JP3097858B2 - 温度制御システムおよび温度調節器 - Google Patents

温度制御システムおよび温度調節器

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JP3097858B2
JP3097858B2 JP02271323A JP27132390A JP3097858B2 JP 3097858 B2 JP3097858 B2 JP 3097858B2 JP 02271323 A JP02271323 A JP 02271323A JP 27132390 A JP27132390 A JP 27132390A JP 3097858 B2 JP3097858 B2 JP 3097858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度制御システムおよび温度調節器に関
し、さらに詳しくは、電動バルブをアクチュエータとす
る温度調節器を備える温度制御システムおよび温度調節
器に関する。
(従来の技術) 第3図は、従来例のシステムの概略構成図である。
同図において、1は加熱炉等の制御対象、2はこの制
御対象1に供給される燃料やスチーム等の流路に設けら
れた電動バルブ、3はこの電動バルブ2を駆動するバル
ブ駆動用モータとしてのモジュールロールモータ、40
モジュトロールモータ3からのバルブ開度に対応した開
度帰還抵抗入力および制御対象1に設けられた温度セン
サ5からの温度入力に基づいて、制御対象1の温度が目
標温度になるように制御出力を与える温度調節器であ
る。
(発明が解決しようとする課題) このような従来例の温度制御システムにおいては、温
度調節器40は、温度センサ5からの温度入力が、予め定
められている許容範囲外になったときには、異常が生じ
たとしてLEDやブザ等の警報手段6を駆動して警報を発
するように構成されている。
しかしながら、このように温度入力のみによって異常
を判定するシステムでは、例えば、モジュールロールモ
ータ3に異常が生じたような場合には、直ちにそれを検
出して警報を発することはできず、前記モータ3の異常
に起因して制御対象1の温度が許容範囲外になったとき
に警報を発することができるだけであり、システムの安
全性、信頼性の面から好ましくない。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、
電動バルブ駆動用モータの異常を直ちに検出して警報を
発することができるようにして安全性、信頼性を向上さ
せた温度制御システムおよび温度調節器を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上述の目的を達成するために、次のよう
に構成している。
すなわち、本発明の温度制御システムは、電動バルブ
を駆動するバルブ駆動用モータと、このバルブ駆動用モ
ータを制御することによって前記電動バルブの開度を可
変して制御対象の温度を調節する温度調節器とを備える
温度制御システムにおいて、前記温度調節器は、前記電
動バルブの開度に対応する開度帰還抵抗入力の変化量と
前記バルブ駆動用モータに対する制御出力の変化量との
差を、予め設定した基準値と比較することによって、該
バルブ駆動用モータの異常を検出して警報信号を出力す
るものである。
また、本発明の温度調節器は、バルブ駆動用モータを
制御することによって電動バルブの開度を可変して制御
対象の温度を調節する温度調節器において、前記電動バ
ルブの開度に対応する開度帰還抵抗入力の変化量と前記
バルブ駆動用モータに対する制御出力の変化量との差
を、予め設定した基準値と比較することによって、該バ
ルブ駆動用モータの異常を検出して警報信号を出力する
ものである。
(作用) 上記構成によれば、電動バルブの開度に対応する開度
帰還抵抗入力の変化量とバルブ駆動用モータに対する制
御出力の変化量との差を、予め設定した基準値と比較す
ることにより、バルブ駆動用モータの異常を検出するの
で、バルブ駆動用モータに異常が生じた場合は、制御出
力の変化に電動バルブの開度が追従せず、したがって、
制御出力の変化量に対して開度帰還抵抗入力の変化量が
対応しなくなって変化量の差が前記基準値以上となり、
直ちに異常を検出して警報を発することができ、制御対
象からの温度入力で異常を判定する従来例に比べてバル
ブ駆動用モータに起因する異常を早期に検出できること
になる。
(実施例) 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例の概略構成図であり、第
3図の従来例に対応する部分には、同一の参照符を付
す。
同図において、1は加熱炉等の制御対象、2はこの制
御対象1に供給される燃料やスチームなどの流路に設け
られた電動バルブ、3はこの電動バルブ2を駆動するバ
ルブ駆動用モータとしてのモジュトロールモータ、4は
モジュトロールモータ3からのバルブ開度に対応した開
度帰還抵抗入力および制御対象1に設けられた温度セン
サ5からの温度入力に基づいて、制御対象1の温度が目
標温度になるように、モジュトロールモータ3に対して
制御出力を与える温度調節器である。
この実施例では、モジュトロールモータ3の異常を早
期に検出してLEDやブザ等の警報手段6によって警報を
発することができるように温度調節器4は、電動バルブ
2の開度に対応するモジュトロールモータ3からの開度
帰還抵抗入力および該モータ3に対する制御出力に基づ
いて、モジュトロールモータ3の異常を検出して警報信
号を出力するように構成している。
すなわち、この実施例では、マイクロコンピュータで
構成された温度調節器4は、モジュトロールモータ3に
