JP3095897B2 - 鉄粉・砂の自動選別装置 - Google Patents

鉄粉・砂の自動選別装置

Info

Publication number
JP3095897B2
JP3095897B2 JP04233109A JP23310992A JP3095897B2 JP 3095897 B2 JP3095897 B2 JP 3095897B2 JP 04233109 A JP04233109 A JP 04233109A JP 23310992 A JP23310992 A JP 23310992A JP 3095897 B2 JP3095897 B2 JP 3095897B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
iron
iron powder
storage tank
level sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04233109A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655239A (ja
Inventor
隆 中沢
幸雄 枝
茂 小友
光之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP04233109A priority Critical patent/JP3095897B2/ja
Publication of JPH0655239A publication Critical patent/JPH0655239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3095897B2 publication Critical patent/JP3095897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C5/00Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
    • B22C5/06Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose by sieving or magnetic separating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄粉・砂の自動選別装
置に係わり、特には、鉄粉混じりの砂を鉄と砂に分離
し、再利用可能な状態に自動的に選別する鉄粉・砂の自
動選別装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄粉が多く含有されている鉱物研
掃後のショット砂の場合、鉄粉および砂の分離は鉄粉に
砂が附着しているために、鉄粉および砂をはっきり分離
することが難しく、ショット砂を再利用できずに産業廃
棄物として処分している。例えば、鋳物工程においては
図9に示すように、購入された鋳物砂を型形状、型の大
きさ等に合わせて混砂して調整した後に造型し、これに
溶融した鉄を注湯して鋳物を形成している。冷却後に金
型を解枠して鋳物を取り出し、解枠した砂は砂再生装置
(カルサイナー)により再生し、再度混砂に用いてい
る。また、解枠した鋳物はショットをかけた後に鋳物仕
上げを実施してそのまま製品と使用するか、あるいは、
次の加工工程に送られている。この際に、ショット工程
において発生した鉄粉・砂は産業廃棄物として処分して
いる
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、産業廃棄物公害防止の要望が強くなり、特に産業廃
棄物の処分場所が少なくなるとともに、また処分する費
用が多額にかかっている。さらに、鋳物業界においては
人手が不足しているという問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目し、鉄粉
・砂の自動選別装置に係わり、特には、鉄粉混じりの砂
を鉄と砂に分離し、再利用可能な状態に自動的に選別す
る鉄粉・砂の自動選別装置の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1発明では、鉄粉混じりの砂を磁石を用
いて鉄と砂に分離し、選別する鉄粉・砂の選別装置にお
いて、鉄粉混じりの砂の格納の有無を検出するレベルセ
ンサと、選別した鉄粉および砂の格納が満杯か、否かを
検出するレベルセンサと、両センサからの信号により磁
石を有する磁選装置を駆動制御するコントローラとから
なる。第1発明を主体とする第2発明では、磁選装置に
複数の磁石を直列に並べている。
【0006】また、第1発明を主体とする第3発明で
は、選別した鉄粉および砂を格納するタンクの位置が下
部に運搬車が進入する高さにある。
【0007】
【作用】上記構成によれば、鉄粉混じりの砂を送るコン
ベアに平行に配設した磁石を用いて選別する磁選装置に
より、鉄粉混じりの砂を鉄と砂に確実に分離するため、
従来産業廃棄物としていたものを再使用できる。また、
資源の再活用が可能になるとともに、自動的に選別する
ため人手が不要になり、費用が低減できる。さらに、特
に産業廃棄物の処分場所が少なくなっている現状では再
利用ができるため公害を防止できる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係わる鉄粉・砂の自動選別
装置の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の鉄粉・砂の自動選別装置の1実施例を示
す全体構成図を示す。図1において、鉄粉・砂の自動選
別装置1は、ショット工程において発生した鉄分を多く
含有した砂(以下、ショット砂2という。)を搬入する
ストックヤード部10と、ストックヤード部10に搬入
されたショット砂2を中間ホッパ部30に搬送するバケ
ットエレベータ部20と、ストックヤード部10から搬
出されたショット砂2を一次格納する中間ホッパ部30
と、中間ホッパ部30からのショット砂2を鉄粉3・砂
4に選別する磁選装置40と、磁選装置40で選別され
た鉄粉3および砂4を格納するストレージタンク50
と、ストックヤード部10と中間ホッパ部30とストレ
ージタンク50等に配設した各センサからの信号により
バケットエレベータ部20および磁選装置40等の駆
動、停止等の後述する制御を行う制御装置80(図4に
示す。)とからなる。
【0009】図2に示すようにストックヤード部10
は、ショット砂2を格納するストックヤード本体11
と、ストックヤード本体11の下部でショット砂2をバ
ケットエレベータ部20に搬出する連絡口に配設された
ゲート12と、ゲート12を開閉するエアシリンダ13
と、エアシリンダ13への給排を切り替える電磁切換弁
14と、ストックヤード本体11の下部でショツト砂2
が接触することにより有無の確認をするレベルセンサ1
5と、からなっている。
【0010】バケットエレベータ部20は、ストックヤ
ード部10に搬入されたショット砂2を中間ホッパ部3
0に搬送するバケットエレベータ21と、バケットエレ
ベータ21を駆動るモータ22と、バケットエレベータ
21の下方でストックヤード本体11の下部に連絡する
連絡口に配設され、ショツト砂2の有無を確認するパト
ライト23と、ショツト砂2の有無を表示するパトライ
ト24と、からなっている。
【0011】中間ホッパ部30は、ショット砂2を格納
するホッパ本体31と、ホッパ本体31の下部でショッ
ト砂2を磁選装置40に搬出する連絡口に配設され、シ
ョット砂2の流量を制御する手動の流量制御ゲート32
と、流量制御ゲート32の下方で磁選装置40への搬出
を制御するゲート33と、ゲート33を開閉するエアシ
リンダ34と、エアシリンダ34への給排を切り替える
電磁切換弁35(図4に示す。)と、ホッパ本体31の
下部でショツト砂2が接触することにより空の確認をす
る下部レベルセンサ36と、ホッパ本体31の上部で満
杯の確認をする上部レベルセンサ37と、ショット砂2
をホッパ本体31から磁選装置40にほぼ均一に供給す
るバイブレータ38(図3に示す。)と、からなってい
る。
【0012】磁選装置40は、中間ホッパ部30からの
ショット砂2を受ける供給コンベア41と、供給コンベ
ア41を回転駆動するモータ42と、供給コンベア41
の上方で一部平行に配設されている磁選コンベア43
と、磁選コンベア43を回転駆動する無断変速付きモー
タ44と、磁選コンベア43の内側で供給コンベア41
に一部平行に配設されている複数のN極、S極からなる
磁石45(図3に示す。)と、磁選コンベア43の下側
で、鉄粉3と砂4とを分離する仕切板46と、からなっ
ている。
【0013】ストレージタンク50は、磁選装置40で
選別された鉄粉3および砂4を格納する鉄粉用のストレ
ージタンク60(以下、鉄ストレージタンク60とい
う。)と、砂用のストレージタンク70(以下、砂スト
レージタンク70という。)と、からなっている。 鉄
ストレージタンク60は、選別された鉄粉3を格納する
タンク本体61と、タンク本体61の下部で鉄粉3を鉄
ストレージタンク60の下方に進入した運搬車90等に
積載するために搬出する連絡口に配設されたゲート62
と、ゲート62を開閉するエアシリンダ63と、エアシ
リンダ63への給排を切り替える電磁切換弁64(図3
に示す。)と、タンク本体61の下部で鉄粉3が接触す
ることにより空の確認をする下部レベルセンサ65と、
タンク本体61の上部で満杯の確認をする上部レベルセ
ンサ66と、鉄粉3の空を表示するパトライト67と、
鉄粉3の満杯を表示するパトライト68と、からなって
いる。
【0014】また、同様に、砂ストレージタンク70
は、選別された砂4を格納するタンク本体71とタンク
本体71の下部で砂4を砂ストレージタンク70の下方
に進入した運搬車等に積載するために搬出する連絡口に
配設されたゲート72と、ゲート72を開閉するエアシ
リンダ73と、エアシリンダ73への給排を切り替える
電磁切換弁74(図3に示す。)とタンク本体71の下
部で砂4が接触することにより空の確認をする下部レベ
ルセンサ75と、タンク本体71の上部で満杯の確認を
する上部レベルセンサ76と、砂4の空を表示するパト
ライト77と、砂4の満杯を表示するパトライト78
と、からなっている。
【0015】図4に示すように、制御装置80は、スト
ックヤード部10と中間ホッパ部30とストレージタン
ク50等に配設した各センサからの信号によりバケット
エレベータ部20および磁選装置40等の駆動、停止等
の後述する制御をコントローラ81からなる。 図4は
制御装置80のブロック図を示す。制御装置80のコン
トローラ81には、ストックヤード用レベルセンサ1
5、エレベータ用パトライト23、中間ホッパ用下部
(以下、下部は空を表示する。)レベルセンサ36、中
間ホッパ用上部(以下、満杯を表示する。)レベルセン
サ37、ストレージタンク鉄用下部レベルセンサ65、
ストレージタンク鉄用上部レベルセンサ66、ストレー
ジタンク砂用下部レベルセンサ75、ストレージタンク
砂用上部レベルセンサ76、からの信号が入力される。
【0016】コントローラ81からは、磁石45の励磁
・解磁49、エレベータ用パトライト24、ストックヤ
ード用ゲート電磁切換弁14、エレベータ用駆動モータ
22、中間ホッパゲート用電磁切換弁35、供給コンベ
ア駆動モータ42、磁選ベルト駆動モータ44、ストレ
ージタンク鉄用ゲート電磁切換弁64、ストレージタン
ク砂用ゲート電磁切換弁74、ストレージタンク鉄用下
部パトライト67、ストレージタンク鉄用上部パトライ
ト68、ストレージタンク砂用下部パトライト77、ス
トレージタンク砂用上部パトライト78、への信号が出
力される。
【0017】また、コントローラ81には、自動運転用
のスイッチ82と、手動運転用のスイッチ83が配設さ
れている。また、手動運転用のスイッチ83には、スト
ックヤード用ゲート電磁切換弁14、エレベータ用駆動
モータ22、中間ホッパゲート用電磁切換弁35、供給
コンベア駆動モータ42、磁選ベルト駆動モータ44、
ストレージタンク鉄用ゲート電磁切換弁64、ストレー
ジタンク砂用ゲート電磁切換弁74、磁石45の励磁等
の各々の作動を行うスイッチ83a、83b、・・・8
3nが配設されている。さらに、コントローラ61は、
RAM、ROM、CPUからなっている。
【0018】なお、上記において、ストックヤード用の
レベルセンサおよびパトライト等を区別したが一個のセ
ンサでも良く、中間ホッパのゲートも一個でゲート開閉
あるいは流量制御を実施してもよいが、上記実施例に囚
われることなく保守点検時を考慮して変更しても良い。
また、上記実施例では、コントローラを用いて制御し
ているが、リレー、リミットスイッチ等の部品を用いて
制御できる。例えば、ゲートに用いるシリンダにリミッ
トスイッチを配設してストロークを検出して制御しても
良く、さらに、コントローラと上記部品を併用しても良
い。
【0019】上記構成において、次に作動について説明
する。図5、図6は自動選別装置のフローチャート図を
示す。ステップ1では、ショット砂2をストックヤード
へ搬入する。ステップ2では、選別作業の開始のため、
例えば、作業員が自動運転用のスイッチ82を「入り」
に入れる。ステップ3では、ストックヤード用レベルセ
ンサー15からの信号により、ストックヤード本体11
が空か、否かを判断し、空の場合には、ステップ1に行
きショット砂2をストックヤードへ搬入する。ショット
砂2がある場合には、ステップ4でエレベータ用パトラ
イト23信号が空か、否かを判断し、空の場合にはステ
ップ3に戻り再度確認する。空の場合にはストックヤー
ド用のパトライト24に信号を送り、ストックヤード本
体11が空であることを表示する。上記ステップ3およ
び4は同じセンサより検出して1ステップにしてもよい
が、本案は安全を考慮して2ステップにしている。
【0020】ステップ4でショット砂2がある場合に
は、ステップ5で鉄用および砂用のストレージタンク5
0がストレージタンク鉄用上部レベルセンサ66および
ストレージタンク砂用上部レベルセンサ76からの信号
