JP3097839B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に比誘電率が3.5以下の低誘
電率膜を層間絶縁膜材料として用いた多層配線を有する
半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置の高密度化に
伴って配線ピッチも狭小化されてきているが、配線層の
膜厚を薄くすると配線抵抗が増大するため配線層膜厚を
配線ピッチに伴って薄くできず、その結果、配線のアス
ペクト比が増大しつつある。そして、アスペクト比を低
下させることなく配線ピッチを狭小化したことによって
配線容量が増加しつつあり、デバイスの高速動作が阻害
されるようになってきている。そこで、配線容量を低減
することのできる手段として層間絶縁膜の材料に低誘電
率材料を使用する技術が注目を集めている。図7(a)
〜(d)は、特開平8−107149号公報にて提案さ
れた、この種従来技術を説明するための工程順断面図で
ある。以下、この公報に開示された従来例について説明
する。図7(a)に示すように、基板101上にTiN
/AlCu/TiNなどからなる金属層を形成し、これ
をパターニングして金属導体102を形成する。次に、
図7(b)に示すように、TEOS(テトラエトキシシ
ラン)を用いたプラズマCVD法により、SiO2 から
なる酸化物ライナ103を形成する。このとき、酸化物
ライナ103は金属導体102の上表面で厚くその側面
で薄く形成される。次に、図7(c)に示すように、ポ
リシルセキオキサン(polysilsequioxa
n)を塗布し、400℃、1時間の熱処理を行って硬化
させ、低誘電率部材120を形成する。続いて、図7
(d)に示すように、湿式エッチング法を用いたエッチ
・バックを行って、低誘電率部材104を金属導体10
2の高さまたはそれより幾分高い高さに残す。その上に
TEOSを用いたSiO2 の堆積によって、酸化物上部
層105を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
低誘電率膜を用いることによる容量低減の効果を得るた
めに、配線層の側面での酸化膜厚が上面の酸化膜厚より
も薄くなるようにしている。ところが、低誘電率膜は吸
湿性が高く絶縁抵抗が低いため酸化膜の膜厚が薄いと隣
接する配線間でのリーク電流が増大することになる。ま
た、低誘電率膜の水分が薄い酸化膜を介して配線層にま
で拡散し易く、配線のエレクトロ・マイグレーション耐
性が劣化する。この傾向は、半導体装置の微細化が進ん
で、より配線ピッチが小さくなった場合により顕著とな
る。従って、本発明の解決すべき課題は、低誘電率膜を
層間絶縁膜として用いた半導体装置において、配線間容
量を増大させることなく、リーク電流を低減し、エレク
トロ・マイグレーションを抑制して信頼性を向上させる
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、配線層の側面のシリコン酸化膜の膜厚をリーク電流
を抑制し、かつ、水分の配線への浸透を防止することの
できる膜厚とすると共に配線層上のシリコン酸化膜の膜
厚を十分薄くすることによって、解決することができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置は、半導
体基板(1)上に絶縁膜(4)を介して配線層(10)
が形成され、該配線層を覆ってシリコン酸化膜(11)
が形成され、その上全体が比誘電率が3.5以下の低誘
電率膜(12)によって覆われているものであって、前
記シリコン酸化膜は、前記配線層上の前記シリコン酸化
膜は完全に除去されるかまたはエッチングにより配線層
側面のシリコン酸化膜より薄くなされていることを特徴
としている。そして、好ましくは、低誘電率膜は、有機
系若しくは無機系材料を用いて形成されたSOG(spin
on glass )膜であるか、または有機樹脂材料を用いて
形成された絶縁膜である。
【0006】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、 (1)半導体基板上に絶縁膜を介して最上層がTiN膜
