JP3099628U - ペット用の健康補助食品 - Google Patents

Abstract

【課題】最近、人間の生活環境の変化に伴い、ペットの食住環境が悪化し、これに起因した健康障害が問題となっている。これを防止するための健康補助食品を提供する。
【解決手段】健康補助食品は竹炭微粉末、竹酢、にがり、水及び乾燥孟宗竹粉末から構成される。これら構成成分を竹炭微粉末、竹酢、にがり及び水の液状混合体と乾燥孟宗竹粉末とに分けて包装し、使用直前にこれらを混ぜて、かつペットの体格に応じた量を飼料に添加して与える。
【選択図】図１

Description

　本考案は、犬、猫等のペットの健康管理を目的とした補助食品に関するものである。

　最近の犬、猫等のペットは生活環境の悪化に伴ない人間と同様の成人病になるという現象が多く起きている。従来これら動物は、野外を自由に行動することが可能であり、従ってストレスを感じることもなく健康であった。しかしながらペットを飼う人間の生活環境の変化に伴ないペットの食住の環境も大きく変化している。このような環境はペットには好ましいものではなくストレスとなり、お腹をこわしたり肥満になったりしている。

　ペットのための栄養管理食品は沢山あるが、健康管理補助食品は少ない。ペットや家畜の飼料として０．５〜５μに加工した竹炭粉末を混入させた食品が提案されてはいる（例えば特許文献１参照）が、必要に以上にペットに与えることになることや植物繊維が含有されていない等の欠点があり十分満足し得るものではない。
実用新案登録第３０９２８５４号公報

　最近の犬、猫等のペットは生活環境の悪化に伴ない人間と同様の成人病になるという現象が多く起きている。ペットの生活環境に起因したストレスによる健康障害を予防することは動物愛護の観点からも必要である。

　本考案ではかかる課題を解決するための具体的手段として、竹炭微粉末、竹酢、にがり、水及び乾燥孟宗竹粉末から構成される健康補助食品を提供するものである。

　本考案の健康補助食品をペットの体格に応じた量を通常与えている飼料に添加して与えるとペットの健康増進に効果がある。また竹炭の吸着作用により便臭を抑える等の副次的効果も有している。

　本考案に係る健康補助食品は竹炭微粉末１重量部、竹酢０〜３重量部、にがり０〜３重量部、水１００〜２５０重量部及び孟宗竹粉末５０〜１５０重量部で構成され、図１に示す形態で包装する。包装の際、竹炭微粉末、竹酢、にがり及び水の液状混合体と乾燥孟宗竹粉末とを個別に包装することを特徴としている。

竹炭微粉末は胃腸内の有害物質を吸着して体外に排泄する。すなわち竹炭微粉末は解毒作用を有している。竹酢は殺菌抗菌作用を有しており、有害雑菌の繁殖を抑制する。にがりは豊富なミネラルを含んでおり、特に主成分である塩化マグネシウムはカルシウムの吸収を助け代謝機能を向上させるのでダイエット効果があり、運動不足がちのペットの肥満防止対策となる。孟宗竹粉末は良質な植物繊維であり整腸作用とコレステロールの吸収抑制作用に効果がある。竹酢とにがりは併用してもいずれか単独で用いてもよい。

　包装用の袋はダブルパウチ式の包装袋を使用するのが効果的である。すなわち、液状混合体側の袋を二重又は三重に折り、指で強く押すと中央の仕切りが破壊され分包していたものが一つの袋となる。この状態で孟宗竹粉末と竹炭微粉末、竹酢、にがり及び水の液状混合体とをよく混合しペットの飼料に添加して与える。

　本考案の健康補助食品は、例えば竹炭微粉末０．５ｇ、にがり１ｇ、水１０ｇ及び孟宗竹粉末５ｇを１包装単位とした場合、通常小型犬、猫で１週間に１袋、中型犬で３週間に２袋、大型犬で１週間２袋程度与えるとよい。

　図１に示す本考案の実施形態を示すペット健康補助食品を室内犬であるマルチーズの飼料に前記の１袋を１週間に１度添加して与えたが、マルチーズは何の違和感も訴えず、従来と同じ様に飼料を食べた。

　本考案に係る健康補助食品はペットの健康管理補助食品として利用する以外にも、家畜やその他の飼育動物に対し、体格に応じた適量を与えることで解毒、整腸等の効果を期待することができる。

本考案の健康補助食品の包装状態を示す図である。

符号の説明

　１　　乾燥孟宗竹粉末
　２　　竹炭微粉末、竹酢、にがり及び水の液状混合体
　３　　易剥離性仮接着部
　４　　外周縁
　５　　開封用切込み

Claims (2)

1. 　竹炭微粉末１重量部、竹酢０〜３重量部、にがり０〜３重量部、水１００〜２５０重量部及び乾燥孟宗竹粉末５０〜１５０重量部からなるペット用健康補助食品。
2. 　竹炭微粉末、竹酢、にがり及び水の液状混合体と乾燥孟宗竹粉末とを分包することを特徴とした請求項１に記載のペット用健康補助食品。

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