JP3098790B2 - 自動車の整備工場に於ける作業管理装置 - Google Patents
自動車の整備工場に於ける作業管理装置Info
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- JP3098790B2 JP3098790B2 JP03087435A JP8743591A JP3098790B2 JP 3098790 B2 JP3098790 B2 JP 3098790B2 JP 03087435 A JP03087435 A JP 03087435A JP 8743591 A JP8743591 A JP 8743591A JP 3098790 B2 JP3098790 B2 JP 3098790B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の整備工場に於い
て、作業ベイがどのような状況であるか、また作業ベイ
での整備作業の進行状況がどのような具合であるかをサ
ービスフロント側が常に知ることができる自動車の整備
工場に於ける作業管理装置に関する。なお、本発明は作
業ベイに配備される収納棚、冷暖房機器、照明器具、各
種の供給ホース等整備用機器の技術分野にも関する。
て、作業ベイがどのような状況であるか、また作業ベイ
での整備作業の進行状況がどのような具合であるかをサ
ービスフロント側が常に知ることができる自動車の整備
工場に於ける作業管理装置に関する。なお、本発明は作
業ベイに配備される収納棚、冷暖房機器、照明器具、各
種の供給ホース等整備用機器の技術分野にも関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の整備工場に於いては、
顧客の受付けや相談を担当するサービスフロントと、こ
のサービスフロントから比較的離れた場所に形成されか
つ作業員により各種の整備作業が行なわれる作業ベイと
がある。
顧客の受付けや相談を担当するサービスフロントと、こ
のサービスフロントから比較的離れた場所に形成されか
つ作業員により各種の整備作業が行なわれる作業ベイと
がある。
【0003】しかして、サービスフロント側から作業ベ
イの作業の状況を把握しようとする場合、例えば誰かわ
ざわざサービスフロント側から作業ベイまで出向き、作
業ベイの状況を見たり、あるいは作業員に整備作業の進
行状況を聞いたりしている。またインターフォン等で各
作業ベイの状況、整備作業の進行状態を調べている。
イの作業の状況を把握しようとする場合、例えば誰かわ
ざわざサービスフロント側から作業ベイまで出向き、作
業ベイの状況を見たり、あるいは作業員に整備作業の進
行状況を聞いたりしている。またインターフォン等で各
作業ベイの状況、整備作業の進行状態を調べている。
【0004】しかしながら、上記のような方法では、例
えば顧客からら作業ベイが空いているか否か電話で問い
合わせがあった場合正確にかつ即座に対応することがで
きず、また作業ベイが空いているのに顧客を待たせるな
ど顧客に対する対応が十分でないと同時に作業ベイを有
効的に活用することができないと言う欠点があった。
えば顧客からら作業ベイが空いているか否か電話で問い
合わせがあった場合正確にかつ即座に対応することがで
きず、また作業ベイが空いているのに顧客を待たせるな
ど顧客に対する対応が十分でないと同時に作業ベイを有
効的に活用することができないと言う欠点があった。
【0005】一方、各作業ベイに配備される収納棚、冷
暖房機器、照明器具、各種の供給ホース等整備用機器が
平面的で、かつ、バラバラの状態に配置されているた
め、各機器の使用効率が悪いと同時に、整備工場内のス
ペースを有効的に活用することができないと言う欠点が
あった。
暖房機器、照明器具、各種の供給ホース等整備用機器が
平面的で、かつ、バラバラの状態に配置されているた
め、各機器の使用効率が悪いと同時に、整備工場内のス
ペースを有効的に活用することができないと言う欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の欠点に鑑み、主たる目的は、サービスフロント
側が各作業ベイがどのような状況であるか、また各作業
ベイでの整備作業の進行状況がどのような具合であるか
