JP3099767B2 - 電子部品組立体およびその製造方法 - Google Patents

電子部品組立体およびその製造方法

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品組立体お
よびその製造方法に関し、特に集積回路装置が設けられ
た基板と該基板が搭載される搭載基板とを含む電子部品
組立体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子部品組立体の一例が米
国特許公報第5、203、075号に開示されている。
【0003】上記公報第10図記載の電子部品組立体で
は、可撓性基板31が基板13に搭載されている。可撓
性基板31と基板13とは半田によって接続されてい
る。可撓性基板31と基板13との間には該可撓性基板
31と該基板13とを平行にするための枠47が設けら
れている。可撓性基板31には集積回路装置43が設け
られている。可撓性基板31と基板13との間には上記
半田または上記枠47以外には何も設けられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
半田による可撓性基板と基板との接続が不良となる恐れ
があるという問題がある。可撓性基板を基板に搭載する
ときおよび該可撓性基板が基板に搭載された後において
該可撓性基板の平坦性を維持できず、該可撓性基板と基
板との間隔を一定にできないためである。
【0005】また、上述の従来技術では、機械的ストレ
スや耐熱性ストレスに弱く、半田が剥離してしまったり
断線を起こしてしまうという問題がある。可撓性基板と
基板とが半田のみにより接続されているためである。
【0006】さらに、上述の従来技術では、耐湿性スト
レスに弱い、すなわち、可撓性基板と基板とを接続する
半田が湿気に曝されることによって脆くなりやすいとい
う問題がある。可撓性基板と基板とを接続する半田が直
接外気に触れているためである。また、この湿気により
マイグレーションも起こしやすくなってしまうという問
題もある。
【0007】本発明の目的は、可撓性基板と基板との接
続の信頼性がより高い電子部品組立体を提供することに
ある。
【0008】また、本発明の他の目的は、可撓性基板と
基板との間隔を一定にすることができる電子部品組立体
を提供することにある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、可撓性基板
と基板との接続を半田のみならず他の接続部材によって
も達成できる電子部品組立体を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、可撓性基板と
基板とを接続する接続部材が外気に触れ難い電子部品組
立体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電子部品組立体は、第1の基板と、この第1
の基板の上面に下面が対向するように設けられた第2の
基板と、前記第1の基板の上面と前記第2の基板の下面
とを接続する導電性樹脂と、前記第1の基板と前記第2
の基板との間に設けられ前記導電性樹脂を封止する絶縁
性樹脂層とを含む。
【0012】また、本発明の他の電子部品組立体は、上
面にパッドが設けられた第1の基板と、この第1の基板
の前記パッドと対向する位置に設けられた第1の貫通孔
を有し、前記第1の基板の上面に設けられた絶縁性樹脂
層と、前記第1の基板の前記パッドと対向する位置に設
けられた第2の貫通孔を有し、前記絶縁性樹脂層の上に
設けられた第2の基板と、前記絶縁性樹脂層の前記第1
の貫通孔を貫通し前記第1の基板のパッドと前記第2の
基板の前記第2の貫通孔とを接続する導電性樹脂とを含
む。
【0013】さらに、本発明の他の電子部品組立体は、
上面にパッドが設けられた第1の基板と、前記第1の基
板の前記パッドと対向する位置に設けられた第2の貫通
孔を有し、下面が前記第1の基板の前記上面と対向する
ように設けられた第2の基板と、前記第1の基板のパッ
ドと前記第2の基板の前記第2の貫通孔とを接続する導
電性樹脂と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に
埋め込まれた絶縁性樹脂とを含む。
【0014】また、本発明の他の電子部品組立体は、前
