JP3095981U - 人工肛門用装具 - Google Patents

人工肛門用装具

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JP3095981U JP2003000754U JP2003000754U JP3095981U JP 3095981 U JP3095981 U JP 3095981U JP 2003000754 U JP2003000754 U JP 2003000754U JP 2003000754 U JP2003000754 U JP 2003000754U JP 3095981 U JP3095981 U JP 3095981U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、便が漏出せず臭気が無いために交換
日数が長く、利用者の経済的な負担を減らすことができ
る人肛門用装具を提供する。 【解決手段】人肛門用のパウチ2の上部中央部に、円
形の開口部5を形成し、この開口部5の周囲に凹状リン
グ4を取り付け、この凹状リング4に人肛門用の面板
11の凸状リング11dを嵌合する。また、吸水性を有
する吸水ガイド3を、パウチ2を面板11に装着する前
に、開口部5から挿入してパウチ2内に装填し、吸水ガ
イド3を止め具7でパウチ2に挟持して固定する。さら
に、ガス排気チューブ9をパウチ2の下部に取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人工肛門からの排泄物を溜める人口肛門用装具と人口肛門用装具に 用いる人口肛門用面板の接着力再生材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、底部が開口した底部開口型と、袋状の閉塞型の二種類の人口肛門用パ ウチを有する人口肛門用装具がある。この二種類の人口肛門用パウチのそれぞれ の上部には、人体内のガスを排気するためのガス排気チューブが装着されたもの もある。また、人口肛門用パウチに装着された人口肛門用面板と人口肛門部の皮 膚との接着には、皮膚保護剤が併用されている。尚、以下、人口肛門用面板を面 板、人口肛門用パウチをパウチと記載する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図9は、底部開口型のパウチを備えた従来の人工肛門用装具の一実施例を示す 説明図、図10は、底部閉塞型のパウチを備えた従来の人工肛門用装具の一実施 例を示す説明図である。図9、図10に示すように、人口肛門用装具101、2 01は、パウチ102、202が装着された面板111、211の円形のプレー ト111a、211aの中央部に開口された透孔111b、211bが、人口肛 門16aの位置に対応するように貼着されることにより、人体16に取り付けら れる。また、人体16内のガス17a排気用のガス排気チューブ109、209 は、その端部が人体16に着装されたベルト19などに挟着される。このように して人体16に装着された人口肛門用装具101、201に、便17やガス17 aなどの人体16内の排泄物が溜められる。
【0004】 従来技術では、人体16を動かしたり、人体16を横にしたりすると、人口肛 門用のパウチ102、202内に排泄された便17がパウチ102、202内で 飛散し、人工肛門16aと対応する位置に接続されたプレート111a、211 aの透孔111b、211bに付着して、この透孔111b、211bからパウ チ102、202外に漏出し、面板111、211のプレート111b、211 bや保護シート111c、211cの接着面を濡らして、この接着面の接着力を 劣化させる。また、便17がパウチ102、202外に漏出することにより、便 17の臭気も周囲に漏れてしまう。
【0005】 また、前記のようにパウチ102、202内で飛散した便17がパウチ102 、202上部に取り付けられたチューブ固定具108、208近傍に付着すると 、ガス排気チューブ109、209内が便17で詰り、ガス17aがうまく排気 できなくなる。さらに、パウチ102、202は、薄い樹脂シートなどで形成さ れているため、硬いものや魚の骨などのような尖形状のものが便に混入している と、容易に傷つき破損する。このような理由により、人口肛門用装具101、2 01は数日間で交換しなければならず、その利用者にとっては、経済的に非常に 大きな負担であるという問題があった。
【0006】 さらに、軟便や水様便などが、前記のように飛散してパウチ102上部にも付 着すると、図9に示すように、便の粘性や液体成分の表面張力により袋状のパウ チ102上部の表面材102aと裏面材102bが密着されるため、ガス17a は、パウチ102の上部に上昇できず、排泄された便17に押し下げられてパウ チ102下部に溜まっていき、ガス17aの排気がうまく行われないという問題 があった。