を常に容易に把握することができ、他の目的は各作業ベ
イに配設される各種の機器をセンターキャビネットを中
心に配設し、機器および作業ベイを有効的に活用するこ
とができる自動車の整備工場に於ける作業管理装置を得
ることである。
な従来の欠点に鑑み、主たる目的は、サービスフロント
側が各作業ベイがどのような状況であるか、また各作業
ベイでの整備作業の進行状況がどのような具合であるか
を常に容易に把握することができ、他の目的は各作業ベ
イに配設される各種の機器をセンターキャビネットを中
心に配設し、機器および作業ベイを有効的に活用するこ
とができる自動車の整備工場に於ける作業管理装置を得
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、整備工場Xの
作業ベイ1側には、情報制御装置4と電気的に接続しか
つ作業員が当該作業ベイでの作業状況を自己申告するこ
とができる複数個の操作スイッチ並びに整備車輌を整備
するための複数個のセンターキャビネット3が適宜に配
備され、一方、作業ベイ1側と離れた場所に設けられた
サービスフロントY側には、前記情報制御装置4と電気
的に接続しかつ各作業ベイの作業の状況を常に把握する
ことができる作業ベイ状況把握装置40を配置して成る
自動車の整備工場に於ける作業管理装置において、前記
センターキャビネット3は、下部側の収納部19に排油
ドレーン受け20を収納すると共に、上部側に前記情報
制御装置4を一体的に組込んだ状態で各作業ベイの境界
線上でかつ整備工場の内壁面に沿うように配設されてお
り、またセンターキャビネット3の情報制御装置4の制
御パネル5には、前記自己申告用操作スイッチ11,1
3,15及び前記作業ベイ状況把握装置40の情報表示
パネル41の各表示部に対応する作業情況表示部8,
9,10,12,14を複数個設け、さらに、作業ベイ
1の天井には、センターキャビネット3と同様に各作業
ベイの境界線上に、エアー、油等を供給する各種のホー
スを吊り下げることができる天井ユニット26が配備さ
れていることを特徴とする。
作業ベイ1側には、情報制御装置4と電気的に接続しか
つ作業員が当該作業ベイでの作業状況を自己申告するこ
とができる複数個の操作スイッチ並びに整備車輌を整備
するための複数個のセンターキャビネット3が適宜に配
備され、一方、作業ベイ1側と離れた場所に設けられた
サービスフロントY側には、前記情報制御装置4と電気
的に接続しかつ各作業ベイの作業の状況を常に把握する
ことができる作業ベイ状況把握装置40を配置して成る
自動車の整備工場に於ける作業管理装置において、前記
センターキャビネット3は、下部側の収納部19に排油
ドレーン受け20を収納すると共に、上部側に前記情報
制御装置4を一体的に組込んだ状態で各作業ベイの境界
線上でかつ整備工場の内壁面に沿うように配設されてお
り、またセンターキャビネット3の情報制御装置4の制
御パネル5には、前記自己申告用操作スイッチ11,1
3,15及び前記作業ベイ状況把握装置40の情報表示
パネル41の各表示部に対応する作業情況表示部8,
9,10,12,14を複数個設け、さらに、作業ベイ
1の天井には、センターキャビネット3と同様に各作業
ベイの境界線上に、エアー、油等を供給する各種のホー
スを吊り下げることができる天井ユニット26が配備さ
れていることを特徴とする。
【0008】
【作用】作業員が自分のあるいは所望する作業ベイで整
備作業をしようとする時は、センターキャビネットの制
御パネルの各操作スイッチ等を操作する。例えば作業員
が当該整備車輌の車輌番号をテンキー等の車輌番号入力
キーで入力すると、制御パネルの車輌番号表示部に車輌
番号が表れる。そうすると、情報制御装置を介し、サー
ビスフロント側の情報パネルの車輌番号表示部にも同時
に前記車輌番号が表れる。また作業員が制御パネルの作
業中操作スイッチを操作すると、制御パネルの作業中表
示部が点灯すると同時にフロントサービス側の作業中表
示部も情報制御装置を介して点灯する。このように作業
員が作業ベイ側で制御パネルの各操作スイッチ等を操作
して作業状況を自己申告すると、それらの操作に基づく
電気信号が情報制御装置を介し、フロントサービス側の