記導電性樹脂が銀エポキシ樹脂であることを特徴とす
る。
【0015】さらに、本発明の他の電子部品組立体は、
前記絶縁性樹脂層は熱硬化性樹脂であることを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の他の電子部品組立体は、前
記絶縁性樹脂層は熱可塑性樹脂であることを特徴とす
る。
【0017】さらに、本発明の他の電子部品組立体は、
前記第2の基板は可撓性を有することを特徴とする。
【0018】また、本発明の他の電子部品組立体は、前
記第2の基板上に集積回路装置が設けられていることを
特徴とする。
【0019】本発明の電子部品組立体の製造方法は、複
数のパッドが設けられた第1の基板と、複数の貫通孔が
設けられた第2の基板とを含む電子部品組立体の製造方
法であって、前記第1の基板上に設けられた前記複数の
パッドの各々の上に導電性樹脂を設ける工程と、前記第
2の基板の前記複数の貫通孔と前記第1の基板の前記複
数のパッド上に設けられた前記導電性樹脂とを対向させ
て該第1の基板上に該第2の基板を搭載する工程と、前
記導電性樹脂を溶融させ前記複数のパッドと前記複数の
貫通孔とを接続する工程と、前記第1の基板と前記第2
の基板との隙間に絶縁性樹脂を充填する工程とを含む。
【0020】また、本発明の他の電子部品組立体の製造
方法は、複数のパッドが設けられた第1の基板と、複数
の第1の貫通孔が設けられた第2の基板とを含む電子部
品組立体の製造方法であって、前記第1の基板上に設け
られた前記複数のパッドの各々の上に導電性樹脂を設け
る工程と、前記第1の基板上の前記導電性樹脂が設けら
れていない領域に絶縁性樹脂を設ける工程と、前記第2
の基板の前記複数の貫通孔と前記第1の基板の前記複数
のパッド上に設けられた前記導電性樹脂とを対向させて
該第1の基板上に該第2の基板を搭載する工程と、前記
導電性樹脂および前記絶縁性樹脂を硬化させ該導電性樹
脂により前記複数のパッドおよび前記複数の貫通孔を、
該絶縁性樹脂により前記第1の基板および前記第2の基
板をそれぞれ接続する工程とを含む。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の電子部品組立体の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1を参照すると、本発明の電子部品組立
体の第一の実施の形態は、搭載基板1と、搭載基板1の
上面と下面が対向するように設けられた有機フィルム2
と、搭載基板1の上面と有機フィルム2の下面との間に
設けられた熱硬化性樹脂層4とを含む。
【0023】有機フィルム2の上面にはLSIチップ3
が設けられている。LSIチップ3は、本実施例では、
17.5ミリメートル四方の形状を呈し、周辺に約80
0個の入出力端子が80マイクロメートルの間隔で配置
されている。LSIチップ3はこれに限定されず、種々
の半導体装置が適用できる。LSIチップ3は有機フィ
ルム2上にインナーリードボンディング(ILB)によ
って搭載されている。
【0024】有機フィルム2には複数の内部リード2
1、回路配線パターン22および複数の外部リード23
が設けられている。有機フィルム2にはLSIチップ3
を搭載するためのデバイスホールが設けられている。よ
り好ましい形態では、デバイスホールは有機フィルム2
の中央に設けられている。有機フィルム2は耐熱性を有
し、寸法安定性が良好であり、かつ、導体と十分な密着
が得られるものが好ましい。このような有機フィルム2
の材料としては、ポリイミド、フッ素系フィルムまたは
エポキシ樹脂が適用できる。
【0025】複数の内部リード21の各々は有機フィル
ム2のデバイスホールから延出し、LSIチップ3の複
数の入出力端子の各々と有機フィルム2の回路配線パタ
ーン22とを接続する。各内部リード21とLSIチッ
プ3の入出力端子との接続部および各内部リード21自
体は封止樹脂24によって封止される。
【0026】回路配線パターン22は銅の表面に金メッ
キが施されて形成される。回路配線パターン22の厚さ
は約10〜25マイクロメートルである。回路配線パタ
ーン22の複数ある端部のうちの一部は複数の内部リー
ド21の各々に接続されており、他の一部は複数の外部
リード23の各々に接続されている。
【0027】複数の外部リード23は、回路配線パター