により、満杯か、否かを判断する。満杯の場合には、ス
テップ6にいき、自動運転用のスイッチが「入り」にな
っているが作動を停止するとともにステップ7で、満杯
になっている鉄用および砂用のストレージタンク50の
ストレージタンク鉄用上部パトライト68およびストレ
ージタンク砂用上部パトライト78への信号が出力さ
れ、例えばパトライトを青色の点灯をさせて作業員に満
杯であることを知らせる。
【0021】ステップ5で満杯でない場合には、ステッ
プ8にいき中間ホッパ部30のホッパ本体31が上部レ
ベルセンサー37からの信号により満杯か、否かの判断
を行う。ホッパ本体31が満杯でない場合には、ステッ
プ9でバケットエレベータ21のエレベータ用駆動モー
タ22に信号を送りエレベータの回転を開始する。ステ
ップ10では、エアシリンダ13への給排を切り替える
電磁切換弁14に信号を送り、エアシリンダ13を作動
させてバケットエレベータ部20に搬出する連絡口に配
設されたゲート12を開き、中間ホッパ部30へショッ
ト砂2の搬送を開始する。ステップ11では、ホッパ本
体31が空か、否かを判断し、空でない場合にはコント
ローラ81からの指令により、ステップ12で磁石45
を励磁する信号を送り励磁する。
【0022】また、ステップ8で満杯の場合にも、同様
に、ステップ12に行き磁石45を励磁するステップ1
3では、磁選ベルト駆動モータ44に信号を送り、磁選
ベルトを回転させる。ステップ14では、供給コンベア
駆動モータ42に信号を送り、供給ベルトを回転させ
る。ステップ15では、供給ベルト上にショット砂2を
ほぼ均一に供給するバイブレータ38を作動させるとと
もに、エアシリンダ34への給排を切り替える電磁切換
弁35に信号を送り、エアシリンダ34を作動させてゲ
ート33を開き、供給ベルト上にショット砂2をほぼ均
一に供給する。
【0023】これにより、図3に示すように、供給ベル
ト上にショット砂2が供給され、ベルトの回転により磁
選ベルトに方向に送られる。供給ベルト上のショット砂
2は、励磁された複数のN極、S極からなる磁石45の
所を通過するときに、鉄粉3は強力な磁力により磁選コ
ンベア43の下側に付着しながら、磁選コンベア43の
回転により仕切り方向に送られる鉄粉3が除去された供
給ベルト上のショット砂2は砂4のみとなり、端面から
砂用のストレージタンク70に格納する。磁選コンベア
43の下側に付着した鉄粉3は強力な磁力で磁選コンベ
ア43により運ばれているが、砂用のストレージタンク
70の仕切り場所を過ぎた所には磁石45がなく、磁選
コンベア43から鉄粉3が離れて鉄ストレージタンク6
0に格納される。
【0024】ステップ16では、砂ストレージタンク7
0のタンク本体71の上部に配設された上部レベルセン
サー76からの信号により、砂4が満杯になったか、否
かを判断する。満杯でない場合には、ステップ17にい
く。ステップ17にいき、鉄ストレージタンク60のタ
ンク本体61の上部に配設された上部レベルセンサー6
6からの信号により、鉄粉3が満杯になったか、否かを
判断する。満杯でない場合には、ステップ8にもどる。
【0025】ステップ16あるいはステップ17で、満
杯の場合には、ステップ18にいき、コントローラ81
からの信号によりバイブレータ38を停止させるととも
に、エアシリンダ34への給排を切り替える電磁切換弁
35にも信号を送り、エアシリンダ34を作動させてゲ
ート33を閉じる。
【0026】ステップ19では、供給コンベア駆動モー
タ42に信号を送り、供給ベルトを停止させる。ステッ
プ20では、磁選ベルト駆動モータ44に信号を送り、
磁選ベルトを停止させる。ステップ21では、磁石45
を解磁する信号を送り解磁する。ステップ22では、エ
アシリンダ13への給排を切り替える電磁切換弁14に
信号を送り、エアシリンダ13を作動させてバケットエ
レベータ部20に搬出する連絡口に配設されたゲート1
2を閉じる。
【0027】ステップ23では、コントローラ81から
の信号によりバケットエレベータ部20のエレベータ用
の駆動モータ22に信号を送り、例えば、バケットエレ
ベータ21を少なくとも1回転余分に回転させ、中間ホ
ッパ部30にショット砂2を搬送し、バケットエレベー
タ21を殻にした後に回転を停止する。ステップ24で
は、満杯になっている鉄用および砂用のストレージタン
ク50のストレージタンク鉄用上部パトライト68およ
びストレージタンク砂用上部パトライト78への信号が
出力され、例えばパトライトを青色の点灯をさせて作業
員に満杯であることを知らせる。
【0028】上記実施例では、中間ホッパ部30へのシ
ョット砂2の搬入と、中間ホッパ部30からの搬出は、
ショット砂2の流量を制御する手動の流量制御ゲート3
