JP3096380B2 - Icカードおよびそのicカードを用いた情報処理装置 - Google Patents

Icカードおよびそのicカードを用いた情報処理装置

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JP3096380B2
JP3096380B2 JP05267140A JP26714093A JP3096380B2 JP 3096380 B2 JP3096380 B2 JP 3096380B2 JP 05267140 A JP05267140 A JP 05267140A JP 26714093 A JP26714093 A JP 26714093A JP 3096380 B2 JP3096380 B2 JP 3096380B2
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好晴 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの伸長または圧
縮を行なうICカードおよびそのICカードを用いた情
報処理装置に関し、特に、圧縮または伸長処理に関する
圧縮または伸長処理用データを用いて圧縮または伸長
理を行なうICカードおよびそのICカードを用いた情
報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置に用いられる外部記
憶装置であるフロッピィディスクドライブ、光磁気ディ
スクドライブ、カセットレコーダ等や、半導体メモリで
あるRAM(Randam Access Memory)、ROM(Read O
nly Memory)等は、技術進歩により、小型化または大容
量化が実現されている。この結果、クレジット、キャッ
シング等の金融取引カード、または、身分証明、医療、
福祉、住民等の個人情報カードは、磁気カードからIC
カードへ変化しつつある。ICカードは、内部にメモリ
およびマイクロプロセッサ等が搭載されており、種々の
情報処理が可能となっている。また、ICカードに含ま
れるメモリの記憶容量が比較的大きくなり、使用される
アプリケーションに応じて、必要なデータがそのままI
Cカード内のメモリに記憶されている。
【0003】一方、記憶されるデータの増加に伴い、記
憶するデータをデータ圧縮処理して、記憶容量を低減す
るICカードが開発されている。
【0004】たとえば、特開平1−219981号公報
では、ICカード内にメモリおよびCPU(中央演算処
理装置)以外に外部から入力されたデータに対してデー
タの圧縮を行なうデータ圧縮手段と、圧縮されて記憶さ
れているデータに対してデータの伸長を行なうデータ伸
長手段とを有するデータ圧縮・伸長回路を含むICカー
ドが開示されている。
【0005】また、特開平2−183388号公報で
は、ICカード内にメモリとマイクロコンピュータが搭
載されており、外部から入力されたデータを圧縮してメ
モリ内へ書込む書込機能とメモリ内の圧縮されたデータ
を復元して外部へ出力する読出機能を行なうマイクロコ
ンピュータを含むICカードが開示されている。以下、
上記のような従来のICカードについて図面を参照しな
がら説明する。図14は、従来のICカードの構成を示
すブロック図である。
【0006】図14において、ICカード100は、C
PU101、メモリ102、外部インタフェース部10
3、圧縮/変換部104を含む。
【0007】次に、上記の従来のICカードの圧縮処理
および復元処理について説明する。図15は、従来のI
Cカードの圧縮処理を説明するフローチャートである。
【0008】まず、ステップS71において、外部処理
装置からデータが入力される。外部処理装置から出力さ
れるデータは、外部インタフェース部103を介してC
PU101へ入力される。CPU101は、圧縮/変換
部104へ入力したデータを出力する。
【0009】次に、ステップS72において、データの
圧縮処理を行なう。圧縮/復元部104は、入力された
データに予め決められた圧縮方法により圧縮処理を施
し、メモリ102へ出力する。
【0010】次に、ステップS73において、メモリ1
02への圧縮データの書込処理を行なう。圧縮/変換部
104で圧縮されたデータは、メモリ102の所定のア
ドレスに記録される。
【0011】図16は、従来のICカードの復元処理を
説明するフローチャートである。まず、ステップS81
において、メモリ102から記憶されているデータを読
出す。CPU101により指定された所定のアドレスに
格納されるデータがメモリ102から圧縮/変換部10
4へ出力される。
【0012】次に、ステップS82において、データの
復元処理を行なう。メモリ102から出力されたデータ
は、圧縮/復元部104により予め定められた所定の復
元方法により元のデータに復元される。
【0013】次に、ステップS83において、外部処理
装置への復元データの出力処理を行なう。圧縮/変換部
104で復元されたデータはCPU101へ出力され