作業ベイ状況把握装置に送られ、フロントサービス側の
情報表示パネルの各表示部に作業中、待機中、作業終了
予定時刻、作業終了等の作業状況の情報が常に表示され
る。
備作業をしようとする時は、センターキャビネットの制
御パネルの各操作スイッチ等を操作する。例えば作業員
が当該整備車輌の車輌番号をテンキー等の車輌番号入力
キーで入力すると、制御パネルの車輌番号表示部に車輌
番号が表れる。そうすると、情報制御装置を介し、サー
ビスフロント側の情報パネルの車輌番号表示部にも同時
に前記車輌番号が表れる。また作業員が制御パネルの作
業中操作スイッチを操作すると、制御パネルの作業中表
示部が点灯すると同時にフロントサービス側の作業中表
示部も情報制御装置を介して点灯する。このように作業
員が作業ベイ側で制御パネルの各操作スイッチ等を操作
して作業状況を自己申告すると、それらの操作に基づく
電気信号が情報制御装置を介し、フロントサービス側の
作業ベイ状況把握装置に送られ、フロントサービス側の
情報表示パネルの各表示部に作業中、待機中、作業終了
予定時刻、作業終了等の作業状況の情報が常に表示され
る。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。まず、図1ないし図6に基づき本発明の第
1実施例につき説明する。Xは自動車の整備工場であ
る。Yはサービスフロントである。Zは洗車装置であ
る。しかして、1は整備車輌2の下廻り点検、エンジン
やバッテリーの診断、エンジンオイルの交換等各種の整
備作業を行うための作業ベイで、本実施例では図1を基
準にすると横方向に複数個併設している。3は作業ベイ
1側に配備された複数個のセンターキャビネットであ
る。このセンターキャビネット3は各作業ベイ1の境界
線上で、かつ、整備工場Xの内壁面Wに沿うように配設
されている。しかして、このセンターキャビネット3
は、少なくとも作業員が当該作業ベイで整備作業を行う
場合、作業中、、待機中、作業終了予定時刻等作業状況
を自己申告することができる複数個の操作スイッチと接
続する情報制御装置4が適宜に組み込まれている。ここ
で情報制御装置4について図3に基きさらに詳説する
と、5は情報制御装置4の制御パネルで、この制御パネ
ル5には入力カセット時の作業ベイ切りかえ用操作スイ
ッチ6および当該整備車輌2の車輌番号を入力するため
の車輌番号入力キー7を除き、各種の操作スイッチ等が
左右に1対に設けられている。すなわち、8は制御パネ
ル5の上部に設けられたデジタル式の車両番号表示部、
9はこの車両番号表示部8の下方に形成された氏名差し
込み式の作業名表示部、10は作業中表示部とその点燈
用操作スイッチ11。12は部品交換等の場合にまだ当
該作業ベイを使用中であることを表示するための待機中
表示部とその点燈用操作スイッチ13。14は当該作業
ベイで整備作業が終わったことを表示するための点燈式
の作業完了表示部とその点灯用スイッチ15。16は現
在時刻を表示する第1時刻表示部、17は作業員により
適宜に入力されかつ当該作業ベイでの作業終了予定時刻
を表示する第2時刻表示部、18は第1および第2時刻
表示部の下方に設けられ、当該作業ベイでの作業経過時
刻を表示する第3時刻表示部である。
に説明する。まず、図1ないし図6に基づき本発明の第
1実施例につき説明する。Xは自動車の整備工場であ
る。Yはサービスフロントである。Zは洗車装置であ
る。しかして、1は整備車輌2の下廻り点検、エンジン
やバッテリーの診断、エンジンオイルの交換等各種の整
備作業を行うための作業ベイで、本実施例では図1を基
準にすると横方向に複数個併設している。3は作業ベイ
1側に配備された複数個のセンターキャビネットであ
る。このセンターキャビネット3は各作業ベイ1の境界
線上で、かつ、整備工場Xの内壁面Wに沿うように配設
されている。しかして、このセンターキャビネット3
は、少なくとも作業員が当該作業ベイで整備作業を行う
場合、作業中、、待機中、作業終了予定時刻等作業状況
を自己申告することができる複数個の操作スイッチと接
続する情報制御装置4が適宜に組み込まれている。ここ
で情報制御装置4について図3に基きさらに詳説する
と、5は情報制御装置4の制御パネルで、この制御パネ
ル5には入力カセット時の作業ベイ切りかえ用操作スイ
