JP3097038U - 長さ測定用スケール - Google Patents

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Abstract

【課題】経験に基づき、採寸した寸法を明確に定め易く、狂いなどが生じにくい新たな長さ測定の単位を創成し、その単位に基づき目盛が付けられた新たなスケールを提供する。
【解決手段】8cmの1/5を1セクテイと称する単位とし、その単位で、長尺状の平板又は棒材若しくは巻取可能な帯体に目盛を付ける。
【選択図】  図1

Description

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】8cmの1/5を1セクテイと称する単位とし、その単位で、長尺状の平板又は棒材若しくは巻取可能な帯体に目盛を付けたことを特徴とする長さ測定用スケール。
【請求項2】スケールの目盛は、1セクテイの長さを12等分した小目盛と、各セクテイの1/2の長さをハーフセクテイとした大目盛で表示した請求項1の長さ測定用スケール。
【請求項3】ハーフセクテイの1/2の長さを中目盛で表示した請求項2の長さ測定用スケール。
【請求項4】長尺状の平板又は巻尺状に巻取り可能な帯体の長さ方向の一側辺に沿った表面又は表裏両面にセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他側辺に沿った表面又は表裏両面に他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
【請求項5】断面三角形や四角形を含む多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一つの角部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の角部に沿って、他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
【請求項6】断面が円形又は楕円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の側面に沿って、他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は洋服の仕立てにおいて、採寸或は型紙の作製や裁断などに用いて好適な測定用スケールに関し、より具体的にはスケールの単位を、メートル法における8cmを基準にして創成し、この単位に基づく目盛を付した新たなスケールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から長さを測定するスケールには、その使用分野や用途などに応じ種々のものが使用されており各スケールに付けられる目盛も、基準とする長さの測定法により定められた単位に基づいた目盛が付けられている。
【0003】
現在、洋服の仕立ての分野についてみると、日本やイタリアなどでは、メートル(センチ,ミリ)を単位とする目盛が付けられたスケールが使用されているが、英国や米国などでは主にインチを単位とする目盛が付けられたスケールが使用されている。しかし、国ごとにちがう単位を使っていたのでは交流するにも不便があるため、現在では、世界中のほとんどどこの国へ行っても、メートルが長さの単位として通用するようになっている。
【0004】
我国では、昔から「尺」を単位とする目盛が使用されていたが、現在では、メートルを単位とする目盛が付けられたスケールが主に使用されている。なお、測定する対象によっては、フィートやヤード、マイルなどの単位を長さ(距離)の測定に用いられている。
【0005】
ところで、本考案の考案者は、洋服仕立ての分野においてメートル(センチ,ミリ)を単位とする物指しや巻尺などに代表されるスケールを使用しているが、実際に使用していると、採寸や裁断などにおいて、例えば、34.5mmとか、52.3mmのように、中途半端なところで寸法が定まる場合があり、採寸や裁断などの仕立て作業が行い難いという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来のメートルを単位として目盛が付けられたスケールでは、洋服の仕立て作業などにおいて上記のように寸法に端数が生じ易く、そのため作業が行いにくく、狂いも生じ易いという問題があったことから、経験に基づき、採寸した寸法を明確に定め易く、狂いなどが生じにくい新たな長さ測定の単位を創成し、その単位に基づき目盛が付けられた新たなスケールを提供することを、その課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の構成は、8cmの1/5を1セクテイと称する単位とし、その単位で、長尺状の平板又は棒材若しくは巻取可能な帯体に目盛を付けたことを特徴とするものである。
【0008】
本考案は、上記構成において、スケールの目盛を、1セクテイの長さを12等分した小目盛と、各セクテイの1/2の長さをハーフセクテイとした大目盛で表示してもよく、また、ハーフセクテイの1/2の長さを中目盛で表示してもよい。
【0009】