る。CPU101は、入力したデータを外部インタフェ
ース部103を介して外部処理装置へ出力する。
【0014】以上の処理により、予め定められた圧縮ま
たは復元方法によりデータが圧縮または復元され、メモ
リ102へ記憶されたり、または、メモリ102から外
部処理装置へ出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のICカー
ドでは、予め定められた圧縮または復元処理によりすべ
てのデータについて圧縮または復元処理を行なっていた
ため、外部から転送されるデータは情報量の多い状態で
そのまま転送されるため、入出力の処理に時間がかかっ
てしまうという問題点があった。また、すべてのデータ
について同一の圧縮または復元処理を行なっているた
め、各データに応じた圧縮または復元処理を行なうこと
ができないという問題点もあった。
【0016】本発明は上記課題を解決するためのもので
あって、データに応じた圧縮または伸長処理をおこなう
ことができ、かつ、データの入出力処理を高速化できる
ICカードを提供することを目的とする。
【0017】また、本発明の他の目的は、データに応じ
た圧縮または伸長処理をICカードまたは情報処理装置
において行なうことができる情報処理装置を提供するこ
とである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のICカー
ドは、圧縮または伸長要否情報と圧縮または伸長の方式
特定情報とを含む圧縮または伸長処理用情報を記憶する
ための第1の記憶手段と、圧縮または伸長要否情報に基
づき、方式特定情報で特定される圧縮方式に応じた圧縮
処理と、非圧縮状態に維持する処理とのいずれか一方を
選択的にデータに対して行なう選択的圧縮手段と、選択
的圧縮手段により処理されたデータを記憶する第2の記
憶手段と、第2の記憶手段から読み出されたデータに対
応する圧縮または伸長要否情報に基づき、方式特定デー
タで特定される伸長方式に応じた伸長処理と、非伸長状
態に維持する処理とのいずれか一方を選択的にデータに
対して行なう選択的伸長処理手段とを含む。
【0019】請求項2記載の情報処理装置は、圧縮また
は伸長処理に関する圧縮または伸長処理用情報に基づい
てデータを処理するICカードを用いた情報処理装置で
あって、圧縮または伸長処理用情報は、圧縮または伸長
処理の要否を示す圧縮または伸長要否情報と、圧縮また
は伸長処理の方式を特定する方式特定情報とを含み、I
Cカードは、圧縮または伸長処理用情報を記憶するため
の第1の記憶手段と、圧縮または伸長要否情報に基づ
き、方式特定情報で特定される圧縮方式に応じた圧縮処
理と、非圧縮状態に維持する処理とのいずれか一方を選
択的に前記データに対して行なう第1の選択的圧縮手段
と、選択的圧縮手段により処理されたデータを記憶する
第2の記憶手段と、第2の記憶手段から読み出されたデ
ータに対応する圧縮または伸長要否情報に基づき、方式
特定データで特定される伸長方式に応じた伸長処理と、
非伸長状態に維持する処理とのいずれか一方を選択的に
データに対して行なう第1の選択的伸長手段と、情報処
理装置からの問合せに対して圧縮または伸長処理情報を
応答するための手段とを含む。情報処理装置は、あるデ
ータに関する圧縮または伸長処理用情報をICカードに
問合せるための手段と、ICカードから応答された圧縮
または伸長要否情報に基づき、方式特定情報で特定され
る圧縮方式に応じた圧縮処理と、非圧縮状態に維持する
処理とのいずれか一方を選択的にデータに対して行な
い、処理後のデータをICカードへ出力する第2の選択
的圧縮手段と、ICカードから応答された圧縮または伸
長要否情報に基づき、ICカードから出力されるデータ
に、方式特定情報で特定される伸長方式に応じた伸長処
理と、非伸長状態に維持する処理とのいずれか一方を選
択的に行なう第2の選択的伸長手段とを含む。
【0020】
【作用】請求項1記載のICカードにおいては、圧縮ま
たは伸長処理用情報に応じて、圧縮が必要なデータに対
しては、複数通りの圧縮方式のうち、方式特定情報によ
り定まる所定のデータ圧縮を行なうことができる。ま
た、読出時には同様に伸長が必要なデータに対しては、
方式特定情報により定まる所定のデータ伸長を行うこと
ができる。したがってICカード内で、データの性質に
応じて適切な圧縮または伸長を行うことができ、ICカ
ードの記憶領域を有効に利用することができる。
【0021】請求項2記載の情報処理装置においては、
情報処理装置およびICカードともに、ICカードまた
は情報処理装置内で、圧縮が必要なデータに対しては、
複数通りの圧縮方式のうち、方式特定情報により定まる
所定のデータ圧縮を行なうことができる。また、読出時
には同様に伸長が必要なデータに対しては、方式特定情
報により定まる所定のデータ伸長を行うことができる。
したがってICカードまたは情報処理装置内のいずれに
おいても、データの性質に応じて適切な圧縮または伸長
を行うことができ、ICカードの記憶領域を有効に利用
することができる。また、ICカードに圧縮データを出