ッチ6および当該整備車輌2の車輌番号を入力するため
の車輌番号入力キー7を除き、各種の操作スイッチ等が
左右に1対に設けられている。すなわち、8は制御パネ
ル5の上部に設けられたデジタル式の車両番号表示部、
9はこの車両番号表示部8の下方に形成された氏名差し
込み式の作業名表示部、10は作業中表示部とその点燈
用操作スイッチ11。12は部品交換等の場合にまだ当
該作業ベイを使用中であることを表示するための待機中
表示部とその点燈用操作スイッチ13。14は当該作業
ベイで整備作業が終わったことを表示するための点燈式
の作業完了表示部とその点灯用スイッチ15。16は現
在時刻を表示する第1時刻表示部、17は作業員により
適宜に入力されかつ当該作業ベイでの作業終了予定時刻
を表示する第2時刻表示部、18は第1および第2時刻
表示部の下方に設けられ、当該作業ベイでの作業経過時
刻を表示する第3時刻表示部である。
【0010】次に19はセンターキャビネット3の下部
側に形成され、かつ、整備車輌2から取り出した排油を
一旦受け入れる排油ドレーン受け20を収納する収納部
で、この収納部19には開閉扉19a、19aが設けら
れている。前記排油ドレーン受け20は、図4で示すよ
うにキャスター20aを有するベース部20bと、この
ベース部20bに設けられた収納タンク20cと、この
収納タンク20cの上方に一体に設けられた受け皿20
dとから成る。しかして、排油ドレーン受け20に収納
された排油は、前記収納部19内に設けられた圧送ポン
プ21により、図示しない油脂庫へ圧送される。
側に形成され、かつ、整備車輌2から取り出した排油を
一旦受け入れる排油ドレーン受け20を収納する収納部
で、この収納部19には開閉扉19a、19aが設けら
れている。前記排油ドレーン受け20は、図4で示すよ
うにキャスター20aを有するベース部20bと、この
ベース部20bに設けられた収納タンク20cと、この
収納タンク20cの上方に一体に設けられた受け皿20
dとから成る。しかして、排油ドレーン受け20に収納
された排油は、前記収納部19内に設けられた圧送ポン
プ21により、図示しない油脂庫へ圧送される。
【0011】次に22はセンターキャビネット3の前記
収納部19の上方に適宜に設けられ、前述した油脂庫に
排油が満タンになったことを表示する点燈式の排油満タ
ン表示部23および各種の操作スイッチ24を有する表
示パネルである。これらの排油満タン表示部23および
操作スイッチ24は前述した情報制御装置4と電気的に
接続している。
収納部19の上方に適宜に設けられ、前述した油脂庫に
排油が満タンになったことを表示する点燈式の排油満タ
ン表示部23および各種の操作スイッチ24を有する表
示パネルである。これらの排油満タン表示部23および
操作スイッチ24は前述した情報制御装置4と電気的に
接続している。
【0012】次に、25は各作業ベイ1の床面Fのピッ
ト内に設けられ、整備車輌2をリフトアップするリフト
装置である。このリフト装置25の車輌受け台は、所望
する時床面Fと略同一平面になるように設けられてい
る。また26は図5で示すように作業ベイ1の天井に設
けられ、エアー、油等を供給する各種のホース27、2
8、29を昇降動可能に吊り下げる天上ユニットで、こ
の天上ユニット26もセンターキャビネット3と同様に
各作業ベイ1の境界線上に配設されている。また天井ユ
ニット26には、照明器具30や暖房器具31が適宜に
組み込まれている。
ト内に設けられ、整備車輌2をリフトアップするリフト
装置である。このリフト装置25の車輌受け台は、所望
する時床面Fと略同一平面になるように設けられてい
る。また26は図5で示すように作業ベイ1の天井に設
けられ、エアー、油等を供給する各種のホース27、2
8、29を昇降動可能に吊り下げる天上ユニットで、こ
の天上ユニット26もセンターキャビネット3と同様に
各作業ベイ1の境界線上に配設されている。また天井ユ
ニット26には、照明器具30や暖房器具31が適宜に
組み込まれている。
【0013】次に40は顧客の受付けやその相談を行う
サービスフロントY側に配備され、かつ、センターキャ
ビネット3の情報制御装置4と電気的に接続し、各作業
ベイ1の作業状況を常に把握することができる作業ベイ
状況把握装置である。この作業ベイ状況把握装置40
は、各作業ベイ1で各作業員がセンターキャビネット3
に組み込まれた各種の操作スイッチ11、13、15等
をそれぞれ操作すると、これらの操作に基く情報を作業
状況としてサービスフロントY側に表示する。しかし
て、作業ベイ状況把握装置40には、本実施例では前述
した情報制御装置4の制御パネル5と略同様に構成され
た図6で示すような各種の表示部を有する情報表示パネ
ル41が設けられている。すなわち、8Aは各作業ベイ
に入っている整備車輌2の番号を表示するデジタル式の
車輌番号表示部で、この車輌番号表示部8Aは制御パネ
ル5側の車輌番号表示部8と対応する。したがって、作
業員が自己の作業ベイで整備作業をするために車輌番号
入力キー7を操作すると、当該入庫車輌の番号が当該車
輌番号表示部8、8Aにそれぞれ表示される。また9A
は作業者名表示部、10Aは作業中表示部、12Aは待
機中表示部、14Aは作業完了表示部で、これらは制御
パネル5側に設けたそれらと各々対応している。したが
って、仮に作業員が自分の作業ベイを使用する時に選択
した当該操作スイッチ11を押すと、制御パネル5側お
よび情報表示パネル41側の当該作業中表示部10、1
0Aが同時に点燈する。されに、16Aは現在時刻を表
示する第1時刻表示部、17Aは作業終了予定時刻を表
示する第2時刻表示部、18Aは作業にどれだけの時間
を費やしているを示す第3時刻表示部で、これらの時刻
表示部16A、17A、18Aは制御パネル5側のそれ
らにそれぞれ対応する。したがって、作業員が制御パネ
ル5側の第2時刻表示部17に作業終了予定時刻を自己
申告すると、その予定時刻が情報表示パネル41の第2
時刻表示部17Aに表示される。
サービスフロントY側に配備され、かつ、センターキャ
ビネット3の情報制御装置4と電気的に接続し、各作業
ベイ1の作業状況を常に把握することができる作業ベイ
状況把握装置である。この作業ベイ状況把握装置40
は、各作業ベイ1で各作業員がセンターキャビネット3
に組み込まれた各種の操作スイッチ11、13、15等
をそれぞれ操作すると、これらの操作に基く情報を作業
状況としてサービスフロントY側に表示する。しかし
て、作業ベイ状況把握装置40には、本実施例では前述
した情報制御装置4の制御パネル5と略同様に構成され
た図6で示すような各種の表示部を有する情報表示パネ
ル41が設けられている。すなわち、8Aは各作業ベイ
に入っている整備車輌2の番号を表示するデジタル式の
車輌番号表示部で、この車輌番号表示部8Aは制御パネ
ル5側の車輌番号表示部8と対応する。したがって、作
業員が自己の作業ベイで整備作業をするために車輌番号
入力キー7を操作すると、当該入庫車輌の番号が当該車
輌番号表示部8、8Aにそれぞれ表示される。また9A
は作業者名表示部、10Aは作業中表示部、12Aは待
機中表示部、14Aは作業完了表示部で、これらは制御
パネル5側に設けたそれらと各々対応している。したが
って、仮に作業員が自分の作業ベイを使用する時に選択
した当該操作スイッチ11を押すと、制御パネル5側お
よび情報表示パネル41側の当該作業中表示部10、1
0Aが同時に点燈する。されに、16Aは現在時刻を表
示する第1時刻表示部、17Aは作業終了予定時刻を表
示する第2時刻表示部、18Aは作業にどれだけの時間
を費やしているを示す第3時刻表示部で、これらの時刻
表示部16A、17A、18Aは制御パネル5側のそれ
らにそれぞれ対応する。したがって、作業員が制御パネ
ル5側の第2時刻表示部17に作業終了予定時刻を自己
申告すると、その予定時刻が情報表示パネル41の第2
時刻表示部17Aに表示される。
【0014】
【異なる実施例】次に本発明の異なる実施例につき説明
する。なお、この実施例の説明に当たって、前記実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。図7ないし図10に於いて、前記本発明の実施
例と主に異なる点は、作業ベイ1に配備されたセンター
キャビネット3Aと、天井ユニット26Aと、それに作
業ベイ1を有効的あるいは多目的的に使用することがで
きるように室内全体用の冷房機器本体50をセンターキ