2で実施しているが、コントローラ81で、エレベータ
用駆動モータ22の回転数と、供給コンベア駆動モータ
42の回転数と、流量制御ゲート32からのショット砂
2の流量を制御して、中間ホッパ部30にショット砂2
が所定量だけ格納されているように制御しても良い。
【0029】鉄用および砂用のストレージタンク50が
満杯になるとトラック等の運搬車が容易にストレージタ
ンク50の下方に進入できるので容易に運搬車に積載す
ることができる。 また、上記実施例では、ストックヤ
ード部10と中間ホッパ部30を設けたが、ショット砂
2を直接に中間ホッパ部30に搬送するようにしても良
い。
【0030】この場合には、図8に示すように、ステッ
プ101では、ショット砂2をストックヤードへ搬入す
る。ステップ102では、選別作業の開始のため、例え
ば、作業員が自動運転用のスイッチ82を「入り」に入
れる。ステップ3では、中間ホッパ部30のホッパ本体
31が下部レベルセンサー36からの信号により空か、
否かの判断を行う。ホッパ本体31が空の場合には、ス
テップ101にいき、ショット砂2をストックヤードへ
搬入する。
【0031】空でない場合には、ステップ103にい
き、鉄用および砂用のストレージタンク50がストレー
ジタンク鉄用上部レベルセンサ66およびストレージタ
ンク砂用上部レベルセンサ76からの信号により、満杯
か、否かを判断する。満杯の場合には、前記と同様に、
ステップ105にいき、自動運転用のスイッチが「入
り」になっているが作動を停止するとともに、ステップ
104で、満杯になっている鉄用および砂用のストレー
ジタンク50のストレージタンク鉄用上部パトライト6
8およびストレージタンク砂用上部パトライト78への
信号が出力され、例えばパトライトを青色の点灯をさせ
て作業員に満杯であることを知らせる。満杯でない場合
には、前記実施例のステップ12からステップ25の
内、ステップ22、24を除き同一の制御を行う。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鉄粉混じりの砂を鉄と砂を確実に分離するため従来産業
廃棄物として処理したショット砂を、図7に示すように
砂は砂再生装置により再生して混砂等に、鉄粉はカウン
タウエイト等に、資源の再活用が可能になるとともに自
動的に選別するため人手が不要になる。また、特に産業
廃棄物の処分場所が不要となり公害を防止できるととも
に処分する費用が不要になるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄粉・砂の自動選別装置の1実施例を
示す全体構成図を示す。
【図2】本発明の鉄粉・砂の自動選別装置のセンサの配
置の概念図を示す。
【図3】本発明の鉄粉・砂の磁選装置の構成図を示す。
【図4】本発明の制御装置80のブロック図を示す。
【図5】本発明の第1実施例のフローチャート図を示
す。
【図6】本発明の第1実施例のフローチャート図を示
す。
【図7】本発明の鋳物工程における鉄粉・砂の磁選装置
の工程を説明する図を示す。
【図8】本発明の第2実施例のフローチャート図を示
す。
【図9】従来の鋳物工程における工程を説明する図を示
す。
【符号の説明】
10 ストックヤード部 15 ストックヤード用レベルセンサ 20 バケットエレベータ部 30 中間ホッパ部 40 磁選装置 66 ストレージタンク鉄用上部レベルセンサ 76 ストレージタンク砂用上部レベルセンサ 80 制御装置 81 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−55038(JP,A) 特開 昭61−273238(JP,A) 実開 平3−115049(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22C 5/00 - 9/30 B03C 1/00,1/16,1/22 B07B 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄粉混じりの砂を磁石を用いて鉄と砂に
    分離し、選別する鉄粉・砂の選別装置において、鉄粉混
    じりの砂の格納の有無を検出するレベルセンサと、選別
    した鉄粉および砂の格納が満杯か、否かを検出するレベ
    ルセンサと、両センサからの信号により磁石を有する磁
    選装置を駆動制御するコントローラと、からなることを
    特徴とする鉄粉・砂の自動選別装置。
  2. 【請求項2】 磁選装置に複数の磁石を直列に並べる請
    求項1記載の鉄粉・砂の自動選別装置。
  3. 【請求項3】 選別した鉄粉および砂を格納するタンク
    の位置が下部に運搬車が進入する高さにある請求項1記
    載の鉄粉・砂の自動選別装置。
