JP3097675B2 - 再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置 - Google Patents
再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は再生装置に対する記
録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置に関する。
録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】変速再生の可能な再生装置（ヘリカルス
キャン型磁気テープ映像再生装置）によって、例えば、
磁気テープに記録されているある人物が乗車している乗
用車の映像の映像信号を当初、磁気テープを定常速度で
走行させて再生し、その磁気テープの走行速度を定常速
度から徐々に低下させ、乗用車に乗車している人物にそ
の窓ガラスを通じてフラッシュが照射されて、その人物
が浮かび上がるような映像の映像信号が再生されるよう
になったときの前後に亘って、磁気テープの走行を停止
せしめて静止画再生状態にしようとする場合は、その再
生装置に対する記録媒体（磁気テープ）走行速度制御装
置によって、再生装置の記録媒体の走行速度を次のよう
に制御する必要がある。
キャン型磁気テープ映像再生装置）によって、例えば、
磁気テープに記録されているある人物が乗車している乗
用車の映像の映像信号を当初、磁気テープを定常速度で
走行させて再生し、その磁気テープの走行速度を定常速
度から徐々に低下させ、乗用車に乗車している人物にそ
の窓ガラスを通じてフラッシュが照射されて、その人物
が浮かび上がるような映像の映像信号が再生されるよう
になったときの前後に亘って、磁気テープの走行を停止
せしめて静止画再生状態にしようとする場合は、その再
生装置に対する記録媒体（磁気テープ）走行速度制御装
置によって、再生装置の記録媒体の走行速度を次のよう
に制御する必要がある。
【０００３】即ち、記録媒体走行速度制御装置によっ
て、再生装置の磁気テープの走行速度を、例えば、第１
の所定時間に亘ってある初期速度（例えば、定常速度）
に保ち、その後第２の所定時間に亘って走行速度を徐々
に低下させ、その後第３の所定時間に亘って停止状態を
保つように制御する必要がある。
て、再生装置の磁気テープの走行速度を、例えば、第１
の所定時間に亘ってある初期速度（例えば、定常速度）
に保ち、その後第２の所定時間に亘って走行速度を徐々
に低下させ、その後第３の所定時間に亘って停止状態を
保つように制御する必要がある。
【０００４】従来の記録媒体走行速度制御装置では、再
生装置における磁気テープの走行速度の初期速度を、例
えば、定常速度にし、その後はジョグダイヤル等を手動
で回動して、その走行速度を徐々に低下せしめ、遂には
停止状態にするような制御信号を生成して、再生装置に
供給するようにしていた。そして、その再生装置よりの
変速再生映像信号を記録装置（ヘリカルスキャン型磁気
テープ映像記録装置）に供給して、電子編集記録するよ
うにしていた。
生装置における磁気テープの走行速度の初期速度を、例
えば、定常速度にし、その後はジョグダイヤル等を手動
で回動して、その走行速度を徐々に低下せしめ、遂には
停止状態にするような制御信号を生成して、再生装置に
供給するようにしていた。そして、その再生装置よりの
変速再生映像信号を記録装置（ヘリカルスキャン型磁気
テープ映像記録装置）に供給して、電子編集記録するよ
うにしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の記録媒体
走行速度制御装置による再生装置に対する記録媒体走行
速度制御は、記録媒体の走行速度の初期速度の設定以外
は手動であるため、記録媒体走行速度制御のための操作
が煩雑であると共に、任意所望の記録媒体走行速度特性
の設計及び実現が困難であるという欠点があった。
走行速度制御装置による再生装置に対する記録媒体走行
速度制御は、記録媒体の走行速度の初期速度の設定以外
は手動であるため、記録媒体走行速度制御のための操作
が煩雑であると共に、任意所望の記録媒体走行速度特性
の設計及び実現が困難であるという欠点があった。
【０００６】かかる点に鑑み、本発明は、再生装置に対
する記録媒体走行速度制御装置において、再生装置に対
する任意所望の記録媒体走行速度特性を容易に設計し
て、その設計された記録媒体走行速度特性を容易に実現
することのできるものを提案しようとすうものである。
する記録媒体走行速度制御装置において、再生装置に対
する任意所望の記録媒体走行速度特性を容易に設計し
て、その設計された記録媒体走行速度特性を容易に実現
することのできるものを提案しようとすうものである。
【０００７】又、本発明は、再生装置と、その再生装置
からの再生情報信号を記録する記録装置と、再生装置の
記録媒体の走行速度を制御する記録媒体走行速度制御装
置とを有する電子編集装置において、記録媒体走行速度
制御装置によって、再生装置に対する任意所望の記録媒
体走行速度特性を容易に設計して、その設計された記録
媒体走行速度特性を容易に実現することのできるものを
提案しようとすうものである。
からの再生情報信号を記録する記録装置と、再生装置の
記録媒体の走行速度を制御する記録媒体走行速度制御装
置とを有する電子編集装置において、記録媒体走行速度
制御装置によって、再生装置に対する任意所望の記録媒
体走行速度特性を容易に設計して、その設計された記録
媒体走行速度特性を容易に実現することのできるものを
提案しようとすうものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１の本発明による再生
装置に対する記録媒体走行速度制御装置は、情報信号が
記録された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給さ
れるその記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びそ
の変化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の
走行速度特性を設計すると共に、その設計された走行速
度特性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走
行速度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御
信号を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置
と、その制御装置によって設計された走行速度特性を表
す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変
