JP3097796U - 整風板付防雪柵 - Google Patents
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Abstract
【課題】風雪が防雪柵に対して垂直方向からではなく、斜めから吹き付けても,防雪柵の防雪効果を維持できる整風板付防雪柵を提供する。
【解決手段】防雪柵の風上側3、つまり道路に対して反対側に,防雪柵の並ぶ方向に対して垂直を含む一定角方向に、一定幅一定高さの整風板4を鉛直に一定間隔で取り付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】防雪柵の風上側3、つまり道路に対して反対側に,防雪柵の並ぶ方向に対して垂直を含む一定角方向に、一定幅一定高さの整風板4を鉛直に一定間隔で取り付ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
道路の脇に設置する防雪柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
積雪地帯においては降雪期に道路に雪を積もらせないための防雪柵を道路の脇に設置することがある。防雪柵には大きく分けて吹き払い式と吹き止め式がある。吹き払い式は水平方向に対してある角度を付けた防雪板を多段重ねて設置することにより、風を道路面に吹き付けて雪を吹き払う方式であるのに対し、吹き止め式は防雪板の壁を形成し風を通さないで雪をその影に溜めておく方式である。
【0003】
しかしいずれの防雪柵も、防雪柵に対して風雪が垂直に吹き付ける場合に最大効果を発揮するように設計されており,風雪が防雪柵に対し斜めに当たる場合にはその効果は低くならざるを得なかった。
【0004】
例えば風雪が防雪柵に対して斜めに吹きつけたとき,雪が防雪柵の風下側に巻き込まれて道路側に雪の吹き溜まりができてしまったりした。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
風雪が防雪柵に対して垂直方向からずれて、斜めから吹き付けても,防雪柵の防雪効果を維持できる方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、防雪柵の背面の風上側、つまり道路に対して反対側に,防雪柵の並ぶ方向に対して垂直方向を含む一定角方向に整風板を一定間隔で鉛直に取り付ける。
【0007】
【作用】
上記考案によれば、防雪柵に対して斜めに風が吹き付けても防雪柵に対して平行な成分は整風板により阻止されて、垂直な成分が防雪柵にあたるようになるので、防雪柵は本来の性能を発揮できる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は横に長い防雪柵の1部を背面から眺めた斜視図であり、鉛直部1の上に約1mの高さの忍び返し部2が付いた,全体の高さ約5mの吹止式防雪柵である。この防雪柵の背面、つまり風上側3に防雪柵に対して垂直に幅約1mで,鉛直部1とほぼ同じ高さの整風板4が一定間隔で防雪柵に取り付けられている。
【0009】
この整風板は防雪柵の設計段階で最初から組み込んでおくのが最良策であるが、比較的簡単な構造で、かつそれほど重量があるわけではないので、既存の防雪柵に後から取り付けて防雪柵の性能を改善する事もできる。
【0010】
実施例の2として、図示はしないが、吹払式の防雪柵にもまったく同じように防雪柵に対して垂直に幅約1mの整風板を一定間隔で取り付けて防雪柵の性能を向上させる事もできる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べてきたように,本考案の防雪柵によれば、風雪が防雪柵に対して斜めに吹き付けても整風板が防雪柵に対して平行な成分を阻止するので,防雪柵の効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の垂直整風板付防雪柵の1部を背面から眺めた斜視図。
【符号の説明】
1 鉛直部
2 忍び返し部
3 風上側
4 整風板
【考案の属する技術分野】
道路の脇に設置する防雪柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
積雪地帯においては降雪期に道路に雪を積もらせないための防雪柵を道路の脇に設置することがある。防雪柵には大きく分けて吹き払い式と吹き止め式がある。吹き払い式は水平方向に対してある角度を付けた防雪板を多段重ねて設置することにより、風を道路面に吹き付けて雪を吹き払う方式であるのに対し、吹き止め式は防雪板の壁を形成し風を通さないで雪をその影に溜めておく方式である。
【0003】
しかしいずれの防雪柵も、防雪柵に対して風雪が垂直に吹き付ける場合に最大効果を発揮するように設計されており,風雪が防雪柵に対し斜めに当たる場合にはその効果は低くならざるを得なかった。
【0004】
例えば風雪が防雪柵に対して斜めに吹きつけたとき,雪が防雪柵の風下側に巻き込まれて道路側に雪の吹き溜まりができてしまったりした。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
風雪が防雪柵に対して垂直方向からずれて、斜めから吹き付けても,防雪柵の防雪効果を維持できる方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、防雪柵の背面の風上側、つまり道路に対して反対側に,防雪柵の並ぶ方向に対して垂直方向を含む一定角方向に整風板を一定間隔で鉛直に取り付ける。
【0007】
【作用】
上記考案によれば、防雪柵に対して斜めに風が吹き付けても防雪柵に対して平行な成分は整風板により阻止されて、垂直な成分が防雪柵にあたるようになるので、防雪柵は本来の性能を発揮できる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は横に長い防雪柵の1部を背面から眺めた斜視図であり、鉛直部1の上に約1mの高さの忍び返し部2が付いた,全体の高さ約5mの吹止式防雪柵である。この防雪柵の背面、つまり風上側3に防雪柵に対して垂直に幅約1mで,鉛直部1とほぼ同じ高さの整風板4が一定間隔で防雪柵に取り付けられている。
【0009】
この整風板は防雪柵の設計段階で最初から組み込んでおくのが最良策であるが、比較的簡単な構造で、かつそれほど重量があるわけではないので、既存の防雪柵に後から取り付けて防雪柵の性能を改善する事もできる。
【0010】
実施例の2として、図示はしないが、吹払式の防雪柵にもまったく同じように防雪柵に対して垂直に幅約1mの整風板を一定間隔で取り付けて防雪柵の性能を向上させる事もできる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べてきたように,本考案の防雪柵によれば、風雪が防雪柵に対して斜めに吹き付けても整風板が防雪柵に対して平行な成分を阻止するので,防雪柵の効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の垂直整風板付防雪柵の1部を背面から眺めた斜視図。
【符号の説明】
1 鉛直部
2 忍び返し部
3 風上側
4 整風板
Claims (3)
- 防雪柵の風上側に当たる背面に防雪柵の並ぶ方向に対して直角を含む一定角方向に防雪柵の高さとほぼ同じ高さで,50cmないし1m程の一定幅の整風板が間隔を置いて鉛直に取り付けられている事を特徴とする整風板付防雪柵。
- 既存の防雪柵の背面に、防雪柵の並ぶ方向に対して直角を含む一定角方向に鉛直に取り付けて整風板付防雪柵にするための防雪柵の高さとほぼ同じ高さで,50cmないし1m程の一定幅の整風板。
- 整風板の角度が変えられるようになっていることを特徴とする請求項1記載の整風板付き防雪柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003594U JP3097796U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 整風板付防雪柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003594U JP3097796U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 整風板付防雪柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097796U true JP3097796U (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=43251581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003594U Expired - Lifetime JP3097796U (ja) | 2003-05-14 | 2003-05-14 | 整風板付防雪柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097796U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016205107A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 理研興業株式会社 | 端部対策型防雪柵 |
-
2003
- 2003-05-14 JP JP2003003594U patent/JP3097796U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016205107A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 理研興業株式会社 | 端部対策型防雪柵 |
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Legal Events
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