JP3097048B2 - ピーク電流ホールド回路 - Google Patents

ピーク電流ホールド回路

Info

Publication number
JP3097048B2
JP3097048B2 JP01111071A JP11107189A JP3097048B2 JP 3097048 B2 JP3097048 B2 JP 3097048B2 JP 01111071 A JP01111071 A JP 01111071A JP 11107189 A JP11107189 A JP 11107189A JP 3097048 B2 JP3097048 B2 JP 3097048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
signal source
bypass
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01111071A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02290567A (ja
Inventor
公久 平賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP01111071A priority Critical patent/JP3097048B2/ja
Publication of JPH02290567A publication Critical patent/JPH02290567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3097048B2 publication Critical patent/JP3097048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホトトランジスタ、ホトダイオード等の素
子を有するセンサ等からの出力電流のピーク値をホール
ドする回路に関する。
〔従来の技術〕
この種のピーク電流ホールド回路として、第2図に示
す回路がある。この回路は、センサ等の信号源1からの
脈動する信号電流Iinを充電用トランジスタQ1で増幅し
てコンデンサCに充電し、その電流値がピーク値に達し
た後に徐々に減少傾向を示すようになるとバイパス用ト
ランジスタQ2により信号電流Iinをバイパスさせてコン
デンサCへの充電を停止させ、そのコンデンサCにピー
ク電流に相当する電圧が保持されるようにして、トラン
ジスタQ3からそのピーク値を示す電流Ioutを連続的に取
り出すように構成したものである。
第3図にその特性図を示す。このときのピーク値ホー
ルド特性は、コンデンサCと抵抗R1、R2で決まる時定数
で決定される。通常R1=R2に設定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第2図に示した回路では、信号電流I
inがピーク値より減少し始めると、トランジスタQ2が飽
和領域に入り、その結果そのトランジスタQ2のhfe(電
流増幅率)が小さくなるため、コンデンサCの放電電流
がトランジスタQ2のベースに多く流れ、ホールド時間が
短くなる。
従って、従来ではホールド時間を長くするために時定
数が大きくなるようにコンデンサCや抵抗R1、R2の値を
大きくする必要があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、小さな時定数でホールド時間を長くできる
ようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
このために本発明は、電源と接地間にコンデンサと直
列接続される充電用トランジスタと、該充電用トランジ
スタにベース電流を供給する信号源と、上記コンデンサ
の電圧により動作して上記信号源の電流が減少傾向を示
し始めると上記充電用トランジスタに流す信号源の電流
をバイパスする第1のバイパス用トランジスタとを具備
し、上記コンデンサの電圧で動作する出力用トランジス
タから上記信号源のピーク値に相当する電流を出力させ
るようにしたピーク電流ホールド回路において、上記信
号源の電流が減少傾向を示し始めるとオンして上記第1
のバイパス用トランジスタに上記信号源からの電流に代
えて電源からの電流を流す第2のパイパス用トランジス
タと、該第2のバイパス用トランジスタと連動してオン
し信号源からの電流を上記第1のバイパス用トランジス
タに代えて流す第3のバイパス用トランジスタとを設け
た。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はそ
の一実施例の回路を示す図である。第2図と同一のもの
には同一の符号を付した。本実施例では、トランジスタ
Q1と同一のベース電圧を受けるトランジスタQ4を接続す
ると共にそのトランジスタQ4がオンするとオンするトラ
ンジスタQ5を接続し、このトランジスタQ5でトランジス
タQ6をオン/オフできるようにしている。このトランジ
スタQ6はトランジスタQ7、Q8とでカレントミラー回路を
構成している。その内のトランジスタQ6はコンデンサC
の電圧をベースに抵抗R3を介して受けるトランジスタQ9
にコレクタ出力を供給し、またトランジスタQ7は信号源
1のバイパス用として働き、更にトランジスタQ8は別の
カレントミラー回路を構成するトランジスタQ10、Q11に
コレクタ出力を供給している。そのトランジスタQ11は
信号源1の電流Iinのバイパス用として働く。トランジ
スタQ12はトランジスタQ7からの電流の逆流防止用のダ
イオードとして機能する。なお、特許請求の範囲との対
応関係では、上記トランジスタQ2は第1のバイパス用、
上記トランジスタQ7は第2のバイパス用、上記トランジ
スタQ11は第3のバイパス用である。
さて、信号源1から信号電流Iinが流れ始める(増大
する)と、初期状態においてはその電流がトランジスタ
Q1、Q4のベースに供給されてそのトランジスタQ1、Q4の
エミッタ電流がコンデンサCの充電電流及びトランジス
タQ2、Q3、Q9のベース電流となる。
このとき、トランジスタQ4のオンによりトランジスタ
Q5がオンしているので、トランジスタQ6のベース電位が
電源電圧VCCにまで上昇しており、そのトランジスタQ6
及びQ7、Q8からなるカレントミラー回路は動作していな
い。
ベース電流を供給されたトランジスタQ2、Q3、Q9は、
ベースラインが抵抗R1〜R3を介して共通であり、そのと
きのベース・エミッタ間に加わるバイアス電圧VBEは、
トランジスタQ2のコレクタ電流、つまり信号源1の電流
Iinによって決定される。
次に、信号源1の電流Iinがピーク値より減少し始め
ると、トランジスタQ2、Q3、Q9のベース電位がコンデン
サCの電圧により保持されるようになるため、トランジ
スタQ3の出力電流Ioutはピーク電流値にホールドされる
ようになる。
このとき、トランジスタQ1、Q4はそのエミッタ電位が
高くなっているのでオフし、この結果トランジスタQ5が
オフして、トランジスタQ6〜Q8からなるカレントミラー
回路が動作を開始する。
この結果、トランジスタQ2のコレクタにはトランジス
タQ7のコレクタから信号源1の電流Iinのピーク値に相
当する電流が供給される。また、トランジスタQ8のオン
により、トランジスタQ10、Q11からなる別のカレントミ
ラー回路も動作を開始し、トランジスタQ11が信号源1
の減少傾向を示している電流Iinをバイパスしてトラン
ジスタQ2に流入するのを防止する。
なお、このときトランジスタQ7を流れる電流はトラン
ジスタQ12に阻止されてトランジスタQ11に流入すること
はない。
以上の結果、信号源1の電流Iinがピーク値に達して
減少傾向を示すようになると、トランジスタQ2のコレク
タ電流がその電流IinからトランジスタQ7のコレクタ電
流に切り換わるので、そのトランジスタQ2が飽和領域に
入ることが防止され、よってトランジスタQ2のベース電
流が増加することはなく、ホールド時間を長くすること
ができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、大きな値のコン
デンサや抵抗を使用することなく、信号電流のピーク値
ホールド時間を長くすることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のピーク電流ホールド回路の
回路図、第2図は従来の同回路図、第3図はピークホー
ルドの説明図である。 1……信号源、Q1……充電用トランジスタ、Q2……第1
のバイパス用トランジスタ、Q3……出力用トランジス
タ、Q7……第2のバイパス用トランジスタ、Q11……第
3のバイパス用トランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源の接地間にコンデンサと直列接続され
    る充電用トランジスタと、該充電用トランジスタにベー
    ス電流を供給する信号源と、上記コンデンサの電圧によ
    り動作して上記信号源の電流が減少傾向を示し始めると
    上記充電用トランジスタに流す信号源の電流をバイパス
    する第1のバイパス用トランジスタとを具備し、上記コ
    ンデンサの電圧で動作する出力用トランジスタから上記
    信号源のピーク値に相当する電流を出力させるようにし
    たピーク電流ホールド回路において、 上記信号源の電流が減少傾向を示し始めるとオンして上
    記第1のバイパス用トランジスタに上記信号源からの電
    流に代えて電源からの電流を流す第2のバイパス用トラ
    ンジスタと、該第2のバイパス用トランジスタと連動し
    てオンし上記信号源からの電流を上記第1のバイパス用
    トランジスタに代えて流す第3のバイパス用トランジス
    タとを設けたことを特徴とするピーク電流ホールド回
    路。
JP01111071A 1989-04-28 1989-04-28 ピーク電流ホールド回路 Expired - Fee Related JP3097048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01111071A JP3097048B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ピーク電流ホールド回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01111071A JP3097048B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ピーク電流ホールド回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02290567A JPH02290567A (ja) 1990-11-30
JP3097048B2 true JP3097048B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=14551645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01111071A Expired - Fee Related JP3097048B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 ピーク電流ホールド回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3097048B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103207315A (zh) * 2012-01-11 2013-07-17 国民技术股份有限公司 单端幅度检测器以及单端幅度检测单元

