JP3095726U - 帽子兼用収納具 - Google Patents

帽子兼用収納具

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JP3095726U
JP3095726U JP2003000519U JP2003000519U JP3095726U JP 3095726 U JP3095726 U JP 3095726U JP 2003000519 U JP2003000519 U JP 2003000519U JP 2003000519 U JP2003000519 U JP 2003000519U JP 3095726 U JP3095726 U JP 3095726U
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満 橋本
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有限会社グレン・クライド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帽子1を脱いだ時に肩掛け等の収納バッグと
して使用できる帽子兼用収納具の提供。 【解決手段】 比較的柔軟な素材から形成された袋状帽
子体1の開口端周縁部11に少なくとも一対の係止部1
2を設け、該係止部に肩掛け部片2の両端部に設けた係
止具24を係脱自在とし、該係止具を該係止部に係合す
ることによって該袋状帽子体を肩掛け収納具として使用
でき、該係止具を該係止部から離脱することによって該
袋状帽子体を帽子として使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、頭に被る帽子に他の機能を具備した、帽子の改良に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
帽子は、夏場にあっては日射しを避けるために、また夏場以外にも防寒やファ ッション性向上などを目的として着用されるが、頭部に被る以外の用途は有さな いのが通常である。
【0003】 しかし、外出の際、当初は天候・気候などの問題から帽子を着用していたとし ても、その後日射しが弱まったり、また防寒上の必要がなくなるなどして、外出 先で帽子を脱ぐ場合がある。また、ファッション性向上のために帽子を被って外 出しても、帽子を被るのがそぐわない場所もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような場合において、予めバッグ等の収納具を携帯していれば、その中に 脱いだ帽子を入れておくことができるが、かかる収納具を持ち合わせていない場 合には、脱いだ帽子をそのまま持ち歩くことを余儀なくされ、煩わしいばかりか 、帽子紛失の原因ともなる。また、収納具を持ち合わせていない状況においては 、当該帽子が収納具としての役割をも果たすとすれば大変重宝である。
【0005】 従って、本考案は、脱いだ時に肩掛け等の収納バッグとして使用できる帽子兼 用収納具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の帽子兼用収納具は、比較的柔軟な素材から 形成された袋状帽子体の開口端周縁部に少なくとも一対の係止部を設け、該係止 部に肩掛け部片の両端部に設けた係止具を係脱自在とし、該係止具を該係止部に 係合することによって該袋状帽子体を肩掛け収納具として使用でき、該係止具を 該係止部から離脱することによって該袋状帽子体を帽子として使用できるように したものである。これにより、帽子として使用しない場合においても、それを持 ち歩くことなく収納具として使用することが可能となる。
【0007】 好ましくは、前記係止部として鳩目を用いることが考えられる。これにより、 その他の素材を用いるよりも強固な係止部を提供することが出来、また開口端周 縁に組み込まれるため、帽子として使用した際に頭部に違和感を感じさせること の少ない係止部を提供することが可能となる。
【0008】 前記肩掛け部片としては、好ましくは肩掛け用のベルトを用いることが考えら れる。これにより、例えばひも状のものを用いる場合と異なり、丈夫な肩掛け部 片を提供できるほか、掛けた際の肩への負担も軽減することが出来る。
【0009】 また、前記肩掛け部片として、ネックレスとして使用できる金属製のチェーン を用いることも考えられる。これにより、前記袋状帽子体を帽子として使用しな い場合においては、肩掛け部片をアクセサリーとして使用することが可能となる 。
【0010】 更に、肩掛け部片として肩掛け用のベルトを用いる場合には、当該肩掛け用の ベルトの長さを調節可能として、腰用ベルトとしても使用可能とすることも考え られる。これにより、帽子として使用する際にも、腰用ベルトして独立した機能 を持たせることが可能となるほか、収納具として用いる場合にはウエストポーチ として使用することが可能となる。
【0011】 更に好ましくは、前記何れかの帽子兼用収納具において、袋状帽子体の開口部 周縁につば部を設け、当該つば部を折り畳むことで開口部の蓋としても使用可能 とすることが考えられる。これにより、収納具としての使用時において、収納物 が開口部から落下するのを防止することが可能となる。
【0012】 更に好ましくは、前記何れかの帽子兼用収納具において、袋状帽子体の素材と してニットを用いたものが考えられる。これにより、帽子としての使用する際に おいて頭部の保温効果が高まる他、伸縮自在であるため、種々の頭の大きさ(サ イズ)に合わせることが可能となる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案を更に詳細に説明する。図1は、本考案にかかる帽 子兼用収納具の一例を示したものである。
【0014】 本考案は、大別すると袋状帽子体1と、肩掛け部片2の二つの要素から構成さ れる。袋状帽子体1は毛糸を編んだニット製であり、そのため開口部を容易に閉 じ合わせることができ、また伸縮自在で種々の頭の大きさ(サイズ)に合わせた 帽子とすることができる。この帽子体1の開口部周縁11は頭頂部とは異なった 緻密な編み方により縁取りされている。そしてこの開口部周縁11の相対向する 2箇所には鳩目12で孔を形成した革製の小片13が逢着されている。
【0015】 肩掛け部片2は一般的なショルダーバック等に使用されている帯状の布片21 からなり、その両端部にはほぼ矩形の環状金具22、22の基部が取り付けられ ている。この帯状の布片21の片側は上記環状金具22bのところで折り返され 、その先端に取り付けた「日」字状の調節金具23に帯状の布片が挿通されるこ とによって帯状の布片の長さが調節自在とされている。
【0016】 各環状金具22には先端を開閉自在としたリング状の係止金具24が取り付け られ、係止金具24の基部は環状金具に対して回転可能になっている。本考案の 帽子兼用収納具を肩掛けバッグとして使用するときには、図1に示したように、 各リング状の係止金具24を開いてから帽子体1の鳩目12に係合して閉じ、図 2に示すように、帯状布片2を肩から掛ければ、帽子体1が収納バッグとなる。
【0017】 一方、帽子兼用収納具を帽子として使用するときには、前記図1の説明の場合 と逆に、帯状の布片2の両端の係止金具24を開いて帽子体1の鳩目12からは ずして、帽子体1を頭に被り、また帯状布片2の両端を係止金具を相互に係合す るとともに、帯状布片の長さを調節金具23によって調節することによって図3 に示すようにベルトとして使用できる。
【0018】 このように本考案の上記の実施形態では帯状布片の係止金具を帽子体の鳩目1 2に係合することによって肩掛けバッグとして利用でき、またその係合を解くこ とによって帽子とベルトとして極めて簡単に切り換えて使用することができる。
【0019】 本考案は上記の実施形態以外にも種々の変形例が考えられる。例えば、帯状布 片を図4に示すようにループ状の帯状布片2aとして形成し、そのループ状の帯 状布片2aに前記同様の係止金具24、24を取り付けることによって、その帯 状布片を腰に巻くベルトとして使用し、帽子兼用収納具をウエストポーチして使 用することができる。
【0020】 また、帯状布片の代わりに図5に示すように金属製のチェーン2bを使用する ことによって首からかけてポシェットとして使用することができ、これ以外にも 肩掛け部片2としてはプラスチック製、革製等種々の素材および形状のものが使 用できる。
【0021】 また、袋状帽子体1についても種々の素材から種々の形状に作成することがで き、例えば、袋状帽子体1の開口端周縁の、掛け止め部が設けられていない箇所 につば部を設けることにより、帽子として使用する場合には帽子のつばとして、 また収納具として使用する場合にはつば部を開口部方向に折り曲げ、開口部を覆 うことで収納具の蓋として用いることが可能となる。
【0022】
【考案の効果】 本考案は、上述の通り構成されているので、袋状帽子体1を頭に被らない場合 においても手に持って歩く必要がないばかりか、新たに収納具としての機能を発 揮することができる。また、帽子として使用している場合にあっても、掛け吊し 手段2は腰に巻いたり首から下げたりすることが出来るため、やはり持ち運ぶと いう煩わしさがないだけでなく、ベルトやアクセサリーとして使用できるという 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の帽子兼用収納具を、袋状帽子体と肩掛
け部片に分離して示した図である。
【図2】本考案を肩掛けバッグとして使用している状態
を表す図である。
【図3】本考案を帽子として使用している状態を示す図
である。
【図4】本考案をウエストポーチとして使用している状
態を表す図である。
【図5】本考案の構成要素中の肩掛け部片に、金属製チ
ェーンを用いた場合の使用状態を表す図である。
【符号の説明】
1 袋状帽子体 2 肩掛け部片 11 開口端周縁 12 鳩目 13 革製の小片 21 帯状の布片 22 環状金具 23 調節金具 24 係止金具

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的柔軟な素材から形成された袋状
    帽子体の開口端周縁部に少なくとも一対の係止部を設
    け、該係止部に肩掛け部片の両端部に設けた係止具を係
    脱自在とし、該係止具を該係止部に係合することによっ
    て該袋状帽子体を肩掛け収納具として使用でき、該係止
    具を該係止部から離脱することによって該袋状帽子体を
    帽子として使用できるようにしたことを特徴とする帽子
    兼用収納具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帽子兼用収納具にお
    いて、前記係止部として鳩目を設けたことを特徴とする
    帽子兼用収納具。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは請求項2に記載の帽
    子兼用収納具において、前記肩掛け部片として肩掛け用
    ベルトを用いたことを特徴とする帽子兼用収納具。
  4. 【請求項4】 請求項1若しくは請求項2に記載の帽
    子兼用収納具において、前記肩掛け部片としてネックレ
    スとして使用できる金属製チェーンを用いたことを特徴
    とする帽子兼用収納具。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の記載の帽子兼用収納
    具において、前記肩掛け用ベルトを長さを調節して腰用
    ベルトとして使用できるものを使用してなると特徴とす
    る、帽子兼用収納具。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1項に記載の
    帽子兼用収納具において、上記袋状帽子体の開口端周縁
    につば部を設け、当該つば部を折り畳むことで開口部の
    蓋としてなることを特徴とする帽子兼用収納具。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか1項に記載の
    帽子兼用収納具において、上記袋状帽子体の素材として
    ニットを用いたことを特徴とする帽子兼用収納具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005197434A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Trecenti Technologies Inc 搬送システムおよび半導体製造システム

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