下部の
表面が逆円錐台状または逆角錐状のノズルボディー43
の中心に液体供給源に接続する中空口44を設け、その
中空口44から外部表面に連通する斜めの液体噴出孔4
5を複数個設けるとともに、その液体噴出孔45にコア
46及びオリフィス47を設けて構成してある。この液
体噴出孔45は中空口44に対して30°〜60°の角
度を有する。また、シングルヘッドマルチノズルを微粉
供給管41の出口に備えたものの微粉と噴霧液滴との衝
突会合の概念が図6に示されている。パイプ40を通じ
て圧力ポンプから供給された濃縮乳は、ノズルボディー
43中心の中空口44から上記傾斜角度で穿設された複
数の液体噴出孔45を通り、液体噴出孔45の先端に設
けられたコア46で旋回流が与えられた後、各オリフィ
ス47から霧状の液滴として噴出される。その際、シン
グルヘッドマルチノズル周辺部では各オリフィスからの
濃縮乳噴霧ゾーンS1、S2、S3の間で空隙W1、W
2を生ずる。
【0012】一方、流動層、サイクロン等で分離された
微粉末粉乳はブロア8、9で空気輸送され、微粉供給管
41を通じてシングルヘッドマルチノズルから噴出する
濃縮乳の上部から吹き付ける。微粉末粉乳は上記濃縮乳
噴霧ゾーン間の空隙W1、W2を通って噴霧ゾーンS
1、S2、S3下部に達する。この噴霧ゾーン下部の空
間は噴霧乾燥において、水分蒸発に伴う温度低下により
空気の収縮が激しく起こり、外周よりも低圧となる箇所
である。乾燥途上にある濃縮乳液滴のほとんどは、この
収縮に伴って中心部に集まる。この際、上部から落下し
てきた微粉末粉乳と会合し、造粒物を形成する。そし
て、この造粒物は更に落下し、気流中または流動層で乾
燥し、造粒粉乳となる。
【0013】以上、通常のシングルノズルを使用した場
合とシングルヘッドマルチノズルを使用した場合の微粉
と噴霧液滴との衝突会合の概念を示す図5、図6から判
る通り、通常のシングルノズルを使用すると、速度差が
大きいため、微粉は十分加湿、衝突する前にはじかれて
しまうのに対し、シングルヘッドマルチノズルは各オリ
フィスの間の噴霧液滴の隙間からノズル下方の空気収縮
ゾーン(低圧ゾーン)に引き込まれ、密度が濃くなるた
め、他の粒子(液滴)と衝突、造粒する機会が多くな
る。
【0014】例えば、図7に示す流動層を内蔵した噴霧
乾燥システムにおいて、通常のシングルノズルを使用し
て普通の脱脂粉乳を製造した場合、外置型流動層17の
入口部分における微粉戻し口では、造粒効果は全くな
く、この場所であれば、噴霧圧200kg/cm2、熱
風温度160℃、排風温度73℃で、平均粒子径82μ
mの脱脂粉乳が得られた。また、内蔵型流動層3の微粉
戻し口では、平均粒子径110μm程度のセミ造粒粉が
得られ、シングルノズル上部の微粉戻し口では、平均粒
子径150μmになった。しかし、この程度の造粒では
流動性の改善効果はあるが、湿潤性、分散性とも満足の
いく水準に達しない。そこで、微粉戻し口を同じ状態に
してシングルヘッドマルチノズルを使用し、噴霧圧20
0kg/cm2、熱風温度160℃、排風温度73℃で
製造を行ったところ、平均粒子径240μmの造粒粒子
が得られた。この造粒製品は湿潤性10秒以下、分散性
95%以上の目標値に達しており、インスタント製品と
しての条件をクリアした。通常脱脂粉乳、セミ造粒粉、
シングルヘッドマルチノズル使用のインスタント粉乳の
粒度分布を図8に示す。
【0015】次に、図7の流動層を内蔵した噴霧乾燥シ
ステムを用いて全粉乳を製造した。微粉戻し口をノズル
の上部に固定し、通常のシングルノズルとシングルヘッ
ドマルチノズルを使用して造粒粉を製造した。熱風温度
155℃、排風温度73℃の同じ条件で比較したとこ
ろ、通常のシングルノズルでは平均粒子径160μmで
あったのに対し、シングルヘッドマルチノズルでは平均
粒子径255μmの造粒粉が得られた。これらの実施例
により、本発明にかかるシングルヘッドマルチノズルを
備えた造粒装置及びその装置を配設した造粒微粉リサイ
クルシステムの造粒に対する効果は実証された。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる造粒装置及び造粒システ
ムと従来の技術とを比較すると、本発明は、造粒効果
(粒子径増大効果)に優れ、更に粒度分布が均一になる
利点がある。これは、次の理由によると考えられる。通
常のシングルノズルであれば、噴霧パターンは傘状に開
き、上から見るとノズルを中心として円形に隙間なく全
面に広がる。しかし、複数オリフィスのシングルヘッド
マルチノズルの場合は、上から見ると、各オリフィスか
