JPH0622994A - 外科医療用捕集バッグ - Google Patents
外科医療用捕集バッグInfo
- Publication number
- JPH0622994A JPH0622994A JP5070251A JP7025193A JPH0622994A JP H0622994 A JPH0622994 A JP H0622994A JP 5070251 A JP5070251 A JP 5070251A JP 7025193 A JP7025193 A JP 7025193A JP H0622994 A JPH0622994 A JP H0622994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opening
- filter
- filter element
- collection bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/44—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
- A61F5/441—Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices having venting or deodorant means, e.g. filters ; having antiseptic means, e.g. bacterial barriers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Nursing (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱臭を容易とし得る科医療用捕集バッグを提
供せんとするにある。 【構成】 オストミーバッグは前面および背面に非透過
性の層５３および５４を有する炭素繊維ディスク５１に
より形成されたフィルタ５０を有する。前面層５３には
中央開口５５を設けるが背面層５４には孔は設けない。
フィルタ５０は換気開口３２を囲む接着性区域３４に重
ねてこの開口３２に前記開口５５を整列させて、ガスが
フィルタ内を流れて外部に容易に導出されるようにす
る。このフィルタ５０は剥がして前後を逆にして開口３
２からガスが逃げるのを防止し得るようにする。
供せんとするにある。 【構成】 オストミーバッグは前面および背面に非透過
性の層５３および５４を有する炭素繊維ディスク５１に
より形成されたフィルタ５０を有する。前面層５３には
中央開口５５を設けるが背面層５４には孔は設けない。
フィルタ５０は換気開口３２を囲む接着性区域３４に重
ねてこの開口３２に前記開口５５を整列させて、ガスが
フィルタ内を流れて外部に容易に導出されるようにす
る。このフィルタ５０は剥がして前後を逆にして開口３
２からガスが逃げるのを防止し得るようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はユーザからの排泄物が導
入される開口と、バッグからガスを逃す換気開口と、バ
ッグから逃れるガスをフィルタ処理し得るフィルタとを
有する外科医療用捕集バッグに関するものである。
入される開口と、バッグからガスを逃す換気開口と、バ
ッグから逃れるガスをフィルタ処理し得るフィルタとを
有する外科医療用捕集バッグに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】オストミーバッグは、周端縁全体が密閉
された可撓性プラスチック材料より成り使用時にユーザ
のストマを囲んで固着される面に排泄物をバッグに導入
する開口を有するバッグ本体を具える。かかるバッグを
患者に固着する最も通常の手段はバッグの開口を囲み、
患者の皮膚にあるいは皮膚に固着される個別の患者の装
具の全面に直接接着される接着領域によって行う。英国
特許第２２１３７２８には、接着面を有するフランジを
開口を囲むバッグの壁部の内面に固着し、且つ壁部ぼ開
口によりフランジの接着材を露出するようにしたバッグ
が記載されている。この際露出された接着領域に外部フ
ランジを固着し、これを用いてバッグを患者に固着す
る。英国特許第２２４７８４０にはバッグを患者の個別
の装具に固着する２部分バッグアッセンブリが記載され
ている。
された可撓性プラスチック材料より成り使用時にユーザ
のストマを囲んで固着される面に排泄物をバッグに導入
する開口を有するバッグ本体を具える。かかるバッグを
患者に固着する最も通常の手段はバッグの開口を囲み、
患者の皮膚にあるいは皮膚に固着される個別の患者の装
具の全面に直接接着される接着領域によって行う。英国
特許第２２１３７２８には、接着面を有するフランジを
開口を囲むバッグの壁部の内面に固着し、且つ壁部ぼ開
口によりフランジの接着材を露出するようにしたバッグ
が記載されている。この際露出された接着領域に外部フ
ランジを固着し、これを用いてバッグを患者に固着す
る。英国特許第２２４７８４０にはバッグを患者の個別
の装具に固着する２部分バッグアッセンブリが記載され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかるバッグに対しフ
ィルタ付きの換気部材を設けてバッグからのガスを逃が
し、フィルタによって匂いが漏れるのを減少させるよう
にすることは通常行われている。かかる換気部材は完全
に密閉してガスの緩衝をバッグ内で行い得るようにする
必要がある。またストマの周囲の皮膚面に排泄物が付着
するのを防止するとともにバッグの前壁をストマから離
間してストマが炎症を起こすのを減少させるようにする
必要がある。
ィルタ付きの換気部材を設けてバッグからのガスを逃が
し、フィルタによって匂いが漏れるのを減少させるよう
にすることは通常行われている。かかる換気部材は完全
に密閉してガスの緩衝をバッグ内で行い得るようにする
必要がある。またストマの周囲の皮膚面に排泄物が付着
するのを防止するとともにバッグの前壁をストマから離
間してストマが炎症を起こすのを減少させるようにする
必要がある。
【０００４】本発明の目的は改良された外科医療用捕集
バッグを提供せんとするにある。
バッグを提供せんとするにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザからの
排泄物が導入される開口と、バッグからガスを逃す換気
開口と、バッグから逃れるガスをフィルタ処理し得るフ
ィルタとを有する外科医療用捕集バッグにおいて、前記
フィルタはガスをフィルタ素子内に通過せしめる第１領
域およびほぼ非透過性の第２領域を有するディスク状フ
ィルタ素子を含み、前記バッグは換気開口を囲む接着性
区域を有し、前記フィルタの両領域は前記接着性区域に
着脱自在に固着可能として、第１領域を前記接着性区域
に固着する場合にはガスを換気開口を経てフィルタ素子
に逃すとともにフィルタ素子を経て外方に通過させ、且
つフィルタを配置するとともに第２領域を前記接着性区
域に固着する場合には開口を経て流れるガスを阻止する
ようにしたことを特徴とする。
排泄物が導入される開口と、バッグからガスを逃す換気
開口と、バッグから逃れるガスをフィルタ処理し得るフ
ィルタとを有する外科医療用捕集バッグにおいて、前記
フィルタはガスをフィルタ素子内に通過せしめる第１領
域およびほぼ非透過性の第２領域を有するディスク状フ
ィルタ素子を含み、前記バッグは換気開口を囲む接着性
区域を有し、前記フィルタの両領域は前記接着性区域に
着脱自在に固着可能として、第１領域を前記接着性区域
に固着する場合にはガスを換気開口を経てフィルタ素子
に逃すとともにフィルタ素子を経て外方に通過させ、且
つフィルタを配置するとともに第２領域を前記接着性区
域に固着する場合には開口を経て流れるガスを阻止する
ようにしたことを特徴とする。
【０００６】本発明の実施に当たり、前記第１領域をフ
ィルタ素子の片側に設け、且つ第２領域をフィルタ素子
の反対側に設けるようにする。第１素子はほぼ非透過性
の材料より成り、換気開口と整列連通する開口を有する
層を片側に設けるようにする。前記フィルタ素子を円形
とするとともに片側の層の開口を中央に位置させるよう
にする。前記フィルタ素子を炭素繊維ディスクにより形
成し得るようにする。前記接着性区域をバッグ壁の内面
に固着されたフランジに設け、このフランジはバッグの
壁部の開口およびバッグの換気開口を形成する開口を経
て露出される中央区域を有するようにする。前記フラン
ジによって排泄物を導入するバッグの開口を囲む接着性
区域を設けるようにする。前記フィルタは片側にフィル
タ素子を横切って延在しこれと重なり合う厚さ全体に亘
り透過性である材料の第１ディスクと他側にフィルタ素
子を横切って延在しこれと重なり合う第２ディスクとを
具える外部容器を具え、これら２つのディスク囲み密閉
し得るようにする。
ィルタ素子の片側に設け、且つ第２領域をフィルタ素子
の反対側に設けるようにする。第１素子はほぼ非透過性
の材料より成り、換気開口と整列連通する開口を有する
層を片側に設けるようにする。前記フィルタ素子を円形
とするとともに片側の層の開口を中央に位置させるよう
にする。前記フィルタ素子を炭素繊維ディスクにより形
成し得るようにする。前記接着性区域をバッグ壁の内面
に固着されたフランジに設け、このフランジはバッグの
壁部の開口およびバッグの換気開口を形成する開口を経
て露出される中央区域を有するようにする。前記フラン
ジによって排泄物を導入するバッグの開口を囲む接着性
区域を設けるようにする。前記フィルタは片側にフィル
タ素子を横切って延在しこれと重なり合う厚さ全体に亘
り透過性である材料の第１ディスクと他側にフィルタ素
子を横切って延在しこれと重なり合う第２ディスクとを
具える外部容器を具え、これら２つのディスク囲み密閉
し得るようにする。
【０００７】
【実施例】図１乃至図３に示すように本発明オストミー
バッグはポリ塩化ビニリデンのような可撓性プラスチッ
ク材料より成る２枚のシートまたは壁部１および２を具
え、そお外縁部３全体を溶着して長さが約２００ｍｍ、
幅が約１３０ｍｍの密閉したバッグを形成する。
バッグはポリ塩化ビニリデンのような可撓性プラスチッ
ク材料より成る２枚のシートまたは壁部１および２を具
え、そお外縁部３全体を溶着して長さが約２００ｍｍ、
幅が約１３０ｍｍの密閉したバッグを形成する。
【０００８】背面壁２には上下に位置する２つの円形の
開口２０および２１を設ける。下側の開口２０はその直
径を約７５ｍｍとするとともにその中心をバッグの上端
から約７５ｍｍの箇所に位置させる。上側の開口２１は
その直径を約１８ｍｍとするとともにその中心をバッグ
上端から約２０ｍｍ、下側の開口２０の中心から約５５
ｍｍの箇所に位置させるようにする。
開口２０および２１を設ける。下側の開口２０はその直
径を約７５ｍｍとするとともにその中心をバッグの上端
から約７５ｍｍの箇所に位置させる。上側の開口２１は
その直径を約１８ｍｍとするとともにその中心をバッグ
上端から約２０ｍｍ、下側の開口２０の中心から約５５
ｍｍの箇所に位置させるようにする。
【０００９】背面壁２の内面にはポリプロピレンのよう
なプラスチック材料より成るフランジ３０を固着する。
このフランジ３０は可撓性とするもバッグ壁部１および
２よりも可撓性ではなく且つこれよりも一層弾性的と
し、厚さが約０. ０６ｍｍで西洋ナシの形状とする。こ
のフランジ３０は開口２０および２１上に延在し、且つ
その下端を下側の開口２０よりも僅かに広く、その上端
を上側の開口２１よりも僅かに広くする。フランジ３０
の２つの開口３１および３２をそれぞれ開口２０および
２１内に同心的に位置させる。下側の開口３１の直径を
代表的には約２５ｍｍとするが、その寸法範囲はバッグ
を使用するストマの寸法に従って１０ｍｍ乃至６０ｍｍ
とする。上側の開口３２の直径は約２. ５ｍｍとする。
背面壁２と接触するフランジ３０の背面は接着性とし
て、背面壁の開口２０および２１内にそれぞれ２つの接
着性環状区域３３および３４が形成されるようにする。
なプラスチック材料より成るフランジ３０を固着する。
このフランジ３０は可撓性とするもバッグ壁部１および
２よりも可撓性ではなく且つこれよりも一層弾性的と
し、厚さが約０. ０６ｍｍで西洋ナシの形状とする。こ
のフランジ３０は開口２０および２１上に延在し、且つ
その下端を下側の開口２０よりも僅かに広く、その上端
を上側の開口２１よりも僅かに広くする。フランジ３０
の２つの開口３１および３２をそれぞれ開口２０および
２１内に同心的に位置させる。下側の開口３１の直径を
代表的には約２５ｍｍとするが、その寸法範囲はバッグ
を使用するストマの寸法に従って１０ｍｍ乃至６０ｍｍ
とする。上側の開口３２の直径は約２. ５ｍｍとする。
背面壁２と接触するフランジ３０の背面は接着性とし
て、背面壁の開口２０および２１内にそれぞれ２つの接
着性環状区域３３および３４が形成されるようにする。
【００１０】下側の開口２０内の接着性区域３３を用い
てストマ４２（図２）の周囲の患者の皮膚４１に固着さ
れた通常の患者の装具４０にバッグを固着する。斯様に
して、フランジ３０の下側の開口３１はストマからの排
泄物をバッグに導入する開口を形成する。
てストマ４２（図２）の周囲の患者の皮膚４１に固着さ
れた通常の患者の装具４０にバッグを固着する。斯様に
して、フランジ３０の下側の開口３１はストマからの排
泄物をバッグに導入する開口を形成する。
【００１１】上側の開口２１内の接着性区域３４を用い
て可撓性の円形フィルタ５０をバッグに固着し、上側の
開口３２によってバッグに対するガス換気開口を形成す
る。
て可撓性の円形フィルタ５０をバッグに固着し、上側の
開口３２によってバッグに対するガス換気開口を形成す
る。
【００１２】このフィルタ５０は直径が約２３ｍｍで厚
さが約１ｍｍの慣例の活性炭素繊維ディスクの形状のフ
ィルタ素子５１を具える。また、フィルタ５０はディス
ク５１の前面および背面に接着剤または熱溶着により固
着された薄い非透過性プラスチックの層５３および５４
をそれぞれ有する。前面の層５３は直径が約４ｍｍの中
央開口５５を有し、背面の層５４には開口は設けない。
ディスク５１の端縁は露出する、即ち、層５３または５
４の何れによっても被覆しない。
さが約１ｍｍの慣例の活性炭素繊維ディスクの形状のフ
ィルタ素子５１を具える。また、フィルタ５０はディス
ク５１の前面および背面に接着剤または熱溶着により固
着された薄い非透過性プラスチックの層５３および５４
をそれぞれ有する。前面の層５３は直径が約４ｍｍの中
央開口５５を有し、背面の層５４には開口は設けない。
ディスク５１の端縁は露出する、即ち、層５３または５
４の何れによっても被覆しない。
【００１３】通常の使用では、フィルタ５０を、接着性
区域３４に固着された前面の層５３により形成された第
１領域と、開口３２に重なって位置する開口５５とを有
するバッグに固着する。この開口３２を経て流れ出るガ
スは層５３の開口５５を経てフィルタ素子５１に流れ
る。この際背面壁２およびフィルタ５０間に横方向に層
５３の平面にガスは殆ど流れない。その理由は接着性区
域３４が層５３の開口５５の周囲を密閉するからであ
る。フィルタ素子５１を通るガスの軸方向の流れは非透
過性背面層５４によって妨害されず、従ってこのガスは
フィルタ素子の縁部に対し半径方向外方に流れる。背面
層５４はその周縁を囲み、フィルタ素子を経てガスを流
し易くする孔のリングを有し、従ってガスも半径方向に
流れるようになる。
区域３４に固着された前面の層５３により形成された第
１領域と、開口３２に重なって位置する開口５５とを有
するバッグに固着する。この開口３２を経て流れ出るガ
スは層５３の開口５５を経てフィルタ素子５１に流れ
る。この際背面壁２およびフィルタ５０間に横方向に層
５３の平面にガスは殆ど流れない。その理由は接着性区
域３４が層５３の開口５５の周囲を密閉するからであ
る。フィルタ素子５１を通るガスの軸方向の流れは非透
過性背面層５４によって妨害されず、従ってこのガスは
フィルタ素子の縁部に対し半径方向外方に流れる。背面
層５４はその周縁を囲み、フィルタ素子を経てガスを流
し易くする孔のリングを有し、従ってガスも半径方向に
流れるようになる。
【００１４】フランジ３０の接着剤の特性およびフィル
タ５０の層５３および５４の材料を適宜定めてこれを接
着剤から剥がし且つ必要に応じ再び被着し得るようにす
る。通常の使用では、バッグ内のガスがフィルタを経て
換気され得るようにフィルタ５０をバッグに固着する。
所望に応じ、フィルタ５０を前後逆にしてフィルタの他
側に非透過性層５４により形成した第２領域を接着性領
域３４に固着するとともに開口３２を完全に阻止する。
斯様にして、ガスの緩衝をバッグ内で捕捉してストマ４
２の周囲の皮膚面に排泄物が付着するのを防止するとと
もにバッグの前壁１をストマ４２から離間してストマが
炎症を起こすのを減少させるようにする。ガスがバッグ
内に過剰に蓄積する場合にはフィルタ５０を完全に取り
外して換気を所望のように充分に行い、次いでフィルタ
を再び取付けるようにする。
タ５０の層５３および５４の材料を適宜定めてこれを接
着剤から剥がし且つ必要に応じ再び被着し得るようにす
る。通常の使用では、バッグ内のガスがフィルタを経て
換気され得るようにフィルタ５０をバッグに固着する。
所望に応じ、フィルタ５０を前後逆にしてフィルタの他
側に非透過性層５４により形成した第２領域を接着性領
域３４に固着するとともに開口３２を完全に阻止する。
斯様にして、ガスの緩衝をバッグ内で捕捉してストマ４
２の周囲の皮膚面に排泄物が付着するのを防止するとと
もにバッグの前壁１をストマ４２から離間してストマが
炎症を起こすのを減少させるようにする。ガスがバッグ
内に過剰に蓄積する場合にはフィルタ５０を完全に取り
外して換気を所望のように充分に行い、次いでフィルタ
を再び取付けるようにする。
【００１５】バッグの製造は、換気開口３２およびバッ
グ開口３１の双方を囲む接着領域を同一のフランジ３０
に設けると云う事実によって著しく簡単となる。このバ
ッグは極めて低いプロフィールを有するとともに可撓性
とし、ユーザの衣服の下側に配置し得るようにする。フ
ィルタアセンブリを固着する接着剤をフィルタアセンブ
リ上よりもバッグ内に設けるため、接着性フィルタアセ
ンブリをバッグ壁に直接固着する場合のようにフィルタ
アセンブリの繰返し取外しによりバッグ壁を損傷する危
険が少なくなる。
グ開口３１の双方を囲む接着領域を同一のフランジ３０
に設けると云う事実によって著しく簡単となる。このバ
ッグは極めて低いプロフィールを有するとともに可撓性
とし、ユーザの衣服の下側に配置し得るようにする。フ
ィルタアセンブリを固着する接着剤をフィルタアセンブ
リ上よりもバッグ内に設けるため、接着性フィルタアセ
ンブリをバッグ壁に直接固着する場合のようにフィルタ
アセンブリの繰返し取外しによりバッグ壁を損傷する危
険が少なくなる。
【００１６】バッグを患者の皮膚に直接固着する代わり
に患者の装具とともにバッグを使用しない場合には英国
特許第２２１３７２８号に記載しているように、個別の
外部フランジを内部フランジ３０の接着領域３３に固着
するのが好適である。
に患者の装具とともにバッグを使用しない場合には英国
特許第２２１３７２８号に記載しているように、個別の
外部フランジを内部フランジ３０の接着領域３３に固着
するのが好適である。
【００１７】本発明は上述した例にのみ限定されず、種
々の変形や変更が可能である。例えば、フィルタを逆と
する代わりに配置した開口５５を剥離しその周りに同様
に置換して層５３の非透過性領域によってバッグの開口
３２を被覆するようにする。他の変形例ではフィルタ素
子５１′を図４および５に示すように外側容器６０′内
に収容して、フィルタアセンブリ５０′を形成し得るよ
うにする。容器６０′は双方がフィルタ素子５１′より
も大きく、直径が約３５ｍｍの２つのポリエチレンディ
スク５６′および５７′によって形成する。２つのディ
スク５６′および５７′はその縁部近くで溶接部５８′
により互いに結合してその間にフィルタ素子５１′が保
持されるようにする。背面ディスク５６′は開口を設
ず、且つほぼ非透過性とする。これに対し前面ディスク
５７′はその全面に亘り孔を設けて厚さ全体に亘り透過
性とするとともにガスがこのディスクを経て自由に流れ
得るようにする。ディスク５７′の特性を適宜定めてガ
スが厚さ全体に亘り流れ得るもバッグのフィルタ素子５
１′および背面壁２間の横方向にディスクの面に沿って
はガスが流れ得ないようにする。この例では透過性の前
面ディスク５７′は非透過性層５３′の表面に溶接また
は接着剤により固着するが、背面ディスク５６′はフィ
ルタ素子５１′に直接固着しない。これらディスク５
６′および５７′は可撓性として、これらが可撓性容器
を形成し、且つ、フィルタ素子５１′が可撓性であるた
め、フィルタアセンブリ５０′も全体として可撓性とな
る。使用に当たり、前面ディスク５７′を接着性領域３
４に固着し、この際開口５５′が開口３２と重なり合う
ようにする。開口３２を経てバッグから流れるガスは前
面ディスク５７′の厚さを経、且つ層５３′の開口５
５′を経てフィルタ素子５１′に流れるようになる。第
１例におけるように、フィルタアセンブリ５０′は接着
剤３４′を剥がしてフィルタ処理を行わない換気を行う
か、または前後を逆にして非透過性ディスク５６′を接
着剤に固着し開口３２をブロックし得るようにする。
々の変形や変更が可能である。例えば、フィルタを逆と
する代わりに配置した開口５５を剥離しその周りに同様
に置換して層５３の非透過性領域によってバッグの開口
３２を被覆するようにする。他の変形例ではフィルタ素
子５１′を図４および５に示すように外側容器６０′内
に収容して、フィルタアセンブリ５０′を形成し得るよ
うにする。容器６０′は双方がフィルタ素子５１′より
も大きく、直径が約３５ｍｍの２つのポリエチレンディ
スク５６′および５７′によって形成する。２つのディ
スク５６′および５７′はその縁部近くで溶接部５８′
により互いに結合してその間にフィルタ素子５１′が保
持されるようにする。背面ディスク５６′は開口を設
ず、且つほぼ非透過性とする。これに対し前面ディスク
５７′はその全面に亘り孔を設けて厚さ全体に亘り透過
性とするとともにガスがこのディスクを経て自由に流れ
得るようにする。ディスク５７′の特性を適宜定めてガ
スが厚さ全体に亘り流れ得るもバッグのフィルタ素子５
１′および背面壁２間の横方向にディスクの面に沿って
はガスが流れ得ないようにする。この例では透過性の前
面ディスク５７′は非透過性層５３′の表面に溶接また
は接着剤により固着するが、背面ディスク５６′はフィ
ルタ素子５１′に直接固着しない。これらディスク５
６′および５７′は可撓性として、これらが可撓性容器
を形成し、且つ、フィルタ素子５１′が可撓性であるた
め、フィルタアセンブリ５０′も全体として可撓性とな
る。使用に当たり、前面ディスク５７′を接着性領域３
４に固着し、この際開口５５′が開口３２と重なり合う
ようにする。開口３２を経てバッグから流れるガスは前
面ディスク５７′の厚さを経、且つ層５３′の開口５
５′を経てフィルタ素子５１′に流れるようになる。第
１例におけるように、フィルタアセンブリ５０′は接着
剤３４′を剥がしてフィルタ処理を行わない換気を行う
か、または前後を逆にして非透過性ディスク５６′を接
着剤に固着し開口３２をブロックし得るようにする。
【図１】本発明外科医療用捕集バッグの背面を示す平面
図である。
図である。
【図２】本発明外科医療用捕集バッグの中央断面図であ
る。
る。
【図３】本発明外科医療用捕集バッグのフィルタの拡大
断面図である。
断面図である。
【図４】本発明外科医療用捕集バッグのフィルタの他の
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図５】図４のフィルタの拡大平面図である。
１ 前面壁 ２ 背面壁 21 開口 30 フランジ 31 開口 32 換気開口 33 接着性区域 34 接着性区域 50 フランジ 50′ フィルタ 51 ディスク状フィルタ素子 51′ フィルタ素子 53 第１領域 54 第２領域 55 開口 56′ 第２ディスク 57′ 第１ディスク 58′ 縁部 60′ 外部容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス ジョン ブルックス イギリス国 ビーエヌ15 ９ジェイワイ ウエスト サセックス ランシング ウェ ムブレイ アベニュー 103 (72)発明者 デビット エドワード クロス イギリス国 ウエスト サセックス ラス ティントン ハースト ロード ヘッジ エンド（番地なし)
Claims (8)
- 【請求項１】 ユーザからの排泄物が導入される開口
（３１）と、バッグからガスを逃す換気開口（３２）
と、バッグから逃れるガスをフィルタ処理し得るフィル
タ（５０）とを有する外科医療用捕集バッグにおいて、
前記フィルタ（５０）はガスをフィルタ素子内に通過せ
しめる第１領域（５３）およびほぼ非透過性の第２領域
（５４）を有するディスク状フィルタ素子（５１）を含
み、前記バッグは換気開口を囲む接着性区域（３４）を
有し、前記フィルタの両領域（５３および５４）は前記
接着性区域（３４）に着脱自在に固着可能として、第１
領域（５３）を前記接着性区域（３４）に固着する場合
にはガスを換気開口（３２）を経てフィルタ素子（５
１）に逃すとともにフィルタ素子を経て外方に通過さ
せ、且つフィルタ（５０）を配置するとともに第２領域
（５４）を前記接着性区域（３４）に固着する場合には
開口（３２）を経て流れるガスを阻止するようにしたこ
とを特徴とする外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項２】 前記第１領域をフィルタ素子（５１）の
片側（５３）に設け、且つ第２領域をフィルタ素子の反
対側（５４）に設けるようにしたことを特徴とする請求
項１に記載の外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項３】 第１素子（５１）はほぼ非透過性の材料
より成り、換気開口（３２）と整列連通する開口（５
５）を有する層を片側に設けるようにしたことを特徴と
する請求項２に記載の外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項４】 前記フィルタ素子（５１）を円形とする
とともに片側の層（５３）の開口（５５）を中央に位置
させるようにしたことを特徴とする請求項３に記載の外
科医療用捕集バッグ。 - 【請求項５】 前記フィルタ素子（５１）を炭素繊維デ
ィスクにより形成することを特徴とする請求項１〜４の
何れかの項に記載の外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項６】 前記接着性区域（３４）をバッグ壁
（２）の内面に固着されたフランジ（３０）に設け、こ
のフランジ（３０）はバッグの壁部（２）の開口（２
１）およびバッグの換気開口を形成する開口（３２）を
経て露出される中央区域を有することを特徴とする請求
項１〜５の何れかの項に記載の外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項７】 前記フランジ（３０）によって排泄物を
導入するバッグの開口（３１）を囲む接着性区域（３
３）を設けるようにしたことを特徴とする請求項１に記
載の外科医療用捕集バッグ。 - 【請求項８】 前記フィルタ（５０′）は片側にフィル
タ素子（５１′）を横切って延在しこれと重なり合う厚
さ全体に亘り透過性である材料の第１ディスク（５
７′）と他側にフィルタ素子（５１′）を横切って延在
しこれと重なり合う第２ディスク（５６′）とを具える
外部容器（６０′）を具え、これら２つのディスク（５
６′および５７′）をその縁部（５８′）を囲み密閉す
るようにしたことを特徴とする請求項１〜７の何れかの
項に記載の外科医療用捕集バッグ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9207007:7 | 1992-03-28 | ||
| GB929207007A GB9207007D0 (en) | 1992-03-28 | 1992-03-28 | Medico-surgical collection bags |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622994A true JPH0622994A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=10713167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5070251A Pending JPH0622994A (ja) | 1992-03-28 | 1993-03-29 | 外科医療用捕集バッグ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5304157A (ja) |
| EP (1) | EP0564106B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0622994A (ja) |
| DE (1) | DE69301621T2 (ja) |
| DK (1) | DK0564106T3 (ja) |
| GB (2) | GB9207007D0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009207908A (ja) * | 1998-11-19 | 2009-09-17 | Coloplast As | 瘻孔用収集容器用フランジ、瘻孔用収集容器及び瘻孔用器具 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5626569A (en) * | 1993-11-08 | 1997-05-06 | B. Braun Biotrol | Device for venting and controlling the pressure inside a stoma collection bag |