化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情
報及びその変化点における速度情報を制御装置に供給す
る入力装置とを有する。
装置に対する記録媒体走行速度制御装置は、情報信号が
記録された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給さ
れるその記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びそ
の変化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の
走行速度特性を設計すると共に、その設計された走行速
度特性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走
行速度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御
信号を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置
と、その制御装置によって設計された走行速度特性を表
す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変
化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情
報及びその変化点における速度情報を制御装置に供給す
る入力装置とを有する。
【０００９】かかる第１の本発明によれば、制御装置に
よって、情報信号が記録された記録媒体を再生装置で走
行させる際、供給されるその記録媒体の走行速度の変化
点の位置情報及びその変化点における速度情報に基づい
て、その記録媒体の走行速度特性を設計すると共に、そ
の設計された走行速度特性に基づいてその記録媒体の走
行速度を制御する走行速度制御信号を生成し、その生成
された走行速度制御信号を再生装置に供給して再生装置
を制御し、表示装置によって、その制御装置によって設
計された走行速度特性を表す走行速度特性図及びその走
行速度特性図に含まれる変化点の位置情報を表示し、入
力装置によって、変化点の位置情報及びその変化点にお
ける速度情報を制御装置に供給する。
よって、情報信号が記録された記録媒体を再生装置で走
行させる際、供給されるその記録媒体の走行速度の変化
点の位置情報及びその変化点における速度情報に基づい
て、その記録媒体の走行速度特性を設計すると共に、そ
の設計された走行速度特性に基づいてその記録媒体の走
行速度を制御する走行速度制御信号を生成し、その生成
された走行速度制御信号を再生装置に供給して再生装置
を制御し、表示装置によって、その制御装置によって設
計された走行速度特性を表す走行速度特性図及びその走
行速度特性図に含まれる変化点の位置情報を表示し、入
力装置によって、変化点の位置情報及びその変化点にお
ける速度情報を制御装置に供給する。
【００１０】
【発明の実施の形態】第１の本発明は、情報信号が記録
された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給される
その記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変
化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の走行
速度特性を設計すると共に、その設計された走行速度特
性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置と、
その制御装置によって設計された走行速度特性を表す走
行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変化点
の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情報及
びその変化点における速度情報を制御装置に供給する入
力装置とを有する再生装置に対する記録媒体走行速度制
御装置である。
された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給される
その記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変
化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の走行
速度特性を設計すると共に、その設計された走行速度特
性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置と、
その制御装置によって設計された走行速度特性を表す走
行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変化点
の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情報及
びその変化点における速度情報を制御装置に供給する入
力装置とを有する再生装置に対する記録媒体走行速度制
御装置である。
【００１１】第２の本発明は、第１の本発明の再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置において、入力装置
は、表示手段に表示される走行速度特性図の任意の部位
の変形を指示する指示手段を有し、制御装置は、指示手
段の指示に応じて表示装置に表示されている走行速度特
性図を変更すると共に、その変更された走行速度特性に
応じた走行速度制御信号を生成するようにした再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置である。
に対する記録媒体走行速度制御装置において、入力装置
は、表示手段に表示される走行速度特性図の任意の部位
の変形を指示する指示手段を有し、制御装置は、指示手
段の指示に応じて表示装置に表示されている走行速度特
性図を変更すると共に、その変更された走行速度特性に
応じた走行速度制御信号を生成するようにした再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置である。
【００１２】第３の本発明は、情報信号が記録された第
１の記録媒体を走行させて、その第１の記録媒体からそ
の情報信号を再生する再生装置と、その再生装置が再生
した情報信号を第２の記録媒体に記録する記録装置と、
その記録装置の動作を制御すると共に、第１の記録媒体
の走行速度の変化点の位置情報及びその変化点における
速度情報に基づいて、その第１の記録媒体の走行速度特
性を設計し、その設計された走行速度特性に基づいて、
