JPH033545Y2 - - Google Patents

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JPH033545Y2
JPH033545Y2 JP14439286U JP14439286U JPH033545Y2 JP H033545 Y2 JPH033545 Y2 JP H033545Y2 JP 14439286 U JP14439286 U JP 14439286U JP 14439286 U JP14439286 U JP 14439286U JP H033545 Y2 JPH033545 Y2 JP H033545Y2
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は洋裁において人体の各部寸法を測定
する採寸器に関する。
(従来の技術) たとえば紳士服の注文仕立の場合、裁断用の製
図は、メジヤーによる人体各部の採寸寸法をもと
にしておこなつている。そしてこの採寸は、メジ
ヤーを人体各部に巻付けてその周囲(たとえば胴
回り、胸囲、尻回り)をはかつたり、メジヤーを
人体の一部に沿わせてその長さ(たとえば各部の
丈)を測るものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記従来の採寸方法によると、胸の厚
さ、巾、尻の厚さ、巾等の立体的な寸法を測るこ
とができないので、標準体に近い体型の人の場合
を除いて、各人の体型の特徴に応じた最適の製図
をおこなうことができず、その結果上衣が身体に
沿わないとかズボンの折目が外側にずれる等の欠
点を有する着心地も見た目もわるい洋服となるこ
とが多かつた。これは、単に胸や尻などの周囲寸
法のみから経験式により各部寸法を割出し、これ
に目測やカンにより多少の補正を施す程度の製図
をおこなつていたためである。これに対してたと
えば胸巾に対して胸厚の大きい胸高の人や、尻巾
に対し尻厚の小さい平尻の人など、各種の体型の
特徴を数字で把握し製図上に反映させるために
は、胸や尻その他の各部の巾や厚さなどを直接測
定し、その寸法と従来の各部周囲寸法をデータと
して併用して各部の製図をおこなうのが望まし
い。しかし従来これらの人体の立体的な寸法の採
寸に適した簡便な採寸器は提案されていなかつ
た。
この考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、人体各部の立体的な寸法を簡単に測ることが
できるとともに、製図用の角尺としても使用する
ことができる採寸器を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) しかしてこの考案の採寸器は、長尺とこの長尺
に直角な短尺とから成る角尺の前記長尺部に、滑
り子を摺動自在に取付けるとともに、この滑り子
に前記短尺に平行な副尺を取付け、前記長尺およ
び短尺の各外側縁部の交点を基点として前記長尺
および短尺にセンチメートル目盛を設け、前記滑
り子の前記短尺側の端面を、前記短尺の巾寸法に
等しい突出量だけ前記副尺の内側縁部より突出さ
せたことを特徴とする採寸器である。
(作用) この考案の採寸器においては、副尺を滑り子と
共に長尺に沿つてスライドさせ、短尺の内側縁部
と副尺の内側縁部とにより人体の所望箇所を挾む
ことにより該箇所の厚さ、巾等の立体的寸法を測
ることができる。このとき滑り子の端面は、短尺
の巾寸法(第1図における寸法w)に等しい突出
量(第1図における寸法t)だけ副尺の内側縁部
より突出しているので、滑り子の端面部における
長尺の目盛の読みは、短尺の内側縁部と副尺の内
側縁部間の実距離、すなわち被測定箇所間の実寸
法をあらわしているので、換算することなく直ち
に測定寸法を読取ることができるのである。また
副尺を滑り子と共に長尺から抜取れば、残つた角
尺は直ちに製図用の角尺として使用することがで
きる。このとき長尺および短尺の目盛は、長尺お
よび短尺の各外側縁部の交点、すなわち外角部を
基点(零点)として設けてあるので、従来の角尺
と同様な使用法により製図を容易におこなうこと
ができる。
(実施例) 以下第1図乃至第3図によりこの考案の一実施
例を説明する。
図中、1はステンレス製の角尺で、長尺2と、
この長尺2に一体に設けられ、この長尺2に対し
て直角方向に延びる短尺3とから成る。この角尺
1の表面側には、長尺2の外側縁部2aと短尺3
の外側縁部3aの交点Pを基点として、センチメ
ートル目盛4が刻設してある。また5はステンレ
ス板を2つ折りにした滑り子で、長尺2に摺動自
在に嵌装されている。6は短尺3と平行な副尺
で、その本体7にL字状に連設された基部8はリ
ベツト9により滑り子5に固定取付されている。
滑り子5の短尺側の端面5aの、副尺6の内側縁
部6bよりの突出量tは、短尺3の巾寸法wに等
しい。また副尺6には図示のようにその基端部を
基点としてセンチメートル目盛が刻設してある。
なお角尺1の裏面側には、従来の製図用の角尺と
同様に各種の縮尺目盛を必要に応じて刻設する。
上記構成の採寸器10を用いてたとえば尻部の
厚さを採寸するには、第3図に示すように尻部1
1の前後に短尺3の内側縁部3bと副尺6の内側
縁部6bを接触させ、滑り子5の端面5a部の長
尺2上の目盛4を読取ればよいので、極めて迅速
容易に採寸をおこなうことができる。また副尺6
を滑り子5と共に抜取れば、角尺1を通常の製図
用に用いることができる。
この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、たとえば上記実施例では各スケール部をステ
ンレス製としたので、精度のよい測定をおこなう
ことができるが、このかわりにプラスチツク等の
他の材料で構成してもよい。また滑り子5の構造
やこの滑り子への副尺6の取付構造は上記以外の
ものとしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したようにこの考案によれば、人体各
部の巾や厚さなどの立体的な寸法を簡単に測るこ
とができ、また製図用の角尺としても使用するこ
とができる便利な採寸器が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す採寸器の平
面図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第
3図は第1図の採寸器の使用状態説明図である。 1……角尺、2……長尺、2a……外側縁部、
3……短尺、3a……外側縁部、4……センチメ
ートル目盛、5……滑り子、5a……端面、6…
…副尺、6b……内側縁部、10……採寸器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺とこの長尺に直角な短尺とから成る角尺の
    前記長尺部に、滑り子を摺動自在に取付けるとと
    もに、この滑り子に前記短尺に平行な副尺を取付
    け、前記長尺および短尺の各外側縁部の交点を基
    点として前記長尺および短尺にセンチメートル目
    盛を設け、前記滑り子の前記短尺側の端面を、前
    記短尺の巾寸法に等しい突出量だけ前記副尺の内
    側縁部より突出させたことを特徴とする採寸器。
JP14439286U 1986-09-20 1986-09-20 Expired JPH033545Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14439286U JPH033545Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JP14439286U JPH033545Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6350837U JPS6350837U (ja) 1988-04-06
JPH033545Y2 true JPH033545Y2 (ja) 1991-01-30

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JP14439286U Expired JPH033545Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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