| GB2287193A (en) * | 1994-03-07 | 1995-09-13 | Squibb & Sons Inc | Manufacture of ostomy bag having associated filter |
| DE19537289A1 (de) * | 1995-10-06 | 1996-03-21 | Heiner Dipl Ing Goerich | Stomaverschluß |
| GB2371487A (en) * | 2000-09-22 | 2002-07-31 | Welland Medical Ltd | Ostomy bags |
| US20050177119A1 (en) * | 2004-01-21 | 2005-08-11 | Tsai M. L. | Pouch for medical use |
| US20080154220A1 (en) * | 2005-02-25 | 2008-06-26 | Charles Gaffney | Bag for Use by a Subject Following a Surgical Procedure During Which a Stoma is Formed |
| US8979811B2 (en) * | 2008-04-01 | 2015-03-17 | Donaldson Company, Inc. | Enclosure ventilation filter and assembly method |
| US10646370B2 (en) | 2008-04-01 | 2020-05-12 | Donaldson Company, Inc. | Enclosure ventilation filter and assembly method |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2083760B (en) * | 1980-09-09 | 1984-05-10 | Downs Surgical Ltd | Flatus filter |
| DK147275C (da) * | 1982-02-23 | 1984-12-03 | Coloplast As | Filter til ostomiposer |
| GB2177604B (en) * | 1985-07-15 | 1989-07-19 | Craig Med Prod Ltd | Ostomy bags, particularly ileostomy bags, and gas filter arrangements for same |
| GB8729637D0 (en) * | 1987-12-19 | 1988-02-03 | Smith Ind Plc | Collection bags |
| US4938749A (en) * | 1988-09-09 | 1990-07-03 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Ostomy pouch filter housing |
| GB2227668B (en) * | 1989-02-06 | 1992-10-28 | Squibb & Sons Inc | Flushable ostomy or faecal incontinence pouch |
| US5085652A (en) * | 1989-06-16 | 1992-02-04 | E. R. Squibb & Sons | Pouch with mounting member for removable adhesive filter |
| US5167650A (en) * | 1989-06-16 | 1992-12-01 | E. R. Squibb | Pouch with mounting member for removable adhesive filter |
| GB9020218D0 (en) * | 1990-09-15 | 1990-10-24 | Smiths Industries Plc | Medico-surgical collection bag assemblies |
-
1992
- 1992-03-28 GB GB929207007A patent/GB9207007D0/en active Pending
-
1993
- 1993-03-09 DK DK93301759.2T patent/DK0564106T3/da active