その第１の記録媒体の走行速度を制御する走行速度制御
信号を生成し、その生成された走行速度制御信号を再生
装置に供給して、再生装置の動作を制御する制御装置
と、その制御装置によって設計された走行速度特性を表
す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変
化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情
報及びその変化点における速度情報を制御装置に供給す
る入力装置とを有する電子編集装置である。
１の記録媒体を走行させて、その第１の記録媒体からそ
の情報信号を再生する再生装置と、その再生装置が再生
した情報信号を第２の記録媒体に記録する記録装置と、
その記録装置の動作を制御すると共に、第１の記録媒体
の走行速度の変化点の位置情報及びその変化点における
速度情報に基づいて、その第１の記録媒体の走行速度特
性を設計し、その設計された走行速度特性に基づいて、
その第１の記録媒体の走行速度を制御する走行速度制御
信号を生成し、その生成された走行速度制御信号を再生
装置に供給して、再生装置の動作を制御する制御装置
と、その制御装置によって設計された走行速度特性を表
す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変
化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情
報及びその変化点における速度情報を制御装置に供給す
る入力装置とを有する電子編集装置である。
【００１３】第４の本発明は、第３の本発明の電子編集
装置において、入力装置は、表示手段に表示される走行
速度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手段とを
有し、制御装置は、指示手段の指示に応じて、表示装置
に表示されている走行速度特性図を変更すると共に、そ
の変更された走行速度特性に応じた走行速度制御信号を
生成するようにした電子編集装置である。
装置において、入力装置は、表示手段に表示される走行
速度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手段とを
有し、制御装置は、指示手段の指示に応じて、表示装置
に表示されている走行速度特性図を変更すると共に、そ
の変更された走行速度特性に応じた走行速度制御信号を
生成するようにした電子編集装置である。
【００１４】
【００１５】
【００１６】〔発明の実施の形態の具体例〕以下に、図
面を参照して、本発明の実施の形態の具体例の再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置を
詳細に説明する。先ず、図１を参照して、具体例の再生
装置に対する記録媒体走行速度制御装置及びその再生装
置に対する記録媒体走行速度制御装置を含む電子編集装
置の全体の構成を説明する。
面を参照して、本発明の実施の形態の具体例の再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置を
詳細に説明する。先ず、図１を参照して、具体例の再生
装置に対する記録媒体走行速度制御装置及びその再生装
置に対する記録媒体走行速度制御装置を含む電子編集装
置の全体の構成を説明する。
【００１７】図１において、２は変速再生の可能な再生
装置（ヘリカルスキャン型磁気テープ映像再生装置）、
３は再生装置２によって記録媒体（磁気テープ）から再
生された再生情報信号（再生映像信号及びその再生映像
信号に付随する再生音声信号）を、記録媒体（磁気テー
プ）に記録する記録装置（ヘリカルスキャン型磁気テー
プ映像記録装置）である。４は再生装置２からの再生映
像信号を表示する表示装置（陰極線管表示装置、液晶表
示装置、プラズマ表示装置等）である。
装置（ヘリカルスキャン型磁気テープ映像再生装置）、
３は再生装置２によって記録媒体（磁気テープ）から再
生された再生情報信号（再生映像信号及びその再生映像
信号に付随する再生音声信号）を、記録媒体（磁気テー
プ）に記録する記録装置（ヘリカルスキャン型磁気テー
プ映像記録装置）である。４は再生装置２からの再生映
像信号を表示する表示装置（陰極線管表示装置、液晶表
示装置、プラズマ表示装置等）である。
【００１８】１は編集装置を示し、この編集装置１は、
再生装置２の記録媒体（磁気テープ）の記録媒体位置
（テープ位置）に対する記録媒体走行速度特性（磁気テ
ープ走行速度特性）を設計し、その設計された記録媒体
走行速度特性に基づいて、記録媒体走行速度制御信号
（磁気テープ走行速度制御信号）を生成して、再生装置
２に供給すると共に、再生装置２及び記録装置３を制御
する制御装置１Ｂと、その制御装置１Ｂによって設計さ
れた記録媒体走行速度特性図を表示する表示装置（陰極
線管表示装置、液晶表示装置、プラズマ表示装置等）１
Ａと、制御装置１Ｂによる記録媒体走行速度特性を設計
するための入力装置、即ち、キーボード（ファンクショ
ンキー及びテンキーを備える）１Ｃ及びポインティング
デバイス（マウス、トラックボール等）１Ｄとを有す
る。
再生装置２の記録媒体（磁気テープ）の記録媒体位置
（テープ位置）に対する記録媒体走行速度特性（磁気テ
ープ走行速度特性）を設計し、その設計された記録媒体
走行速度特性に基づいて、記録媒体走行速度制御信号
（磁気テープ走行速度制御信号）を生成して、再生装置
２に供給すると共に、再生装置２及び記録装置３を制御
する制御装置１Ｂと、その制御装置１Ｂによって設計さ
れた記録媒体走行速度特性図を表示する表示装置（陰極
線管表示装置、液晶表示装置、プラズマ表示装置等）１
Ａと、制御装置１Ｂによる記録媒体走行速度特性を設計
するための入力装置、即ち、キーボード（ファンクショ
ンキー及びテンキーを備える）１Ｃ及びポインティング
デバイス（マウス、トラックボール等）１Ｄとを有す
る。
【００１９】再生装置２及び記録装置３からの映像・音
声データ（映像・音声信号）及びタイムコードデータ
（タイムコード信号）Ｓ１、Ｓ３が、ケーブルを通じて
制御装置１Ｂに供給され、これらデータに基づいて、制
御装置１Ｂによって生成された制御信号Ｓ２、Ｓ４がケ
ーブルを通じて、再生装置２及び記録装置３に供給され
て、再生装置２の再生の開始及び終了、記録媒体（磁気
テープ）の走行速度等が制御されると共に、記録装置３
の記録の開始及び終了等が制御される。
声データ（映像・音声信号）及びタイムコードデータ
（タイムコード信号）Ｓ１、Ｓ３が、ケーブルを通じて
制御装置１Ｂに供給され、これらデータに基づいて、制
御装置１Ｂによって生成された制御信号Ｓ２、Ｓ４がケ
ーブルを通じて、再生装置２及び記録装置３に供給され
て、再生装置２の再生の開始及び終了、記録媒体（磁気