【0007】 また、従来の人口肛門用装具101、201は、面板111、211のプレー ト111a、211aや皮膚保護シート111c、211cの接着面の接着力が 弱い場合、又は使用中に接着力が劣化した場合には、高価な皮膚接着剤が併用さ れる。しかし、この皮膚接着剤を併用しても、数日で交換しなければならず、利 用者にとっては、経済的に非常に大きな負担であるという問題があった。
【0008】 本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、便が漏出せず 臭気が無いために交換日数が長くなり、利用者の経済的な負担を減らすことがで きる人口肛門用装具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の人口肛門用装具は、人口肛門用面板と人口肛門用パウチを 有し、人工肛門に取り付けて人体内からの排泄物を溜める人口肛門用装具であっ て、前記人口肛門用パウチ内に吸水性を有する吸水ガイドを装填したことを第1 の特徴とする。
【0010】 次に、人口肛門用面板と人口肛門用パウチを有し、人工肛門に取り付けて人体 内からの排泄物を溜める人口肛門用装具であって、前記人口肛門用パウチの下部 にガス排気チューブを装着したことを第2の特徴とする。
【0011】 そして、請求項2記載の人口肛門用装具において、前記人口肛門用パウチの下 部に、前記ガス排気チューブの一端部が挿通されたチューブ固定具を取り付けた ことを第3の特徴とする。
【0012】 また、請求項2記載の人口肛門用装具において、前記人口肛門用パウチ底部の 開口部に挿入された前記ガス排気チューブの一端部を、前記開口部と一体に接着 したこと第4の特徴とする。
【0013】 さらに、人口肛門用面板の接着面の接着力再生材であって、両面接着テープを 台紙に貼着させたことを第5の特徴とする。
【0014】 また、人口肛門用面板であって、接着面に両面接着テープを貼着したことを第 6の特徴とする。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。本実施 例では、底部が開口型で、パウチと面板が着脱可能な人口肛門用装具を例にとり 説明する。
【0016】 図1は本考案に係る人口肛門用装具の正面図を示す。図2はその裏面図、図 3はその右側面と面板を示す説明図である。図1、図2、図3に示すように、本 考案に係る人口肛門用装具1は、人口肛門用のパウチ2の上部略中央部に、円形 の開口部5と、この開口部5の周囲に取り付けられた凹状リング4と、この凹状 リング4に嵌合された面板11(図2では図示しない)と、パウチ2を面板11 に装着する前に開口部5から挿入され、パウチ2内に装填された吸水性を有する 吸水ガイド3と、この吸水ガイド3をパウチ2に挟持して固定する止め具7と、 人工肛門から排気される人体内のガスを、パウチ2内空間を介して外部に排気す るためのガス排気チューブ9とからなっている。
【0017】 パウチ2は、透明な樹脂シートなどで形成された表面材2aと裏面材2bとを 袋状に貼り合わせたもので、一般に市販されているものであり、裏面材2bの上 部略中央部には、凹状リング4が固着された円形の開口部5が開口され、底部に は、表面材2aと裏面材2bが貼り合わされずに、底部開口部2cが開口されて いる。凹状リング4の外周側縁には、中央部に透孔を有する舌片6が突設されて おり、面板11からパウチ2を取り外す際に、面板11を押えながらこの舌片6 を引張ると、容易に取り外しができる。尚、人体内の排泄物をパウチ2内に溜め る場合は、排泄物が漏出するのを防ぐために、底部開口部2c近傍の表面材2a と裏面材2bがクリップなどの止め具7aで挟持され、底部開口部2cは閉塞さ れている。
【0018】 吸水ガイド3は、吸水性且つ水溶性を有する衛生管理された市販紙で、幾重に も巻かれた筒状に形成されてパウチ2内に装填されており、パウチ2の中央部で クリップなどで形成された止め具7により、表面材2aと裏面材2bと共に挟持 されている。人口肛門から排泄されパウチ2内に溜められた便は、この吸水ガイ ドで殆ど吸着され、パウチ2内での飛散が低減される。このため、開口部5近傍 に付着した便が、人工肛門との接続部であるプレート11aの略中央部の透孔1 1bから漏出して、プレート11aや皮膚保護シート11cの接着面を濡らすこ とも低減される。また、便に混入した硬いものや魚の骨などのような尖形状のも のも、便と共に吸水ガイド3に吸着されるため、表面材2aや裏面材2bの破損 も低減される。このため、人口肛門用装具1を頻繁に交換しなくてもよく、利用 者の経済的な負担を軽減することができる。尚、吸水ガイド3は、その開口部が パウチ2開口部5に係止されて固定されるように形成されてもよい。また、本実 施例では、吸水ガイド3の開口部は、パウチ2の開口部5と隙間なく取り付けら れるているが、多少隙間が空いていても実使用上は問題ない。
