JPH11327462A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

携帯情報端末装置

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JPH11327462A
JPH11327462A JP13863598A JP13863598A JPH11327462A JP H11327462 A JPH11327462 A JP H11327462A JP 13863598 A JP13863598 A JP 13863598A JP 13863598 A JP13863598 A JP 13863598A JP H11327462 A JPH11327462 A JP H11327462A
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JP
Japan
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image
display unit
unit
information
information processing
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JP13863598A
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English (en)
Inventor
Ichiro Kosugi
一郎 小杉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化された電子機器において多くの情報を
見やすく表示できるようにする。 【解決手段】 情報処理部110は、PDAとしての基
本機能を備えており、実行する処理内容に応じて画像情
報を生成する。表示部120は、情報処理部110が生
成した画像情報を液晶表示パネル(LCD)に表示す
る。そして、LCDに表示された画像を光学系により拡
大し、虚像を生成する。その虚像は、接眼部126から
覗き込むことにより視認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末装置に
関し、特に小型の表示画面に画像を表示する携帯情報端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の情報化に伴い様々な情報機
器の小型化が図られ、個人が携帯できるほどに小さくな
っている。そして、PDA(Personal Digital Assistan
t )と呼ばれる携帯情報端末装置においては、携帯性を
向上するため製品の小型化が特に推進されている。PD
Aは、パーソナルコンピュータのように必ずしもキーボ
ードを必要としないため、非常に小さくすることができ
る。このように小型化が図られた電子機器では、画像情
報の処理結果を表示する表示部として、液晶表示パネル
を用いるのが一般的であり、端末の小型化に伴って液晶
表示パネルも小型のものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PDAの表示
部が小型化された結果、一度に多くの情報を表示するこ
とができなくなってしまった。従って、PDAを使用す
るユーザは、細切れの画像をスクロール等させながら目
的の情報を少しづつ参照しなけらばならず、非常に不便
であった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、小型化された電子機器において多くの情報を
見やすく表示することのできる携帯情報端末装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、小型化が図られた携帯情報端末装置にお
いて、情報処理の内容に応じた画像情報を生成する情報
処理部と、前記情報処理部が生成した画像情報に基づく
画像を表示する画像表示部、及び前記画像表示部で表示
された画像を拡大して虚像を生成する光学部からなる表
示部と、を有することを特徴とする携帯情報端末装置が
提供される。
【0006】この携帯情報端末装置によれば、情報処理
部が生成した画像情報は、画像表示部で表示される。表
示された画像は、光学部によって拡大され、虚像が生成
される。利用者は、この虚像を視認することで、画像表
示部が生成した画像よりも大きな画像を見ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の携帯情報端末装
置の概略構成図である。本発明の携帯情報端末装置(P
DA)100は、情報処理部110と表示部120とに
分かれている。
【0008】情報処理部110は、PDAとしての基本
機能(通信部、音声処理部、操作部、制御部及び記憶部
等)を備えている。これらの機能を、制御部が制御する
事で、電話機能、メール機能、パソコン機能、パソコン
通信機能、個人情報管理機能等が実現される。さらに、
情報処理部110は、操作部111が設けられており、
この操作部111を操作することにより、各種機能を選
択できる。情報処理部110は、実行する処理内容に応
じて画像情報を生成する。
【0009】表示部120は、情報処理部110が生成
した画像情報を液晶表示パネル(LCD:Liquid Cryst
al Display)に表示する。そして、LCDに表示された
画像を光学系により拡大し、虚像を生成する。その虚像
は、接眼部126から覗き込むことにより視認すること
ができる。
【0010】また、表示部120は、単眼であるととも
に、折り畳み可能な継ぎ手により、情報処理部110に
結合されている。使用していないときは、表示部120
は折り畳んでおく。そして、使用する際に表示部120
を広げる。表示部120を広げると、接眼部126が現
れる。表示部120は、垂直方向600ドット×水平方
向800ドットのSVGA(Super Video Graphics Arra
y)規格を満足しているため、表示部120内で生成され
る虚像は高解像度で表示される。これにより、この接眼
部126を覗き込むと、体感大画面で楽しむことができ
る。そして、このPDA100を頭部に装着すれば、頭
部装着型PDAとなる。
【0011】図2は、本発明のPDA装置を頭部に装着
した状態を示す図である。この図では、左目でPDA1
00の画面を見るように装着している。図中PDA10
0を装着するための構造については省略しているが、眼
鏡のような構造のフレームに表示部を固定しておくこと
によって、眼鏡を掛けるようにして装着することができ
る。
【0012】なお、情報処理部110は画像回転機能を
持っていて、操作部からの画像回転指令があると、表示
すべき画像の上下が逆になるように180度回転させた
画像データを生成する。従って、表示部120の向きを
変えても、画像の上下を逆にする事で正しい画像を見る