テープ）の走行速度等が制御されると共に、記録装置３
の記録の開始及び終了等が制御される。
【００２０】制御装置１Ｂは、再生装置２から制御装置
１Ｂに供給されるタイムコードデータと、予め入力され
た位置と速度の値とに基づいて、内部で計算されたテー
プ走行速度特性に基づく速度データを比較及び対照して
再生速度命令を出力して、再生装置２に供給する。その
テープ走行速度特性は、２点の位置と、その２点のテー
プ走行速度とが与えられれば、その２点の区間における
加速度が求められる。又、その加速度が加えられた時間
が与えられれば、その時間後の速度が求められる。
１Ｂに供給されるタイムコードデータと、予め入力され
た位置と速度の値とに基づいて、内部で計算されたテー
プ走行速度特性に基づく速度データを比較及び対照して
再生速度命令を出力して、再生装置２に供給する。その
テープ走行速度特性は、２点の位置と、その２点のテー
プ走行速度とが与えられれば、その２点の区間における
加速度が求められる。又、その加速度が加えられた時間
が与えられれば、その時間後の速度が求められる。
【００２１】次に、編集装置１の表示装置１Ａの表示画
面を示す図２及びその表示画面の一部の記録媒体走行速
度特性図（テープ位置及び速度特性図）を示す図３を参
照して、制御装置１Ｂの機能を説明する。制御装置１Ｂ
はＣＰＵ、プログラムの記憶されでいるＲＯＭ及び各種
データが書込み及び読み出されるＲＡＭを備えていると
共に、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ：
Graphical User Interface）機能を備えている。
面を示す図２及びその表示画面の一部の記録媒体走行速
度特性図（テープ位置及び速度特性図）を示す図３を参
照して、制御装置１Ｂの機能を説明する。制御装置１Ｂ
はＣＰＵ、プログラムの記憶されでいるＲＯＭ及び各種
データが書込み及び読み出されるＲＡＭを備えていると
共に、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ：
Graphical User Interface）機能を備えている。
【００２２】次に、図２及び図３を参照して、記録媒体
走行速度特性図（テープ位置及び速度特性図）を説明す
る。横軸は、再生装置２の磁気テープのテープ位置（図
２では、素材テープのテープ位置の意味で、Source Pos
ition と記載されいている）ｘを示し、縦軸は、そのテ
ープ位置に対するテープ走行速度( 図２ではPlaybackSp
eedと記載されている）ｆ(x) を示し、太い実線は、そ
のテープ位置ｘに対するテープ走行速度ｆ(x) の特性図
を示す。テープ走行速度ｖ１は第１の走行速度、例え
ば、定常速度を示し、テープ走行速度ｖ１は第２の走行
速度、例えば、０速度、即ち、停止状態を示す。
走行速度特性図（テープ位置及び速度特性図）を説明す
る。横軸は、再生装置２の磁気テープのテープ位置（図
２では、素材テープのテープ位置の意味で、Source Pos
ition と記載されいている）ｘを示し、縦軸は、そのテ
ープ位置に対するテープ走行速度( 図２ではPlaybackSp
eedと記載されている）ｆ(x) を示し、太い実線は、そ
のテープ位置ｘに対するテープ走行速度ｆ(x) の特性図
を示す。テープ走行速度ｖ１は第１の走行速度、例え
ば、定常速度を示し、テープ走行速度ｖ１は第２の走行
速度、例えば、０速度、即ち、停止状態を示す。
【００２３】テープ位置のＩＮ点乃至ＯＵＴ点間で、再
生装置２の磁気テープの走行速度が制御され、磁気テー
プの記録されているＩＮ点乃至ＯＵＴ点間の映像・音声
データが、制御された走行速度に応じて再生され、その
再生映像・音声データが記録装置３に供給されて、その
定常速度で走行している磁気テープに記録される。
生装置２の磁気テープの走行速度が制御され、磁気テー
プの記録されているＩＮ点乃至ＯＵＴ点間の映像・音声
データが、制御された走行速度に応じて再生され、その
再生映像・音声データが記録装置３に供給されて、その
定常速度で走行している磁気テープに記録される。
【００２４】テープ位置の点ＩＮから点ｔ１までのテー
プ速度は定常速度ｖ１に設定され、テープ位置の点ｔ１
から点ｔ２までは、テープ速度はｖ１から一定の負の傾
きを以て低下し、遂にはｖ２（速度０）になり、テープ
位置の点ｔ２から点ＯＵＴまではｖ２のままである。従
って、テープ位置の点ｔ２及び点ＯＵＴは同じ点とな
る。特性図（特性線）（太い線）上の点ａは、テープ位
置の点ＩＮに、点ｓ１は点ｔ１に、点ｓ２は点ｔ２に、
点ｂは点ＯＵＴにそれぞれ対応する。
プ速度は定常速度ｖ１に設定され、テープ位置の点ｔ１
から点ｔ２までは、テープ速度はｖ１から一定の負の傾
きを以て低下し、遂にはｖ２（速度０）になり、テープ
位置の点ｔ２から点ＯＵＴまではｖ２のままである。従
って、テープ位置の点ｔ２及び点ＯＵＴは同じ点とな
る。特性図（特性線）（太い線）上の点ａは、テープ位
置の点ＩＮに、点ｓ１は点ｔ１に、点ｓ２は点ｔ２に、
点ｂは点ＯＵＴにそれぞれ対応する。
【００２５】尚、図２及び図３におけるテープ走行速度
特性図では、テープ走行速度を負側に設定することもで
きる。
特性図では、テープ走行速度を負側に設定することもで
きる。
【００２６】図２に示す如く、表示装置１Ａの画面上の
テキストボックス内に、ポインティングデバイス１Ｄ及
びキーボード１Ｃのキーの操作によって、テープ位置の
点ＩＮ、ｔ１、ｔ２及びＯＵＴにおけるタイムコード
（時刻）及びテープ走行速度（定常速度の百分率で表
す）を指定することによって、点ａ及び点ｓ１間の横軸
ｘと平行な直線と、点ｓ１及び点ｓ２間の横軸ｘに対す
る斜線と、点ｓ２及び点ｂ間の横軸ｘと平行な直線から
なる特性図（特性線）が、表示装置１Ａの画面上に表示
される。尚、チェックボックス内に「×」が挿入された
部分は、テープ位置上の点のタイムコード及びテープ走
行速度がロックされていることを示す。
テキストボックス内に、ポインティングデバイス１Ｄ及
びキーボード１Ｃのキーの操作によって、テープ位置の
点ＩＮ、ｔ１、ｔ２及びＯＵＴにおけるタイムコード
（時刻）及びテープ走行速度（定常速度の百分率で表
す）を指定することによって、点ａ及び点ｓ１間の横軸
ｘと平行な直線と、点ｓ１及び点ｓ２間の横軸ｘに対す
る斜線と、点ｓ２及び点ｂ間の横軸ｘと平行な直線から
なる特性図（特性線）が、表示装置１Ａの画面上に表示
される。尚、チェックボックス内に「×」が挿入された
部分は、テープ位置上の点のタイムコード及びテープ走
行速度がロックされていることを示す。
【００２７】テープ位置の各点におけるタイムコード及
びテープ走行速度の百分率を例示すると、点ＩＮのタイ
ムコードは１時２分０秒２フレーム、走行速度の百分率
