JP3096988U - マシニングセンタ - Google Patents

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JP3096988U
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Japan
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machining
electric discharge
cutting
discharge machining
electrode
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大坪 寿
藤本 一也
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安田工業株式会社
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

【課題】マシニングセンタに放電加工機能を付加して、放電加工機との間を加工物が移動することによる加工数の増大、加工精度の低下を防ぐ。
【解決手段】切削工具の自動工具交換装置6により放電加工用の電極21を切削工具と交換して主軸5に装着し、切削加工後の加工物を移動させずに、圧縮空気により放電加工液22をミスト状に噴霧して、切削加工の取り残し部分を放電加工する。切削加工後に加工物を移動させないで放電加工をするので、従来生じた加工数の増大、加工精度の低下を防げる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、切削加工機能を有する、切削工具の自動交換装置付きマシニングセンタに放電加工機能を付加した切削加工と放電加工との複合加工を行うマシニングセンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、加工物、例えば金型制作に於いては納期の短縮及び生産コストの低減のため、熱処理済みの金型材料に対して、マシニングセンタによる直彫り加工が行われている。この直彫り加工は、回転する切削工具を使用するため、コーナ部には必ず切削工具の工具半径コーナRがついてしまう。
【0003】
しかしながら、金型製品の多くには角形状を必要とする加工部分があって、通常これら加工は放電加工機による放電加工が行われている。従って、マシニングセンタと放電加工機との2台の加工設備が必要となり、加工物がマシニングセンタから放電加工機へと移動することとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようにマシニングセンタと放電加工機との間を加工物が移動することによって、加工工数の増大及び加工精度の低下を伴うという不都合があった。
【0005】
この考案が解決しようとする課題は、マシニングセンタに放電加工機能を付加することにより、前記不都合を解消することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、切削工具の自動工具交換装置により放電加工用の電極を主軸に装着し、切削加工後の加工物を移動させることなく、圧縮空気により放電加工液をミスト状に噴霧して、切削加工の取り残し部分を放電加工することに特徴がある。
【0007】
即ち、テーブル上で切削加工を行ったのち、加工物をテーブルから移動させることなく、自動工具交換装置により切削工具と交換して主軸に装着した放電加工用の電極で、ミスト放電加工を行うことが可能とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1でマシニングセンタについて簡単に説明すると、1はY軸方向(前後方向)に移動自在なテーブルで、加工物が着脱自在に取付けられる。2はサドルで、トップビーム3上をX軸方向(左右方向)に移動自在である。4はサドル2に取付けられたラムヘッドであって、Z軸方向(上下方向)に移動自在である。5は主軸で、ラムヘッド4に取付けられており、自動工具交換装置6によって切削工具が自動的に取り替えられるようになっている。放電加工用の電極もこの自動工具交換装置6に収容され、必要な電極形状のものが切削工具と同様に主軸5に自動的に装着される。
【0009】
11は放電加工液タンクで、コンプレッサ12が接続されており、放電加工液、即ち切削工具による切削時に使用する水溶性切削水又は切削油を収容する。この放電加工液タンク11は、マシニングセンタによる切削加工を妨げない位置に設置される。
【0010】
13はパイプを用いた外部供給路で、放電加工液タンク11に接続されており、先端にはノズル14が設けられている。15は支持具で、図2のように、放電加工時にノズル14が電極21と加工物Wとの間にミスト状の放電加工液22を噴霧できるよう、外部供給路13を支持するものである。16は放電加工液タンク11に接続された内部供給路で、図3で示すように、ラムヘッド4間ではパイプを、ラムヘッド4、主軸5はそれぞれ内部に形成された通路を通って円筒状の電極21の内部から、ミスト状の放電加工液22を加工物Wに向かって噴霧する。なお、外部供給路13と内部供給路16との双方を設けるか、又はその何れかを設けるかは任意である。
【0011】
17は電極形成工具で、テーブル1上の切削加工を妨げない位置に、着脱自在な取付具18を介して設置され、必要に応じて主軸5に装着した電極の形状形成や形状修正に使用される。
【0012】
上記のような切削加工と放電加工との複合化加工が可能なマシニングセンタにより、放電加工は次のように行われる。まず、放電加工用の電極の長さ、半径は、加工前にマシンニングセンタの工具測定機能により測定され、電極形状が放電加工プログラムに反映される。又、放電加工条件は、予め準備された加工条件データ値を数値制御装置に記憶させ、そのデータ値を参照して設定する。加工物の形状により、予め準備された固定サイクル(プログラムされた一連の動作)を数値制御装置に記憶させ、その固定サイクルを使用して加工を行う。
【0013】
使用する電極21は、円柱型、角型、総型、円筒型などの単純な形状でよく、放電加工液22の噴霧は、円筒型の電極の場合は内部供給路16で、その他は外部供給路16を用いて行う。前述のように、放電加工用の電極21の交換は、自動工具交換装置6によって行われる。又、必要に応じて主軸5を回転させることで、電極の交換を減らして加工効率の向上を図る。放電加工にあたり、電極の放電を必要としない部分や面には、コーティングなどの絶縁処理を施しておく。なお、切削加工を行った後の取り残し部分は、段取り変えすることなくそのまま放電加工によって取り去る。
【0014】
【考案の効果】
1台の工作機械で段取り変えすることなく、切削加工と放電加工とを行うことができるので、加工数の低下と加工精度の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マシニングセンタの平面略図である。
【図2】外部供給路を用いて放電加工を行う場合の要部正面図である。
【図3】内部供給路を用いて放電加工を行う場合の要部正面図である。
【符号の説明】
1 テーブル
5 主軸
6 自動工具交換装置
11 放電加工液タンク
13 外部供給路
16 内部供給路
17 電極形成工具
21 電極
22 放電加工液
W 加工物

Claims (4)

  1. 切削工具の自動工具交換装置により放電加工用の電極を主軸に装着し、切削加工後の加工物を移動させることなく、圧縮空気により放電加工液をミスト状に噴霧して、切削加工の取り残し部分を放電加工するマシニングセンタ。
  2. 放電加工液は電極の外側から供給される請求項1のマシニングセンタ。
  3. 放電加工液は電極内から供給される請求項1のマシニングセンタ。
  4. 電極の形状形成又は形状修正は、工作機械のテーブル上の切削加工を妨げない位置に設置された電極形成工具により行う請求項1のマシニングセンタ。
JP2003001902U 2003-04-08 マシニングセンタ Expired - Lifetime JP3096988U6 (ja)

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JP11067273A Continuation JP2000225523A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 マシニングセンタによるミスト放電加工方法

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JP3096988U true JP3096988U (ja) 2004-01-08
JP3096988U6 JP3096988U6 (ja) 2004-12-02

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