力する場合には、データの転送時間を短くすることがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例のICカードについ
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実
施例のICカードの構成を示すブロック図である。
【0023】図1において、ICカード1は、MPU
(マイクロプロセッサユニット)11、メモリ12、外
部インタフェース部13を含む。また、MPU11は、
ROM14、CPU15、RAM16を含む。外部イン
タフェース部13は、外部の情報処理装置(図示省略)
と接続され、外部の情報処理装置とのデータとの転送を
行なう。CPU15は、ROM14に予め記憶されてい
るデータを用い所定の処理を行なうとともに、作成した
データ等をRAM16へ一時的に記憶する。また、CP
U15は、以下に述べる圧縮・復元用属性情報に応じた
所定の圧縮・復元処理を行ない、外部インタフェース部
13から入力されたデータをメモリ12の所定のアドレ
スに記憶させる。
【0024】また、メモリ12は、使用される複数のア
プリケーションに応じてメモリ領域が所定に分割されて
いる。ROM14には、複数種類の暗号化用の処理情報
(関数群)およびデータ圧縮・伸長用の処理情報(関数
群)が記憶されている。個数および方式名は特別なコマ
ンド、たとえば、ATR情報、カードID情報、各アプ
リケーション内の属性情報の取得等のコマンドによっ
て、外部の処理装置が取得できるものとする。また、
モリ12内の各アプリケーションごとの領域内には、そ
の領域内でのデータの取扱い方が記述されている属性情
報のエリアが設けられており、データ処理時にはその情
報に基づいてデータの復元・圧縮処理を行なうか否か、
さらに、圧縮・復元処理を行なう場合にはどの圧縮・復
元方式を用いるかを判断する。
【0025】次に、図1に示すROM14のデータの構
成を説明する。図2は、図1に示すROM14のデータ
の構成を示す図である。
【0026】図2に示すように、ROM14の中には、
ICカード処理用プログラム部21、暗号処理関数群部
26、圧縮・復元処理関数群部25、圧縮・復元処理関
数群管理テーブル24、暗号処理関数群管理テーブル2
3、その他および管理テーブル等22が含まれる。圧縮
・復元処理関数群部25には、関数1、2、3、…の複
数の圧縮・復元処理用の関数が含まれる。圧縮・復元処
理関数群管理テーブル24には、各関数の関数ナンバー
241、関数先頭アドレス242が含まれる。その他お
よび管理テーブル等22には、圧縮・復元処理関数群管
理テーブル先頭アドレス223、暗号処理関数群管理テ
ーブル先頭アドレス222、ICカード処理用プログラ
ム部先頭アドレス221が含まれる。上記の圧縮・復元
処理関数群部25内の各関数はICカード処理用プログ
ラム部21のプログラムを実行する場合に必要に応じて
使用される。
【0027】次に、図1に示すメモリ12のデータの構
成について説明する。図3は、図1に示すメモリ12の
データの構成を示す図である。
【0028】図3に示すように、メモリ12内のデータ
の構成は、システム管理領域30、アプリケーション領
域に分けられ、アプリケーション領域は、アプリケーシ
ョン1領域31、アプリケーション2領域32、アプリ
ケーション3領域33等の複数のアプリケーション領域
に分けられる。各アプリケーション領域には、ファイル
管理部311、データ部312が含まれる。データ
12は、エリア単位、レコード単位、バイト単位でデー
タが記憶される。
【0029】上記のデータ構成は、アプリケーションの
内容により異なるものであり、図3に示すデータ構成に
限定されるものではない。各アプリケーションごとのフ
ァイル管理下に、ファイル管理部が含まれ、その下に、
ファイル内エリアを管理する管理情報テーブルが含まれ
る。
【0030】図4は、図3に示すファイル管理部の構成
を示す図である。図4に示すように、ファイル管理部
は、ファイル管理テーブル40、ファイル内エリア管理
情報テーブル41が含まれる。ファイル管理テーブル4
0には、ファイル名401、アクセス条件402、属性
・その他ファイル管理情報403が含まれる。ファイル
内エリア管理情報テーブル41には、エリアID41
1、アクセス条件412、属性・その他エリア管理情報
413が含まれる。
【0031】次に、本実施例で使用する圧縮・復元用属
性情報について説明する。本実施例では、データの転送
時に、圧縮・復元用属性情報を取得することにより
得した圧縮・復元用属性情報に応じて所定の圧縮・復元
処理を実行する。図5は、圧縮・復元用属性情報の構成
を示す図である。
【0032】図5に示すように、圧縮・復元用属性情報
は、第1圧縮・復元用属性51、第2圧縮・復元用属性
52を含む。第1圧縮・復元用属性51は、圧縮フラグ
(Eflag)53、復元フラグ(Dflag)54を
含む。第2圧縮・復元用属性52は、圧縮・復元関数タ
イプ55を含む。
【0033】ICカード1に入出力されるデータは、第
1圧縮・復元用属性51に含まれる圧縮フラグ53およ
び復元フラグ54により圧縮または復元処理を実行する
か否かが判断され、各処理で使用する関数は、第2圧縮
・復元用属性52の圧縮・復元関数タイプ55により図
2に示したROM14内の関数群から所定の関数を規定
することで各処理が実行される。表1に、圧縮フラグ5
3および復元フラグ54に応じた圧縮・復元処理のパタ
ーンを示す。
【0034】
【表1】
【0035】次に、上記のように構成されたICカード
の圧縮または復元処理について説明する。図6は、IC
カードの圧縮処理を説明するフローチャートである。
【0036】まず、ステップS1において、外部の情報
処理装置から転送されてきたデータをICカード1の外
部インタフェース部13を介してMPU11が受取る。
【0037】次に、ステップS2において、外部の情報
処理装置から出力されるコマンドに応じて、送信された
データが図3に示すどのファイルのどのエリアに書込む
かということを示す指示情報を基に、該当するエリアの
圧縮・復元用属性情報を取得する。
【0038】次に、ステップS3において、取得した圧
縮・復元用属性情報に含まれる圧縮フラグ(Efla
g)をチェックする。圧縮フラグが1の場合はデータの
圧縮処理を行なうためステップS5へ移行し、その他の
場合は圧縮処理を行なわないためステップS4へ移行す
る。
【0039】ステップS3において圧縮フラグが1であ
ると判断された場合は、ステップS5において、データ
の圧縮処理を行なうため使用する関数を規定する。この
処理は、圧縮・復元用属性情報に含まれる圧縮・復元関
数タイプの値に応じて、ROM14に含まれる圧縮・復
元処理関数群部から所定の関数を選択して規定する。
【0040】次に、ステップS6において、規定された
圧縮・復元処理関数を用いて所定のデータ圧縮を行な
う。
【0041】次に、ステップS7において、圧縮された
データをメモリ12の所定の位置に記憶する。
【0042】一方、ステップS3において、圧縮フラグ
が1でないと判断された場合は、ステップS4におい
て、復元フラグDflagをチェックする。復元フラグ
が0の場合はステップS7へ移行し、0でない場合は処
理を終了する。つまり、表1に示すように、圧縮フラグ
が0でかつ復元フラグが0の場合は正常な動作であると
判断して、以降の処理を継続するが、圧縮フラグが0で
かつ復元フラグが1の場合は異常な状態であると判断し
て処理を終了する。このとき、動作が異常であることを
外部の情報処理装置に伝えるため、エラーステータスを
レスポンスとして転送してもよい。
【0043】ステップS4において、復元フラグが0で
あると判断された場合はステップS7において、転送さ
れたデータをそのままメモリ12の所定の位置に記憶す
る。
【0044】以上の処理により、圧縮・復元用属性情報
に応じた所定の圧縮処理を行なうことが可能となる。
【0045】次に、ICカードの復元処理について説明
する。図7は、ICカードの復元処理を説明するフロー
チャートである。
【0046】まず、ステップS11において、メモリ1
2から所定のデータを読出しMPU11へ出力する。こ
のとき、どのファイルのどのエリアからデータを読出す
かという指示情報は、MPU11から出力されるコマン
ドにより指定される。
【0047】次に、ステップS12において、読出した
ファイル内のエリアの圧縮・復元用属性情報を取得す
る。
【0048】次に、ステップS13において、取得した
圧縮・復元用属性情報に含まれる復元フラグ(Dfla
g)をチェックする。復元フラグが1の場合は、データ
の復元処理を実行するため、ステップS14へ移行し、
1以外の場合はデータの復元処理を行なわないようにす
るためステップS17へ移行する。
【0049】次に、ステップS14において、圧縮フラ
グ(Eflag)をチェックする。圧縮フラグが1の場
合はステップS15へ移行し、その他の場合は処理を終
了する。つまり、表1に示すように、復元フラグが1で
かつ圧縮フラグが1の場合は正常な動作であると判断し
て以降の復元処理を実行するが、復元フラグが1でかつ
圧縮フラグが0の場合動作が異常であるので処理を終了
する。処理を終了するとき、外部の情報処理装置に動作
が異常であることを知らせるため、エラーステータスを
レスポンスとして転送してもよい。
【0050】次に、ステップS15において、データの
復元処理に使用する関数を規定する。つまり、圧縮・復
元用属性情報に含まれる圧縮・復元関数タイプの値に応
じて、ROM14の圧縮・復元処理関数群部から所定の
関数を選択して規定する。
【0051】次に、ステップS16において、規定され
た復元処理用の関数を用いてデータの復元を行なう。
【0052】次に、ステップS17において、MPU1
1は、復元されたデータを外部インタフェース部13を
介して外部の情報処理装置へ転送する。
【0053】一方、ステップS13において、復元フラ
グが1でないと判断された場合は、ステップS17にお