ら、オリフィスとコアの組合わせで決定される噴霧角を
もって放射状に広がる噴霧パターンとなり、各オリフィ
スからの濃縮乳噴霧ゾーンの間で空隙を生ずる。
【0017】微粉末粉乳のリサイクルを行ったとき、通
常のシングルノズルを使用すると、微粉末粉乳は濃縮乳
噴霧液膜と衝突する際の速度差が大きく、また、濃縮乳
液滴の運動エネルギーも大きいため、微粉末粉乳と濃縮
乳は会合してもはじき飛ばされ、粒子径を増大させる効
率は良くなかった。また、微粉リサイクル量を多くし、
濃縮乳の供給量を落として粒子径を大きくしても粒度分
布はかなり広いものとなった。これは乾燥途中の濃縮乳
と微粉末粉乳の会合時間が短いため、造粒されない部分
と、造粒された部分とができたためと考えられる。
【0018】一方、本発明にかかるシングルヘッドマル
チノズルの場合は、乾燥機の中で、最も空気の収縮が大
きく、かつ、そのノズルから噴出されたエネルギーが失
われた乾燥途中の濃縮乳液滴が収縮に伴って引き込ま
れ、密度が濃厚となったゾーンに微粉末粉乳を送ること
ができるため、衝突、会合の機会は、通常のシングルノ
ズルを使用する場合と比較すると、はるかに高く、した
がって、造粒効率及び均一性が良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】シングルヘッドマルチノズル部分の部分切断面
【図2】シングルヘッドマルチノズル部分の半部を切断
して示す全体図
【図3】シングルヘッドマルチノズルの底面図
【図4】シングルヘッドマルチノズルの平面図
【図5】従来のシングルノズルの効果概念図
【図6】シングルヘッドマルチノズルの効果概念図
【図7】流動層を内蔵した噴霧乾燥機を用いて噴霧乾燥
と同時に造粒する造粒システムを示す全体概要図
【図8】同上のシステムを使用したときに得られた製品
の粒度分布を示す図
【符号の説明】
43 ノズルボディー 44 中空口 45 液体噴出孔 46 コア 47 オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−135163(JP,A) 祐川金次郎監修「乳業機械工学便覧上 巻」(1974年8月10日)酪農技術普及学 会,p.258−267 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23C 1/00 - 1/16 B01J 2/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルボディー中心に液体供給源に接続
    する中空を設け、その中空からノズルボディー表面
    に連通する斜めの液体噴出を複数個設けるととも
    その液体噴出にコア及びオリフィスを設けたシングル
    ヘッドマルチノズルを微粉供給管出口に設けたこと
    を特徴とする造粒装置
  2. 【請求項2】 ノズルボディー中心に対する液体噴出
    の傾斜角度を30°〜60°とした請求項1に記載の
    粒装置
  3. 【請求項3】 底部に流動層を内蔵した圧力噴霧乾燥塔
    の頂部と、圧力噴霧乾燥塔の底部に連設した排風ダクト
    が連通するサイクロンと、外置型流動層の入口及び出口
    とを切替バルブを介して微粉戻しラインで連結するとと
    もに、前記乾燥塔頂部の微粉戻しラインに、請求項1ま
    たは2に記載の造粒装置の微粉供給管を連通させてなる
    造粒システム
JP05049340A 1993-03-10 1993-03-10 造粒装置及びこれを配設した造粒システム Expired - Lifetime JP3100257B2 (ja)

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JP4589225B2 (ja) * 2005-12-22 2010-12-01 東洋エンジニアリング株式会社 顆粒製品の製造方法
AU2008248180B2 (en) * 2007-05-04 2012-08-16 S.C. Johnson & Son, Inc. Multiple nozzle differential fluid delivery head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
祐川金次郎監修「乳業機械工学便覧上巻」(1974年8月10日)酪農技術普及学会,p.258−267

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