JP3097325U - 腟拡張器 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者に痛みを感じさせることなく、次第に腟を拡張させることが可能であり、構造が簡単で、容易に操作できる腟拡張器を提供すること。
【解決手段】滑らかに湾曲した先端部5を有し、それぞれ直径が異なる複数本の丸棒1,2,3,4より成る。丸棒1,2,3,4の基端面にそれぞれ摘み6を形成しても良い。
【選択図】 図1
【解決手段】滑らかに湾曲した先端部5を有し、それぞれ直径が異なる複数本の丸棒1,2,3,4より成る。丸棒1,2,3,4の基端面にそれぞれ摘み6を形成しても良い。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、腟拡張器に関する。
【0002】
【従来の技術】
女性には、腟が狭くて性交時に痛みを覚えるため、治療により拡張させる必要のある人が間々ある。
従来、人体の狭窄した管腔を拡張する機器として、ジグザグ状のワイヤから成る支持骨を有するステントと称する医療器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このものは、通常、血管内に留置して血流を確保するために用いられ、腟を拡張させるには不向きである。
【0003】
また、腟を拡張するための器具として腟鏡があるが、これは開閉自在の金属棒を腟内に挿入して内部で開き、腟内を内診するものであって、細い金属棒を腟内で一気に開くため、人によっては痛みを感ずることがあり、狭い腟を広げた状態に慣らす効果は低い。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−347132号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、患者に痛みを感じさせることなく、次第に腟を拡張させることが可能であり、構造が簡単で、容易に操作できる腟拡張器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の腟拡張器は、滑らかに湾曲した先端部を有し、それぞれ直径が異なる複数本の丸棒より成る。
最も直径が細い丸棒から、次第に太いものへ交換しながら順次腟へ挿入することにより、腟を拡張する。
医師が取り扱いやすいように、丸棒の基端面にそれぞれ摘みを形成しても良い。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、腟拡張器(腟ダイレータ)は、それぞれ直径の異なる第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4から成る。
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の合成樹脂を素材とし、滑らかに湾曲した球面状の先端部5を有すると共に、全体の表面を滑らかに形成してある。
【0008】
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4の基端面には、その直径に沿う厚み約7mmの断面矩形状で、且つ、両側面が平行な平面の摘み6が、軸方向へ約35mmの長さに延びるよう一体に形成されている。
また、各丸棒1、2,3,4は、患者の体型や人種によっても異なるが、摘み6を除いた部分の長さを10〜11cm程度とするのが標準である。
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4は、基端部から先端部5に向かって僅かに径を細くしてあり、それぞれの基端部の直径は、最も細い第1の丸棒1で約15mm、次に細い第2の丸棒2で約20mm、第3の丸棒3で約23mm、最も太い第4の丸棒4で約27mmとしてある。
【0009】
この腟拡張器によって狭窄した腟を拡張させるには、最も細い第1の丸棒1から最も太い第4の丸棒4まで、順次太いものに交換しながら、摘み6を持って、先端部5側から腟へ挿入していけばよい。すると、次第に太くなる丸棒1,2,3,4によって徐々に腟が拡張されるので、患者は痛みを感ずることなく、確実に腟を開くことができる。
なお、丸棒の本数は増減することができ、各丸棒の直径も適宜変更することが可能である。
また、摘みは、持ちやすい形状であれば、リング状等の異なる形状とすることができる。
【0010】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、細い丸棒から順次太い丸棒へ交換しながら、腟へ挿入することにより、確実に腟を拡張することができ、しかも、徐々に腟を開いていくので、患者が痛みを感ずる心配がない。
また、単純な丸棒より成るため、構造が簡単で価格も低廉で済み、非常に容易な操作で腟を拡張できる。
請求項2に係る考案によれば、医師等が手に持ちやすくて、腟への抜挿操作を行い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す腟拡張器の斜視図。
【符号の説明】
1 第1の丸棒
2 第2の丸棒
3 第3の丸棒
4 第4の丸棒
5 先端部
6 摘み
【考案の属する技術分野】
本考案は、腟拡張器に関する。
【0002】
【従来の技術】
女性には、腟が狭くて性交時に痛みを覚えるため、治療により拡張させる必要のある人が間々ある。
従来、人体の狭窄した管腔を拡張する機器として、ジグザグ状のワイヤから成る支持骨を有するステントと称する医療器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このものは、通常、血管内に留置して血流を確保するために用いられ、腟を拡張させるには不向きである。