いて、メモリ12から読出したデータをそのまま外部イ
ンタフェース部13を介して外部の情報処理装置へ転送
する。
【0054】以上の処理により圧縮・復元用属性情報に
応じた所定の復元処理が実行される。
【0055】上記の圧縮・復元処理関数としては、可逆
性アルゴリズムのもので、かつ、容量が少なく処理速度
が速いものを用いる。たとえば、ハフマン符号や算術符
号のアルゴリズムを用いた方式が使用される。
【0056】次に、図6および図7に示す圧縮・復元処
理用使用関数の規定処理S5、S15について説明す
る。図8は、ICカードの圧縮・復元処理関数群から使
用する関数を選択する処理を説明するフローチャートで
ある。
【0057】まず、ステップS21において、図5に示
す第2圧縮・復元用属性52から圧縮・復元関数タイプ
55の値を取得する。
【0058】次に、ステップS22において、取得した
圧縮・復元関数タイプの値を、図2に示す圧縮・復元処
理関数群管理テーブル24のオフセット値、つまり、関
数ナンバー241として、関数ナンバー241に対応す
る関数先頭アドレス242を取得する。
【0059】次に、ステップS23において、取得した
関数先頭アドレス242により今回使用する関数を圧縮
・復元処理関数群部25から選択して確定する。
【0060】以上の処理により、圧縮・復元用属性情報
に応じた所定の関数を選択することが可能となる。
【0061】以上の各動作により、ICカードが使用す
る各アプリケーションつまりデータに応じて所望のデー
タ圧縮または伸長処理を行なうことができ、記憶容量を
有効に活用することが可能となる。つまり、各アプリケ
ーションに応じて、データをそのまま記憶したり、圧縮
比をデータの重要性に応じて変化させたりすることがで
きる。また、ICカード内には、複数の圧縮・復元方式
を登録することができるので、使用できるアプリケーシ
ョンの数が増大し、広範囲なアプリケーションに適用す
ることが可能となる。
【0062】また、本ICカードでは、圧縮処理を行な
わずそのままデータを記憶することもできるので、予め
外部の情報処理装置で圧縮されたデータを入出力するこ
とにより、外部の情報処理装置とICカードとのデータ
転送時間も短くすることが可能となる。
【0063】次に、上記のICカードを用いた情報処理
装置について図面を参照しながら説明する。図9は、本
発明の一実施例の情報処理装置の構成を示すブロック図
である。
【0064】図9において、情報処理装置は、ICカー
ド1、リーダ/ライタ2、端末装置3を含む。
【0065】ICカード1は、図1に示すICカードと
同様の構成を有する。ICカード1は、リーダライタ
2に装着され、リーダライタ2を介して端末装置3と
データの転送等の処理を行なう。リーダ/ライタ2は、
端末装置3内部に組み込まれたものでもよい。端末装置
3は、ICカード1と同様に圧縮・復元用属性情報に基
づき所定の圧縮または復元処理を実行する。端末装置3
における圧縮または復元処理では、ICカード1と同様
の処理を実行するため、ICカード1から圧縮または復
元処理に使用する関数タイプ等を取得してその関数を用
いる。
【0066】次に、端末装置3に予め記憶されているア
プリケーションプログラムの構成について説明する。図
10は、図9に示す端末装置のアプリケーションプログ
ラムの構成を示す図である。図10に示すように、アプ
リケーションプログラムは、メニュープログラム60、
第1業務アプリケーションプログラム611、第2業務
アプリケーションプログラム612、第3業務アプリケ
ーションプログラム613、暗号処理関数群部67、圧
縮・復元処理関数群部66、圧縮・復元処理関数群管理
テーブル65、暗号処理関数群管理テーブル64、プロ
グラム管理テーブル63、管理テーブルおよびその他6
2を含む。管理テーブルおよびその他62は、圧縮・復
元処理関数群管理テーブル先頭アドレス624、暗号処
理関数群管理テーブル先頭アドレス623、プログラム
管理テーブル先頭アドレス622、メニュープログラム
先頭アドレス621を含む。圧縮・復元処理関数群管理
テーブル65は、関数ナンバー651、関数先頭アドレ
ス652を含む。圧縮・復元処理関数群部66は、圧縮
または復元処理に使用する複数の関数1、2、3、…等
を含む。第1、第2、および第3業務アプリケーション
プログラム611、612、613は、それぞれ、圧縮
・復元用属性情報69を含む。圧縮・復元用属性情報6
9は、圧縮または復元処理が必要であるか否かの判断を
行なうための判断情報691を含む。判断情報691
は、圧縮フラグ(TDflag)693、圧縮フラグ
(TEflag)694を含む。
【0067】次に、上記のように構成された情報処理装
置の圧縮または復元処理について説明する。図11は、
情報処理装置の圧縮処理を説明するフローチャートであ
る。
【0068】まず、ステップS31において、端末装置
3での圧縮・復元処理が必要か否かの判断を行なう。そ
の判断情報は、処理したい業務アプリケーションによっ
て異なる場合があり、図10に示すように、各業務アプ
リケーション自身が所有している。端末装置3は、図1
0に示す判断情報691を用いて上記のチェックを行な
う。
【0069】次に、ステップS32において、圧縮フラ
グ(TEfalg)が1であるか否かをチェックする。
圧縮フラグが1である場合、圧縮処理が必要であるため
ステップS34へ移行し、その他の場合は圧縮処理が不
要であるためステップS33へ移行する。
【0070】次に、ステップS34において、端末装置
3は、現在の業務アプリケーションが端末装置3側での
圧縮処理が必要と判断したため、ICカード1から今回
データを書込むための目的のファイル内エリアの圧縮・
復元用属性情報を読出す。つまり、端末装置3が圧縮・
復元用属性情報をリクエストすると、ICカード1側で
は、ステップS41において、指定されたファイル内の
エリアから圧縮・復元用属性情報を取出し出力する。出
力された圧縮・復元用属性情報がレスポンスとして端末
装置3側へ出力される。
【0071】次に、ステップS35において、取得した
圧縮・復元用属性情報に含まれる圧縮フラグ(Efla
g)をチェックする。圧縮フラグ(Eflag)が1の
場合はステップS37へ移行し、その他の場合はステッ
プS36へ移行する。圧縮フラグ(Eflag)が1で
ある場合データの圧縮処理を行なうため、ステップS3
7において、圧縮処理に使用する関数を規定する。つま
り、ステップS34で取得されたICカード1の圧縮・
復元用属性情報に含まれる圧縮・復元関数タイプの値に
応じて、端末装置3側の業務アプリケーションソフト内
に組み込まれている関数から所定の関数を選択して規定
する。
【0072】次に、ステップS38において、規定され
た圧縮処理用の関数を用いてデータの圧縮処理を実行す
る。
【0073】次に、ステップS39において、圧縮され
たデータを書込用データとして端末装置3は、リーダ/
ライタ2を介してICカード1へ出力する。つまり、I
Cカード1側では、端末装置3から出力されたデータを
図6に示す圧縮処理に従ってメモリ12の所定の領域に
データを書込む。
【0074】一方、ステップS32において、圧縮フラ
グ(TEflag)が1でないと判断された場合、ステ
ップS33において、復元フラグ(TDflag)をチ
ェックする。復元フラグ(TDflag)が0の場合は
圧縮処理を行なわないため、直接ステップS39へ移行
する。
【0075】次に、ステップS39において、圧縮され
ていないデータをそのままICカード1へ出力する。こ
のとき、ICカード1側では、入力したデータをそのま
まメモリ12に記憶させる。また、復元フラグ(TDf
lag)が0以外の場合は動作が異常であると判断して
処理を終了する。このとき、端末装置3のさらに上位に
他の情報処理装置が接続されている場合は、動作が異常
であることを知らせるためにエラーステータスを上位の
情報処理装置へ返してもよい。
【0076】また、ステップS35において、圧縮フラ
グ(Eflag)が1でないと判断された場合は、ステ
ップS36において、ICカード1から出力された圧縮
・復元用属性情報に含まれる復元フラグ(Dflag)
をチェックする。復元フラグ(Dflag)が0の場合
は圧縮処理を行なわないため、ステップS39へ移行す
る。また、復元フラグ(Dflag)が0でない場合
は、動作が異常であるので、ステップS33と同様に処
理を終了する。また、上位に情報処理装置が接続されて
いる場合はエラーステータスを転送してもよい。
【0077】以上の処理により、各業務アプリケーショ
ンプログラムに応じた圧縮処理を実行することが可能と
なる。
【0078】図12は、情報処理装置の復元処理を説明
するフローチャートである。ここでは、処理したい業務
アプリケーションプログラムが端末装置3側でのデータ
の圧縮または復元処理の要または不要の判断情報691
を所有しているものとする。
【0079】まず、ステップS51において、端末装置
3は、リーダ/ライタ2を介して所定のコマンドをIC
カード1へ出力する。コマンドを受けたICカード1
は、ステップS61において、コマンドに指示されたメ
モリ12の所定のファイルの所定のエリアからデータを
読出し、リーダ/ライタ2を介して端末装置3へ出力す
る。ステップS61での処理は、図7に示したICカー
ドの復元処理に従って実行される。
【0080】次に、ステップS52において、業務アプ
リケーションに含まれる圧縮または復元処理の要または
不要を示す判断情報691のチェックを端末装置3側で
行なう。
【0081】つまり、ステップS53において、復元フ
ラグ(TDflag)のチェックを行なう。復元フラグ
(TDflag)が1の場合は復元処理を実行するため
ステップS54へ移行し、その他の場合は処理を終了す
る。
【0082】次に、ステップS54において、圧縮フラ
グ(TEflag)のチェックを行なう。圧縮フラグ
(TEflag)が1の場合はステップS55へ移行
し、その他の場合は、処理を終了するとともに、上記と
同様に上位の情報処理装置がさらに接続されている場合
はエラーステータスを上位の情報処理装置へ出力する。
【0083】次に、ステップS55において、端末装置
3は、ステップS61で出力されたデータの圧縮・復元
用属性情報を読出す。つまり、端末装置3は、リーダ/
ライタ2を介して圧縮・復元用属性情報を出力するよう
にICカード1へ指令する。ICカード1は、ステップ
S62において、指定されたファイル内のエリアの圧縮
・復元用属性情報を取出しリーダ/ライタ2を介して出
力する。
【0084】次に、ステップS56において、出力され
た圧縮・復元用属性情報に含まれる復元フラグ(Dfl
ag)をチェックする。復元フラグ(Dflag)が1
の場合はステップS57へ移行し、その他の場合は処理
を終了する。
【0085】次に、ステップS57において、圧縮フラ
グ(Eflag)をチェックする。圧縮フラグ(Efl
ag)が1の場合はステップS58へ移行し、その他の
場合は、動作が異常であるので、処理を中断するととも
に、上位の情報処理装置が接続されている場合はエラー
ステータスを上位の情報処理装置へ出力する。
【0086】次に、ステップS58において、圧縮・復
元用に使用する関数を規定する。つまり、図5に示す第
2圧縮・復元用属性52に含まれる圧縮・復元関数タイ
プ55の値に従って、図10に示すアプリケーションプ
ログラムに組み込まれている所定の関数を選択して規定
する。
【0087】次に、ステップS59において、規定され
た復元処理用の関数を用いてデータの復元処理を行な
う。
【0088】以上の処理により、各アプリケーションに
応じた復元処理を実行することが可能となる。
【0089】上記の圧縮・復元処理用の関数としては、
端末装置3およびICカード1ともに、可逆性アルゴリ
ズムのもので、かつ容量が少なく処理速度が速いものを
使用する。たとえば、ハフマン符号や算術符号のアルゴ
リズムを用いた方式等が使用される。
【0090】次に、図11および図12に示す圧縮・復
元用に使用する関数の規定処理S37、S58について
説明する。図13は、情報処理装置の圧縮・復元処理関
数群から使用する関数を選択する処理を説明するフロー
チャートである。
【0091】まず、ステップS71において、ICカー
ド1から読取った第2圧縮・復元用属性に含まれる圧縮
・復元関数タイプの値を取得する。
【0092】次に、ステップS72において、取得した
圧縮・復元用関数タイプの値を、端末装置3のアプリケ
ーションプログラムの圧縮・復元処理関数群管理テーブ
ル65のオフセット値、つまり、関数ナンバー651と
して、使用する関数の関数先頭アドレス652を取得す
る。
【0093】次に、ステップS73において、取得した
関数先頭アドレス652により今回使用する関数を確定
する。
【0094】以上の処理により、圧縮・復元処理関数群
66の中から使用する関数を選択することが可能とな
る。
【0095】上記の各処理により、ICカードまたは情
報処理装置内で、各アプリケーションプログラムつまり
データに応じた所望のデータ圧縮または伸長処理を行な
うことができ、データに応じて、ICカードの記憶容量
を有効に活用できるとともに、適用できるアプリケーシ
ョンプログラムの範囲を広げることが可能となる。ま
た、端末装置により圧縮したデータを直接ICカードへ
出力することもできるので、転送時間の短縮も可能とな
る。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載のICカードにおいては、
ICカード内で、データの性質に応じた適切なデータ圧
縮または伸長処理を行なうことができるので、データ
性質に応じてICカードの記憶容量を有効に活用できる
とともに、使用されるアプリケーションプログラムの範
囲を拡大することもできる。また、圧縮されたデータの
入出力を行なうこともできるので、データ転送時間を短
縮することも可能となる。
【0097】請求項2記載の情報処理装置においては、
ICカードまたは情報処理装置内において、データの性
に応じた適切なデータ圧縮または伸長処理を行なうこ
とができるデータの性質に応じてICカードの記憶容
量を有効に活用できるとともに、使用できるアプリケー
ションプログラムの範囲を拡大することもできる。また
ICカードは圧縮されたデータを入出力することができ
るので、データ転送時間を短縮することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のICカードの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示すROMのデータの構成を示す図であ
る。
【図3】図1に示すメモリのデータの構成を示す図であ
る。
【図4】図3に示すファイル管理部の構成を示す図であ
る。
【図5】圧縮・復元用属性情報の構成を示す図である。
【図6】ICカードの圧縮処理を説明するフローチャー
トである。
【図7】ICカードの復元処理を説明するフローチャー
トである。
【図8】ICカードの圧縮・復元処理関数群から使用す
