JP3096241U - レーザプリンタにおける用紙反転装置および画像形成装置における用紙反転装置 - Google Patents
レーザプリンタにおける用紙反転装置および画像形成装置における用紙反転装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数の増大を抑制しながら用紙の浮き上が
りを抑制することが可能なレーザプリンタにおける用紙
反転装置を提供する。 【解決手段】このレーザプリンタにおける用紙反転装置
は、トレイ2の隣接する2つの第1案内リブ2c間に設
けられるとともに、上部ガイド4の短手方向中央部に一
体的に設けられ、上部用紙搬送路6の用紙が一旦下方へ
沈み込んだ後、上方へ搬送される領域において、用紙の
浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブ4cを備えてい
る。また、用紙抑えリブ4cは、曲面形状の下面4d
と、トレイ2の隣接する2つの第1案内リブ2cの間の
間隔よりも小さな短手方向の幅とを有し、用紙抑えリブ
4cの両側には、所定の隙間が設けられ、トレイ2の上
面2aは、用紙抑えリブ4cの下端よりも下方に設置さ
れている。
りを抑制することが可能なレーザプリンタにおける用紙
反転装置を提供する。 【解決手段】このレーザプリンタにおける用紙反転装置
は、トレイ2の隣接する2つの第1案内リブ2c間に設
けられるとともに、上部ガイド4の短手方向中央部に一
体的に設けられ、上部用紙搬送路6の用紙が一旦下方へ
沈み込んだ後、上方へ搬送される領域において、用紙の
浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブ4cを備えてい
る。また、用紙抑えリブ4cは、曲面形状の下面4d
と、トレイ2の隣接する2つの第1案内リブ2cの間の
間隔よりも小さな短手方向の幅とを有し、用紙抑えリブ
4cの両側には、所定の隙間が設けられ、トレイ2の上
面2aは、用紙抑えリブ4cの下端よりも下方に設置さ
れている。
Description
【0001】
この考案は、レーザプリンタなどの画像形成装置における用紙反転装置に関し
、特に、用紙の浮き上がりを抑制することが可能なレーザプリンタなどの画像形
成装置における用紙反転装置に関する。
【0002】
従来、用紙の浮き上がりを抑制することが可能な種々のレーザプリンタなどの
画像形成装置における用紙反転装置が知られている(たとえば、特許文献1、特
許文献2、特許文献3および特許文献4参照)。
【0003】
上記特許文献1には、両端部に紙押さえ部を有する紙押さえアームを所定の軸
を中心に回動させるとともに、紙押さえアームの紙押さえ部により用紙の紙面を
押さえることよって、用紙の浮き上がりを抑制するようにした画像形成装置にお
ける用紙反転装置が開示されている。
【0004】
また、上記特許文献2には、一端に用紙を押さえるための用紙押さえローラを
備えた用紙押さえ部材を所定の軸を中心に回動させるとともに、用紙押さえ部材
の用紙押さえローラにより、反転後にトレイに積載された用紙の紙面を押さえる
ことによって、用紙の浮き上がりを抑制するようにした画像形成装置における用
紙反転装置が開示されている。
【0005】
また、上記特許文献3には、用紙を反転させるための反転ローラに対して用紙
を押圧する従動コロと、反転後の用紙の紙面を押さえるための下面とを備えた反
転ガイド部材を設けることによって、従動コロにより用紙を反転ローラに押圧し
て確実に反転させるとともに、反転ガイド部材の下面により反転後の用紙の紙面
を押さえて用紙のカールなどに起因する浮き上がりを抑制するようにした画像形
成装置における用紙反転装置が開示されている。
【0006】
また、上記特許文献4には、所定の軸を中心に揺動可能に設けられた浮き上り
防止部材により、反転後のカールした用紙の後端を押さえることにより、用紙の
浮き上がりを抑制するようにした画像形成装置における用紙反転装置が開示され
ている。
【0007】
図5は、従来の一例による用紙の浮き上がりを抑制することが可能なレーザプ
リンタにおける用紙反転装置を示した斜視図である。図6は、図5に示した従来
の一例による用紙反転装置およびそれを備えたレーザプリンタを模式図的に表し
た側面図である。図7は、図5に示した従来の一例によるレーザプリンタにおけ
る用紙反転装置の上部ガイドを示した斜視図である。図8は、図7に示した上部
ガイドの用紙抑え部材を取り外した状態を図7中の矢印150方向から見た側面
図である。以下、本願明細書では、画像形成装置における用紙反転装置の一例と
して、レーザプリンタにおける用紙反転装置を例にとって説明する。