ン22および内部リード21を介してLSIチップ3の
入出力端子に接続されている。複数の外部リード23の
各々はスルーホール231と電極232とを含む。スル
ーホール231は有機フィルム2を貫通している。電極
232は、スルーホール231の内側面およびスルーホ
ール231周辺の有機フィルム2の両主面上に設けられ
ている。電極232の材料は銅であり、表面に金メッキ
が施されている。複数の外部リード23は格子状に配置
されている。
【0028】有機フィルム2のデバイスホールの周囲に
は電源用リード25が設けられている。電源用リード2
5はLSIチップ3への電源供給用のリードであり、回
路配線パターンおよび内部リードを介してLSIチップ
3の電源ピンやグランドピンに接続されている。電源用
リード25にはスルーホールが設けられていない。
【0029】搭載基板1はガラスとエポキシの複合材か
らなるプリント基板である。搭載基板1の上面には複数
の配線電極11が設けられている。
【0030】複数の配線電極11の各々は有機フィルム
2の複数の外部リード23の各々と対向する位置に設け
られている。配線電極11の材料は銅または金である。
【0031】配線基板1上の複数の配線電極11の各々
の上には銀エポキシ樹脂5が設けられている。銀エポキ
シ樹脂5は有機フィルム2の複数の外部リード23の各
々と搭載基板1の複数の配線電極11の各々とを互いに
接続する。銀エポキシ樹脂5の硬化温度は約150゜C
である。銀エポキシ樹脂5の熱膨張係数は搭載基板1や
有機フィルム2のものと実質的に同一な値である。
【0032】有機フィルム2と搭載基板1との間に設け
られた熱硬化性樹脂層4は、有機フィルム2と搭載基板
1とを一体化させる。熱硬化性樹脂層4の材料は搭載基
板1および有機フィルム2と熱伝導係数が類似の値を有
するものが好ましい。具体的には、エポキシ樹脂が適用
できる。
【0033】次に、本発明の電子部品組立体の製造方法
について図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図2(a)を参照すると、第1の工程にお
いて、搭載基板1上に設けられた複数の配線電極11の
各々の上に銀エポキシ樹脂5が設けられる。銀エポキシ
樹脂5は印刷によって配線電極11上に設けられる。
【0035】図2(b)を参照すると、第2の工程にお
いて、搭載基板1の上にLSIチップ3が実装された有
機フィルム2が搭載される。有機フィルム2の複数の外
部リード23の各々の電極232と搭載基板1上の複数
の配線電極11上に設けられた銀エポキシ樹脂5の各々
とが対向するように位置合わせが行われた後、搭載され
る。有機フィルム2の複数の外部リード23の各電極2
32は、各銀エポキシ樹脂5と当接させられる。
【0036】図2(c)を参照すると、第3の工程にお
いて、銀エポキシ樹脂5を硬化させ搭載基板1上の複数
の搭載電極11および有機フィルム2の複数のスルーホ
ール231を接続する。より具体的には、リフロー等の
熱処理によって銀エポキシ樹脂5が硬化させられる。
【0037】図2(d)を参照すると、第4の工程にお
いて、有機フィルム2と搭載基板1との隙間が樹脂で埋
め込まれ、硬化させられる。
【0038】このように、本実施の形態では、搭載基板
1上の複数の搭載基板11の各々と有機フィルム2の複
数のスルーホール231とを接続する銀エポキシ樹脂5
を設けたため、電子部品組立体の信頼性をより向上させ
ることができる。銀エポキシ樹脂5は有機フィルム2や
熱硬化性樹脂シート40とほぼ同一の熱膨張係数を有し
ているためである。
【0039】また、本実施の形態では、電子部品組立体
に印可する熱をより少なくすることができる。銀エポキ
シ樹脂5の硬化温度が半田等を用いた場合に比べ低いた
めである。
【0040】さらに、搭載基板1と有機フィルム2との
間を熱硬化性樹脂層4により埋め、有機フィルム2の電
極232と搭載基板1の搭載電極11とを接続する銀エ
ポキシ樹脂5を封止したため、銀エポキシ樹脂5が外気
に触れることがなくなり、この結果、電子部品組立体の
耐湿性ストレスに対する信頼性を向上させるとともにマ
イグレーションの発生をも防ぐことができる。
【0041】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。この第二の実施の
形態の特徴は、搭載基板1と有機フィルム2との間に熱
硬化性樹脂シート40を設ける点にある。
【0042】図3(a)を参照すると、第1の工程にお
いて、搭載基板1上に設けられた複数の配線電極11の
各々の上に銀エポキシ樹脂5が設けられる。銀エポキシ
樹脂5は印刷によって配線電極11に設けられる。
【0043】図3(b)を参照すると、第2の工程にお
いて、搭載基板1の上面に熱硬化性樹脂層4が設けられ
る。具体的には、熱硬化性樹脂シート40が搭載基板1
の上面に搭載される。熱硬化性樹脂シート40には搭載
基板1の複数の搭載電極11と対向する位置に複数のス
ルーホール41が設けられている。熱硬化性樹脂シート
40の複数のスルーホール41の各々と搭載基板1上の
複数の配線電極11上に設けられた銀エポキシ樹脂5の
各々とが対向するように位置合わせが行われた後、各ス
ルーホール41が各銀エポキシ樹脂5を貫通するように
搭載される。
【0044】図3(c)を参照すると、第3の工程にお
いて、熱硬化性樹脂シート40の上にLSIチップ3が
実装された有機フィルム2が搭載される。有機フィルム
2の複数の外部リード23の各々の電極232と搭載基
板1上の複数の配線電極11上に設けられた銀エポキシ
樹脂5の各々とが対向するように位置合わせが行われた
後、搭載される。有機フィルム2の複数の外部リード2
3の各電極232は、各銀エポキシ樹脂5と当接させら
れる。
【0045】図3(d)を参照すると、第4の工程にお
いて、銀エポキシ樹脂5および熱硬化性樹脂シート40
を同時に硬化させ銀エポキシ樹脂5により搭載基板1上
の複数の搭載電極11および有機フィルム2の複数のス
ルーホール231を熱硬化性樹脂シート40により搭載
基板1および有機フィルム2をそれぞれ接続する。寄り
具体的には、リフロー等の熱処理によって銀エポキシ樹
脂5および熱硬化性樹脂シート40が硬化させられる。
【0046】このように、本実施の形態では、銀エポキ
シ樹脂5が設けられた搭載基板1の上面に熱硬化性樹脂
シート40を設け、銀エポキシ樹脂5および熱硬化性樹
脂シート40の上に有機フィルム2を搭載するようにし
たため、銀エポキシ樹脂5と熱硬化性樹脂シート40と
に熱を印加しこれらを同時に硬化させることができる。
【0047】また、本実施の形態では、より簡単に有機
フィルム2を平坦にすることができる。搭載基板1の上
面に熱硬化性樹脂シート40を設けたため、熱硬化性樹
脂シート40の上面に有機フィルム2を載置するだけで
よいためである。
【0048】次に、本発明の第三の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。この第三の実施の
形態の特徴は上記第三の実施の形態の第4の工程後に有
機フィルム2のスルーホール231の上部から銀エポキ
シ樹脂を充填させる第5の工程を行う点にある。第1の
工程〜第4の工程は上述の第2の実施の形態と同様であ
る。
【0049】図4を参照すると、第5の工程において、
有機フィルム2のスルーホール231の上部から銀エポ
キシ樹脂51を充填させる。銀エポキシ樹脂51はディ
スペンサを用いて充填される。有機フィルム2のスルー
ホール231は銀エポキシ樹脂51により満たされる。
【0050】このように、本実施の形態では、スルーホ
ール231の上部から銀エポキシ樹脂51を充填するよ
うに構成したため、印刷によって設けられた銀エポキシ
樹脂5の足りない分を補うことができる。
【0051】上記実施の形態では、搭載基板1の上面に
熱硬化性樹脂を設ける構成としたが、これに限定されず
他の樹脂であってもよい。例えば、熱可塑性樹脂が設け
られてもよい。
【0052】また、上述の実施の形態では、搭載基板1
の搭載電極11上に銀エポキシ樹脂5が設けられたが、
これに限定されず、導電性を有する樹脂であればいかな
るものであっても適用できる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、搭載基板上の複数の搭載基板の各々と有機フィルム
の複数のスルーホールとを接続する銀エポキシ樹脂を設
けたため、電子部品組立体の信頼性をより向上させるこ
とができる。銀エポキシ樹脂は有機フィルムや熱硬化性
樹脂シートとほぼ同一の熱膨張係数を有しているためで
ある。
【0054】また、本発明では、電子部品組立体に印可