【0019】 パウチ2の表面材2aの下部には、ガス排気チューブ9が挿通されたチューブ 固定具8が取り付けられ、チューブ固定具8裏面のチューブ孔に対応した位置に 、ガス通気孔9aが開口されている。このガス排気チューブ9の一端は、チュー ブ固定具8内を挿通されてガス通気孔9aに接続され、他端のガス排気孔9bに は、市販品のナイロンプッシュリベットで形成された開閉栓10が装着されてい る。この開閉栓10を開放することで、パウチ2内に溜められた人体内のガスを 、パウチ2とガス排気チューブ9を介して人体外に排気することができる。
【0020】 このように、ガス排気チューブ9をパウチ2の下部に取り付けたことにより、 人口肛門用装具1を使用する際に、ガス通気孔9aが人口肛門からの便取り入れ 口となる開口部5から遠くなることで、便による詰りを低減できる。このため、 人口肛門用装具1の交換日数を長くすることができ、利用者の経済的な負担を軽 減することができる。本実施例では、吸水ガイド3をパウチ内2に充填し、ガス 排気チューブ9をパウチ2の下部に取り付けたことにより、従来のパウチ2の交 換日数が、約4日から約1ヶ月以上に改善された。また、面板11の交換日数は 、従来の約4日から約15日に改善された。尚、この期間、パウチ2に排泄され た便がパウチ2外に漏出しないので、便の臭気が周囲に漏れることもない。
【0021】 図3(a)は面板11の平面図、図3(b)はその裏面図、図3(c)はその 正面図、図3(d)は図3(a)のA−A線断面図、図3(e)は図1の右側面 図である。図3(a)乃至図3(d)に示すように、面板11は、円形で中央部 に人口肛門と同程度の大きさの透孔11bを有するプレート11a表面に、中央 部がプレート11aの大きさと同程度に開口された略正方形の皮膚保護シート1 1cと、内周縁に環状凸起部11eが立設された凸状リング11dとが重合して 被着されている。図3(e)に示すように、凸状リング11dに立設されている 環状凸起部11eは、パウチ2の凹状リング4外周縁に形成された環状凹溝部4 bと嵌合され、さらに、この凹状溝に形成された係止突条4a(図2参照)によ って係止されることにより、面板11はパウチ2に固定される。
【0022】 プレート11aの裏面には、皮膚接着剤(図示しない)と剥離紙15bが重合 して貼着され、同様に、皮膚保護シート11cの裏面には、皮膚接着剤(図示し ない)と剥離紙15aが重合して貼着されている。剥離紙15aは、人指等で容 易に剥せるように切れ目が入れてある。
【0023】 図4は、図3で示した面板11のプレート11aや皮膚保護シート11cの接 着面の接着力が劣化した場合に用いる接着力再生材の一実施例を示す説明図であ る。図4(a)は再生材18の平面図、図4(b)は、図4(a)の正面図であ る。図4(a)、図4(b)に示すように、再生材18は、台紙18a上面に、 剥離紙12aを上面に有する両面接着テープ12の接着面を貼着したものであり 、剥離紙12a上面には、直径が異なる複数の同心円18bが描かれたガイド紙 18cが貼着されている。
【0024】 図5は、図4の再生材18の使用方法と作用の一実施例を示す説明図である。 本実施例では、面板11のプレート11aの接着力再生方法と作用について説明 する。面板11のプレート11aの接着面の接着力が劣化した場合は、まず、再 生材18の同心円18bを利用して、プレート11aと同等の大きさに、再生材 18をガイド紙18c、両面接着テープ12、剥離紙12aと一体に切り取る。 この際、再生材18の略中心部も、プレート11aの透孔11bの大きさに対応 させて切り取っておく。次に、切り取った再生材18上の剥離紙12aとガイド 紙18cを剥し、図5(a)に示すように、プレート11aの裏面と再生材18 表面に露出した両面接着テープ12の接着面を密着させる。そして、図5(b) に示すように、密着させたプレート11aと再生材18を離反させると、プレー ト11aの裏面に両面接着テープ12が貼着され、プレート11a裏面の接着力 が再生されることになる。本実施例では、再生後の面板11の交換日数は、従来 の皮膚保護剤の約4日から約7日に改善された。尚、皮膚保護シート11cの接 着面の接着力を、プレート11aと一体に再生する場合は、再生材18を皮膚保 護シート11cの大きさに合わせて切り取ればよい。
【0025】 尚、ガイド紙18cは、ハサミなどで切り取りやすいような薄い紙や樹脂フィ ルムなどが好ましい。また、ガイド紙18cを設けずに、剥離紙12a上に、直 接同心円18bを描いてもよい。