る関数を選択する処理を説明するフローチャートであ
る。
【図9】本発明の一実施例の情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】図9に示す端末装置のアプリケーションプロ
グラムの構成を示す図である。
【図11】情報処理装置の圧縮処理を説明するフローチ
ャートである。
【図12】情報処理装置の復元処理を説明するフローチ
ャートである。
【図13】情報処理装置の圧縮・復元処理関数群から使
用する関数を選択する処理を説明するフローチャートで
ある。
【図14】従来のICカードの構成を示すブロック図で
ある。
【図15】従来のICカードの圧縮処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図16】従来のICカードの復元処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 リーダ/ライタ 3 端末装置 11 MPU 12 メモリ 13 外部インタフェース部 14 ROM 15 CPU 16 RAM
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 19/07 B42D 15/10 521 G06F 12/00 511 G06F 12/00 520

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮または伸長処理に関する圧縮または
    伸長処理用情報に基づいてデータを処理するICカード
    であって、前記圧縮または伸長処理用情報は、圧縮また
    は伸長処理の要否を示す圧縮または伸長要否情報と、圧
    縮または伸長処理の方式を特定する方式特定情報とを含
    み、 前記ICカードは、 前記圧縮または伸長処理用情報を記憶するための第1の
    記憶手段と、 前記圧縮または伸長要否情報に基づき、前記方式特定情
    報で特定される圧縮方式に応じた圧縮処理と、非圧縮状
    態に維持する処理とのいずれか一方を選択的に前記デー
    タに対して行なう選択的圧縮手段と、 前記選択的圧縮手段により処理された データを記憶する
    第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段から読み出されたデータに対応する
    前記圧縮または伸長要否情報に基づき、前記方式特定デ
    ータで特定される伸長方式に応じた伸長処理と、非伸長
    状態に維持する処理とのいずれか一方を選択的に前記読
    み出されたデータに対して行なう選択的伸長処理手段と
    を含む ICカード。
  2. 【請求項2】 圧縮または伸長処理に関する圧縮または
    伸長処理用情報に基づいてデータを処理するICカード
    を用いた情報処理装置であって、前記圧縮または伸長処
    理用情報は、圧縮または伸長処理の要否を示す圧縮また
    は伸長要否情報と、圧縮または伸長処理の方式を特定す
    る方式特定情報とを含み、 前記ICカードは、前記圧縮または伸長処理用情報を記憶するための第1の
    記憶手段と、 前記圧縮または伸長要否情報に基づき、前記方式特定情
    報で特定される圧縮方式に応じた圧縮処理と、非圧縮状
    態に維持する処理とのいずれか一方を選択的に前記デー
    タに対して行なう第1の選択的圧縮手段と、 前記選択的圧縮手段により処理された データを記憶する
    第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段から読み出されたデータに対応する
    前記圧縮または伸長要否情報に基づき、前記方式特定デ
    ータで特定される伸長方式に応じた伸長処理と、非伸長
    状態に維持する処理とのいずれか一方を選択的に前記読
    み出されたデータに対して行なう第1の選択的伸長手段
    と、 前記情報処理装置からの問合せに対して前記圧縮または
    伸長処理情報を応答するための手段とを含み、 前記情報処理装置は、あるデータに関する圧縮または伸長処理用情報を前記I
    Cカードに問合せるための手段と、 前記ICカードから応答された前記圧縮または伸長要否
    情報に基づき、前記方式特定情報で特定される圧縮方式
    に応じた圧縮処理と、非圧縮状態に維持する処理とのい
    ずれか一方を選択的に前記あるデータに対して行ない、
    処理後のデータを前記ICカードへ出力する第2の選択
    的圧縮手段と、 前記ICカードから応答された前記圧縮または伸長要否
    情報に基づき、前記ICカードから出力されるデータ
    に、前記方式特定情報で特定される伸長方式に応じた伸
    長処理と、非伸長状態に維持する処理とのいずれか一方
    を選択的に行なう第2の選択的伸長手段とを含む ICカ
    ードを用いた情報処理装置。
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