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103207315A (zh) * 2012-01-11 2013-07-17 国民技术股份有限公司 单端幅度检测器以及单端幅度检测单元

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02290567A (ja) 1990-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61230411A (ja) 電気回路
JPH04315207A (ja) 電源回路
JP3097048B2 (ja) ピーク電流ホールド回路
JPH0413692Y2 (ja)
JP2623954B2 (ja) 利得可変増幅器
JP2834337B2 (ja) 定電圧回路および電源回路
JP3747591B2 (ja) 半導体回路
US5014019A (en) Amplifier circuit operable at low power source voltage
JP2691251B2 (ja) ピーク電流ホールド回路
JPH0352031Y2 (ja)
JP2519561Y2 (ja) フォトic
JPS6252489B2 (ja)
JP2731284B2 (ja) 電圧駆動型素子の駆動回路
JPH0522275B2 (ja)
JPH04278611A (ja) 定電流回路
JP3530438B2 (ja) オーバードライブ防止駆動回路
JP2547896B2 (ja) 電流反転回路
JP2829773B2 (ja) コンパレータ回路
JPH0683045B2 (ja) スイツチングアンプ
JPH0245813A (ja) 集積電源回路
JPH0535627Y2 (ja)
JP3461879B2 (ja) 半導体集積回路
JPS6246326Y2 (ja)
JPH062347Y2 (ja) 信号切換回路
JPH0716138B2 (ja) 増幅回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees