JP3098753U - 指圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】机上の作業をしながらでも肩、首すじなどを効果的に指圧すること。
【解決手段】肩、首すじなどの指圧部位に圧力を加えるための指圧手段2と、指圧手段2に繋がれたベルトの長さを調整する長さ調整手段を有するベルト3と、ベルト3と繋がり足にかけるためのベルト4とを設けて、足でベルト4を引っ張ることによって指圧手段2を指圧部位へ押し付けることにより指圧を行う。また、ベルト4に足の裏を指圧するための凸起を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人体の肩や首すじなどを器具によって指圧する指圧器に係り、特に電気等の動力を必要とせず机上の作業をしながら指圧をすることのできる指圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体の肩や首すじなどを指圧する器具としては、椅子に装着するもの、片手あるいは両手を使って指圧するもの、あるいは、寝て使うものなどが提案されている。
【0003】
たとえば、特開2002−291837号公報の「ドライバー用の健康器具」では、車のドライバーの座席に装着して、手軽で簡単に腰から背中、肩、首まで自在に指圧ができるドライバー用の健康器具が提案されている。また、登録実用新案第3012749号公報の「指圧器」では、指圧器の基盤面の両面または片面に、X・Y方向に列状にまたはランダムに指圧用の突起を有し、車両のヘッドレスト支持ロッドへの取り付け用を兼ねたベルト状の取っ手を有する構成の車載用の指圧器が提案されている。
【0004】
さらに、特開平9−24078号公報の「マサージ棒」では、棒体(マッサージ棒)の両端部分をそれぞれ手で持って肩や首の後ろに回し、一対の指圧用突起部分で肩や首すじの所望の部位を挟む位置に当て、両手もしくは片手を動かして、指圧用突起部分で挟んだ部位を挟むように動かすことによって、身体の各部位を自分自身で揉みほぐすことのできる器具が提案されている。
【0005】
また、特開2000−60936号公報の「首肩指圧器」では、指圧器本体の突起部分にくぼみを作り、その上に弾性体の指圧部分をとれないように接着剤で固定させ、首肩同時に指圧することの可能な首肩指圧器が提案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コンピュータなどを使う机上の作業(デスクワーク)は、肩や首すじなどの疲労が蓄積しやすく、手軽に疲労を除去することのできる器具が望まれている。
【0007】
しかしながら、従来の技術では、指圧をするために両手または片手を使用しなければならず、そのために作業を中断しなければならないという問題があった。また、寝て使用するような場合は、即座に使用することができず、車の座席に装着するような場合は、そのための構造を有する座席を準備する必要があった。
【0008】
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、机上の作業をしながらでも肩や首すじなどを指圧することのできる指圧器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の考案に係わる指圧器では、肩、首すじなどの指圧部位に圧力を加えるための指圧手段と、前記指圧手段に繋がれた長さ調整手段を有する第1の接続手段と、前記第1の接続手段と繋がり足にかけるための第2の接続手段とを備え、足の力によって前記指圧手段の指圧部位への圧力を調整可能に構成されたことを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の考案では、両手を使わず足で指圧部位に圧力をかけるので、作業を中断せずに指圧をすることができる。また、指圧手段と足とをつなぐ接続手段を、第1の接続手段と第2の接続手段に分けたので、一つの接続手段(ベルトなど)を直接足にかけるのに比べて安定して指圧部位に力を加えることができる。
また、指圧手段と繋がる第1の接続手段に長さを調整する手段を設けたので、指圧器のユーザは、当該指圧器を装着した状態で容易に長さの調整することができる。
【0011】
なお、第1の接続手段、第2の接続手段は、それぞれ単数のみならず複数の接続手段で構成されている場合も含む。
【0012】
請求項2の考案に係わる指圧器では、さらに、前記第2の接続手段は、足の裏を指圧するための凸起を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の考案では、足にかける第2の接続手段に、凸起を設けたので、足のツボにも効果がある。さらに、人間の自然な動きとして足のツボに当たるように調整するため、第2の接続手段をしっかりと足で支えることができる。
【0014】
請求項3の考案に係わる指圧器では、さらに、前記長さ調整手段は、前記第1の接続手段と前記第2の接続手段との接続位置が人体の膝の近傍になるように調整可能であることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の考案では、膝によってベルトなどの接続手段を安定して固定することができ、その結果、指圧手段を確実にかつ安定して指圧部位に当てることができる。特に第1の接続手段を膝頭下部で引っ張って支えるようにすると初心者でも容易に安定させることができる。
【0016】
請求項4の考案に係わる指圧器では、さらに、前記指圧手段は、全長約300mm、直径約25mmのパイプ状の指圧手段であって、パイプ内に前記第1の接続手段を通すことによって、前記指圧手段と前記第1の接続手段とを繋ぐことを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の考案では、からだにフィットするサイズで、かつ簡単・安価な構造で十分指圧効果のある指圧器を実現することができる。なお、パイプの材質は塩化ビニルなどが軽量で適している。なお、上記サイズは、プラス、マイナス20%位までが効果が大きい。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下に本考案に係る指圧器の実施の形態を図1に基づいて説明する。
【0019】
図1において、指圧器1は、身体の指圧部位に圧力を加えるための塩化ビニル製のパイプ(指圧手段)2、パイプ2の空洞部に通されたベルト(接続手段)3、このベルト3と繋がる他のベルト(接続手段)4から構成されている。また、ベルト3は、長さを調整できるように長さ調整手段5を備えている。
【0020】
この指圧器1は、ベルト3をパイプ2に通すと共に、リング状のベルト4にくぐらせ、長さ調整手段5で適当な長さで固定することによって組み立てることができる。
【0021】
次に、この指圧器1の使い方を図2を用いて説明する。指圧器1のユーザは、パイプ2を肩にあて、ベルト3に頭を通すと共に、パイプと反対側の肩および腕を通し、ベルト4をパイプと反対側の足の土踏まずの位置にかける。
【0022】
膝に少しゆとりを残した状態で、ベルト3および4が緊張状態になるように長さ調整手段5でベルト3の長さを調整する。
【0023】
そして、パイプ2を肩の指圧部位にあて、足を伸ばすようにしてベルト4を引っ張ることによって、パイプ2で指圧部位を適度な力で圧迫する。
【0024】
ベルト3とベルト4の接続位置が、だいたい人体の膝の位置にくるようにベルト3とベルト4の長さの比率を定めると使用しやすい。これは、膝をベルト3とベルト4の接続位置に当てることによって、ベルトが安定するからである。
【0025】
なお、パイプ2を長さ約300mm、直径約25mm程度にすると、ベルト3を肩に通したときに胸などにさほど触れずベルト3,4が安定し、また、人体の指圧部位に効果的に圧力をかけることができる。
【0026】
また、パイプ2の材質は、塩化ビニルに限らず、軽量で適度な硬さを有する材質のものであれば使用可能である。
【0027】
本実施の形態によれば、両手を使わず足で指圧部位に圧力をかけるので、作業を中断せずに指圧をすることができる。また、指圧手段と足とをつなぐベルトを2つに分けたので、一つのベルトを直接足にかけるのに比べて安定して指圧部位に力を加えることができる。特に2つのベルトの接続位置を人体の膝の位置付近にもってきたので、膝によってベルトを安定して固定することができ、これによって指圧手段を確実にかつ安定して指圧部位に当てることができる。
【0028】
さらに、指圧手段と繋がるベルト3で長さを調整するので、ユーザは指圧器を装着した状態で容易に長さの調整することができる。また、ベルト4の長さを一定状態に保つことによって、両ベルトの接続位置を膝位置に維持することができる。
【0029】
なお、本実施の形態では、ベルトをベルト3とベルト4の2つに分けることにしたが、2つ以上ならばいくつに分割してもよい。たとえば、ベルト4を足にかけるためのベルトと膝までのベルトで構成するようにしてもよい。
【0030】
また、長さ調整手段5に所定値以上の引っ張り力で外れる安全手段を設けるようにしてもよい。さらに、指圧手段2をベルトの引っ張り力によって撓み首すじなどを圧迫するような他の指圧手段に取替え可能にすると用途に応じて適切な指圧が可能となる。
【0031】
また、ベルト4に関する他の実施例として、図3に示すように、ベルト4に足裏の形状に合わせて僅かに掘り下げられた凹部41と、この凹部41上に凸起42を設けるようにしてもよい。このとき、ベルトをゴム製にすると、凹部41の加工および凸起42の形成がしやすい。
【0032】
このようにすれば、足のツボにも効果があるのみならず、人間の自然な動きとして足のツボに当たるように調整するため、ベルトをしっかりと足で支えることができる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の指圧器においては、机上の作業をしながらでも肩、首すじなどを指圧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態による指圧器の斜視図
【図2】図1の指圧器の使用状態の説明図
【図3】図1のベルト4の足にかける部分の形状を示す斜視図
【符号の説明】
1…指圧器、2…指圧手段、3、4…ベルト(接続手段)、5…長さ調整手段、41…凹部、42…凸起

Claims (4)

  1. 肩、首すじなどの指圧部位に圧力を加えるための指圧手段と、前記指圧手段に繋がれた長さ調整手段を有する第1の接続手段と、前記第1の接続手段と繋がり足にかけるための第2の接続手段とを備え、足の力によって前記指圧手段の指圧部位への圧力を調整可能に構成されたことを特徴とする指圧器。
  2. 前記第2の接続手段は、足の裏を指圧するための凸起を備えたことを特徴とする請求項1記載の指圧器。
  3. 前記長さ調整手段は、前記第1の接続手段と前記第2の接続手段との接続位置が人体の膝の近傍になるように調整可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の指圧器。
  4. 前記指圧手段は、全長約300mm、直径約25mmのパイプ状の指圧手段であって、パイプ内に前記第1の接続手段を通すことによって、前記指圧手段と前記第1の接続手段とを繋ぐことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の指圧器。
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