【0026】 図6は、接着力を再生する面板の一実施例を示す説明図である。図6(a)は 接着力が再生された面板11の平面図、図6(b)はその裏面図、図6(c)は 、その正面図である。図6(a)、図6(b)、図6(c)に示すように、皮膚 接着剤の接着力が劣化したプレート11aの裏面と皮膚保護シート11cの裏面 に、それぞれの大きさに対応させて切り取った両面接着テープ13、14の接着 面を貼着する。両面接着テープ13、14の下面には、それぞれ剥離紙13a、 14aが貼着されている。
【0027】 また、図6の実施例で示した面板11を人体に取り付ける場合は、剥離紙13 a、14aを剥して、プレート11aの裏面に貼着された両面接着テープ13、 14の接着面を人体に貼着すればよい。この際、図3の実施例と同様に、面板1 1は、凸状リング11dの周縁に立設された環状凸起部11eが、パウチ2の凹 状リング4外周縁に形成された環状凹溝部4bに嵌合され、さらに、この凹状溝 部4bに形成された係止突条4a(図2参照)によって係止されることにより、 パウチ2に固定される。
【0028】 このように、プレート11a又は皮膚保護シート11cの接着力再生用として 、安価な両面接着テープ12、13、14を貼着させることにより、高価な皮膚 保護剤よりも非常に優れた接着効果を得ることができ、この結果、面板11の交 換日数が長くなり、利用者の経済的な負担を減らすことができる。尚、本実施例 では、両面接着材として両面接着テープ12、13、14を使用したが、両面接 着テープ12、13、14と同等の接着効果を有する安価な接着剤を、プレート 11aや皮膚保護シート11cに貼着して使用してもよい。
【0029】 次に、本実施例の使用方法と作用について説明する。図7は、本考案に係る人 口肛門用装具1の使用状態の一実施例を示す説明図である。図7に示すように、 まず、パウチ2を取り付けた面板11を、プレート11a及び皮膚保護シート1 1cにそれぞれ貼着されている剥離紙15a、15b(図3参照)を剥し、プレ ート11aの透孔11bと人体16の人口肛門16aの位置を対応させて、人体 16に貼着する。この場合、面板11を人体16に貼着した後に、面板11にパ ウチ2を取り付けてもよい。また、パウチ2の底部開口部2cのやや上方部の表 面材2aと裏面材2bが、クリップなどの止め具7aで挟持され、閉塞されてい る。
【0030】 次に、ガス排気チューブ9先端の開閉栓10を上方に持上げ、このガス排気チ ューブ9の上部を、人体16に着装されたベルト19で人体16に挟着する。こ の際、パウチ2の下部が上方に屈曲し、この屈曲部2d側にチューブ固定具8が 位置するように、ガス排気チューブ9の人体16への取り付け位置を調整する。 また、パウチ2を、上記のように屈曲させた状態で保護袋に入れて使用してもよ い。
【0031】 この状態で、人口肛門16aから便17を排泄する。この排泄された便17は 、プレート11a略中央部の透孔11bからパウチ2内に取り入れられ、吸水ガ イド3に吸着されるため、人体16が動いたり横になったりしてもパウチ2内で の飛散が低減される。このため、開口部5近傍に付着した便17が、透孔11b からパウチ2外に漏出して、人体16に貼着されているプレート11aや皮膚保 護シート11cの接着面に染み込み、この接着面の接着力が劣化するという問題 が低減される。また、便17に混入した砂のように硬いものや魚の骨などのよう な尖形状のものが、吸水ガイド3に吸着されるため、薄い樹脂シートなどで形成 されたパウチ2の表面材2aや裏面材2bを破損することが低減される。
【0032】 また、人体16内のガス17aは、便17と同様に人工肛門16aに接続され たプレート11aの透孔11bからパウチ2内に取り入れられる。便17が全く 取り入れられてない場合は、ガス17aは気体であるので、パウチ2上部に溜ま っていく。しかし、便17とガス17aを何度も排泄している間に、便17の液 体成分がわずかに吸水ガイド3から漏れ出し、パウチ2内部に付着する。そうす ると、便の粘性と液体成分の表面張力により、パウチ2上部の表面材2aと裏面 材2bが密着する。この状態で、便17とガス17aを排泄すると、ガス17a は便17によってパウチ2の下方に押し下げられ、最終的に、前記したパウチ2 の屈曲部2dに溜まっていく。
【0033】 そこで、ガス排気チューブ9の開閉栓10を開くと、パウチ2の屈曲部2dに 溜まったガスは、ガス通気孔9aからガス排気チューブ9に取り入れられ、ガス 排気孔9bから人体16外に排気される。ガス通気孔9aは、便17が付着しや すい開口部5から遠方にあるため、便17が詰まりにくくなる。このように、ガ ス通気孔9aが詰りにくくなるために、人口肛門用装具1の交換日数が長くなり 、利用者の経済的な負担を減らすことができる。
【0034】 図8は、本考案に係る人口肛門用装具1の他の実施例を示す正面図である。図 8に示すように、パウチ2にチューブ固定具8を取り付けずに、底部開口部2c からガス排気チューブ9の一端を直接パウチ2内に挿入し、その後、挿入された ガス排気チューブ9と一体に底部開口部2cを接着剤20などで接着してもよい 。このようにして人口肛門用装具1を形成することで、図1の実施例と同様の効 果が得られる。
【0035】 尚、本実施例では、面板とパウチが着脱可能なツーピースタイプの底部開口型 の人口肛門用装具を例に取り説明したが、ツーピースタイプの閉塞型の人口肛門 用装具であっても、面板とパウチが一体に形成されたワンピースタイプの人口肛 門用装具であっても、同様の効果が得られる。
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る人口肛門用装具によれば、便が漏出せず臭 気が無いために交換日数が長くなり、利用者の経済的な負担を減らすことができ るという優れた効果を有する。
【提出日】平成15年4月15日(2003.4.15)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人工肛門からの排泄物を溜める人肛門用装具に関するものである 。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来は、底部が開口した底部開口型と、袋状の閉塞型の二種類の人肛門用パ ウチを有する人肛門用装具がある。この二種類の人肛門用パウチのそれぞれ の上部には、人体内のガスを排気するためのガス排気チューブが装着されたもの もある。また、人肛門用パウチに装着された人肛門用面板と人肛門部の皮 膚との接着には、皮膚保護剤が併用されている。尚、以下、人肛門用面板を面 板、人肛門用パウチをパウチと記載する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図9は、底部開口型のパウチを備えた従来の人工肛門用装具の一実施例を示す 説明図、図10は、底部閉塞型のパウチを備えた従来の人工肛門用装具の一実施 例を示す説明図である。図9、図10に示すように、人肛門用装具101、2 01は、パウチ102、202が装着された面板111、211の円形のプレー ト111a、211aの中央部に開口された透孔111b、211bが、人肛 門16aの位置に対応するように貼着されることにより、人体16に取り付けら れる。また、人体16内のガス17a排気用のガス排気チューブ109、209 は、その端部が人体16に着装されたベルト19などに挟着される。このように して人体16に装着された人肛門用装具101、201に、便17やガス17 aなどの人体16内の排泄物が溜められる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 従来技術では、人体16を動かしたり、人体16を横にしたりすると、人肛 門用のパウチ102、202内に排泄された便17がパウチ102、202内で 飛散し、人工肛門16aと対応する位置に接続されたプレート111a、211 aの透孔111b、211bに付着して、この透孔111b、211bからパウ チ102、202外に漏出し、面板111、211のプレート111b、211 bや保護シート111c、211cの接着面を濡らして、この接着面の接着力を 劣化させる。また、便17がパウチ102、202外に漏出することにより、便 17の臭気も周囲に漏れてしまう。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 また、前記のようにパウチ102、202内で飛散した便17がパウチ102 、202上部に取り付けられたチューブ固定具108、208近傍に付着すると 、ガス排気チューブ109、209内が便17で詰り、ガス17aがうまく排気 できなくなる。さらに、パウチ102、202は、薄い樹脂シートなどで形成さ れているため、硬いものや魚の骨などのような尖形状のものが便に混入している と、容易に傷つき破損する。このような理由により、人肛門用装具101、2 01は数日間で交換しなければならず、その利用者にとっては、経済的に非常に 大きな負担であるという問題があった。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 また、従来の人肛門用装具101、201は、面板111、211のプレー ト111a、211aや皮膚保護シート111c、211cの接着面の接着力が 弱い場合、又は使用中に接着力が劣化した場合には、高価な皮膚接着剤が併用さ れる。しかし、この皮膚接着剤を併用しても、数日で交換しなければならず、利 用者にとっては、経済的に非常に大きな負担であるという問題があった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 本考案は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、便が漏出せず 臭気が無いために交換日数が長くなり、利用者の経済的な負担を減らすことがで きる人肛門用装具を提供することを目的とするものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の人肛門用装具は、人肛門用面板と人肛門用パウチを 有し、人工肛門に取り付けて人体内からの排泄物を溜める人肛門用装具であっ て、前記人肛門用パウチ内に吸水性を有する吸水ガイドを装填したことを第1 の特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 次に、人肛門用面板と人肛門用パウチを有し、人工肛門に取り付けて人体 内からの排泄物を溜める人肛門用装具であって、前記人肛門用パウチの下部 にガス排気チューブを装着したことを第2の特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 そして、請求項2記載の人肛門用装具において、前記人肛門用パウチの下 部に、前記ガス排気チューブの一端部が挿通されたチューブ固定具を取り付けた ことを第3の特徴とする。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 また、請求項2記載の人肛門用装具において、前記人肛門用パウチ底部の 開口部に挿入された前記ガス排気チューブの一端部を、前記開口部と一体に接着 したこと第4の特徴とする。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 また、請求項1乃至請求項4記載の肛門用装具において人工肛門用面 板の 接着面に両面接着テープを貼着したことを第の特徴とする。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。本実施 例では、底部が開口型で、パウチと面板が着脱可能な人肛門用装具を例にとり 説明する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 図1は本考案に係る人肛門用装具の正面図を示す。図2はその裏面図、図 3はその右側面と面板を示す説明図である。図1、図2、図3に示すように、本 考案に係る人肛門用装具1は、人肛門用のパウチ2の上部略中央部に、円形 の開口部5と、この開口部5の周囲に取り付けられた凹状リング4と、この凹状 リング4に嵌合された面板11(図2では図示しない)と、パウチ2を面板11 に装着する前に開口部5から挿入され、パウチ2内に装填された吸水性を有する 吸水ガイド3と、この吸水ガイド3をパウチ2に挟持して固定する止め具7と、 人工肛門から排気される人体内のガスを、パウチ2内空間を介して外部に排気す るためのガス排気チューブ9とからなっている。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 吸水ガイド3は、吸水性且つ水溶性を有する衛生管理された市販紙で、幾重に も巻かれた筒状に形成されてパウチ2内に装填されており、パウチ2の中央部で クリップなどで形成された止め具7により、表面材2aと裏面材2bと共に挟持 されている。人肛門から排泄されパウチ2内に溜められた便は、この吸水ガイ ドで殆ど吸着され、パウチ2内での飛散が低減される。このため、開口部5近傍 に付着した便が、人工肛門との接続部であるプレート11aの略中央部の透孔1 1bから漏出して、プレート11aや皮膚保護シート11cの接着面を濡らすこ とも低減される。また、便に混入した硬いものや魚の骨などのような尖形状のも のも、便と共に吸水ガイド3に吸着されるため、表面材2aや裏面材2bの破損 も低減される。このため、人肛門用装具1を頻繁に交換しなくてもよく、利用 者の経済的な負担を軽減することができる。尚、吸水ガイド3は、その開口部が パウチ2開口部5に係止されて固定されるように形成されてもよい。また、本実 施例では、吸水ガイド3の開口部は、パウチ2の開口部5と隙間なく取り付けら れるているが、多少隙間が空いていても実使用上は問題ない。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 このように、ガス排気チューブ9をパウチ2の下部に取り付けたことにより、 人肛門用装具1を使用する際に、ガス通気孔9aが人肛門からの便取り入れ 口となる開口部5から遠くなることで、便による詰りを低減できる。このため、 人肛門用装具1の交換日数を長くすることができ、利用者の経済的な負担を軽 減することができる。本実施例では、吸水ガイド3をパウチ内2に充填し、ガス 排気チューブ9をパウチ2の下部に取り付けたことにより、従来のパウチ2の交 換日数が、約4日から約1ヶ月以上に改善された。また、面板11の交換日数は 、従来の約4日から約15日に改善された。尚、この期間、パウチ2に排泄され た便がパウチ2外に漏出しないので、便の臭気が周囲に漏れることもない。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 図3(a)は面板11の平面図、図3(b)はその裏面図、図3(c)はその 正面図、図3(d)は図3(a)のA−A線断面図、図3(e)は図1の右側面 図である。図3(a)乃至図3(d)に示すように、面板11は、円形で中央部 に人肛門と同程度の大きさの透孔11bを有するプレート11a表面に、中央 部がプレート11aの大きさと同程度に開口された略正方形の皮膚保護シート1 1cと、内周縁に環状凸起部11eが立設された凸状リング11dとが重合して 被着されている。図3(e)に示すように、凸状リング11dに立設されている 環状凸起部11eは、パウチ2の凹状リング4外周縁に形成された環状凹溝部4 bと嵌合され、さらに、この凹状溝に形成された係止突条4a(図2参照)によ って係止されることにより、面板11はパウチ2に固定される。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 次に、本実施例の使用方法と作用について説明する。図7は、本考案に係る人 肛門用装具1の使用状態の一実施例を示す説明図である。図7に示すように、 まず、パウチ2を取り付けた面板11を、プレート11a及び皮膚保護シート1 1cにそれぞれ貼着されている剥離紙15a、15b(図3参照)を剥し、プレ ート11aの透孔11bと人体16の人肛門16aの位置を対応させて、人体 16に貼着する。この場合、面板11を人体16に貼着した後に、面板11にパ ウチ2を取り付けてもよい。また、パウチ2の底部開口部2cのやや上方部の表 面材2aと裏面材2bが、クリップなどの止め具7aで挟持され、閉塞されてい る。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 この状態で、人肛門16aから便17を排泄する。この排泄された便17は 、プレート11a略中央部の透孔11bからパウチ2内に取り入れられ、吸水ガ イド3に吸着されるため、人体16が動いたり横になったりしてもパウチ2内で の飛散が低減される。このため、開口部5近傍に付着した便17が、透孔11b からパウチ2外に漏出して、人体16に貼着されているプレート11aや皮膚保 護シート11cの接着面に染み込み、この接着面の接着力が劣化するという問題 が低減される。また、便17に混入した砂のように硬いものや魚の骨などのよう な尖形状のものが、吸水ガイド3に吸着されるため、薄い樹脂シートなどで形成 されたパウチ2の表面材2aや裏面材2bを破損することが低減される。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 そこで、ガス排気チューブ9の開閉栓10を開くと、パウチ2の屈曲部2dに 溜まったガスは、ガス通気孔9aからガス排気チューブ9に取り入れられ、ガス 排気孔9bから人体16外に排気される。ガス通気孔9aは、便17が付着しや すい開口部5から遠方にあるため、便17が詰まりにくくなる。このように、ガ ス通気孔9aが詰りにくくなるために、人肛門用装具1の交換日数が長くなり 、利用者の経済的な負担を減らすことができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 図8は、本考案に係る人肛門用装具1の他の実施例を示す正面図である。図 8に示すように、パウチ2にチューブ固定具8を取り付けずに、底部開口部2c からガス排気チューブ9の一端を直接パウチ2内に挿入し、その後、挿入された ガス排気チューブ9と一体に底部開口部2cを接着剤20などで接着してもよい 。このようにして人肛門用装具1を形成することで、図1の実施例と同様の効 果が得られる。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 尚、本実施例では、面板とパウチが着脱可能なツーピースタイプの底部開口型 の人肛門用装具を例に取り説明したが、ツーピースタイプの閉塞型の人肛門 用装具であっても、面板とパウチが一体に形成されたワンピースタイプの人肛 門用装具であっても、同様の効果が得られる。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る人肛門用装具によれば、便が漏出せず臭 気が無いために交換日数が長くなり、利用者の経済的な負担を減らすことができ るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る人口肛門用装具の正面図
である。
【図2】図2は、図1の裏面図である。
【図3】図3は、図1の右側面と面板の説明図である。
【図4】図4は、本考案に係る面板の接着力再生材の一
実施例を示す説明図である。
【図5】図5は、図4の使用方法と作用の一実施例を示
す説明図である。
【図6】図6は、本考案に係る接着力再生用面板の一実
施例を示す説明図である。
【図7】図7は、本考案に係る人口肛門用装具の使用状