対する制御出力の変化量と、開度帰還抵抗入力に基づく
電動バルブ2の実際の開度の変化量との差の絶対値が、
予め定めている判定基準値以上になったときには、モジ
ュトロールモータ3の異常であると判定してLEDやブザ
等の警報手段6に警報信号を出力して警報を発するもの
である。
第2図は、この温度調節器4による制御フローチャー
トである。
先ず、ステップn1では、制御対象に設けられた温度セ
ンサ5からの温度入力およびモジュトロールモータ3か
らの開度帰還抵抗入力を取り込み、ステップn2に移る。
ステップn2では、従来のシステムと同様に、温度入力が
予め定められている許容範囲内であるか否かを判断し、
許容範囲外であるときには、制御対象の温度異常である
としてステップn7に移って警報処理を行う。
ステップn2において、温度入力が許容範囲内であると
きには、ステップn3に移り、モジュトロールモータ3の
異常の有無の判定のための処理に入る。このステップn3
では、モジュトロールモータ3に対する制御出力の変化
量ΔRMVを、次式に従って演算してステップn4に移る。
ΔRMV=RMV(n)−RMV(n−1) ここで、RMV(n)は、時刻n(今回)におけるモジ
ュトロールモータ3に対する制御出力量であり、RMV
(n−1)は、時刻n−1(前回)におけるモジュトロ
ールモータ3に対する制御出力量である。
ステップn4では、開度帰還抵抗入力に基づくバルブ開
度の変化量ΔOPを、次式に従って演算してステップn5に
移る。
ΔOP=OP(n)−OP(n−1) ここで、OP(n)は、時刻n(今回)における開度帰
還抵抗入力に基づく電動バルブ2の開度であり、OP(n
−1)は、時刻n−1(前回)における開度帰還抵抗入
力に基づく電動バルブ2の開度である。
ステップn5では、モジュトロールモータ3に対する制
御出力の変化量ΔRMVと開度帰還抵抗入力に基づくバル
ブ開度の変化量ΔOPとの差の絶対値|ΔRMV−ΔOP|が、
予め設定されているモジュトロールモータ3の異常の有
無の判定基準値MAL未満であるか否かを判断し、基準値M
AL未満であるときには、モジュトロールモータ3の異常
はないとしてステップn6に移る。前記絶対値|ΔRMV−
ΔOP|が、基準値MAL未満でないときには、電動バルブ2
の開度が制御出力に対応して可変されていない、すなわ
ち、モジュトロールモータ3の異常であるとしてステッ
プn8に移って警報処理を行う。
ステップn6では、温度入力、開度帰還抵抗入力および
目標温度からモジュトロールモータ3に対する制御出力
量を演算してモジュトロールモータ3に出力し、ステッ
プn1に戻る。
このようにモジュトロールモータ3に対する制御出力
と開度帰還抵抗入力とに基づいて、モジュトロールモー
タ3の異常の有無を判定して異常のときには警報を発す
るので、制御対象からの温度入力に基づいて異常を検出
する従来例に比べて、モジュトロールモータ3に起因す
る異常を早期に検出することが可能となる。
これによって、制御対象がより安全な状態で対策処置
を施すことができることになる。
また、この温度制御システムを用いて生産される製品
の品質を管理する上でも有用である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、電動バルブの開度に対
応する開度帰還抵抗入力の変化量とバルブ駆動用モータ
に対する制御出力の変化量との差を、予め設定した基準
値と比較することにより、バルブ駆動用モータの異常を
検出するので、バルブ駆動用モータに異常が生じた場合
は、直ちにそれを検出して警報を発することができ、制
御対象からの温度入力で異常を判定する従来例に比べて
バルブ駆動用モータに起因する異常を早期に検出できる
ことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2図は動作
説明に供するフローチャート、第3図は従来例の概略構
成図である。 1……制御対象、2……電動バルブ、3……モジュトロ
ールモータ(バルブ駆動用モータ)、4……温度調節
器、6……警報手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−159547(JP,A) 特開 昭64−6646(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動バルブ(2)を駆動するバルブ駆動用
    モータ(3)と、このバルブ駆動用モータ(3)を制御
    することによって前記電動バルブ(2)の開度を可変し
    て制御対象(1)の温度を調節する温度調節器(4)と
    を備える温度制御システムにおいて、 前記温度調節器(4)は、前記電動バルブ(2)の開度
    に対応する開度帰還抵抗入力の変化量と前記バルブ駆動
    用モータ(3)に対する制御出力の変化量との差を、予
    め設定した基準値と比較することによって、該バルブ駆
    動用モータ(3)の異常を検出して警報信号を出力する
    ものであることを特徴とする温度制御システム。
  2. 【請求項2】バルブ駆動用モータ(3)を制御すること
    によって電動バルブ(2)の開度を可変して制御対象
    (1)の温度を調節する温度調節器(4)において、 前記電動バルブ(2)の開度に対応する開度帰還抵抗入
    力の変化量と前記バルブ駆動用モータ(3)に対する制
    御出力の変化量との差を、予め設定した基準値と比較す
    ることによって、該バルブ駆動用モータ(3)の異常を
    検出して警報信号を出力するものであることを特徴とす
    る温度調節器。
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