である配線層を形成する工程と、 (2)少なくとも前記配線層の上面および側面を覆うシ
リコン酸化膜を形成する工程と、 (3)前記シリコン酸化膜を異方性エッチングして、前
記配線層上の前記シリコン酸化膜の膜厚が前記配線層の
側面での膜厚よりも薄くする工程と、 (4)全面を覆う比誘電率が3.5以下の低誘電率膜を
形成する工程と、を有することを特徴としている。そし
て、好ましくは、前記第(3)の工程における異方性エ
ッチングは、COを含むエッチングガスを用いたRIE
法により行われる。
【0007】[作用]本発明による半導体装置において
は、配線層の上面および側面がシリコン酸化膜に覆わ
れ、さらにその全体が低誘電率膜によって覆われるもの
であり、そしてシリコン酸化膜の配線層側面における膜
厚は配線層上面における膜厚よりも厚くなされる。この
ため、配線間距離が短くなったときでも厚く形成された
シリコン酸化膜によって同一層の配線間のリーク電流を
抑えることができるとともに低誘電率絶縁膜から水分等
が配線層に拡散することを抑制することができる。した
がって、エレクトロ・マイグレーション耐性を高めるこ
とができ、配線の信頼性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例を示す
断面図である。半導体基板1上に素子分離領域2が形成
されており、半導体基板1内の素子分離領域2に囲まれ
た領域にウェル領域3が形成されている。ウェル領域3
上には、ゲート酸化膜22を介してゲート電極23が形
成され、その側面には側壁酸化膜24が形成されてい
る。そしてゲート電極23の両サイドの半導体基板の表
面領域内にはソース・ドレイン領域21が形成され、こ
こにMOSトランジスタが形成されている。なお、MO
Sトランジスタは単なる例示に過ぎずMOSトランジス
タを他の任意の素子に置き換えることができる。素子分
離領域2およびウェル領域3上には、膜厚約800nm
の全体を覆う第1の層間絶縁膜4が形成されており、こ
の層間絶縁膜4にはソース・ドレイン領域21の表面を
露出させるコンタクトホール5が開設されている。この
コンタクトホール5の内部には、第1の層間絶縁膜4上
まで延在するバリアメタル層6およびコンタクトホール
5内の残りの空間を埋めるタングステンプラグ7が形成
されている。バリアメタル層6は、例えば、下から膜厚
約30nmのチタン膜と膜厚約100nmの窒化チタン
膜とから構成される。第1の層間絶縁膜4上の少なくと
もコンタクトホール5を含む領域上にはアルミニウム合
金膜8aとその上の窒化チタン膜9aとからなる2層膜
が形成され、この2層膜とその下のバリアメタル層6と
によって第1層配線10が形成されている。第1層配線
10の上面および側面を含む全面は第1のシリコン酸化
膜11により被覆されている。この第1のシリコン酸化
膜11は、平坦部(第1層配線10の上面および配線の
ない部分)で約10nmの膜厚をもち、第1層配線10
の側面では約30nmの膜厚をもっている。
【0009】この第1のシリコン酸化膜11上全体は、
HSQ(Hydrogen Silsesquioxa
ne)を塗布・焼成することによって形成された低誘電
率膜12により被覆されている。低誘電率膜12の上に
は、上面がグローバルに平坦化された、膜厚約500n
mの第2のシリコン酸化膜13が形成されている。第1
のシリコン酸化膜11、低誘電率膜12および第2のシ
リコン酸化膜13には、第1層配線10の表面を露出さ
せるヴァイア・ホール14が開設されており、ヴァイア
・ホール14の内部には、第2のシリコン酸化膜13上
まで延在するバリアメタル層15とヴァイア・ホール1
4内の残りの空間を埋めるタングステンプラグ16が形
成されている。このバリアメタル層15は、例えば、膜
厚約100nmの窒化チタン膜により形成される。第2
のシリコン酸化膜13上の少なくともヴァイア・ホール
14を含む領域上にはアルミニウム合金膜8bとその上
の窒化チタン膜9bとからなる2層膜が形成されてい
る。そして、バリアメタル層15、アルミニウム合金膜
8bおよび窒化チタン膜9bにより第2層配線17が構
成されている。この実施例は2層配線の場合であるが、
より層数の多い配線構造の場合もあり得る。最上層の配