ャビネット3Aの上に載置し、また複数の整備用収納棚
51をセンターキャビネット3Aを中心に、かつ、整備
工場の内壁面に沿って並べた点である。
する。なお、この実施例の説明に当たって、前記実施例
と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。図7ないし図10に於いて、前記本発明の実施
例と主に異なる点は、作業ベイ1に配備されたセンター
キャビネット3Aと、天井ユニット26Aと、それに作
業ベイ1を有効的あるいは多目的的に使用することがで
きるように室内全体用の冷房機器本体50をセンターキ
ャビネット3Aの上に載置し、また複数の整備用収納棚
51をセンターキャビネット3Aを中心に、かつ、整備
工場の内壁面に沿って並べた点である。
【0015】しかして、上記センターキャビネット3A
には、作業ベイ1で整備作業をする作業員を集中的に冷
やすスポット式のクーラ吹き出しユニット52が左右に
一対取付けられている。これにより作業ベイで働く人の
整備環境の向上化を図ることができる。
には、作業ベイ1で整備作業をする作業員を集中的に冷
やすスポット式のクーラ吹き出しユニット52が左右に
一対取付けられている。これにより作業ベイで働く人の
整備環境の向上化を図ることができる。
【0016】またセンターキャビネット3Aに設けられ
た前記冷房機器本体50の全面には、整備車輌のエンジ
ンルームをスポット的に照射することができるアーム式
の照明器具53が左右に一対取付けられている。
た前記冷房機器本体50の全面には、整備車輌のエンジ
ンルームをスポット的に照射することができるアーム式
の照明器具53が左右に一対取付けられている。
【0017】さらに、天井ユニット26Aには下方開口
の収納部54が形成され、この収納部54からはエア
ー、油等を供給する各種の供給ホース55、あるいは下
端部にスイッチ部材が取付けられた電気コード56が吊
り下げられ、これらの供給ホース55、電気コード56
は図10で示すホース端部収納装置57により、前記収
納部54内に収納される。
の収納部54が形成され、この収納部54からはエア
ー、油等を供給する各種の供給ホース55、あるいは下
端部にスイッチ部材が取付けられた電気コード56が吊
り下げられ、これらの供給ホース55、電気コード56
は図10で示すホース端部収納装置57により、前記収
納部54内に収納される。
【0018】しかして、ホース端部収納装置57は、天
井ユニット26Aの上壁に敷設されたガイドレールを水
平方向に移動し、かつ、供給ホース55、電気コード5
6を牽引する台車58と、この台車58に一端部が取付
けられ、かつ、他端部が駆動モータ59の駆動力により
回動する巻取リール60に巻装されるワイヤーあるいは
ロープ61とから成る。このように構成すると、供給ホ
ース55、電気コード56の各下端部を所望する時いつ
でも天井ユニット26Aの収納部54に収納することが
てきるので、作業ベイのスペースも含めた整備工場内で
ある種のイベントを催す時、整備工場内をショウルーム
として使用する時などには、見栄えも良く、また供給ホ
ース55、電気コード56が邪魔にならないと言う効果
がある。
井ユニット26Aの上壁に敷設されたガイドレールを水
平方向に移動し、かつ、供給ホース55、電気コード5
6を牽引する台車58と、この台車58に一端部が取付
けられ、かつ、他端部が駆動モータ59の駆動力により
回動する巻取リール60に巻装されるワイヤーあるいは
ロープ61とから成る。このように構成すると、供給ホ
ース55、電気コード56の各下端部を所望する時いつ
でも天井ユニット26Aの収納部54に収納することが
てきるので、作業ベイのスペースも含めた整備工場内で
ある種のイベントを催す時、整備工場内をショウルーム
として使用する時などには、見栄えも良く、また供給ホ
ース55、電気コード56が邪魔にならないと言う効果
がある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次のような効果がある。 (1)サービスフロント側が、各作業ベイがどのような
状況であるか、また各作業ベイでの整備作業の進行状況
がどのような具合であるかを常に正確に把握することが