態の一実施例を示す説明図である。
【図8】図8は、本考案に係る人口肛門用装具の他の実
施例を示す正面図である。
【図9】図9は、従来技術の一実施例を示す説明図であ
る。
【図10】図10は、従来技術の他の実施例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1、101、201 人口肛門用装具 2、102、202 パウチ 2a、102a 表面材 2b、102b 裏面材 2c 底部開口部 2d 屈曲部 3 吸水ガイド 4 凹状リング 4a 係止突条 4b 環状凹溝部 5 開口部 6 舌片 7、7a 止め具 8、108、208 チーブ固定具 9、109、209 ガス排気チューブ 9a ガス通気孔 9b ガス排気孔 10 開閉栓 11、111、211 面板 11a、111a、211a プレート 11b、111b、211b 透孔 11c、111c、211c 皮膚保護シート 11d 凸状リング 11e 環状凸起部 12、13、14 両面接着テープ 12a、13a、14a 剥離紙 15a、15b 剥離紙 16 人体 16a 人口肛門 17 便 17a ガス 18 再生材 18a 台紙 18b 同心円 18c ガイド紙 19 ベルト 20 接着剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月15日(2003.4.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 人肛門用装具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る人肛門用装具の正面図
である。
【図2】図2は、図1の裏面図である。
【図3】図3は、図1の右側面と面板の説明図である。
【図4】図4は、面板の接着力再生材の一実施例を示す
説明図である。
【図5】図5は、図4の使用方法と作用の一実施例を示
す説明図である。
【図6】図6は、本考案に係る接着力再生用面板の一実
施例を示す説明図である。
【図7】図7は、本考案に係る人肛門用装具の使用状
態の一実施例を示す説明図である。
【図8】図8は、本考案に係る人肛門用装具の他の実
施例を示す正面図である。
【図9】図9は、従来技術の一実施例を示す説明図であ
る。
【図10】図10は、従来技術の他の実施例を示す説明
図である。
【符号の説明】 1、101、201 人肛門用装具 2、102、202 パウチ 2a、102a 表面材 2b、102b 裏面材 2c 底部開口部 2d 屈曲部 3 吸水ガイド 4 凹状リング 4a 係止突条 4b 環状凹溝部 5 開口部 6 舌片 7、7a 止め具 8、108、208 チーブ固定具 9、109、209 ガス排気チューブ 9a ガス通気孔 9b ガス排気孔 10 開閉栓 11、111、211 面板 11a、111a、211a プレート 11b、111b、211b 透孔 11c、111c、211c 皮膚保護シート 11d 凸状リング 11e 環状凸起部 12、13、14 両面接着テープ 12a、13a、14a 剥離紙 15a、15b 剥離紙 16 人体 16a 人肛門 17 便 17a ガス 18 再生材 18a 台紙 18b 同心円 18c ガイド紙 19 ベルト 20 接着剤

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人口肛門用面板と人口肛門用パウチを有
    し、人工肛門に取り付けて人体内からの排泄物を溜める
    人口肛門用装具であって、前記人口肛門用パウチ内に吸
    水性を有する吸水ガイドを装填したことを特徴とする人
    口肛門用装具。
  2. 【請求項2】人口肛門用面板と人口肛門用パウチを有
    し、人工肛門に取り付けて人体内からの排泄物を溜める
    人口肛門用装具であって、前記人口肛門用パウチの下部
    にガス排気チューブを装着したことを特徴とする人口肛
    門用装具。
  3. 【請求項3】前記人口肛門用パウチの下部に、前記ガス
    排気チューブの一端部が挿通されたチューブ固定具を取
    り付けたことを特徴とする請求項2記載の人口肛門用装
    具。
  4. 【請求項4】前記人口肛門用パウチ底部の開口部に挿入
    された前記ガス排気チューブの一端部を、前記開口部と
    一体に接着したことを特徴とする請求項2記載の人口肛
    門用装具。
  5. 【請求項5】人口肛門用面板の接着面の接着力再生材で
    あって、両面接着テープを台紙に貼着させたことを特徴
    とする人口肛門用面板の接着力再生材。
  6. 【請求項6】人口肛門用面板であって、接着面に両面接
    着テープを貼着したことを特徴とする人口肛門用面板。
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