- 1993-03-09 DE DE69301621T patent/DE69301621T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-09 EP EP93301759A patent/EP0564106B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-03-11 GB GB9304988A patent/GB2265313B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-17 US US08/032,320 patent/US5304157A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-29 JP JP5070251A patent/JPH0622994A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009207908A (ja) * | 1998-11-19 | 2009-09-17 | Coloplast As | 瘻孔用収集容器用フランジ、瘻孔用収集容器及び瘻孔用器具 |
| JP4580026B2 (ja) * | 1998-11-19 | 2010-11-10 | コロプラスト アクティーゼルスカブ | 瘻孔用収集容器用フランジ、瘻孔用収集容器及び瘻孔用器具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0564106A1 (en) | 1993-10-06 |
| US5304157A (en) | 1994-04-19 |
| GB9207007D0 (en) | 1992-05-13 |
| GB2265313A (en) | 1993-09-29 |
| GB2265313B (en) | 1996-01-03 |
| GB9304988D0 (en) | 1993-04-28 |
| DE69301621T2 (de) | 1996-08-01 |
| DK0564106T3 (da) | 1996-03-18 |
| DE69301621D1 (de) | 1996-04-04 |
| EP0564106B1 (en) | 1996-02-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4449970A (en) | Venting device for stoma bags | |
| US5167650A (en) | Pouch with mounting member for removable adhesive filter | |
| US3759260A (en) | Post surgical drainage collection pouch | |
| US5085652A (en) | Pouch with mounting member for removable adhesive filter | |
| US4318406A (en) | Colostomy or ileastomy applicance | |
| US3952727A (en) | Vent device for ostomy appliance | |
| US5545154A (en) | Ostomy device | |
| CN105163694B (zh) | 一件式造口术小袋增强物 | |
| US4411659A (en) | Drainable collection pouch and filter assembly therefor | |
| JP3590084B2 (ja) | 多段フィルターを持つ人工肛門用袋 | |
| JP4309520B2 (ja) | オストミー嚢 | |
| US4460392A (en) | Filter for ostomy bags | |
| US6814720B2 (en) | Collecting bag | |
| EP0209347A1 (en) | Ostomy bags, particularly ileostomy bags, and gas filter arrangements for same | |
| US4938750A (en) | Pouch with selective multiple deodorizing filters | |
| JPH0399660A (ja) | オストミー器具 | |
| US5769831A (en) | Conveniently disposable ostomy appliance | |
| JPH0670950A (ja) | 体側取付可能パッド | |
| JPH0622994A (ja) | 外科医療用捕集バッグ | |
| EP0605986B1 (en) | Ostomy Pouch | |
| US3948256A (en) | Ostomy appliance device | |
| JPH08332193A (ja) | 自己支持が可能な人工肛門用袋 | |
| GB1595906A (en) | Surgical dressing | |
| AU599723B2 (en) | Ostomy bag | |
| GB2122090A (en) | Fold-over filter for an ostomy bag |