JP3099698U - 紙シート - Google Patents

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伊藤 道雄
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株式会社ファンシー
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Abstract

【課題】 本考案の紙シートは、保温効果やクッション効果を発揮するものである。
【解決手段】 紙シート1は、前記不織布11、12よりやや大きさの小さい紙シート13および紙粉シート14が重ねられ、これらが不織布11と不織布12によって覆われている。また、前記不織布11および不織布12の周囲は、ヒートシールを行うプレス機の押圧、または熱ローラーの間の通過によって不織布11、12どうしがシールされて、ヒートシール部15ができる。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、アウトドアスポーツ等に使用する携帯が便利で、使い捨てにすることができる紙シートに関するものである。
 また、本考案は、紙シートおよび/または紙粉シートを不織布によって覆うことにより、保温性、断熱性、柔軟性、通気性、透水性、耐候性、および緩衝性が高く、安価であるが嵩高いので、重厚感があって商品価値の高い紙シートに関するものである。
 アウトドアスポーツ等に使用するシートは、寝る時、座る時、暖房(保温)等多くの目的があり、合成樹脂系素材によって、携帯性を考慮してシート状に作製されたものが多い。すなわち、前記シートは、寝る時のマット、布団、保温、緩衝部材等に使用するもので、軽くかつ携帯性に優れたものがある。
 紙製で保温・断熱を目的としたものは、たとえば、特開2000−62773に記載されている保温・断熱容器がある。前記保温・断熱容器は、容器の側壁外面にカールドファイバーを含む紙シート、または機械パルプおよび/またはクラフトパルプを少なくとも一層含む積層体から構成されている。
特開2000−62773
 前記特許文献1に記載された考案は、容器の保温・断熱を目的とするものであり、シート状になっていない。保温性、断熱性、柔軟性、通気性、透水性、耐候性、および緩衝性が高く、安価な紙シートは、今のところ開発されていない。本出願人は、安価な紙粉シート、古紙、トイレットペーパーからなるシートが開発されたことに着目して、本考案の紙シートを開発した。
 以上のような課題を解決するために、本考案は、保温性、断熱性、柔軟性、通気性、透水性、耐候性、および緩衝性に優れ、多目的性、携帯性、取り扱い性、安価、使い捨て等を満足する紙シートを提供することを目的とする。
(第1考案)
 第1考案は、互いに重ねられた紙粉シートおよび紙シートと、重合する紙粉シートおよび紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、前記不織布の周囲をシールするシール部と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第2考案)
 第2考案は、紙粉シートを挟んで重ねられた複数枚の紙シートと、前記重合する紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、前記不織布の周囲をシールするシール部と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第3考案)
 第3考案は、互いに重ねられた複数枚の紙シートと、前記重合する紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、前記不織布の周囲をシールするシール部と、から少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第4考案)
 第4考案の紙シートにおけるシール部は、ヒートシールによって接着されていることを特徴とする。 
(第5考案)
 第5考案において、紙粉シート、紙シート、および両面側の不織布は、エンボス処理によって合着されていることを特徴とする。
(第6考案)
 第6考案において、紙シートおよび/または紙粉シートは、古紙からなることを特徴とする。
(第7考案)
 第7考案の紙シートは、トイレットペーパーからなることを特徴とする。
 本考案は、不織布および紙シート、紙粉シートという柔軟性および保温性に優れ、安価な素材に着目した紙シートである。紙シートあるいは紙粉シート等を覆う不織布からなる紙シートは、保温性、柔軟性、通気性、透水性、耐候性、軽量、多目的性、携帯性、取り扱い性、安価、使い捨て、および作製が容易等の全を満足させるものである。前記紙シートは、安価であるが嵩高いので重厚感があって商品価値が高い。
 本考案の紙シートによれば、紙シートが安価で使い捨てにできるため、たとえば、アウトドアスポーツに携帯することで、シート、枕、座布団、布団等において利用することができる。また、本考案の紙シートによれば、安価、軽量で折り畳みが容易であるため、携帯性に優れている。
(第1考案)
 第1考案の紙シートは、所定の大きさに切断された紙粉シートと紙シートを互いに重ね合わせ、不織布によってこれらの紙粉シートおよび紙シートを覆う。前記不織布の周囲は、たとえば、接着剤によってシールされる。前記不織布内の紙粉シートおよび紙シートの重ねる順序は、どちらを上にしても良い。
(第2考案)
 第2考案の紙シートは、不織布に収納される所定の大きさの紙粉シートに対して、上下方向から紙シートが重ねられている点で第1考案と異なっている。すなわち、第2考案の紙シートは、紙シートが一枚多く不織布の中に入っている分、保温力が大きくなる。また、第2考案は、前記不織布内において、紙シートを上下方向から紙粉シートによって挟むようにすることもできる。
(第3考案)
 第3考案の紙シートは、不織布の中に順次複数層に重ねられた紙シートまたは紙粉シートが入れられている点で、第1考案および第2考案と異なっている。すなわち、第3考案の紙シートは、不織布内に紙シートまたは紙粉シートのみを入れている点で、第1考案および第2考案と異なっている。
(第4考案)
 第4考案の紙シートは、不織布どうしを接着させるために、ヒートシールを使用した点で第1考案ないし第3考案と異なっている。ヒートシールは、接着剤のように乾燥等を行う必要がなく、所定の温度に加熱された熱プレスの押圧や熱ローラーを通過させるだけであるため、作製が容易かつ短時間となる。
(第5考案)