更に、本考案の長さ測定用スケールは、長尺状の平板又は巻尺状に巻取り可能な帯体の長さ方向の一側辺に沿った表面又は表裏両面にセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他側辺に沿った表面又は表裏両面に他の単位による目盛を付けた構成にしてもよい。
【0010】
また、断面三角形や四角形を含む多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一つの角部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の角部に沿って、他の単位による目盛を付けた構成にしてもよく、更に、断面が円形又は楕円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の側面に沿って、他の単位による目盛を付けた構成にしてもよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態例について図に拠り説明する。図1は本考案スケールの単位であるセクテイを説明するための図で、セクテイを単位とする目盛を、センチ(cm)を単位とする目盛と対比して示す平面図、図2は図1に示した本考案スケールのセクテイを単位とする目盛を長尺状の平板の長さ方向の一側辺に沿った表面に付けたスケールの要部の斜視図、図3は図1に示した本考案スケールのセクテイを単位とする目盛を巻尺状に巻取り可能な帯体の長さ方向の一側辺に沿った表面に付けたスケールの要部の斜視図、図4は断面が多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一角部に沿って本考案のセクテイを単位とする目盛を付けたスケールの要部の斜視図で、図4(a)は、断面が三角形の長さ方向の少なくとも一角部に沿って、図4(b)は、断面が四角形の長さ方向の少なくとも一角部に沿ってそれぞれ目盛を付けたスケールの斜視図、図5は棒材の長さ方向の側面の一部に沿って本考案のセクテイを単位とする目盛を付けたスケールの要部の斜視図で、図5(a)は断面が円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿って、図5(b)は断面楕円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってそれぞれ目盛を付けたスケールの斜視図である。
【0012】
図1において、Cは本考案スケールにおけるのセクテイを単位とする目盛、Mはメートルを単位とする目盛である。本考案では、メートルを単位とする目盛Mの8cmの1/5を1セクテイと称する単位とし、目盛Cはセクテイ単位でスケールの目盛を付けている。図1のセクテイを単位とする目盛Cにおいては、1セクテイ単位に目盛イが順に付けられており、数字の1,2,3…でその長さを表示してある。上記の目盛Cには、1セクテイの長さを12等分した最小単位の小目盛ロと、各セクテイの1/2の長さをハーフセクテイとした大目盛ハで表示している。更に、目盛ハで示すハーフセクテイの1/2の長さを中目盛ニで表示している。上記により、単位セクテイとセンチの関係は、8/5cmが1セクテイ、即ち、8cmは5セクテイ、4cmは2.5セクテイとなる。
【0013】
図2は、一般的な物指しに用いられる長尺状の平板1の長さ方向の一側辺に沿った表面にセクテイを単位とする目盛Cを付けると共に、他側辺に沿った表面にメートルを単位とする目盛M付けた本考案の一例の長さ測定用スケールである。なお、これらの目盛C,Mは平板1の裏面側に設けてもよく、また、裏面側にはセクテイを単位とする目盛Cとインチを単位とする目盛Iを設けてもよく、更に、平板1の表面側又は裏面側にセクテイを単位とする目盛Cと尺を単位とする目盛Sの組合せで目盛を付けてもよい。
【0014】
図3は、巻尺状に巻取り可能な帯体2の長さ方向の一側辺に沿った表面にセクテイを単位とする目盛Cを付けた本考案の別例の長さ測定用スケールである。3はこの帯体2を巻き取り可能に収納する収納ケースである。なお、帯体2の裏面側にメートルを単位とする目盛M、或は、インチを単位とする目盛Iや尺を単位とする目盛Sを付けてもよい。
【0015】
図4は、断面が多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一角部に沿って本考案のセクテイを単位とする目盛Cを付けた本考案の他の一例の長さ測定用スケールである。このうち、図4(a)は、断面三角形の角材4の長さ方向の少なくとも一つの角部に沿ってセクテイを単位とする目盛Cを付けたもの、図4(b)は、断面四角形の角材5の長さ方向の少なくとも一角部に沿ってセクテイを単位とする目盛Cを付けたものである。なお、図4(a)のスケールでは、他の一角部にメートルを単位とする目盛Mを付けているが他の別の各部には、インチを単位とする目盛Iや尺を単位とする目盛S(いずれも図示せず)を付けてもよい。また、図4(b)のスケールでも、他の一角部にメートルを単位とする目盛Mを付けてあるが、別の各部にはインチを単位とする目盛Iが付けられており、図示しないが、他の更に別の各部には尺を単位とする目盛Sが付けられている。
【0016】
図5は、棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛Cを付けた本考案の他の別の一例の長さ測定用スケールである。このうち、図5(a)は断面が円形の棒材6の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛Cを付けたもの、図5(b)は断面楕円形の棒材7の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛Cを付けたものである。なお、他の側面(図に表れず)に沿ってメートルを単位とする目盛M、インチを単位とする目盛I、尺を単位とする目盛Sのいずれか1又は2以上を付けることができる。
【0017】
上記において、本考案におけるセクテイを単位とする目盛Cと組合わせて使用する他の単位としては、上記のメートルを単位とする目盛M、インチを単位とする目盛I、尺を単位とする目盛S以外に、用途に応じて、フィートやヤード或はマイルを単位とする目盛を使用することもできる。また、目盛を付けるスケールの部材には、図2〜図5に示したものに限定されず、例えば、三角定規とか円形定規、自在定規、雲型定規など、あらゆるものを使用することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、特に洋服の仕立てにおける採寸や型紙の作製、或は、裁断作業などにおいて、従来のメートルを単位として目盛が付けられたスケールで寸法を測定したとき寸法が定まらないということが多かったが、本考案スケールを用いると、寸法が割り切れる数値で測定できることが多いため、洋服仕立てにおける測長を伴う様々な作業が行い易くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案スケールの単位であるセクテイを説明するための図で、セクテイを単位とする目盛を、センチ(cm)を単位とする目盛と対比して示す平面図。
【図2】図1に示した本考案スケールのセクテイを単位とする目盛を長尺状の平板の長さ方向の一側辺に沿った表面に付けたスケールの要部の斜視図。
【図3】図1に示した本考案スケールのセクテイを単位とする目盛を巻尺状に巻取り可能な帯体の長さ方向の一側辺に沿った表面に付けたスケールの要部の斜視図。
【図4】断面が多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一角部に沿って本考案のセクテイを単位とする目盛を付けたスケールの要部の斜視図で、図4(a)は、断面が三角形の長さ方向の少なくとも一角部に沿って、図4(b)は、断面が四角形の長さ方向の少なくとも一角部に沿ってそれぞれ目盛を付けたスケールの斜視図。
【図5】棒材の長さ方向の側面の一部に沿って本考案のセクテイを単位とする目盛を付けたスケールの要部の斜視図で、図5(a)は断面が円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿って、図5(b)は断面楕円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってそれぞれ目盛を付けたスケールの斜視。
【符号の説明】
1    平板
2    帯体
3    収納ケース
4    断面正三角形の角材
5    断面正四角形の角材
6    断面が円形の棒材
7    断面楕円形の棒材
M    メートルを単位とする目盛
I    インチを単位とする目盛
S    尺を単位とする目盛

Claims (6)

  1. 8cmの1/5を1セクテイと称する単位とし、その単位で目盛を付けたことを特徴とする長さ測定用スケール。
  2. スケールの目盛は、1セクテイの長さを12等分した小目盛と、各セクテイの1/2の長さをハーフセクテイとした大目盛で表示した請求項1の長さ測定用スケール。
  3. ハーフセクテイの1/2の長さを中目盛で表示した請求項2の長さ測定用スケール。
  4. 長尺状の平板又は巻尺状に巻取り可能な帯体の長さ方向の一側辺に沿った表面又は表裏両面にセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他側辺に沿った表面又は表裏両面に他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
  5. 断面三角形や四角形を含む多角形の長尺状角材の長さ方向の少なくとも一つの角部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の角部に沿って、他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
  6. 断面が円形又は楕円形の棒材の長さ方向の側面の一部に沿ってセクテイを単位とする目盛を付けると共に、他の側面に沿って、他の単位による目盛を付けた請求項1〜3のいずれかの長さ測定用スケール。
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JP2009276137A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Mitsutoyo Corp デジタル表示式変位測定器

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