線層の上には、膜厚1μmのプラズマCVDにより堆積
されたSiONよりなるカバー膜18が形成されてい
る。
【0010】[第1の実施例の製造方法]次に、この第
1の実施例の半導体装置の製造方法を、その工程順の断
面図である図2(a)〜(c)、図3(d)、(e)を
参照して説明する。まず、図2(a)に示すように、半
導体基板1上に素子分離領域2を形成し、素子分離領域
2に囲まれた半導体基板の表面領域内にイオン注入によ
りウェル領域3を形成し、周知の方法を用いてMOSト
ランジスタを形成した後、CVD法により半導体基板上
全面を覆う第1の層間絶縁膜4を形成する。第1の層間
絶縁膜4は、下から膜厚100nm程度のシリコン酸化
膜と、膜厚700nm程度のBPSG(Boropho
sphosilicate Glass)膜より形成さ
れている。この第1の層間絶縁膜4をRIE法により選
択的にエッチングして径0.35μmのコンタクトホー
ル5を開口した後、スパッタ法により全面にチタンを3
0nm、窒化チタンを100nmの膜厚にそれぞれ堆積
して、バリアメタル層6を形成する。その後、CVD法
によりタングステンを堆積しエッチバックしてコンタク
トホール5内をタングステンプラグ7で埋め込み、続い
てスパッタ法により400nm厚のアルミニウム合金膜
8aと80nm厚の窒化チタン膜9aを堆積し、パター
ニングして第1層配線10を形成する。
【0011】次に、図2(b)に示すように、プラズマ
CVD法により第1のシリコン酸化膜11を平坦部での
膜厚が約100nmになるように堆積し、異方性RIE
法によりエツチバックして、第1層配線10の上面にお
ける第1のシリコン酸化膜11の膜厚を約10nmに、
その側面における膜厚を約30nmにする。このときの
エッチング・ガスとしては、一酸化炭素(CO)を含む
ガスを用いる。例えば、ガス流量比が、CO:CF4
1:5となる混合ガスを用いる。このように設定するこ
とにより、万一第1のシリコン酸化膜11が完全になく
なったとしても、第1層配線10の最上部にある窒化チ
タン膜9でエッチングが止まり、主配線材料であるアル
ミニウム合金膜が露出されることがない。その後、図2
(c)に示すように、HSQを平坦部での膜厚が約40
0nmとなるように回転塗布し、続いて350℃程度の
温度でベークを行いさらに400℃程度の温度で熱処理
を行って、低誘電率膜12を形成する。
【0012】次に、図3(d)に示すように、低誘電率
膜12上に全面にCVD法により第2のシリコン酸化膜
13を約2000nmの膜厚に堆積し、CMP(Che
mical Mechanical Polishin
g)により平坦化させた後、第2のシリコン酸化膜1
3、低誘電率膜12および第1のシリコン酸化膜11を
RIE法により選択的にエッチングして第1層配線10
の表面を露出させるヴァイア・ホール14を開孔する。
次に、図3(e)に示すように、スパッタ法により窒化
チタン膜からなるバリアメタル層15を全面に形成し、
CVD法によるブランケットタングステン膜の堆積とそ
のエッチバックによって、ヴァイア・ホール14内を埋
め込むタングステンプラグ16を形成する。続いて、ス
パッタ法により、膜厚約400nmのアルミニウム合金
膜8bと膜厚約80nmの窒化チタン膜9bを形成し、
パターニングして第2層配線17を形成する。最後に、
プラズマCVD法により膜厚約1000nmのSiON
からなるカバー膜18を形成することにより、この実施
例の製造工程が完了する。ここで、配線層数を2層以上
とすることができ、その場合には、カバー膜18は、最
上層の配線層の上に形成される。尚、この実施例では、
低誘電率膜はHSQを用いて形成されていたが、他の無
機系塗布材料や有機系の塗布材料を用いて形成してもよ
い。さらに、SOG膜に代え、ポリイミド、炭化水素ポ
リマ(BCB、parylene−Nなど)、フッ素ポ
リマ(parylene−Nなど)の有機樹脂材料を用
いて形成することができる。また、実施例では、最下層
の配線層のみをシリコン酸化膜と低誘電率膜によって被
覆していたが、上層の配線層をもシリコン酸化膜と低誘
電率膜によって被覆するようにしてもよい。
【0013】[第1の実施例の効果]次に、本発明の実
施例の効果について説明する。本発明の半導体装置で
は、第1層配線10と低誘電率膜12の間に存在する第
1のシリコン酸化膜11は、第1層配線10の側面での
方が上面よりも厚く形成されている。そのため、低誘電
率膜12が吸湿したとしても、その水分がアルミニウム
合金膜8aまで拡散することを防止することができ、ま
た配線の上部より浸透する水分は窒化チタン膜9aによ
ってアルミニウム合金膜への到達が阻止されるため、エ
レクトロ・マイグレーション耐性を高めて、配線の信頼
性を向上させることができる。また、配線と絶縁抵抗の
低い低誘電率膜12との間に絶縁性に優れたシリコン酸
化膜が比較的厚く形成されているため配線間リーク電流
を低減することができる。この実施例の効果について、
図4、図5を参照してより詳しく説明する。図4は、従
来例と比較した本実施例の半導体装置の配線のエレクト
ロ・マイグレーション寿命t50、隣接配線間リーク電
流、および隣接配線間容量の、配線間距離による変化を
示している。ここでは、配線側壁におけるシリコン酸化
膜厚を一定にし、配線上面における酸化膜厚の方が厚い
場合(従来例)と、薄い場合(本発明の第1の実施例の
場合)の比較を行っている。エレクトロ・マイグレーシ
ョン寿命、隣接配線間リーク電流の変化は従来例と本発
明の場合で変化がないが、隣接配線間容量に関しては、
従来例では、配線上面にシリコン酸化膜(比誘電率が約
4と、比較的大きい)が厚く存在するため、隣接する配
線の上面同志の容量、すなわちフリンジ容量が大きくな
り、配線間距離が短くなると隣接配線間容量が急激に増
加し、これにより配線遅延が増加する。一方、本発明の
ものにおいては、配線上面のシリコン酸化膜厚が薄いた
め、フリンジ容量が小さく隣接配線間容量の増加は比較
的小さい。
【0014】図5に、配線上面におけるシリコン酸化膜
厚を一定にし、配線側壁におけるシリコン酸化膜厚の方
が薄い場合(従来例)と、厚い場合(本発明の第1の実
施例の場合)の比較を行った結果を示す。隣接配線間容
量は、本発明の方が増加が激しいが、エレクトロ・マイ
グレーション寿命は従来例の場合よりも長くなり、隣接
配線間リーク電流も大幅に低減できている。
【0015】[第2の実施例]図6は、本発明の第2の
実施例を示す断面図である。この実施例では、第1の実
施例と、第1のシリコン酸化膜11が第1層配線10の
側壁のみに形成されている点が異なっている。この実施
例の半導体装置の製造方法は、第1のシリコン酸化膜1
1を全面に形成した後、異方性RIEによりエツチバッ
クを行い、第1層配線10の上面のシリコン酸化膜を完
全に除去している。この実施例では、アルミニウム合金
膜8aの側面と低誘電率膜12とが第1層配線10の側
壁に残った第1のシリコン酸化膜11で隔てられてお
り、また、アルミニウム合金膜8aの上部と低誘電率膜
12とは窒化チタン膜9aで隔てられているため、低誘
電率膜12から水分等がアルミニウム配線に拡散するこ
とがなく、エレクトロ・マイグレーションが抑制され、
また、隣接配線間のリーク電流を低減でき、第1の実施
例の場合と同様に、配線の信頼性を向上させることがで
きる。さらに、この第1の実施例と同様の効果に加え、
本実施例は、シリコン酸化膜のエツチバックでのエッチ
ング量の制御が容易であるという長所を有している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体装置は、低誘電率膜により被覆されたアルミニウム合
金膜とバリアメタル層とを含む配線層上のシリコン酸化
膜の膜厚を配線層側面の膜厚より薄くしたものであるの
で、配線間のフリンジ容量の増加を抑えることができる
とともに、低誘電率膜が吸湿したとしても、その水分が
配線層のアルミニウム合金膜にまで拡散することを防止
できるため、エレクトロ・マイグレーション耐性を高め
ることができ、配線の信頼性を向上させることができ
る。また、絶縁抵抗の低い低誘電率膜と配線層との間に
比較的厚い絶縁性に優れたシリコン酸化膜が挿入される
ので、低誘電率膜でのリークの増大をシリコン酸化膜で
阻止することが可能になり、配線間リーク電流を抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体装置の第1の実施例を示す断
面図。
【図2】 本発明の半導体装置の第1の実施例の製造方
法を説明するための工程順断面図の一部。
【図3】 本発明の半導体装置の第1の実施例の製造方
法を説明するための、図2の工程に続く工程での工程順
断面図。
【図4】 本発明の効果を説明するための、配線間隔と
エレクトロ・マイグレーション寿命、隣接配線間リーク
電流および隣接配線間容量の関係を示すグラフ。
【図5】 本発明の効果を説明するための、配線間隔と
エレクトロ・マイグレーション寿命、隣接配線間リーク
電流および隣接配線間容量の関係を示すグラフ。
【図6】 本発明の半導体装置の第2の実施例を示す断
面図。
【図7】 従来例の製造方法を示す工程順断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離領域 3 ウェル領域 4 第1の層間絶縁膜 5 コンタクトホール 6 バリアメタル層 7 タングステンプラグ 8a、8b アルミニウム合金膜 9a、9b 窒化チタン膜 10 第1層配線 11 第1のシリコン酸化膜 12 低誘電率膜 13 第2のシリコン酸化膜 14 ヴァイア・ホール 15 バリアメタル層 16 タングステンプラグ 17 第2層配線 18 カバー膜 21 ソース・ドレイン領域 22 ゲート酸化膜 23 ゲート電極 24 側壁酸化膜 101 基板 102 金属導体 103 酸化物ライナ 104 低誘電率部材 105 酸化物上部層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/768 H01L 21/3205

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して配線層が
    形成され、該配線層の上面および側面を覆ってシリコン
    酸化膜が形成され、その上面全体が比誘電率が3.5以
    下の低誘電率膜によって覆われている半導体装置におい
    て、前記シリコン酸化膜の前記配線層側面における膜厚
    が配線層上面における膜厚よりも厚く形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に絶縁膜を介して配線層が
    形成され、該配線層の側面を覆ってシリコン酸化膜が形
    成され、その上面全体が比誘電率が3.5以下の低誘電
    率膜によって覆われていることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記配線層は、主体となるアルミニウム
    合金膜とその上面に形成されたTiNまたはTi/Ti
    Nからなるバリア層とを有していることを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記低誘電率膜は、無機系若しくは有機
    系材料を用いて形成されたSOG(spin on g
    lass)膜または有機樹脂膜であることを特徴とする
    請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 (1)半導体基板上に絶縁膜を介して最
    上層がTiN膜である配線層を形成する工程と、 (2)少なくとも前記配線層の上面および側面を覆うシ
    リコン酸化膜を形成する工程と、 (3)前記シリコン酸化膜を異方性エッチングによりエ
    ッチバックして、前記配線層上の前記シリコン酸化膜の
    膜厚が前記配線層の側面での膜厚よりも薄くなるように
    加工する工程と、 (4)全面を覆う比誘電率が3.5以下の低誘電率膜を
    形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第(3)の工程における異方性エッ
    チングを、COを含むエッチングガスを用いたRIE
    (reactive ion etching)法によ
    り行うことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製
    造方法。
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