ことができる。これにより、頭部に装着した際に、左右
どちらの目でも見ることができる。
【0013】このようなPDA100を用いて、様々な
画像を大画面で見ることができる。例えば、表示部12
0を開いて、操作部111を操作し、パソコン通信等か
ら新聞記事のデータを取得すれば、接眼部126から
は、新聞情報等が大画面で視認できる。
【0014】図3は、表示部の構造を示す図である。表
示部120には、バックライト121が設けられ、LC
D122を上方から照明している。これにより、LCD
122に表示された画像が、他の光学系に送られる。
【0015】LCD122の下方には、ハーフミラー1
23が設けられている。ハーフミラー123は、LCD
122から出射される光を利用者の視線前方に反射する
ように配置されている。ハーフミラー123から反射さ
れた光の光路上に、凹面ハーフミラー124が設けられ
ている。また、利用者から見て凹面ハーフミラー124
の先には、液晶シャッター125が設けられている。こ
の液晶シャッター125は、情報処理部110からの制
御により、外界から入射する光の透過量を自由に変更す
ることができる。
【0016】このような表示部120のLCD122
に、情報処理部110から送られた画像が表示される
と、その画像はハーフミラー123により、利用者の前
方に向かって反射される。ハーフミラー123で反射さ
れた画像は、凹面ハーフミラー124で反射されて、再
びハーフミラー123に戻される。凹面ハーフミラー1
24から戻された画像は、ハーフミラー123を透過
し、利用者の目201の網膜に結像する。
【0017】この時、利用者が見るのは、利用者の前方
に表示される仮想的な画面202に表示される虚像であ
る。目201で見る画面202の大きさは、凹面ハーフ
ミラー124で反射した画像が目201に入射するとき
の視野角と、目201で見ている全視野角の比で感じる
ものである。本実施の形態では、視野角を30度に設定
しているので、2mの虚像距離に換算すると、52型の
大画面を見ていることになる。
【0018】また、凹面ハーフミラー124を採用した
ことにより、LCD122の画像の拡大虚像と同時に、
通常の眼で見えている外界も見ることができる。これに
より、PDA100を歩きながらでも安全に使用するこ
とができる。しかも、外界からの光の量は、外界と凹面
ハーフミラー124との間に設けられた液晶シャッター
125によって自由に調整することができる。
【0019】なお、本実施の形態では表示部120は単
眼となっているが、表示部120を複眼として眼鏡のよ
うにすることもできる。また、バックライト121を取
りはずし可能な構造としてもよい。これにより、必要に
応じて外光を利用することができるようになる。その結
果、消費電力を減らすことができる。
【0020】次に、情報処理部110の構成を詳しく説
明する。図4は、情報処理部の内部構造を示すブロック
図である。情報処理部110は、制御部112を中心に
構成されている。制御部112は、ジョグダイヤル(ダ
イヤルを回転させると選択対象の機能が変化し、そのダ
イヤルを押すことで選択対象が確定する)や操作キーで
構成される操作部111からの入力信号に従って、PD
A100全体を制御する。制御部112には、ROM(R
ead Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とか
らなる記憶部113が付随している。この記憶部113
には、制御部112が行う処理内容が記述された制御プ
ログラムや、利用者が入力した各種データ等が格納され
ている。
【0021】通信処理部115はアンテナ114が接続
されており、制御部112からの指令に従い電波による
情報通信を行う。音声処理部116は、制御部112か
らの指令に基づいて音声信号を生成しスピーカ117へ
出力するとともに、マイクロフォン118が捉えた音声
信号を制御部112へ送る。表示処理部119は、制御
部112からの画像表示指令に基づいて画像情報を生成
し、表示部120へ出力する。
【0022】このようなPDA100において、利用者
が操作部111を操作して回線接続を指示すると、制御
部112が通信処理部115を介してパソコン通信会社
のコンピュータ(以下、「ホストコンピュータ」とい
う)ヘアクセスする。アクセスが成功すると、ホストコ
ンピュータからメニュー画面の情報が返される。
【0023】そこで、利用者が操作部111を操作して
必要な情報を選択すると、その選択内容が通信処理部1
15を介してホストコンピュータへ送られる。すると、
選択内容に応じたデータが、ホストコンピュータから返
される。返信されたデータは、通信処理部115が受信
し、制御部112に渡す。
【0024】制御部112では記憶部113に格納され
た制御プログラムに基づいて受信データを処理し、表示
処理部119に送る。表示処理部119では、受信デー
タを画像情報に変換して表示部120に表示させる。表
示部120に表示される情報は、SVGAの高解像度で
ある。
【0025】また、本発明のPDA100を電話機能と
して使用する場合は、アンテナ114に着信があると、
その受信信号を通信処理部115によって増幅・周波数
変換して制御部112に送信する。制御部112では受
信信号を処理して呼び出し信号を音声処理部116に出
力する。音声処理部116は、受け取った信号に基づい
てスピーカ117から呼び出し音を鳴らす。利用者が操
作部111を操作すると、通常の会話が開始される。
【0026】以上説明したように、本発明に係るPDA
では、LCD122の表示画面を拡大した虚像を生成
し、利用者にはその虚像を見せるようにしたため、利用
者は小さなPDAを用いながら、大画面の画像を見るこ
とができる。
【0027】また、本発明のPDAは、表示部を単眼で
析り畳み可能とするとともに、画像回転機能を持ってい
て、左右どちらの目でも見ることができるようにしたた
め、PDAをコンパクト化することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、画面表
示部が表示した画像を拡大した虚像を生成し、利用者に
はその虚像を見せるようにしたため、利用者は小さな携
帯情報端末装置を用いながら大画面の画像を見ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯情報端末装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明のPDA装置を頭部に装着した状態を示
す図である。
【図3】表示部の構造を示す図である。
【図4】情報処理部の内部構造を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100…携帯情報端末装置(PDA)、110…情報処
理部、111…操作部、120…表示部、126…接眼

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型化が図られた携帯情報端末装置にお
    いて、 情報処理の内容に応じた画像情報を生成する情報処理部
    と、 前記情報処理部が生成した画像情報に基づく画像を表示
    する画像表示部、及び前記画像表示部で表示された画像
    を拡大して虚像を生成する光学部からなる表示部と、 を有することを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、眼鏡型のフレームに固定
    されていることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端
    末装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、折り畳み可能な継ぎ手に
    より、前記情報処理部に結合されていることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記情報処理部は、画像回転指令を受け
    取ると、表示すべき画像の上下が逆になるように回転し
    た画像データを生成することを特徴とする請求項1記載
    の携帯情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部は、前記虚像の光に、外界か
    ら取り込んだ光を重ね合わせることを特徴とする請求項
    1記載の携帯情報端末装置。
JP13863598A 1998-05-20 1998-05-20 携帯情報端末装置 Pending JPH11327462A (ja)

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JP13863598A JPH11327462A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 携帯情報端末装置

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JP (1) JPH11327462A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001305988A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Semiconductor Energy Lab Co Ltd ゴーグル型表示装置
JP2006092012A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Olympus Corp 携帯情報端末装置
JP5252080B2 (ja) * 2009-06-10 2013-07-31 株式会社島津製作所 頭部装着型表示装置

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US8717481B2 (en) 2009-06-10 2014-05-06 Shimadzu Corporation Head-mounted display

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