【0008】
図5を参照して、従来の一例によるレーザプリンタにおける用紙反転装置では
、ベース101に樹脂製のトレイ102が図5中の矢印A方向に出し入れ可能に
装着されている。このトレイ102は、上面102aおよび下面102b(図6
参照)を有している。トレイ102の上面102aには、図5に示すように、3
つの第1案内リブ102cがトレイ102の短手方向に所定の間隔を隔てて一体
的に設けられている。また、トレイ102の上面102aには、用紙を上方へ案
内するための複数の第2案内リブ102dがトレイ102の短手方向に所定の間
隔を隔てて一体的に設けられている。
【0009】
また、ベース101には、トレイ102がベース101に装着されたときに、
トレイ102の両側にそれぞれ配置されるように、樹脂製の下部ガイド103が
取り付けられている。この下部ガイド103は、上面103aおよび下面103
b(図6参照)を有している。また、ベース101には、図5に示すように、ト
レイ102がベース101に装着されたときに、トレイ102の上方に配置され
るように、樹脂製の上部ガイド104が取り付けられている。この上部ガイド1
04には、図5および図7に示すように、4つの取り付け部104aが一体的に
設けられている。この4つの取り付け部104aは、4つのネジ(図示せず)に
よってベース101に取り付けられている。また、上部ガイド104は、図7お
よび図8に示すように、下面104bを有している。
【0010】
また、図6に示すように、ベース101の内側底面101aと、トレイ102
の下面102bと、下部ガイド103の下面103bとによって、片面が印字さ
れた用紙が搬送される下部用紙搬送路105が構成されている。また、トレイ1
02の第1案内リブ102cおよび第2案内リブ102dと、下部ガイド103
の上面103aと、上部ガイド104の下面104bとによって、反転された用
紙を搬送するための上部用紙搬送路106が構成されている。この上部用紙搬送
路106には、用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域(図6中
のBの領域)が設けられている。この領域に対応する位置には、図5〜図7に示
すように、上部ガイド104と別体に形成された用紙の浮き上がりを抑えるため
の用紙抑え部材111が上部ガイド104に取り付けられている。この用紙抑え
部材111には、2つの支持突起部111aが設けられている。用紙抑え部材1
11は、この2つの支持突起部111aを軸として、上下方向に回動可能に上部
ガイド104に対して取り付けられている。また、図6に示すように、下部用紙
搬送路105に搬送された用紙を反転して上部用紙搬送路106に搬送するため
の反転部107が、下部用紙搬送路105と上部用紙搬送路106とを接続する
ように設けられている。
【0011】
また、上部ガイド104および下部ガイド103の側方には、図5に示すよう
に、側板108が設けられている。この側板108の上部用紙搬送路106に対
応する位置には、図6に示すように、複数の用紙搬送用の駆動ローラ109が回
転可能に取り付けられている。また、側板108には、複数の駆動ローラ109
にそれぞれ対向するように、複数の従動ローラ110が配置されている。この複
数の従動ローラ110は、常に、駆動ローラ109に押圧された状態となってい
る。この状態で、駆動ローラ109と従動ローラ110との間に用紙の端部を通
過させることによって、用紙が搬送される。
【0012】
次に、図6を参照して、従来の一例によるレーザプリンタおよび用紙反転装置
の用紙搬送時の動作について説明する。まず、図6中の矢印Dに沿って、プリン
タ本体160の用紙トレイ160aから用紙が搬送される。そして、搬送された
用紙は、プリンタ本体160の印字部160bによって片面に印字が行われる。
片面に印字された用紙は、図6中の矢印Eに沿って、用紙反転装置の内部に搬送
されるとともに、下部用紙搬送路105まで搬送される。そして、用紙の端部が
反転部107の所定の箇所に到達したことが検知された後、図6中の矢印Fに沿
って、下部用紙搬送路105から反転部107を経由して上部用紙搬送路106
に用紙が搬送される。この際、用紙が反転部107を通過するので、上部用紙搬
送路106には、印字面が反転された用紙が搬送される。そして、上部用紙搬送
路106に搬送された用紙は、駆動ローラ109と従動ローラ110との間を通
過することにより、図6中の矢印F方向に搬送される。
【0013】
用紙が上部用紙搬送路106の図6中のBの領域に到達すると、用紙は一旦下
方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される。この際、用紙抑え部材111が自重によ
り用紙の上面を抑えることによって、用紙の浮き上がりが抑えられる。そして、
上部用紙搬送路106の図6中のBの領域を通過した用紙は、図6中の矢印G方
向へ搬送されることによりプリンタ本体160の内部へ戻される。その後、用紙
は、図6中の矢印D方向に沿って搬送され、プリンタ本体160の印字部160
bによって用紙の反転後の面に印字が行われる。
【0014】
また、上部用紙搬送路106において、用紙が搬送される途中で用紙詰まりが
発生した場合には、まず、図6中の矢印H方向にベース101からトレイ102
を抜き出す。そして、用紙抑え部材111を上方向へ回動させるとともに、トレ
イ102が装着されていたスペースに手を挿入して、上部用紙搬送路106に詰
まった用紙を取り除く。
【0015】
【特許文献1】
特開平5−229685号公報
【特許文献2】
特開平8−217293号公報
【特許文献3】
特開平9−58937号公報
【特許文献4】
特開平10−129943号公報
しかしながら、図5に示した従来の一例による用紙の浮き上がりを抑制するこ
とが可能なレーザプリンタにおける用紙反転装置では、用紙の浮き上がりを抑制
するために、上部ガイド104と別体に形成された用紙抑え部材111が必要に
なるという不都合がある。これにより、用紙抑え部材111の分、部品点数が増
大するという問題点があった。
【0016】
また、上記特許文献1〜4に開示された画像形成装置における用紙反転装置で
も、用紙の浮き上がりを抑制するために、別体に形成された用紙の紙面を抑える
ための部材が必要になるので、図5に示した従来の一例によるレーザプリンタに
おける用紙反転装置と同様の問題点があった。
【0017】
この考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この考
案の一つの目的は、部品点数の増大を抑制しながら用紙の浮き上がりを抑制する
ことが可能なレーザプリンタにおける用紙反転装置を提供することである。
【0018】
この考案のもう一つの目的は、上記のレーザプリンタにおける用紙反転装置に
おいて、用紙詰まりが発生するのを抑制することである。
【0019】
【課題を解決するための手段および考案の効果】
上記目的を達成するために、この考案の第1の局面におけるレーザプリンタに
おける用紙反転装置では、ベースに出し入れ可能に装着されるとともに、上面の
短手方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数の第1案内リブ、および、用紙を
上方へ案内するための第2案内リブを含むトレイと、トレイがベースに装着され
たときに、トレイの上方に配置される上部ガイドと、ベースの内側底面とトレイ
の下面とによって構成され、片面が印字された用紙が搬送される下部用紙搬送路
と、下部用紙搬送路に搬送された用紙を反転するための反転部と、トレイの第1
案内リブおよび第2案内リブと上部ガイドの下面とによって構成され、反転部に
より反転された用紙を搬送するための上部用紙搬送路とを備え、上部用紙搬送路
は、用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域を含む、レーザプリ
ンタにおける用紙反転装置において、トレイの隣接する2つの第1案内リブ間に
設けられるとともに、上部ガイドの短手方向中央部に一体的に設けられ、上部用
紙搬送路の用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域において、用
紙の浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブをさらに備え、用紙抑えリブは、曲
面形状の下面と、トレイの隣接する2つの第1案内リブの間の間隔よりも小さな
短手方向の幅とを有し、用紙抑えリブの両側には、所定の隙間が設けられ、トレ
イの上面は、用紙抑えリブの下端よりも下方に設置されている。
【0020】
この考案の第1の局面によるレーザプリンタにおける用紙反転装置では、上記
のように、用紙の浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブを上部ガイドに一体的
に設けることによって、部品点数の増大を抑制しながら用紙の浮き上がりを抑制
することができる。また、上部用紙搬送路の用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上
方へ搬送される領域に用紙抑えリブを設けることによって、用紙が搬送される角
度が急に変化することに起因して用紙の浮き上がりが生じやすいこのような領域
において、容易に、用紙の浮き上がりを抑制することができる。これにより、容
易に、用紙を上部用紙搬送路に沿って、スムーズに搬送することができる。その
結果、容易に、用紙詰まりが発生するのを抑制することができる。また、用紙抑
えリブを上部ガイドの短手方向中央部に設けるとともに、用紙抑えリブの両側に
所定の隙間を設けることによって、上部用紙搬送路で用紙詰まりが発生した場合
に、用紙抑えリブの両側に設けられた隙間を介して、容易に、詰まった用紙を取
り除くことができる。
【0021】
また、第1の局面では、用紙抑えリブの下面を曲面形状に形成することによっ
て、用紙抑えリブの下面を平面状に形成する場合よりも、用紙に対する用紙抑え
リブの接触面積を小さくすることができる。これにより、用紙の接触抵抗を小さ
くすることができる。その結果、用紙の接触抵抗の増大に起因する用紙詰まりが
発生するのを抑制することができる。また、用紙抑えリブの下面に角部を有しな
いので、搬送される用紙の紙面に用紙抑えリブの角部が擦れることによる筋状の
跡がつくのを抑制することができる。これにより、印字品質が低下するのを抑制
することができる。また、用紙抑えリブをトレイの隣接する2つの第1案内リブ
間に設けるとともに、用紙抑えリブをトレイの隣接する2つの第1案内リブの間
の間隔よりも小さな短手方向の幅を有するように形成し、トレイの上面を用紙抑
えリブの下端よりも下方に設置することによって、上部ガイドに一体的に用紙抑
えリブを設けた場合にも、ベースに対してトレイを出し入れするときに、トレイ
が用紙抑えリブに当接することによりトレイの出し入れが阻害されるのを防止す
ることができる。
【0022】
この考案の第2の局面による画像形成装置における用紙反転装置は、上面に設
けられた第1案内部材、および、用紙を上方へ案内するための第2案内部材を有
するトレイと、トレイの上方に配置される上部ガイドと、トレイの第1案内部材
および第2案内部材と上部ガイドの下面とによって構成されるとともに、用紙が
一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域を含む用紙を搬送するための用
紙搬送路と、上部ガイドに一体的に設けられるとともに、用紙搬送路の用紙が一
旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域において、用紙の浮き上がりを抑
えるための用紙抑え部材とを備えている。
【0023】
この第2の局面による画像形成装置における用紙反転装置では、上記のように
、用紙の浮き上がりを抑えるための用紙抑え部材を上部ガイドに一体的に設ける
ことによって、部品点数の増大を抑制しながら用紙の浮き上がりを抑制すること
ができる。また、用紙搬送路の用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送され
る領域に用紙抑え部材を設けることによって、用紙が搬送される角度が急に変化
することに起因して用紙の浮き上がりが生じやすいこのような領域において、容
易に、用紙の浮き上がりを抑制することができる。これにより、容易に、用紙を
用紙搬送路に沿ってスムーズに搬送することができる。その結果、容易に、用紙
詰まりが発生するのを抑制することができる。
【0024】
上記第2の局面による画像形成装置における用紙反転装置において、好ましく
は、用紙抑え部材は、上部ガイドの短手方向中央部に設けられるとともに、用紙
抑え部材の両側には、所定の隙間が設けられている。このように構成すれば、用
紙搬送路で用紙詰まりが発生した場合に、用紙抑え部材の両側に設けられた隙間
を介して、容易に、詰まった用紙を取り除くことができる。
【0025】
上記第2の局面による画像形成装置における用紙反転装置において、好ましく
は、用紙抑え部材は、曲面形状の下面を有する。このように構成すれば、用紙抑
え部材の下面を平面状に形成する場合よりも、用紙に対する用紙抑え部材の接触
面積を小さくすることができる。これにより、用紙の接触抵抗を小さくすること
ができる。その結果、用紙の接触抵抗の増大に起因する用紙詰まりが発生するの
を抑制することができる。また、用紙抑え部材の下面に角部を有しないので、搬
送される用紙の紙面に用紙抑え部材の角部が擦れることによる筋状の跡がつくの
を抑制することができる。これにより、印字品質が低下するのを抑制することが
できる。
【0026】
上記第2の局面による画像形成装置における用紙反転装置において、好ましく
は、トレイの第1案内部材は、トレイの上面の短手方向に所定の間隔を隔てて複
数設けられ、用紙抑え部材は、トレイの隣接する2つの第1案内部材間に設けら
れるとともに、トレイの隣接する2つの第1案内部材の間の間隔よりも小さな短
手方向の幅を有し、トレイの上面は、用紙抑え部材の下端よりも下方に設置され
ている。このように構成すれば、上部ガイドに一体的に用紙抑え部材を設けた場
合にも、ベースに対してトレイを出し入れするときに、トレイが用紙抑え部材に
当接することによりトレイの出し入れが阻害されるのを防止することができる。
【0027】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1は、本考案の一実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転装置を示
した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態による用紙反転装置および
それを備えたレーザプリンタを模式図的に表した側面図である。図3は、図1に
示した一実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転装置の上部ガイドを示
した斜視図である。図4は、図3に示した上部ガイドおよび図1に示したトレイ
の図3中の矢印50方向から見た側面図である。まず、図1〜図4を参照して、
本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転装置の構造について説明する
。
【0029】
本実施形態によるレーザプリンタにおける用紙反転装置では、図1に示すよう
に、ベース1に樹脂製のトレイ2が図1中の矢印A方向に出し入れ可能に装着さ
れている。このトレイ2は、上面2aおよび下面2b(図2参照)を有している
。トレイ2の上面2aには、図1に示すように、3つの第1案内リブ2cがトレ
イ2の短手方向に所定の間隔を隔てて一体的に設けられている。なお、この第1
案内リブ2cは、本考案の「第1案内部材」の一例である。また、トレイ2の上
面2aには、用紙を上方へ案内するための複数の第2案内リブ2dがトレイ2の
短手方向に所定の間隔を隔てて一体的に設けられている。なお、この第2案内リ
ブ2dは、本考案の「第2案内部材」の一例である。
【0030】
また、ベース1には、トレイ2がベース1に装着されたときに、トレイ2の両
側にそれぞれ配置されるように、樹脂製の下部ガイド3が取り付けられている。
この下部ガイド3は、上面3aおよび下面3b(図2参照)を有している。また
、ベース1には、図1に示すように、トレイ2がベース1に装着されたときに、
トレイ2の上方に配置されるように、樹脂製の上部ガイド4が取り付けられてい
る。この上部ガイド4には、図1および図3に示すように、4つの取り付け部4
aが一体的に設けられている。この4つの取り付け部4aは、4つのネジ(図示
せず)によってベース1に取り付けられている。また、上部ガイド4は、図3お
よび図4に示すように、下面4bを有している。
【0031】
また、図2に示すように、ベース1の内側底面1aと、トレイ2の下面2bと
、下部ガイド3の下面3bとによって、片面が印字された用紙が搬送される下部
用紙搬送路5が構成されている。また、トレイ2の第1案内リブ2cおよび第2
案内リブ2dと、下部ガイド3の上面3aと、上部ガイド4の下面4bとによっ
て、反転された用紙を搬送するための上部用紙搬送路6が構成されている。この
上部用紙搬送路6には、用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域
(図2中のBの領域)が設けられている。また、下部用紙搬送路5に搬送された
用紙を反転して上部用紙搬送路6に搬送するための反転部7が、下部用紙搬送路
5と上部用紙搬送路6とを接続するように設けられている。
【0032】
ここで、本実施形態では、図1〜図4に示すように、上部用紙搬送路6の用紙
が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域(図2中のBの領域)に対応
する位置に、用紙の浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブ4cが上部ガイド4
に一体的に設けられている。なお、この用紙抑えリブ4cは、本考案の「用紙抑
え部材」の一例である。
【0033】
また、本実施形態では、図4に示すように、用紙抑えリブ4cは、上部ガイド
4の短手方向中央部に設けられるとともに、用紙抑えリブ4cの両側には、手を
挿入することが可能な程度の所定の隙間(図4中のCの領域)が設けられている
。
【0034】
また、本実施形態では、図3および図4に示すように、用紙抑えリブ4cの下
面4dは、曲面形状を有するように形成されている。これにより、用紙抑えリブ
4cの用紙との接触面積が低減されている。
【0035】
また、本実施形態では、図1および図4に示すように、用紙抑えリブ4cは、
トレイ2の上面2aに設けられた隣接する2つの第1案内リブ2c間に設けられ
るとともに、トレイ2の上面2aに設けられた隣接する2つの第1案内リブ2c
の間の間隔よりも小さな短手方向の幅を有するように形成されている。また、ト
レイ2の上面2aは、用紙抑えリブ4cの下端よりも下方に設置されており、ト
レイ2の上面2aと用紙抑えリブ4cの下端との間には約3mmの間隔が設けら
れている。
【0036】
また、上部ガイド4および下部ガイド3の側方には、図1に示すように、側板
8が設けられている。この側板8の上部用紙搬送路6に対応する位置には、図2
に示すように、複数の用紙搬送用の駆動ローラ9が回転可能に取り付けられてい
る。また、側板8には、複数の駆動ローラ9にそれぞれ対向するように、複数の
従動ローラ10が配置されている。この複数の従動ローラ10は、常に、駆動ロ
ーラ9に押圧された状態となっている。この状態で、駆動ローラ9と従動ローラ
10との間に用紙の端部を通過させることによって、用紙が搬送される。
【0037】
次に、図2を参照して、本実施形態によるレーザプリンタおよび用紙反転装置
の用紙搬送時の動作について説明する。まず、図2中の矢印Dに沿って、プリン
タ本体60の用紙トレイ60aから用紙が搬送される。そして、搬送された用紙
は、プリンタ本体60の印字部60bによって片面に印字が行われる。片面に印
字された用紙は、図2中の矢印Eに沿って、用紙反転装置の内部に搬送されると
ともに、下部用紙搬送路5まで搬送される。そして、用紙の端部が反転部7の所
定の箇所に到達したことが検知された後、図2中の矢印Fに沿って、下部用紙搬
送路5から反転部7を経由して上部用紙搬送路6に用紙が搬送される。この際、
用紙が反転部7を通過するので、上部用紙搬送路6には、印字面が反転された用
紙が搬送される。そして、上部用紙搬送路6に搬送された用紙は、駆動ローラ9
と従動ローラ10との間を通過することにより、図2中の矢印F方向に搬送され
る。そして、用紙が上部用紙搬送路6の図2中のBの領域に到達すると、用紙は
一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送される。
【0038】
この際、本実施形態では、上部用紙搬送路6の図2中のBの領域に対応する位
置に設けられた用紙抑えリブ4cの下面4dが、用紙の上面に当接することによ
って用紙の浮き上がりが抑えられる。そして、上部用紙搬送路6の図2中のBの
領域を通過した用紙は、図2中の矢印G方向へ搬送されることによりプリンタ本
体60の内部へ戻される。その後、用紙は、図2中の矢印Dに沿って搬送され、
プリンタ本体60の印字部60bによって用紙の反転後の面に印字が行われる。
【0039】
また、上部用紙搬送路6において、用紙が搬送される途中で用紙詰まりが発生
した場合には、まず、図2中の矢印H方向にベース1からトレイ2を抜き出す。
この際、本実施形態では、トレイ2が装着されていたスペースに手を挿入すると
ともに、上部トレイ2の用紙抑えリブ4cの両側に設けられた所定の隙間(図4
中のCの領域)を介して、上部用紙搬送路6に詰まった用紙を取り除く。
【0040】
本実施形態では、上記のように、用紙を抑えるための用紙抑えリブ4cを上部
ガイド4に一体的に設けることによって、部品点数の増大を抑制しながら用紙の
浮き上がりを抑制することができる。また、上部用紙搬送路6の用紙が一旦下方
へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域に用紙抑えリブ4cを設けることによっ
て、用紙が搬送される角度が急に変化することに起因して用紙の浮き上がりが生
じやすいこのような領域において、容易に、用紙の浮き上がりを抑制することが
できる。これにより、容易に、用紙を上部用紙搬送路6に沿って、スムーズに搬
送することができる。その結果、容易に、用紙詰まりが発生するのを抑制するこ
とができる。
【0041】
また、本実施形態では、用紙抑えリブ4cを上部ガイド4の短手方向中央部に
設けるとともに、用紙抑えリブ4cの両側に所定の隙間を設けることによって、
上部用紙搬送路6で用紙詰まりが発生した場合に、用紙抑えリブ4cの両側に設
けられた隙間を介して、容易に、詰まった用紙を取り除くことができる。
【0042】
また、本実施形態では、用紙抑えリブ4cの下面4dを曲面形状に形成するこ
とによって、用紙抑えリブ4cの下面4dを平面状に形成する場合よりも、用紙
に対する用紙抑えリブ4cの接触面積を小さくすることができる。これにより、
用紙の接触抵抗を小さくすることができる。その結果、用紙の接触抵抗の増大に
起因する用紙詰まりが発生するのを抑制することができる。また、用紙抑えリブ
4cの下面4dに角部を有しないので、搬送される用紙の紙面に用紙抑えリブ4
cの角部が擦れることによる筋状の跡がつくのを抑制することができる。これに
より、印字品質が低下するのを抑制することができる。
【0043】
また、本実施形態では、用紙抑えリブ4cをトレイ2の隣接する2つの第1案
内リブ2c間に設けるとともに、用紙抑えリブ4cをトレイ2の隣接する2つの
第1案内リブ2cの間の間隔よりも小さな短手方向の幅を有するように形成し、
トレイ2の上面2aを用紙抑えリブ4cの下端よりも下方に設置することによっ
て、上部ガイド4に一体的に用紙抑えリブ4cを設けた場合にも、ベース1に対
してトレイ2を出し入れするときに、トレイ2が用紙抑えリブ4cに当接するこ
とによりトレイ2の出し入れが阻害されるのを防止することができる。
【0044】
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なもので
はないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した実施形態の説明では
なく実用新案登録請求の範囲によって示され、さらに実用新案登録請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0045】
たとえば、上記実施形態では、用紙抑えリブ4cの下面4dを曲面形状に形成
したが、本考案はこれに限らず、曲面形状以外の他の形状に形成しても良い。す
なわち、用紙抑えリブ4cの下面4dを平面形状や角部をなくした面取り形状な
どに形成したり、用紙抑えリブ4cを箱形などの形状に形成しても良い。
【0046】
また、上記実施形態では、用紙抑えリブ4cを上部ガイド4の短手方向中央部
に設けるとともに、用紙抑えリブ4cの両側に所定の隙間を設けるようにしたが
、本考案はこれに限らず、用紙抑えリブ4cを上部ガイド4の短手方向全体に渡
って設けるとともに、用紙抑えリブ4cの両側に所定の隙間を設けなくても良い
。
【図1】本考案の一実施形態によるレーザプリンタにお
ける用紙反転装置を示した斜視図である。
ける用紙反転装置を示した斜視図である。
【図2】図1に示した一実施形態による用紙反転装置お
よびそれを備えたレーザプリンタを模式図的に表した側
面図である。
よびそれを備えたレーザプリンタを模式図的に表した側
面図である。
【図3】図1に示した一実施形態によるレーザプリンタ
における用紙反転装置の上部ガイドを示した斜視図であ
る。
における用紙反転装置の上部ガイドを示した斜視図であ
る。
【図4】図3に示した上部ガイドおよび図1に示したト
レイの図3中の矢印50方向から見た側面図である。
レイの図3中の矢印50方向から見た側面図である。
【図5】従来の一例による用紙の浮き上がりを抑制する
ことが可能なレーザプリンタにおける用紙反転装置を示
した斜視図である。
ことが可能なレーザプリンタにおける用紙反転装置を示
した斜視図である。
【図6】図5に示した従来の一例による用紙反転装置お
よびそれを備えたレーザプリンタを模式図的に表した側
面図である。
よびそれを備えたレーザプリンタを模式図的に表した側
面図である。
【図7】図5に示した従来の一例によるレーザプリンタ
における用紙反転装置の上部ガイドを示した斜視図であ
る。
における用紙反転装置の上部ガイドを示した斜視図であ
る。
【図8】図7に示した上部ガイドの用紙抑え部材を取り
外した状態を図7中の矢印150方向から見た側面図で
ある。
外した状態を図7中の矢印150方向から見た側面図で
ある。
1 ベース
1a 内側底面
2 トレイ
2a 上面
2b 下面
2c 第1案内リブ(第1案内部材)
2d 第2案内リブ(第2案内部材)
4 上部ガイド
4b 下面
4c 用紙抑えリブ(用紙抑え部材)
4d 下面
5 下部用紙搬送路
6 上部用紙搬送路
7 反転部
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースに出し入れ可能に装着されるとと
もに、上面の短手方向に所定の間隔を隔てて設けられた
複数の第1案内リブ、および、用紙を上方へ案内するた
めの第2案内リブを含むトレイと、前記トレイが前記ベ
ースに装着されたときに、前記トレイの上方に配置され
る上部ガイドと、前記ベースの内側底面と前記トレイの
下面とによって構成され、片面が印字された用紙が搬送
される下部用紙搬送路と、前記下部用紙搬送路に搬送さ
れた前記用紙を反転するための反転部と、前記トレイの
前記第1案内リブおよび前記第2案内リブと前記上部ガ
イドの下面とによって構成され、前記反転部により反転
された前記用紙を搬送するための上部用紙搬送路とを備
え、前記上部用紙搬送路は、前記用紙が一旦下方へ沈み
込んだ後、上方へ搬送される領域を含む、レーザプリン
タにおける用紙反転装置において、 前記トレイの隣接する2つの第1案内リブ間に設けられ
るとともに、前記上部ガイドの短手方向中央部に一体的
に設けられ、前記上部用紙搬送路の前記用紙が一旦下方
へ沈み込んだ後、上方へ搬送される領域において、前記
用紙の浮き上がりを抑えるための用紙抑えリブをさらに
備え、 前記用紙抑えリブは、曲面形状の下面と、前記トレイの
隣接する2つの第1案内リブの間の間隔よりも小さな短
手方向の幅とを有し、 前記用紙抑えリブの両側には、所定の隙間が設けられ、 前記トレイの上面は、前記用紙抑えリブの下端よりも下
方に設置されている、レーザプリンタにおける用紙反転
装置。 - 【請求項2】 上面に設けられた第1案内部材、およ
び、用紙を上方へ案内するための第2案内部材を有する
トレイと、 前記トレイの上方に配置される上部ガイドと、 前記トレイの前記第1案内部材および前記第2案内部材
と前記上部ガイドの下面とによって構成されるととも
に、前記用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ搬送さ
れる領域を含む用紙を搬送するための用紙搬送路と、 前記上部ガイドに一体的に設けられるとともに、前記用
紙搬送路の前記用紙が一旦下方へ沈み込んだ後、上方へ
搬送される領域において、前記用紙の浮き上がりを抑え
るための用紙抑え部材とを備えた、画像形成装置におけ
る用紙反転装置。 - 【請求項3】 前記用紙抑え部材は、前記上部ガイドの
短手方向中央部に設けられるとともに、前記用紙抑え部
材の両側には、所定の隙間が設けられている、請求項2
に記載の画像形成装置における用紙反転装置。 - 【請求項4】 前記用紙抑え部材は、曲面形状の下面を
有する、請求項2または3に記載の画像形成装置におけ
る用紙反転装置。 - 【請求項5】 前記トレイの第1案内部材は、前記トレ
イの上面の短手方向に所定の間隔を隔てて複数設けら
れ、 前記用紙抑え部材は、前記トレイの隣接する2つの第1
案内部材間に設けられるとともに、前記トレイの隣接す
る2つの第1案内部材の間の間隔よりも小さな短手方向
の幅を有し、 前記トレイの上面は、前記用紙抑え部材の下端よりも下
方に設置されている、請求項2〜4のいずれか1項に記
載の画像形成装置における用紙反転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001066U JP3096241U (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | レーザプリンタにおける用紙反転装置および画像形成装置における用紙反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001066U JP3096241U (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | レーザプリンタにおける用紙反転装置および画像形成装置における用紙反転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3096241U true JP3096241U (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=43250128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003001066U Expired - Fee Related JP3096241U (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | レーザプリンタにおける用紙反転装置および画像形成装置における用紙反転装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3096241U (ja) |
-
2003
- 2003-03-04 JP JP2003001066U patent/JP3096241U/ja not_active Expired - Fee Related
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