JP04233109A 1992-08-07 1992-08-07 鉄粉・砂の自動選別装置 Expired - Fee Related JP3095897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04233109A JP3095897B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 鉄粉・砂の自動選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04233109A JP3095897B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 鉄粉・砂の自動選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655239A JPH0655239A (ja) 1994-03-01
JP3095897B2 true JP3095897B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=16949918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04233109A Expired - Fee Related JP3095897B2 (ja) 1992-08-07 1992-08-07 鉄粉・砂の自動選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3095897B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100518947C (zh) * 2003-03-31 2009-07-29 宝山钢铁股份有限公司 根据铁件大小励磁的带式除铁装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100518947C (zh) * 2003-03-31 2009-07-29 宝山钢铁股份有限公司 根据铁件大小励磁的带式除铁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0655239A (ja) 1994-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095897B2 (ja) 鉄粉・砂の自動選別装置
US3540156A (en) Machine for cleaning sand castings and recovery of components
AU2003209379A1 (en) Portable sorting system and method for recyclable material
US3097450A (en) Rough cleaning and finish cleaning machine and method
US2962172A (en) Material handling control system
CN210001202U (zh) 一种粮食搬倒系统
KR200290856Y1 (ko) 정량공급이가능한몰드플럭스피더의호퍼로더
JPH0826408A (ja) 再生資源回収車
CN1853790B (zh) 散状物料取料机自动除铁装置
JPH11165878A (ja) 原料土供給装置
JP2882993B2 (ja) 建設汚泥処理材の搬送方法とその装置
JP3310699B2 (ja) コンクリート廃材の選別装置
KR200337038Y1 (ko) 고로원료 수송라인의 철편 제거장치
JP2003145058A (ja) 移動式分別コンベア装置および移動式分別コンベア車
CN113135400B (zh) 一种工件自动传送设备及工件自动传送方法
JPS62207600A (ja) 車載用空缶プレス機
JPH11165842A (ja) 搬送経路の搬送物有無検出装置
JPS609659A (ja) シヨツトブラストにおける製品投入装置
CN210479796U (zh) 一种智慧城市管理垃圾分类运输系统
JPH0640575A (ja) 粉粒体輸送装置
JPH01122831A (ja) 産業廃棄物の搬入・保管・搬出設備
KR100399818B1 (ko) 원료저장호퍼의 스크린
JPH05154403A (ja) 移動式クラッシャ
KR101872385B1 (ko) 머드재 투입장치
JPS60242135A (ja) コンベヤ乗継部サ−ジ調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees