JP3098487U - シートベルトによる衣服皴の防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトを衣服から、離すような、シートベルトによる衣服皴の防止具を提供する。
【解決手段】真球体の発泡材料体を真ん中で切断した形状の弾性発泡体の対の半球体2.2’をその互いの切断面を向かい合わせて、その面の一端部に設けた係止具9により、全体として球体になるように係止し、向かい合わせた2つの面にシートベルト7を挟んで固定する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車の安全ベルト、シートベルトがきつく衣服の上から張力をかける状態において、衣服特に柔らかいシャツや夏服、柔らかい和服に対して、皴や跡を残すことを防止するためのシートベルトによる衣服皴の防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートベルト用パッド類似のものには、特開平8−722667号の、シートベルト装着による圧迫感やシートベルトが直接に肌に当ることを緩和するための安全ベルトシートカバーがあり、また、特開2000−289568号には、シートベルト用パットと称して、シートベルトに移動可能に取付けられる保持部材と弾性突部からなるパットが記載されている。
【0003】
シートベルトを装着する場合、特に、薄地のシャツや着物などのときには、衣服に皴や装着跡が生じてしまうことがある。このような場合に、シートベルトが衣服にきつく装着しないように、且つ、緊急の場合には、シートベルトの機能が働くような手段は、見当らなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようなシートベルトカバーやシートベルトパットでは、シートベルトとそれを着用する乗員との間に、緩衝材の形状が箱型や直方体であるために、乗員の体との接触面積も大きかった。そのために、特に季節が暖かくなり乗員が薄着になった場合には、緩衝材の一側面全体がシャツ等の衣服の上側から直接に当り、衣服、被服を押しつけることになり、衣服に皴を発生させるという問題があった。すなわち、本考案は、以上のような問題を解決するため、本出願人は、簡単な機構でシートベルトを衣服から、離れるような、シートベルトによる衣服皴の防止具を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具を提供し、それは、次のような手段による。
(1)真球体の発泡材料体を真ん中で切断した形状の弾性発泡体の対の半球体2.2’をその互いの切断面を向かい合わせて、その面の一端部に設けた係止具9により、全体として球体になるように係止し、向かい合わせた2つの面の間にシートベルト7を挿入、挟んで固定することを特徴とするシートベルトによる衣服皴の防止具である。
【0006】
(2)該向かい合わせた2面の係止具の逆側に縁部に、帯状係止具7、8を対面させて設けてある。
(3)シートベルト挿入位置に凹部6を設けてある。
(4)該係止具は弾性部材である。
(5)前記の弾性発泡体は、弾性スポンジ材、弾性発泡ウレタン材或いは弾性発泡合成ゴム材である。
【0007】
(6)前記の2つの半球体の間隙を開き、前記の帯状係止具による固定を行うことにより、シートベルト着用時に着用者が、任意のシートベルト位置に取付けることができる、シートベルトによる衣服皴の防止具である。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具の具体例を説明するが、本考案は、それにより限定を受けるものではない。先ず、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具(1)は、図1の断面図に示すようなものである。即ち、弾性発泡体の球体を真ん中から半切りした2つの半球体2.2’を切断面で合わせた形のものである。
【0009】
次に、図1の断面図について、詳細に説明する。
本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具1の断面は、図1に示される。
即ち、真球体の発泡材料体を真ん中で切断した形状の弾性発泡体の対の半球体2.2’をその互いの切断面を向かい合わせて、図示のように、全体として球状になるように、組立てる。球体となる表面には、外皮部材4で全体を被う。具体的には、布、不織布、コーテイング材などで被うものである。そして、切り込み的な部分(間隙にもなるし、挿入口にもなる)3で互い向かい合う面には、固定すべきシートベルト5と必要によりそれを収容する凹部6がある。図1の断面図では、固定されたシートベルト5の断面だけが見える。凹部6は、半球体が弾性体であるので、特に必要がない場合もある。
【0010】
そして、相対する面は、結合するように、一端に係止具9を設け、一方の端部で、回転できるように係止せしめる。即ち、係止具9をほぼ中心に2つの半球体2,2’は、回転でき、即ち、開口部3を開けたり、閉めたりできる。即ち、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具1の切り込み部3に、シートベルト5を容易に挿入、挟んで止めることができる。
【0011】
即ち、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具1では、図示のように、相対する面の係止具9の反対端近傍に、帯状係止具7と8を対面させて設ける。帯状係止具には、ベロクロ或いはマジックテープ(登録商標)と称する商品を用いることができる。これは、雄と雌の関係にある帯状係止具により面で止める用具である。
例えば、本考案では、シートベルト5を止める面でない方の面、裏面側に、針がある雄側面の帯状係止具8を設け、シートベルト5を止める面即ち、面側面に雌側面の帯状係止具7を設ける。即ち、シートベルト5を入れる際に、手などが接触するオソレが多い面には接触しても不快にならない雌面の帯状係止具を設ける。
【0012】
また、図示のように、相対する面のうちの裏面に凹部6を形成し、シートベルト5の厚さを収納できるようにする。即ち、凹部6の幅はシートベルト5より少し長めにする。その高さは、シートベルトより低くてよい。
【0013】
2つの弾性半球体2、2’を結合している係止具9は、その相対する面の端部で、球面の表面に沿って設けられ、ゴム弾性部材が好適である。即ち、面端部は円形であるので、その縁部に沿ってゴム弾性部材を設け、2つの半球を係止すると、開口部3を開けると、縁部に沿って設けたゴム弾性部材の端部だけが伸びるが、開ける力を外すと、自動的に閉じる機構が得られる。
【0014】
或いは、2つの弾性半球体2、2’を結合している係止具9は、単なる布状、シート状のものでもよい。単に,2つの弾性半球体2、2’を回転可能に係止するだけでもよい。即ち、逆側にある帯状係止具7、8により、しっかりと固定すると、シートベルト5は、本考案による2つの弾性半球体2、2’の間に係止されるからである。
【0015】
2つの弾性半球体2、2’を構成している弾性発泡体には、弾性スポンジ材、弾性発泡ウレタン材或いは弾性発泡スチレン材或いは弾性発泡合成ゴムを利用することができる。従って、製造上でも容易で低コストが可能である。
【0016】
本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具は、図2に示されるように、シートベルト(5)に係止させて、使用するものである。即ち、2つの弾性半球体2、2’の間にシートベルト5を挟んで固定すると、シートベルト5が任意の位置に固定されて、シートベルトと身体衣服の間に間隔をとることができる。特に、シートベルトの使用者10が、図示のような、薄く、形状に特徴のあるシャツなどを着ている場合、シートベルトが衣服の上からきつく押すことがなくなる。そのために、衣服にシートベルトの跡が残らずにすむ。
【0017】
本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具においては、この2つの半球体2、2’の間隙を容易に開けることができ、その隙間にシートベルト5を挟み込み、そのままでシートベルトに沿って移動することができる。そして、シートベルト上の希望の位置に来たときに、その帯状係止具7、8の相当する位置の上下から押し付けると、その位置に、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具1をシートベルト上に固定することができる。従って、シートベルト着用時に着用者は、任意のシートベルト位置に衣服皴の防止具を取付けることができる。また、着用が非常に簡単で簡便に使用できるものである。
【0018】
本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具1は、弾性のある球体であるので、着用時に、乗員の衣服の上に押しつけても、面でなく、球体の一部のみで接触しているために、乗員にとって楽であると同時に、衣服、被服に余計な力がかからずにすむ。そのため、乗員にとっては、着用時の負担が極端に少なくなる。
【0019】
更に、本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具(1)は、全体が弾性球体であるので、着用する際にも上下や裏表を気にする必要がなく、着用している場合でも、裏表関係なく使用でき、使用が容易で簡便である。そして、シートベルト本来の目的である、着用時に力がかかった場合にも、弾性球体全体が縮小して、その力を吸収するので、負担は極端に少なくすることができる。
【0020】
本考案によれば、シートベルト着用時に胸全体をシートベルトで押さえ付けないようにでき、衣服に当る部分は小さく、衣服に皴を発生させにくくできる。
【0021】
【考案の効果】
本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具は、図示のような構成により、次のごとき技術的効果があった。
第1に、低コストで簡単な構造で使用、着用が楽なシートベルトによる衣服皴の防止具を提供した。
第2に、シートベルト着用時に胸全体をシートベルトで押さえ付けないようにでき、衣服に当る部分は小さく、衣服に皴を発生させにくくできる。
第3に、シートベルトへの着用が容易で、且つ確実に取り付けることができるシートベルトによる衣服皴の防止具を提供した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具の構造を示す断面図である。
【図2】本考案のシートベルトによる衣服皴の防止具(1)の使用している状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  シートベルトによる衣服皴の防止具
2,2’  弾性体半球体
3  切り口           4  半球の外皮部
5  シートベルト        6  シートベルト用凹部
7  帯状係止具         8  帯状係止具(針側)
9  半球体係止部       10  シートベルト使用者

Claims (6)

  1. 真球体の発泡材料体を真ん中で切断した形状の弾性発泡体の対の半球体2.2’をその互いの切断面を向かい合わせて、その面の一端部に設けた係止具9により、全体として球体になるように係止し、向かい合わせた2つの面の間にシートベルト7を挿入、挟んで固定することを特徴とするシートベルトによる衣服皴の防止具。
  2. 該向かい合わせた2面の係止具の逆側の縁部に、帯状係止具7、8を対面させて設けてあることを特徴とする請求項1記載のシートベルトによる衣服皴の防止具。
  3. シートベルト挿入位置に凹部6を設けたことを特徴とする請求項1或いは2記載のシートベルトによる衣服皴の防止具。
  4. 該向かい合わせた2面の係止具は弾性部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のシートベルトによる衣服皴の防止具。
  5. 前記の弾性発泡体は、弾性スポンジ材、弾性発泡ウレタン材或いは弾性発泡合成ゴム材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のシートベルトによる衣服皴の防止具。
  6. 前記の2つの半球体の間隙を開き、前記の帯状係止具による固定を行うことにより、シートベルト着用時に着用者が、任意のシートベルト位置に取付けることができることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のシートベルトによる衣服皴の防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726233U (ja) * 1993-10-22 1995-05-16 スタンレー電気株式会社 表示パネル

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