でる。したがって、作業ベイを十分に活用することがで
きると共に、顧客に対するサービスも正確かつ迅速に行
うことができる。 (2)各作業ベイに配設される各種の機器を、センター
キャビネットを中心に配設し、機器および作業ベイを有
効的に活用することができる。 (3)センターキャビネット3の配設位置と相俟って、
比較的規模の小さい整備工場において、作業ベイ1を通
常の用法(整備作業)以外の他目的、例えばイベント、
ショールームなどに活用しようとする場合に、空間を簡
単かつ有効的に活用することができる。
にあっては次のような効果がある。 (1)サービスフロント側が、各作業ベイがどのような
状況であるか、また各作業ベイでの整備作業の進行状況
がどのような具合であるかを常に正確に把握することが
でる。したがって、作業ベイを十分に活用することがで
きると共に、顧客に対するサービスも正確かつ迅速に行
うことができる。 (2)各作業ベイに配設される各種の機器を、センター
キャビネットを中心に配設し、機器および作業ベイを有
効的に活用することができる。 (3)センターキャビネット3の配設位置と相俟って、
比較的規模の小さい整備工場において、作業ベイ1を通
常の用法(整備作業)以外の他目的、例えばイベント、
ショールームなどに活用しようとする場合に、空間を簡
単かつ有効的に活用することができる。
【図1】本発明の平面から見た概略説明図である。
【図2】本発明の要部(センターキャビネット)の概略
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の要部(作業ベイ側の情報制御装置)の
説明図。
説明図。
【図4】本発明の要部(センターキャビネットの下部
側)の説明図。
側)の説明図。
【図5】本発明の天井ユニットの概略説明図。
【図6】本発明の要部(サービスフロント側の作業ベイ
状況把握装置)の説明図。
状況把握装置)の説明図。
【図7】本発明の異なる実施例を示す概略説明図。
【図8】本発明の異なる実施例の要部(センターキャビ
ネット)の説明図。
ネット)の説明図。
【図9】本発明の異なる実施例の天井ユニットの概略説
明図。
明図。
【図10】本発明の異なる実施例の要部の説明図。
X…整備工場、1…作業ベイ、3、3A…センターキャ
ビネット、4…制御パネル、7…車輌番号入力キー、
8、8A…車輌番号表示部、9、9A…作業者表示部、
10、10A…作業中表示部、12、12A…待機中表
示部、14、14A…作業完了表示部、16、16A…
第1時刻表示部、17、17A…第2時刻表示部、1
8、18A…第3時刻表示部、19、54…収納部、2
0…排油ドレーン受け、22…表示パネル、23…排油
満タン表示部、11、13、15、24…操作スイッ
チ、25…リフト装置、26、26A…天井ユニット、
40…作業ベイ状況把握装置、41…情報表示パネル、
50…冷房機器本体、51…収納棚、52…クーラ吹き
出しユニット、57…ホース端部収納装置。
ビネット、4…制御パネル、7…車輌番号入力キー、
8、8A…車輌番号表示部、9、9A…作業者表示部、
10、10A…作業中表示部、12、12A…待機中表
示部、14、14A…作業完了表示部、16、16A…
第1時刻表示部、17、17A…第2時刻表示部、1
8、18A…第3時刻表示部、19、54…収納部、2
0…排油ドレーン受け、22…表示パネル、23…排油
満タン表示部、11、13、15、24…操作スイッ
チ、25…リフト装置、26、26A…天井ユニット、
40…作業ベイ状況把握装置、41…情報表示パネル、
50…冷房機器本体、51…収納棚、52…クーラ吹き
出しユニット、57…ホース端部収納装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高塚勝春 東京都港区三田3丁目5番28号日産自動 車販売株式会社内 (72)発明者 中島悟 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−206245(JP,A) 特開 平2−70558(JP,A) 特開 昭58−128946(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 5/00
Claims (3)