は１００．０％、、点ｔ１のタイムコードは１時２分３
秒４フレーム、走行速度の百分率は１００．０％、点ｔ
２のタイムコードは１時２分５秒１８レーム、走行速度
の百分率は０．０％、点ＯＵＴのタイムコードは１時２
分５秒１８レーム、走行速度の百分率は０．０％であ
る。テープ位置の点ＩＮ及び点ＯＵＴ間（点ａ〜点ｂ
間）の持続時間（ＤＵＲ：Duration) は、次に示す数１
の式で表される。
びテープ走行速度の百分率を例示すると、点ＩＮのタイ
ムコードは１時２分０秒２フレーム、走行速度の百分率
は１００．０％、、点ｔ１のタイムコードは１時２分３
秒４フレーム、走行速度の百分率は１００．０％、点ｔ
２のタイムコードは１時２分５秒１８レーム、走行速度
の百分率は０．０％、点ＯＵＴのタイムコードは１時２
分５秒１８レーム、走行速度の百分率は０．０％であ
る。テープ位置の点ＩＮ及び点ＯＵＴ間（点ａ〜点ｂ
間）の持続時間（ＤＵＲ：Duration) は、次に示す数１
の式で表される。
【００２８】
【数１】∫a b ｛１／ｆ(x) ｝ｄx
【００２９】これを計算すると、１６秒１６フレームに
なり、これが図２の表示装置１Ａの画面に表示されてい
る。又、テープ位置の点ＩＮ及びｔ１間の持続時間（Ｄ
ＵＲ）は３秒２フレーム、点ｔ１及び点ｔ２間の持続時
間（ＤＵＲ）は８秒１２フレーム、点ｔ２及び点ＯＵＴ
間の持続時間（ＤＵＲ）は５秒２フレームであること
が、表示装置１Ａの画面に表示され、これら３つの持続
時間を加算すると、テープ位置の点ＩＮ及びＯＵＴ間の
持続時間１６秒１６に一致することが分かる。
なり、これが図２の表示装置１Ａの画面に表示されてい
る。又、テープ位置の点ＩＮ及びｔ１間の持続時間（Ｄ
ＵＲ）は３秒２フレーム、点ｔ１及び点ｔ２間の持続時
間（ＤＵＲ）は８秒１２フレーム、点ｔ２及び点ＯＵＴ
間の持続時間（ＤＵＲ）は５秒２フレームであること
が、表示装置１Ａの画面に表示され、これら３つの持続
時間を加算すると、テープ位置の点ＩＮ及びＯＵＴ間の
持続時間１６秒１６に一致することが分かる。
【００３０】上述の再生装置２の磁気テープの走行速度
のテープ位置に対する特性は、横軸ｘに平行な２本の直
線と、その間の横軸ｘに対する斜線からなる折れ線特性
であったが、例えば、その斜線の部分を図２及び図３に
細線で示すようなスプライン（Spline) 曲線（２次曲
線、３次曲線等）に変更することもできる。その場合
は、ポインティングデバイス１Ｄによって、表示装置１
Ａの画面上のカーソルを移動させ、所望の点でクリック
を行うことによって、予めＲＯＭ等に記憶されているス
プライン曲線を選択して指定して、テープ位置に対する
磁気テープの走行速度特性線を曲線とすることもでき
る。その場合には、その曲線上の予め定められた所定の
点におおける時刻とテープ走行速度を表示装置１Ａの画
面上に表示させる。
のテープ位置に対する特性は、横軸ｘに平行な２本の直
線と、その間の横軸ｘに対する斜線からなる折れ線特性
であったが、例えば、その斜線の部分を図２及び図３に
細線で示すようなスプライン（Spline) 曲線（２次曲
線、３次曲線等）に変更することもできる。その場合
は、ポインティングデバイス１Ｄによって、表示装置１
Ａの画面上のカーソルを移動させ、所望の点でクリック
を行うことによって、予めＲＯＭ等に記憶されているス
プライン曲線を選択して指定して、テープ位置に対する
磁気テープの走行速度特性線を曲線とすることもでき
る。その場合には、その曲線上の予め定められた所定の
点におおける時刻とテープ走行速度を表示装置１Ａの画
面上に表示させる。
【００３１】図２に示す表示装置１Ａの画面の「 Rehea
rsal」の領域をポインティングデバイスでクリックする
ことによって、再生装置２に対する記録媒体走行速度制
御のリハーサルを行うことができる。「Cancel」の領域
をクリックすることによって、設計した再生装置２の記
録媒体走行速度特性をキャンセルすることができ、又、
「Revert」の領域をクリックすることによって、キャン
セルした記録媒体走行速度特性を復帰させることができ
る。「ＯＫ」の領域をクリックすることによって、設計
した再生装置２の記録媒体走行速度特性を実行し、即
ち、制御装置１Ｂからのテープ走行速度制御信号を再生
装置２に供給して、記録媒体（磁気テープ）の変速再生
走行を実行させることができる。
rsal」の領域をポインティングデバイスでクリックする
ことによって、再生装置２に対する記録媒体走行速度制
御のリハーサルを行うことができる。「Cancel」の領域
をクリックすることによって、設計した再生装置２の記
録媒体走行速度特性をキャンセルすることができ、又、
「Revert」の領域をクリックすることによって、キャン
セルした記録媒体走行速度特性を復帰させることができ
る。「ＯＫ」の領域をクリックすることによって、設計
した再生装置２の記録媒体走行速度特性を実行し、即
ち、制御装置１Ｂからのテープ走行速度制御信号を再生
装置２に供給して、記録媒体（磁気テープ）の変速再生
走行を実行させることができる。
【００３２】図２に示す表示装置１Ａの画面のＰＤは、
再生装置２による再生映像信号の再生画像を表示する表
示部、ＲＤはは記録装置３による磁気テープに記録する
映像信号のモニタ画像を表示する表示部である。
再生装置２による再生映像信号の再生画像を表示する表
示部、ＲＤはは記録装置３による磁気テープに記録する
映像信号のモニタ画像を表示する表示部である。
【００３３】次に、図４を参照して、制御装置１ＢのＣ
ＰＵ、再生装置２及びユーザの動作を説明する。ステッ
プＳＴ−１〜ＳＴ−１２の動作を順に説明する。ステッ
プＳＴ−１：ユーザによるキーボード１Ｃ、又は、ポイ
ンティングデバイス１Ｄによる入力によって、制御装置
１Ｂにおける再生装置２の記録媒体の記録媒体位置に対
する記録媒体走行速度特性を設計する。ステップＳＴ−
２：ユーザによるキーボード１Ｃ、又は、ポインティン
グデバイス１Ｄによる入力によって、制御装置１Ｂに対
し、再生装置２の記録媒体の走行開始を指示する。ステ
ップＳＴ−３：制御装置１Ｂが再生装置２に記録媒体走
行制御信号を供給して記録媒体の走行を開始させる。ス
テップＳＴ−４：制御装置１Ｂによって、磁気テープの
テープ位置の点ＩＮにおける走行速度を目標速度とし
て、再生装置２の巻取り側及び供給側リールモータのサ
ーボ回路並びにキャプタンモータのサーボ回路を制御す
る。ステップＳＴ−５：制御装置１Ｂは、再生装置２の
タイムコードデータに基づいて、再生装置２の磁気テー
プがテープ位置の点ＩＮを通過したことを検知する。
ＰＵ、再生装置２及びユーザの動作を説明する。ステッ
プＳＴ−１〜ＳＴ−１２の動作を順に説明する。ステッ
プＳＴ−１：ユーザによるキーボード１Ｃ、又は、ポイ
ンティングデバイス１Ｄによる入力によって、制御装置
１Ｂにおける再生装置２の記録媒体の記録媒体位置に対
する記録媒体走行速度特性を設計する。ステップＳＴ−
２：ユーザによるキーボード１Ｃ、又は、ポインティン
グデバイス１Ｄによる入力によって、制御装置１Ｂに対
し、再生装置２の記録媒体の走行開始を指示する。ステ
ップＳＴ−３：制御装置１Ｂが再生装置２に記録媒体走
行制御信号を供給して記録媒体の走行を開始させる。ス
テップＳＴ−４：制御装置１Ｂによって、磁気テープの
テープ位置の点ＩＮにおける走行速度を目標速度とし
て、再生装置２の巻取り側及び供給側リールモータのサ
ーボ回路並びにキャプタンモータのサーボ回路を制御す
る。ステップＳＴ−５：制御装置１Ｂは、再生装置２の
タイムコードデータに基づいて、再生装置２の磁気テー
プがテープ位置の点ＩＮを通過したことを検知する。
【００３４】ステップＳＴ−６：制御装置１Ｂによっ
て、磁気テープのテープ位置の点ｔ１における走行速度
を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側リ
ールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサー
ボ回路を制御する。ステップＳＴ−７：制御装置１Ｂ
は、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再生
装置２の磁気テープがテープ位置の点ｔ１を通過したこ
とを検知する。
て、磁気テープのテープ位置の点ｔ１における走行速度
を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側リ
ールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサー
ボ回路を制御する。ステップＳＴ−７：制御装置１Ｂ
は、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再生
装置２の磁気テープがテープ位置の点ｔ１を通過したこ
とを検知する。
【００３５】ステップＳＴ−８：制御装置１Ｂによっ
て、磁気テープのテープ位置の点ｔ２における走行速度
を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側リ
ールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサー
ボ回路を制御する。ステップＳＴ−９：制御装置１Ｂ
は、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再生
装置２の磁気テープがテープ位置の点ｔ２を通過したこ
とを検知する。
て、磁気テープのテープ位置の点ｔ２における走行速度
を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側リ
ールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサー
ボ回路を制御する。ステップＳＴ−９：制御装置１Ｂ
は、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再生
装置２の磁気テープがテープ位置の点ｔ２を通過したこ
とを検知する。
【００３６】ステップＳＴ−１０：制御装置１Ｂによっ
て、磁気テープのテープ位置の点ＯＵＴにおける走行速
度を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側
リールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサ
ーボ回路を制御する。ステップＳＴ−１１：制御装置１
Ｂは、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再
生装置２の磁気テープがテープ位置の点ＯＵＴを通過し
たことを検知する。ステップＳＴ−１２：制御装置１Ｂ
の制御による再生装置２の磁気テープの走行が終了す
る。
て、磁気テープのテープ位置の点ＯＵＴにおける走行速
度を目標速度として、再生装置２の巻取り側及び供給側
リールモータのサーボ回路並びにキャプタンモータのサ
ーボ回路を制御する。ステップＳＴ−１１：制御装置１
Ｂは、再生装置２のタイムコードデータに基づいて、再
生装置２の磁気テープがテープ位置の点ＯＵＴを通過し
たことを検知する。ステップＳＴ−１２：制御装置１Ｂ
の制御による再生装置２の磁気テープの走行が終了す
る。
【００３７】上述の具体例では、記録媒体の例として磁
気テープの場合について述べたが、記録媒体としては、
光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体であっても良
い。
気テープの場合について述べたが、記録媒体としては、
光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体であっても良
い。
【００３８】
【発明の効果】第１の本発明によれば、情報信号が記録
された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給される
その記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変
化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の走行
速度特性を設計すると共に、その設計された走行速度特
性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置と、
その制御装置によって設計された走行速度特性を表す走
行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変化点
の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情報及
びその変化点における速度情報を制御装置に供給する入
力装置とを有するので、再生装置が走行させる記録媒体
の走行速度特性を細かく調整した任意所望の状態に容易
に設計でき、その設計された走行速度特性を持つ走行動
作を再生装置上で容易に実現することのできる再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置を得ることができ
る。
された記録媒体を再生装置で走行させる際、供給される
その記録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変
化点における速度情報に基づいて、その記録媒体の走行
速度特性を設計すると共に、その設計された走行速度特
性に基づいてその記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して再生装置を制御する制御装置と、
その制御装置によって設計された走行速度特性を表す走
行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれる変化点
の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位置情報及
びその変化点における速度情報を制御装置に供給する入
力装置とを有するので、再生装置が走行させる記録媒体
の走行速度特性を細かく調整した任意所望の状態に容易
に設計でき、その設計された走行速度特性を持つ走行動
作を再生装置上で容易に実現することのできる再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置を得ることができ
る。
【００３９】第２の本発明によれば、第１の本発明の再
生装置に対する記録媒体走行速度制御装置において、入
力装置は、表示手段に表示される走行速度特性図の任意
の部位の変形を指示する指示手段を有し、制御装置は、
指示手段の指示に応じて表示装置に表示されている走行
速度特性図を変更すると共に、その変更された走行速度
特性に応じた走行速度制御信号を生成するようにしたの
で、第１の本発明の効果に加えて、再生装置が走行させ
る記録媒体の走行速度特性を複雑に変化させることので
きる再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置を得る
ことができる。
生装置に対する記録媒体走行速度制御装置において、入
力装置は、表示手段に表示される走行速度特性図の任意
の部位の変形を指示する指示手段を有し、制御装置は、
指示手段の指示に応じて表示装置に表示されている走行
速度特性図を変更すると共に、その変更された走行速度
特性に応じた走行速度制御信号を生成するようにしたの
で、第１の本発明の効果に加えて、再生装置が走行させ
る記録媒体の走行速度特性を複雑に変化させることので
きる再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置を得る
ことができる。
【００４０】第３の本発明によれば、情報信号が記録さ
れた第１の記録媒体を走行させて、その第１の記録媒体
からその情報信号を再生する再生装置と、その再生装置
が再生した情報信号を第２の記録媒体に記録する記録装
置と、その記録装置の動作を制御すると共に、第１の記
録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変化点に
おける速度情報に基づいて、その第１の記録媒体の走行
速度特性を設計し、その設計された走行速度特性に基づ
いて、その第１の記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して、再生装置の動作を制御する制御
装置と、その制御装置によって設計された走行速度特性
を表す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれ
る変化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位
置情報及びその変化点における速度情報を制御装置に供
給する入力装置とを有するので、再生装置が走行させる
記録媒体の走行速度特性を細かく調整した任意所望の状
態に容易に設計でき、その設計された走行速度特性を持
つ走行動作を再生装置上で容易に実現することをのでき
る電子編集装置を得ることができる。
れた第１の記録媒体を走行させて、その第１の記録媒体
からその情報信号を再生する再生装置と、その再生装置
が再生した情報信号を第２の記録媒体に記録する記録装
置と、その記録装置の動作を制御すると共に、第１の記
録媒体の走行速度の変化点の位置情報及びその変化点に
おける速度情報に基づいて、その第１の記録媒体の走行
速度特性を設計し、その設計された走行速度特性に基づ
いて、その第１の記録媒体の走行速度を制御する走行速
度制御信号を生成し、その生成された走行速度制御信号
を再生装置に供給して、再生装置の動作を制御する制御
装置と、その制御装置によって設計された走行速度特性
を表す走行速度特性図及びその走行速度特性図に含まれ
る変化点の位置情報を表示する表示装置と、変化点の位
置情報及びその変化点における速度情報を制御装置に供
給する入力装置とを有するので、再生装置が走行させる
記録媒体の走行速度特性を細かく調整した任意所望の状
態に容易に設計でき、その設計された走行速度特性を持
つ走行動作を再生装置上で容易に実現することをのでき
る電子編集装置を得ることができる。
【００４１】第４の本発明によれば、第３の本発明の電
子編集装置において、入力装置は、表示手段に表示され
る走行速度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手
段とを有し、制御装置は、指示手段の指示に応じて、表
示装置に表示されている走行速度特性図を変更すると共
に、その変更された走行速度特性に応じた走行速度制御
信号を生成するようにしたので、第３の本発明の効果に
加えて、再生装置が走行させる記録媒体の走行速度特性
を複雑に変化させることのできる電子編集装置を得るこ
とができる。
子編集装置において、入力装置は、表示手段に表示され
る走行速度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手
段とを有し、制御装置は、指示手段の指示に応じて、表
示装置に表示されている走行速度特性図を変更すると共
に、その変更された走行速度特性に応じた走行速度制御
信号を生成するようにしたので、第３の本発明の効果に
加えて、再生装置が走行させる記録媒体の走行速度特性
を複雑に変化させることのできる電子編集装置を得るこ
とができる。
【００４２】
【００４３】
【図１】本発明の実施の形態の具体例の電子編集装置を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
【図２】図１の具体例の電子編集装置における再生装置
に対する記録媒体走行速度制御装置の制御装置からの表
示信号に基づいて表示が行われる表示装置の表示画面を
示す図である。
に対する記録媒体走行速度制御装置の制御装置からの表
示信号に基づいて表示が行われる表示装置の表示画面を
示す図である。
【図３】図２の表示装置の表示画面の一部であるテープ
位置及び速度特性を示す特性図である。
位置及び速度特性を示す特性図である。
【図４】図１における具体例の電子編集装置における制
御装置のＣＰＵ、再生装置２及びユーザの動作を示すフ
ローチャートである。
御装置のＣＰＵ、再生装置２及びユーザの動作を示すフ
ローチャートである。
