JP3096329B2 - 携帯用表示装置 - Google Patents

携帯用表示装置

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JP3096329B2
JP3096329B2 JP03277196A JP27719691A JP3096329B2 JP 3096329 B2 JP3096329 B2 JP 3096329B2 JP 03277196 A JP03277196 A JP 03277196A JP 27719691 A JP27719691 A JP 27719691A JP 3096329 B2 JP3096329 B2 JP 3096329B2
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明 戸田
正典 赤田
茂男 蜂木
英昭 天野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等で受信
した画像信号を、別の場所で受信表示する携帯用表示装
置に関し、特に、受信した画像を拡大して表示する小型
薄型の携帯用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリには、LCD等を用
いた表示装置が設けられていた。また、受信内容は、感
熱紙等にプリントされるものが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のファク
シミリの表示装置は、主に、相手先の電話番号や送信頁
等の送受信に必要な事項を表示していたので、受信の都
度、用紙にプリントしなければならず、紙資源の無駄に
なっていた。表示装置によって、受信内容を表示するも
のもあるが、大型のLCDは高価であり使用していな
い。そこで、受信内容の一部しか表示できないものの、
小型のLCDを用いているために見にくかった。
【0004】また、ファクシミリは、普及しているとい
っても、事業所やフロアーに1台程度であるので、自分
の机や実験室、作業現場などで、即座に受信内容を知る
ことができなかった。従って、秘匿性の高い内容であっ
ても、その内容を他人に容易に見られてしまうという問
題があった。
【0005】本発明の目的は、ファクシミリから離れて
いても、受信内容を即座に見ることができ、しかも他人
に見られることのない小型薄型の携帯用表示装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による携帯用表示装置は、画像信号を受信す
る受信部と、前記受信部で受信した画像信号の主査方向
又は副査方向のうち、少なくとも何れか一方を縮小表示
する縮小表示部と、前記縮小表示部で表示した画像を元
の画像に拡大する拡大光学系と、を備えた構成としてあ
る。
【0007】この場合に、前記拡大光学系は、シリンド
リカルレンズ、フレネルレンズ、ホログラムレンズの何
れか1つであることを特徴とすることができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、前記受信部によりファクシミ
リからの画像信号を受信し、縮小表示部によりその画像
信号の主査方向又は副査方向のうち、少なくとも何れか
一方を縮小表示し、さらに、拡大光学系により縮小表示
した画像を元の画像に拡大して観察することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しく説明する。図1〜図5は、本発明による携
帯用表示装置の実施例を示した図であって、図1はブロ
ック図、図2は外観を示した正面図、図3は側断面図、
図4および図5は光学系を示した側面図および斜視図で
ある。
【0010】携帯用表示装置30は、図1に示すよう
に、CPU31およびメモリ32を中心に構成され、C
PU31は、無線送受信部33、各機能ボタン34等か
らの画像信号や操作信号を入力し、LCD35、受信ラ
ンプ36等へ画像信号や制御信号を出力する。
【0011】この携帯用表示装置30は、図2に示すよ
うに、横に細長いケース39に収納されている。ケース
39は、前側の略中央部に設けられた表示部となるレン
ズ38を覗いて、LCD35に表示された画像の虚像を
拡大して観察することができる。また、ケース39の裏
面は、LCD35のバックライトとなる背景光窓39a
が設けられている。
【0012】このケース39は、レンズ38の周辺に、
プリントボタン34A,改頁ボタン34B,消去ボタン
34C,電源ボタン34Dなどの機能ボタン34や受信
ランプ36等が配置されている。電源ボタン34Dをオ
ンすることにより、電源37が破線で示した電源供給ラ
インを介して図1の各部に接続される。電源ボタン34
Dは、2つのモードがあり、第1モードでは全ての部分
をオン状態にし、第2モードでは、送受信に備えて無線
送受信部33など受信や記憶に必要な部分のみをオン状
態にするが、他の部分はオフ状態にして、省電力化す
る。
【0013】次に、この携帯用表示装置30の使用方法
を、細部の構造と共に説明する。CPU31は、無線送
受信部32を介して、コントローラ20に対して所定間
隔毎に、この携帯用表示装置30に与えられたID番号
を発信しており、コントローラ20は、ファクシミリ1
0によって受信されたこの携帯用表示装置30宛の送信
を転送するように管理する。
【0014】ファクシミリ10は、通常使用されている
ファクシミリであり、コントローラ20が取り付けられ
ている。このコントローラ20は、送受信機能を持ち、
携帯用表示装置30を遠隔から認識管理する。また、コ
ントローラ20は、配下にある複数台の携帯用表示装置
を認識管理しており、一定期間に送信がない携帯用表示
装置については、IDテーブルから削除して管理から外
す。
【0015】ファクシミリ10に送信がされると、コン
トローラ20は、ID番号をチェックして、受信した画
像信号を該当する携帯用表示装置30に転送する。無線
送受信部33が転送された画像信号を受信すると、CP
U31は、受信した画像信号をメモリ32に一時記憶す
るとともに、LCD35に表示する。なお、CPU31
は、画像信号が受信されている間は、受信ランプ36を
点灯させておく。
【0016】CPU31は、受信した画像信号を縦方向
は縮小し、横方向は等倍の画像信号に変換して、LCD
35に横長で縦に詰まった画像を表示させる。LCD3
5の手前には、図4、図5に示すように、レンズ38が
配置されている。このレンズ38は、横方向には等倍で
あり、縦方向にのみ拡大するシリンドリカルレンズ等が
使用されている。従って、レンズ38を通した画像は、
正寸で表示される。
【0017】次に、機能ボタン34について説明する。
まず、プリントボタン34Aが押されると、CPU31
は、メモリ32内に記憶された画像信号を、無線送受信
部33を介して、コントローラ20に送り、ファクシミ
リ10内のプリント部によってその内容をプリントす
る。なお、コントローラ20を複写機やレーザプリンタ
等に取り付けておき、複写機やレーザプリンタ等によっ
てプリントするようにしてもよい。このときに、ネット
ワークが組んであれば、最も近いプリント手段を選択し
て、そこでプリントするようにすることができる。
【0018】また、改頁ボタン34Bが押されると、C
PU31は、メモリ32内に記憶された画像信号を、L
CD35に順次表示する。更に、消去ボタン35Cが押
されると、CPU31は、メモリ32内に記憶した画像
信号を消去する。
【0019】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形ができる。例えば、レンズ35は、受信像を一方向
(縦方向)に拡大するものであれば、シリンドリカルレ
ンズに限らず、フレネルレンズやホログラムレンズを使
用することができる。この場合には、レンズを薄型にす
ることができる利点がある。レンズを薄型にすると、厚
味による収差(球面収差)が無視できるメリットがあ
る。また、像の曲がりと歪みをもたらす収差を防いで、
ファクシミリ画像を正しく見るためには、レンズ35
は、非球面化することが望ましい。この像の曲がりはレ
ンズ面上の拡大率が位置により線型性が崩れるために起
きる。そこで、平面上は何処も同じ拡大率になるよう
に、位置に応じて曲率を変えて、非球面レンズにする、
もう一つの像の歪みは結像面の曲がりのために平面の像
が平面上に結像しないために起こるので、結像を見やす
くするために、結像面をレンズと並行な平面にする。そ
こで、焦点距離を面の位置に応じて変えて、非球面レン
ズにする。(このような非球面レンズの例としては、遠
近両用メガネレンズである「HOYA バリラックスI
I」がある)更に、表示部に縦横両方向に縮小して、拡
大光学系で縦横両方に拡大するようにすれば、片目で覗
くような形態にすることができる。
【0020】図3では、LCD35のバックライトとし
て、自然光を採光する窓を設けて省電力化を図ったが、
図1に示すように、光源35Aを設けてもよい。
【0021】なお、画像をさらに大きく見るには、屈折
率や曲率を大きくして拡大率を大きくしたり、近くで見
るようにすればよい。また、広く見るには、開口部や屈
折率を大きくしたり、目を近づけるなどすればよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、表示部によって主査方向又は副査方向のうち、少
なくとも何れか一方を縮小表示するので、大きな表示部
を必要とせず、安価で小型薄型化ができるとともに、拡
大光学系を使うことによって正寸で表示するので、内容
の観察がしやすい。このとき、虚像を観察するので、極
めて薄くすることができる。
【0023】また、受信部を備えているので、ファクシ
ミリ等から離れた場所でも受信でききる。
【0024】さらに、覗き込むようにして観察するの
で、本人のみに見え、脇の人は見えないために、秘密事
項が漏洩することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯用表示装置の実施例を示した
ブロック図である。
【図2】実施例に係る携帯用表示装置の外観を示した正
面図である。
【図3】図2の側断面図である。
【図4】実施例に係る携帯用表示装置の光学系を示した
側面図である。
【図5】図4の斜視図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ 20 コントローラ 30 携帯用表示装置 31 CPU 32 メモリ 33 無線送受信部 34A プリントボタン 34B 改頁ボタン 34C 消去ボタン 34D 電源ボタン 35 LCD 36 受信ランプ 37 電源 38 レンズ 39 ケース 40 拡大像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 英昭 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−114082(JP,A) 特開 昭62−12264(JP,A) 特開 昭64−41021(JP,A) 特開 平3−162171(JP,A) 特開 平3−172063(JP,A) 特開 平3−191652(JP,A) 特開 平4−123666(JP,A) 特開 平4−167662(JP,A) 特開 平4−170266(JP,A) 特開 平5−63881(JP,A) 実開 昭62−187795(JP,U) 実開 平2−27390(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した画像信号の主査方向又は副査方向
    のうち、少なくとも何れか一方を縮小表示する縮小表示
    部と、 前記縮小表示部で表示した画像を元の画像に拡大する拡
    大光学系と、 を備えた携帯用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記拡大光学系は、シリンドリカルレン
    ズ、フレネルレンズ、ホログラムレンズの何れか1つ
    あることを特徴とする請求項1記載の携帯用表示装置。
JP03277196A 1991-09-27 1991-09-27 携帯用表示装置 Expired - Lifetime JP3096329B2 (ja)

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JPH0591234A JPH0591234A (ja) 1993-04-09
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