- 【請求項1】 整備工場Xの作業ベイ1側には、情報制
御装置4と電気的に接続しかつ作業員が当該作業ベイで
の作業状況を自己申告することができる複数個の操作ス
イッチ並びに整備車輌を整備するための複数個のセンタ
ーキャビネット3が適宜に配備され、一方、作業ベイ1
側と離れた場所に設けられたサービスフロントY側に
は、前記情報制御装置4と電気的に接続しかつ各作業ベ
イの作業の状況を常に把握することができる作業ベイ状
況把握装置40を配置して成る自動車の整備工場に於け
る作業管理装置において、前記センターキャビネット3
は、下部側の収納部19に排油ドレーン受け20を収納
すると共に、上部側に前記情報制御装置4を一体的に組
込んだ状態で各作業ベイの境界線上でかつ整備工場の内
壁面に沿うように配設されており、またセンターキャビ
ネット3の情報制御装置4の制御パネル5には、前記自
己申告用操作スイッチ11,13,15及び前記作業ベ
イ状況把握装置40の情報表示パネル41の各表示部に
対応する作業情況表示部8,9,10,12,14を複
数個設け、さらに、作業ベイ1の天井には、センターキ
ャビネット3と同様に各作業ベイの境界線上に、エア
ー、油等を供給する各種のホースを吊り下げることがで
きる天井ユニット26が配備されていることを特徴とす
る自動車の整備工場に於ける作業管理装置。 - 【請求項2】請求項1に於いて、天井ユニット26Aに
は下方開口の収納部54が形成され、この収納部54か
らはエアー、油等を供給する各種の供給ホース55、ス
イッチ部材が取付けられた電気コード56がそれぞれ吊
り下げられ、これらの供給ホース55、電気コード56
は天井ユニット26Aの上壁に設けられたホース端部収
納装置57により、前記収納部54内に収納されること
を特徴とする自動車の整備工場に於ける作業管理装置。 - 【請求項3】請求項1に於いて、センターキャビネット
3の排油ドレーン受け20用収納部19と情報制御装置
4との間には、該情報制御装置4と電気的に接続しかつ
油脂庫に排油が満タンになったことを表示する排油満タ
ン表示部23を有する表示パネルでが設けられているこ
とを特徴とする自動車の整備工場に於ける作業管理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03087435A JP3098790B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 自動車の整備工場に於ける作業管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03087435A JP3098790B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 自動車の整備工場に於ける作業管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278573A JPH05278573A (ja) | 1993-10-26 |
JP3098790B2 true JP3098790B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=13914793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03087435A Expired - Fee Related JP3098790B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 自動車の整備工場に於ける作業管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098790B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP03087435A patent/JP3098790B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05278573A (ja) | 1993-10-26 |
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