 第5考案の紙シートは、不織布の少なくとも一方にエンボスを成形することで、前記不織布と、その内部の紙シートおよび紙粉シートが合着されて移動しないようにしている。また、第5考案の紙シートは、前記エンボスにより、厚さ方向の厚み(嵩高)が厚くなり、保温性をより高める。
(第6考案)
 第6考案の紙シートは、古紙からなる紙シートおよび/または紙粉シートを使用することで、安価に作製される。
(第7考案)
 第7考案の紙シートは、不織布内に入れる紙部材を既成のトイレットペーパーとして、安価に作製される。
 図1(イ)は本考案の一実施例で、紙シートの一部を切り欠いた上面図であり、(ロ)は同じく紙シートの断面図である。図1(イ)および(ロ)において、紙シート1は、前記不織布11、12よりやや大きさの小さい紙シート13および紙粉シート14が重ねられ、これらを不織布11と不織布12によって覆っている。前記紙シート13および紙粉シート14の重ねる順序は、任意である。
 前記紙シート13および紙粉シート14は、いずれも市販されている既製品である。図1(イ)および(ロ)に示されているように、不織布11および不織布12の周囲は、たとえば、ヒートシールを行うプレス機の押圧、または熱ローラーの間の通過によって不織布11、12どうしがシールされて、ヒートシール部15ができる。
 前記ヒートシール部15は、ヒートシールの代わりに図示されていない接着剤やミシンによってシールすることも可能である。前記接着剤によって不織布11、12どうしを接着する場合、接着剤の乾燥が必要である。前記接着剤は、たとえば、ポリ酢酸ビニール、あるいは、ポリ塩化ビニル等を使用することができる。
 図2は本考案の第一実施例で、紙シートを上部から押圧するための図である。図2において、図1によって作製された紙シート1は、エンボスローラー21、22の間を通過させる。前記エンボスローラー21、22を通過した紙シート1は、前記エンボスローラー21、22の凹凸により、前記不織布11、12、前記紙シート13、紙粉シート14が互いに食い込むように押圧され、互いに内部で移動し難くなると同時に、全体の厚みが厚くなる。
 図3は本考案の第二実施例である紙シートの断面図である。図3において、紙シート3は、不織布11および不織布12の間に収納される所定の大きさの紙粉シート14に対して、上下方向から紙シート13、13′が重ねられている。また、前記紙シート3は、不織布11および不織布12の間に収納される所定の大きさの紙シートに対して、上下方向から紙粉シートを重ねるようにすることもできる。その後、不織布11と不織布12どうしは、その周囲がシールされる。
 図4は本考案の第三実施例である紙シートの断面図である。図4において、紙シート4は、紙シート41が複数重ねられており、その周囲を不織布11、12が覆っている。また、前記不織布11、12の周囲は、接着剤またはヒートシールによってシールされる。前記紙シート41の代わりに、複数層の紙粉シートのみを不織布の中に入れることもできる。
 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本考案の紙シート、紙粉シートは、ロール状に巻回された既成品を使用することができる。また、前記紙シートの材質は、古紙やトイレットペーパーを使用することができる。
 本考案の紙シートに使用する紙シート、紙粉シートの厚さおよび枚数は、使用目的、使用場所によって任意に選択することができる。
 本考案の実施例は、紙シートで説明したが、紙シート以外に、布団、足拭き、アウトドアにおけるシート、枕、スポーツ観戦時の座布団や保温用、断熱シート、包装用緩衝シート等に使用することができる。
(イ)は本考案の一実施例で、紙シートの一部を切り欠いた上面図であり、(ロ)は同じく紙シートの断面図である。(実施例1) 本考案の第一実施例で、紙シートを上部から押圧するための図である。(実施例1) 本考案の第二実施例である紙シートの断面図である。(実施例2) 本考案の第三実施例である紙シートの断面図である。(実施例3)
符号の説明
 1・・・紙シート
 3・・・紙シート
 4・・・紙シート
 11・・・不織布
 12・・・不織布
 13・・・紙シート
 13′・・・紙シート
 14・・・紙粉シート
 15・・・ヒートシール部
 21・・・エンボスローラー
 22・・・エンボスローラー
 41・・・紙シート

Claims (7)

  1.  互いに重ねられた紙粉シートおよび紙シートと、
     重合する紙粉シートおよび紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、
     前記不織布の周囲をシールするシール部と、
     から少なくとも構成されていることを特徴とする紙シート。
  2.  紙粉シートを挟んで重ねられた複数枚の紙シートと、
     前記重合する紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、
     前記不織布の周囲をシールするシール部と、
     から少なくとも構成されていることを特徴とする紙シート。
  3.  互いに重ねられた複数枚の紙シートと、
     前記重合する紙シートの表面側および裏面側を覆う不織布と、
     前記不織布の周囲をシールするシール部と、
     から少なくとも構成されていることを特徴とする紙シート。
  4.  前記シール部は、ヒートシールによって接着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された紙シート。
  5.  前記紙粉シート、紙シート、および両面側の不織布は、エンボス処理によって合着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載された紙シート。
  6.  前記紙シートおよび/または紙粉シートは、古紙からなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載された紙シート。
  7.  前記紙シートは、トイレットペーパーからなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載された紙シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016181579A1 (ja) * 2015-05-12 2016-11-17 山田 菊夫 使い捨て繊維製品用生地及びそれを用いた使い捨て繊維製品

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