【0003】
また、腟を拡張するための器具として腟鏡があるが、これは開閉自在の金属棒を腟内に挿入して内部で開き、腟内を内診するものであって、細い金属棒を腟内で一気に開くため、人によっては痛みを感ずることがあり、狭い腟を広げた状態に慣らす効果は低い。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−347132号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、患者に痛みを感じさせることなく、次第に腟を拡張させることが可能であり、構造が簡単で、容易に操作できる腟拡張器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の腟拡張器は、滑らかに湾曲した先端部を有し、それぞれ直径が異なる複数本の丸棒より成る。
最も直径が細い丸棒から、次第に太いものへ交換しながら順次腟へ挿入することにより、腟を拡張する。
医師が取り扱いやすいように、丸棒の基端面にそれぞれ摘みを形成しても良い。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、腟拡張器(腟ダイレータ)は、それぞれ直径の異なる第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4から成る。
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の合成樹脂を素材とし、滑らかに湾曲した球面状の先端部5を有すると共に、全体の表面を滑らかに形成してある。
【0008】
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4の基端面には、その直径に沿う厚み約7mmの断面矩形状で、且つ、両側面が平行な平面の摘み6が、軸方向へ約35mmの長さに延びるよう一体に形成されている。
また、各丸棒1、2,3,4は、患者の体型や人種によっても異なるが、摘み6を除いた部分の長さを10〜11cm程度とするのが標準である。
第1の丸棒1、第2の丸棒2、第3の丸棒3及び第4の丸棒4は、基端部から先端部5に向かって僅かに径を細くしてあり、それぞれの基端部の直径は、最も細い第1の丸棒1で約15mm、次に細い第2の丸棒2で約20mm、第3の丸棒3で約23mm、最も太い第4の丸棒4で約27mmとしてある。
【0009】
この腟拡張器によって狭窄した腟を拡張させるには、最も細い第1の丸棒1から最も太い第4の丸棒4まで、順次太いものに交換しながら、摘み6を持って、先端部5側から腟へ挿入していけばよい。すると、次第に太くなる丸棒1,2,3,4によって徐々に腟が拡張されるので、患者は痛みを感ずることなく、確実に腟を開くことができる。
なお、丸棒の本数は増減することができ、各丸棒の直径も適宜変更することが可能である。
また、摘みは、持ちやすい形状であれば、リング状等の異なる形状とすることができる。
【0010】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、細い丸棒から順次太い丸棒へ交換しながら、腟へ挿入することにより、確実に腟を拡張することができ、しかも、徐々に腟を開いていくので、患者が痛みを感ずる心配がない。
また、単純な丸棒より成るため、構造が簡単で価格も低廉で済み、非常に容易な操作で腟を拡張できる。
請求項2に係る考案によれば、医師等が手に持ちやすくて、腟への抜挿操作を行い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す腟拡張器の斜視図。
【符号の説明】
1 第1の丸棒
2 第2の丸棒
3 第3の丸棒
4 第4の丸棒
5 先端部
6 摘み
Claims (2)
- 滑らかに湾曲した先端部を有し、それぞれ直径が異なる複数本の丸棒より成ることを特徴とした腟拡張器。
- 前記丸棒の基端面にそれぞれ摘みを形成した請求項1に記載の腟拡張器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002241U JP3097325U (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 腟拡張器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002241U JP3097325U (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 腟拡張器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097325U true JP3097325U (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=43251140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002241U Expired - Lifetime JP3097325U (ja) | 2003-04-22 | 2003-04-22 | 腟拡張器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097325U (ja) |
-
2003
- 2003-04-22 JP JP2003002241U patent/JP3097325U/ja not_active Expired - Lifetime
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