１ 編集装置（再生装置に対する記録媒体走行速度制御
装置）、１Ａ 表示装置、１Ｂ 制御装置、１Ｃ キー
ボード（入力装置）、１Ｄ ポインティングデバイス
（入力装置）、２ 再生装置、３ 記録装置、４ 表示
装置。
装置）、１Ａ 表示装置、１Ｂ 制御装置、１Ｃ キー
ボード（入力装置）、１Ｄ ポインティングデバイス
（入力装置）、２ 再生装置、３ 記録装置、４ 表示
装置。
Claims (4)
- 【請求項１】 情報信号が記録された記録媒体を再生装
置で走行させる際、供給される該記録媒体の走行速度の
変化点の位置情報及び該変化点における速度情報に基づ
いて、該記録媒体の走行速度特性を設計すると共に、該
設計された走行速度特性に基づいて該記録媒体の走行速
度を制御する走行速度制御信号を生成し、該生成された
走行速度制御信号を上記再生装置に供給して上記再生装
置を制御する制御装置と、 該制御装置によって設計された上記走行速度特性を表す
走行速度特性図及び該走行速度特性図に含まれる上記変
化点の位置情報を表示する表示装置と、 上記変化点の位置情報及び該変化点における速度情報を
上記制御装置に供給する入力装置とを有することを特徴
とする再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の再生装置に対する記録
媒体走行速度制御装置において、 上記入力装置は、上記表示手段に表示される上記走行速
度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手段を有
し、 上記制御装置は、上記指示手段の指示に応じて上記表示
装置に表示されている上記走行速度特性図を変更すると
共に、該変更された走行速度特性に応じた上記走行速度
制御信号を生成することを特徴とする再生装置に対する
記録媒体走行速度制御装置。 - 【請求項３】 情報信号が記録された第１の記録媒体を
走行させて、該第１の記録媒体から該情報信号を再生す
る再生装置と、 該再生装置が再生した情報信号を第２の記録媒体に記録
する記録装置と、 該記録装置の動作を制御すると共に、上記第１の記録媒
体の走行速度の変化点の位置情報及び該変化点における
速度情報に基づいて、該第１の記録媒体の走行速度特性
を設計し、該設計された走行速度特性に基づいて、該第
１の記録媒体の走行速度を制御する走行速度制御信号を
生成し、該生成された走行速度制御信号を上記再生装置
に供給して、上記再生装置の動作を制御する制御装置
と、 該制御装置によって設計された上記走行速度特性を表す
走行速度特性図及び該走行速度特性図に含まれる上記変
化点の位置情報を表示する表示装置と、 上記変化点の位置情報及び該変化点における速度情報を
上記制御装置に供給する入力装置とを有することを特徴
とする電子編集装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の電子編集装置におい
て、 上記入力装置は、上記表示手段に表示される上記走行速
度特性図の任意の部位の変形を指示する指示手段とを有
し、 上記制御装置は、上記指示手段の指示に応じて、上記表
示装置に表示されている上記走行速度特性図を変更する
と共に、該変更された走行速度特性に応じた上記走行速
度制御信号を生成することを特徴とする電子編集装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10252858A JP3097675B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置 |
| US09/389,952 US6633440B2 (en) | 1998-09-07 | 1999-09-03 | Control apparatus for recording medium traveling speed relative to playback apparatus and electronic editing apparatus |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10252858A JP3097675B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置 |
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|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10252858A Expired - Fee Related JP3097675B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 再生装置に対する記録媒体走行速度制御装置及び電子編集装置 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP3097675B2 (ja) |
| DE (1) | DE19942667A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| US8856076B2 (en) | 2011-06-17 | 2014-10-07 | International Business Machines Corporation | Rendering tape file system information in a graphical user interface |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4394745A (en) * | 1980-04-11 | 1983-07-19 | Sony Corporation | Video editing apparatus |
| JPS6093656A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-25 | Sony Corp | キユ−アツプ装置 |
| US5275351A (en) * | 1992-04-30 | 1994-01-04 | Industrial Technology Research Institute | Constant tape speed controller |
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1998
- 1998-09-07 JP JP10252858A patent/JP3097675B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
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