する熱をより少なくすることができる。銀エポキシ樹脂
の硬化温度が半田等を用いた場合に比べ低いためであ
る。
【0055】さらに、本発明では、搭載基板と有機フィ
ルムとの間を熱硬化性樹脂により埋め、有機フィルムの
電極と搭載基板の搭載電極とを接続する銀エポキシ樹脂
を封止したため、銀エポキシ樹脂が外気に触れることが
なくなり、この結果、電子部品組立体の耐湿性ストレス
に対する信頼性を向上させるとともにマイグレーション
の発生をも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の断面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態の製造方法を示す図
である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の製造方法を示す図
である。
【図4】本発明の第三の実施の形態の製造方法を示す図
である。
【符号の説明】
1 搭載基板 11 搭載電極 2 有機フィルム 21 内部リード 22 回路配線パターン 23 外部リード 24 封止樹脂 3 LSIチップ 4 熱硬化性樹脂 40 熱硬化性樹脂シート 5 銀エポキシ樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/14 H05K 1/18 H05K 3/32 - 3/36 H05K 3/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にパッドが設けられた基板と、 この基板の前記パッドと対向する位置に設けられた第1
    の貫通孔を有し前記基板の上面に設けられた絶縁性樹
    シートと、 前記基板の前記パッドと対向する位置に設けられた第2
    の貫通孔を有し前記絶縁性樹脂シートの上に設けられ
    有機フィルムと、 前記絶縁性樹脂シートの前記第1の貫通孔を貫通し前記
    基板のパッドと前記有機フィルムの前記第2の貫通孔と
    を接続する導電性樹脂とを含むことを特徴とする電子部
    品組立体。
  2. 【請求項2】 前記導電性樹脂は、銀エポキシ樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1記載の電子部品組立体。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性樹脂シートは、熱硬化性樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の電子部品組立
    体。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性樹脂シートは、熱可塑性樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の電子部品組立
    体。
  5. 【請求項5】 前記有機フィルム上に集積回路装置が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の電子部品
    組立体。
  6. 【請求項6】 パッドが設けられた基板と、複数の第1
    の貫通孔が設けられた有機フィルムとを含む電子部品組
    立体の製造方法において、 前記基板上に設けられた前記複数のパッドの各々の上に
    導電性樹脂を設ける工程と、貫通孔を有する絶縁性樹脂シートをその貫通孔に前記導
    電性樹脂が貫通するように搭載する工程と、 電極を有する有機フィルムをその電極と前記基板のパッ
    ドとが対向するように前記絶縁性樹脂シート上に搭載す
    る工程と、 前記導電性樹脂および前記絶縁性樹脂シートを硬化させ
    該導電性樹脂により前記パッドおよび前記貫通孔を、該
    絶縁性樹脂シートにより前記基板および前記有機フィル
    をそれぞれ接続する工程とを含むことを特徴とする電
    子部品組立体の製造方法。
JP09078170A 1997-03-27 1997-03-28 電子部品組立体およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3099767B2 (ja)

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