JP3096200U - イオン導入器の先端処置具 - Google Patents

イオン導入器の先端処置具

Info

Publication number
JP3096200U
JP3096200U JP2003000999U JP2003000999U JP3096200U JP 3096200 U JP3096200 U JP 3096200U JP 2003000999 U JP2003000999 U JP 2003000999U JP 2003000999 U JP2003000999 U JP 2003000999U JP 3096200 U JP3096200 U JP 3096200U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
skin
contact
shape
distal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003000999U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 太田
Original Assignee
株式会社ルイズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ルイズ filed Critical 株式会社ルイズ
Priority to JP2003000999U priority Critical patent/JP3096200U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096200U publication Critical patent/JP3096200U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被施術者である患者における施術部位の皮膚
内への侵入自体が著しく困難となる形状のものとして誤
ってでも医療行為を行うことができないようにするので
あり、また施術による美顔、美肌も効率的に実施できる
ようにする。 【解決手段】 施術部位の皮膚にイオンを導入させるよ
う、イオン導入器1の導入器本体2に固定支持される先
端処置具5であって、施術部位に接触する先端部に、施
術部位に当接状に接触する幅広状の処置当接部7を形成
する。また、先端処置具5自体は、導入器本体2内部の
先端部分に固定支持させる固定支持部6を後端部に有
し、先端に行くに従い次第に狭幅となり、かつ後端部側
に行くに従い次第に狭幅となる平面から見てほぼ菱形状
を呈する処置当接部7を先端部に有すると共に、側面か
ら見てく字状に折曲している線材にて形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は美顔処置例えば顔面におけるシミ等を除去すべく、そのシミ部位に イオンを導入することで当該部分の新陳代謝を促進し、皮膚外表面に色素沈着成 分を排出させたり、脱毛処理を行ったりするに際し、皮膚内にニードル部を侵入 させることなく処置できるようにしたイオン導入器の先端処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から美肌器、美顔器等として超音波振動を皮膚に付与して、あるいはイオ ン導入の利用で薬効成分を効率的に皮膚内に浸透、吸収させるようにして、例え ばシミ、ソバカス、色素沈着、尋常性挫瘡更には火傷痕等を治療すること等が行 われている。また、レーザー方法によって皮膚表面の脱毛処理も行っており、こ れらの処置のためのイオン導入器におけるイオンの皮膚内への導入部である先端 処置具は、その効率的なイオン導入を図るためにニードル状に形成されている。
【0003】 そしてこれらのイオン導入器は一般的にいわゆるエステティックサロン、美顔 サロン等と称されている美顔・痩身施術施設等で使用され、それらの施術者によ って所定の薬液を塗布した被施術者の顔面、皮膚面その他に直接に実施され、そ の施術部位を活性化することで所定の処置を施している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこうした美顔・痩身施術施設内で実際に実施されるに際し、それらの 施術者はイオン導入器におけるニードル状の先端処置具を施術者の顔面、皮膚面 等に押し当てて施術するとき、その先端処置具自体を皮膚内に突き入れてしまう こともあった。そうすると人体内への治療具の直接的な侵入となって、医療行為 に該当することになり、その施術自体が医師法違反に問われる可能性が生じ得る のである。
【0005】 しかもこのような美顔・痩身施術施設における多くの一般美容部員等は、施術 の際に医師法違反に問われる治療行為であることの認識を欠いていることがあり 、またその先端処置具を使用した施術による皮膚内への侵入に起因して不用意に 被施術者の患部を逆に悪化させてしまうこともあった。
【0006】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、イ オン導入器自体が備えている先端処置具の形状に改良を施し、被施術者である患 者における施術部位の皮膚内への侵入自体が著しく困難となる形状のものとなる ようにすることで誤ってでも医療行為を行うことができないようにするのであり 、また施術による美顔、美肌も効率的に実施できるようにしたイオン導入器の先 端処置具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、施術部位の皮膚にイオン を導入させるよう、イオン導入器1の導入器本体2に固定支持される先端処置具 5であって、施術部位に接触する先端部に、施術部位に当接状に接触する幅広状 の処置当接部7を形成したものである。 また、より具体的には、先端処置具5自体は、導入器本体2内部の先端部分に 固定支持させる固定支持部6を後端部に有し、先端に行くに従い次第に狭幅とな り、かつ後端部側に行くに従い次第に狭幅となる平面から見てほぼ菱形状を呈す る処置当接部7を先端部に有すると共に、側面から見てく字状に折曲している線 材にて形成することができる。
【0008】 以上のように構成されたこの考案に係るイオン導入器の先端処置具にあって、 平面から見てほぼ菱形状を呈する処置当接部7は、その先端部分が人体の施術部 位に接触することがあっても、その皮膚内には突き入れ状に侵入されることなく 、常時、接触状態を維持させる。 菱形状の幅広な面となっている処置当接部7は、施術部位にその面で当接状で 接触するとき、予め塗布された所定の薬液と共に幅広い施術部位面にイオンを導 入させ、効率的に処置させ、く字状に折曲されていることで施術部位に対するイ オン導入器1の施術態勢を安定化させる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照してこの考案の一実施の形態を説明すると、図において示され る符号1はイオン導入器であり、例えば施術者の手指等によって握持可能となる 大きさに形成された導入器本体2と、図4に示すように人体に導入させるイオン を生成するイオン生成器10におけるマイナス端子部11に挿脱自在に電気的に 接続される接続端子4が連繋されたケーブル3と、このケーブル3に接続され、 導入器本体2の先端に固定されるこの考案に係る導電性素材にて形成された先端 処置具(イオン導入電極)5とを備えている。
【0010】 導入器本体2自体は、手指等によって握持可能なように例えば外径が20mm 程度、長さが120mm程度の円筒状に形成され、先端部分は先端に行くに従い 先細状となる裁頭円錐形に形成されている。この導入器本体2の後端部分に引き 入れられるケーブル3は導入器本体2内で適宜に固定され、またケーブル3に接 続された先端処置具5が先端部分内で適宜に固定支持されることで、ケーブル3 、先端処置具5夫々は導入器本体2内で電気的に接続された連結状態でしっかり と保持されている。
【0011】 先端処置具5自体は、導入器本体2内部の先端部分に固定支持させるようにし たほぼL字状に折曲した固定支持部6を後端部に有し、先端に行くに従い次第に 狭幅となり、かつ後端部側に行くに従い次第に狭幅となる平面から見てほぼ菱形 状を呈する処置当接部7を先端部に有すると共に、側面から見てく字状に折曲し ている所定径例えば1.8mm程度の直径の線材にて形成されている。処置当接 部7自体は、素材となる線材自体にその一部を圧潰することでその最大幅員部分 が例えば3mm程度となるように形成されており、その先端自体は鋭利なものと されずに、この先端自体が人体の皮膚面を擦るようなことがあっても皮膚面を損 傷せず、また皮膚内には侵入することがないようなやや丸みを帯びたものとなっ ている。
【0012】 なおイオン生成器10自体はイオン導入器1を接続する前記のマイナス端子部 11、被施術者である人体に接触されるプラスケーブル13を挿脱自在に接続す るプラス端子部12夫々を備え、またON−OFFのためのスイッチ、イオン生 成量を制御する制御ダイヤル、各種のパイロットランプその他を備えている。そ して直流電気の通電によってイオンが生成され、イオン導入器1の先端処置具5 を施術部位に接触させる一方、プラスケーブル13端を被施術者が握持する等し て人体を導電体とすることにより人体の施術部位にイオンを導入させるようにな っている。
【0013】 この考案は以上のように構成されており、これの使用の一例を次に説明するに 、図4に示すようにイオン生成器10からのプラス側の極性となるプラスケーブ ル13端を被施術者に握持させておき、マイナス側の極性となるイオン導入器1 の先端である先端処置具5を、予め所定の薬液を塗布させた施術部位に接触させ ることで施術部位にイオンを導入させるのである。このイオン導入に際し、先端 処置具5の先端は人体の皮膚内に突き入れ侵入することなく、その処置当接部7 によってその先端にてあるいは幅広状となっている全面にて施術部位に当接させ ることでイオンを導入させるのである。
【0014】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されているために、イオン導入によるシミ、ソバ カス等の皮膚からの除去、脱毛処理等によって美顔、美肌となる施術を行うに際 し、そのイオン導入器1における人体皮膚面に直接に接触するこの考案に係る先 端処置具5によれば、施術部位に単に接触することしかできなから、人体皮膚内 に突き入れられることはなく、医療行為に相当するような施術が実施されること はなく、施術者は安心して、また被施術者にとっては安全に処置を受けることが できるのである。
【0015】 すなわちこれはこの考案において、施術部位の皮膚にイオンを導入させるよう 、イオン導入器1の導入器本体2に固定支持されるものとし、施術部位に接触す る先端部に、施術部位に当接状に接触する幅広状の処置当接部7を形成したから であり、これによって、施術部位に対する非侵襲性を保証し、施術時に違法とな るような医療行為を実施する余地がなくなり、施術者、非施術者両者で安全に、 安心して所定の処置を行うことができる。
【0016】 また菱形で幅広状の処置当接部7を備えていることで、施術部位にその面で当 接状で接触するものとなり、予め施術部位に塗布された所定の薬液と共に幅広い 施術部位面にイオンを導入させることができる。
【0017】 更には側面から見てく字状に折曲されているから、施術部位を効率的に処置さ せることが可能となるばかりでなく、施術部位に対するイオン導入器1の施術態 勢を安定化させることができ、迅速な処置をも可能にするのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施の形態を示す一部を省略した
斜視図である。
【図2】同じく一部切欠正面図である。
【図3】同じく一部切欠側面図である。
【図4】同じくイオン導入器の使用状態における概略斜
視図である。
【符号の説明】
1…イオン導入器 2…導入器本体 3…ケーブル 4…接続端子 5…先端処置具 6…固定支持部 7…処置当接部 10…イオン生成器 11…マイナス
端子部 12…プラス端子 13…プラスケ
ーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施術部位の皮膚にイオンを導入させるよ
    う、イオン導入器の導入器本体に固定支持される先端処
    置具であって、施術部位に接触する先端部に、施術部位
    に当接状に接触する幅広状の処置当接部を形成したこと
    を特徴とするイオン導入器の先端処置具。
  2. 【請求項2】 先端処置具自体は、導入器本体内部の先
    端部分に固定支持させる固定支持部を後端部に有し、先
    端に行くに従い次第に狭幅となり、かつ後端部側に行く
    に従い次第に狭幅となる平面から見てほぼ菱形状を呈す
    る処置当接部を先端部に有すると共に、側面から見てく
    字状に折曲している線材にて形成してある請求項1に記
    載のイオン導入器の先端処置具。
JP2003000999U 2003-02-28 2003-02-28 イオン導入器の先端処置具 Expired - Fee Related JP3096200U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000999U JP3096200U (ja) 2003-02-28 2003-02-28 イオン導入器の先端処置具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000999U JP3096200U (ja) 2003-02-28 2003-02-28 イオン導入器の先端処置具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096200U true JP3096200U (ja) 2003-09-05

Family

ID=43250088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003000999U Expired - Fee Related JP3096200U (ja) 2003-02-28 2003-02-28 イオン導入器の先端処置具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096200U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720298U (ja) * 1993-09-24 1995-04-11 本田技研工業株式会社 フィルムカッター
JP2008161243A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jin-Shiung Tsai イオン美容機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720298U (ja) * 1993-09-24 1995-04-11 本田技研工業株式会社 フィルムカッター
JP2008161243A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jin-Shiung Tsai イオン美容機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102073947B1 (ko) 마스크 팩용 전류 콘트롤러
JP4216073B2 (ja) 改善された薬物配給および診断用サンプリングのための組織電気穿孔法
US8251986B2 (en) Method of destroying tissue cells by eletroporation
US20070239152A1 (en) Electrolytic depilation device
US5324287A (en) Needle and therapeutic device for stimulating specific points of the body
DE60203641D1 (de) Verfahren und vorrichtung zur elektrischen stimulation von gewebe
CA3115521A1 (en) Treatment of dermal glands by the application of non-thermal energy
CN104324446A (zh) 大鼠颅脑电刺激装置及其电极固定座
JPS58185111A (ja) 皮膚トリ−ト方法および装置
RU2720405C1 (ru) Устройство для выполнения процедуры внедрения нити
JP3096200U (ja) イオン導入器の先端処置具
RU2537761C2 (ru) Ушной клипс с контактом
KR101166587B1 (ko) 모발로의 유효성분의 이온도입 및 원적외선 부여트리트먼트 장치
CN204798634U (zh) 大鼠颅脑电刺激装置及其电极固定座
JP3127930U (ja) ヘアーブラシ
JP4530211B2 (ja) 毛髪への有効成分のイオン導入及び遠赤外線付与トリートメント装置
US6039746A (en) Patch electrolysis system and method for removing hair from skin
JP3048554U (ja) 指圧器具
JP3179288U (ja) 指圧用ロッド
KR101946875B1 (ko) 휴대형 플라즈마피부치료기
KR200327465Y1 (ko) 한방 침
CN214679671U (zh) 一种可调式皮肤微电流针筒结构
JP3131119U (ja) 電子式美容装置
CN210078610U (zh) 一种全息头疗驻颜术用的头疗面息仪
CN217339339U (zh) 一种具有平纹针的理疗装置

Legal Events

Date Code Title Description
A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20041014

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees